JP2002361273A - 環境浄化材及びその製造方法 - Google Patents

環境浄化材及びその製造方法

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JP2002361273A
JP2002361273A JP2001177585A JP2001177585A JP2002361273A JP 2002361273 A JP2002361273 A JP 2002361273A JP 2001177585 A JP2001177585 A JP 2001177585A JP 2001177585 A JP2001177585 A JP 2001177585A JP 2002361273 A JP2002361273 A JP 2002361273A
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aqueous solution
soluble inorganic
environmental purification
mixing
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Hitoshi Tofun
仁史 藤墳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物、動物、微生物等の生命活動に対して環
境保全上有用な資材である環境浄化材及びその製造方法
を提供すること。 【解決手段】構成要素又は環境形成要素として必要な元
素、イオン、化合物を含有する環境保全上有用な資材で
あって、この資材は、少なくともその一部に親水性に関
与する結晶水、結合水、水酸化物イオンのいずれかを有
する水溶性無機物の1種又は1種以上と、該水溶性無機
物の活性化補助部材である鎖状炭素化合の内有機酸の1
種又は1種以上と、前記水溶性無機物、有機酸の水溶液
が呈するpHを中和するための中和調整剤と、前記有機
酸の機能促進材とから構成されてなる環境浄化材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物、動物、微生
物等の生命活動に対して環境保全上有用な資材としての
環境浄化材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術分野】環境浄化材の一例として、例えば特
開平2−218444号公報に開示された「海砂の除塩
方法」が知られている。上記方法の要旨は、「FeSO
4及びMgSO4の希薄水溶液を用いて海砂を洗浄するも
のであり、好ましくはFeSO4の濃度が0.1〜5重
量%でMgSO4の濃度が0.01〜1重量%であるこ
とを特徴とする」ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術には、下記の様な未解決の問題点がある。 (1)FeSO4は、例えば結合水を有する硫酸第1鉄
FeSO4・7H2Oが水に可溶で、10%水溶液のpH
は約3.7の強酸性である。一方、MgSO4はその水
和物であるMgSO4・7H2Oが、リトマス紙で中性を
呈する。 (2)そのため、FeSO4を0.1〜5重量%とMg
SO4を0.01〜1重量%とを混合した水溶液はpH
で2.5〜3.5位の強酸性を示すことになる。なお、
図16及び図17に示すごとく、土壌の酸性、中性、ア
ルカリ性は、土壌の反応と環境形成要素(養分)と溶解
度や利用及び構成要素の水溶液における解離度によって
支配される。 (3)しかしながら、上記水溶液を入れる容器が、金属
製のものである場合には、この金属製容器は著しく腐食
されることになり、使用耐久性が劣ることになる。 (4)また、上記水溶液が海浜やその他の土壌において
使用される場合においては、強酸性による土壌汚染を生
じ植物や動物の生育に著しい支障を来たすことになる。 (5)そして、上記水溶液は前記公報に開示されたとこ
ろによると、一定の条件下で除塩率が87.8〜93.
3%であり、除塩効果は必ずも良好とはいえない。 (6)そのため、かかる除塩率では上記水溶液を使用し
た海浜やその他の土壌においては、長年の経過におい
て、やはり土壌汚染を生じることになる。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は上記除塩率を高め得る環
境浄化材を提供し、併せてコストの低減や動植の生命活
