JP2002364035A - 浴室用水栓装置 - Google Patents

浴室用水栓装置

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JP2002364035A
JP2002364035A JP2001174909A JP2001174909A JP2002364035A JP 2002364035 A JP2002364035 A JP 2002364035A JP 2001174909 A JP2001174909 A JP 2001174909A JP 2001174909 A JP2001174909 A JP 2001174909A JP 2002364035 A JP2002364035 A JP 2002364035A
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Japan
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water
unit
water temperature
hot
temperature
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JP2001174909A
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Masaki Suzuki
雅喜 鈴木
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Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部の近傍に吐水の水温を表示する表示部
を設けて、使い勝手を向上させた浴室用水栓装置の提供
を目的とする。 【構成】 湯水混合部5とシャワー・吐水切替部7間に
設けた水温検知部11と、この水温検知部で検知した水
温を温度表示信号に変換する制御部12と、制御部12
からの信号で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて
水温に対応した色を表現できる水温表示部14と、電源
部13を備えて構成し、水栓の吐水,止水や水量調整を
行なう水量調整部6に設けられた水量調節ハンドルを水
温表示部14として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室に設けられる水
栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、浴室内には、例えば
図12に示すような水栓1が設けられており、水栓1の
本体部2には、湯を通す湯側取付脚3と、水を通す水側
取付脚4が壁面側から接続されており、本体部2内に
は、湯水を混合させる湯水混合部5と、水量を調整する
水量調整部6と、シャワーまたは吐水口への切替えを行
なう切替部7からなる機能部が内蔵されており、湯水混
合部5を操作するために温度調節ハンドル8が左端に設
けられており、また、右端には水量調整部6及び切替部
7を操作するために水量調節ハンドル兼シャワー・吐水
切替ハンドル9が設けられて、本体部2の中央部には吐
水口10が設けられている。なお、この従来の水栓1の
概略配管構成図は図13に示す。このような従来の水栓
1において、温度調節ハンドル8を操作して水温の設定
をすることができるが、吐水口10から実際に吐水され
る水温は手等で触れて触感で確認しているのが現状であ
り、使い始めの時期には吐水口10から初期冷水が出て
しまう等の問題点があった。
【0003】なお、従来、浴室内で使用したい水温を視
覚的に認識できるようにしたものが存在し、特許第28
47404号公報では、給湯器で測定した水温を、浴室
内の給湯器用リモコンでLEDの光により表示する構成
が提案されているが、給湯器で水温検知を行なう構成で
あるため、吐水口までの配管長さが長いと、配管中で水
温が下がってしまい、正確な温度表示が行なえないとい
う問題点があり、また、浴室内で身体を洗う時等には給
湯器のリモコンを操作するわけではないために、離れた
位置にあるリモコンに表示された温度表示では確認しに
くいという問題点があった。
【0004】またさらには、従来、実用新案登録第30
01405号公報や、特開2000−275110号公
報には、温度報知装置をシャワーヘッドや吐水口近傍に
設けることが提案されているが、給水経路の端末である
シャワーヘッド及び吐水口が複数の場合には、温度報知
装置も複数必要となり、コストが増大してしまう等の問
題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、浴室内で吐水させる際
に最も確実に視認することができる部位で水温を表示さ
せることができ、また、実際の吐水温に極めて近い水温
を良好に表示させることができ、しかも、コストを低減
させることのできる浴室用水栓装置を提供せんことを目
的とし、その第1の要旨は、湯と水を混合させる湯水混
