JP2002365691A - 測光装置 - Google Patents

測光装置

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JP2002365691A
JP2002365691A JP2001178147A JP2001178147A JP2002365691A JP 2002365691 A JP2002365691 A JP 2002365691A JP 2001178147 A JP2001178147 A JP 2001178147A JP 2001178147 A JP2001178147 A JP 2001178147A JP 2002365691 A JP2002365691 A JP 2002365691A
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JP
Japan
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light
receiving element
cover
light receiving
circuit board
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Pending
Application number
JP2001178147A
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English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に組込可能であり、受光量を正確に測定
できる小型の測光装置を提供する。 【解決手段】 受光素子42の前面及び側面を緊密に覆
うとともに、受光窓9を通した外光の一部を受光素子4
2に入射させる入射開口が前面に形成された素子カバー
43と、前カバー24背面と素子カバー43との間に配
置され、入射開口47を開放した状態にして、後端縁を
素子カバー43前面に、前端縁を前カバー24背面にそ
れぞれ当接させた弾性を有する第1遮光部材51と、受
光素子42を背面側から緊密に覆うとともに、受光素子
42の後端から突出した端子42bを挿通させる端子挿
入穴52aを形成した弾性を有する第2遮光部材52と
が連結部53で一体に連結された遮光キャップ45とを
備え、素子カバー43を第2基板39に組み付けること
によって、第2基板39の基板面に対して受光素子42
を位置決めし、入射開口47を通した光のみを受光素子
42に入射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測光装置に関し、
更に詳しくは、レンズ付きフイルムユニット,コンパク
トカメラ等の露光制御に用いられる測光装置の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】簡易型のカメラとして、未露光の写真フ
イルムが予め装填されたレンズ付きフイルムユニットが
本出願人より製造・販売されている。このレンズ付きフ
イルムユニットには用途に応じて様々な機種があるが、
その中でも夜間や室内など暗い場所での撮影が行えるよ
うにストロボユニットを組み込んだものが普及してい
る。
【0003】レンズ付きフイルムユニットに内蔵されて
いるストロボユニットは、そのコンパクト化及びローコ
スト化のために、プリント基板に、回路素子が実装され
るとともに、回路素子間を電気的に接続する回路パター
ンが集約的に配置されている。ストロボユニットを内蔵
させることによって、暗い場所での撮影も可能となる
が、レンズ付きフイルムユニットではローコスト化のた
めにシャッタ速度や絞りがそれぞれ固定されたものとな
っている。そして、ネガフイルム上の露出オーバーや露
出アンダーに対しては、プリント処理によってほぼ適性
露光となるプリント写真が得られるようにしている。し
かし、プリント処理による露光補正にも限界があり、極
端なオーバーネガやアンダーネガについては補正が困難
である。
【0004】こうした事情から、一定レベルの明るさを
基準にしてシャッタ速度又は絞りを2段に切り換えるよ
うにした簡単な自動露出制御装置を備えたレンズ付きフ
イルムユニットが販売され、その自動露出制御装置を設
けるにあたっては、受光素子を用い被写体輝度を測定す
る測光装置が不可欠となる。組み込みスペースを確保
