JP2002362869A - エレベータの飛散水浸入防止装置 - Google Patents

エレベータの飛散水浸入防止装置

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JP2002362869A
JP2002362869A JP2001169590A JP2001169590A JP2002362869A JP 2002362869 A JP2002362869 A JP 2002362869A JP 2001169590 A JP2001169590 A JP 2001169590A JP 2001169590 A JP2001169590 A JP 2001169590A JP 2002362869 A JP2002362869 A JP 2002362869A
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JP
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car
landing
door
elevator
cab
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Pending
Application number
JP2001169590A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Hatakeyama
正義 畠山
Toshikatsu Osawa
俊勝 大沢
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗かごが屋外に設置されるエレベータにあっ
て、乗かごと乗場との間に雨水が落下浸入することを防
止できるエレベータの飛散水浸入防止装置の提供。 【解決手段】 かごドア6上部に配置され、このかごド
ア6と並行するように延設されるとともに、長手方向の
一端が他端より下方に位置するよう傾斜して取付けられ
る乗かご側飛散浸入防止部材10と、乗場ドア9上部に
配置され、この乗場ドア9と並行するように延設される
とともに、乗かご側飛散浸入防止部材10と対向可能な
ように傾斜して取付けられる乗場側飛散浸入防止部材1
1とを備え、乗かご1が乗場3に停止した際、乗かご側
飛散浸入防止部材10と乗場側飛散浸入防止部材11と
が互いに対向し、乗かご2と乗場3との間に形成される
隙間を塞ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外に設置される
乗かごにあって雨水等が飛散して浸入することを防止す
るエレベータの飛散水浸入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗場が屋外に面して設置されたエレベー
タの雨水処理に関して、例えば特開平6−227773
号公報にその開示を見ることができる。
【0003】この発明によると、各階床の乗場敷居下方
に樋を設けるとともに、これらの樋に接続される排水管
を昇降路内に立設し、前記排水管を介して雨水を雨水貯
水槽に溜めるようにし、エレベータのピットに雨水が流
れ込むことを防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のものでは、乗場が屋外に面して設置されたエレベー
タにあって乗場から乗場敷居に向かって流れた雨水がピ
ットに流入することを防止するものであり、乗かごが屋
外に設置されるエレベータにあって雨水が乗かごと乗場
との間に落下浸入することを防ぐことはできない。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、乗かごが屋外に
設置されるエレベータにあって、乗かごと乗場との間に
雨水が落下浸入することを防止できるエレベータの飛散
水浸入防止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、屋外に設置される乗かごにあって雨水等が
飛散して浸入することを防止するエレベータの飛散水浸
入防止装置において、前記乗かごのかごドア上部に配置
され、このかごドアと並行するように延設されるととも
に、長手方向の一端が他端より下方に位置するよう傾斜
して取付けられる乗かご側飛散浸入防止部材と、各階床
の乗場ドア上部に配置され、この乗場ドアと並行するよ
うに延設されるとともに、前記乗かご側飛散浸入防止部
材と対向可能なように傾斜して取付けられる乗場側飛散
浸入防止部材とを備えた構成にしてある。
【0007】前記のように構成した本発明によれば、屋
外に設置される前記乗かごが前記乗場に停止し、前記か
ごドアおよび前記乗場ドアが開いた際、前記かごドア上
部に配置される前記乗かご側飛散浸入防止部材と前記乗
場ドア上部に配置される前記乗場側飛散浸入防止部材と
が互いに対向し、前記乗かごと前記乗場との間に形成さ
れる隙間を実質的に塞ぐ。これによって、乗かごが屋外
に設置されるエレベータにあって、乗かごと乗場との間
に雨水などの飛散水が落下浸入することを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータの飛散
水浸入防止装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明のエレベータの飛散水浸入防
止装置の一実施形態を示す乗かご側の斜視図、図2は飛
散水浸入防止装置の乗場側の斜視図、図3は乗かごが乗
場に停止した際の飛散水浸入防止装置の状態を示す側面
図、図4は乗かごが屋外に設置される鉄塔エレベータを
模式的に表した説明図である。
【0010】乗かご1が屋外に設置されるエレベータと