動にやさしい環境保全上有用な資材としての環境浄化材
及びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の採った手段は、後に示す実施例で使用する
符号を付して説明すると次の通りである。即ち、植物、
動物、微生物のいずれか1種又は1種以上の生命維持活
動に対して、その構成要素又は環境形成要素として必要
な元素、イオン、化合物を含有する環境保全上有用な資
材であって、前記資材は、少なくともその一部に親水性
に関与する結晶水、結合水、水酸化物イオンのいずれか
を有する請求項3に例示する水溶性無機物の1種又は1
種以上と、該水溶性無機物の活性化補助部材である鎖状
炭素化合のうち請求項4及び図1〜図3に例示する有機
酸の1種又は1種以上と、前記水溶性無機物、有機酸の
水溶液が呈するpHを中和するための請求項5に例示す
る中和調整剤と、前記有機酸の請求項7及び図1〜図2
に例示する機能促進材とから構成されてなる環境浄化材
である。
【0006】また、請求項2は、前記水溶性無機物、活
性化補助部材、機能促進材の1種又は1種以上が水溶液
中又は大気或いは土壌中において吸着保持される前記水
溶性無機物、活性化補助部材、機能促進材の1種又は1
種以上が水溶液中又は大気或いは土壌中において、吸着
保持される請求項8に例示する吸着体を含有しているこ
とを特徴とする請求項1に包含される環境浄化材であ
る。
【0007】また請求項3は、前記水溶性無機物として
特に好ましくは、FeSO4・7H2O、ZnSO4・7
2O、FeSO4・7H2O、Na2CO3・10H2O、
BaCl2・2H2O、Mg(OH)Cl、NH4MgP
4・6H2O、Ca2Al(OH)7・nH2O、NH4
gPO4・6H2O、Cu2(OH)3Clの1種又は1種
以上であることを特徴とする請求項1に包含される環境
浄化材である。
【0008】また、請求項4は、前記活性化補助部材と
して特に好ましくは、ウロン酸、アルドーゼ類又はケト
ーゼ類或いは多糖類の1種又は1種以上より誘導される
ものであることを特徴とする請求項1に包含される環境
浄化材である。
【0009】また、請求項5は前記中和調整剤として特
に好ましくは、NaOH、Na2CO3、NaHCO3
Ca(OH)2、CaO、MgCO3、Fe(OH)6
Fe(OH)3、CaCO3、Ca(HCO32、2価又
は3価のFe(H2O)6Mg(OH)2、KOH、Mg
(OH)Cl、Cu2(OH)3Cl、Ca(ClO)
Cl・H2O、CaSO4・2H2、Na247・10H
2O、Na223・5H 2O、Na2SO4・10H2O、
Ca(NO32・4H2O、過リン酸石炭の1種又は1
種以上であることを特徴とする請求項1に包含される環
境浄化材である。
【0010】請求項6は、前記機能促進材として特に好
ましくは、KNO3、KClO3KBr、KI、KMnO
4、K2SO4・Al2(SO43・24H2O、K2
4、Fe2(SO43・24H2O、KCl、(NH4
2SO4・Al2(SO43・24H2O、請求項6(NH
42SO4・Fe2(SO43・24H2O、酒石酸、ロ
ッシェル塩、吐酒石、アスコルビン酸カリウムの1種又
は1種以上のK化合物であることを特徴とする請求項1
に包含される環境浄化材である。
【0011】請求項7は、前記有機酸の機能促進材とし
て特に好ましくは、アスコルビン酸、グロン酸、グルク
ロン酸、UDPグロン酸、グルコース1−リン酸、グル
コース6−リン酸のウロン酸サイクルの1種又は1種以
上、ウロン酸類、アスコルビン酸の異性体、同族体、誘
導体又はTCAサイル、ペント−スリン酸サイクルから
生じるいずれか1種又は1種以上の有機化合物であるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項4に包含される環境
浄化材である。
【0012】請求項8は、前記吸着体として特に好まし
くは、ゼオライト、活性炭活性アルミナ、活性白土、シ
リカゲルの1種又は1種以上の多孔質固体、多孔質固体
を含有するシート状物、ゲル状物質、ゾル状物質の何れ
か1種又は1種以上の吸着可能物質であることを特徴と
する請求項1又は請求項2に包含される環境浄化材であ
る。
【0013】そして請求項9は、水溶性無機物の水溶液
に対して0.1〜3重量%の活性化補助部材を添加混合
して水溶液を製造することを特徴とする環境浄化材の製
造方法である。0.1重量%以下の活性化補助部材であ