し、また面倒な配線作業を省略するうえでも、受光素子
がレンズ付きフイルムユニットに組み込まれているプリ
ント基板にハンダ付けされてるのが有利である。このよ
うに、例え2段切換えであっても自動的に露出制御を行
うことによって、極端な露光オーバーや露光アンダーを
防ぐことができるようになるため、プリント処理時の補
正によりほとんどの場合、ほぼ適性なプリント写真が得
られるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような測光装置では、測光に不必要な外光の侵入が多
くなり、測光精度が低下するという問題が生じる。そこ
で、特開平11−2853の測光装置では、前面カバー
に測光窓を設け、その奥に受光素子を配置するととも
に、その間に、弾性を有する入射光制限部材を配置し、
不必要な外光が受光素子に侵入しないようにした。しか
しながら、上記測光装置では、受光素子もしくは収納部
を正確に組み込みしなければ、ストロボ反射光を受光す
る受光角度が変化してしまい、受光量を正確に測定する
ことができないおそれがある。
【0006】また、反射するストロボ光以外にも、フイ
ルムユニット内部から受光素子の端子を挿入する穴部を
介して受光素子に入射するおそれもあり、正確な受光量
を測定できないおそれがある。それを防止するため、受
光素子の端子穴に遮光材を塗布することが考えられてい
るが、組み込む手間が掛かり、作業コストが高くなる。
【0007】また、半透過性のフィルタを受光素子前方
に配置することにより受光量を調節する測光装置が提案
されている。ストロボ光がフイルムユニット内部からフ
ィルタ断面を介して受光素子に入射するおそれがあるた
め、収納部でフィルタ断面を覆うように収納部の受光素
子挿入側からフィルタを挿入する。しかしながら、フィ
ルタ交換時に収納部を分解しなければならないため、手
間が掛かる。また、カメラボディに内部に受光部を備
え、フイルムユニット外部からのストロボ光を取り入れ
る受光窓を設けたが、その受光窓の隙間からゴミ,埃,
水滴等の異物がカメラ内部に侵入するおそれもある。
【0008】本発明は、容易に組込可能であり、受光量
を正確に測定できる小型の測光装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の測光装置は、受光素子の前面及び側面を緊
密に覆うとともに、受光窓を通した外光の一部を受光素
子に入射させる入射開口が前面に形成された受光素子カ
バーと、外装カバー内面と受光素子カバーとの間に配置
され、入射開口を開放した状態にして、後端縁を受光素
子カバー前面に、前端縁を外装カバー内面にそれぞれ当
接させた弾性を有する第1遮光部材と、受光素子を背面
側から緊密に覆うとともに、受光素子の後端から突出し
た端子を挿通させる端子穴を形成した弾性を有する第2
遮光部材とを備え、受光素子カバーを回路基板に組み付
けることによって、回路基板の基板面に対して受光素子
を位置決めし、入射開口を通した光のみを受光素子に入
射させることを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2記載の測光装置は、回路基
板に位置決め開口を、受光素子カバーに位置決め突起を
一体に形成し、この位置決め突起を回路基板に形成した
位置決め穴に挿入することによって、受光素子カバーを
回路基板に位置決めしたことを特徴とするものである。
また、第1,第2遮光部材は、一体に連結されているこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、請求項4記載の測光装置は、また、
入射開口の前面には受光量調節用のフィルタが配置され
ており、受光素子カバーと第1遮光部材とで挟み込むよ
うに保持されていることを特徴とするものである。ま
た、予め写真フイルムが装填され、撮影レンズで結像さ
れた被写体像を露光するレンズ付きフイルムユニットに
内蔵することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の測光装置を内蔵
するレンズ付きフイルムユニットを示す外観斜視図であ
る。レンズ付きフイルムユニット (以後、フイルムユニ
ットと記す)2は、写真フイルムが装填され各種撮影機
構が組み込まれたユニット本体3と、このユニット本体
3の外周に巻き付けられるようにして貼付されるラベル
4とからなる。ラベル4には、ユニット本体3の各部を
