JP2002362505A - シール装置 - Google Patents

シール装置

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JP2002362505A
JP2002362505A JP2001166489A JP2001166489A JP2002362505A JP 2002362505 A JP2002362505 A JP 2002362505A JP 2001166489 A JP2001166489 A JP 2001166489A JP 2001166489 A JP2001166489 A JP 2001166489A JP 2002362505 A JP2002362505 A JP 2002362505A
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sealing
counter
heat seal
heat
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JP2001166489A
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Hiroto Tonami
宏人 礪波
Yoichi Okubo
陽一 大久保
Takeshi Sato
剛 佐藤
Yoshikazu Ono
嘉一 小野
Nobuo Kato
信雄 加藤
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Nihon Tetra Pak KK
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Nihon Tetra Pak KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】包装容器のコストを低くすることができ、シー
ル性を十分に高くすることができ、液漏れが発生するの
を防止することができるようにする。 【解決手段】ヒートシールジョーと、平行に配設された
二つの加熱体を備えるヒートシールバー19と、ヒート
シールジョーと対向させて配設されたカウンタジョー
と、カウンタレール18と、ヒートシールジョーとカウ
ンタジョーとを相対的に進退させる駆動手段と、ヒート
シールジョー及びカウンタジョーによって包材10を挟
んだ状態で、加熱体を作動させる加熱手段とを有する。
そして、カウンタレール18におけるヒートシールバー
19と対向する面は、凸状に形成される。この場合、横
シール部分S1、S2の縁部AR1、AR4の外側に逃
げる樹脂が迅速にシール圧力から解放されるので、余熱
を保持した多くのポリエチレン樹脂によって、連続する
板状のはみ出し部が安定して形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、牛乳、清涼飲料等の液体食品を収
容する包装容器を製造する場合、可撓(とう)性の積層
材料から成るウェブ状の包材が充填(てん)機に送ら
れ、該充填機において、前記包材が長手方向にシールさ
れてチューブ状になり、該チューブ状の包材は、上方か
ら液体食品が充填され、連続的に下方に搬送される。そ
して、前記チューブ状の包材は、シール装置に送られ、
該シール装置において両側から密封ユニットに挟持さ
れ、所定の間隔ごとに横方向にシールされる。その後、
横方向にシールされた部分を切断すると、一定量の液体
食品を収容する複数の原型容器が形成され、該原型容器
が成形されて包装容器になる。
【0003】ところで、前記密封ユニットは、互いに対
向させて、かつ、進退自在に配設されたカウンタジョー
及びヒートシールジョーを備え、前記カウンタジョーに
カウンタレールが、ヒートシールジョーにヒートシール
バーがそれぞれ取り付けられる。
【0004】図2は従来のシール装置によるシール方法
の説明図である。
【0005】図において、28はカウンタレール、29
はヒートシールバーであり、カウンタレール28とヒー
トシールバー29との間に二重に重ねられたウェブ状の
包材10が挟まれ、横方向にシールされてチューブ状の
包材10になる。前記ヒートシールバー29におけるカ
ウンタレール28と対向する面には、上下方向に所定の
間隔を置いて、かつ、前記包材10に臨ませて第1、第
2の誘導加熱体31、32が配設される。
【0006】この場合、前記カウンタレール28及びヒ
ートシールバー29を互いに包材10に向けて前進させ
ることによって、包材10を挟み、横方向にシールする
ことができる。
