JP2002366477A - 電子掲示板システム及び方法 - Google Patents

電子掲示板システム及び方法

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JP2002366477A
JP2002366477A JP2001173601A JP2001173601A JP2002366477A JP 2002366477 A JP2002366477 A JP 2002366477A JP 2001173601 A JP2001173601 A JP 2001173601A JP 2001173601 A JP2001173601 A JP 2001173601A JP 2002366477 A JP2002366477 A JP 2002366477A
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Kinji Odaka
金次 小高
Kohei Kodama
浩平 小玉
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POP CUBE KK
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POP CUBE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、抽出することが出来なかった禁止語の抽
出が行える電子掲示板システム及び方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】電子掲示板システムは、禁止語データベー
スと、メッセージデータベースと、ユーザ端末からメッ
セージを受信するメッセージ受付手段と、受信したメッ
セージに於ける文字の位置座標を算出し、メッセージと
文字の大きさと位置座標とを格納するバッファ格納手段
と、バッファ格納手段に格納したメッセージ内の文字か
ら予め定められた角度線上に存在している少なくとも一
以上の交差文字を抽出し、交差文字と禁止語データベー
スに格納している禁止語とを比較する禁止語検索手段
と、禁止語検索手段に於いて比較の結果、メッセージ内
に禁止語が含まれていない場合にメッセージをメッセー
ジデータベースに格納するメッセージ登録手段とを有す
る電子掲示板システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子掲示板システ
ムにユーザが希望するメッセージを掲載する際に、掲載
するメッセージを自動的に検索しフィルタリングする機
能を有する電子掲示板システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに於ける電子掲示板、実世
界上に於ける電光掲示板等(以下、ネットワーク上に於
ける電子掲示板やチャット、実世界上の電光掲示板、電
子掲示板等を総称して電子掲示板と称す)を用いて不特
定多数の人に対して、希望するメッセージを掲載する方
法が存在する。特に近年ではインターネット等のネット
ワークの発達に伴い、掲載を希望するメッセージをメッ
セージの掲載希望者(以下、ユーザ)が有するコンピュ
ータ端末、携帯電話等(以下、ユーザ端末)から電子掲
示板に直接送信し、掲載させる手法が見られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ユーザ端末から直接電
子掲示板にメッセージを掲載する場合には、ユーザが記
載したメッセージがそのまま掲載されることとなる。し
かし、ユーザが記載したメッセージの中に、公共の閲覧
に供するのにふさわしくない単語が含まれている場合が
ある。
【0004】このような単語の掲載を防止する為に、メ
ッセージに対して一定のフィルタリング処理を行う方法
が存在している。その代表的な例が日本国特許第295
1307号公報に明示されている方法である。
【0005】日本国特許第2951307号公報に於い
ては、予めデータベースに格納している掲載禁止用語と
要注意用語との2つの観点からメッセージを単純検索
し、掲載禁止用語を含んでいる場合には掲載が行えない
旨をユーザに通知し、要注意用語を含んでいる場合には
そのメッセージを電子掲示板システムの管理者に通知す
るものである。
【0006】つまり前記発明に於いては、メッセージを
検索する際に、データベース内に格納している掲載禁止
用語と要注意用語の2つの観点の用語と、メッセージで
使用しているひらがな、カタカナ、漢字、記号、数字、
英字等との単純な横方向(一行)のみの完全一致又は前
方一致による検索を行うことにより抽出している。
【0007】しかし、前記発明に於いては、横方向以外
の方向(例えば、縦方向、斜め方向)に横断的な禁止語
の検索を行うことが出来ず、これらの方向に禁止語を意
図的に含めているメッセージを抽出することが出来な
い。又、文字列の間に意味不明な記号を挿入し、禁止語
として認識できないような擬装を施しているメッセージ
等も抽出することが出来ない。
【0008】加えて、データベースに登録してある禁止
語との単純な完全一致又は前方一致なので、通常は使用
しないが人間では同意であると認識できる単語(単語を
構成する文字列パターン)、例えばひらがなとカタカナ
を敢えて交えて使用している単語(「めいさいしょ」に
対して「めイさイシょ」)を抽出するには、予めこれら
の単語の文字列パターンを登録しておくことが必要とな
るが、これらの組合せの数は膨大な数になり、全てを登
録しておくことは物理上困難である。
【0009】更に、現在の電子掲示板システムでは、メ
ッセージの掲載効果を目的として、掲載するメッセージ
の文字の大きさを一部だけ変更する等が行えることがあ
るが、前記特許公報のような方法を用いた場合では、文
字の大きさの処理を行うタグ等の、文字の大きさに関す
る処理機能が存在していない為、一部だけ文字の大きさ
が異なっている場合に禁止語の抽出を行うことが出来な
い。
【0010】又、複数の文字を一つの文字の形状に配置
せしめることによって、文字として認識させている文字
を用いて禁止語を掲載しているメッセージであっても、
それを抽出することが出来ない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点に
鑑みて為された発明であり、 (1)横方向以外にも検索を行うことによって、メッセ
ージの文字列の間に記号等を挿入し、斜め方向、縦方向
等へ意図的に禁止語を記載しているメッセージから禁止
語の抽出を行う。 (2)異なる大きさの文字を含むメッセージに於いて禁
止語の抽出を行う。 (3)通常は使用しないが人間では同意であると認識で
きる単語であっても、文字列パターンを自動作成するこ
とによって、管理者の負担を軽減して抽出を行う。 (4)複数の文字を一つの文字の形状に配置することに
より、一文字として認識させる文字によって禁止語を記
載しているメッセージから禁止語の抽出を行う。ことを
特徴とするフィルタリング機能を有する電子掲示板シス
テムを考案した。
【0012】請求項1の発明は、メッセージを掲載する
ことを希望するユーザが有するユーザ端末とネットワー
クを介してデータの送受信が可能である電子掲示板シス
テムであって、前記電子掲示板システムは、前記掲載す
るのにふさわしくない単語である禁止語を格納している
禁止語データベースと、前記掲載するメッセージを格納
しているメッセージデータベースと、前記ユーザ端末か
ら前記メッセージを受信するメッセージ受付手段と、前
記受信したメッセージに於ける文字の位置座標を算出
し、前記メッセージと前記文字の大きさと前記位置座標
とを格納するバッファ格納手段と、前記バッファ格納手
段に格納したメッセージ内の文字から予め定められた角
度線上に存在している少なくとも一以上の交差文字を抽
出し、前記交差文字と前記禁止語データベースに格納し
ている禁止語とを比較する禁止語検索手段と、前記禁止
語検索手段に於いて前記比較の結果、前記メッセージ内
に前記禁止語が含まれていない場合に前記メッセージを
前記メッセージデータベースに格納するメッセージ登録
手段とを有する電子掲示板システムである。
【0013】請求項2の発明は、前記電子掲示板システ
ムに於いて、前記バッファ格納手段に格納した前記メッ
セージ内から絵文字を抽出し、前記絵文字からなるメッ
セージをバッファ格納手段に格納する絵文字検索手段を
有し、前記禁止語検索手段に於いて、前記絵文字からな
るメッセージの絵文字から予め定められた角度線上に存
在している少なくとも一以上の交差絵文字を抽出し、前
記抽出した交差絵文字と前記禁止語データベースに格納
している禁止語とを更に比較する電子掲示板システムで
ある。
【0014】請求項3の発明は、前記電子掲示板システ
ムに於いて、前記禁止語データベースは、少なくともひ
らがなとカタカナとからなる禁止語を格納しており、前
記禁止語データベースに格納しているひらがなとカタカ
ナとに基づいてひらがなとカタカナとからなる前記禁止
語の文字列を自動作成する禁止語自動作成手段を有して
おり、前記禁止語検索手段に於いて比較する際に、前記
交差文字及び/又は前記抽出した交差絵文字と前記自動
作成した禁止語の文字列とを更に比較する電子掲示板シ
ステムである。
【0015】請求項4の発明は、メッセージを掲載する
ことを希望するユーザが有するユーザ端末とネットワー
クを介してデータの送受信が可能である電子掲示板シス
テムであって、前記電子掲示板システムは、前記掲載す
るのにふさわしくない単語である禁止語を格納している
禁止語データベースと、前記掲載するメッセージを格納
しているメッセージデータベースと、前記ユーザ端末か
ら前記メッセージを受信するメッセージ受付手段と、前
記受信したメッセージに於ける文字の位置座標を算出
し、前記メッセージと前記文字の大きさと前記位置座標
とを格納するバッファ格納手段と、前記バッファ格納手
段に格納した前記メッセージ内から絵文字を抽出し、前
記絵文字からなるメッセージを前記バッファ格納手段に
格納する絵文字検索手段と、前記バッファ格納手段に格
納したメッセージ及び/又は前記絵文字検索手段に於い
て抽出した絵文字からなるメッセージに対して、前記禁
止語データベースに格納している禁止語とを比較する禁
止語検索手段と、前記禁止語検索手段に於いて前記比較
の結果、前記バッファ格納手段に格納したメッセージ及
び前記絵文字からなるメッセージ内に禁止語が含まれて
いない場合に前記メッセージを前記メッセージデータベ
ースに格納するメッセージ登録手段とを有する電子掲示
板システムである。
【0016】請求項5の発明は、前記電子掲示板システ
ムに於いて、前記禁止語検索手段は、前記バッファ格納
手段に格納したメッセージ内の文字と前記絵文字からな
るメッセージ内の前記絵文字とから予め定められた角度
線上に存在している少なくとも一以上の交差文字及び/
又は交差絵文字を抽出し、前記交差文字及び/又は前記
抽出した交差絵文字と前記禁止語データベースに格納し