露呈させるための開口が形成されている。
【0013】ユニット本体3は、その前面に撮影レンズ
5,ファインダ対物窓6,ストロボ発光窓7,ストロボ
充電ノブ8,受光窓9が、上面には、レリーズボタン1
1,カウンタ表示窓12,ストロボ充電確認窓13が、
背面には、ファインダ接眼窓(図示せず),巻上げノブ
14がそれぞれ設けられている。
【0014】図2は、フイルムユニット2を示す分解斜
視図である。図2に示すように、ユニット本体3は、本
体基部21,露光ユニット22,ストロボユニット2
3,前カバー24,後カバー25から構成されている。
【0015】本体基部21は、写真フイルム26の露光
範囲を決定する露光枠(図示せず)を備えた暗箱21a
と、カートリッジ本体27を収納するカートリッジ収納
室21bと、このカートリッジ収納室21bから引き出
され、ロール状に巻かれた写真フイルム26を収納する
写真フイルム収納室21cとで構成される。また、カー
トリッジ収納室21bの上部には巻上げノブ14が取り
付けられ、巻上げノブ14を回転させることにより写真
フイルム26が給送される。
【0016】前カバー24には、撮影レンズ5,ストロ
ボ発光部7等を露呈するための開口が形成されている。
前カバー24は、各ユニット部品が取り付けられた本体
基部21の前面から覆うようにしてに組み付けられる。
後カバー25は本体基部21の背後に設けられ、前カバ
ー24とともにユニット本体3の内部を光密に覆ってい
る。後カバー25には底蓋25a,25bが一体に形成
され、カートリッジ本体27及び写真フイルム26の底
部を光密に覆っている。
【0017】露光ユニット22は、本体基部21のほぼ
中央に形成される。この露光ユニット22は、シャッタ
機構,フイルム巻き止め機構,残り撮影可能コマ数を表
示するためのカウンタ機構,ファインダ等をユニット化
したものであり、暗箱21aに組み付けられている。
【0018】ストロボユニット23は、露光ユニット2
2の側方に配置されており、ストロボ回路が形成された
プリント基板31と、そのプリント基板31に取り付け
られたストロボ発光部7,コンデンサ32,電池33を
挟み込むように保持するアーム部材34,充電スイッチ
35,シンクロスイッチ36から構成されている。ま
た、プリント基板31の前面には、受け板37,ストロ
ボ充電ノブ8が配置されており、受け板37は、ストロ
ボ充電ノブ8を上下方向にスライド自在に保持する。
【0019】ストロボ回路は、ストロボ発光部7を発光
させるのに必要な電荷をコンデンサ32へ充電させるた
めの回路であり、ストロボ充電ノブ8が押し上げられる
と、プリント基板31に設けられた充電スイッチ35が
オンし、コンデンサ32への充電が行われる。コンデン
サ32の充電が完了すると、プリント基板31上に設け
られたLED (図示せず) の点滅がストロボ充電確認窓
13から確認できる。シャッタレリーズ操作により、シ
ンクロスイッチ36がオンすると、ストロボ発光部7か
らストロボ光が照射される。また、ストロボユニット2
3には、周知の調光回路を組み込まれており、ストロボ
発光時の被写体からの反射光を検出することで、ストロ
ボ光の発光光量の光量制御を行うことができる。
【0020】また、プリント基板31は、光軸方向に対
して垂直な第1基板38と、光軸方向に平行な第2基板
39とから構成されており、第1基板38及び第2基板
39は、コネクタ (図示せず) で電気的に接続されてい
る。また、第2基板39には測光装置41が組み付けら
れており、その前面が、前カバー24に設けられた受光
窓9から露呈されている。
【0021】図3は、測光装置41を示す分解斜視図で
あり、図4は、測光装置41を示す横断面図である。図
3,図4に示すように、測光装置41は、フォトトラン
ジスタ42,素子カバー43,フィルタ44,遮光キャ
ップ45で構成されている。第2基板39は、2つの位
置決め穴39aと、スルーホール39bとが設けられて
おり、両面には、その他の電子部品46も実装されてい
る。
【0022】フォトトランジスタ42は、受光体42a
と、その受光体42aから後方に突設する2本の端子4
2bから構成され、ストロボ発光時の被写体像からの反
射光を受光する受光素子として用いられる。受光体42
aは、受光量を感知し、その受光量に応じた電流を端子
42bに流す。端子42bは、第2基板39に実装され
ており、測光回路 (図示せず) で受光量を検出する。な
