JP2002359633A - ゲートウェイ装置、通信システムおよび通信制御方法 - Google Patents

ゲートウェイ装置、通信システムおよび通信制御方法

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JP2002359633A
JP2002359633A JP2001163316A JP2001163316A JP2002359633A JP 2002359633 A JP2002359633 A JP 2002359633A JP 2001163316 A JP2001163316 A JP 2001163316A JP 2001163316 A JP2001163316 A JP 2001163316A JP 2002359633 A JP2002359633 A JP 2002359633A
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care
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mobile terminal
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JP2001163316A
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English (en)
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Kazunori Araya
和徳 荒谷
Shoichiro Senoo
尚一郎 妹尾
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モバイルIPにおける移動端末へのデータ送
信が効率的に行えるようにすること。 【解決手段】 モバイルIPが適用される移動端末11
のホームアドレスと移動先のケア・オブ・アドレスとを
関連付けて管理するホームエージェント12が配置され
るサブネットワークと移動してきた移動端末に対しケア
・オブ・アドレスを付与するフォーリンエージェント1
5が配置されるサブネットワークとをそれぞれ仕切ると
ともに、サブネットワーク相互間を接続し、さらにサブ
ネットワークと外部のネットワークとを接続するゲート
ウェイ装置13,14は、移動端末11が送信する登録
メッセージをホームエージェント12へ中継転送する際
に、登録メッセージの移動情報から移動端末11のホー
ムアドレスとケア・オブ・アドレスとを読み取り、関連
付けて内部に登録保持する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モバイルIPが
適用されるサブネットワーク同士およびサブネットワー
クと外部のネットワークとを接続するゲートウェイ装
置、そのゲートウェイ装置を備える通信システムおよび
通信制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動通信(mobile computing)における
IP(インターネットワーキングプロトコル)の適用に
関しては、IETFのmobile-IPワーキンググループに
て標準化が進められており、モバイルIPと呼ばれるプ
ロトコルがRFC2002(IPmobility support[C.Per
kins])として公開されている。
【0003】以下、図6、図7を用いて従来のモバイル
IPによる移動端末へのデータ転送方法を説明する。な
お、図6は、従来のモバイルIPによる移動端末へのデ
ータ転送を行う通信システムの構成例を示すブロック図
である。図7は、図6に示す通信システムにおいて移動
した移動端末へのデータ転送の経路を説明する図であ
る。
【0004】図6において、2つのサブネットワーク1
01,102は、ゲートウェイ装置61,62を介して
接続されている。一方のゲートウェイ装置61には、外
部のネットワーク103が接続されている。移動端末1
1は、移動ノードとして2つのサブネットワーク10
1,102間を自由に移動できる。サブネットワーク1
01には、移動端末11のホームアドレスを管理するホ
ームエージェント(以下「HA」という)12が設けら
れている。ホームアドレスとは、移動端末に割り当てら
れた永続的なIPアドレスである。サブネットワーク1
02には、移動してきた移動端末11に対し、そのサブ
ネットワーク102にて一時的に用いるケア・オブ・ア
ドレス(Care of address)を付与するフォーリンエー
ジェント(以下「FA」という)63が設けられてい
る。
【0005】移動端末11は、サブネットワーク101
からサブネットワーク102へ移動すると、FA63か
らケア・オブ・アドレス(1)を取得し、HA12に移
動情報を登録するため、登録メッセージ(2)を送信す
る。登録メッセージ(2)は、FA63,ゲートウェイ
装置62,61を介してHA12に送られる。HA12
は、登録メッセージ(2)を受け取り、移動端末11の
ホームアドレスと移動端末11が在圏しているサブネッ
トワーク102におけるケア・オブ・アドレス(1)と
を関連付けて管理する。
【0006】この通信システムでは、外部のネットワー
ク103から移動端末11へパケットデータを送信する
場合、送信先アドレスとして当該移動端末11のホーム
アドレスが用いられる。したがって、移動端末11がサ
ブネットワーク102に在圏しているときに、外部のネ
ットワーク103から移動端末11へパケットデータを
送信する場合、そのパケットデータは、図7に示す経路
で移動端末11に転送される。
【0007】すなわち、図7において、ゲートウェイ装
置61は外部のネットワーク103からパケットデータ
(11)が送られて来ると、そのパケットデータ(1
1)からホームアドレスを読み出し、それに基づきその
ホームアドレスを管理するHA12を探し出し、探し出
したHA12に対し、当該パケットデータ(11)を転
送する。HA12では、ゲートウェイ装置61から受け
取ったパケットデータ(11)のホームアドレスを読み
出し、それに基づき対応するサブネットワーク102に
おけるケア・オブ・アドレスを探し出し、当該パケット
データのカプセル化を行い、宛先アドレスを探し出した
ケア・オブ・アドレスに付け替えたパケットデータ(1
2)をゲートウェイ装置61に対し送信する。
【0008】その結果、サブネットワーク102におけ
るケア・オブ・アドレスを宛先アドレスとするパケット