ている禁止語とを更に比較する電子掲示板システムであ
る。
【0017】請求項6の発明は、前記電子掲示板システ
ムに於いて、前記禁止語データベースは、少なくともひ
らがなとカタカナとからなる禁止語を格納しており、前
記禁止語データベースに格納しているひらがなとカタカ
ナとに基づいてひらがなとカタカナとからなる前記禁止
語の文字列を自動作成する禁止語自動作成手段を更に有
しており、前記禁止語検索手段に於いて、前記交差文字
及び/又は前記交差絵文字と前記自動作成した禁止語の
文字列とを更に比較する電子掲示板システムである。
【0018】請求項7の発明は、メッセージを掲載する
ことを希望するユーザが有するユーザ端末とネットワー
クを介してデータの送受信が可能である電子掲示板シス
テムであって、前記電子掲示板システムは、前記掲載す
るのにふさわしくない単語である禁止語を少なくともひ
らがなとカタカナとで格納している禁止語データベース
と、前記掲載するメッセージを格納しているメッセージ
データベースと、前記ユーザ端末から前記メッセージを
受信するメッセージ受付手段と、前記受信したメッセー
ジに於ける文字の位置座標を算出し、前記メッセージと
前記文字の大きさと前記位置座標とを格納するバッファ
格納手段と、前記禁止語データベースに格納しているひ
らがなとカタカナとに基づいてひらがなとカタカナとか
らなる前記禁止語の文字列を自動作成する禁止語自動作
成手段と、前記受信したメッセージと、前記禁止語デー
タベース内に格納している禁止語と前記禁止語自動作成
手段に於いて前記自動作成した禁止語の文字列とを比較
する禁止語検索手段と、前記禁止語検索手段に於いて前
記比較の結果、前記メッセージ内に禁止語が含まれてい
ない場合に前記メッセージデータベースに格納するメッ
セージ登録手段とを有する電子掲示板システムである。
【0019】請求項8の発明は、前記電子掲示板システ
ムに於いて、前記バッファ格納手段に格納した前記メッ
セージ内から絵文字を抽出し、前記絵文字からなるメッ
セージをバッファ格納手段に格納する絵文字検索手段を
有し、前記禁止語検索手段に於いて、前記絵文字からな
るメッセージと、前記禁止語データベースに格納してい
る禁止語と前記自動作成した禁止語の文字列とを更に比
較する電子掲示板システムである。
【0020】請求項9の発明は、前記電子掲示板システ
ムに於いて、前記禁止語検索手段は、前記バッファ格納
手段に格納したメッセージ内の文字及び/又は前記絵文
字からなるメッセージ内の絵文字から予め定められた角
度線上に存在している少なくとも一以上の交差文字及び
/又は交差絵文字を抽出し、前記抽出した交差文字及び
/又は前記抽出した交差絵文字と、前記禁止語データベ
ースに格納している禁止語と前記自動作成した禁止語の
文字列とを更に比較する電子掲示板システムである。
【0021】請求項10の発明は、前記絵文字検索手段
は、文字の使用頻度を格納している使用頻度データベー
スと、前記文字の形状を格納している文字データベース
と、前記バッファ格納手段に格納したメッセージの文字
の使用頻度を算出し、前記使用頻度データベースに格納
している前記文字の使用頻度と前記算出した使用頻度と
を比較し、前記算出した使用頻度が著しく高い前記メッ
セージ内の文字を抽出する使用頻度算出手段と、前記使
用頻度算出手段に於いて抽出した文字を予め定められた
文字に置換する文字置換手段と、前記文字置換手段に於
いて置換した文字からなるメッセージと、前記置換した
文字の位置座標とを格納するテンポラリーバッファと、
前記テンポラリーバッファに格納したメッセージに於い
て、前記置換した文字の配列パターンと、前記文字デー
タベースに格納している文字の形状との比較を行い、一
致又は類似している文字を前記絵文字として抽出する形
状認識手段と、前記形状認識手段に於いて抽出した前記
絵文字の位置座標を算出し、前記絵文字と前記絵文字の
位置座標とを、前記絵文字からなるメッセージとしてバ
ッファ格納手段に格納するメッセージ変換手段とを有す
る電子掲示板システムである。
【0022】請求項11の発明は、前記電子掲示板シス
テムは、前記掲載するメッセージのスケジュールを格納
しているスケジュールデータベースと、前記ユーザ端末
に対して前記スケジュールを送信するスケジュール閲覧
手段と、前記ユーザ端末から前記メッセージを掲載する
スケジュールの予約要求を受信し前記スケジュールデー
タベースに前記ユーザの掲載スケジュールを格納し予約
登録を行うスケジュール予約手段と、前記スケジュール
予約要求を受信した際に前記ユーザに対して前記予約し
た時間枠に相当する料金の課金を行うスケジュール課金
手段と、前記スケジュールの予約確認と前記メッセージ
受付手段のアドレスとを前記ユーザ端末に送信する予約
枠通知手段と、前記メッセージデータベースに格納した
前記メッセージを、前記メッセージの定義属性に基づい
て表示メッセージデータに変換するメッセージ表示制御
手段と、前記スケジュールデータベースに格納した前記
ユーザの時間枠が到来した際に前記変換した表示メッセ
ージデータを表示する表示手段とを有する電子掲示板シ
ステムである。
【0023】請求項12の発明は、前記禁止語が、一般
常識的に公共の閲覧に供するのにふさわしくない単語で
あり予め前記禁止語データベースに登録されている危険
語と、前記電子掲示板システムの目的と照合し掲載にふ
さわしくないと前記電子掲示板システムの管理者が判断
し前記管理者自らが拒否語登録手段を介して前記禁止語
データベースに登録する拒否語とからなる電子掲示板シ
ステムである。
【0024】請求項13の発明は、メッセージを掲載す
ることを希望するユーザが有するユーザ端末とネットワ
ークを介してデータの送受信が行え、前記メッセージを
掲載する電子掲示板方法であって、前記電子掲示板方法
は、前記掲載するのにふさわしくない単語である禁止語
を禁止語データベースに格納し、前記ユーザ端末から前
記メッセージを受信し、前記受信したメッセージに於け
る文字の位置座標を算出し、前記メッセージと前記文字
の大きさと前記位置座標とを格納し、前記格納したメッ
セージ内の文字から予め定められた角度線上に存在して
いる少なくとも一以上の交差文字を抽出し、前記交差文
字と前記禁止語データベースに格納した禁止語とを比較
し、前記比較の結果、前記メッセージ内に前記禁止語が
含まれていない場合に前記メッセージをメッセージデー
タベースに格納する電子掲示板方法である。
【0025】請求項14の発明は、前記電子掲示板方法
に於いて、前記格納した前記メッセージ内から絵文字を
抽出し、前記絵文字からなるメッセージを格納し、前記
禁止語の比較の際に、前記絵文字からなるメッセージの
絵文字から予め定められた角度線上に存在している少な
くとも一以上の交差絵文字を抽出し、前記抽出した交差
絵文字と前記禁止語データベースに格納した禁止語とを
更に比較する電子掲示板方法である。
【0026】請求項15の発明は、前記電子掲示板方法
に於いて、少なくともひらがなとカタカナとからなる禁
止語を前記禁止語データベースに格納し、前記禁止語デ
ータベースに格納しているひらがなとカタカナとに基づ
いてひらがなとカタカナとからなる前記禁止語の文字列
を自動作成し、前記禁止語の比較の際に、前記交差文字
及び/又は前記交差絵文字と前記自動作成した禁止語の
文字列とを更に比較する電子掲示板方法である。
【0027】請求項16の発明は、メッセージを掲載す
ることを希望するユーザが有するユーザ端末とネットワ
ークを介してデータの送受信が行え、前記メッセージを
掲載する電子掲示板方法であって、前記電子掲示板方法
は、前記掲載するのにふさわしくない単語である禁止語
を禁止語データベースに格納し、前記ユーザ端末から前
記メッセージを受信し、前記受信したメッセージに於け
る文字の位置座標を算出し、前記メッセージと前記文字
の大きさと前記位置座標とを格納し、前記受信したメッ
セージ内から絵文字を抽出し、前記絵文字からなるメッ
セージを格納し、前記受信したメッセージ及び/又は前
記絵文字からなるメッセージに対して、前記禁止語デー
タベースに格納している禁止語とを比較し、前記比較の
結果、前記受信したメッセージ及び/又は前記絵文字か
らなるメッセージ内に前記禁止語が含まれていない場合
に前記メッセージをメッセージデータベースに格納する
電子掲示板方法である。
【0028】請求項17の発明は、前記電子掲示板方法
に於いて、前記禁止語の比較の際に、前記受信したメッ
セージ内の文字と前記絵文字からなるメッセージ内の前
記絵文字とから、予め定められた角度線上に存在してい
る少なくとも一以上の交差文字及び/又は交差絵文字を
抽出し、前記交差文字及び/又は前記抽出した交差絵文
字とを前記禁止語データベースに格納している禁止語と
更に比較する電子掲示板方法である。
【0029】請求項18の発明は、前記電子掲示板方法
に於いて、少なくともひらがなとカタカナとからなる禁
止語を前記禁止語データベースに格納し、前記禁止語デ
ータベースに格納しているひらがなとカタカナとに基づ
いてひらがなとカタカナとからなる前記禁止語の文字列
を自動作成し、前記禁止語の比較の際に、前記交差文字
及び/又は前記交差絵文字と、前記自動作成した禁止語
の文字列とを更に比較する電子掲示板方法である。
【0030】請求項19の発明は、メッセージを掲載す
ることを希望するユーザが有するユーザ端末とネットワ
ークを介してデータの送受信が行え、前記メッセージを
掲載する電子掲示板方法であって、前記電子掲示板方法
は、前記掲載するのにふさわしくない単語である禁止語
を少なくともひらがなとカタカナとで禁止語データベー
スに格納し、前記ユーザ端末から前記メッセージを受信
し、前記受信したメッセージに於ける文字の位置座標を
算出し、前記メッセージと前記文字の大きさと前記位置
座標とを格納し、前記禁止語データベースに格納してい
るひらがなとカタカナとに基づいてひらがなとカタカナ
とからなる前記禁止語の文字列を自動作成し、前記受信
したメッセージと、前記禁止語データベース内に格納し
ている禁止語と前記自動作成した禁止語の文字列とを比
較し、前記比較の結果、前記メッセージ内に前記禁止語
が含まれていない場合に前記メッセージをメッセージデ
ータベースに格納する電子掲示板方法である。
【0031】請求項20の発明は、前記電子掲示板方法
に於いて、前記格納したメッセージ内から絵文字を抽出
し、前記絵文字からなるメッセージを格納し、前記絵文
字からなるメッセージと、前記禁止語データベースに格
納している禁止語と前記自動作成した禁止語の文字列と
更にを比較する電子掲示板方法である。
【0032】請求項21の発明は、前記電子掲示板方法
に於いて、前記禁止語の比較の際に、前記受信したメッ
セージ内の文字及び/又は前記絵文字からなるメッセー
ジ内の絵文字とから、予め定められた角度線上に存在し
ている少なくとも一以上の交差文字及び/又は交差絵文
字を抽出し、前記交差文字及び/又は前記抽出した交差
絵文字に対して、前記禁止語データベースに格納してい
