JP2002365716A - 電動雲台カメラ装置 - Google Patents

電動雲台カメラ装置

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JP2002365716A
JP2002365716A JP2001174496A JP2001174496A JP2002365716A JP 2002365716 A JP2002365716 A JP 2002365716A JP 2001174496 A JP2001174496 A JP 2001174496A JP 2001174496 A JP2001174496 A JP 2001174496A JP 2002365716 A JP2002365716 A JP 2002365716A
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JP
Japan
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camera device
gap
rotation
main body
head camera
Prior art date
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Application number
JP2001174496A
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English (en)
Inventor
Akihiro Tawara
明宏 田原
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冬季の着雪や着水などにより水平回転部や垂直
回転部が凍結することなく、旋回や上下のカメラ方向制
御ができる電動雲台カメラ装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】凍結を防止するために、水平回転部あるい
は垂直回転部の回転面に沿って、着雪や着水などを取り
払うように可動する可動体を設けるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に屋外に設置さ
れる電動雲台カメラ装置の凍結防止機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】屋外に設置される電動雲台カメラ装置
で、特に冬季に積雪の多い地方に設置されるものは積雪
により回転軸部が凍結し、旋回や上下のカメラ方向制御
ができなくなることが多く発生する。たとえば、冬季積
雪の状況を調査する目的で電動雲台カメラ装置を設置し
たのなら、カメラ方向制御が不可能になるのは致命的な
問題である。
【0003】図6に旋回軸が凍結した例を示す。4は据
付け場所に固定する固定台部、1は水平方向に旋回する
本体回転部、2はカメラ装置を収納し垂直方向に回転し
て上下方向のカメラ装置の方向制御されるカメラケース
部、10は以下に説明する凍結部である。12は風受け
で、垂直回転軸の一方にカメラケース部2が配置されて
いるので、強風発生時の装置全体のバランスを取るため
の風受けである。
【0004】図6において、季節風により一方向から吹
きつけた雪が本体回転部1と固定台部4の隙間に付着
し、日中解け、夜間に凍結を繰り返し氷塊となって旋回
軸を固定してしまう。また、本体回転部1に着雪し、や
はり日中に解け、夜間に凍結を繰り返して氷塊となって
凍結部10が形成されて本体回転部1を固定してしま
う。このような状態は、垂直方向に回転するカメラケー
ス部2と本体回転部1との隙間にも発生する。一度この
状態になると氷を取り除かない限り動作不能となる。
【0005】従来では、この凍結対策として本体回転部
1、固定台部4、およびカメラケース部2の内部にヒー
ターを設け、雪が付く前に溶かす方法や、本体回転部1
と固定台部4の隙間に摩擦係数の低いテフロン(登録商
標)樹脂の板を挟み込んで隙間を埋めて着雪や着氷、あ
るいは雪や水の侵入などを防ぐ方法の対策を取ってき
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術のヒー
ターを内蔵して加熱による対策には、表面に付いた雪が
溶けてつららとなって再氷結し、逆に硬く固まらせてし
まうという欠点がある。またヒーターによる加熱対策
は、風がある場合は風に熱を奪われるため無風状態に比
較して数倍のヒーターが必要になり、消費電力が増大す
るという欠点もある。
【0007】テフロン樹脂の板を挟み込む対策は、積雪
が多い時は効果が少ないという欠点がある。テフロン樹
脂の板が凍結しても、表面は滑りやすいため可動する
