JP2002360029A - 刈払機の回転刃固定部 - Google Patents
刈払機の回転刃固定部Info
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- JP2002360029A JP2002360029A JP2001169195A JP2001169195A JP2002360029A JP 2002360029 A JP2002360029 A JP 2002360029A JP 2001169195 A JP2001169195 A JP 2001169195A JP 2001169195 A JP2001169195 A JP 2001169195A JP 2002360029 A JP2002360029 A JP 2002360029A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 労力を軽減でき、回転刃固定用ねじ部材を保
護できるようにする。 【解決手段】 所定の方向に回転駆動される駆動軸3の
先端に回転刃を取外し可能に固定するねじ部材を備えた
刈払機の回転刃固定部において、使用状態で回転刃1の
下側中央部に位置し、ねじ部材と一体に形成され、上端
縁が回転刃の下面に接近し、ねじ部材を包囲した下向き
に凸な球面状凸部12を設ける。球面状凸部と一体のね
じ部材部分が、駆動軸の先端部に設けられている雄ねじ
21に螺合する雌ねじ25を有するもの、又は駆動軸の
先端部に設けられている雌ねじに螺合する雄ねじを有す
るものである。球面状凸部から外方へ伸延し回転刃の下
側に位置する別の刃を設けることもある。
護できるようにする。 【解決手段】 所定の方向に回転駆動される駆動軸3の
先端に回転刃を取外し可能に固定するねじ部材を備えた
刈払機の回転刃固定部において、使用状態で回転刃1の
下側中央部に位置し、ねじ部材と一体に形成され、上端
縁が回転刃の下面に接近し、ねじ部材を包囲した下向き
に凸な球面状凸部12を設ける。球面状凸部と一体のね
じ部材部分が、駆動軸の先端部に設けられている雄ねじ
21に螺合する雌ねじ25を有するもの、又は駆動軸の
先端部に設けられている雌ねじに螺合する雄ねじを有す
るものである。球面状凸部から外方へ伸延し回転刃の下
側に位置する別の刃を設けることもある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業者が支持して
歩行しながら草を刈倒す操作をする刈払機の回転刃固定
部に関する。
歩行しながら草を刈倒す操作をする刈払機の回転刃固定
部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よく知られている刈払機は、作業者
が肩に掛けるベルト等により刈払機の全重量を支持し、
竿状のハンドル付き操作軸の先端部に取り付けてある回
転刃を地面に沿って、例えば振り回すようにして移動さ
せて草を刈倒すために使用されている。このような刈払
機は、最近では軽量化等の改良が進み、初期のものと比
べると操作性が格段とよくなった。その回転刃は、基本
的には丸鋸状であり、異なる形状のものが各種市販され
ているが、中心部の取付用孔10(図1(b)参照)の
直径(25.4mm)は統一されており、また、図6
(a)、(b)に示すように、刈払機側の回転刃1固定
用ねじの呼び径(8mm)も駆動軸側が雄ねじであるも
のも雌ねじであるものも統一されている。図中、2は操
作軸側の本体、3は回転駆動源に連結した駆動軸、4は
押さえ座金である。図6(a)は駆動軸3先端部外周に
雄ねじを設けてナット5で回転刃1を締め付け固定した
構造のもの、(b)は駆動軸3の先端面からねじ穴を穿
設してボルト6で回転刃1を締め付け固定した構造のも
のである。なお、図6には表れていないが、駆動軸3に
は回転刃1の受け座がスプライン嵌合しており、この受
座と押さえ座金4との間に回転刃1が挟持されている。
前記スプライン嵌合が、軸の外周に2平面を形成して2
面幅嵌合とした構成のもの等もある。回転刃1の着脱
は、ナット5又はボルト6をスパナで回転させて行う。
が肩に掛けるベルト等により刈払機の全重量を支持し、
竿状のハンドル付き操作軸の先端部に取り付けてある回
転刃を地面に沿って、例えば振り回すようにして移動さ
せて草を刈倒すために使用されている。このような刈払
機は、最近では軽量化等の改良が進み、初期のものと比
べると操作性が格段とよくなった。その回転刃は、基本