データ(12)は、ゲートウェイ装置61→ゲートウェ
イ装置62→FA63と転送される。FA63では、ア
ドレスの付け替えとカプセル化の解除を行ったパケット
データ(13)を図示しない基地局を介して移動端末1
1に送信する。
【0009】このように、モバイルIPでは、移動端末
が移動してインターネット上のどこに接続していても、
他のノードからはその移動端末のホームアドレス宛にパ
ケットデータを送信すれば、その移動端末の移動先まで
パケットデータが送信されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のモバイ
ルIPによる通信システムでは、通信相手から送られて
来たパケットデータは、必ずホームエージェントに送ら
れるので、図7に示したように、HAやFAが2以上の
ゲートウェイ装置によって区切られた複数のサブネット
ワークに分散している場合には、HAを経由する経路が
長くなる。そうすると、このHAを経由する経路の長さ
に相当する時間は通信時間のロスタイムとなるので、通
信コストをアップさせるという問題があった。
【0011】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
モバイルIPにおける移動端末へのデータ送信が効率的
に行える手段を備えたゲートウェイ装置、そのゲートウ
ェイ装置を用いた通信システムおよび通信制御方法を得
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明にかかるゲートウェイ装置は、モバイルI
Pが適用される移動端末のホームアドレスと移動先のケ
ア・オブ・アドレスとを関連付けて管理するホームエー
ジェントが配置されるサブネットワークと移動してきた
前記移動端末に対し前記ケア・オブ・アドレスを付与す
るフォーリンエージェントが配置されるサブネットワー
クとをそれぞれ仕切るとともに、前記サブネットワーク
相互間を接続し、さらに前記サブネットワークと外部の
ネットワークとを接続するゲートウェイ装置において、
前記ゲートウェイ装置は、前記移動端末が送信する登録
メッセージを前記ホームエージェントへ中継転送する際
に、前記登録メッセージの移動情報から前記移動端末の
ホームアドレスとケア・オブ・アドレスとを読み取り、
関連付けて内部に登録保持するアドレス情報登録手段を
備えたことを特徴としている。
【0013】この発明によれば、移動端末が送信する登
録メッセージをホームエージェントへ中継転送する際
に、アドレス情報登録手段によって、登録メッセージの
移動情報から移動端末のホームアドレスとケア・オブ・
アドレスとが読み取られ、関連付けて内部に登録保持さ
れる。
【0014】つぎの発明にかかるゲートウェイ装置は、
上記の発明において、前記移動端末が送信する登録メッ
セージをホームエージェントへ中継転送する際に、前記
登録メッセージの移動情報から読み取った前記移動端末
のホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組が、前記
アドレス情報登録手段に登録されているホームアドレス
とケア・オブ・アドレスの組と異なるときは、前記アド
レス情報登録手段の登録内容を新しいケア・オブ・アド
レスの組に更新する更新手段を備えたことを特徴として
いる。
【0015】この発明によれば、ホームエージェントへ
中継転送する登録メッセージの移動情報から読み取った
ホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組が、登録さ
れているホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組と
異なるときは、更新手段によって登録内容が更新され
る。
【0016】つぎの発明にかかるゲートウェイ装置は、
上記の発明において、一定期間内に前記アドレス情報登
録手段に登録されている前記ホームアドレスを宛先とす
るパケットデータを前記外部のネットワークから受信し
ないとき、または、前記フォーリンエージェントから登
録抹消の通知を受けたとき、前記アドレス情報登録手段
に登録されているホームアドレスとケア・オブ・アドレ
スの組を抹消する登録抹消手段を備えたことを特徴とし
ている。
【0017】この発明によれば、登録されているホーム
アドレスとケア・オブ・アドレスの組は、宛先アドレス
として使用されないことが一定期間継続するときなどで
は、登録抹消手段によってその登録が抹消される。
【0018】つぎの発明にかかるゲートウェイ装置は、
上記の発明において、前記外部のネットワークからパケ
ットデータを受信したとき、当該パケットデータの宛先
アドレスが、前記アドレス情報登録手段に登録されてい
るホームアドレスであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段の判断結果、前記アドレス情報登録手段に
登録されているホームアドレスを宛先とするときは、当
該パケットデータをカプセル化して対応するケア・オブ
・アドレス宛に送信する一方、前記アドレス情報登録手
段に登録されているホームアドレスを宛先としないとき
は、当該パケットデータをカプセル化せず当該パケット
データの宛先であるホームアドレスを管理するホームエ
ージェントへそのまま中継転送する送信制御手段とを備
えたことを特徴としている。
【0019】この発明によれば、外部のネットワークか
らパケットデータが受信されると、判断手段によって当
該パケットデータの宛先アドレスが登録されているか否
かが調査される。登録されている場合には、送信制御手
段によって、当該パケットデータをカプセル化して対応
するケア・オブ・アドレス宛に送信される。一方、登録
されていない場合には、送信制御手段が、当該パケット
データをカプセル化せずそのままホームエージェントへ
中継転送される。
【0020】つぎの発明にかかる通信システムは、モバ
イルIPが適用される移動端末のホームアドレスと移動
先のケア・オブ・アドレスとを関連付けて管理するホー
ムエージェントが配置されるサブネットワークと移動し
てきた前記移動端末に対し前記ケア・オブ・アドレスを
付与するフォーリンエージェントが配置されるサブネッ
トワークとがそれぞれゲートウェイ装置によって仕切ら
れているとともに、前記サブネットワーク相互間および
前記サブネットワークと外部のネットワークとが前記ゲ
ートウェイ装置を介して接続されている通信システムに
おいて、前記ゲートウェイ装置は、前記移動端末が送信
