JP2002360309A - 靴ひも被覆構造 - Google Patents

靴ひも被覆構造

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JP2002360309A
JP2002360309A JP2001170736A JP2001170736A JP2002360309A JP 2002360309 A JP2002360309 A JP 2002360309A JP 2001170736 A JP2001170736 A JP 2001170736A JP 2001170736 A JP2001170736 A JP 2001170736A JP 2002360309 A JP2002360309 A JP 2002360309A
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JP
Japan
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shoelace
shoe
shoestring
open
covering
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JP2001170736A
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English (en)
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Shuhei Kurata
脩平 倉田
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New Balance Japan KK
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New Balance Japan KK
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴ひも及びその関連部分を、靴ひもの本来の
機能を維持及び補助し且つ靴ひも及びその関連部分を必
要最小限の範囲のみで覆い隠すことにより、ビジネスユ
ースに於いても違和感なく使用することのできるスポー
ツシューズを提供することである。 【解決手段】 シューズ10の甲部分12が、ひも括り
用の開放部14と、ひも通し孔16を列設した、開放部
14の左右の開放縁部18とを有し、開放部14の範囲
でひも通し孔16を通して靴ひも20が括られ、括られ
た靴ひも20の下側には、開放部14を裏側から塞ぐベ
ロ部片22が設けられている。開放縁部18の外側周囲
縁部24に沿って且つシューズの横断方向の各側に、こ
の外側周囲縁部24よりも内側の部分、つまり開放部1
4を含む靴ひも及びその関連部分を覆い隠すための、第
1及び第2の各甲覆い26及び28が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスポーツシューズに
関し、詳しくは、ビジネスユースに於いても違和感なく
使用することのできるスポーツシューズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、底部に金具や鋲部材を取り付け
た、ゴルフシューズやサッカーシューズなどの本格的な
スポーツシューズとは異なり、例えば、バスケットシュ
ーズ、ランニングシューズやテニスシューズなどのスポ
ーツシューズはタウンユースでも履く人が多い。しか
し、そうしたスポーツシューズも、それが靴ひもを使用
する形式ものであると、白やカラフルな靴ひもが目立
つ、靴ひも周りの関連部分の呈する外観が無骨である、
あるいは靴ひも自体が汚れているといった理由で、ビジ
ネスユースで履くには抵抗を感じる場合がある。
【0003】スポーツシューズの靴ひも部分に被せる覆
い部材を用意し、これを靴の甲部に後付するものには、
従来から、特願平6−076106号や特願平7−25
4392号に例示されるようなものが各種提案されてい
る。しかしながら、これらの覆い部材は何れも、靴ひも
を使用する形式のシューズでは、靴ひもを取り付け且つ
ひも括りして靴の締め付け具合を調節するという目的
上、シューズの甲部分が開放されるという事実に基づく
幾つかの問題に対処するためのものである。
【0004】それらの問題には、例えば、開放部に位置
する足の甲部分に対する物理的衝撃が大きくなる、ある
いはこの開放部を通してシューズ内に雨水が侵入し易く
なるといったものがある。従来の覆い部材は、こうした
特定の問題を効果的に緩和若しくは回避するための機能
を、必要に応じてシューズに追加するためのものである
に過ぎなかった。それ故、従来の覆い部材は、靴の運動
機能そのものに対する影響も考慮した場合に着脱式であ
る方がより好都合であるために、最初からシューズと一
体のものとして作製することが意図されたことはなかっ
た。
【0005】例えば、図4に示す前記特願平7−254
392号のソフトボールシューズ用の甲部保護具では、
シューズとは別に作製した肉厚の皮革シートが、シュー
ズの本来のひも通し孔と整列する靴紐孔4を介してシュ
ーズの甲部に後付けされ、靴紐孔4の各側に配置した面
ファスナー雄片5に相対して設けた面ファスナー雌片6
で靴紐部分を覆うようにすると共に、ボールの衝撃から
甲部を保護する構成とされている。
【0006】この例の場合、雌雄の各面ファスナー部材
は、シューズの甲開放部分、つまり、ひも括り部分を通
して足の甲部に伝わるボールの衝撃を最大限緩和して甲
部を保護することができるよう、図示されるように横断
方向に可能な限り幅広く且つ肉厚で丈夫なものとするこ
とが要求される。かくして、シューズの外観は、靴ひも
部分は覆い隠されるものの、むしろ大きく、無骨な、従
って目立つものとなり、またその方が有益なものとなっ
ている。
【0007】一方、靴ひもの使用そのものを排除する目
的のために、雌雄の各面ファスナー部材のみを甲部開口
部を覆って靴と一体に設けたシューズも従来からある。
しかしながら、こうしたシューズでは靴の締め付け具合
の調節や脱ぎ履きは確かに楽になるものの、その代償と
して、主に面ファスナーが外部からの衝撃に対して外れ
易いという事実によって、靴ひもの提供する程の締め付
け具合の維持能力あるいは信頼性は犠牲となってしま
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】靴ひも及びその関連部
分を、靴ひもの本来の機能を維持及び補助し且つ靴ひも
及びその関連部分を必要最小限の範囲のみで覆い隠すこ
