JP2002364218A - 引き違い戸用カンヌキ錠 - Google Patents

引き違い戸用カンヌキ錠

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JP2002364218A
JP2002364218A JP2001173836A JP2001173836A JP2002364218A JP 2002364218 A JP2002364218 A JP 2002364218A JP 2001173836 A JP2001173836 A JP 2001173836A JP 2001173836 A JP2001173836 A JP 2001173836A JP 2002364218 A JP2002364218 A JP 2002364218A
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JP
Japan
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kanuki
lock
sliding door
tablet
remote control
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JP2001173836A
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Inventor
Nobuyuki Iijima
飯島信行
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YUME KOBO KK
Original Assignee
YUME KOBO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の窓を一箇所で施錠できると共に、窓の外
から簡単に解錠できないようにする。 【解決手段】カンヌキ錠本体10に設けられたカンヌキ
16がカンヌキ駆動部12により駆動され、框38と框
40を貫通すると、内障子36と外障子34が固定され
るとともに、カンヌキ16はカンヌキ錠本体10内に収
容されるため、外部から手で解錠することができない。
そのため防犯上、非常に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の引き違い戸
用カンヌキ錠をリモコン操作によって同時に施錠するこ
とができる引き違い戸用カンヌキ錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、引き違い戸は殆どのものにおい
て、施錠は回転式のロック(クレセント錠)が主であ
り、中には戸と鴨居の間に挟んで戸が開かないようにす
るものや、戸に取り付け、立ち上がり部を起こすことに
より戸が動かないようにするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のもの
では外部から戸のロック部分のガラスを割ることによ
り、ガラスに穴を開けその穴から手を入れて極めて容易
に解錠することができた。また、内部から建物全体の各
窓の施錠をするためには全部の部屋を回らなければなら
ず手間がかかるという問題もあった。
【0004】本発明はこのような従来技術の問題点を解
消するためになされたものであり、引き違い戸のロック
部分のガラスを割っても、解錠することができないよう
にするとともに、建物の一箇所ですべての部屋の引き違
い戸の解錠、施錠ができるようにする引き違い戸用カン
ヌキ錠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る引き違い戸用カンヌキ錠は、リモコ
ン操作信号受信部と、カンヌキ駆動部と、電源部と、カ
ンヌキとを有し、カンヌキはリモコン操作信号により施
錠、解錠の動作をし、引き違い戸を施錠するため框を貫
通するように構成したことを特徴とする。
【0006】また、本発明は、リモコン操作信号受信部
と、カンヌキ駆動部と、電源部と、カンヌキと、施錠時
にカンヌキが動かないようにするカンヌキ固定部とを有
し、カンヌキはリモコン操作信号により施錠、解錠の動
作をし、引き違い戸を施錠するためクレセント錠をロッ
クするように構成したことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、複数の引き違い戸の施
錠、解錠をリモコン操作で一括して制御することによ
り、施錠の洩れを防ぐことができ、また、カンヌキで施
錠したときカンヌキがカンヌキ錠本体の外部に突出しな
いので、窓ガラスを割られても簡単に解錠することがで
きないため、防犯上、非常に有用である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る引き違い戸用カンヌ
キ錠について好適な実施の形態を挙げ、図1乃至図8を
参照して以下に説明する。
【0009】図1は、本実施形態に係る引き違い戸用カ