する登録メッセージを前記ホームエージェントへ中継転
送する際に、前記登録メッセージの移動情報から前記移
動端末のホームアドレスとケア・オブ・アドレスとを読
み取り、関連付けて内部に登録保持する手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0021】この発明によれば、ゲートウェイ装置にお
いて、移動端末が送信する登録メッセージをホームエー
ジェントへ中継転送する際に、登録メッセージの移動情
報から移動端末のホームアドレスとケア・オブ・アドレ
スとが読み取られ、関連付けて内部に登録保持される。
【0022】つぎの発明にかかる通信システムは、上記
の発明において、前記ゲートウェイ装置は、前記移動端
末が送信する登録メッセージをホームエージェントへ中
継転送する際に、前記登録メッセージの移動情報から読
み取った前記移動端末のホームアドレスとケア・オブ・
アドレスの組が、前記アドレス情報登録手段に登録され
ているホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組と異
なるときは、新しいケア・オブ・アドレスの組に更新す
る手段を備えたことを特徴としている。
【0023】この発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、ホームエージェントへ中継転送する登録メッセージ
の移動情報から読み取ったホームアドレスとケア・オブ
・アドレスの組が、登録されているホームアドレスとケ
ア・オブ・アドレスの組と異なるときは、登録内容が更
新される。
【0024】つぎの発明にかかる通信システムは、上記
の発明において、前記フォーリンエージェントは、前記
移動端末に付与した前記ケア・オブ・アドレスが使用で
きない状況となった後に、前記ゲートウェイ装置から前
記ケア・オブ・アドレス宛のパケットデータを受信した
とき、前記ゲートウェイ装置に対し、該当するアドレス
情報の登録抹消の通知を行う手段を備えたことを特徴と
している。
【0025】この発明によれば、フォーリンエージェン
トでは、ケア・オブ・アドレスが使用できない状況とな
った後に、そのケア・オブ・アドレス宛のパケットデー
タを受信したとき、ゲートウェイ装置に対し、該当する
アドレス情報の登録抹消の通知が行われる。
【0026】つぎの発明にかかる通信システムは、上記
の発明において、前記ゲートウェイ装置は、一定期間内
に前記アドレス情報登録手段に登録されている前記ホー
ムアドレスを宛先とするパケットデータを前記外部のネ
ットワークから受信しないとき、または、前記フォーリ
ンエージェントから前記登録抹消の通知を受けたとき、
前記に登録されているホームアドレスとケア・オブ・ア
ドレスの組を抹消する手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0027】この発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、登録されているホームアドレスとケア・オブ・アド
レスの組が、宛先アドレスとして使用されないことが一
定期間継続するときやフォーリンエージェントから登録
抹消の通知があると、その登録が抹消される。
【0028】つぎの発明にかかる通信システムは、上記
の発明において、前記ゲートウェイ装置は、前記外部の
ネットワークからパケットデータを受信したとき、当該
パケットデータの宛先アドレスが、前記アドレス情報登
録手段に登録されているホームアドレスであるか否かを
判断する手段と、前記判断の結果、前記登録されている
ホームアドレスを宛先とするときは、当該パケットデー
タをカプセル化して対応するケア・オブ・アドレス宛に
送信する一方、前記登録されているホームアドレスを宛
先としないときは、当該パケットデータをカプセル化せ
ず当該パケットデータの宛先であるホームアドレスを管
理するホームエージェントへそのまま中継転送する手段
とを備えたことを特徴としている。
【0029】この発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、外部のネットワークからパケットデータが受信され
ると、当該パケットデータの宛先アドレスが登録されて
いるか否かが調査される。登録されている場合には、当
該パケットデータをカプセル化して対応するケア・オブ
・アドレス宛に送信される。一方、登録されていない場
合には、当該パケットデータをカプセル化せずそのまま
ホームエージェントへ中継転送される。
【0030】つぎの発明にかかる通信制御方法は、モバ
イルIPが適用される移動端末のホームアドレスと移動
先のケア・オブ・アドレスとを関連付けて管理するホー
ムエージェントが配置されるサブネットワークと移動し
てきた前記移動端末に対し前記ケア・オブ・アドレスを
付与するフォーリンエージェントが配置されるサブネッ
トワークとがそれぞれゲートウェイ装置によって仕切ら
れているとともに、前記サブネットワーク相互間および
前記サブネットワークと外部のネットワークとが前記ゲ
ートウェイ装置を介して接続されている通信システムに
おける通信制御方法において、前記ゲートウェイ装置
が、前記移動端末が送信する登録メッセージを前記ホー
ムエージェントへ中継転送する際に、前記登録メッセー
ジの移動情報から前記移動端末のホームアドレスとケア
・オブ・アドレスとを読み取り、関連付けて内部に登録
保持する工程を含むことを特徴としている。
【0031】この発明によれば、ゲートウェイ装置にお
いて、移動端末が送信する登録メッセージをホームエー
ジェントへ中継転送する際に、登録メッセージの移動情
報から移動端末のホームアドレスとケア・オブ・アドレ
スとが読み取られ、関連付けて内部に登録保持される。
【0032】つぎの発明にかかる通信制御方法は、上記
の発明において、前記ゲートウェイ装置が、前記移動端
末が送信する登録メッセージをホームエージェントへ中
継転送する際に、前記登録メッセージの移動情報から読
み取った前記移動端末のホームアドレスとケア・オブ・
アドレスの組が、前記登録保持する工程にて登録されて
いるホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組と異な
るときは、前記登録保持する工程での登録内容を新しい
ケア・オブ・アドレスの組に更新する工程を含むことを
特徴としている。
【0033】この発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、ホームエージェントへ中継転送する登録メッセージ
