JP2002363499A - 屋外標識用マーカ塗料 - Google Patents

屋外標識用マーカ塗料

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JP2002363499A
JP2002363499A JP2001166981A JP2001166981A JP2002363499A JP 2002363499 A JP2002363499 A JP 2002363499A JP 2001166981 A JP2001166981 A JP 2001166981A JP 2001166981 A JP2001166981 A JP 2001166981A JP 2002363499 A JP2002363499 A JP 2002363499A
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JP
Japan
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marker
binder
paint
coating material
outdoor
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JP2001166981A
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Yuji Ota
祐次 太田
Daikan Kin
大煥 金
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UIRUBII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に残光輝度が強くまた、残光時間が長くて
実際に使用に耐えられる畜光材を利用した屋外標識用マ
ーカ塗料を提供することにある。 【解決手段】 水に、バインダーと共に、主成分であ
る母体結晶をアルミン酸ストロチウムとした粉末状の畜
光材を混合せしめてなり、前記畜光材の付活剤が希土類
イオンであって、さらに、前記水とバインダーの重量を
100に対して、前記畜光材の重量をほぼ200とする
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば舗装道路
の標示ラインや標識のマーカとして使用する屋外標識用
マーカ塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば舗装道路の標示ラインや標
識のマーカあるいは駐車上の駐車マーカとしては、白ペ
ンキの塗料が使用されて必要の場所に塗布されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した白
ペンキの塗料では、長期間経過すると汚れてきて、舗装
道路の標示ラインや標識のマーカあるいは駐車上の駐車
マーカとして役にたたなくなってしまう。また、特に夜
間の場合には、舗装道路の標示ラインや標識のマーカあ
るいは駐車上の駐車マーカを照らす照明灯が必要であ
り、それなりのコストとメンテナンスが必要である。さ
らに、山間部や照明灯のない道路で車を運転する場合に
は標示ラインである白ペンキを車のランプで照らして車
を運転したとき、車のランプによる照明だけでは、どう
しても暗くて安全運転ができず危険にさらされるという
問題があった。
【0004】この白ペンキの塗の代わりに従来から知ら
れている硫化亜鉛(ZnS)を主成分とした畜光材を顔
料とした発光塗料(夜光塗料)を、舗装道路の標示ライ
ンや標識のマーカあるいは駐車上の駐車マーカとして使
用することも考えられてきたが、特に残光輝度が弱くま
た、残光時間が短くて実際に使用することができないの
が現状であった。
【0005】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、特に残光輝度が強くまた、
残光時間が長くて実際に使用に耐えられる畜光材を利用
した屋外標識用マーカ塗料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の屋外標識用マーカ塗料は、
水に、バインダーと共に、主成分である母体結晶をアル
ミン酸ストロチウムとした粉末状の畜光材を混合せしめ
てスラリーとしたことを特徴とするものである。
【0007】したがって、水に、バインダーと共に、主
成分である母体結晶をアルミン酸ストロチウムとした粉
末状の畜光材を混合せしめてスラリーとした屋外標識用
マーカ塗料を、例えば舗装道路の標示ラインや標識のマ
ーカあるいは駐車上の駐車マーカとして使用すると、夜
間用の照明灯が設置されていなくても、昼間例えば太陽
光により畜光させておくだけで、特に残光輝度が強くま
た、残光時間が長くて実際に使用に耐えられる。
【0008】而して、夜間用の照明灯の設置が従来に比
べて非常に少なくなると共にメンテナンスが非常に楽に
なる。また、従来よりも安全に運転が可能になると共に
事故も非常に少なくなる。
【0009】請求項2によるこの発明の屋外標識用マー
カ塗料は、請求項1記載の屋外標識用マーカ塗料におい
て、前記畜光材の付活剤がユーロピウムであることを特
徴とするものである。
【0010】したがって、前記畜光材の付活剤をユーロ
ピウムとすることにより、より一層畜光材の品質がよく
なる。
【0011】請求項3によるこの発明の屋外標識用マー
カ塗料は、によるこの発明の屋外標識用マーカ塗料は、
請求項1または2記載の屋外標識用マーカ塗料におい
て、前記水とバインダーの重量を100に対して、前記
畜光材の重量をほぼ200とすることを特徴とするもの
である。
【0012】したがって、前記水とバインダーの重量を
100に対して、前記畜光材の重量をほぼ200とする
ことにより、屋外標識用マーカ塗料として、より一層の
性能が向上される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0014】屋外標識用マーカ塗料としては、水に、例
えばアクリル系のエマルジョンのバインダーと、主成分
である母体結晶としてアルミン酸ストロチウムを、付活
剤としてユーロピウムを使用した粉末状の畜光材すなわ
ち、SrAl:Euを混合せしめてスラリー(懸
濁液)としたものである。しかも、前記水溶液の重量を
100に対して、前記畜光材の重量をほぼ200とする
ことにより、スラリー(懸濁液)として適正なものとな
り、屋外標識用マーカ塗料として、より一層の性能が向
上されるものである。
【0015】ここで、従来の主成分を硫化亜鉛(Zn
S)とした畜光顔料と、本発明に使用する主成分である
母体結晶としてアルミン酸ストロチウムを、付活剤とし
て希土類イオンを使用した粉末状の畜光材(SrAl
:Eu)との特性比較してみると、下記の表1のと
おりである。
【0016】
【表1】 この表1からわかるように、本発明に使用する畜光材
は、従来の畜光材に比べて次のような優れた特徴を有し
ている。
【0017】1)放射性物質を全く含まず一晩中光る。