合部と、吐水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、
吐水をシャワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成
される浴室用水栓装置において、前記湯水混合部と前記
切替部の間に設けた水温検知部と、該水温検知部で検知
した水温を温度表現信号に変換する制御部と、該制御部
からの信号で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて
水温に対応した色を表現できる水温表示部と、該水温表
示部及び前記水温検知部,制御部を動作させる電源部を
備えて構成し、前記水量調整部に設けられた水量調節ハ
ンドルを前記水温表示部としたことである。また、第2
の要旨は、湯と水を混合させる湯水混合部と、吐水,止
水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシャワーま
たは吐水口に切替える切替部にて構成される浴室用水栓
装置において、前記湯水混合部と前記切替部の間に設け
た水温検知部と、該水温検知部で検知した水温を温度表
現信号に変換する制御部と、該制御部からの信号で2種
類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応した色
を表現できる水温表示部と、該水温表示部及び前記水温
検知部,制御部を動作させる電源部を備えて構成し、前
記湯水混合部に設けられた温度調節ハンドルを前記水温
表示部としたことである。また、第3の要旨は、湯と水
を混合させる湯水混合部と、吐水,止水や水量調整を行
なう水量調整部と、吐水をシャワーまたは吐水口に切替
える切替部にて構成される浴室用水栓装置において、前
記湯水混合部と前記切替部の間に設けた水温検知部と、
該水温検知部で検知した水温を温度表現信号に変換する
制御部と、該制御部からの信号で2種類以上の色のLE
Dの混合光を用いて水温に対応した色を表現できる水温
表示部と、該水温表示部及び前記水温検知部,制御部を
動作させる電源部を備えて構成し、前記湯水混合部に設
けられた温度調節ハンドルの安全ボタンを前記水温表示
部としたことである。また、第4の要旨は、湯と水を混
合させる湯水混合部と、吐水,止水や水量調整を行なう
水量調整部と、吐水をシャワーまたは吐水口に切替える
切替部にて構成される浴室用水栓装置において、前記湯
水混合部と前記切替部の間に設けた水温検知部と、該水
温検知部で検知した水温を温度表現信号に変換する制御
部と、該制御部からの信号で2種類以上の色のLEDの
混合光を用いて水温に対応した色を表現できる水温表示
部と、該水温表示部及び前記水温検知部,制御部を動作
させる電源部を備えて構成し、前記水量調整部に表示さ
れた文字,図形等の水量表示部分を前記水温表示部とし
たことである。また、第5の要旨は、湯と水を混合させ
る湯水混合部と、吐水,止水や水量調整を行なう水量調
整部と、吐水をシャワーまたは吐水口に切替える切替部
にて構成される浴室用水栓装置において、前記湯水混合
部と前記切替部の間に設けた水温検知部と、該水温検知
部で検知した水温を温度表現信号に変換する制御部と、
該制御部からの信号で2種類以上の色のLEDの混合光
を用いて水温に対応した色を表現できる水温表示部と、
該水温表示部及び前記水温検知部,制御部を動作させる
電源部を備えて構成し、前記湯水混合部に表示された温
度表示部分を前記水温表示部としたことである。また、
第6の要旨は、湯と水を混合させる湯水混合部と、吐
水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシャ
ワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴室
用水栓装置において、前記湯水混合部と前記切替部の間
に設けた水温検知部と、該水温検知部で検知した水温を
温度表現信号に変換する制御部と、該制御部からの信号
で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応
した色を表現できる水温表示部と、該水温表示部及び前
記水温検知部,制御部を動作させる電源部を備えて構成
し、前記水量調整部や前記湯水混合部を下地部でカバー
し、該下地部を前記水温表示部としたことである。ま
た、第7の要旨は、前記下地部の一部を不透明とし、透
明部分を前記水温表示部としたことである。また、第8
の要旨は、前記電源部を、水栓の配管経路に設けられた
発電機で構成したことである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例の浴室用水栓装置の概略配管
構成図であり、本例の水栓では、湯と水を混合させる湯
水混合部5から水量を調整する水量調整部6(シャワー
・吐水口切替部7を兼用している。)に至る配管内に水
温検知部11を設け、この水温検知部11で検知した水
温を制御部12に信号で伝え、制御部12では水温検知