ンヌキ錠を示す。カンヌキ錠は、カンヌキ錠本体10に
カンヌキ駆動部12、信号受信部14、カンヌキ16、
電源部18を有する。このカンヌキ錠は、信号受信部1
4で受信した信号によりカンヌキ駆動部12を制御し、
施錠信号を受信するとカンヌキ16をカンヌキ駆動部1
2により駆動し、カンヌキ16を框38に貫通させる。
このときカンヌキ16はカンヌキ錠本体10から飛び出
さないように構成されており、施錠したときは外部から
リモコン抜きでは解錠できないように構成されている。
【0010】解錠信号を受信するとカンヌキ16をカン
ヌキ駆動部12により框38から引き抜く。このときの
信号は赤外線、超音波、電波等に乗せて図示しないリモ
コン装置から送信する。なお、このリモコン装置は自動
車のドア等の施錠、解錠において一般的に使用している
ものでよい。
【0011】また、解錠信号を受信するとカンヌキ16
をカンヌキ駆動部12により框38から引き抜く。この
ときのリモコン操作信号は赤外線、超音波、電波等に乗
せてリモコン装置から送信する。ただし、リモコン操作
信号に赤外線や超音波を使う場合、各部屋の窓を一箇所
から同時に制御するには、赤外線、超音波が他の部屋の
窓に取り付けたカンヌキ錠に届かない場合が普通であ
り、リモコン操作信号の中継装置を用いて、リモコンを
操作する部屋からカンヌキ錠を制御する部屋にリモコン
操作信号を送る必要がある。そのために、リモコンのあ
る部屋にリモコン操作信号を受信する受信部と、カンヌ
キ錠のある部屋にはリモコン操作信号を発信する発信部
とを有する中継装置を設ける。
【0012】ここで、リモコンのみで解錠できるように
する理由は、引き違い戸を外部から簡単に開けられない
ようにするためと、通常、本発明に係るカンヌキ錠は窓
の引き違い戸に使用するために、もし電源(電池)18
が減って解錠できなくても使用上さほど問題にならない
からである。
【0013】図2は、図1におけるカンヌキ駆動部12
の具体的構成の一例を示す図である。
【0014】先ず、信号受信部14で施錠信号を受信す
ると、モータ駆動部20はモータ22を回転させ、カン
ヌキ16に刻まれた歯28とモータ22に取り付けられ
た歯車30がかみ合いカンヌキ16を下方に駆動する。
カンヌキ16が下方に移動するとカンヌキ16に取り付
けられた突起26がカンヌキ位置検出部24に当接し、
カンヌキ16が所定の位置まで移動したことをモータ駆
動部20に知らせる。モータ駆動部20はモータ22の
回転を停止させ、カンヌキ16を所定位置に停止させる
ことによって施錠される。また、解錠する場合には、モ
ータ22を逆方向に回転させてカンヌキ16を上方に駆
動させればよい。
【0015】この実施の形態においては、カンヌキ16
をモータ22で駆動するようにしたが、カンヌキ16を
ソレノイドで駆動するようにしてもよい。なお、ソレノ
イドで駆動した場合には、カンヌキ16の突起26とカ
ンヌキ位置検出部24は不要となる。
【0016】図3は、本発明のカンヌキ錠を取り付ける
窓サッシの全体図を示す。窓サッシは、外枠32、外障
子34、内障子36からなり、内障子36にはクレセン
ト錠42が取り付けられている。通常、窓の戸締まりは
クレセント錠42を掛けることにより行われる。
【0017】本実施の形態に係るカンヌキ錠は、内障子
36の框40に設けられた取り付け場所1、2、3、
4、もしくは外枠32に設けられた取り付け場所5に取
り付けられる。
【0018】取り付け場所1〜3に取り付けるカンヌキ
錠は、内障子36の框40に取り付けられ、取り付け場
所4に取り付けるカンヌキ錠は、内障子36の内部に埋
め込まれる。また、取り付け場所5に取り付けるカンヌ
キ錠は。外枠32の内部に埋め込まれる。
【0019】図4は、框40の取り付け場所1にカンヌ
キ錠を取り付けた場合の具体例である。カンヌキ錠本体
10に設けられたカンヌキ16は框40を貫通し、施錠
信号がリモコン操作によりカンヌキ錠本体10に送信さ
れると、カンヌキ16は框40と框38とを貫通し、框
38と框40が固定されて窓が施錠されることになる。
【0020】図5は、框40の取り付け場所2にカンヌ
キ錠を取り付けた場合の具体例である。カンヌキ錠本体
10に設けられたカンヌキ16は、施錠信号がリモコン
操作によりカンヌキ錠本体10に送信されると、カンヌ
キ16は框38を貫通し、実質的に框40と框38を固
定する。
【0021】図6は、框40の取り付け場所3にカンヌ
キ錠を取り付けた場合の具体例である。カンヌキ錠本体
10に設けられたカンヌキ16は、施錠信号がリモコン
操作によりカンヌキ錠本体10に送信されると、カンヌ
キ16がクレセント錠42側に飛び出してクレセント錠
42を固定するため、クレセント錠42の解錠ができな
くなる。この場合、カンヌキ錠のカンヌキ16が手で押
すことにより動くように構成されていると、容易に解錠
することができるので、カンヌキ錠のカンヌキ16はカ
ンヌキ錠本体10の内部で、施錠時に固定するようにロ
ック機構を設ける必要がある。
【0022】図7は、框40の内部に埋め込む形でカン