る禁止語と前記自動作成した禁止語の文字列とを更に比
較する電子掲示板方法である。
【0033】請求項22の発明は、前記絵文字の抽出の
際に、文字の使用頻度を使用頻度データベースに格納
し、前記文字の形状を文字データベースに格納し、前記
受信したメッセージ内の文字の使用頻度を算出し、前記
使用頻度データベースに格納している前記文字の使用頻
度と前記算出した使用頻度とを比較し、前記算出した使
用頻度が著しく高い前記メッセージ内の文字を抽出し、
前記抽出した文字を予め定められた文字に置換し、前記
置換した文字からなるメッセージと前記置換した文字の
位置座標とを格納し、前記格納したメッセージに於いて
前記置換した文字の配列パターンと、前記文字データベ
ースに格納している文字の形状との比較を行い、前記比
較の結果、一致又は類似している文字を前記絵文字とし
て抽出し、前記抽出した絵文字の位置座標を算出し、前
記絵文字と前記絵文字の位置座標とを前記絵文字からな
るメッセージとして格納する電子掲示板方法である。
【0034】請求項23の発明は、前記電子掲示板方法
に於いて、前記掲載するメッセージのスケジュールをス
ケジュールデータベースに格納し、前記ユーザ端末に対
して前記スケジュールを送信し、前記ユーザ端末から前
記メッセージを掲載するスケジュールの予約要求を受信
し、前記スケジュールデータベースに前記ユーザのスケ
ジュールを格納し予約登録を行い、前記スケジュール予
約要求を受信した際に前記ユーザに対して前記予約した
時間枠に相当する料金の課金を行い、前記スケジュール
の予約確認と前記掲載するメッセージの受付先のアドレ
スとを前記ユーザ端末に送信し、前記メッセージデータ
ベースに格納した前記メッセージを、前記メッセージの
定義属性に基づいて表示メッセージデータに変換し、前
記スケジュールデータベースに格納した前記ユーザの時
間枠が到来した際に前記変換した表示メッセージデータ
を表示する電子掲示板方法である。
【0035】請求項24の発明は、前記禁止語が、一般
常識的に公共の閲覧に供するのにふさわしくない単語で
あり予め前記禁止語データベースに登録されている危険
語と、前記電子掲示板方法の目的と照合し掲載にふさわ
しくないと前記電子掲示板方法の管理者が判断し前記管
理者自らが前記禁止語データベースに登録する拒否語と
からなる電子掲示板方法である。
【0036】本発明によって、 (1)メッセージの文字列の間に記号等を挿入し、完全
一致/前方一致による検索では抽出できない禁止語の抽
出を行う。 (2)通常は使用しないが人間では同意であると認識で
きる単語であっても、文字列パターンを自動作成するこ
とによって、管理者の負担を軽減して抽出を行う。 (3)異なる大きさの文字を含むメッセージに於いて禁
止語の抽出を行う。 (4)絵文字を用いているメッセージから禁止語の抽出
を行う。 ことを特徴とするフィルタリング機能を有する電子掲示
板システムが可能となる。
【0037】例えば、従来の横方向の単純な検索のみで
は検索することが不可能であった、横方向以外への禁止
語の抽出、複数の異なる大きさの文字から構成されるメ
ッセージからの禁止語の抽出が可能となる。これによっ
て、意図的に通常のメッセージを擬装したメッセージか
らの禁止語の抽出が行えることとなり、より安全性の高
い電子掲示板システムとなる。
【0038】更に、禁止語の登録の際に、禁止語の全て
の文字列の構成パターンを入力するのではなく、日本語
の場合には漢字、ひらがな、カタカナの3通り、ローマ
字の場合には大文字、小文字の2通りの入力を行うのみ
で、通常使用することがない文字列の構成パターンを自
動作成することが可能となり、電子掲示板システムの管
理者の負担を軽減することとなった。
【0039】例えば禁止語として「明細書」を登録した
い場合には、「明細書」「めいさいしょ」「メイサイシ
ョ」の3通りを入力さえしておけば、メッセージ内に
「めイさイショ」という文字列で擬装していても、禁止
語としての抽出が可能となる。
【0040】加えて、メッセージ内に一つの文字を複数
の文字から構成させ、その形状から一つの文字として認
識させることによって、禁止語をメッセージ内に含めて
いる場合に於いてもその抽出が可能となる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明の実施態様のシステム構成
の一例を図1のシステム構成図に示す。電子掲示板シス
テム1は、ネットワーク18を介してユーザ端末17と
データの送受信が可能であって、スケジュール閲覧手段
2、スケジュール予約手段3、スケジュール課金手段
4、予約枠通知手段5、拒否語登録手段6、メッセージ
受付手段7、バッファ格納手段8、禁止語検索手段9、
メッセージ登録手段10、メッセージ表示制御手段1
1、表示手段12、禁止語自動作成手段19、絵文字検
索手段20、スケジュールデータベース13、メッセー
ジ入力用データベース14、禁止語データベース15、
メッセージデータベース16とを有している。又電子掲
示板システム1は必要に応じてデータを一時的に格納し
記憶する記憶手段(図示せず)、ネットワーク18を介
してデータの送受信を行う際に通信を行うモデムやTA
等の通信手段(図示せず)等のコンピュータの必要機能
はそれが明記されていなくともそれらを使用しているこ
とは当然である。
【0042】ネットワーク18は、インターネット等の
オープンネットワーク、LAN等のクローズドネットワ
ークの何れでも良く、又有線、無線等の区別は問わな
い。
【0043】本実施態様に於いて電子掲示板システム1
の各手段、データベースは単一のコンピュータ上に具備
する場合を説明するが、それらがネットワーク18を介
して複数のコンピュータ上に分散していても同一の機能
を果たす。又本実施態様に於ける各手段、データベース
は論理上の区別であって、物理上の区別ではない。故に
物理的な構成は本実施態様以外であっても良いことは当
然である。
【0044】ここで文字とはひらがな、カタカナ、漢
字、記号、数字、ローマ字等の一字を示し、少なくとも
一以上の文字から構成される文字列を単語といい、少な
くとも一以上の単語から構成される単語列をメッセージ
と言う。又一以上の文字を任意の文字の形状に配置せし
めることによって、その構成している文字の形状で一文
字として認識させている文字を絵文字と言う。絵文字の
一例を図16に示す。図16の例では絵文字は「1」で
あって、絵文字を構成する文字は「あ」となる。
【0045】又本実施態様に於いて禁止語とは危険語及
び/又は拒否語を含んでいる。危険語とは一般常識的に
公共の閲覧に供するのにふさわしくない単語であって、
猥褻用語、差別用語等を指す。又拒否語とは電子掲示板
システム1の管理者が掲載をするのにふさわしくないと
判断し管理者自ら登録する単語を言う。例えばある歌手
のコンサートの際に電子掲示板システム1を用いた場
合、その歌手のスキャンダルに関連する単語等が該当す
る。つまりある目的下に於いて電子掲示板システム1を
用いる際に、その目的と反する単語であって、且つ管理
者自らが登録するものを指す。当然のことながら、禁止
語が危険語のみ、あるいは拒否語のみからであってもよ
い。
【0046】スケジュール閲覧手段2は、メッセージを
電子掲示板システム1に掲載することを希望するユーザ
が有するユーザ端末17からメッセージの掲載スケジュ
ールの閲覧要求を受信し、スケジュールデータベース1
3を参照することによって、ユーザ端末17に対してメ
ッセージの掲載スケジュール、利用可能な時刻等を送信
し、閲覧させる手段である。
【0047】スケジュール予約手段3は、電子掲示板シ
ステム1に掲載を希望する時間枠の予約要求をユーザ端
末17から受信し、スケジュールデータベース13に格
納することにより予約登録を行う手段である。
【0048】スケジュール課金手段4は、スケジュール
の予約登録を行ったユーザに対して、予約した時間枠に
相当する料金の課金を行う手段である。課金を行う際に
は、電子掲示板システム1の利用者を限定しないオープ
ンシステムの場合には、ユーザによる時間枠の予約要求
の際にクレジットカード番号をユーザ端末17から受信
し、即時のクレジットカード決済を行うことが好適であ
る。又電子掲示板システム1を会員制のクローズドシス
テムにする場合には、会員の認証を行い、会員であるユ
ーザが予約要求をした段階で課金処理(ユーザの利用記
録、利用料金にログを残す等)を行い後日請求する、あ
るいは定額使用料金を事前に支払う、所謂プリペイド方
式等でも良い。
【0049】予約枠通知手段5は、ユーザの課金処理が
終了後、前記予約要求をした時間枠の予約確認と、ユー
ザが掲載するメッセージの受付先であるメッセージ受付
手段7(後述)のアドレス(場合によってはアクセスす
る際のパスワード)とを記載した電子メールをユーザ端
末17に送信する手段である。
【0050】拒否語登録手段6は、予め登録している危
険語の他に、電子掲示板システム1の管理者がメッセー
ジとして掲載するのにふさわしくないと自ら判断する単
語である拒否語を、禁止語データベース15(後述)に
登録する手段である。つまりある目的下に於いて電子掲
示板システム1を用いる際に、その目的と反する単語を
管理者自らが禁止語データベース15に登録する手段で
ある。
【0051】メッセージ受付手段7は、ユーザ端末17
が予約枠通知手段5から受信した電子メールに基づい
て、掲載を希望するメッセージをユーザ端末17から受
信する手段である。掲載を希望するメッセージは、予め
具備されている定型的なメッセージや表現方法から選択
しても良いし、ユーザが独自に作成したメッセージであ
っても良い。定型的なメッセージは、例えば特定の人に
対して頻繁に使用される定型句等があり、その表現方法
としては文字が移動する、コンピュータグラフィックス
を使用した花火を用いて表現する等がある。
【0052】バッファ格納手段8は、メッセージ受付手
段7に於いてユーザ端末17から受信した掲載を希望す
るメッセージを、予め定められた格納方法(後述)に基
づいて格納する手段である。
【0053】禁止語検索手段9は、バッファ格納手段8
に格納したメッセージ内に含まれている単語を予め定め
られた検索方法(後述)により禁止語データベース15
に格納している禁止語と禁止語自動作成手段19に於い
て自動作成された禁止語と一致するか否かを検索する手
段である。
【0054】メッセージ登録手段10は、禁止語検索手
段9に於いてメッセージの検索の結果、禁止語が含まれ
ていないメッセージをメッセージデータベース16に登
録し、ユーザ端末17に対して掲載を行う旨を送信する
手段である。又禁止語検索手段9に於いてメッセージの
検索の結果、禁止語が含まれている場合には、そのメッ
セージの掲載を希望するユーザのユーザ端末17に、掲
載不許可の旨と該当する禁止語とを送信し、スケジュー
ルデータベース13に登録しているユーザの時間枠の予
約解除と課金のキャンセル手続を行う手段である。
【0055】メッセージ表示制御手段11は、表示する
メッセージをその定義属性(例えばフォントの種類、サ