部11で検知した水温を温度表現信号に変換する制御を
行なって、LEDで構成される水温表示部14へ信号を
送り、水温表示部14内の2種類以上の色のLEDの混
合光を用いて水温に対応した色を表現できるように構成
したものである。なお、制御部12には電源部13が接
続され、この電源部13からの電力により前記水温検知
部11及び水温表示部14も動作するように構成されて
いる。
【0007】なお、水温検知部11は、例えば図3の拡
大断面構成図で示すように、湯水混合部5で混合された
混合水を通す配管16の外周に温度センサ(サーミス
タ)を設けて、保温材(断熱材)17で外周を包囲して
構成しておくことができるものである。
【0008】また、前記水温表示部14は、例えば図4
に示すような構造に構成しておくことができ、ケース1
8内に、赤色光を発することのできる赤色の第1LED
19と、緑色光を発することのできる緑色の第2LED
20と、青色光を発することのできる青色の第3LED
21を配置させ、この3個のLED19,20,21の
前に、光混合空間22を介在させて、透明または半透明
の透光部23を設けておくことができる。
【0009】このような構造の水温表示部14に対し、
前記制御部12からは、図5に示すように、各LED1
9,20,21をパルス状に発光させる制御信号が送ら
れ、各LED19,20,21の発光パルス幅が制御さ
れて、透光部23からは、水温が上昇するにつれて、青
色の光から徐々に黄色の光が発せられ、さらに水温が上
昇すると、黄色の光から徐々に赤色の光が発せられるよ
うに制御される。
【0010】図5において、湯水混合部5で混合された
湯が30℃となるP1点までは、水温検知部11からの
信号で、制御部12は、青色の第3LED21をONさ
せ、赤色の第1LED19及び緑色の第2LED20は
OFF状態に制御する。それ故、透光部23からは青色
の光が発せられて、水温の低い状態が表示されるのであ
る。湯水混合部5で混合された湯が35℃となるP2点
までは、水温検知部11からの信号に基づき制御部12
では、P1点から水温の上昇に従って青色の第3LED
21を点灯するパルス幅を徐々に短くしてゆき、逆に、
赤色の第1LED19及び緑色の第2LED20の点灯
するパルス幅を徐々に広げるように制御し、これにより
次第に青色の光が弱まり、緑色と赤色の光が強まって、
35℃のP2点では、青色の第3LED21がOFF状
態となり、赤色の第1LED19と緑色の第2LED2
0が混合した黄色の光が透光部23から発せられること
となる。なお、この場合に、光混合空間22が形成され
ているため、この空間22内で良好に光が混合して、良
好な黄色の光となって透光部23から外部に発光される
ものとなる。
【0011】さらにP2点から水温が上昇するP3点の
40℃に至る間においては、青色の第3LED21はO
FF状態に維持され、赤色の第1LED19はON状態
に維持され、緑色の第2LED20の発光パルス幅が制
御され、これにより徐々に黄色から赤色に光が変化し
て、P3点では緑色の第2LED20もOFF状態とな
って、第1LED19のみから発せられる赤色の光が透
光部23から外部に発せられることとなる。従って、赤
色の光を視認した使用者は、吐水口から40℃の高温の
湯が吐出されることを認識することができ、直接、手や
身体に高温水がかかることを良好に回避することができ
るものとなる。
【0012】なお、本例では、前記水温検知部11が湯
水混合部5の直ぐ後の位置に設けられており、湯水を混
合した直ぐ後の位置で水温が検出されるため、吐水口か
ら実際に吐出される水温に極めて近い水温表示を水温表
示部14で表示させることができるものとなり、従来の
ように遠い給湯器で水温を測定する場合に比べて、極め
て適格な吐水温を表示できるものとなる。しかも、水温
検知部11はシャワー・吐水口切替部7の上流側に設け
られているため、1個の水温検知部11を設けておけば
良く、従来のようにシャワー及び吐水口にそれぞれ水温
検知部を設ける必要がなく、コストを低減させることが
できるものとなる。
【0013】次に、図2では第2実施例を示し、図2の
概略配管構成図においては、水量調整部6とシャワー・
吐水口切替部7との間に発電機15を配設したものであ
り、この発電機15は、配管内に設けた水車を流水によ
り回転させて発電する形式のものであり、この発電機1
5で発電された電力が、例えばニッケルカドニウム電池
で構成される主電源部13に供給されて蓄電され、これ
が制御部12,水温検知部11,水温表示部14を動作
させる電源となり、吐水口から吐水される際には配管内
に流水が生ずるため、この流水を利用して良好に発電機
15で発電して、その電力を有効に利用することがで
き、別途、100ボルト電源等の電気配線工事を行なう
ことなく、水栓装置を浴室内に設置することができるも
のとなる。なお、発電機15は配管内に生ずるウォータ
ーハンマー現象の影響が少ない位置に設けておくことが
好ましい。
【0014】本例においても、湯水混合部5で混合され