の移動情報から読み取ったホームアドレスとケア・オブ
・アドレスの組が、登録されているホームアドレスとケ
ア・オブ・アドレスの組と異なるときは、登録内容が更
新される。
【0034】つぎの発明にかかる通信制御方法は、上記
の発明において、前記フォーリンエージェントが、前記
移動端末に付与した前記ケア・オブ・アドレスが使用で
きない状況となった後に、前記ゲートウェイ装置から前
記ケア・オブ・アドレス宛のパケットデータを受信した
とき、前記ゲートウェイ装置に対し、該当するアドレス
情報の登録抹消の通知を行う工程を含むことを特徴とし
ている。
【0035】この発明によれば、フォーリンエージェン
トでは、ケア・オブ・アドレスが使用できない状況とな
った後に、そのケア・オブ・アドレス宛のパケットデー
タを受信したとき、ゲートウェイ装置に対し、該当する
アドレス情報の登録抹消の通知が行われる。
【0036】つぎの発明にかかる通信制御方法は、上記
の発明において、前記ゲートウェイ装置が、一定期間内
に前記アドレス情報登録手段に登録されている前記ホー
ムアドレスを宛先とするパケットデータを前記外部のネ
ットワークから受信しないとき、または、前記フォーリ
ンエージェントから前記登録抹消の通知を受けたとき、
前記登録されているホームアドレスとケア・オブ・アド
レスの組を抹消する工程を含むことを特徴としている。
【0037】この発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、登録されているホームアドレスとケア・オブ・アド
レスの組が、宛先アドレスとして使用されないことが一
定期間継続するときやフォーリンエージェントから登録
抹消の通知があると、その登録が抹消される。
【0038】つぎの発明にかかる通信制御方法は、上記
の発明において、前記ゲートウェイ装置が、前記外部の
ネットワークからパケットデータを受信したとき、当該
パケットデータの宛先アドレスが、前記登録されている
ホームアドレスであるか否かを判断する工程と、前記判
断の結果、前記登録されているホームアドレスを宛先と
するときは、当該パケットデータをカプセル化して対応
するケア・オブ・アドレス宛に送信する一方、前記登録
されているホームアドレスを宛先としないときは、当該
パケットデータをカプセル化せず当該パケットデータの
宛先であるホームアドレスを管理するホームエージェン
トへそのまま中継転送する工程とを含むことを特徴とし
ている。
【0039】この発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、外部のネットワークからパケットデータが受信され
ると、当該パケットデータの宛先アドレスが登録されて
いるか否かが調査される。登録されている場合には、当
該パケットデータをカプセル化して対応するケア・オブ
・アドレス宛に送信される。一方、登録されていない場
合には、当該パケットデータはカプセル化されずそのま
まホームエージェントへ中継転送される。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明にかかるゲートウェイ装置、通信システムおよび通
信制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0041】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1である通信システムの構成を示すブロック図であ
る。なお、図1では、従来の通信システム(図6)で示
した構成要素と同一である要素には、同一に符号が付さ
れている。ここでは、この実施の形態1に関わる部分を
中心に説明する。
【0042】図1に示すように、実施の形態1による通
信システムでは、図6に示した構成において、ゲートウ
ェイ装置61,62に代えてゲートウェイ装置13,1
4が設けられ、FA63に代えてFA15が設けられて
いる。
【0043】ゲートウェイ装置13,14は、移動端末
11に付与されるケア・オブ・アドレスを当該移動端末
11のホームアドレスと関連付けて一定期間、内部に登
録保持する手段と、外部のネットワーク103から送ら
れてきたパケットデータのアドレス情報が登録されてい
るときに、その受信したパケットデータを直接該当する
FA15に向けて送信する手段とを備えている。
【0044】FA15は、ケア・オブ・アドレスを付与
した移動端末11が他のサブネットワークへ移動した等
により隣接しなくなったときや、当該移動端末11が停
止したときのように、付与したケア・オブ・アドレスが
使用できない状況となったときに、ゲートウェイ装置1
3,14に対し、登録の抹消を通知する手段を備えてい
る。
【0045】以下、このように構成される実施の形態1
による通信システムの動作を説明する。まず、図2およ
び図3を用いて、ゲートウェイ装置が移動端末のアドレ
ス情報を記憶装置に登録する動作を説明する。なお、図
2は、図1に示す通信システムにおいて移動した移動端
末の移動情報の流れを説明する図である。図3は、図1
に示すゲートウェイ装置が移動端末のアドレス情報を記
憶装置に登録する手順を説明するフローチャートであ
る。
【0046】図2において、移動端末11は、サブネッ
トワーク101からサブネットワーク102へ移動する
と、FA15からケア・オブ・アドレス(1)を取得
し、HA12に移動情報を登録するため、登録メッセー
ジ(2)を送信する。登録メッセージ(2)は、FA1
5,ゲートウェイ装置14,13を介してHA12に送
られる。HA12は、登録メッセージ(2)を受け取
り、移動端末11のホームアドレスと移動端末11が在
圏しているサブネットワーク102におけるケア・オブ
・アドレス(1)とを関連付けて管理する。
【0047】このとき、ゲートウェイ装置13,14
は、登録メッセージ(2)を中継する際に、図3に示す
手順で移動端末のアドレス情報を収集し、登録する。図
3において、ステップ(以下「ST」という)1〜3
は、上述した移動端末11の動作を示し、ST4〜9が
これから説明するゲートウェイ装置13,14の動作を
示している。
【0048】図3において、ST4では、ゲートウェイ
装置13,14は、中継する登録メッセージ中の移動情
報からホームアドレスとケア・オブ・アドレス(以下誤
解のおそれがない場合には「アドレス情報」ともいう)
とを読み出す。ST5では、ゲートウェイ装置13,1
4は、読み出したアドレス情報と登録しているアドレス