【0007】ところで、前記包材10は、包装容器が形
成されたときの内側から外側に向けて、ポリエチレン
層、アルミ箔(はく)層、接着剤層、紙基材及びポリエ
チレン層から成る積層体構造を有する。したがって、二
重に重ねられた包材10が、前記カウンタレール28及
びヒートシールバー29によって挟まれ、第1、第2の
誘導加熱体31、32にシール電圧を印加することによ
って加熱されると、前記包材10のうちの第1部分10
aにおける最も内側のポリエチレン層と、第2部分10
bにおける最も内側のポリエチレン層とが、主として第
1、第2の誘導加熱体31、32に対応する部分及びそ
の周辺において互いに押し付けられながら溶融させられ
る。その後、第1、第2の誘導加熱体31、32へのシ
ール電圧の印加が停止させられて前記第1、第2の誘導
加熱体31、32に対応する部分が冷却されると、前記
第1部分10a及び第2部分10bにおける第1、第2
の誘導加熱体31、32に対応する部分に、第1、第2
の横シール部分S1、S2から成るシール部分Sが形成
される。
【0008】ところで、前記第1の横シール部分S1に
おいては、第1部分10aにおける最も内側のポリエチ
レン層と、第2部分10bにおける最も内側のポリエチ
レン層とが溶融させられて一体化されるが、第1の横シ
ール部分S1の両側の縁部AR1、AR2より外側にお
いて第1部分10aと第2部分10bとは別体である。
同様に、前記第2の横シール部分S2においては、第1
部分10aにおける最も内側のポリエチレン層と、第2
部分10bにおける最も内側のポリエチレン層とが溶融
させられて一体化されるが、第2の横シール部分S2の
両側の縁部AR3、AR4より外側において第1部分1
0aと第2部分10bとは別体である。
【0009】そして、包材10が前記カウンタレール2
8及びヒートシールバー29によって挟まれているの
で、前記縁部AR1、AR2間及び縁部AR3、AR4
間において溶融させられたポリエチレン層のポリエチレ
ン樹脂が、縁部AR1、AR2より外側及び縁部AR
3、AR4より外側に逃げ、前記カウンタレール28及
びヒートシールバー29の上縁及び下縁に対応する部分
p1、p2において冷却されて固化し、ポリエチレン樹
脂から成る紐(ひも)状のはみ出し部を形成する。した
がって、該はみ出し部によって、第1部分10aと第2
部分10bとが連結される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシール装置においては、前記はみ出し部を形成しよ
うとすると、第1、第2の誘導加熱体31、32に印加
されるシール電圧を十分に高くする必要があるだけでな
く、前記カウンタレール28及びヒートシールバー29
によって包材10を挟むためのシール圧力を十分に高く
する必要がある。したがって、包装容器のコストが高く
なってしまう。
【0011】また、前記はみ出し部が、断面が不均一な
紐状の形状を有するので、シール性を安定させることが
できず、また、シール性を十分に高くすることができ
ず、液漏れが発生することがある。
【0012】本発明は、前記従来のシール装置の問題点
を解決して、包装容器のコストを低くすることができ、
シール性を十分に高くすることができ、液漏れが発生す
るのを防止することができるシール装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のシ
ール装置においては、ヒートシールジョーと、平行に配
設された二つの加熱体を備え、前記ヒートシールジョー
の前端に取り付けられたヒートシールバーと、前記ヒー
トシールジョーと対向させて配設されたカウンタジョー
と、該カウンタジョーの前端に取り付けられたカウンタ
レールと、前記ヒートシールジョーとカウンタジョーと
を相対的に進退させる駆動手段と、前記ヒートシールジ
ョー及びカウンタジョーによって包材を挟んだ状態で、
前記加熱体を作動させる加熱手段とを有する。
【0014】そして、前記カウンタレールにおけるヒー
トシールバーと対向する面は、凸状に形成される。
【0015】本発明の他のシール装置においては、さら
に、前記凸状に形成される面において、前記各加熱体の
外側の縁部と中央部との間の所定の位置に段差が形成さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図3は本発明の実施の形態における充填機
の要部概念図、図4は本発明の実施の形態における係合
部材の係合状態を示す図、図5は本発明の実施の形態に
おける係合部材の解放状態を示す図である。
【0018】図において、10は可撓性の積層材料から