お、フォトトランジスタ42の代わりに他の部品を用い
てもよく、例えば、フォトダイオードを用いてもよい。
【0023】素子カバー43は、遮光性を有するプラス
チックで形成されており、その背面には、保持孔43a
が形成されており、背面側から受光体42aを挿脱自在
に保持する。その際に、受光体42aは、その前面及び
側面を保持孔43aの内壁に当接した状態で保持する。
【0024】素子カバー43の前方には、受光窓9を介
して、受光体42aに入射する外光を制限する入射開口
47が形成されている。入射開口47は、太径開口48
と細径開口49のから構成されており、被写体側から順
に、太径開口48,細径開口49を同軸上に配置したも
のである。また、受光体42aの受光角度θは、太径開
口48及び細径開口49の周縁部48a,49aで決定
する。
【0025】また、素子カバー43は、その側面に2つ
の突起50が形成されており、第2基板39に設けられ
た位置決め穴39aに挿入することにより、第2基板3
9に対して平行に位置決めされる。第2基板39が光軸
方向に平行に配置されているため、受光体42a及びそ
の受光体42aを保持する素子カバー43は、光軸方向
に保持される。
【0026】フィルタ44は、円形状のプラスチック片
であり、入射開口47の前方に配置されている。フィル
タ44は、半透明であり、受光体42aが受光する光量
を調整するために用いられている。なお、フィルタ44
は、受光体42aの種類に応じて適宜選択可能である。
【0027】遮光キャップ45は、ゴムで形成されてお
り、第1遮光部51と、第2遮光部52と、第1遮光部
51及び第2遮光部52を連結させる連結部53とが一
体に形成されたものである。連結部53の中央には、ほ
ぼ矩形状の開口53aが備えられており、その開口53
aに、素子カバー43の突起50が挿入される。
【0028】第1遮光部51は、その背面側からフィル
タ44を挿脱自在に保持する保持穴51aが形成されて
おり、フィルタ44を素子カバー43前面に押し付ける
ようにして保持する。また、第1遮光部51は、保持穴
51aの内壁を素子カバー43の外壁に押し付けるよう
に保持されている。保持穴51a前方には、入射開口4
7を開放する開口51bが設けられており、受光体42
aの受光角度θを決定することはない。また、第1遮光
部51は、その前面が受光窓9の周縁部に押し付けられ
ているため、受光窓9と第1遮光部51の間からフイル
ムユニット2内部にゴミ,埃,水滴等を侵入させない。
【0029】第2遮光部52は、その外壁を保持孔43
aの内壁に押し付けるように保持されるとともに、素子
カバー43を背面側から覆う。端子42bを挿入可能と
する端子挿入穴52aが形成されており、その周縁部が
端子42bを挟み込み、素子カバー43内部を光密に覆
う。また、端子挿入穴52aには、凹部52bが設けら
れ、フォトトランジスタ42の凸部42cと係合するこ
とにより、位置決めが行われる。
【0030】上記実施形態の作用を説明する。フイルム
ユニット2の製造ラインでは、測光装置41の組み込み
が行われる。フォトトランジスタ42の受光体42aは
素子カバー43の保持孔43aに挿入される。第1遮光
部51の保持穴51a内にフィルタ44が挿入される。
端子42bは、第2遮光部52の端子挿入穴52aに挿
入される。第2遮光部52は、保持孔43aに挿入さ
れ、素子カバー43とともに、受光体42aを保持す
る。また、凸部42cと凹部52bを係合させ、フォト
トランジスタ42及び第2遮光部52の位置決めを行
う。連結部53を引き伸ばし、開口53aに突起50を
挿入させるとともに、第1遮光部51を素子カバー43
の前方に被せる。また、端子42bはL字形状に曲げら
れる。
【0031】第1基板38に対して垂直に取り付けられ
た第2基板39には、2つの位置決め穴39aとスルー
ホール39bが設けれており、その位置決め穴39aに
は、素子カバー43の側面に設けられた突起50が、ス
ルーホール39bには、端子42b先端がそれぞれ挿入
される。フォトトランジスタ42及び素子カバー43
は、突起50を位置決め穴39aに挿入することによっ
て、第2基板39に対して平行に位置決めされる。ま
た、端子42bの形状を微調整し、端子42bが第2基
板39に半田付けされる。本体基部21に露光ユニット
22,ストロボユニット23を組付け、前カバー24及
び後カバー25で、ユニット本体3を覆う。前カバー2