ヌキ錠を設けた場合の具体例である。この図7に示す例
では、図5の場合と同様の作用効果が得られる。
【0023】図8は、カンヌキ錠を外枠32又は壁内に
埋め込んだ場合の具体例である。カンヌキ錠本体10に
設けられたカンヌキ16は、施錠信号がリモコン操作に
よりカンヌキ錠本体10に送信されると、框38を貫通
し外障子34を固定する。
【0024】この場合、外障子34と内障子36の2枚
を1つのカンヌキ錠で同時に固定することができないの
で、内障子36に対してもカンヌキ錠を設ける必要があ
る。そして、カンヌキ錠を外枠32に取り付けた場合に
は、カンヌキ錠が外障子34と一緒に移動しないため、
電源部18は電池を用いなくとも家庭用電源から取るこ
とができ、電池の交換という手間を省くことができる。
さらに、電源を家庭用電源から取った場合には、リモコ
ン信号を電源線に乗せて送ることもできる。
【0025】なお、図8に示すカンヌキ錠では、解錠時
にカンヌキがカンヌキ錠本体10の外部に突出するよう
に構成されているが、この実施の形態においては、施錠
時にカンヌキを指で押すことにより施錠することができ
る一方、カンヌキがカンヌキ錠本体10内に収まってい
ても、カンヌキの頭部が外部に現れているので、カンヌ
キにロック機構を設けていないと解錠できる可能性があ
るので、より安全性を確保するためには、解錠時にカン
ヌキがカンヌキ錠本体10の外部に突出しないように構
成するとよい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る引き違い戸用カンヌキ錠に
おいては、リモコン操作により家の複数の窓を一度に施
錠することができ、かつ、外部から窓ガラスを割っても
解錠できないため、防犯上、非常に有用である。さら
に、外障子と内障子の間隔が狭くても簡単に取り付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るカンヌキ錠の概略説明図で
ある。
【図2】本実施の形態のカンヌキ錠の内部構成図であ
る。
【図3】本実施の形態のカンヌキ錠の取り付け場所を示
す図である。
【図4】本実施の形態のカンヌキ錠を框の表面に取り付
けた例を示す図である。
【図5】本実施の形態のカンヌキ錠を框の側面に取り付
けた例を示す図である。
【図6】本実施の形態のカンヌキ錠をクレセント錠に関
連づけて取り付けた例を示す図である。
【図7】本実施の形態のカンヌキ錠を框に埋め込んだ例
を示す図である。
【図8】本実施の形態のカンヌキ錠を外枠又は壁に埋め
込んだ例を示す図である。
【符号の説明】
10…カンヌキ錠本体 12…カンヌキ駆
動部 14…信号受信部 16…カンヌキ 18…電源部 20…モータ駆動
部 22…モータ 24…カンヌキ位
置検出部 26…カンヌキの突起 28…カンヌキの
歯 30…歯車 32…外枠 34…外障子 36…内障子 38…框 40…框 42…クレセント錠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモコン操作信号受信部と、カンヌキ駆動
    部と、電源部と、カンヌキとを有し、カンヌキはリモコ
    ン操作信号により施錠、解錠の動作をし、引き違い戸を
    施錠するため框を貫通するように構成したことを特徴と
    する引き違い戸用カンヌキ錠。
  2. 【請求項2】リモコン操作信号受信部と、カンヌキ駆動
    部と、電源部と、カンヌキと、施錠時にカンヌキが動か
    ないようにするカンヌキ固定部とを有し、カンヌキはリ
    モコン操作信号により施錠、解錠の動作をし、引き違い
    戸を施錠するためクレセント錠をロックするように構成
    したことを特徴とする引き違い戸用カンヌキ錠。
  3. 【請求項3】請求項1記載の引き違い戸用カンヌキ錠に
    おいて、カンヌキ駆動部はリモコン操作信号の解錠信号
    のみで解錠できるように構成したことを特徴とする引き
    違い戸用カンヌキ錠。
  4. 【請求項4】請求項3記載の引き違い戸用カンヌキ錠に
    おいて、カンヌキは施錠時においてカンヌキ錠本体内に
    収まるように構成したことを特徴とする引き違い戸用カ
    ンヌキ錠。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005113635A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Tostem Corp 開口部装置
JP2007009451A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Max Co Ltd 施錠装置
JP7578344B1 (ja) 2024-05-07 2024-11-06 中西産業株式会社 誤解錠防止装置を備えたクレセント錠装置、クレセント錠用の誤解錠防止装置

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