成るチューブ状の包材であり、ウェブ状の包材10を湾
曲させ、両縁を長手方向にシールすることによって形成
される。
【0019】前記包材10は連続的に下方に搬送されて
シール装置に送られ、該シール装置において、所定の間
隔ごとに二つの密封ユニット14、15によって挟ま
れ、横方向にシールされてシール部分Sが形成される。
その間、包材10内には上方から液体食品12が充填さ
れる。そのために、前記密封ユニット14、15は、い
ずれも、カウンタジョー14a、15a及びヒートシー
ルジョー14b、15bを有する。なお、カウンタジョ
ー14a、15aは、ヒートシールジョー14b、15
bと対向させて配設される。
【0020】そして、18はカウンタジョー14a、1
5aの前端に取り付けられたカウンタレール、19はヒ
ートシールジョー14b、15bの前端に取り付けられ
たヒートシールバー、27はヒートシールジョー14
b、15bとカウンタジョー14a、15aとを相対的
に進退(図3における左右方向に移動)させる駆動手段
としてのシリンダである。
【0021】また、21a、21bは、それぞれカウン
タジョー14a、15a及びヒートシールジョー14
b、15bに対して揺動自在に支持され、包材10を包
囲して案内する一対の成形フラップであり、該成形フラ
ップ21a、21bは、包材10を成形して矩(く)形
状にする。
【0022】ところで、密封ユニット14は、図3に示
されるように密封開始位置にあり、該密封開始位置にお
いて、カウンタジョー14a及びヒートシールジョー1
4bを互いに包材10に向けて前進させ、包材10を両
側から挟持する。そして、密封ユニット14は、包材1
0を挟持したまま下方に移動し、その間にヒートシール
バー19及びカウンタレール18がシール部分Sを強く
押圧し、ヒートシールバー19が包材10のアルミ箔層
を誘導加熱によって発熱させ、包材10を横方向にシー
ルする。
【0023】一方、前記密封ユニット15は、図3に示
されるように密封終了位置にあり、該密封終了位置にお
いて、カウンタジョー15a及びヒートシールジョー1
5bは、互いに後退させられた後、上昇させられ、前記
密封開始位置に移動させられる。そして、前記密封ユニ
ット15が前記密封開始位置に移動して、カウンタジョ
ー15a及びヒートシールジョー15bが前進を開始し
始めたときには、密封ユニット14によるシールが終了
する。
【0024】なお、25、26は係合部材を構成する一
対の係合フックであり、一方の係合フック25は前記カ
ウンタジョー14a、15aに、他方の係合フック26
はヒートシールジョー14b、15bに配設され、係合
フック26にシリンダ27が接続される。
【0025】そして、係合フック25、26を互いに係
合させた後に、シリンダ27に作動媒体を供給すること
によって、カウンタジョー14a、15a及びヒートシ
ールジョー14b、15bを互いに引き寄せ、シール時
の押圧力を大きくすることができる。前記係合フック2
5、26は、密封開始位置において、図4に示されるよ
うに係合させられ、密封終了位置において、図5に示さ
れるように解放される。
【0026】このようにしてシールが行われた後、包材
10は更に搬送され、図示されない切断装置に送られ、
該切断装置によって前記各シール部分Sの中央が切断さ
れ、原型容器が形成される。続いて、該原型容器は、図
示されない成形部に送られ、所定の形状に成形されて包
装容器になる。
【0027】次に、前記密封ユニット14、15による
シール方法について説明する。
【0028】図1は本発明の実施の形態におけるシール
装置によるシール方法の説明図、図6は本発明の実施の
形態におけるはみ出し部の説明図である。
【0029】図において、18はカウンタレール、19
はヒートシールバーであり、カウンタレール18とヒー
トシールバー19との間に二重に重ねられた包材10が
挟まれ、横方向にシールされる。前記ヒートシールバー
19におけるカウンタレール18と対向する面には、上
下方向に所定の間隔を置いて、かつ、前記包材10に臨
ませて、平行に配設された二つの加熱体としての第1、
第2の誘導加熱体31、32が配設される。該第1、第
2の誘導加熱体31、32は、中に冷却水を通すことが
できるように、チューブ状の形状を有する。
【0030】前記包材10は、包装容器が形成されたと
きの内側から外側に向けて、ポリエチレン層m1、図示
されないアルミ箔層、図示されない接着剤層、紙基材m
2及びポリエチレン層m3から成る積層体構造を有す
る。
【0031】また、前記カウンタレール18におけるヒ