た直後の水温を水温検知部11で検知して制御部12に
信号を送り、制御部12からの信号で水温表示部14内
のLED19,20,21をパルス状に発光させ、発光
パルス幅を制御して、水温に対応させて青色から黄色、
さらには赤色の光を良好に発光させ、水温状態を表示す
ることができるものである。
【0015】以下に前記図1または図2で示した水栓の
具体例を示す。図6のように、浴槽26を備えた浴室2
5内の洗い場27側には、カウンター28が設けられ、
このカウンター28に水栓29が設置されており、水栓
29に接続されてシャワー30が設けられている。この
水栓29は、図7に拡大して示すように、カウンター2
8に本体部35が埋設状に設けられて、本体部35内に
は前述した湯水混合部5と水量調整部6とシャワー・吐
水口切替部7が内蔵されており、表側は、板状の下地部
36でカバーされており、この下地部36には、C,4
0,45の数字、及び円弧線からなる温度表示部分37
が印刷等されており、また、右側にはシャワー及び吐水
口の図形、及び「止」の文字、及びシャワーの点表示、
及び吐水の線表示からなる水量表示部分38が印刷等さ
れており、この下地部36の表側に、温度調節ハンドル
32と右側に水量調節ハンドル兼シャワー・吐水切替ハ
ンドル33が回動操作可能に設けられて、中央部に下向
きの吐水口31が設けられたものとなっている。
【0016】なお、温度調節ハンドル32には安全ボタ
ン34が設けられており、温度調節ハンドル32を高温
側に回すと、安全ボタン34の働きで温度調節ハンドル
32がロックされ、40℃以上の吐水温度が必要な時に
は安全ボタン34を押しながら高温側へ温度調節ハンド
ル32を回動操作できるように構成されている。このよ
うな構成の水栓29における前記水量調節ハンドル兼シ
ャワー・吐水切替ハンドル33を、例えば半透明の樹脂
等で形成して、その内部に前述した図4の水温表示部1
4を内装させておくことができる。即ち、水量調節ハン
ドル兼シャワー・吐水切替ハンドル33が図4における
透光部23となって、LED19,20,21からの光
が水量調節ハンドル兼シャワー・吐水切替ハンドル33
から発せられるように構成しておくことができる。
【0017】また、前記温度調節ハンドル32内に図4
の温度表示部14を入れて、温度調節ハンドル32が光
るように構成することもでき、また、安全ボタン34か
らLEDの光が発せられるように構成することもできる
ものである。さらには、水温表示部分38または温度表
示部分37を半透明に形成して、この部分からLEDの
光が発せられるように構成しておくこともでき、さらに
は、下地部36全体を半透明の樹脂で形成して、下地部
36全体からLEDの光が発せられて下地部36全体が
光るように構成することもできるものであり、この場合
は、下地部36の裏側の本体部35内に水温表示部14
を内蔵させておくことができる。さらには、下地部36
を構成する半透明のアクリル樹脂のプレス成形時に、膨
出透光部36aを膨出状に一体形成しておき、下地部3
6の膨出透光部36a以外の部分は印刷により不透明に
着色しておくと、膨出透光部36aのみからLEDの光
が発せられ、下地部36の裏側にある配管の影が生じる
ことがなく、配管の位置による影の問題が出ない。ま
た、膨出透光部36aは図8の側面図で示すように、膨
出されているため、視認性が良く、正面からのみなら
ず、斜め方向とか横方向から見ても発光色がよくわかる
ものとなり、吐出される水温を確実に認識することがで
きる。
【0018】次に、図9のような、従来と同様な浴室内
に設けられる水栓1においても、前記図1または図2の
ような構造として、水量調節ハンドル9内に水温表示部
14を内装させて、水量調節ハンドル9が光るように構
成することもでき、また、温度調節ハンドル8内に水温
表示部14を内蔵させて、温度調節ハンドル8が光るよ
うに構成しても良く、また、温度調節ハンドル8の付け
根部の外周に設けられている温度表示部分41aを透明
または半透明にして、この部分を光らせるように構成も
良く、また、水量調節ハンドル9の付け根部の外周の水
量表示部分42aを光らせるように構成しても良く、さ
らには、温度表示部分41aを印刷等したリング状の下
地部41全体を光らせるように構成しても良く、また、
水量表示部分42aを印刷等したリング状の下地部42
全体を光らせるように構成しても良い。
【0019】なお、さらには、図10に示すような形状
の温度調節ハンドル50を設け、温度調節ハンドル50
の外側のみが回動操作できるような構造にして、温度調
節ハンドル50の内側の先端表面に半透明の下地部51
を設けて、この下地部51に温度表示部分51aを印刷
等しておき、温度調節ハンドル50の内部に図4のよう
な水温表示部14を内蔵させて、水温表示部14のLE
D19,20,21からの光が半透明の下地部51を通
し外部に発せられて、下地部51が図11のように光る
ように構成することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、湯と水を混合させる湯水混合