情報と比較する。これは、移動端末11が、例えばサブ
ネットワーク102で登録後、さらに他のサブネットワ
ークへ移動して登録メッセージを送信した場合の動作で
ある。
【0049】ST6では、比較の結果から、読み出した
アドレス情報が新規であるか否かを判断する。新規であ
る場合は、ST7に進む。ST7では、ゲートウェイ装
置13,14は、読み出したホームアドレスとケア・オ
ブ・アドレスを関連付けて記憶装置に登録する。一方、
ST6において新規でないと判断された場合、つまりホ
ームエージェントが1つの場合を例に挙げると、ホーム
アドレスは同じであるが、ケア・オブ・アドレスが異な
る場合には、ST8へ進む。
【0050】ST8では、ゲートウェイ装置13,14
は、記憶装置に既に登録されているホームアドレスとケ
ア・オブ・アドレスの組を取り消して、代わりに読み出
したホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組を登録
する。ST9では、ゲートウェイ装置13,14は、以
上の登録処理が終了すると、登録メッセージをHA12
に中継転送する。
【0051】次に、図4、図5を用いてパケットデータ
受信時のゲートウェイ装置とFAの動作を説明する。図
4は、図1に示すゲートウェイ装置が外部のネットワー
クからパケットデータを受信する場合の動作を説明する
フローチャートである。図5は、図1に示す通信システ
ムにおいて移動した移動端末へのデータ転送の経路を説
明する図である。
【0052】図4において、ST11では、ゲートウェ
イ装置13は、外部のネットワークからホームアドレス
宛のパケットデータが受信されるのを監視する。受信さ
れない場合には、ST12にて一定時間の経過が検出さ
れるまで、ST11→ST12→ST11の処理を繰り
返す。そして、ST12にて一定時間経過するのが検出
されると、ST13にて該当するアドレス情報の登録を
抹消する。この登録抹消動作は、ゲートウェイ装置14
でも連動して行われる。
【0053】一方、ゲートウェイ装置13は、ST12
にて一定時間経過するのが検出される前に、または検出
された後にパケットデータが受信されると、ST11か
らST14に進み、当該パケットデータの宛先アドレス
に対するアドレス情報が登録されているか否かを判断す
る。これは、登録が抹消された後に受信される場合があ
るからである。登録が抹消される場合としては、上記の
一定時間経過の他に、アドレス情報の登録後に移動端末
11が停止した場合や例えばHA12の近くに移動した
場合、さらに後述するFAからの通知による場合などが
ある。
【0054】ゲートウェイ装置13は、アドレス情報が
登録されていない場合は、ST14からST15に進
み、受信されたパケットデータをカプセル化することな
くそのままHA12へ転送する。一方、アドレス情報が
登録されている場合は、ST16〜ST19の処理を行
う。
【0055】ST16では、アドレス情報の登録時間を
管理するタイマをリセットして再スタートさせ、アドレ
ス情報の登録を継続する。ST17では、ゲートウェイ
装置13は、受信されたパケットデータをカプセル化
し、宛先アドレスをケア・オブ・アドレスに付け替えて
ゲートウェイ装置14を介してFA15へ転送する。
【0056】ST18では、FA15からアドレス情報
の登録抹消の通知があるか否かを判断する。即ち、FA
15では、受信したパケットデータの宛先アドレスであ
るケア・オブ・アドレスを持つ移動端末11が隣接して
いるか否か、停止していないか等、付与したケア・オブ
・アドレスが使用できない状況になっていないかを調
べ、受信したケア・オブ・アドレスが使用できない状況
になっている場合には、ゲートウェイ装置13,14に
対し、アドレス情報の登録抹消を通知するようになって
いる。
【0057】ST19では、ゲートウェイ装置13,1
4は、登録抹消の通知を受けて該当するホームアドレス
とケア・オブ・アドレスの組の登録を抹消する。
【0058】したがって、移動端末11がサブネットワ
ーク102に在圏しているときに、外部のネットワーク
103に属する相手端末から移動端末11へパケットデ
ータを送信する場合、そのパケットデータは、図5に示
す経路で移動端末11に転送される。
【0059】図5において、移動端末11のホームアド
レスとサブネットワーク102におけるケア・オブ・ア
ドレスとがゲートウェイ装置13,14に登録されてい
る場合の経路は次のようになる。
【0060】ゲートウェイ装置13は、外部のネットワ
ーク103からパケットデータ(11)が送られて来る
と、そのパケットデータ(11)からホームアドレスを
読み出し、それに基づき対応するケア・オブ・アドレス
が登録されているか否かを調べる。登録されているの
で、受信されたパケットデータ(11)をHA12へ転
送することなく、当該パケットデータ(11)のカプセ
ル化を行い、宛先アドレスを登録されているケア・オブ
・アドレスに付け替えたパケットデータ(5)を生成す
る。
【0061】この生成されたサブネットワーク102に
おけるケア・オブ・アドレスを宛先アドレスとするパケ
ットデータ(5)は、ゲートウェイ装置14を介してF
A15へ送信される。FA15では、受信されたパケッ
トデータ(5)を、HA12からケア・オブ・アドレス
を宛先アドレスとするパケットデータを受信する場合と
同様に、アドレスの付け替えとカプセル化の解除を行っ
てパケットデータ(13)を生成し、図示しない基地局
を介して移動端末11に送信する。
【0062】一方、図5において、移動端末11のホー
ムアドレスとサブネットワーク102におけるケア・オ
ブ・アドレスとがゲートウェイ装置13,14に登録さ
れていない場合の経路は、従来例と同様に次のようにな
る。
【0063】ゲートウェイ装置13は、外部のネットワ
ーク103そのパケットデータ(11)からホームアド
レスを読み出し、それに基づき対応するケア・オブ・ア
ドレスが登録されているか否かを調べる。登録されてい
ないので、読み出したホームアドレスに基づきそのホー
ムアドレスを管理するHA12を探し出し、探し出した
HA12に対し、当該パケットデータ(11)をそのま
ま中継転送する。
【0064】HA12では、ゲートウェイ装置13から
受け取ったパケットデータ(11)のホームアドレスを
読み出し、それに基づき対応するサブネットワーク10
2におけるケア・オブ・アドレスを探し出し、当該パケ
ットデータ(11)のカプセル化を行い、宛先アドレス