ートシールバー19と対向する面は凸状に形成される。
すなわち、該面において、第1の誘導加熱体31の外側
の縁部33と中央部34との間の所定の位置をE1と
し、第2の誘導加熱体32の外側の縁部35と中央部3
6との間の所定の位置をE2としたとき、位置E1、E
2に、長手方向に延在させて段差が形成され、位置E
1、E2間の部分が他の部分より所定の距離δだけ前方
に突出させられ、位置E1、E2より外側に肩部45、
46が形成される。
【0032】そして、前記カウンタレール18及びヒー
トシールバー19を互いに包材10に向けて前進させる
ことによって、包材10を挟み、横方向にシールするこ
とができる。すなわち、二重に重ねられた包材10が前
記カウンタレール18及びヒートシールバー19によっ
て挟まれた状態で、図示されない制御部の加熱手段が、
第1、第2の誘導加熱体31、32を作動させ、シール
電圧を印加することによって包材10を加熱すると、包
材10のうちの第1部分10aにおける最も内側のポリ
エチレン層m1と、第2部分10bにおける最も内側の
ポリエチレン層m1とが、主として第1、第2の誘導加
熱体31、32に対応する部分及びその周辺において互
いに押し付けられながら溶融させられる。その後、第
1、第2の誘導加熱体31、32へのシール電圧の印加
が停止させられて前記第1、第2の誘導加熱体31、3
2に対応する部分が冷却されると、前記第1部分10a
及び第2部分10bにおける第1、第2の誘導加熱体3
1、32に対応する部分に、第1、第2の横シール部分
S1、S2から成るシール部分Sが形成される。
【0033】ところで、前記第1の横シール部分S1に
おいては、第1部分10aのポリエチレン層m1と、第
2部分10bのポリエチレン層m1とが溶融させられて
一体化されるが、第1の横シール部分S1の両側の縁部
AR1、AR2より外側において第1部分10aと第2
部分10bとは別体である。同様に、前記第2の横シー
ル部分S2においては、第1部分10aのポリエチレン
層m1と、第2部分10bのポリエチレン層m1とが溶
融させられて一体化されるが、第2の横シール部分S2
の両側の縁部AR3、AR4より外側において第1部分
10aと第2部分10bとは別体である。
【0034】そして、包材10が前記カウンタレール1
8及びヒートシールバー19によって挟まれているの
で、前記縁部AR1、AR2間及び縁部AR3、AR4
間において溶融させられたポリエチレン層m1のポリエ
チレン樹脂が、縁部AR1、AR4より外側に逃げ、包
材10内の液体食品によって冷却されて固化し、ポリエ
チレン樹脂から成る板状のはみ出し部m4を形成する。
【0035】前述されたように、前記カウンタレール1
8におけるヒートシールバー19と対向する面が凸状に
形成され、位置E1、E2間の部分が他の部分より所定
の距離δだけ前方に突出させられるので、前記位置E
1、E2より外側の部分において、第2部分10bと肩
部45、46との間に距離δのクリアランスが形成さ
れ、シール圧力を低くすることができる。したがって、
第1、第2の横シール部分S1、S2の縁部AR1、A
R4より外側に逃げるポリエチレン樹脂が、第1、第2
の誘導加熱体31、32に近接する部分p3、p4にお
いて迅速にシール圧力から解放されるので、余熱を保持
した多くのポリエチレン樹脂によって、連続する板状の
はみ出し部m4が安定して形成される。その結果、第1
部分10aと第2部分10bとの間に十分な引張強度を
得ることができるので、シール性を十分に高くすること
ができ、液漏れが発生するのを防止することができる。
【0036】なお、前記ポリエチレン樹脂は、縁部AR
1、AR4より外側に逃げる際に縁部AR2、AR3よ
り外側にも逃げて固化し、従来と同様の紐状のはみ出し
部を形成するが、縁部AR2、AR3より外側には液体
食品12が充填されないので液漏れが発生することはな
い。
【0037】そして、第1、第2の誘導加熱体31、3
2に印加されるシール電圧を高くする必要がないだけで
なく、前記カウンタレール18及びヒートシールバー1
9によって包材10を挟むためのシール圧力を高くする
必要がない。したがって、包装容器のコストを低くする
ことができる。
【0038】本実施の形態においては、加熱体として第
1、第2の誘導加熱体31、32を使用しているが、加
熱体として抵抗体を使用し、ジュール熱を発生させて包
材10をシールすることができる。また、加熱体として
超音波発生器を使用することもできる。
【0039】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、シール装置においては、ヒートシールジョーと、