るとその添加効果に乏しく一方3重量%を超える活性化
補助部材を添加すると経済上好ましくないからである。
【0014】また、請求項10は、水溶性無機物の水溶
液に対して0.1〜3重量%の活性化補助部材を添加混
合する第1工程と、第1工程より得られる水溶液に対し
て0.1〜3重量%の活性化補助部材を添加混合した後
に、吸着体、中和調整剤のいずれか1種又は1種以上を
添加混合する第2工程とからなることを特徴とする環境
浄化材の製造方法である。第2工程は第1工程で得られ
た直後の水溶液に対して吸着体、中和調整剤の何れを添
加混合してもよく、使用直前に添加混合しても良い。
【0015】また請求項11は、水溶性無機物の水溶液
に対して0.1〜3重量%の活性化補助部材を混合添加
混合する第1工程と、第1工程より得られる水溶液に対
して0.1〜3重量%の活性化補助部材を添加した後
に、吸着体、中和調整剤の何れか1種又は1種以上を添
加混合する第2工程と、第2工程より得られる水溶液に
対して1〜30重量%の機能促進材を添加混合する第3
工程とからなることを特徴とする環境浄化材の製造方法
である。
【0016】また、請求項12は、前記水溶性無機物の
水溶液に対して0.1〜3重量5の活性化補助部材を添
加混合する第1工程と、第1工程より得られる水溶液に
対して1〜30重量%の機能促進材を添加混合する第2
工程とからなることを特徴とする環境浄化材の製造方法
である。機能促進材が0.1重量%未満であると、前記
有機酸の水溶液中における解離が十分に行われず、有機
酸に対する機能促進材の添加混合の効果が乏しい。一
方、機能促進材を30重量%を超える量を添加混合して
もそれに見合う経済性効果が見られないからである。
【0017】請求項11又は請求項12において、活性
化補助部材は水溶性無機物の水溶液中において、この活
性化補助部材の解離を促進してその水溶液中における水
溶性無機物の活性イオンを増大する働きを有するに対し
て、機能促進材は更に前記活性化補助部材のうち有機酸
に対して水溶液中における有機酸の活性イオンの増大を
もたらし、その機能の増大をもたらすものである。その
ため、前記水溶性無機物の水溶液中における解離イオン
を増大させるためには、前記活性化補助部材又は機能促
進材の何れか1種又は1種以上を添加混合すれば、環境
浄化材としての機能が十分発揮されることに鑑みて、請
求項11又は請求項12に示する環境浄化材の製造方法
が成立し得ることによるものである。
【0018】したがって、本発明における請求項1の発
明に対しては、特に好ましい態様として、請求項2〜請
求項9がある。一方、本発明の環境浄化材を製造する方
法としては、請求項1に示す環境浄化材を効率良く得る
手段として、それぞれ独立した製造方法として、請求項
10、請求項11、請求項12が存在することになる。
【0019】ここで注目すべきことは、後述する実施例
及び効果からも明かな如く、請求項11と請求項12と
により得られる環境浄化材の成分は、その使用目的、機
能、効用としては、それぞれ異なるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の資材及びその製造
方法につき、より詳しくその内容と、水溶性無機物、活
性化補助部材、中和調整剤、機能促進材、有機酸がもた
らす作用につき説明する。本発明において、植物とは裸
子植物、被子植物、シダ植物、地衣植物、コケ植物、褐
ソウ植物、緑ソウ植物、紅ソウ植物などの全ての種目に
おける各種の植物をさす。
【0021】動物とは、ホ乳類(人間も含む)、鳥類、
両生類、ハ虫類、硬骨又は軟骨魚類、節足動物、軟体動
物、環形動物、円口類、扁形動物、海綿動物、原生動物
などの全ての種目における各種の動物をさす。
【0022】前記植物においては、その系統は植物体を
構成する葉、茎、根などの構成要素、例えばN、P、
K、Ca、Mg、Mn、S、Cl、Siなどの各構成要
素がある。その他にも極く微量ではあるがCu、Zn、
Bなどがある。
【0023】また、植物におけるエネルギー交換元素と
しては、H、Oがあり、エネルギー保蓄元素としては
C、N、S、Pが知られている。
【0024】一方、本発明において、前記水溶性無機物
のうち、特にMg、K、Ca、Naなどは移動調整元素
であり、また特にFe、Cu、Co、Niなどは酸化還
元調整元素として有効である。そのため、Mg、K、C
a、Feなどは、環境形成要素としても環境保全上資材