的には丸鋸状であり、異なる形状のものが各種市販され
ているが、中心部の取付用孔10(図1(b)参照)の
直径(25.4mm)は統一されており、また、図6
(a)、(b)に示すように、刈払機側の回転刃1固定
用ねじの呼び径(8mm)も駆動軸側が雄ねじであるも
のも雌ねじであるものも統一されている。図中、2は操
作軸側の本体、3は回転駆動源に連結した駆動軸、4は
押さえ座金である。図6(a)は駆動軸3先端部外周に
雄ねじを設けてナット5で回転刃1を締め付け固定した
構造のもの、(b)は駆動軸3の先端面からねじ穴を穿
設してボルト6で回転刃1を締め付け固定した構造のも
のである。なお、図6には表れていないが、駆動軸3に
は回転刃1の受け座がスプライン嵌合しており、この受
座と押さえ座金4との間に回転刃1が挟持されている。
前記スプライン嵌合が、軸の外周に2平面を形成して2
面幅嵌合とした構成のもの等もある。回転刃1の着脱
は、ナット5又はボルト6をスパナで回転させて行う。
【0003】別に、刈払機の使用において草を短く刈る
ために、回転刃の下面が地表面に平行な状態でより地面
に接近した、あるいは回転が損なわれないように地表面
に接触させた状態で使用する方法が採られている場合
や、回転刃を斜めに傾けて刃先が地表面により接近した
状態で使用する方法が採られている場合等がある。この
ような草を短く刈るための使用方法は、回転刃を駆動軸
に固定しているねじ部材であるナット5又はボルト6
(図6(a)、(b)参照)を損傷したり、回転刃の刃
先を損傷したりすることが多い。このため、図6(c)
に示すように、回転刃下面側に環状凸部7を設けてねじ
部材を保護することが行われている。環状凸部7は金属
板をプレス成形したもので、下面に露出しているねじ部
材の回りを環状凸部7が取り巻くように形成され内側の
凹部8中心に穿設した孔9を使用し、ねじ部材によって
回転刃1と共に締め付け固定されている。
ために、回転刃の下面が地表面に平行な状態でより地面
に接近した、あるいは回転が損なわれないように地表面
に接触させた状態で使用する方法が採られている場合
や、回転刃を斜めに傾けて刃先が地表面により接近した
状態で使用する方法が採られている場合等がある。この
ような草を短く刈るための使用方法は、回転刃を駆動軸
に固定しているねじ部材であるナット5又はボルト6
(図6(a)、(b)参照)を損傷したり、回転刃の刃
先を損傷したりすることが多い。このため、図6(c)
に示すように、回転刃下面側に環状凸部7を設けてねじ
部材を保護することが行われている。環状凸部7は金属
板をプレス成形したもので、下面に露出しているねじ部
材の回りを環状凸部7が取り巻くように形成され内側の
凹部8中心に穿設した孔9を使用し、ねじ部材によって
回転刃1と共に締め付け固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近の刈払機は、使い
やすくなってきたものではあるが、かなりの腕力を必要
とするものであり、特に草を短く刈る場合に回転刃を傾
斜させる方法は刃先が地面と接触して損傷することを避
けながら行うので、かなりの重労働となる問題がある。
また、一般の農家では刈払機使用者の高齢化が進行した
ことにより、なお一層労力を軽減できて操作性のよいも
のが求められている。そして、前述した従来の刈払機に
おける回転刃固定用ねじ部材を保護する環状凸部7を設
けた構成のものは、地面に載せるような使用方法では地
表に沿って移動させることが困難であると共に、回転刃
固定ねじ部のナット5又はボルト6が下面に露出してい
る構成であるから、小石や土塊との接触回転や衝突によ
り摩耗や損傷が起こり、保護作用が必ずしも充分ではな
い問題がある。本発明は、使用において従来の刈払機よ
りも一層労力を軽減できるようにすると共に回転刃固定
用ねじ部材を確実に保護できるようにすることを課題と
する。
やすくなってきたものではあるが、かなりの腕力を必要
とするものであり、特に草を短く刈る場合に回転刃を傾
斜させる方法は刃先が地面と接触して損傷することを避
けながら行うので、かなりの重労働となる問題がある。
また、一般の農家では刈払機使用者の高齢化が進行した
ことにより、なお一層労力を軽減できて操作性のよいも
のが求められている。そして、前述した従来の刈払機に
おける回転刃固定用ねじ部材を保護する環状凸部7を設
けた構成のものは、地面に載せるような使用方法では地
表に沿って移動させることが困難であると共に、回転刃