【0018】2)初輝度が高く、しかも、従来のものよ
り10倍以上長い残光がある。
【0019】3)360nm(200〜450nm)程
度の紫外線で最も最も良く光るが、励起される光の波長
範囲が広い。
【0020】4)照射する光が強ければ強いほど良く光
る。
【0021】5)耐光性に優れ、屋外使用ができる。
【0022】6)有害物質を含まず、地球にやさしい。
【0023】7)光源としては、白色蛍光灯や太陽光む
が最も効率である。
【0024】上記のことから、屋外標識用マーカ塗料と
して、主成分である母体結晶としてアルミン酸ストロチ
ウムを、付活剤としてユーロピウムを使用した粉末状の
畜光材(SrAl:Eu)を使用することが有効
であることが理解できよう。
【0025】そして、この粉末状の畜光材(SrAl
:Eu)を水にバインダーを加えた液に混合してス
ラリーとすることにより、屋外標識用マーカ塗料とな
る。しかも、水とバインダーの重量を100に対して、
前記畜光材の重量をほぼ200として使用することが非
常に好ましいものである。
【0026】例えば舗装道路の標示ラインや標識のマー
カあるいは駐車上の駐車マーカとして使用して舗装道路
に塗布すると、バインダーによって、畜光材が舗装道路
の表面に強固に接着される。その結果、夜間用の照明灯
が設置されていなくても、昼間例えば太陽光により畜光
させておくだけで、特に残光輝度が強くまた、残光時間
が長くて実際に使用に耐えることができる。
【0027】而して、夜間用の照明灯の設置が従来に比
べて非常に少なくなると共にメンテナンスを非常に楽に
することができる。また、従来よりも安全に運転が可能
になると共に事故も非常に少なくすることができる。
【0028】前記水とバインダーの重量を100に対し
て、前記畜光材の重量をほぼ200とすることにより、
屋外標識用マーカ塗料として、より一層の性能を向上せ
しめることができる。
【0029】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。前記実施の形態におい
て、ガラスの粉末を投入してさらに混合せしめるように
すると、より一層効果的である。
【0030】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、水に、
バインダーと共に、主成分である母体結晶をアルミン酸
ストロチウムとした粉末状の畜光材を混合せしめた屋外
標識用マーカ塗料を、例えば舗装道路の標示ラインや標
識のマーカあるいは駐車上の駐車マーカとして使用する
と、夜間用の照明灯が設置されていなくても、昼間例え
ば太陽光により畜光させておくだけで、特に残光輝度が
強くまた、残光時間が長くて実際に使用に耐えることが
できる。
【0031】而して、夜間用の照明灯の設置が従来に比
べて非常に少なくなると共にメンテナンスを非常に楽に
することができる。また、従来よりも安全に運転が可能
になると共に事故も非常に少なくすることができる。
【0032】請求項2の発明によれば、前記畜光材の付
活剤をユーロピウムとすることにより、より一層畜光材
の品質をよくすることができる。
【0033】請求項3の発明によれば、前記水溶液の重
量を100に対して、前記畜光材の重量をほぼ200と
することにより、屋外標識用マーカ塗料として、より一
層の性能を向上せしめることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E01F 9/04 E01F 9/04 (72)発明者 金 大煥 東京都台東区東上野4丁目21−8 有限会 社 エキスパート内 Fターム(参考) 2D064 AA05 BA05 BA11 CA05 EA02 EB31 4H001 XA08 XA13 XA38 YA63 4J038 CG001 EA011 HA066 HA246 KA12 KA20 LA06 MA08 NA19 NA27 PB07 PB13 PC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に、バインダーと共に、主成分である
    母体結晶をアルミン酸ストロチウムとした粉末状の畜光
    材を混合せしめてスラリーとしたことを特徴とする屋外
    標識用マーカ塗料。
  2. 【請求項2】 前記畜光材の付活剤がユーロピウムであ
    ることを特徴とする請求項1記載の屋外標識用マーカ塗
    料。
  3. 【請求項3】 前記水とバインダーの重量を100に対
    して、前記畜光材の重量をほぼ200とすることを特徴
    とする請求項1または2記載の屋外標識用マーカ塗料。
JP2001166981A 2001-06-01 2001-06-01 屋外標識用マーカ塗料 Withdrawn JP2002363499A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2301385A1 (es) * 2006-10-06 2008-06-16 Juan Antonio Fuentes Paterna Composicion de pintura o tinta fosforencente en base acuosa.
JP2011253165A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Maruo Calcium Co Ltd 路面標示用複合反射素子およびそれを含有してなる路面標示材
DE102016101025B4 (de) 2016-01-21 2019-07-04 Sk-Matrix Gmbh Leuchtfarbe und Verwendung einer derartigen Leuchtfarbe und Verfahren zu deren Herstellung und Verfahren zu deren Auftrag

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2301385A1 (es) * 2006-10-06 2008-06-16 Juan Antonio Fuentes Paterna Composicion de pintura o tinta fosforencente en base acuosa.
JP2011253165A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Maruo Calcium Co Ltd 路面標示用複合反射素子およびそれを含有してなる路面標示材
DE102016101025B4 (de) 2016-01-21 2019-07-04 Sk-Matrix Gmbh Leuchtfarbe und Verwendung einer derartigen Leuchtfarbe und Verfahren zu deren Herstellung und Verfahren zu deren Auftrag

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