としても重要な役割を果たすものである。特に、本発明
においては、水溶性無機物、活性化補助部材、中和調整
剤、有機酸などの機能促進材が、植物の構成要素及び土
壌の構成要素、環境保全上資材として重要な役割を果た
すことになる。したがって、前記水溶性無機物、活性化
補助部材、中和調整剤、有機酸などの機能促進材が植物
の系統は、特にその生育環境保全上或いは栄養形成上重
要視されることになる。
【0025】他方、動物においても、前記元素又はこれ
を構成要素とする物質はその発生、発育、生命維持活動
上重要な役割を果たし、動物が正常な生命活動をしてゆ
くために、極めて重要なものであることが今日再認識さ
れている。このことは、特に最近、動物の生殖活動にお
いて、環境ホルモン、例えばPCB或いはその他のベン
ゼン環化合物などの弊害が注目され始めていることから
しても、環境形成要素のうち、土壌や河川又は沼海など
の水質汚染を生じる有害物質は排除されなければならな
いことが認識されつつあることにも関連してくる。この
ことは、動物の一種とも考えられる各種微生物にも当て
はまる。
【0026】一方、土壌汚染防止法が施行されて農地土
壌の特定有害物質、例えばCd、Asなどの指定物質の
ほか、Hg、シアン化合物などが土壌の含有規制対象と
なり、厳しい土壌環境基準が設けられている。
【0027】また、上水道などの水質汚染問題上、トリ
ハロメタン、トリクロロエチレンなどの発癌性物質が厳
しい規制の対象となっている。一方、活性炭においても
NOxやSOxのほか、大気汚染の特定物質、例えばア
ンモニア、硫化水素、フッ化水素などの有害物質が人体
のみならず他の動物の健康や生活環境衛上、極めて重要
な課題として取り挙げられている。
【0028】本発明の環境浄化材は、かかる有害物質を
排除し希薄にするために、請求項1〜請求項12に示す
ごとく、水溶性無機物、活性化補助部材、中和調整剤、
有機酸などの機能促進材を含有する環境形成要素上好ま
しい元素又はこの元素を含有する化合物により、公害発
生防止上必要な水溶液又はこの水溶液を含有する固体、
例えばゼオライトや活性炭などの多孔質固体に吸着・排
除させるものである。
【0029】したがって、本発明の環境浄化材は、各種
の動物、微生物、植物などのあらゆる生命体において、
その構成要素、又は生命維持活動上好ましい環境形成要
素資材を提供することに重要な意義を有する。これは、
水溶性無機物として請求項3において例示した物質が特
に好ましく、一般に水に溶け易くかつ動物、微生物、植
物の生命維持活動上有用な資材であって、水溶液又はゼ
オライトや活性炭に吸着させた個体坦体として使用する
ことが出来るからである。
【0030】一方、活性化補助部材としては、請求項4
において例示した物質が特に好ましく、一般にウロン
酸、アルドーゼ、ケトーゼ類或いは多糖類又はその誘導
体などがある。また、前記活性化補助部材としては、請
求項7にも例示した物質であっても良く、アスコルビン
酸、グロン酸、UDPグロン酸、グルコース、ウロン酸
又はこれらの異性体、同族体、誘導体などの有機酸の機
能促進材であることが特に好ましい。
【0031】なぜならば、前記例示の有機酸としてアス
コルビン酸は、例えば人体においては、体内においてそ
の合成能を欠くため、必須のビタミンとして食物かしら
摂取しなければならず、ウロン酸サイクルやTCAサイ
クルなども生化学上極めて重要な物質である。のみなら
ず、土壌、水、大気において、前記水溶性無機物の水溶
液や個体坦体は、土壌、水質、活性炭汚染の原因となる
各種有害物(例えば前例のPCBやCd)を吸着した
り、化学結合して環境形成要素系外に排除し得る役割を
有することによる。
【0032】前記機能促進材としては、請求項6におい
て例示した物質が特に好ましく、前記アスコルビン酸や
その他ウロン酸においては、K化合物と併用することに
より、有害物質や環境保全上として好ましくないその他
の物質を排除するに当り、その機能促進材そしての役割
を果たすものである。例えば、人体において高血圧の原
因とも称されているNaCl(食塩)の多量摂時におい
て、アスコルビン酸又はアスコルビン酸K塩、或いはア
スコルビン酸と、ロッシェル塩、酒石英、吐酒石、硝石
(硝酸カリウム)とを併用することにより、NaClを
循環器系外に排出促進されるという重要な意義がある。
【0033】前記吸着体としては、請求項8において例
示した物質が特に好ましく、そのうちでも特にゼオライ