固定ねじ部のナット5又はボルト6が下面に露出してい
る構成であるから、小石や土塊との接触回転や衝突によ
り摩耗や損傷が起こり、保護作用が必ずしも充分ではな
い問題がある。本発明は、使用において従来の刈払機よ
りも一層労力を軽減できるようにすると共に回転刃固定
用ねじ部材を確実に保護できるようにすることを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、所定の
方向に回転駆動される駆動軸の先端に回転刃を取外し可
能に固定するねじ部材を備えた刈払機の回転刃固定部に
おいて、使用状態で前記回転刃の下側中央部に位置し、
前記ねじ部材と一体に形成され、上端縁が回転刃の下面
に接近し、前記ねじ部材を包囲した下向きに凸な球面状
凸部を設けたことを特徴とする(請求項1)。
方向に回転駆動される駆動軸の先端に回転刃を取外し可
能に固定するねじ部材を備えた刈払機の回転刃固定部に
おいて、使用状態で前記回転刃の下側中央部に位置し、
前記ねじ部材と一体に形成され、上端縁が回転刃の下面
に接近し、前記ねじ部材を包囲した下向きに凸な球面状
凸部を設けたことを特徴とする(請求項1)。
【0006】この手段では、球面状凸部と一体のねじ部
材部分により駆動軸先端に取り付けた回転刃を締め付け
固定する。刈払機の使用時には球面状凸部を地面に接触
させ、地面に沿って滑らせることができ、この使用方法
では刈払作業中に回転刃を地面と接触しないように持ち
上げておくための力が必要でなく、腕力に乏しい高齢者
や女性にも使い易いものとなる。また、球面状凸部によ
ってねじ部材部分が包囲されていて下面に露出しないか
ら、ねじ部材部分が地表面と直接接触することはなく、
摩耗等による損傷が防止される。なお、球面状凸部は回
転刃とともに回転し、地面側に接触することによって受
ける回転抵抗は、小さいものであり、ねじ部材部分には
締まり勝手に作用するから、ねじ部材部分の締め付け固
定作用が緩むことはない。
材部分により駆動軸先端に取り付けた回転刃を締め付け
固定する。刈払機の使用時には球面状凸部を地面に接触
させ、地面に沿って滑らせることができ、この使用方法
では刈払作業中に回転刃を地面と接触しないように持ち
上げておくための力が必要でなく、腕力に乏しい高齢者
や女性にも使い易いものとなる。また、球面状凸部によ
ってねじ部材部分が包囲されていて下面に露出しないか
ら、ねじ部材部分が地表面と直接接触することはなく、
摩耗等による損傷が防止される。なお、球面状凸部は回
転刃とともに回転し、地面側に接触することによって受
ける回転抵抗は、小さいものであり、ねじ部材部分には
締まり勝手に作用するから、ねじ部材部分の締め付け固
定作用が緩むことはない。
【0007】前記手段において、前記球面状凸部と一体
のねじ部材部分が、前記駆動軸の先端部に設けられてい
る雄ねじに螺合する雌ねじを有するものである構成とす
るのがよい(請求項2)。この構成では、既存の刈払機
が、駆動軸先端部に雄ねじを有しこの雄ねじに螺合する
雌ねじ部材で回転刃を固定する構成である場合に、その
雌ねじ部材に代えて適用できる。
のねじ部材部分が、前記駆動軸の先端部に設けられてい
る雄ねじに螺合する雌ねじを有するものである構成とす
るのがよい(請求項2)。この構成では、既存の刈払機
が、駆動軸先端部に雄ねじを有しこの雄ねじに螺合する
雌ねじ部材で回転刃を固定する構成である場合に、その
雌ねじ部材に代えて適用できる。
【0008】前記手段において、前記球面状凸部と一体
のねじ部材部分が、前記駆動軸の先端部に設けられてい
る雌ねじに螺合する雄ねじを有するものである構成とす
るのがよい(請求項3)。この構成では、既存の刈払機
が、駆動軸先端部に雌ねじを有しこのねじに螺合する雄
ねじ部材で回転刃を固定する構成である場合に、その雄
ねじ部材に代えて適用できる。また、この構成におい
て、前記雄ねじが、前記雌ねじ(請求項2に記載の、刈
払機の回転刃固定部の雌ねじ)に、頭なし雄ねじ部材を
螺合させた構成である構成とするのがよい(請求項
4)。この構成では、回転刃固定部の製造において、市
販の刈払機に見られる雄ねじ部材による固定と雌ねじ部
材による固定の2種類に対応するために、別々に製造す
るよりは、雌ねじ部材により固定するもの(請求項2の
構成のもの)を準備して必要に応じて頭なし雄ねじ部材
を螺合させることにより請求項3の構成のものとする方
が製造面で有利である。
のねじ部材部分が、前記駆動軸の先端部に設けられてい
る雌ねじに螺合する雄ねじを有するものである構成とす