を探し出したケア・オブ・アドレスに付け替えたパケッ
トデータ(12)をゲートウェイ装置13に対し送信す
る。
【0065】その結果、サブネットワーク102におけ
るケア・オブ・アドレスを宛先アドレスとするパケット
データ(12)は、ゲートウェイ装置13→ゲートウェ
イ装置14→FA15と転送される。FA15では、ア
ドレスの付け替えとカプセル化の解除を行ったパケット
データ(13)を図示しない基地局を介して移動端末1
1に送信する。
【0066】このように、移動端末11のホームアドレ
スとケア・オブ・アドレスとがゲートウェイ装置13,
14に登録されている場合には、外部のネットワーク1
03に属する相手端末から移動端末11へ送信されたパ
ケットデータが経由する経路が短縮される。また、HA
12が存在するサブネットワーク101内の通信量が低
減される。したがって、転送時間のロスと通信量の増加
を抑えることができ、通信効率を向上させることができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、移動端末が送信する登録メッセージをホームエージ
ェントへ中継転送する際に、登録メッセージの移動情報
から移動端末のホームアドレスとケア・オブ・アドレス
とを読み取ることができるので、関連付けて内部に登録
保持することができる。
【0068】つぎの発明によれば、ホームエージェント
へ中継転送する登録メッセージの移動情報から読み取っ
たホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組が、登録
されているホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組
と異なるときは、登録内容を更新することができる。
【0069】つぎの発明によれば、登録されているホー
ムアドレスとケア・オブ・アドレスの組は、宛先アドレ
スとして使用されないことが一定期間継続するときなど
では、その登録を抹消することができる。
【0070】つぎの発明によれば、外部のネットワーク
から受信されるパケットデータの宛先アドレスが登録さ
れている場合には、当該パケットデータをカプセル化し
て対応するケア・オブ・アドレス宛に送信される。一
方、登録されていない場合には従来と同様の手順で転送
することができる。したがって、アドレス情報を登録す
ることにより、ホームエージェントを経由するロスタイ
ムを減らすことができ、また、ホームエージェントが存
在するサブネットワーク内の通信量を減らすことができ
るので、通信効率を向上させることができる。
【0071】つぎの発明によれば、ゲートウェイ装置に
おいて、移動端末が送信する登録メッセージをホームエ
ージェントへ中継転送する際に、登録メッセージの移動
情報から移動端末のホームアドレスとケア・オブ・アド
レスとを読み取ることができ、関連付けて内部に登録保
持することができる。
【0072】つぎの発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、ホームエージェントへ中継転送する登録メッセージ
の移動情報から読み取ったホームアドレスとケア・オブ
・アドレスの組が、登録されているホームアドレスとケ
ア・オブ・アドレスの組と異なるときは、登録内容を更
新することができる。
【0073】つぎの発明によれば、フォーリンエージェ
ントでは、ケア・オブ・アドレスが使用できない状況と
なった後に、そのケア・オブ・アドレス宛のパケットデ
ータを受信したとき、ゲートウェイ装置に対し、該当す
るアドレス情報の登録抹消の通知を行うことができる。
【0074】つぎの発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、登録されているホームアドレスとケア・オブ・アド
レスの組が、宛先アドレスとして使用されないことが一
定期間継続するときやフォーリンエージェントから登録
抹消の通知があると、その登録を抹消することができ
る。
【0075】つぎの発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、外部のネットワークから受信されるパケットデータ
の宛先アドレスが登録されている場合には、当該パケッ
トデータをカプセル化して対応するケア・オブ・アドレ
ス宛に送信される。一方、登録されていない場合には、
従来と同様の手順で転送することができる。したがっ
て、アドレス情報を登録することにより、ホームエージ
ェントを経由するロスタイムを減らすことができ、ま
た、ホームエージェントが存在するサブネットワーク内
の通信量を減らすことができるので、通信効率を向上さ
せることができる。
【0076】つぎの発明によれば、ゲートウェイ装置に
おいて、移動端末が送信する登録メッセージをホームエ
ージェントへ中継転送する際に、登録メッセージの移動
情報から移動端末のホームアドレスとケア・オブ・アド
レスとを読み取ることができるので、関連付けて内部に
登録保持することができる。
【0077】つぎの発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、ホームエージェントへ中継転送する登録メッセージ
の移動情報から読み取ったホームアドレスとケア・オブ
・アドレスの組が、登録されているホームアドレスとケ
ア・オブ・アドレスの組と異なるときは、登録内容を更
新することができる。
【0078】つぎの発明によれば、フォーリンエージェ
ントでは、ケア・オブ・アドレスが使用できない状況と
なった後に、そのケア・オブ・アドレス宛のパケットデ
ータを受信したとき、ゲートウェイ装置に対し、該当す
るアドレス情報の登録抹消の通知を行うことができる。
【0079】つぎの発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、登録されているホームアドレスとケア・オブ・アド
レスの組が、宛先アドレスとして使用されないことが一
定期間継続するときやフォーリンエージェントから登録
抹消の通知があると、その登録を抹消することができ
る。
【0080】つぎの発明によれば、ゲートウェイ装置で
は、外部のネットワークから受信されるパケットデータ
の宛先アドレスが登録されている場合には、当該パケッ
トデータをカプセル化して対応するケア・オブ・アドレ
ス宛に送信される。一方、登録されていない場合には、
従来と同様の手順で転送することができる。したがっ
て、アドレス情報を登録することにより、ホームエージ
ェントを経由するロスタイムを減らすことができ、ま