ト、活性炭のほか粘土鉱物の一種である活性白土である
ことが、その入手の容易さやコスト上有利である。ま
た、前記例示物質は、いずれも多孔質固体であるため、
前記水溶性無機物、活性化補助部材、中和調整剤、機能
促進材の作用機能を一層高めるという理由で、最も有利
に使用することが出来ると共に、実施例で示すごとく、
幾多の用途を開発する上で極めて有利である。
【0034】前記中和調整剤としては、請求項5におい
て例示した物質が特に好ましく、そのうちでもNaHC
3、Ca(OH)2、Mg(OH)2、Fe(OH)6
Fe(OH)3などが環境形成要素にやさしいため好ま
しい。これらを使用することにより、土壌や河川その他
水系において、pHが5〜7になる様に中和することが
できる。これにより、種々の動物や植物に対して、その
生命維持上好ましい環境を形成することが出来て、生命
体の構成要素や環境保全上好ましい環境形成要素を提供
することができる。これらの具体的な効果については、
詳しく後述する。
【0035】[実施例] 実施例1〜実施例8 第1表と第2表に示す実施例は、人間、その他の動物、
例えば家畜やペットなどの動物に対して主に使用する環
境浄化材及びその製造方法の概要を説明するものであ
る。第1表主成分及び環境浄化材の主な使用方法及び製
造方法
【表1】
【0036】第2表環境浄化材の主な作用・効果、水溶
液のpH範囲、用途(効用)、参照図面及び製造方法の
概要
【表2】
【0037】実施例9〜実施例16 第3表及び第4表に示す実施例は、植物、特に農作物、
森林や法面の樹木・草木など一般に造園や里山などに見
られる各種の植物に対して主に使用する環境浄化材及び
その製造方法の概要を説明するものである。 第3表環境浄化材の主成分、主な使用方法及び製造方法
の概要
【表3】
【0038】第4表環境浄化材の主な作用・効果、水溶
液のpH範囲、用途(効用)及び製造方法の概要
【表4】
【0039】実施例17〜実施例24 第5表及び第6表に示す実施例は、土壌、河川等の水
質、大気(空気)の浄化に使用される環境浄化材及びそ
の製造方法の概要を説明するものである。
【表5】
【0040】第6表 環境浄化材の主な作用・効果、水
溶液のpH範囲、用途(効用)及び環境浄化材の多孔質
固体の概要と参照図面
【表6】
【0041】
【発明の効果】以下、前記実施例1〜実施例24の補足
説明を図面も用いてその作用・効用と共に、本発明の効
果を説明する。まず、実施例1〜実施例8に示した人間
も含めてた各種動物(但し、本例の説明においては一応
微生は除く)においては、原則として一部の動物を除い
ては、体内では図1に示すごときウロン酸サイクルでは
アスコルビン酸を生じず、必須ビタミンとして食物から
摂取しなければならない。
【0042】そのため、本実施例ではいずれも食品添加
物、飼料添加物、肌からの吸収により、各動物の体内に
アスコルビン酸、グロン酸などを摂取することを主眼と
し、併せてアスコルビン酸、グロン酸などの活性化補助
部材が各種の水溶性無機物を吸着機能を増大させる役割
を果す。
【0043】また、機能促進材も前記水溶性無機物の吸
着機能の増大を促進する。そして、各種動物の組織に最
もやさしい状態の中性ないし微酸性のpH状態で、これ
らの吸着作用・効果をもたらすものである。
【0044】したがって、環境浄化材においては水溶性
無機物自体も水溶液になり易く、水溶液中において活性
化補助部材、機能促進材の機能の助けにより、解離分離
して、陽イオン交換能(CEC)を最大限発揮すること
になる。その結果、食品保存中に抗酸化作用を呈し、酸
化還元に効率良く関与することになる。それ故、実施例
1〜実施例8に示した作用・効用を示すことになる。
【0045】前記水溶性無機物機能促進材は、図2及び
図3に示す各種の有機酸及び有機物、特に糖の代謝中に
おいて生成する各種有機物においてもアスコルビン酸、
グロン酸と同様の効果が得られるものと推察される。こ
れは、水溶液の水溶性無機物が有機酸の存在下で解離
し、活性イオンを多数表面に保有して吸着機能を最大限
に発揮することになるからである。このことは、動物の
一種とも考えられる微生物の生命活動においても同様の
ことが言える。
【0046】なお、図1〜図3は「最新土壌・肥料・植
物栄養事典(増補版)」より引用した。以下、図4、図
6、図7〜図9、図12、図13も同様である。
【0047】次に、植物に対する環境浄化材の作用・効
用を図面を用いて説明する。まず実施例9〜実施例17