るのがよい(請求項3)。この構成では、既存の刈払機
が、駆動軸先端部に雌ねじを有しこのねじに螺合する雄
ねじ部材で回転刃を固定する構成である場合に、その雄
ねじ部材に代えて適用できる。また、この構成におい
て、前記雄ねじが、前記雌ねじ(請求項2に記載の、刈
払機の回転刃固定部の雌ねじ)に、頭なし雄ねじ部材を
螺合させた構成である構成とするのがよい(請求項
4)。この構成では、回転刃固定部の製造において、市
販の刈払機に見られる雄ねじ部材による固定と雌ねじ部
材による固定の2種類に対応するために、別々に製造す
るよりは、雌ねじ部材により固定するもの(請求項2の
構成のもの)を準備して必要に応じて頭なし雄ねじ部材
を螺合させることにより請求項3の構成のものとする方
が製造面で有利である。
【0009】前記手段において、前記球面状凸部の上端
部外周に、着脱用の回転工具係合部を設けた構成とする
のがよい(請求項5)。回転刃の交換等においては、球
面状凸部と一体に形成されているねじ部材を緩めること
および締め付けることが必要であり、球面状凸部は手掛
りがなく回転させ難いが、回転させる工具の係合部を設
けることにより容易となる。この回転工具係合部は、球
面状凸部上端部外周に設けてあるから、使用時の地表面
側からも遠い位置の外面にあり、球面状凸部を地面に載
せるような使用態様においても地表面と接触することは
殆どなく、球面状凸部が地表面で旋回しまた移動する際
に、抵抗となることはなく、損傷することもない。
部外周に、着脱用の回転工具係合部を設けた構成とする
のがよい(請求項5)。回転刃の交換等においては、球
面状凸部と一体に形成されているねじ部材を緩めること
および締め付けることが必要であり、球面状凸部は手掛
りがなく回転させ難いが、回転させる工具の係合部を設
けることにより容易となる。この回転工具係合部は、球
面状凸部上端部外周に設けてあるから、使用時の地表面
側からも遠い位置の外面にあり、球面状凸部を地面に載
せるような使用態様においても地表面と接触することは
殆どなく、球面状凸部が地表面で旋回しまた移動する際
に、抵抗となることはなく、損傷することもない。
【0010】前記手段において、前記球面状凸部から外
方へ伸延し前記回転刃の下側に位置する別の刃を設け、
その別の刃の刃先が前記回転刃の刃先よりも内側に位置
し且つ前記球面状突出部の下方突出端位置よりも上側に
位置している構成とするのがよい(請求項6)。この構
成では、別の刃を回転刃の下側に設けたことにより、特
に回転刃を地面に対して傾斜させなくても別の刃によっ
て草を短く刈ることができる。
方へ伸延し前記回転刃の下側に位置する別の刃を設け、
その別の刃の刃先が前記回転刃の刃先よりも内側に位置
し且つ前記球面状突出部の下方突出端位置よりも上側に
位置している構成とするのがよい(請求項6)。この構
成では、別の刃を回転刃の下側に設けたことにより、特
に回転刃を地面に対して傾斜させなくても別の刃によっ
て草を短く刈ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1〜図
5を用いて説明する。第1の実施形態を図1および図2
に示す。この回転刃固定部11は、刈払機の駆動軸3先
端が雄ねじ型であるものに使用する構成であり、図2
(a)、(b)に示すように、金属板をプレス成形した
球面状凸部12の内側中心部に、中心軸線を一致させて
雌ねじ部材であるナット13を溶接したものである。球
面状凸部12の上端外周縁部に切欠部14を設け、ナッ
ト13には側面に凹所15を設けて、締め付け又は緩め
回転のための回転工具16の係合部としてある。回転工
具16は直径5mm程度の金属棒を用いる。この回転工
具16は通常のねじ回しで代用できる。この回転刃固定
部11を使用する刈払機の駆動軸3先端部付近の構造
は、図1(b)に示すように、刈払機側の操作軸17に
取り付けられた先端の本体2内に設けてある回転スリー
ブ19、スプライン部20と雄ねじ部21を有する駆動
軸3、スプライン部20にスプライン嵌合して回転スリ
ーブ19に支えられ回転刃嵌合軸部22を有している受
座部材23、押さえ座金4等を備えている。これは既存
の刈払機のものである。
5を用いて説明する。第1の実施形態を図1および図2
に示す。この回転刃固定部11は、刈払機の駆動軸3先
端が雄ねじ型であるものに使用する構成であり、図2
(a)、(b)に示すように、金属板をプレス成形した
球面状凸部12の内側中心部に、中心軸線を一致させて