4の受光窓9の周縁部は、第1遮光部51の前面に押し
付けるように取り付けられる。このように製造されたフ
イルムユニット2は遮光性,防湿性を有するガゼット袋
に包装され、店頭に並べられる。
【0032】撮影者は、購入したその場ですぐに写真撮
影ができる。例えばストロボ撮影を行う場合には、スト
ロボ充電ノブ8をスライド操作する。これにより、充電
スイッチ35がオンとなり、コンデンサ32が充電され
る。コンデンサ32の充電完了時には、LEDが点滅を
開始し、その点滅がストロボ充電確認窓13から確認で
きる。撮影者は、巻上げノブ14を回転させ、写真フイ
ルム26を1コマ分巻き上げ、ファインダ接眼窓から被
写体像を覗き込み構図を決定し、レリーズボタン11を
押下する。レリーズボタン11が押下されると、シャッ
タ羽根の開閉が行われる。そして、シャッタ羽根が全開
した瞬間にシンクロスイッチ36がオンとなってストロ
ボ発光部7が発光し、被写体に向けて照射される。
【0033】また、ストロボ発光と同時に、被写体像か
らの反射光が測光される。反射光は、受光窓9,開口5
1b,入射開口47を介し、受光体42aに入射され
る。太径開口48及び細径開口49の周縁部48a,4
9aは、受光体42aへの入射角度θを決定する。受光
体42aは、受光量に応じた電流を端子42b間に流
し、その測光結果に応じてストロボ光の発光量が調節さ
れる。そして、被写体像が写真フイルム26に露光され
る。
【0034】撮影終了したフイルムユニット2は現像す
るために現像取扱店に出される。現像取扱店では、写真
フイルム26がフイルムユニット2底面から取り出さ
れ、現像される。現像終了後、指定したサイズでプリン
トが行われる。また、写真フイルム26が取り除かれた
フイルムユニット2は、リユース・リサイクルのため循
環工場に送られる。
【0035】まず、循環工場に送られたフイルムユニッ
ト2は、機種ごとに分別され、前カバー24及び後カバ
ー25がフイルムユニット2から取り外される。また、
露光ユニット22及びストロボユニット23が本体基部
21から取り外され、各ユニットで再使用可能か否かの
機能検査が行われる。
【0036】本体基部21等は、前カバー24及び後カ
バー25により覆われており、再使用できる可能性が高
く、外観検査を施した後に再使用可能なものはそのまま
フイルムユニット2の組立工程に供給される。また、第
1遮光部51の前面が受光窓9の周縁部に押し付けられ
ているため、その隙間からフイルムユニット2内部にゴ
ミ,埃,水滴等を侵入させない。また、再使用されるフ
イルムユニット2に応じてフィルタ44を交換すること
がある。その際には、第1遮光部51を素子カバー43
から外すことにより、保持穴51aからフィルタ44を
容易に交換できる。
【0037】上記実施形態では、ゴムで形成した遮光キ
ャップ45を用いたが、勿論、ゴム以外にも、柔軟で弾
性のある素材であれば、どのようなものでも使用するこ
とができる。また、上記実施形態では、遮光キャップ4
5を、第1,第2遮光部51,52及び連結部53を一
体に形成したが、必ずしも一体に設けなくてもよく、連
結部53を省略しても問題ない。
【0038】また、上記実施形態では、前カバー24の
前面に対して垂直な第2基板39に位置決めしたが、前
カバー24に対して平行な基板に位置決めしても問題な
く、その際には、素子カバー43の突起50の形状をL
字形状にして、位置決めする。また、上記実施形態の測
光装置41は、調光回路を備えたストロボ調光方式のフ
イルムユニット2に内蔵されたが、特にストロボ調光方
式のフイルムユニット2でなくてもよく、例えば、外光
光量をカメラに内蔵された絞り機構で制御する外光制御
方式のフイルムユニットに内蔵してもよい。また、上記
実施形態では、フイルムユニット2 に測光装置41を内
蔵させたが、他の製品に内蔵させてもよく、例えばイン
スタントカメラ,一眼レフタイプのカメラ,ビデオカメ
ラ等の光学系製品に用いてもよく、特に、コンパクトカ
メラのような、コンパクト性や低価格性が求められるカ
メラ製品に内蔵されると、より一層効果的である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の測光装置によれ
ば、受光素子の前面及び側面を緊密に覆うとともに、受
光窓を通した外光の一部を受光素子に入射させる入射開
口が前面に形成された受光素子カバーと、外装カバー内