イズ、色、文字装飾、画像のレイアウト等)に基づいて
表示メッセージデータに変換し、スケジュールデータベ
ース13に格納している時間枠に基づいて表示手段12
に送信する手段である。
【0056】表示手段12は、メッセージ表示制御手段
11から受信した表示メッセージデータを表示する手段
であって、電光掲示板やネットワーク18上に於ける電
子掲示板等が該当する。
【0057】禁止語自動作成手段19は、禁止語データ
ベース15に登録している禁止語の、ひらがなから構成
される単語と、カタカナから構成される単語とから自動
的に禁止語の文字列のひらがなとカタカナとからなる文
字列を作成する手段である。つまり、同一単語のひらが
なとカタカナの文字数は同じであるので、ひらがなとカ
タカナの文字を組合せ、新たな禁止語の文字列を作成す
る。例えば禁止語として「明細書」が登録してある場
合、「明細書」に対するひらがなの単語として「めいさ
いしょ」、カタカナの単語として「メイサイショ」が同
時に登録してある。これらを一字ずつ組み合わせること
によって、「めイさイシょ」「メイサいシょ」等の同じ
単語の複数の禁止語の文字列を自動作成する。
【0058】又、禁止語がローマ字から構成されている
場合には、単語の大文字と小文字との組合せを自動作成
してローマ字の禁止語の大文字と小文字とからなる文字
列を自動作成する手段でもある。例えば、禁止語の小文
字として「document」と大文字として「DOC
UMENT」とが登録してある場合、「dOCUmen
T」等の他の文字列を自動作成する。
【0059】スケジュールデータベース13は、表示手
段12にメッセージを表示する時刻と表示するメッセー
ジを識別する符号(以下、メッセージID)とユーザの
属性情報、課金情報等を格納しているデータベースであ
る。本実施態様に於いては、ユーザの属性情報と課金情
報とをスケジュールデータベース13内に格納している
場合を説明するが、他のデータベースに格納しても良
い。
【0060】メッセージ入力用データベース14は、メ
ッセージ受付手段7に於いてユーザからメッセージを受
け付ける際に、ユーザが使用することの出来る定型的な
メッセージや表現方法を格納しているデータベースであ
る。
【0061】禁止語データベース15は、一般常識的に
公共の閲覧に供するのにふさわしくない単語であり、猥
褻用語、差別用語等を含む危険語及び/又は電子掲示板
システム1の管理者が掲載をするのにふさわしくないと
判断し管理者自ら登録する単語である拒否語を格納して
いるデータベースである。禁止語データベース15に格
納される禁止語は、日本語であれば同一の単語に対し
て、ひらがな、カタカナ、漢字の3種類のパターンで登
録している。又日本語以外の英語等では小文字、大文字
から構成されるローマ字による単語を登録している。
【0062】メッセージデータベース16は、表示手段
12に掲載をするメッセージとそのメッセージを識別す
るメッセージIDとを格納しているデータベースであ
る。
【0063】絵文字検索手段20は、複数の文字を用い
て一つの文字の形状に配置せしめることによって文字と
して認識せしめている文字(絵文字)をバッファ格納手
段8に格納したメッセージ内から抽出し、通常のメッセ
ージとして新たにバッファ格納手段8に格納する手段で
ある。例えば、図11に示すようなメッセージである場
合、メッセージ自体は通常の文字で記載されているが、
メッセージ内の「8」「9」のみに着目した場合、図1
2に強調表示して示しているように「禁」「止」という
2つの絵文字が含まれている。しかし、通常の禁止語検
索の方法では、一文字単位にしか禁止語を検索できない
為、絵文字(図11の場合は「禁」と「止」)を抽出す
ることが出来ない。即ち、絵文字検索手段20は、メッ
セージ内に於いて使用されている文字の使用頻度が通常
よりも高い文字のみを抽出(着目)し、その文字の位置
の配列パターンから推測される文字の形状認識を行い、
メッセージ内に隠蔽された絵文字を抽出し、絵文字によ
るメッセージを通常のメッセージとして新たにバッファ
格納手段8に格納する手段である。
【0064】絵文字検索手段20は、使用頻度算出手段
21、文字置換手段22、テンポラリーバッファ23、
形状認識手段24、メッセージ変換手段25、使用頻度
データベース26、文字データベース27を有してい
る。
【0065】使用頻度算出手段21はメッセージ内に含
まれている文字の使用頻度をカウントし、使用頻度デー
タベース26に格納している、文字の使用頻度の統計デ
ータと比較することによって、通常より使用頻度が著し
く高い文字を抽出する手段である。例えば図11に示し
た例では、「8」と「9」の使用頻度が高い(「8」の
使用頻度は約8%、「9」の使用頻度は約13.5%)
ので「8」と「9」とを抽出することとなる。
【0066】文字置換手段22は、使用頻度算出手段2
1に於いて抽出した使用頻度の高い文字を、定められた
文字(「1」)に置換し、抽出されなかった文字を予め
定められた文字(「0」)に置換する手段である。本実
施態様に於いては、置換する文字として「1」と「0」
を用いるが他の文字であっても良い。図11の例では使
用頻度が著しく高い文字として抽出した「8」と「9」
とを「1」に変換し、それ以外の文字を「0」に変換す
る。変換した後のメッセージの概念図を図13(a)に
示す。図13(b)に「1」のみを抽出した概念図を示
す。
【0067】テンポラリーバッファ23は、文字置換手
段22に於いて文字変換されたメッセージを、格納する
手段である。又、変換された文字の位置座標を格納する
手段でもある。
【0068】形状認識手段24は、テンポラリーバッフ
ァ23に格納し、文字変換されたメッセージから使用頻
度の高い文字が構成している絵文字の形状認識を、文字
の形状を格納している文字データベース27を参照して
行う手段である。又認識できた絵文字に仮想四角形30
を想定し、位置座標を算出する手段でもある。図13に
示した例の場合では、絵文字「禁」の位置座標(x1,
y1)、(x2,y2)と「止」の位置座標(x3,y
3)、(x4,y4)とを算出する。絵文字の位置座標
を示した概念図を図14に示す。
【0069】メッセージ変換手段25は、形状認識手段
24に於いて認識した絵文字と位置座標とを新たな絵文
字からなるメッセージとしてバッファ格納手段8に格納
する手段である。即ち、図14に示した例では、位置座
標が(x1,y1)、(x2,y2)の「禁」と位置座
標が(x3,y3)、(x4,y4)の「止」から構成
されるメッセージを新たな絵文字からなるメッセージと
して格納することとなる。つまり、「禁止」というメッ
セージとなる。
【0070】使用頻度データベース26は、一般的なメ
ッセージに於いて使用される文字の頻度を格納している
データベースである。例えば「あ」はメッセージ内に於
いて2%の使用頻度等を格納している。
【0071】文字データベース27は、文字の形状を格
納しているデータベースである。
【0072】ユーザ端末17は、ユーザが使用するコン
ピュータや携帯電話等の端末であって、電子掲示板シス
テム1との間でネットワーク18を介してデータの送受
信が行える通信機能を有している。又無線を用いるブル
ートゥース、IrDA等の場合にはそれらを実現する為
の通信手段(図示せず)が明記されていなくともユーザ
端末に予め具備されており、それらを用いることは当然
である。
【0073】
【実施例】本発明のプロセスの流れの一例を図1と図2
のシステム構成図と図3から図6のフローチャート図と
を用いて詳細に説明する。
【0074】電子掲示板システム1を介してメッセージ
を掲載することを希望するユーザは、ユーザ端末17か
ら電子掲示板システム1にネットワーク18を介してア
クセスし、メッセージの掲載スケジュールの閲覧要求を
送信する。ユーザ端末17からメッセージの掲載スケジ
ュールの閲覧要求を受信した電子掲示板システム1のス
ケジュール閲覧手段2は、スケジュールデータベース1
3に格納しているメッセージの表示時刻を抽出し、それ
をユーザ端末17に送信し、ユーザにメッセージの掲載
スケジュールを閲覧させる(S100)。
【0075】ユーザはS100に於いて受信したスケジ
ュールを閲覧し、ユーザが掲載を希望する時間枠の予約
要求を送信する。ユーザ端末17から時間枠の予約要求
を受信した電子掲示板システム1のスケジュール予約手
段3は、スケジュールデータベース13に前記受信した
時間枠の予約を格納し(即ちユーザの時間枠を確保
し)、スケジュールの予約登録を行う(S110)。
【0076】スケジュールデータベース13に時間枠の
予約を格納後スケジュール課金手段4は、ユーザが予約
した時間枠に相当する料金の課金を行う(S120)。
課金を行う際には、S110に於ける時間枠の予約の際
にユーザ端末17から予約要求とクレジットカード番号
とを受信し決済を行う、ウェブマネー等を用いて決済す
る、ログ等を用いてユーザに後日請求する等の方法があ
る。後日請求する場合には、S120はユーザの利用記
録であるログを残すことにより代替すればよい。又定額
使用料金を事前に支払う、所謂プリペイド方式等でも良
い。
【0077】S120に於いて時間枠の予約を行ったユ
ーザに対して料金の課金処理後、ユーザ端末17に対し
て、時間枠の予約確認とユーザが掲載を希望するメッセ
ージの受付先であるメッセージ受付先手段へのアクセス
方法であるアドレスとが記載された電子メールを送信す
る(S130)。本実施態様に於いては電子メールの場
合を説明するが、電子メール以外の方法でも良く、例え
ばホームページに表示する等でも良い。
【0078】ユーザはS130に於ける電子メールに記
載されているアドレスのメッセージ受付手段7にユーザ
端末17からネットワーク18を介してアクセスする。
メッセージ受付手段7はユーザ端末17から掲載を希望
するメッセージを自ら作成しても良いし、予めメッセー
ジ入力用データベース14に格納している定型的なメッ
セージや表現方法をユーザ端末17に閲覧させることに
よって、選択させメッセージを作成させても良い(S1
40)。定型的なメッセージは、例えば特定の人に対し
て頻繁に使用される定型句等があり、その表現方法とし
ては文字が移動する、コンピュータグラフィックスを使
用した花火を用いて表現する等がある。
【0079】S140に於いて作成したメッセージをメ
ッセージ受付手段7は受付け(S150)、それをバッ
ファ格納手段8に送信する。バッファ格納手段8はメッ
セージ受付手段7から受信したメッセージを予め定めら
れた格納方法(後述)に基づいて変換し格納する(S2
00)。
【0080】S200に於いてバッファ格納手段8に格
納したメッセージに対して絵文字検索を実行する場合に
は(S160)、S500以降の絵文字検索を絵文字検
索手段20に於いて実行する(後述)。S500に於け
る絵文字検索を実行しない場合、又は絵文字検索を実行
後、S200に於いてバッファに格納したメッセージ
(絵文字検索を実行した場合は、絵文字からなるメッセ