雌ねじ部材であるナット13を溶接したものである。球
面状凸部12の上端外周縁部に切欠部14を設け、ナッ
ト13には側面に凹所15を設けて、締め付け又は緩め
回転のための回転工具16の係合部としてある。回転工
具16は直径5mm程度の金属棒を用いる。この回転工
具16は通常のねじ回しで代用できる。この回転刃固定
部11を使用する刈払機の駆動軸3先端部付近の構造
は、図1(b)に示すように、刈払機側の操作軸17に
取り付けられた先端の本体2内に設けてある回転スリー
ブ19、スプライン部20と雄ねじ部21を有する駆動
軸3、スプライン部20にスプライン嵌合して回転スリ
ーブ19に支えられ回転刃嵌合軸部22を有している受
座部材23、押さえ座金4等を備えている。これは既存
の刈払機のものである。
【0012】球面状凸部12は、耐磨耗性を考慮して、
例えば、厚さ1mm程度の工具鋼で形成し、また、球面
状凸部12の軸方向高さ寸法は18mm程度としてあ
る。ナット13は、駆動軸3の左ねじの雄ねじ21に螺
合する雌ねじ25を有し、ナット13の上端面位置を図
1(b)に示すように回転刃1を固定した状態で球面状
凸部12の外周縁部上端面が回転刃1から僅かに離れた
程度に接近して位置するように決めてある。つまり、球
面状凸部12の上端面とナット13の上端面との寸法差
を、押さえ座金4の厚さ寸法よりもわずかに小さくして
ある。
例えば、厚さ1mm程度の工具鋼で形成し、また、球面
状凸部12の軸方向高さ寸法は18mm程度としてあ
る。ナット13は、駆動軸3の左ねじの雄ねじ21に螺
合する雌ねじ25を有し、ナット13の上端面位置を図
1(b)に示すように回転刃1を固定した状態で球面状
凸部12の外周縁部上端面が回転刃1から僅かに離れた
程度に接近して位置するように決めてある。つまり、球
面状凸部12の上端面とナット13の上端面との寸法差
を、押さえ座金4の厚さ寸法よりもわずかに小さくして
ある。
【0013】この回転刃固定部11は、図6(a)を用
いて説明した、従来の回転刃固定ナット5に代えて使用
すればよい。また、回転刃1の着脱は、従来のスパナに
変わる回転工具16を使用すればよい。図1(b)に拡
大して断面を示すように、回転刃1が固定される。この
ように回転刃1を固定された刈払機の使用は、従来と略
同様に使用できるが、回転刃1のある先端側を常に持ち
上げておく必要はなく、球面状凸部12が地表面に接触
するように地面に載せて従来と同様な刈払操作をするこ
とができる。すなわち、球面状凸部12が地表面に載せ
られた状態で地表面に沿って移動させると、地表面を滑
るように移動するから、回転刃1が地表面から少し離れ
た位置に持ち上げられて移動しているいるのと同様に刈
払が行われる。従って、回転刃1を持ち上げた状態で移
動させるよりは、はるかに小さい腕力で刈払作業がで
き、疲労も少ない。また、土手のような傾斜面の草刈に
おいても、回転刃1の下面を斜面に沿うようにして傾斜
面の上から下へまた下から上へ球面状凸部12を滑らせ
るような操作となり、作業性が従来のものよりも大幅に
向上する。
いて説明した、従来の回転刃固定ナット5に代えて使用
すればよい。また、回転刃1の着脱は、従来のスパナに
変わる回転工具16を使用すればよい。図1(b)に拡
大して断面を示すように、回転刃1が固定される。この
ように回転刃1を固定された刈払機の使用は、従来と略
同様に使用できるが、回転刃1のある先端側を常に持ち
上げておく必要はなく、球面状凸部12が地表面に接触
するように地面に載せて従来と同様な刈払操作をするこ
とができる。すなわち、球面状凸部12が地表面に載せ
られた状態で地表面に沿って移動させると、地表面を滑
るように移動するから、回転刃1が地表面から少し離れ
た位置に持ち上げられて移動しているいるのと同様に刈
払が行われる。従って、回転刃1を持ち上げた状態で移
動させるよりは、はるかに小さい腕力で刈払作業がで
き、疲労も少ない。また、土手のような傾斜面の草刈に
おいても、回転刃1の下面を斜面に沿うようにして傾斜
面の上から下へまた下から上へ球面状凸部12を滑らせ
るような操作となり、作業性が従来のものよりも大幅に
向上する。
【0014】図3は、第2の実施の形態を示し、これは
刈払機の駆動軸3が雌ねじ26を有する雌ねじ型のもの
であり、回転刃固定部11が、第1の実施形態のナット
13に代えてボルト27を設けたものである。球面状凸
部12にはボルトの頭部28が溶接され、雄ねじ部29
は雌ねじ26に螺合する左ねじである。駆動軸3付近の