平行に配設された二つの加熱体を備え、前記ヒートシー
ルジョーの前端に取り付けられたヒートシールバーと、
前記ヒートシールジョーと対向させて配設されたカウン
タジョーと、該カウンタジョーの前端に取り付けられた
カウンタレールと、前記ヒートシールジョーとカウンタ
ジョーとを相対的に進退させる駆動手段と、前記ヒート
シールジョー及びカウンタジョーによって包材を挟んだ
状態で、前記加熱体を作動させる加熱手段とを有する。
【0041】そして、前記カウンタレールにおけるヒー
トシールバーと対向する面は、凸状に形成される。
【0042】この場合、横シール部分の縁部の外側に逃
げる樹脂が迅速にシール圧力から解放されるので、余熱
を保持した多くのポリエチレン樹脂によって、連続する
板状のはみ出し部が安定して形成される。したがって、
十分な引張強度を得ることができるので、シール性を十
分に高くすることができ、液漏れが発生するのを防止す
ることができる。
【0043】そして、加熱体に印加されるシール電圧を
高くする必要がないだけでなく、カウンタレール及びヒ
ートシールバーによって包材を挟むためのシール圧力を
高くする必要がない。したがって、包装容器のコストを
低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシール装置による
シール方法の説明図である。
【図2】従来のシール装置によるシール方法の説明図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態における充填機の要部概念
図である。
【図4】本発明の実施の形態における係合部材の係合状
態を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における係合部材の解放状
態を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるはみ出し部の説明
図である。
【符号の説明】
10 包材 14a、15a カウンタジョー 14b、15b ヒートシールジョー 18 カウンタレール 19 ヒートシールバー 27 シリンダ 31、32 第1、第2の誘導加熱体 33、35 縁部 34、36 中央部 E1、E2 位置
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 剛 東京都千代田区紀尾井町6番12号 日本テ トラパック株式会社内 (72)発明者 小野 嘉一 東京都千代田区紀尾井町6番12号 日本テ トラパック株式会社内 (72)発明者 加藤 信雄 東京都千代田区紀尾井町6番12号 日本テ トラパック株式会社内 Fターム(参考) 3E049 AA03 BA01 DB02 EA02 EA05 EB03 FA08 3E094 AA03 BA02 CA06 FA02 FA14 GA11 HA01 HA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ヒートシールジョーと、(b)平
    行に配設された二つの加熱体を備え、前記ヒートシール
    ジョーの前端に取り付けられたヒートシールバーと、
    (c)前記ヒートシールジョーと対向させて配設された
    カウンタジョーと、(d)該カウンタジョーの前端に取
    り付けられたカウンタレールと、(e)前記ヒートシー
    ルジョーとカウンタジョーとを相対的に進退させる駆動
    手段と、(f)前記ヒートシールジョー及びカウンタジ
    ョーによって包材を挟んだ状態で、前記加熱体を作動さ
    せる加熱手段とを有するとともに、(g)前記カウンタ
    レールにおけるヒートシールバーと対向する面は、凸状
    に形成されることを特徴とするシール装置。
  2. 【請求項2】 前記凸状に形成される面において、前記
    各加熱体の外側の縁部と中央部との間の所定の位置に段
    差が形成される請求項1に記載のシール装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63281907A (ja) * 1987-05-11 1988-11-18 Showa Alum Corp 容器本体への蓋のヒ−トシ−ル方法
JP2000053110A (ja) * 1998-08-10 2000-02-22 Shikoku Kakoki Co Ltd ヒートシール装置

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