ージも)を、禁止語検索手段9が、禁止語データベース
15に格納している禁止語と、禁止語データベース15
に格納している禁止語に基づいて禁止語自動作成手段1
9に於いて自動的に作成された新たな禁止語とに基づい
てメッセージ内に禁止語が含まれているか否かの検索を
予め定められた検索方法(後述)により実行する(S3
00)。本実施態様に於いて禁止語検索は、メッセージ
を構成する文字に対して行う場合を説明するが、絵文字
検索手段20によって抽出された絵文字からなるメッセ
ージ(図13の例では「禁止」のメッセージ)について
も同様に禁止語の検索を行えば良い。
【0081】S300の検索を実行する前に、電子掲示
板システム1の管理者は、一般常識的に公共の閲覧に供
するのにふさわしくない単語であり禁止語データベース
15に予め登録している危険語の他に、管理者自らが掲
載にふさわしくないと判断する拒否語の登録を拒否語登
録手段6から禁止語データベース15に行う。禁止語デ
ータベース15に拒否語の登録を行う際には、その拒否
語が日本語である場合には、漢字、ひらがな、カタカナ
の3パターンを登録し、拒否語が英語等である場合に
は、ローマ字の大文字と小文字で登録を行う。予め登録
している危険語についても、それが日本語である場合に
は、漢字、ひらがな、カタカナの3パターンを登録し、
英語等である場合には、ローマ字の大文字と小文字で登
録を行うのは当然である。
【0082】S300の禁止語の検索の結果、メッセー
ジに禁止語が含まれていない場合、メッセージ登録手段
10は、メッセージを識別するメッセージIDを作成し
てメッセージと共にメッセージデータベース16に格納
し登録する(S170)。又スケジュールデータベース
13に、ユーザがS110に於いて予約した時間枠に前
記作成したメッセージIDを格納する。これによって、
スケジュールデータベース13では、時間枠と該当する
時間枠に掲載するメッセージの識別符号であるメッセー
ジIDとが対応づけられて格納されていることとなる。
【0083】S300の禁止語の検索の結果、メッセー
ジに禁止語が含まれている場合、メッセージ登録手段1
0は、ユーザ端末17に掲載不許可の旨と該当する禁止
語とを送信し、スケジュールデータベース13に登録し
ているユーザの時間枠の予約解除と課金のキャンセルを
行う。つまり、スケジュールデータベース13に格納し
ているユーザの時間枠の予約と課金の記録とを削除す
る。料金を既に受領している場合にはユーザの指定する
口座に対して別途料金を振り込むことによって返金して
も良い。
【0084】メッセージに禁止語が含まれた場合に一律
に掲載不許可と時間枠の予約解除とを行うのではなく、
掲載不許可の旨をユーザ端末17に送信後、予約解除を
行うにはユーザからの予約解除の要求を受信した場合の
みに限定しても良い。この場合にはユーザはメッセージ
の修正を行うことが可能となり、修正したメッセージを
メッセージ受付手段7で再び受信し、禁止語の検索を行
っても良い。
【0085】S160に於いて登録したメッセージは、
スケジュールデータベース13に格納している時間枠が
到来後、メッセージ表示制御手段11がスケジュールデ
ータベース13から該当する時間枠のメッセージIDを
抽出し、メッセージIDに基づいてメッセージデータベ
ース16から該当するメッセージIDのメッセージを抽
出し、メッセージの定義属性(フォントの種類、サイ
ズ、色、文字装飾、画像のレイアウト等)に基づいて表
示メッセージデータに変換し表示手段12に送信する。
【0086】表示手段12は、メッセージ表示制御手段
11から変換された表示メッセージデータを受信し、そ
れを掲載する(S180)。表示メッセージデータに変
換するには、本実施態様のように時間枠が到来後変換し
ても良いし、時間枠が到来する前に変換しても良い。
【0087】本実施態様に於いては、ユーザが先に掲載
する時間枠の予約を行い、その後メッセージの受付を行
う場合のプロセスの流れを示したが、メッセージの受付
を先に行い、その後時間枠の予約を行っても良い。
【0088】本実施態様に於いては予めメッセージを掲
載する時間枠を予約し、時間枠の到来と共にメッセージ
を表示する場合を説明したが、ネットワーク18にメッ
セージをリアルタイムで掲載するBBS(電子掲示板)
やチャット等の場合には、スケジュールの管理を行うプ
ロセス(S100〜S130)を除き、S140〜S1
80、S200、S300、S500を実行すればよ
い。即ちユーザ端末17からメッセージを受信し、受信
したメッセージを予め定められた格納方法に基づいてバ
ッファ格納手段8に格納し、バッファ格納手段8に格納
したメッセージに対して禁止語を抽出し、禁止語が含ま
れない場合にはそのメッセージを掲載し、含まれている
場合には掲載不許可と該当する禁止語とをユーザ端末1
7に送信することによって実現できる。
【0089】<格納方法>S200に於いてメッセージ
をバッファ格納手段8に格納するには、以下の方法によ
り実行する。まず、メッセージ受付手段7に於いてユー
ザ端末17から受信したメッセージを構成する文字とそ
の文字の大きさ(フォントサイズ)とを格納する(S2
10)。
【0090】S210に於いて文字とその文字の大きさ
とを格納後、画面内(又はメッセージ内)の基準点から
の各文字の位置座標を算出する(S220)。ここで基
準点とは、画面上(又はメッセージ上)に於いて任意に
一カ所設定するものであって、位置座標の原点である。
【0091】S220に於いて位置座標の原点を算出す
るには、通常のコンピュータに具備されている文字の画
面上(又はメッセージ上)に於ける位置座標を呼び出す
システムコール(例えばOSがMicrosoft社の
Windowsである場合には関数GetTextEx
tern()を用いて画面上に於ける絶対座標に変換す
る)を用いることが好適であるが、他の手法によっても
良い。例えば、メッセージ内に含まれる最小フォントサ
イズを抽出し、この最小フォントサイズを1単位(マト
リックス単位とする)として各文字のフォントサイズを
マトリックス単位(例えば最小フォントサイズが5フォ
ントであり、任意の文字のフォントサイズが14フォン
トである場合には、2.8マトリックス単位となる)に
変換し各文字のマトリックス単位の大きさを算出する。
【0092】変換後、メッセージ内に含まれる一行の最
大マトリックス数と、メッセージの行数から縦方向のマ
トリックス数とを算出し、メッセージの左上を基準点と
することで、仮想2次元平面に於ける基準点からの位置
座標の算出が実現できる。
【0093】S220に於いて位置座標を算出後、S2
10に於いて格納した文字に対応するように各文字と、
各文字の位置座標とをバッファ格納手段8に格納する
(S230)。例えば図7に示すように、文字の座標が
(x1,y1)(x2,y2)となった場合、この(x
1,y1)(x2,y2)と文字「あ」とを格納するこ
ととなる。
【0094】<禁止語検索方法>S200に於いてメッ
セージをバッファ格納手段8に格納後、メッセージ内に
禁止語が含まれているか否かの禁止語検索を行う(S3
00)。
【0095】バッファ格納手段8に格納したメッセージ
の先頭の文字から順番に検索を行う(S310)。図8
のメッセージの場合には「め」から検索を行うこととな
る。検索の開始文字となる検索開始文字から予め定めら
れた角度(0度、15度、30度、45度、60度、7
5度、90度、105度、120度、135度、150
度、165度、180度に対して検索を行うことが好適
である)線上に存在する文字(交差文字、絵文字の場合
には交差絵文字)を抽出する(S330)。交差文字
(又は交差絵文字)を抽出するには、公知の二分木法等
を用いればよい。本実施態様に於いては、交差文字の場
合を説明するが、絵文字は複数の文字から一文字を構成
し、その構成している文字の形状で新たな文字として認
識し、文字に置換しているので、交差絵文字であっても
同様に行える。
【0096】例えば、メッセージが図8の場合では、任
意の検索開始文字から予め定められた角度線(例えば4
5度線)上に存在する文字(角度線上に存在する文字と
は、文字の座標(x1,y1)、(x2,y2)が角度
線を挟んで存在している)を抽出することとなり、「め
@イさイしょ」を抽出することとなる。交差文字を抽出
後の概念図を図9に示す。
【0097】S330に於いて交差文字からなる文字列
(交差文字列)を抽出後、交差文字として予め定められ
た大きさより小さい文字を交差文字列から削除する場合
には(S340)、S330に於いて抽出した交差文字
の大きさをバッファ格納手段8から抽出し、定められた
大きさより小さい大きさの文字を削除する。例えば14
ポイントより小さい場合は削除すると定めている場合に
は、交差文字列の文字の大きさをバッファ格納手段8か
ら各々抽出し、14ポイントより小さい交差文字を削除
する。図9に示した例では「@」が12ポイントなので
削除され、交差文字列としては「めイさイしょ」とな
る。削除後の概念図を図10に示す。
【0098】S340に於いて文字の大きさを判定対象
としない場合、又はS350に於いて交差文字列から予
め定められた大きさより小さい交差文字を削除後、交差
文字列と禁止語データベース15に格納している禁止語
とを比較する(S360)。
【0099】又S360に於ける禁止語データベース1
5に格納している禁止語との比較の前に、場合によって
は交差文字列の中に含まれている交差文字を検索し、交
差文字列の中に含まれている意味不明な文字を削除して
も良い。ここで「意味不明な文字」とは、数字、漢字、
英字等の区別を文字コードレベルで識別し、交差文字列
の中に含まれている他と異なる文字コードレベル(例え
ば、交差文字列は2バイト文字であるのに途中に一文字
だけ1バイト文字が含まれている等)を有している文字
(前記例の場合には、1バイト文字が該当する)を示
す。
【0100】又禁止語データベース15に格納している
禁止語から禁止語自動作成手段19に於いて、禁止語の
文字列を自動作成し、交差文字列と自動作成された禁止
語とを比較する(S370)。S360の禁止語と交差
文字列との比較の前に、禁止語データベース15に格納
している禁止語の全ての文字列パターンを自動作成して
禁止語データベース15内に格納していても良いし、S
360に於いて交差文字列と禁止語との比較の結果、先
頭の文字が該当していたら、その禁止語の異なる文字列
を自動作成しても良い。
【0101】即ち、図10に示した例のように交差文字
列が「めイさイしょ」であり、禁止語として「めいさい
しょ」と「メイサイショ」とを登録していた場合、交差
文字列の先頭の文字「め」と禁止語の「め」とが一致し
た際に、「め」以下の文字の文字列を自動作成すること
である。これは交差文字列がローマ字で構成されていて
も同様に行える。
【0102】S360、S370に於ける禁止語の検索
の結果、交差文字列に禁止語が含まれている場合には
(S380)、禁止語があった旨をメッセージ登録手段