構造は、図示のように駆動軸3が雌ねじ26を有する点
以外は殆ど図1(b)と同じであるから、同等部分を同
一図面符号で示して説明を省略する。また、使用におい
ても、この実施形態のものは第1の実施形態のものと同
様に使用して同様な作用効果を奏する。
刈払機の駆動軸3が雌ねじ26を有する雌ねじ型のもの
であり、回転刃固定部11が、第1の実施形態のナット
13に代えてボルト27を設けたものである。球面状凸
部12にはボルトの頭部28が溶接され、雄ねじ部29
は雌ねじ26に螺合する左ねじである。駆動軸3付近の
構造は、図示のように駆動軸3が雌ねじ26を有する点
以外は殆ど図1(b)と同じであるから、同等部分を同
一図面符号で示して説明を省略する。また、使用におい
ても、この実施形態のものは第1の実施形態のものと同
様に使用して同様な作用効果を奏する。
【0015】図4は、第2の実施形態の変形例であり、
図2に示した第1の実施形態の、回転刃固定部11のナ
ット13に頭部がない雄ねじ部材30を螺合させて、第
2の実施形態と同じものとした回転刃固定部11であ
る。従って、図3に示したものと全く同様に回転刃1を
駆動軸3が雌ねじ型のものに使用できる。図4において
図2と同じ部分は同じ図面符号で示して説明を省略す
る。この回転刃固定部11の構成は、雄ねじ部材30の
他は第1の実施形態の駆動軸3が雄ねじ型のものに使用
するものと全く同じであるから、共用部品として扱うこ
とができ、生産上有利である。
図2に示した第1の実施形態の、回転刃固定部11のナ
ット13に頭部がない雄ねじ部材30を螺合させて、第
2の実施形態と同じものとした回転刃固定部11であ
る。従って、図3に示したものと全く同様に回転刃1を
駆動軸3が雌ねじ型のものに使用できる。図4において
図2と同じ部分は同じ図面符号で示して説明を省略す
る。この回転刃固定部11の構成は、雄ねじ部材30の
他は第1の実施形態の駆動軸3が雄ねじ型のものに使用
するものと全く同じであるから、共用部品として扱うこ
とができ、生産上有利である。
【0016】図5は、第3の実施形態を示し、回転刃固
定部11に回転刃1とは別の刃31を設けたものであ
る。すなわち、前記第1、第2の実施形態に示した回転
刃固定部11と同様な回転刃固定部11の球面状凸部1
2と一体に別の刃31を設けてあるもので、他の部分は
同じである。別の刃31は、球面状凸部12をプレス成
形するときに、同じ板材から一体に形成されたもので、
球面状凸部12の上端縁から適当な幅で両側外方へ回転
刃1の下面に沿って伸延する部分32と、そして下方に
伸延して段33をなし更に外方ヘ伸延する部分34とを
設け、その外方へ伸延した部分34の先に鋸刃35を設
けたものである。鋸刃35は、回転刃1で草を刈った後
を、更に短く刈るあるいは残りの草を刈ることができる
ようにしたものである。このため鋸刃35の刃先位置
は、回転刃1の刃先位置よりも内側位置とし、また高さ
位置は球面状凸部12の機能を損なわない程度に球面状
凸部の下端位置よりも高くする。
定部11に回転刃1とは別の刃31を設けたものであ
る。すなわち、前記第1、第2の実施形態に示した回転
刃固定部11と同様な回転刃固定部11の球面状凸部1
2と一体に別の刃31を設けてあるもので、他の部分は
同じである。別の刃31は、球面状凸部12をプレス成
形するときに、同じ板材から一体に形成されたもので、
球面状凸部12の上端縁から適当な幅で両側外方へ回転
刃1の下面に沿って伸延する部分32と、そして下方に
伸延して段33をなし更に外方ヘ伸延する部分34とを
設け、その外方へ伸延した部分34の先に鋸刃35を設
けたものである。鋸刃35は、回転刃1で草を刈った後
を、更に短く刈るあるいは残りの草を刈ることができる
ようにしたものである。このため鋸刃35の刃先位置
は、回転刃1の刃先位置よりも内側位置とし、また高さ
位置は球面状凸部12の機能を損なわない程度に球面状
凸部の下端位置よりも高くする。
【0017】この回転刃固定部11は、簡単な構成で、
前述した操作性のよい点を維持しながら、別の刃31に
より短く草を刈ることができ、あるいは刈り残しなく草
を刈ることができるものである。なお、別の刃31は、
両側へ伸延した形態を示したが、全周鋸刃を有する丸鋸
状に形成してもよい。
前述した操作性のよい点を維持しながら、別の刃31に
より短く草を刈ることができ、あるいは刈り残しなく草
を刈ることができるものである。なお、別の刃31は、
両側へ伸延した形態を示したが、全周鋸刃を有する丸鋸