面と受光素子カバーとの間に配置され、入射開口を開放
した状態にして、後端縁を受光素子カバー前面に、前端
縁を外装カバー内面にそれぞれ当接させた弾性を有する
第1遮光部材と、受光素子を背面側から緊密に覆うとと
もに、受光素子の後端から突出した端子を挿通させる端
子穴を形成した弾性を有する第2遮光部材とを備え、受
光素子カバーを回路基板に組み付けることによって、回
路基板の基板面に対して受光素子を位置決めし、入射開
口を通した光のみを受光素子に入射させるので、容易に
組み込みできるとともに、測光に不要な外光の侵入を、
ローコストで確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した測光装置を内蔵したレンズ付
きフイルムユニットの分解斜視図である。
【図2】図1に示したレンズ付きフイルムユニットの分
解斜視図である。
【図3】測光装置を示す分解斜視図である。
【図4】測光装置を示す横断面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット 9 受光窓 23 ストロボユニット 24 前カバー 25 後カバー 31 プリント基板 38 第1基板 39 第2基板 41 測光装置 42 フォトトランジスタ 42a 受光体 42b 端子 43 素子カバー 43a 保持孔 44 フィルタ 45 遮光キャップ 47 入射開口 48 太径開口 49 細径開口 50 突起 51 第1遮光部 52 第2遮光部 53 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 575 G03C 3/00 575F 575H Fターム(参考) 2G065 AA06 AB04 BA07 BB21 BB26 CA01 DA18 2H002 DB00 DB05 HA21 HA22 HA23 JA05 2H083 AA05 AA21 AA29 AA32 AA53 2H100 AA01 AA02 AA03 AA41 BB05 BB06 BB11 2H101 AA01 AA02 AA03 AA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装カバー内部に組み込まれた回路基板
    に受光素子が実装され、外装カバー前面に形成された受
    光窓を通して外界からの光を受光素子に入射させて測光
    を行う測光装置において、 前記受光素子の前面及び側面を緊密に覆うとともに、前
    記受光窓を通した外光の一部を受光素子に入射させる入
    射開口が前面に形成された受光素子カバーと、 前記外装カバー内面と受光素子カバーとの間に配置さ
    れ、入射開口を開放した状態にして、後端縁を受光素子
    カバー前面に、前端縁を外装カバー内面にそれぞれ当接
    させた弾性を有する第1遮光部材と、 前記受光素子を背面側から緊密に覆うとともに、受光素
    子の後端から突出した端子を挿通させる端子穴を形成し
    た弾性を有する第2遮光部材とを備え、 受光素子カバーを回路基板に組み付けることによって、
    回路基板の基板面に対して受光素子を位置決めし、入射
    開口を通した光のみを受光素子に入射させることを特徴
    とする測光装置。
  2. 【請求項2】 回路基板に位置決め開口を、受光素子カ
    バーに位置決め突起を一体に形成し、この位置決め突起
    を回路基板に形成した位置決め穴に挿入することによっ
    て、受光素子カバーを回路基板に位置決めしたことを特
    徴とする請求項1記載の測光装置。
  3. 【請求項3】 第1,第2遮光部材は、一体に連結され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の測光装
    置。
  4. 【請求項4】 前記入射開口の前面には受光量調節用の
    フィルタが配置されており、受光素子カバーと第1遮光
    部材とで挟み込むように保持されていることを特徴とす
    る請求項1〜3記載の測光装置。
  5. 【請求項5】 予め写真フイルムが装填され、撮影レン
    ズで結像された被写体像を露光するレンズ付きフイルム
    ユニットに内蔵することを特徴とする請求項1〜4いず
    れか記載の測光装置。
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