部と、吐水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐
水をシャワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成さ
れる浴室用水栓装置において、湯水混合部と切替部の間
に設けた水温検知部と、水温検知部で検知した水温を温
度表現信号に変換する制御部と、制御部からの信号で2
種類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応した
色を表現できる水温表示部と、水温表示部及び水温検知
部,制御部を動作させる電源部を備えて構成し、水量調
整部に設けられた水量調節ハンドルを水温表示部とした
ことにより、水栓から吐出させる水量を調節する際に水
量調節ハンドルが光り、水温が表示されるため、使用者
は、吐出される水温を認識することができ、冷水を浴び
たり高温水を浴びたりすることなく、水栓を良好に使用
することができるものとなる。また、吐水口に極めて近
い位置で水温を測定しているため、実際に吐出される水
温と水温表示部で表示される水温とがほぼ一致したもの
となる。また、シャワーまたは吐水口に切替えを行なう
切替部の上流側で水温を検知するため、従来のようにシ
ャワー用と吐水口用に別々の水温検知部を設ける必要が
なく、コストを低減させることができるものとなる。
【0021】また、湯と水を混合させる湯水混合部と、
吐水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシ
ャワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴
室用水栓装置において、湯水混合部と切替部の間に設け
た水温検知部と、水温検知部で検知した水温を温度表現
信号に変換する制御部と、制御部からの信号で2種類以
上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応した色を表
現できる水温表示部と、水温表示部及び水温検知部,制
御部を動作させる電源部を備えて構成し、湯水混合部に
設けられた温度調節ハンドルを水温表示部としたことに
より、吐出させる吐出水の温度を調節する際に温度調節
ハンドルが光り、水温が表示されるため、温度調節時に
吐出される水温を確実に視認することができるものとな
る。
【0022】また、湯と水を混合させる湯水混合部と、
吐水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシ
ャワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴
室用水栓装置において、湯水混合部と切替部の間に設け
た水温検知部と、水温検知部で検知した水温を温度表現
信号に変換する制御部と、制御部からの信号で2種類以
上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応した色を表
現できる水温表示部と、水温表示部及び水温検知部,制
御部を動作させる電源部を備えて構成し、湯水混合部に
設けられた温度調節ハンドルの安全ボタンを水温表示部
としたことにより、温度調節ハンドルを操作して水温を
調節する際に安全ボタンが光り、水温が表示されるた
め、温度調節時に良好に水温を視認して吐出される水温
を確認することができるものとなる。
【0023】また、湯と水を混合させる湯水混合部と、
吐水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシ
ャワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴
室用水栓装置において、湯水混合部と切替部の間に設け
た水温検知部と、水温検知部で検知した水温を温度表現
信号に変換する制御部と、制御部からの信号で2種類以
上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応した色を表
現できる水温表示部と、水温表示部及び水温検知部,制
御部を動作させる電源部を備えて構成し、水量調整部に
表示された文字,図形等の水量表示部分を水温表示部と
したことにより、文字とか図形からなる水量表示部分が
光り、吐出される水温が表示されるため、水量を調節す
る操作時に良好に視認して水温を確認することができる
ものとなる。
【0024】また、湯と水を混合させる湯水混合部と、
吐水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシ
ャワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴
室用水栓装置において、湯水混合部と切替部の間に設け
た水温検知部と、水温検知部で検知した水温を温度表現
信号に変換する制御部と、制御部からの信号で2種類以