状に形成してもよい。
【0018】前記実施の形態において、球面状凸部12
を金属板(工具鋼)をプレス成形により形成したものを示
したが、場合によっては合成樹脂を使用してもよい。そ
の場合、ねじ部を金属で形成するときは埋設状態で一体
化するのがよい。
を金属板(工具鋼)をプレス成形により形成したものを示
したが、場合によっては合成樹脂を使用してもよい。そ
の場合、ねじ部を金属で形成するときは埋設状態で一体
化するのがよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項3に記載の
発明は、刈払機が腕力に乏しい高齢者や女性にも使い易
いものとなる効果を奏する。請求項4に記載の発明は、
製造面で有利である効果を奏する。請求項5に記載の発
明は、回転刃の交換が容易である効果を奏する。請求項
6に記載の発明は、別の刃を回転刃の下側に設けたこと
により、特に回転刃を地面に対して傾斜させなくても別
の刃によって草を短く刈ることができる効果を奏する。
発明は、刈払機が腕力に乏しい高齢者や女性にも使い易
いものとなる効果を奏する。請求項4に記載の発明は、
製造面で有利である効果を奏する。請求項5に記載の発
明は、回転刃の交換が容易である効果を奏する。請求項
6に記載の発明は、別の刃を回転刃の下側に設けたこと
により、特に回転刃を地面に対して傾斜させなくても別
の刃によって草を短く刈ることができる効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施形態の、刈払機駆動軸に回転
刃を固定した状態を示し、(a)は刈払機操作軸の先端
部側面図、(b)は(a)の主要部分縦断面拡大図であ
る。
刃を固定した状態を示し、(a)は刈払機操作軸の先端
部側面図、(b)は(a)の主要部分縦断面拡大図であ
る。
【図2】同実施形態の回転刃固定部を示し、(a)は平
面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図3】第2の実施形態を示す主要部分縦断面拡大図で
ある。
ある。
【図4】第2の実施形態の変形例で回転刃固定部を示
し、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図で
ある。
し、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図で
ある。
【図5】第3の実施形態を、回転刃を駆動軸に固定した
状態で示し、(a)は側面図、(b)は底面図である。
状態で示し、(a)は側面図、(b)は底面図である。
【図6】従来の回転刃固定部が回転刃を刈払機の駆動軸
に固定した状態を示し、(a)、(b)、(c)はそれ
ぞれ異なる回転刃固定部による固定状態の側面図であ
る。
に固定した状態を示し、(a)、(b)、(c)はそれ
ぞれ異なる回転刃固定部による固定状態の側面図であ
る。
1 回転刃 2 本体 3 駆動軸 4 押さえ座金 11 回転刃固定部 12 球面状凸部 13 ナット 14 切欠部 15 凹所 16 回転工具 17 操作軸 19 回転スリーブ 20 スプライン部 21 雄ねじ部 22 回転刃嵌合軸部 23 受座部材 25 雌ねじ 26 雌ねじ 27 ボルト 28 頭部 29 雄ねじ部 30 雄ねじ部材 31 別の刃 32 部分 33 段 34 部分 35 鋸刃
Claims (6)
- 【請求項1】 所定の方向に回転駆動される駆動軸の先
端に回転刃を取外し可能に固定するねじ部材を備えた刈
払機の回転刃固定部において、使用状態で前記回転刃の
下側中央部に位置し、前記ねじ部材と一体に形成され、
上端縁が回転刃の下面に接近し、前記ねじ部材を包囲し
た下向きに凸な球面状凸部を設けたことを特徴とする刈
払機の回転刃固定部。 - 【請求項2】 請求項1に記載の刈払機の回転刃固定部
において、前記球面状凸部と一体のねじ部材部分が、前
記駆動軸の先端部に設けられている雄ねじに螺合する雌
ねじを有するものであることを特徴とする刈払機の回転
刃固定部。 - 【請求項3】 請求項1に記載の刈払機の回転刃固定部
において、前記球面状凸部と一体のねじ部材部分が、前
記駆動軸の先端部に設けられている雌ねじに螺合する雄
ねじを有するものであることを特徴とする刈払機の回転
刃固定部。 - 【請求項4】 請求項3に記載の刈払機の回転刃固定部
において、前記雄ねじが、請求項2に記載の刈払機の回
転刃固定部の前記雌ねじに、頭なし雄ねじ部材を螺合さ