10に送信し、メッセージ登録手段10がユーザ端末1
7に対して禁止語が含まれている為、電子掲示板への掲
載が不許可となる旨を送信する(S390)。
【0103】S390に於いて掲載不許可の旨をユーザ
端末17に送信後、S110からS120に於いて実行
したユーザのスケジュール予約解除と課金のキャンセル
手続を行う(S400)。スケジュールの予約解除を行
うには、スケジュールデータベース13に格納している
ユーザのスケジュール予約を削除すればよい。又課金の
キャンセル(つまりユーザへの返金)は、ユーザが指定
する口座へ直接返金しても良いし、ユーザの口座から電
子掲示板システム1が指定する口座への送金処理をキャ
ンセルする等によっても良い。
【0104】S380のメッセージの検索の結果、交差
文字列に禁止語が含まれていない場合、検索開始文字の
次の角度から交差文字列を再度抽出する(S410)。
例えばS330に於いて、検索開始文字から45度線上
の交差文字列を抽出していた場合、検索開始文字から6
0度線上の交差文字列を抽出することとなる。これを予
め定められた角度に於いて全て行う。
【0105】S410に於いて角度線を変更の結果、検
索開始文字から全ての角度線上の交差文字列の検索を実
行していた場合には、検索開始文字を次の文字へと変更
する(S420)。例えば図8の場合、「め」から
「だ」に検索開始文字を変更することとなる。変更した
検索開始文字に対してS320からS420を繰り返し
て実行し、これらをメッセージ内の全ての文字に対して
行う。
【0106】以上のプロセスによって、意図的に任意の
角度に禁止語を記載しているメッセージ、文字の大きさ
を変更して禁止語を記載しているメッセージから禁止語
を抽出することが可能となる。
【0107】<絵文字検索方法>S200に於いてバッ
ファ格納手段8にメッセージを格納後、格納したメッセ
ージに含まれている文字の使用頻度を、絵文字検索手段
20の使用頻度算出手段21に於いて算出する(S51
0)。文字の使用頻度とは、メッセージ内の全文字数に
対してメッセージ内に於いて使用されている文字毎の出
現割合を示す。例えば図11のメッセージの例の場合、
「a」の数、「b」の数、「8」の数、「9」の数等を
順番にカウントし、各々メッセージ全体の文字数で除算
すればよい。
【0108】使用頻度算出手段21は、S510に於い
て算出した文字毎の使用頻度と、使用頻度データベース
26内に格納している一般的なメッセージに於ける文字
毎の使用頻度とを比較し、使用頻度データベース26内
に格納している使用頻度から著しく乖離している(例え
ば50%以上)文字を抽出する(S520)。図11の
メッセージの場合では、「8」と「9」との文字の使用
頻度が著しく顕著(「8」の使用頻度は約8%、「9」
の使用頻度は約13.5%)であるので、この2文字が
抽出されることとなる。
【0109】使用頻度算出手段21に於いて抽出した使
用頻度の高い文字(図11の例の場合では「8」と
「9」)を文字置換手段22に於いて予め定められた文
字(本実施態様に於いては「1」)に置換し、同様に使
用頻度算出手段21に於いて抽出されなかった文字(即
ち、使用頻度が統計的データと比して著しく乖離してい
ない文字)(図11の例の場合では「8」と「9」以外
の文字)を予め定められた文字(本実施態様に於いては
「0」)に置換する(S530)。図11のメッセージ
を文字変換手段に於いて変換後の概念図を図13(a)
に示す。又図13(a)から「0」を除去し、「1」の
みを抽出した場合のメッセージの概念図を図13(b)
に示す。
【0110】S530に於いて文字を変換後、変換され
たメッセージと、そのメッセージを構成する各文字(本
実施態様に於いては「0」と「1」)の位置座標とをテ
ンポラリーバッファ23に格納する(S540)。
【0111】S540に於いてテンポラリーバッファ2
3に格納後、形状認識手段24に於いて、メッセージを
構成する各文字から「1」を抽出し、「1」で構成され
る絵文字の形状認識を、文字データベース27を参照す
ることによって行う(S550)。即ち、使用頻度の高
い文字の配列パターンに基づいて、その配列パターンと
文字データベース27内の文字の形状とのマッチングを
実行する。つまり、図13(a)の例では、「禁」
「止」という2文字を構成している「1」の配列パター
ンと、文字データベース27内の文字の形状とのマッチ
ングを行い、形状の一致する又は類似する文字を抽出す
ることとなる。
【0112】形状認識手段24に於いて抽出された絵文
字の位置座標を、メッセージ変換手段25に於いて算出
する(S560)。つまり図14に示した例では、絵文
字「禁」の位置座標(x1,y1)(x2,y2)と絵
文字「止」の位置座標(x3,y3)(x4,y4)と
を算出する。この位置座標を算出するには、S540に
於いてテンポラリーバッファ23に格納した際の変換後
のメッセージの各文字の位置座標を用いることによって
算出が行える。つまり絵文字「禁」を構成する「1」に
於いて、仮想四角形30を想定した場合の右上と左下
(又は右下と左上)の頂点座標に基づいて算出する。絵
文字「止」についても同様である。
【0113】S560でメッセージ変換手段25に於い
て算出した絵文字と絵文字の位置座標とを、新たなメッ
セージとしてバッファ格納手段8に格納する。つまり、
位置座標が(x1,y1)(x2,y2)の絵文字
「禁」と(x3,y3)(x4,y4)の絵文字「止」
とから構成される2文字のメッセージ(「禁止」)を新
たなメッセージとしてバッファ格納手段8に格納するこ
ととなる。この際の新たに格納したメッセージの概念図
を図15に示す。
【0114】本実施態様に於いては、ユーザ端末17か
ら受信したメッセージの文字の大きさが全て同一である
場合を説明したが、仮にメッセージ内に複数の大きさの
文字が含まれている場合(例えば図8のメッセージの場
合)であっても、同様に処理することが可能である。
【0115】尚、本発明を実施するにあたり本実施態様
の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した
記憶媒体をシステムに供給し、そのシステムのコンピュ
ータが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行
することによって実現されることは当然である。
【0116】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラム自体が前記した実施態様の機能を実現することと
なり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を当
然のことながら構成することになる。
【0117】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を使用することができ
る。又ネットワーク18を経由してプログラムコードを
供給する等でも良い。
【0118】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムを実行することにより、上述した実施態様の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシ
ステムなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前記した実施態様の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0119】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる不揮
発性あるいは揮発性の記憶手段に書き込まれた後、その
プログラムの指示に基づき、機能拡張ボードあるいは機
能拡張ユニットに備わる演算処理装置などが実際の処理
の一部あるいは全部を行い、その処理により前記した実
施態様の機能が実現される場合も含まれることは当然で
ある。
【0120】
【発明の効果】本発明によって、 (1)メッセージの文字列の間に記号等を挿入し、完全
一致/前方一致による検索では抽出できない禁止語の抽
出を行う。 (2)通常は使用しないが人間では同意であると認識で
きる単語であっても、文字列パターンを自動作成するこ
とによって、管理者の負担を軽減して抽出を行う。 (3)異なる大きさの文字を含むメッセージに於いて禁
止語の抽出を行う。 (4)絵文字を用いているメッセージから禁止語の抽出
を行う。ことを特徴とするフィルタリング機能を有する
電子掲示板システムが可能となった。
【0121】例えば、従来の横方向の単純な検索のみで
は検索することが不可能であった、横方向以外への禁止
語の抽出、複数の異なる大きさの文字から構成されるメ
ッセージからの禁止語の抽出が可能となる。これによっ
て、意図的に通常のメッセージを擬装したメッセージか
らの禁止語の抽出が行えることとなり、より安全性の高
い電子掲示板システムとなる。
【0122】更に、禁止語の登録の際に、禁止語の全て
の文字列の構成パターンを入力するのではなく、日本語
の場合には漢字、ひらがな、カタカナの3通り、ローマ
字の場合には大文字、小文字の2通りの入力を行うのみ
で、通常使用することがない文字列の構成パターンを自
動作成することが可能となり、電子掲示板システムの管
理者の負担を軽減することとなった。
【0123】例えば禁止語として「明細書」を登録した
い場合には、「明細書」「めいさいしょ」「メイサイシ
ョ」の3通りを入力さえしておけば、メッセージ内に
「めイさイショ」という文字列で擬装していても、禁止
語としての抽出が可能となる。
【0124】加えて、メッセージ内に一つの文字を複数
の文字から構成させ、その形状から一つの文字として認
識させることによって、禁止語をメッセージ内に含めて
いる場合に於いてもその抽出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステム構成の一例を示すシステム
構成図である。
【図2】 絵文字検索手段のシステム構成の一例を示す
図である。
【図3】 本発明のプロセスの流れの一例を示すフロー
チャート図である。
【図4】 本発明のプロセスの流れの一例を示すフロー
チャート図である。
【図5】 本発明のプロセスの流れの一例を示すフロー
チャート図である。
【図6】 本発明のプロセスの流れの一例を示すフロー
チャート図である。
【図7】 文字の位置座標を示す概念図である。
【図8】 メッセージの一例を示す図である。
【図9】 交差文字列を示す概念図である。
【図10】交差文字列から小さい交差文字を削除した場
合を示す概念図である。
【図11】絵文字を含むメッセージの一例を示す図であ
る。
【図12】メッセージの中に含まれる絵文字を強調表示
した概念図である。
【図13】文字変換後のメッセージを示す概念図であ
る。
【図14】絵文字の位置座標を算出する概念図である。
【図15】新たに格納した絵文字のメッセージの概念図