た、ホームエージェントが存在するサブネットワーク内
の通信量を減らすことができるので、通信効率を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である通信システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す通信システムにおいて移動した移
動端末の移動情報の流れを説明する図である。
【図3】 図1に示すゲートウェイ装置が移動端末のア
ドレス情報を記憶装置に登録する手順を説明するフロー
チャートである。
【図4】 図1に示すゲートウェイ装置が外部のネット
ワークからパケットデータを受信する場合の動作を説明
するフローチャートである。
【図5】 図1に示す通信システムにおいて移動した移
動端末へのデータ転送の経路を説明する図である。
【図6】 従来のモバイルIPによる移動端末へのデー
タ転送を行う通信システムの構成例を示すブロック図で
ある。
【図7】 図6に示す通信システムにおいて移動した移
動端末へのデータ転送の経路を説明する図である。
【符号の説明】
11 移動端末、12 ホームエージェント(HA)、
13,14 ゲートウェイ装置、15 フォーリンエー
ジェント(FA)、101,102 サブネットワー
ク、103 外部のネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HC01 HC14 HD03 HD06 HD09 JT09 5K033 CB09 DA05 DA19 DB18 EC03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モバイルIPが適用される移動端末のホ
    ームアドレスと移動先のケア・オブ・アドレスとを関連
    付けて管理するホームエージェントが配置されるサブネ
    ットワークと移動してきた前記移動端末に対し前記ケア
    ・オブ・アドレスを付与するフォーリンエージェントが
    配置されるサブネットワークとをそれぞれ仕切るととも
    に、前記サブネットワーク相互間を接続し、さらに前記
    サブネットワークと外部のネットワークとを接続するゲ
    ートウェイ装置において、 前記ゲートウェイ装置は、前記移動端末が送信する登録
    メッセージを前記ホームエージェントへ中継転送する際
    に、前記登録メッセージの移動情報から前記移動端末の
    ホームアドレスとケア・オブ・アドレスとを読み取り、
    関連付けて内部に登録保持するアドレス情報登録手段を
    備えたことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 【請求項2】 前記移動端末が送信する登録メッセージ
    をホームエージェントへ中継転送する際に、前記登録メ
    ッセージの移動情報から読み取った前記移動端末のホー
    ムアドレスとケア・オブ・アドレスの組が、前記アドレ
    ス情報登録手段に登録されているホームアドレスとケア
    ・オブ・アドレスの組と異なるときは、前記アドレス情
    報登録手段の登録内容を新しいケア・オブ・アドレスの
    組に更新する更新手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 【請求項3】 一定期間内に前記アドレス情報登録手段
    に登録されている前記ホームアドレスを宛先とするパケ
    ットデータを前記外部のネットワークから受信しないと
    き、または、前記フォーリンエージェントから登録抹消
    の通知を受けたとき、前記アドレス情報登録手段に登録
    されているホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組
    を抹消する登録抹消手段を備えたことを特徴とする請求
    項1または2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 【請求項4】 前記外部のネットワークからパケットデ
    ータを受信したとき、当該パケットデータの宛先アドレ
    スが、前記アドレス情報登録手段に登録されているホー
    ムアドレスであるか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果、前記アドレス情報登録手段に
    登録されているホームアドレスを宛先とするときは、当
    該パケットデータをカプセル化して対応するケア・オブ
    ・アドレス宛に送信する一方、前記アドレス情報登録手
    段に登録されているホームアドレスを宛先としないとき
    は、当該パケットデータをカプセル化せず当該パケット
    データの宛先であるホームアドレスを管理するホームエ
    ージェントへそのまま中継転送する送信制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つ
    に記載のゲートウェイ装置。
  5. 【請求項5】 モバイルIPが適用される移動端末のホ
    ームアドレスと移動先のケア・オブ・アドレスとを関連
    付けて管理するホームエージェントが配置されるサブネ
    ットワークと移動してきた前記移動端末に対し前記ケア
    ・オブ・アドレスを付与するフォーリンエージェントが
    配置されるサブネットワークとがそれぞれゲートウェイ
    装置によって仕切られているとともに、前記サブネット
    ワーク相互間および前記サブネットワークと外部のネッ
    トワークとが前記ゲートウェイ装置を介して接続されて
    いる通信システムにおいて、 前記ゲートウェイ装置は、前記移動端末が送信する登録
    メッセージを前記ホームエージェントへ中継転送する際
    に、前記登録メッセージの移動情報から前記移動端末の
    ホームアドレスとケア・オブ・アドレスとを読み取り、
    関連付けて内部に登録保持する手段を備えたことを特徴
    とする通信システム。
  6. 【請求項6】 前記ゲートウェイ装置は、前記移動端末
    が送信する登録メッセージをホームエージェントへ中継
    転送する際に、前記登録メッセージの移動情報から読み
    取った前記移動端末のホームアドレスとケア・オブ・ア
    ドレスの組が、前記登録されているホームアドレスとケ
    ア・オブ・アドレスの組と異なるときは、新しいケア・