せた構成であることを特徴とする刈払機の回転刃固定
部。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3、又は請
求項4に記載の刈払機の回転刃固定部において、前記球
面状凸部の上端部外周に、着脱用の回転工具係合部を設
けたことを特徴とする刈払機の回転刃固定部。 - 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、又は請求項5に記載の刈払機の回転刃固定部におい
て、前記球面状凸部から外方へ伸延し前記回転刃の下側
に位置する別の刃を設け、その別の刃の刃先が前記回転
刃の刃先よりも内側に位置し且つ前記球面状突出部の下
方突出端位置よりも上側に位置していることを特徴とす
る刈払機の回転刃固定部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001169195A JP2002360029A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | 刈払機の回転刃固定部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001169195A JP2002360029A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | 刈払機の回転刃固定部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002360029A true JP2002360029A (ja) | 2002-12-17 |
Family
ID=19011296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001169195A Pending JP2002360029A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | 刈払機の回転刃固定部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002360029A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009055860A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Kitamura Seisakusho:Kk | 接地体の刈払機への取付構造 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5563619U (ja) * | 1978-10-28 | 1980-05-01 | ||
JPS5784820U (ja) * | 1980-11-11 | 1982-05-25 | ||
JPS6449023U (ja) * | 1987-09-21 | 1989-03-27 | ||
JPH0654618A (ja) * | 1992-08-05 | 1994-03-01 | Komatsu Zenoah Co | 刈払機の刈刃取付装置 |
JPH0633416U (ja) * | 1992-10-08 | 1994-05-06 | 株式会社共立 | バリカン形刈払機 |
-
2001
- 2001-06-05 JP JP2001169195A patent/JP2002360029A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5563619U (ja) * | 1978-10-28 | 1980-05-01 | ||
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009055860A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Kitamura Seisakusho:Kk | 接地体の刈払機への取付構造 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080526 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100112 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100525 |