が、図6のように固定台部4と本体回転部1とにまたが
って氷塊が繋がったり、雪に埋もれると、本体回転部は
固定されてしまうことになる。
【0008】本発明はこれらの欠点を除去するため、少
ない消費電力で、より確実に凍結を防止する機構を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、取付場所に固定する固定台部を設け、該固
定台部に水平方向の回転が可能な本体回転部を設け、該
本体回転部に被写体を撮像するカメラ装置を収納し垂直
方向の回転が可能なカメラケース部を設けた電動雲台カ
メラ装置において、前記固定台部と前記本体回転部との
隙間または前記本体回転部と前記カメラケース部との隙
間のいずれか一方あるいは両方の隙間に、該隙間を可動
する可動体をそれぞれに設けたものである。
【0010】また、前記隙間を可動する可動体は前記本
体回転部の回転軸またはカメラケース部の回転軸を中心
にそれぞれに回転するようにしたものである。
【0011】さらに、前記隙間を可動する可動体は連続
的にまたは間欠的に可動するようにしたものである。
【0012】すなわち、具体的に言うならば、図1に示
すように本体回転部1と固定台部4の隙間に回転軸を中
心に連続的にまたは間欠的に回転する円盤などを設け、
本体回転部1と固定台部4の隙間に雪が付着しても固ま
らないように、あるいは固定台部4と本体回転部1とに
繋なった凍結部10が分断されるようにして本体回転部
1が固定されないように雪や水などを取り払う機構を設
けたものである。また、上記と同様に垂直方向に回転す
るカメラケース部2と本体回転部1との隙間にも連続的
にまたは間欠的に回転する円盤などを設けるようにした
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施例を図
1、図2、および図3により説明する。本体回転部1は
カメラケース部2とともに左右に回転しカメラ装置の水
平方向を決め、カメラケース部2は上下に回転しカメラ
装置の垂直方向を決める。回転部1と固定台部4の間
に、自動回転して雪や水などを取り払う凍結防止用円盤
3が設けられている。凍結防止用円盤3が、所定の速度
で連続的に回転し続けるか、もしくは一定間隔で回転、
停止を繰り返すようにすることで、雪や水などを取り払
い雪の付着、凍結部の発生を防ぐことができる。
【0014】凍結防止用円盤3を回転させる機構の一実
施例を図2と図3で説明する。図2は、水平回転の凍結
防止ための凍結防止用円盤3とその回転機構の分解図を
示し、図3は、電動運台カメラ装置の正面図を示してい
る。凍結防止用円盤3は、固定台部4と本体回転部1を
接続する固定軸7に自由回転するように取り付けられて
いる。凍結防止用円盤3の裏側には内向きの円盤側歯車
8が取り付けられており、固定台部4の内部に設けたモ
ーター6に取り付けられたモーター歯車5の回転駆動力
が円盤側歯車8に伝達して、凍結防止用円盤3が回転す
る。凍結防止用円盤3の回転速度は雪が固まらない程度
の低速でよく、所定の速度で連続的に回転し続けるか、
もしくは一定間隔で回転、停止を繰り返すようにモータ
ー6を制御してもよい。
【0015】上述の第一の実施例では水平軸方向の凍結
防止のみであるが、第二の実施例として、カメラケース
部2と本体回転部1との間、垂直回転方向の凍結防止に
も同様に自動回転する円盤を設けることにより容易に実
現できる。この第二の実施例を図4と図5で示す。図4
と図5は、第一の実施例を示す図1、図2、および図3
の水平回転の凍結防止用円盤3が具備された電動運台カ
メラ装置に、カメラケース部2と本体回転部1との垂直
回転の凍結防止用円盤11を具備した電動運台カメラ装
置の斜視図と正面図である。同図において、図4および
図5と同じ符号が付与されているものは同一の機能を有
するためその説明を省略する。21は、垂直回転方向の
凍結防止のための着雪や氷塊を払拭する凍結防止用円
盤、16は凍結防止用円盤21を回転させる回転駆動力
源であるモーター、15は凍結防止用円盤21に回転駆
動力を伝達するモーター歯車である。凍結防止用円盤2
1は、本体回転部1とカメラケース部2とを接続する固
定軸(図示せず)に自由に回転するに取り付けられてい
る。凍結防止用円盤21の裏側には内向きの円盤側歯車
(図示せず)が取り付けられており、モーター16に取
り付けられたモーター歯車15の回転駆動力が円盤側歯
車(図示せず)に伝達されて、凍結防止用円盤21が回
転する。凍結防止用円盤21の回転速度は、第一の実施
例のと同様に雪が固まらない程度の低速でよく、所定の
速度で連続的に回転し続けるか、もしくは一定間隔で回
転、停止を繰り返すようにモーター6を制御してもよ
い。
【0016】また、第一および第二の凍結防止用円盤1