を示す。
【図16】絵文字を示す一例である。
【符号の説明】
1:電子掲示板システム 2:スケジュール閲覧手段 3:スケジュール予約手段 4:スケジュール課金手段 5:予約枠通知手段 6:拒否語登録手段 7:メッセージ受付手段 8:バッファ格納手段 9:禁止語検索手段 10:メッセージ登録手段 11:メッセージ表示制御手段 12:表示手段 13:スケジュールデータベース 14:メッセージ入力用データベース 15:禁止語データベース 16:メッセージデータベース 17:ユーザ端末 18:ネットワーク 19:禁止語自動作成手段 20:絵文字検索手段 21:使用頻度算出手段 22:文字置換手段 23:テンポラリーバッファ 24:形状認識手段 25:メッセージ変換手段 26:使用頻度データベース 27:文字データベース 30:仮想四角形

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メッセージを掲載することを希望するユー
    ザが有するユーザ端末とネットワークを介してデータの
    送受信が可能である電子掲示板システムであって、前記
    電子掲示板システムは、前記掲載するのにふさわしくな
    い単語である禁止語を格納している禁止語データベース
    と、前記掲載するメッセージを格納しているメッセージ
    データベースと、前記ユーザ端末から前記メッセージを
    受信するメッセージ受付手段と、前記受信したメッセー
    ジに於ける文字の位置座標を算出し、前記メッセージと
    前記文字の大きさと前記位置座標とを格納するバッファ
    格納手段と、前記バッファ格納手段に格納したメッセー
    ジ内の文字から予め定められた角度線上に存在している
    少なくとも一以上の交差文字を抽出し、前記交差文字と
    前記禁止語データベースに格納している禁止語とを比較
    する禁止語検索手段と、前記禁止語検索手段に於いて前
    記比較の結果、前記メッセージ内に前記禁止語が含まれ
    ていない場合に前記メッセージを前記メッセージデータ
    ベースに格納するメッセージ登録手段とを有することを
    特徴とする電子掲示板システム。
  2. 【請求項2】前記電子掲示板システムに於いて、前記バ
    ッファ格納手段に格納した前記メッセージ内から絵文字
    を抽出し、前記絵文字からなるメッセージをバッファ格
    納手段に格納する絵文字検索手段を有し、前記禁止語検
    索手段に於いて、前記絵文字からなるメッセージの絵文
    字から予め定められた角度線上に存在している少なくと
    も一以上の交差絵文字を抽出し、前記抽出した交差絵文
    字と前記禁止語データベースに格納している禁止語とを
    更に比較することを特徴とする請求項1に記載の電子掲
    示板システム。
  3. 【請求項3】前記電子掲示板システムに於いて、前記禁
    止語データベースは、少なくともひらがなとカタカナと
    からなる禁止語を格納しており、前記禁止語データベー
    スに格納しているひらがなとカタカナとに基づいてひら
    がなとカタカナとからなる前記禁止語の文字列を自動作
    成する禁止語自動作成手段を有しており、前記禁止語検
    索手段に於いて比較する際に、前記交差文字及び/又は
    前記抽出した交差絵文字と前記自動作成した禁止語の文
    字列とを更に比較することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の電子掲示板システム。
  4. 【請求項4】メッセージを掲載することを希望するユー
    ザが有するユーザ端末とネットワークを介してデータの
    送受信が可能である電子掲示板システムであって、前記
    電子掲示板システムは、前記掲載するのにふさわしくな
    い単語である禁止語を格納している禁止語データベース
    と、前記掲載するメッセージを格納しているメッセージ
    データベースと、前記ユーザ端末から前記メッセージを
    受信するメッセージ受付手段と、前記受信したメッセー
    ジに於ける文字の位置座標を算出し、前記メッセージと
    前記文字の大きさと前記位置座標とを格納するバッファ
    格納手段と、前記バッファ格納手段に格納した前記メッ
    セージ内から絵文字を抽出し、前記絵文字からなるメッ
    セージを前記バッファ格納手段に格納する絵文字検索手
    段と、前記バッファ格納手段に格納したメッセージ及び
    /又は前記絵文字検索手段に於いて抽出した絵文字から
    なるメッセージに対して、前記禁止語データベースに格
    納している禁止語とを比較する禁止語検索手段と、前記
    禁止語検索手段に於いて前記比較の結果、前記バッファ
    格納手段に格納したメッセージ及び前記絵文字からなる
    メッセージ内に禁止語が含まれていない場合に前記メッ
    セージを前記メッセージデータベースに格納するメッセ
    ージ登録手段とを有することを特徴とする電子掲示板シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記電子掲示板システムに於いて、前記禁
    止語検索手段は、前記バッファ格納手段に格納したメッ
    セージ内の文字と前記絵文字からなるメッセージ内の前
    記絵文字とから予め定められた角度線上に存在している
    少なくとも一以上の交差文字及び/又は交差絵文字を抽
    出し、前記交差文字及び/又は前記抽出した交差絵文字
    と前記禁止語データベースに格納している禁止語とを更
    に比較することを特徴とする請求項4に記載の電子掲示
    板システム。
  6. 【請求項6】前記電子掲示板システムに於いて、前記禁
    止語データベースは、少なくともひらがなとカタカナと
    からなる禁止語を格納しており、前記禁止語データベー
    スに格納しているひらがなとカタカナとに基づいてひら
    がなとカタカナとからなる前記禁止語の文字列を自動作
    成する禁止語自動作成手段を更に有しており、前記禁止
    語検索手段に於いて、前記交差文字及び/又は前記交差
    絵文字と前記自動作成した禁止語の文字列とを更に比較
    することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の電
    子掲示板システム。
  7. 【請求項7】メッセージを掲載することを希望するユー
    ザが有するユーザ端末とネットワークを介してデータの
    送受信が可能である電子掲示板システムであって、前記
    電子掲示板システムは、前記掲載するのにふさわしくな
    い単語である禁止語を少なくともひらがなとカタカナと
    で格納している禁止語データベースと、前記掲載するメ
    ッセージを格納しているメッセージデータベースと、前
    記ユーザ端末から前記メッセージを受信するメッセージ
    受付手段と、前記受信したメッセージに於ける文字の位
    置座標を算出し、前記メッセージと前記文字の大きさと
    前記位置座標とを格納するバッファ格納手段と、前記禁
    止語データベースに格納しているひらがなとカタカナと
    に基づいてひらがなとカタカナとからなる前記禁止語の
    文字列を自動作成する禁止語自動作成手段と、前記受信
    したメッセージと、前記禁止語データベース内に格納し
    ている禁止語と前記禁止語自動作成手段に於いて前記自
    動作成した禁止語の文字列とを比較する禁止語検索手段
    と、前記禁止語検索手段に於いて前記比較の結果、前記
    メッセージ内に禁止語が含まれていない場合に前記メッ
    セージデータベースに格納するメッセージ登録手段とを
    有することを特徴とする電子掲示板システム。
  8. 【請求項8】前記電子掲示板システムに於いて、前記バ
    ッファ格納手段に格納した前記メッセージ内から絵文字
    を抽出し、前記絵文字からなるメッセージをバッファ格
    納手段に格納する絵文字検索手段を有し、前記禁止語検
    索手段に於いて、前記絵文字からなるメッセージと、前
    記禁止語データベースに格納している禁止語と前記自動
    作成した禁止語の文字列とを更に比較することを特徴と
    する請求項7に記載の電子掲示板システム。
  9. 【請求項9】前記電子掲示板システムに於いて、前記禁
    止語検索手段は、前記バッファ格納手段に格納したメッ
    セージ内の文字及び/又は前記絵文字からなるメッセー
    ジ内の絵文字から予め定められた角度線上に存在してい
    る少なくとも一以上の交差文字及び/又は交差絵文字を
    抽出し、前記抽出した交差文字及び/又は前記抽出した
    交差絵文字と、前記禁止語データベースに格納している
    禁止語と前記自動作成した禁止語の文字列とを更に比較
    することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の電
    子掲示板システム。
  10. 【請求項10】前記絵文字検索手段は、文字の使用頻度
    を格納している使用頻度データベースと、前記文字の形
    状を格納している文字データベースと、前記バッファ格
    納手段に格納したメッセージの文字の使用頻度を算出
    し、前記使用頻度データベースに格納している前記文字
    の使用頻度と前記算出した使用頻度とを比較し、前記算
    出した使用頻度が著しく高い前記メッセージ内の文字を
    抽出する使用頻度算出手段と、前記使用頻度算出手段に
    於いて抽出した文字を予め定められた文字に置換する文
    字置換手段と、前記文字置換手段に於いて置換した文字
    からなるメッセージと、前記置換した文字の位置座標と
    を格納するテンポラリーバッファと、前記テンポラリー
    バッファに格納したメッセージに於いて、前記置換した
    文字の配列パターンと、前記文字データベースに格納し
    ている文字の形状との比較を行い、一致又は類似してい
    る文字を前記絵文字として抽出する形状認識手段と、前
    記形状認識手段に於いて抽出した前記絵文字の位置座標
    を算出し、前記絵文字と前記絵文字の位置座標とを、前
    記絵文字からなるメッセージとしてバッファ格納手段に
    格納するメッセージ変換手段とを有することを特徴とす
    る請求項2から請求項9のいずれかに記載の電子掲示板
    システム。
  11. 【請求項11】前記電子掲示板システムは、前記掲載す
    るメッセージのスケジュールを格納しているスケジュー
    ルデータベースと、前記ユーザ端末に対して前記スケジ
    ュールを送信するスケジュール閲覧手段と、前記ユーザ
    端末から前記メッセージを掲載するスケジュールの予約