して、例えば図4に示すように、鉄塔2に設置される図
示しない展望階床と図示しない地下階床との間を乗かご
1が昇降する展望エレベータを挙げることができる。
【0011】このようなエレベータでは、図3に示すよ
うに地下最上階の乗場3は屋内に面し、乗かご1は屋外
側となっている。そして、図1は地下最上階に乗かご1
が停止している状態を示したもので、この乗かご1は、
乗かご1の出入口に立設され、ドアマシン4によりアー
ム5を介して開閉されるかごドア6と、乗かご1上部に
設置される機器を覆うカバー7とを備えている。また、
乗場3には図2に示すように、出入口に立設され、係合
部材8を介してかごドア6と同期して開閉する乗場ドア
9が設けられている。
【0012】そして、本実施形態の飛散水浸入防止装置
は、乗かご1のかごドア6上部に配置され、このかごド
ア6と並行するように延設されるとともに、長手方向の
一端が他端より下方に位置するよう傾斜して取付けられ
る乗かご側飛散浸入防止部材10と、各階床の乗場ドア
9上部に配置され、この乗場ドア9と並行するように延
設されるとともに、乗かご側飛散浸入防止部材10と対
向可能なように傾斜して取付けられる乗場側飛散浸入防
止部材11とを備えている。また、乗かご側飛散浸入防
止部材10および乗場側飛散浸入防止部材11は、コの
字状の断面形状を有するステンレス鋼で形成され、その
解放端が上向きとなるように取付けられている。
【0013】この実施形態にあっては、乗かご1が乗場
3に停止し、かごドア6および乗場ドア9が開いた際、
図3に示すようにかごドア6上部に配置される乗かご側
飛散浸入防止部材10と乗場ドア9上部に配置される乗
場側飛散浸入防止部材11とが互いに対向し、乗かご1
と乗場3との間に形成される隙間を実質的に塞ぎ、乗か
ご1と乗場3との間に雨水や飛散水が落下浸入して、例
えばその下を通過する乗客に雨水や飛散水がかかること
を防ぐ。このとき乗かご側飛散浸入防止部材10と乗場
側飛散浸入防止部材11との間には適当な隙間が存在す
るが、この隙間を介してその下方に雨水や飛散水が浸入
することはほとんど起こらない。
【0014】このように構成した実施形態では、乗かご
1が屋外に設置されるエレベータにあって、乗かご1と
乗場3との間に雨水や飛散水が落下浸入することを防止
できる。
【0015】なお、本実施形態では飛散浸入防止部材1
0、11をステンレスで形成したが、本発明はこれに限
らず、例えば樹脂製の部材で形成したり、一方をステン
レス、他方を樹脂製で形成する、すなわち一方を他方よ
り軟らかい材質の材料とすることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、乗
かごが屋外に設置されるエレベータにあって、乗かごと
乗場との間に雨水が落下浸入することを防止でき、これ
によって、乗降する乗客へ雨水や飛散水がかかり迷惑を
かけるという事態を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの飛散水浸入防止装置の一
実施形態を示す乗かご側の斜視図である。
【図2】飛散水浸入防止装置の乗場側の斜視図である。
【図3】乗かごが乗場に停止した際の飛散水浸入防止装
置の状態を示す側面図である。
【図4】乗かごが屋外に設置される鉄塔エレベータを模
式的に表した説明図である。
【符号の説明】
1 乗かご 2 鉄塔 3 乗場 6 かごドア 9 乗場ドア 10 乗かご側飛散浸入防止部材 11 乗場側飛散浸入防止部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外に設置される乗かごにあって雨水等
    が飛散して浸入することを防止するエレベータの飛散水
    浸入防止装置において、 前記乗かごのかごドア上部に配置され、このかごドアと
    並行するように延設されるとともに、長手方向の一端が
    他端より下方に位置するよう傾斜して取付けられる乗か
    ご側飛散浸入防止部材と、各階床の乗場ドア上部に配置
    され、この乗場ドアと並行するように延設されるととも
    に、前記乗かご側飛散浸入防止部材と対向可能なように
    傾斜して取付けられる乗場側飛散浸入防止部材とを備え
    たことを特徴とするエレベータの飛散水浸入防止装置。
  2. 【請求項2】 前記乗かご側飛散浸入防止部材および前
    記乗場側飛散浸入防止部材は、コの字状の断面形状を有
    するとともに、その解放端が上向きとなるように取付け
    られることを特徴とするエレベータの飛散水浸入防止装
    置。
JP2001169590A 2001-06-05 2001-06-05 エレベータの飛散水浸入防止装置 Pending JP2002362869A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011085911A1 (de) * 2009-12-21 2011-07-21 Inventio Ag Aufzugsanlage mit einem kabinenseitigen löschwasser-ableitsystem

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AU2010342406B2 (en) * 2009-12-21 2015-01-22 Inventio Ag Elevator system having a cabin-side extinguishing water drain system
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