1、21の回転動作は、お互いに独立してあるいは同期
して回転するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0017】以上では、凍結防止用円盤の取り付けの一
実施例を水平回転軸のみの場合と水平回転軸および垂直
回転軸の両方に説明したが、当然ながら垂直回転のみの
場合でも凍結防止用円盤を取り付けた電動雲台カメラ装
置は容易に実現できることは言うまでもない。
【0018】また、凍結防止用に回転部の隙間を回転さ
せるものは必ずしも円盤の形状である必要はなく、棒状
や十字形や星形などの可動体を可動させて着雪や氷塊の
発生の前に取り払えられればよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、着雪や着水などを確実
に取り払うことができるので回転部の凍結を防ぐことが
でき電動雲台カメラ装置を提供することができるように
なる。また、ヒーターによる加熱対策と比べて風による
熱を奪われることもないので、消費電力を低減する電動
雲台カメラ装置を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例を示す図
【図2】 本発明の第一の実施例の分解図
【図3】 本発明の第一の実施例の正面図
【図4】 本発明の第二の実施例の斜視図
【図5】 本発明の第二の実施例の正面図
【図6】 従来技術の電動雲台カメラ装置における凍結
した一例を示す図
【符号の説明】
1:本体回転部、2:カメラケース部、3:凍結防止用
円盤、4:固定台部、5:モーター歯車、6:モータ
ー、7:固定軸、8:円盤側歯車、10:凍結部、1
1:凍結防止用円盤、12:風受け、15:モーター歯
車、16:モーター、21:凍結防止用円盤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の撮像方向が水平回転または垂直回
    転のいずれか一方の回転または両方の回転によって設定
    される電動雲台カメラ装置において、 前記水平回転または垂直回転の回転軸と直角をなす外面
    である水平回転または垂直回転の面に接するように可動
    することにより、前記水平回転または垂直回転の面また
    は外周を払拭するようにしたことを特徴とする電動雲台
    カメラ装置
  2. 【請求項2】取付場所に固定する固定台部と、被写体を
    撮像するカメラ装置が収納され所望の撮像方向を設定す
    るように回転する回転部から成る電動雲台カメラ装置に
    おいて、 前記固定部と前記回転部との隙間を可動する可動体を設
    けたことを特徴とする電動雲台カメラ装置。
  3. 【請求項3】取付場所に固定する固定台部を設け、該固
    定台部に水平方向の回転が可能な本体回転部を設け、該
    本体回転部に被写体を撮像するカメラ装置を収納し垂直
    方向の回転が可能なカメラケース部を設けた電動雲台カ
    メラ装置において、 前記固定台部と前記本体回転部との隙間または前記本体
    回転部と前記カメラケース部との隙間のいずれか一方あ
    るいは両方の隙間に、該隙間を可動する可動体をそれぞ
    れに設けたことを特徴とする電動雲台カメラ装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の発明において、前記隙間を
    可動する可動体は前記回転部の回転軸を中心に回転する
    ことを特徴とする電動雲台カメラ装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の発明において、 前記隙間を可動する可動体の可動範囲は、前記回転部の
    径より大きいことを特徴とする電動雲台カメラ装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載の発明において、 前記隙間を可動する可動体は連続的にまたは間欠的に可
    動することを特徴とする電動雲台カメラ装置。
JP2001174496A 2001-06-08 2001-06-08 電動雲台カメラ装置 Pending JP2002365716A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170821A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp 監視カメラ装置
CN102809978A (zh) * 2012-07-10 2012-12-05 浙江宇视科技有限公司 一种室外球机防结冰的方法和系统

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