とにより、ビジネスユースに於いても違和感なく使用す
ることのできるスポーツシューズを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、甲部に
靴ひもを使用するスポーツシューズの、靴ひも、ひも通
し孔あるいはひも掛け、ベロ部片、を含む靴ひも関連部
分の最小範囲のみを、靴と一体で且つ靴の横断方向に重
ね合わせた状態で相互に固定するようにした2枚の甲覆
いで覆い隠すようにした、靴ひも被覆構造が提供され
る。1実施例では、2枚の甲覆いは、各甲覆いの相対す
る位置に取り付けた面ファスナー部材により固定され、
また、これら2枚の甲覆いが、スポーツシューズの各隣
接部分の延長部を構成しあるいは構成しないようなもの
とされる。また、別の実施例では、2枚の甲覆いは伸縮
性を有するあるいは有さないものとして靴と一体化され
る。更に別の実施例では、2枚の甲覆いは通気性を有す
るあるいは有さないものとされる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図3には、本発明に基づく
靴ひも被覆構造を有するスポーツシューズ(以下、単に
シューズとも称する)10が、甲部分12を正面方向か
ら見た状態で部分的に例示されている。スポーツシュー
ズ10は、各実施例ではタウンユースで履くことのでき
るシューズとして例示され、従って、靴底部分には金具
や鋲などは取り付けられておらず、靴本体部分は、生
地、合成若しくは天然の皮革等の一般的な靴素材を使用
して作製される。
【0011】シューズ10の甲部分12は、図3に最も
良く示されるように、ひも括り用の開放部14と、ひも
通し孔16を列設した、開放部14の左右の開放縁部1
8とを有し、開放部14の範囲でひも通し孔16を通し
て靴ひも20が括られ、括られた靴ひも20の下側に
は、開放部14を裏側から塞ぐベロ部片22が設けられ
ている。
【0012】本発明では、ひも通し孔16を列設した開
放縁部18の外側周囲縁部24に沿って且つシューズの
横断方向の各側に、この外側周囲縁部24よりも内側の
部分、つまり開放部14を含む靴ひも及びその関連部分
を覆い隠すための、第1及び第2の各甲覆い26及び2
8が設けられる。
【0013】第1及び第2の各甲覆い26及び28は、
そのように開放部14を覆った場合に、一方が他方に部
分的に重複するような面積及び形状を夫々有するような
ものとされ、相互に重なる部分には、図では下側となる
第2の甲覆い28の外側表面上に雌雄の面テープ30、
32の一方が、そして、上側となる第1の甲覆い26の
内側表面上に雌雄の面テープの他方が、夫々固定され
る。
【0014】第1及び第2の各甲覆い26及び28は、
シューズ10製造時にシューズ10の他の部分と一緒に
形成され、その際、そうした他の部分と同じ素材を使用
し、あるいは全く別の素材、例えば伸縮性や通気性のあ
る素材及びその他の、好都合な特性を持つ素材などを使
用することができる。
【0015】使用に際しては、先ず、ひも通し孔16に
靴ひも20を通し、開放部14の範囲にひも括りし、所
望の締め具合とした後、各ひも端部を結び合わせ、ある
いは結ぶ前に、第1及び第2の各甲覆い26及び28を
引上げ且つ引き寄せて所望の締め具合と合わせたら、そ
のまま緩めずに閉じ合わせ、面テープ30及び32を利
用して相互に固定する。
【0016】これにより、第1及び第2の各甲覆い26
及び28によって、開放縁部18から内側の靴ひも関連
部分が最小範囲で覆われることとなり、かくして、スポ
ーツシューズ10から靴ひも及び関連部分による無骨な
外観が覆い隠され、靴ひもの汚れも見えなくなるので、
タウンユースのみならずビジネスユースにおいても違和
感なく履くことができるようになる他、第1及び第2の
各甲覆い26及び28を引き寄せて閉じ合わせ、相互に
固定するようにしたことで、括った靴ひも20による締
め付け具合が有効に維持されるようになる。
【0017】
【発明の効果】靴ひも及びその関連部分を、シューズの
運動機能及び靴ひもの本来の機能を維持及び補助し且つ
必要最小限の範囲のみにおいて覆い隠すことにより、ビ
ジネスユースに於いても違和感なく履くことのできるス
ポーツシューズが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の靴ひも被覆構造を閉じた状態で示すス
ポーツシューズの正面図である。
【図2】本発明の靴ひも被覆構造を半分閉じた状態で示
すスポーツシューズの正面図である。
【図3】本発明の靴ひも被覆構造を開放した状態で示す
スポーツシューズの正面図である。
【図4】従来の甲部保護具の斜視図である。
【符号の説明】
10 スポーツシューズ 12 甲部分 14 開放部 16 ひも通し孔 18 開放縁部 20 靴ひも 22 ベロ部片 24 外側周囲縁部 26 第1の甲覆い 28 第2の甲覆い 30、32 面ファスナー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 甲部に靴ひもを使用するスポーツシュー
    ズの、靴ひも、ひも通し孔あるいはひも掛け、ベロ部
    分、を含む靴ひも関連部分の最小範囲のみを、靴と一体
    で且つ靴の横断方向に重ね合わせた状態で相互に固定す
    るようにした2枚の甲覆いで隠すようにした、靴ひも被
    覆構造。
  2. 【請求項2】 2枚の甲覆いが、各甲覆いの相対する表
    面位置に取り付けた面ファスナー部材により固定される
    請求項1の靴ひも被覆構造。
  3. 【請求項3】 2枚の甲覆いが、スポーツシューズの各
    隣接部分の延長部を構成しあるいは構成しない請求項1
    の靴ひも被覆構造。
  4. 【請求項4】 2枚の甲覆いが伸縮性を有するあるいは
    有さない請求項1の靴ひも被覆構造。
  5. 【請求項5】 2枚の甲覆いが通気性を有するあるいは
    有さない請求項1の靴ひも被覆構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8474157B2 (en) 2009-08-07 2013-07-02 Pierre-Andre Senizergues Footwear lacing system

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JP2000139512A (ja) * 1998-11-17 2000-05-23 Nippon Health Shoes Kk

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