に示した植物に対する環境浄化材の効果としては、図4
に示すごとく、植物の根毛周囲で土壌粒又は環境浄化材
を吸着し内部に保する活性炭、ゼオライトなどの多孔質
固体が図6〜図9に示すごとき、担体説、接触説等の各
種働により、各種水溶性無機物、活性化補助部材、機能
促進材、有機酸などが養分として効率良く吸収されるも
のと推察される。
【0048】そして、活性化補助部材、機能促進材、有
機酸が植物に対して、図14に示ごとき抗菌作用を発揮
することになる。その結果、環境浄化材を用いた植物の
生育は図12、図13に示すごとき、例えば農作物の生
成を促進し、収量の増大をもたらす。
【0049】なお、図5はかんきつ類よりアスコルビン
酸を抽出する製造方法の1例を示すものである。現在は
主として図1〜図3に示す糖の代謝の作用を応用してア
スコルビン酸は製造されている。
【0050】また、図11において、環境浄化材を施用
した1(年目)かしら3(年目)の生育状態に示すごと
く、環境浄化材は各種作物の生育を促すと共に、病虫害
や他の有害物質からの汚染や発育阻害から植物生命体を
有効に保護し維持する役割も果すことになる。
【0051】図12において照度指数1(58の場
合)、2(26の場合)、3(5の場合)に示すごと
く、環境浄化材中に含有されるN、P25、MnO、C
aO、MgO、SiO2の吸収比も異なってくる。
【0052】一方、図13において、水耕液1l当り、
Aは環境浄化材を用いた状態の無処理の各栄養分の吸収
量と、Bは硫化水素のごとき有害物質が存在する場合に
おける各栄養分の吸収量の差異を示したものである。
【0053】これによれば、環境浄化材は少なくとも大
気中の有害物質ではH2Sを吸着して無害状態にするこ
とにより、水溶性無機物、活性化補助部材、機能促進材
などの植物栄分の吸収範囲を図16に示す場合よりも拡
大していると思われる。
【0054】一方、図15は、カキ果実がビタミンやタ
ンニンを豊富に含有することからみて、環境浄化材の使
用の有機酸有無を農業技術研究所の実験からみて植物に
対する有効性が推察される。
【0055】そして、植物に対しては、図17に示すご
とく、土壌中における雨水や酸性化学肥料の施用による
弊害は少なくとも予防ないし防止することはできるもの
と推察される。それは、環境浄化材の中に中和調整剤、
例えばアルカリ水溶性を示すCaHCO3、Ca(O
H)2などの併用により、酸性(pH2〜6位)の日本
土壌を中和ないし微酸性に緩和し、環境保全上好ましい
条件を人為的にかつ積極的につくり出すことが出来るこ
とによる。
【0056】次に、図18〜20に示す例は、いずれも
水の循環時において、上水道、下水道、ゴミ処理場など
の各種の場合において、水質を浄化する各種の実例であ
る。なお、実施例22で示すごとく、従来に比し海浜な
ど土壌に含有される塩分を95%以上除去し、従来技術
よりも優れた除塩効果を示す。
【0057】これによると、水道水は図18の上段図、
図20の下段図に示すごとく、浄水フィルター(シート
活性炭)又は濾過助剤中に環境浄化材を吸着したゼオラ
イト、活性炭の多孔質固体を用いることにより、簡易水
質殺菌浄化法を実現できることを示したものである。ま
た、上水道の水質浄化に当っては、図19に例示する水
循環装置で簡易に清浄化できる。
【0058】そして、下水上処理は、図18の下段図に
示すごとき大型設備により、濾過フィルターの部分に環
境浄化材を用いて、水質浄化することができる。なお、
図示は省略したが、家庭内の部屋の簡易空気浄化法、生
ゴミの浄化法などが環境浄化材の水溶液のスプレー散布
により比較的簡単に実現できる。
【0059】最後に自動車から排出される大気汚染源と
なっているNOxやSOxを環境浄化材を吸着したゼオ
ライトの仮焼結体又は環境浄化材を吸着したクラフト紙
などのシート状物を用いることが出来る。そして、動物
には食物の中に添加混合し、又は飲料水として摂取する
と共に、植物には固形状の多孔質固体又は水溶液散布に
より、容易に前記効果を発揮させることが出来て、植物
欠乏養分補給材としたり、肥料推積集積防止材として多
く使用することが出来る。
【0060】以上、本発明によれば、図21に示すごと
く、地球規模で環境の保全を確実にしてゆくための第1
歩として、動物、植物、微生物のあらゆる生命維持活動
において、土壌中、大気などの植物の健全な環境をつく
り出し、植物構成要及び環境保全上有用な環境浄化材及