    要求を受信し前記スケジュールデータベースに前記ユー
    ザの掲載スケジュールを格納し予約登録を行うスケジュ
    ール予約手段と、前記スケジュール予約要求を受信した
    際に前記ユーザに対して前記予約した時間枠に相当する
    料金の課金を行うスケジュール課金手段と、前記スケジ
    ュールの予約確認と前記メッセージ受付手段のアドレス
    とを前記ユーザ端末に送信する予約枠通知手段と、前記
    メッセージデータベースに格納した前記メッセージを、
    前記メッセージの定義属性に基づいて表示メッセージデ
    ータに変換するメッセージ表示制御手段と、前記スケジ
    ュールデータベースに格納した前記ユーザの時間枠が到
    来した際に前記変換した表示メッセージデータを表示す
    る表示手段とを有することを特徴とする請求項1から請
    求項10のいずれかに記載の電子掲示板システム。
  12. 【請求項12】前記禁止語が、一般常識的に公共の閲覧
    に供するのにふさわしくない単語であり予め前記禁止語
    データベースに登録されている危険語と、前記電子掲示
    板システムの目的と照合し掲載にふさわしくないと前記
    電子掲示板システムの管理者が判断し前記管理者自らが
    拒否語登録手段を介して前記禁止語データベースに登録
    する拒否語とからなることを特徴とする請求項1から請
    求項11のいずれかに記載の電子掲示板システム。
  13. 【請求項13】メッセージを掲載することを希望するユ
    ーザが有するユーザ端末とネットワークを介してデータ
    の送受信が行え、前記メッセージを掲載する電子掲示板
    方法であって、前記電子掲示板方法は、前記掲載するの
    にふさわしくない単語である禁止語を禁止語データベー
    スに格納し、前記ユーザ端末から前記メッセージを受信
    し、前記受信したメッセージに於ける文字の位置座標を
    算出し、前記メッセージと前記文字の大きさと前記位置
    座標とを格納し、前記格納したメッセージ内の文字から
    予め定められた角度線上に存在している少なくとも一以
    上の交差文字を抽出し、前記交差文字と前記禁止語デー
    タベースに格納した禁止語とを比較し、前記比較の結
    果、前記メッセージ内に前記禁止語が含まれていない場
    合に前記メッセージをメッセージデータベースに格納す
    ることを特徴とする電子掲示板方法。
  14. 【請求項14】前記電子掲示板方法に於いて、前記格納
    した前記メッセージ内から絵文字を抽出し、前記絵文字
    からなるメッセージを格納し、前記禁止語の比較の際
    に、前記絵文字からなるメッセージの絵文字から予め定
    められた角度線上に存在している少なくとも一以上の交
    差絵文字を抽出し、前記抽出した交差絵文字と前記禁止
    語データベースに格納した禁止語とを更に比較すること
    を特徴とする請求項13に記載の電子掲示板方法。
  15. 【請求項15】前記電子掲示板方法に於いて、少なくと
    もひらがなとカタカナとからなる禁止語を前記禁止語デ
    ータベースに格納し、前記禁止語データベースに格納し
    ているひらがなとカタカナとに基づいてひらがなとカタ
    カナとからなる前記禁止語の文字列を自動作成し、前記
    禁止語の比較の際に、前記交差文字及び/又は前記交差
    絵文字と前記自動作成した禁止語の文字列とを更に比較
    することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載
    の電子掲示板方法。
  16. 【請求項16】メッセージを掲載することを希望するユ
    ーザが有するユーザ端末とネットワークを介してデータ
    の送受信が行え、前記メッセージを掲載する電子掲示板
    方法であって、前記電子掲示板方法は、前記掲載するの
    にふさわしくない単語である禁止語を禁止語データベー
    スに格納し、前記ユーザ端末から前記メッセージを受信
    し、前記受信したメッセージに於ける文字の位置座標を
    算出し、前記メッセージと前記文字の大きさと前記位置
    座標とを格納し、前記受信したメッセージ内から絵文字
    を抽出し、前記絵文字からなるメッセージを格納し、前
    記受信したメッセージ及び/又は前記絵文字からなるメ
    ッセージに対して、前記禁止語データベースに格納して
    いる禁止語とを比較し、前記比較の結果、前記受信した
    メッセージ及び/又は前記絵文字からなるメッセージ内
    に前記禁止語が含まれていない場合に前記メッセージを
    メッセージデータベースに格納することを特徴とする電
    子掲示板方法。
  17. 【請求項17】前記電子掲示板方法に於いて、前記禁止
    語の比較の際に、前記受信したメッセージ内の文字と前
    記絵文字からなるメッセージ内の前記絵文字とから、予
    め定められた角度線上に存在している少なくとも一以上
    の交差文字及び/又は交差絵文字を抽出し、前記交差文
    字及び/又は前記抽出した交差絵文字とを前記禁止語デ
    ータベースに格納している禁止語と更に比較することを
    特徴とする請求項16に記載の電子掲示板方法。
  18. 【請求項18】前記電子掲示板方法に於いて、少なくと
    もひらがなとカタカナとからなる禁止語を前記禁止語デ
    ータベースに格納し、前記禁止語データベースに格納し
    ているひらがなとカタカナとに基づいてひらがなとカタ
    カナとからなる前記禁止語の文字列を自動作成し、前記
    禁止語の比較の際に、前記交差文字及び/又は前記交差
    絵文字と、前記自動作成した禁止語の文字列とを更に比
    較することを特徴とする請求項16又は請求項17に記
    載の電子掲示板方法。
  19. 【請求項19】メッセージを掲載することを希望するユ
    ーザが有するユーザ端末とネットワークを介してデータ
    の送受信が行え、前記メッセージを掲載する電子掲示板
    方法であって、前記電子掲示板方法は、前記掲載するの
    にふさわしくない単語である禁止語を少なくともひらが
    なとカタカナとで禁止語データベースに格納し、前記ユ
    ーザ端末から前記メッセージを受信し、前記受信したメ
    ッセージに於ける文字の位置座標を算出し、前記メッセ
    ージと前記文字の大きさと前記位置座標とを格納し、前
    記禁止語データベースに格納しているひらがなとカタカ
    ナとに基づいてひらがなとカタカナとからなる前記禁止
    語の文字列を自動作成し、前記受信したメッセージと、
    前記禁止語データベース内に格納している禁止語と前記
    自動作成した禁止語の文字列とを比較し、前記比較の結
    果、前記メッセージ内に前記禁止語が含まれていない場
    合に前記メッセージをメッセージデータベースに格納す
    ることを特徴とする電子掲示板方法。
  20. 【請求項20】前記電子掲示板方法に於いて、前記格納
    したメッセージ内から絵文字を抽出し、前記絵文字から
    なるメッセージを格納し、前記絵文字からなるメッセー
    ジと、前記禁止語データベースに格納している禁止語と
    前記自動作成した禁止語の文字列と更にを比較すること
    を特徴とする請求項19に記載の電子掲示板方法。
  21. 【請求項21】前記電子掲示板方法に於いて、前記禁止
    語の比較の際に、前記受信したメッセージ内の文字及び
    /又は前記絵文字からなるメッセージ内の絵文字とか
    ら、予め定められた角度線上に存在している少なくとも
    一以上の交差文字及び/又は交差絵文字を抽出し、前記
    交差文字及び/又は前記抽出した交差絵文字に対して、
    前記禁止語データベースに格納している禁止語と前記自
    動作成した禁止語の文字列とを更に比較することを特徴
    とする請求項19又は請求項20に記載の電子掲示板方
    法。
  22. 【請求項22】前記絵文字の抽出の際に、文字の使用頻
    度を使用頻度データベースに格納し、前記文字の形状を
    文字データベースに格納し、前記受信したメッセージ内
    の文字の使用頻度を算出し、前記使用頻度データベース
    に格納している前記文字の使用頻度と前記算出した使用
    頻度とを比較し、前記算出した使用頻度が著しく高い前
    記メッセージ内の文字を抽出し、前記抽出した文字を予
    め定められた文字に置換し、前記置換した文字からなる
    メッセージと前記置換した文字の位置座標とを格納し、
    前記格納したメッセージに於いて前記置換した文字の配
    列パターンと、前記文字データベースに格納している文
    字の形状との比較を行い、前記比較の結果、一致又は類
    似している文字を前記絵文字として抽出し、前記抽出し
    た絵文字の位置座標を算出し、前記絵文字と前記絵文字
    の位置座標とを前記絵文字からなるメッセージとして格
    納することを特徴とする請求項14から請求項21のい
    ずれかに記載の電子掲示板方法。
  23. 【請求項23】前記電子掲示板方法に於いて、前記掲載
    するメッセージのスケジュールをスケジュールデータベ
    ースに格納し、前記ユーザ端末に対して前記スケジュー
    ルを送信し、前記ユーザ端末から前記メッセージを掲載
    するスケジュールの予約要求を受信し、前記スケジュー
    ルデータベースに前記ユーザのスケジュールを格納し予
    約登録を行い、前記スケジュール予約要求を受信した際
    に前記ユーザに対して前記予約した時間枠に相当する料
    金の課金を行い、前記スケジュールの予約確認と前記掲
    載するメッセージの受付先のアドレスとを前記ユーザ端
    末に送信し、前記メッセージデータベースに格納した前
    記メッセージを、前記メッセージの定義属性に基づいて
    表示メッセージデータに変換し、前記スケジュールデー
    タベースに格納した前記ユーザの時間枠が到来した際に
    前記変換した表示メッセージデータを表示することを特
    徴とする請求項13から請求項22のいずれかに記載の
    電子掲示板方法。
  24. 【請求項24】前記禁止語が、一般常識的に公共の閲覧
    に供するのにふさわしくない単語であり予め前記禁止語
    データベースに登録されている危険語と、前記電子掲示
    板方法の目的と照合し掲載にふさわしくないと前記電子
    掲示板方法の管理者が判断し前記管理者自らが前記禁止
    語データベースに登録する拒否語とからなることを特徴
    とする請求項13から請求項23のいずれかに記載の電
    子掲示板方法。
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