    オブ・アドレスの組に更新する手段を備えたことを特徴
    とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記フォーリンエージェントは、前記移
    動端末に付与した前記ケア・オブ・アドレスが使用でき
    ない状況となった後に、前記ゲートウェイ装置から前記
    ケア・オブ・アドレス宛のパケットデータを受信したと
    き、前記ゲートウェイ装置に対し、該当するアドレス情
    報の登録抹消の通知を行う手段を備えたことを特徴とす
    る請求項5または6に記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記ゲートウェイ装置は、一定期間内に
    前記アドレス情報登録手段に登録されている前記ホーム
    アドレスを宛先とするパケットデータを前記外部のネッ
    トワークから受信しないとき、または、前記フォーリン
    エージェントから前記登録抹消の通知を受けたとき、前
    記アドレス情報登録手段に登録されているホームアドレ
    スとケア・オブ・アドレスの組を抹消する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の
    通信システム。
  9. 【請求項9】 前記ゲートウェイ装置は、前記外部のネ
    ットワークからパケットデータを受信したとき、当該パ
    ケットデータの宛先アドレスが、前記アドレス情報登録
    手段に登録されているホームアドレスであるか否かを判
    断する手段と、 前記判断結果、前記アドレス情報登録手段に登録されて
    いるホームアドレスを宛先とするときは、当該パケット
    データをカプセル化して対応するケア・オブ・アドレス
    宛に送信する一方、前記アドレス情報登録手段に登録さ
    れているホームアドレスを宛先としないときは、当該パ
    ケットデータをカプセル化せず当該パケットデータの宛
    先であるホームアドレスを管理するホームエージェント
    へそのまま中継転送する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つ
    に記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 モバイルIPが適用される移動端末の
    ホームアドレスと移動先のケア・オブ・アドレスとを関
    連付けて管理するホームエージェントが配置されるサブ
    ネットワークと移動してきた前記移動端末に対し前記ケ
    ア・オブ・アドレスを付与するフォーリンエージェント
    が配置されるサブネットワークとがそれぞれゲートウェ
    イ装置によって仕切られているとともに、前記サブネッ
    トワーク相互間および前記サブネットワークと外部のネ
    ットワークとが前記ゲートウェイ装置を介して接続され
    ている通信システムにおける通信制御方法において、 前記ゲートウェイ装置が、前記移動端末が送信する登録
    メッセージを前記ホームエージェントへ中継転送する際
    に、前記登録メッセージの移動情報から前記移動端末の
    ホームアドレスとケア・オブ・アドレスとを読み取り、
    関連付けて内部に登録保持する工程を含むことを特徴と
    する通信制御方法。
  11. 【請求項11】 前記ゲートウェイ装置が、前記移動端
    末が送信する登録メッセージをホームエージェントへ中
    継転送する際に、前記登録メッセージの移動情報から読
    み取った前記移動端末のホームアドレスとケア・オブ・
    アドレスの組が、前記登録保持する工程にて登録されて
    いるホームアドレスとケア・オブ・アドレスの組と異な
    るときは、前記登録保持する工程での登録内容を新しい
    ケア・オブ・アドレスの組に更新する工程を含むことを
    特徴とする請求項10に記載の通信制御方法。
  12. 【請求項12】 前記フォーリンエージェントが、前記
    移動端末に付与した前記ケア・オブ・アドレスが使用で
    きない状況となった後に、前記ゲートウェイ装置から前
    記ケア・オブ・アドレス宛のパケットデータを受信した
    とき、前記ゲートウェイ装置に対し、該当するアドレス
    情報の登録抹消の通知を行う工程を含むことを特徴とす
    る請求項10または11に記載の通信制御方法。
  13. 【請求項13】 前記ゲートウェイ装置が、一定期間内
    に前記アドレス情報登録手段に登録されている前記ホー
    ムアドレスを宛先とするパケットデータを前記外部のネ
    ットワークから受信しないとき、または、前記フォーリ
    ンエージェントから前記登録抹消の通知を受けたとき、
    前記登録されているホームアドレスとケア・オブ・アド
    レスの組を抹消する工程を含むことを特徴とする請求項
    10〜12のいずれか一つに記載の通信制御方法。
  14. 【請求項14】 前記ゲートウェイ装置が、前記外部の
    ネットワークからパケットデータを受信したとき、当該
    パケットデータの宛先アドレスが、前記登録されている
    ホームアドレスであるか否かを判断する工程と、 前記判断の結果、前記登録されているホームアドレスを
    宛先とするときは、当該パケットデータをカプセル化し
    て対応するケア・オブ・アドレス宛に送信する一方、前
    記登録されているホームアドレスを宛先としないとき
    は、当該パケットデータをカプセル化せず当該パケット
    データの宛先であるホームアドレスを管理するホームエ
    ージェントへそのまま中継転送する工程と、 を含むことを特徴とする請求項10〜13のいずれか一
    つに記載の通信制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7912008B2 (en) 2003-07-15 2011-03-22 Panasonic Corporation Home agent, mobile router, and mobile communication method using the same
KR101065149B1 (ko) 2009-04-28 2011-09-16 주식회사 케이티 이동 ip를 이용한 패킷 서비스 제공 방법

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