び製造方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アスコルビン酸の生合成とウロン酸サイクル模
式図。
【図2】各種有機酸の生合成のTCAサイクル模式図。
【図3】解糖作用の過程を示す説明模式図。
【図4】土壌中における根毛と土壌中の多孔質体の関係
図。
【図5】アスコルビン酸をかんつき類より抽出する工程
模式図。
【図6】ヤコブソンの土壌養分吸収に関する担体説模式
図。
【図7】同ヤコブソンの炭酸介在土壌養分吸収接触吸収
説模式図。
【図8】ルーデゴールドの塩類吸収時の陰イオン呼吸説
模式図。
【図9】ルーデゴールドの接触溶解吸収模式図。
【図10】コンテナ栽培におけるオウトウの累積収量
図。
【図11】針植におけるオウトウの1本立ての生育過程
図。
【図12】硫化水素による水稲の養分吸収阻害状況図。
【図13】本発明の環境浄化材施用による肉類等の食品
の抗菌効果説明図。
【図14】カキ果実よりアスコルビン酸を採取する機能
材料説明図。
【図15】土壌の反応と養分要素の溶解・利用度説明
図。
【図16】雨水による土壌の酸性化及び酸性肥料の肥用
による酸性化模式図。
【図17】家庭用上水道使用時の浄水器の取付説明図。
【図18】各種排水処理におけるフィルターの取付説明
図。
【図19】上水道の水循環装置における環境浄化材の使
用説明図。
【図20】各種水循環装置における環境浄化材の使用説
明図。
【図21】本発明の環境浄化材の土壌中及び大気におけ
る清浄化作用の一例を示す総合効果説明図。
【符号の説明】
1・・・図10中の6年経過時。 2・・・図10中の3年経過時。 3・・・図10中の1.5年経過時。 4・・・照度指数58の場合 5・・・照度指数26の場合 6・・・照度指数5の場合 A・・・図20中の葉の同化組織。 B・・・図26中の根の分裂組織。 C・・・図20中の節管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A23L 1/30 A23L 1/302 4D004 1/302 1/304 4D027 1/304 3/34 3/34 3/3544 501 3/3544 501 A61K 31/191 A61K 31/191 31/375 31/375 33/06 33/06 33/26 33/26 A61P 3/02 A61P 3/02 3/10 3/10 9/12 9/12 17/02 17/02 17/10 17/10 17/16 17/16 31/04 31/04 B09B 3/00 E Fターム(参考) 4B018 LB08 LE05 MD05 MD06 MD25 ME02 ME03 ME04 4B021 LW03 MC03 MC08 MK02 MK08 MK12 MK26 4C080 AA05 AA07 BB02 CC14 CC15 HH03 HH05 JJ01 KK06 LL04 LL05 MM01 MM12 NN04 NN05 QQ03 4C086 AA01 BA18 HA04 HA11 HA17 MA05 MA17 MA28 MA52 MA63 NA14 ZA42 ZA89 ZA90 ZC21 ZC35 4C206 AA01 DA02 MA05 MA37 MA48 MA72 MA83 NA14 ZA42 ZA89 ZA90 ZC21 ZC35 4D004 AA41 CA18 CA47 CA48 CC11 CC12 CC15 DA08 DA10 4D027 AC02 AC05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物、動物、微生物のいずれか1種又は1
    種以上の生命維持活動に対して、その構成要素又は環境
    形成要素として必要な元素、イオン、化合物を含有する
    環境保全上有用な資材であって、 前記資材は、少なくともその一部に親水性に関する結晶
    水、結合水、水酸化物イオンのいずれかを有する水溶性
    無機物の1種又は1種以上と、該水溶性無機物の活性化
    補助部材である鎖状炭素化合のうち有機酸の1種又は1
    種以上と、前記水溶性無機物、有機酸の水溶液が呈する
    pHを中和するための中和調整剤と、前記有機酸の機能
    促進材とから構成されてなる環境浄化材。
  2. 【請求項2】前記水溶性無機物、活性化補助部材、機能
    促進材、1種又は1種以上が水溶液中又は大気或いは土