上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応した色を表
現できる水温表示部と、水温表示部及び水温検知部,制
御部を動作させる電源部を備えて構成し、湯水混合部に
表示された温度表示部分を水温表示部としたことによ
り、吐出される水温の温度調節を行なう際に、文字とか
図形からなる温度表示部分が光り、水温を良好に視認し
て、吐出される吐出水の水温を確認することができるも
のとなる。
【0025】また、湯と水を混合させる湯水混合部と、
吐水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシ
ャワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴
室用水栓装置において、湯水混合部と切替部の間に設け
た水温検知部と、水温検知部で検知した水温を温度表現
信号に変換する制御部と、制御部からの信号で2種類以
上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応した色を表
現できる水温表示部と、水温表示部及び水温検知部,制
御部を動作させる電源部を備えて構成し、水量調整部や
湯水混合部を下地部でカバーし、下地部を水温表示部と
したことにより、下地部が光り、吐出される水温が表示
されるため、温度調節または水量調整を行なう際にこれ
を視認して、吐出される水温を確実に認識することがで
き、使い勝手が良好なものとなる。
【0026】また、下地部の一部を不透明とし、透明部
分を水温表示部としたことにより、下地部の裏側にある
配管の影が生じることなく、下地部の一部のみが良好に
光り、吐出される水温が表示されて、温度調節または水
量調整を行なう際にこれを視認し吐出される水温を確実
に認識することができる。
【0027】また、電源部を、水栓の配管経路に設けら
れた発電機で構成したことにより、別系統の電源を必要
としないため、工事が容易となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】水栓の概略配管構成図である。
【図2】第2実施例の水栓の概略配管構成図である。
【図3】水温検知部の一例を示す断面拡大構成図であ
る。
【図4】水温表示部の一例を示す拡大構成図である。
【図5】水温表示部のLEDの発光パルス幅を制御部で
制御する際の制御構成図である。
【図6】浴室の斜視構成図である。
【図7】図6における水栓の拡大斜視構成図である。
【図8】図7における水栓の側面拡大構成図である。
【図9】別の水栓の拡大斜視構成図である。
【図10】温度調節ハンドルの別例を示す斜視構成図で
ある。
【図11】図10の温度調節ハンドルを回動させて下地
部を光らせた状態の斜視構成図である。
【図12】従来の浴室用水栓の斜視構成図である。
【図13】従来の浴室用水栓の概略配管構成図である。
【符号の説明】
1 水栓 2 本体部 5 湯水混合部 6 水量調整部 7 シャワー・吐水口切替部 8 温度調節ハンドル 9 水量調節ハンドル兼シャワー・吐水切替ハンドル 10 吐水口 11 水温検知部 12 制御部 13 電源部 14 水温表示部 15 発電機 16 配管 17 保温材 18 ケース 19 第1LED 20 第2LED 21 第3LED 22 光混合空間 23 透光部 27 洗い場 28 カウンター 29 水栓 30 シャワー 31 吐水口 32 温度調節ハンドル 33 水温調節ハンドル兼シャワー・吐水切替ハンドル 34 安全ボタン 35 本体部 36 下地部 36a 膨出透光部 37 温度表示部分 38 水量表示部分 40 安全ボタン 41 下地部 41a 温度表示部分 42 下地部 42a 水量表示部分 50 温度調節ハンドル 51 下地部 51a 温度表示部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯と水を混合させる湯水混合部と、吐
    水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシャ
    ワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴室
    用水栓装置において、前記湯水混合部と前記切替部の間
    に設けた水温検知部と、該水温検知部で検知した水温を
    温度表現信号に変換する制御部と、該制御部からの信号
    で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応
    した色を表現できる水温表示部と、該水温表示部及び前
    記水温検知部,制御部を動作させる電源部を備えて構成
    し、前記水量調整部に設けられた水量調節ハンドルを前
    記水温表示部としたことを特徴とする浴室用水栓装置。
  2. 【請求項2】 湯と水を混合させる湯水混合部と、吐
    水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシャ
    ワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴室
    用水栓装置において、前記湯水混合部と前記切替部の間
    に設けた水温検知部と、該水温検知部で検知した水温を
    温度表現信号に変換する制御部と、該制御部からの信号
    で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応
    した色を表現できる水温表示部と、該水温表示部及び前
    記水温検知部,制御部を動作させる電源部を備えて構成
    し、前記湯水混合部に設けられた温度調節ハンドルを前
    記水温表示部としたことを特徴とする浴室用水栓装置。
  3. 【請求項3】 湯と水を混合させる湯水混合部と、吐
    水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシャ
    ワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴室
    用水栓装置において、前記湯水混合部と前記切替部の間
    に設けた水温検知部と、該水温検知部で検知した水温を
    温度表現信号に変換する制御部と、該制御部からの信号
    で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応
    した色を表現できる水温表示部と、該水温表示部及び前
    記水温検知部,制御部を動作させる電源部を備えて構成
    し、前記湯水混合部に設けられた温度調節ハンドルの安
    全ボタンを前記水温表示部としたことを特徴とする浴室
    用水栓装置。
  4. 【請求項4】 湯と水を混合させる湯水混合部と、吐
    水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシャ
    ワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴室
    用水栓装置において、前記湯水混合部と前記切替部の間
    に設けた水温検知部と、該水温検知部で検知した水温を
    温度表現信号に変換する制御部と、該制御部からの信号
    で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応
    した色を表現できる水温表示部と、該水温表示部及び前
    記水温検知部,制御部を動作させる電源部を備えて構成
    し、前記水量調整部に表示された文字,図形等の水量表
    示部分を前記水温表示部としたことを特徴とする浴室用
    水栓装置。
  5. 【請求項5】 湯と水を混合させる湯水混合部と、吐
    水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシャ
    ワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴室
    用水栓装置において、前記湯水混合部と前記切替部の間
    に設けた水温検知部と、該水温検知部で検知した水温を
    温度表現信号に変換する制御部と、該制御部からの信号
    で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応
    した色を表現できる水温表示部と、該水温表示部及び前
    記水温検知部,制御部を動作させる電源部を備えて構成
    し、前記湯水混合部に表示された温度表示部分を前記水
    温表示部としたことを特徴とする浴室用水栓装置。
  6. 【請求項6】 湯と水を混合させる湯水混合部と、吐
    水,止水や水量調整を行なう水量調整部と、吐水をシャ
    ワーまたは吐水口に切替える切替部にて構成される浴室
    用水栓装置において、前記湯水混合部と前記切替部の間
    に設けた水温検知部と、該水温検知部で検知した水温を
    温度表現信号に変換する制御部と、該制御部からの信号
    で2種類以上の色のLEDの混合光を用いて水温に対応
    した色を表現できる水温表示部と、該水温表示部及び前
    記水温検知部,制御部を動作させる電源部を備えて構成
    し、前記水量調整部や前記湯水混合部を下地部でカバー
    し、該下地部を前記水温表示部としたことを特徴とする
    浴室用水栓装置。
  7. 【請求項7】 前記下地部の一部を不透明とし、透明部
    分を前記水温表示部としたことを特徴とする請求項6に
    記載の浴室用水栓装置。
  8. 【請求項8】 前記電源部を、水栓の配管経路に設けら
    れた発電機で構成したことを特徴とする請求項1または
    請求項2または請求項3または請求項4または請求項5
    または請求項6または請求項7に記載の浴室用水栓装
    置。
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