    壌中において吸着保持される吸着体を含有していること
    を特徴とする請求項1の環境浄化材。
  3. 【請求項3】 前記水溶性無機物は、FeSO4・7H2
    O、MgSO4・7H2O、ZnSO4・7H2O、Na2
    CO3・10H2O、BaCl2・2H2O、Mg(OH)
    Cl、NH4MgPO4・6H2O、Ca2Al(OH)7
    ・nH2O、NH 4MgPO4・6H2O、Cu2(OH)3
    Clの1種又は1種以上であることを特徴とする請求項
    1の環境浄化材。
  4. 【請求項4】前記活性化補助部材は、ウロン酸、アルド
    ーゼ類又はケトーゼ類或いは多糖類の1種又は1種以上
    より誘導されるものであることを特徴とする請求項1の
    環境浄化材。
  5. 【請求項5】前記中和調整剤は、NaOH、Na2
    3、NaHCO3、Ca(OH)2、CaO、MgC
    3、Fe(OH)6、Fe(OH)3、CaCO3、Ca
    (HCO32、2価又は3価のFe(H2O)6、Mg
    (OH)2、KOH、Mg(OH)Cl、Cu2(OH)
    3Cl、Ca(ClO)Cl・H2O、CaSO4・2
    2、Na247・10H2O、Na223・5H
    2O、Na2SO4・10H2O、Ca(NO3)2・4H2
    O、過リン酸石炭の1種又は1種以上であることを特徴
    とする請求項1の環境浄化材。
  6. 【請求項6】前記機能促進材は、KNO3、KClO3
    KBr、KI、KMnO4、K2SO4・Al2(SO43
    ・24H2O、K2SO4、Fe2(SO43・24H
    2O、KCl、(NH42SO4・Al2(SO43・2
    4H2O、(NH42SO4・Fe2(SO43・24H2
    O、酒石酸、ロッシェル塩、吐酒石、アスコルビン酸カ
    リウムの1種又は1種以上のK化合物であることを特徴
    とする請求項1の環境浄化材。
  7. 【請求項7】前記有機酸の機能促進材は、アスコルビン
    酸、グロン酸、グルクロン酸、UDPグロン酸、グルコ
    ース1−リン酸、グルコース6−リン酸のウロン酸サイ
    クルから生じるいずれか1種又は1種以上の有化合物、
    ウロン酸類、アスコルビン酸の異性体、同族体、誘導体
    又はTCAサイル、ペント−スリン酸サイクルから生じ
    るいずれか1種又は1種以上の有機化合物であることを
    特徴とする請求項1又は請求項4の環境浄化材。
  8. 【請求項8】前記吸着体は、ゼオライト、活性炭活性ア
    ルミナ、活性白土、シリカゲルの1種又は1種以上の多
    孔質固体、多孔質固体を含有するシート状物、ゲル状物
    質、ゾル状物質のいずれか1種又は1種以上の吸着可能
    物質であることを特徴とする請求項1又は請求項2の環
    境浄化材。
  9. 【請求項9】水溶性無機物の水溶液に対して0.1〜3
    重量%の活性化補助部材を添加混合して水溶液を製造す
    ることを特徴とする環境浄化材の製造方法。
  10. 【請求項10】水溶性無機物の水溶液に対して0.1〜
    3重量%の活性化補助部材を添加混合する第1工程と、 第1工程より得られる水溶液に対して0.1〜3重量%
    の活性化補助部材を添加混合した後に、吸着体、中和調
    整剤のいずれか1種又は1種以上を添加混合する第2工
    程とからなることを特徴とする環境浄化材の製造方法。
  11. 【請求項11】水溶性無機物の水溶液に対して0.1〜
    3重量%の活性化補助部材を添加混合する第1工程と、 第1工程より得られる水溶液に対して0.1〜3重量%
    の活性化補助部材を添加した後に、吸着体、中和調整剤
    のいずれか1種又は1種以上を添加混合する第2工程
    と、 第2工程より得られる水溶液に対して1〜30重量%の
    機能促進材を添加混合する第3工程とからなることを特
    徴とする環境浄化材の製造方法。
  12. 【請求項12】水溶性無機物の水溶液に対して0.1〜
    3重量%の活性化補助部材を添加混合する第1工程と、 第1工程より得られる水溶液に対して1〜30重量%の
    機能促進材を添加混合する第2工程とからなることを特
    徴とする環境浄化材の製造方法。
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