JP2002359592A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JP2002359592A
JP2002359592A JP2001166418A JP2001166418A JP2002359592A JP 2002359592 A JP2002359592 A JP 2002359592A JP 2001166418 A JP2001166418 A JP 2001166418A JP 2001166418 A JP2001166418 A JP 2001166418A JP 2002359592 A JP2002359592 A JP 2002359592A
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JP2001166418A
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Norio Tanuma
憲雄 田沼
Isao Murakami
勲 村上
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NIPPON DENKI INFORMATION TECHN
NEC Information Technology Co Ltd
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NIPPON DENKI INFORMATION TECHN
NEC Information Technology Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】音声やデータの通信を行わないときにも、端末
装置の電源投入中は、移動体通信の無線基地局との間
で、通信ゾーンの位置登録のための交信用に常に通信手
段に電力を供給し続け、電池の無用な消耗を生じさせて
いた不都合を回避した端末装置を提供する。 【解決手段】制御部101は、事象源500からの予め
定められた事象の発生を検出すると、電源スウィッチ1
05に対し、接指令を行い、電池から通信部A102へ
電源の供給を行い通信を可能にし、通信を完了すると、
電源スウィッチ105に対し切指令を行い、電池から通
信部A102への電源供給を切断させ、端末装置100
を節電状態に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵する移動体通
信手段に対して、予め定められた事象の発生や、予め定
められた時刻の到来にもとづいて電力を供給して通信を
行い、通信を完了後、電力の供給を切断することによっ
て電力消費を節減する端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信手段を備えた端末装置
は、端末装置としての通信を行なわないときも、端末装
置の位置を把握し交信する移動体通信無線基地局を制御
する電話制御局へ端末装置自身が存在する通信ゾーンを
知らせる通信を行うために、移動体通信手段への電力供
給は停止していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、移動体通信手
段を備えた端末装置は、端末装置として必要な音声やデ
ータの通信を行うときのみならず、音声やデータの通信
を行う必要がないときにも、端末装置が現在どの通信ゾ
ーン内にあるかの位置登録を移動体通信の電話制御局に
対して行うための通信が必要であり、端末装置の電源投
入中は、移動体通信手段と移動体通無線基地局との間の
交信用に常に電力を供給し続けていた。
【0004】そのため、第一の問題として、電池を電源
とする端末装置では、移動体通信手段への電力供給が端
末装置として必要な音声やデータの通信を行う必要がな
いときにも行われ、電池が無用に消耗し端末装置として
の動作可能時間に制限が生じるという課題があった。
【0005】また、第二の問題として、電池に無用な消
耗が発生する分だけ、電池の容量に余裕を持たせること
による費用の増大が発生したり、二次電池の充電や一次
電池の交換頻度の増加による電池の管理のための手間と
費用による損失を生じさせているという課題があった。
【0006】本発明の目的は、端末装置の電池の消耗を
少なくするため、予め定められた事象の発生や一定の時
刻の到来を検出したら自動的に移動体通信手段へ電力を
供給して通信を可能にし、また、一定の時刻を移動体通
信手段を介して外部から変更可能にした端末装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の端末
装置は、太陽電池と二次電池から成る電源と移動体通信
手段を備え、予め定められた1またはそれはそれ以上の
事象に対応する検出手段と前記移動体通信手段へ前記電
源から電力供給を行う電源スウィッチとを備え、前記検
出手段によって予め定められた事象の発生が検出された
とき前記電源スウィッチを接にすることによって前記移
動体通信通信手段への電力投入を行い、前記移動体通信
手段を通して検出された事象に対応する所定の通信を行
ったあと、前記電源スウィッチを切にすることによって
前記移動体通信手段への電力供給を停止する手段を有す
ることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2の端末装置は、請求項1
に記載の端末装置において、無線呼出通信システムの受
信手段を備え、前記受信手段を通して呼び出しを受けた
とき前記電源スウィッチを接にすることによって前記移
動体通信手段への電力供給を行う手段を有することを特
徴とする。
【0009】本発明の請求項3の端末装置は、請求項1
に記載の端末装置において、文字放送受信手段を備え、
前記文字放送受信手段を通して呼び出しを受けたとき前
記電源スウィッチを接にすることによって前記移動体通
信手段への電力供給を行う手段を有することを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項4の端末装置は、請求項1
〜3の何れか1項記載の端末装置において、GPSを搭
載し、前記移動体通信手段を通して予め定められた事象
が発生したときの位置情報を含む通信を行う手段を有す
ることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5の端末装置は、請求項1
〜3の何れか1項記載の端末装置において、予め定めら
れた事象の検出手段を規定するデータを前記移動体通信
手段を通して受信する手段を有することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項6の端末装置は、請求項1
〜3の何れか1項記載の端末装置において、予め定めら
れた一定の周期を持つ時刻になったことを検出する時刻
検出手段を備え、前記移動体通信手段に一定周期ごとに
電力投入を行う手段を有することを特徴とする。
【0013】本発明の請求項7の端末装置は、請求項1
〜3の何れか1項記載の端末装置において、容器に収め
られた高圧ガスの残量が予め定められた量以下になった
ことを検出する手段を有することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項8の端末装置は、請求項6
項記載の端末装置において、前記時刻検出手段に予め定
められた一過性の時刻になったことを検出する手段を含
ませ、前記移動体通信手段を通して受信するデ−タに前
記一過性の時刻を書き換える時刻情報を含ませる手段を
有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の端末装置の実施の
形態について、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の端末装置100の使用形
態例を示す概念図であり、図2は、本発明の端末装置1
00の第一の実施の形態を示す構成ブロック図である。
【0017】図1を参照すると、端末装置100は、事
象源500と接続して信号の授受を行い、移動体通信の
無線基地局200との間で移動体通信による無線通信を
行い、移動体通信の通信網を介して管理装置300との
間で通信を行う。
【0018】図2を参照すると、端末装置100は、制
御部101、通信部A102とアンテナ104、太陽電
池106と二次電池107、電池から通信部A102へ
電力の供給または切断を行う電源スウィッチ105とを
備えている。
【0019】制御部101は、マイクロプロセッサ(図
示せず)などを用いて構成され、内蔵するプログラムに
より動作し、事象源500との間でデータの入出力を行
い、通信部A102を制御し管理装置300との間で通
信を行い、電源スウィッチ105に対し接/切指令dを
行い、電池から通信部A102へ電源の供給または切断
を行う。
【0020】また、端末装置100には、事象検出手段
A501、事象検出手段B502と接続するための事象
検出接続部111が設けられ、事象検出手段A501と
して、高圧ガス容器600内の液化ガス602の液面を
計測する液面計604を、事象検出手段B502とし
て、電気接点を例示している。
【0021】太陽電池106は、二次電池107を充電
し、電池の電力は、制御部101に供給され、電源スウ
ィッチ105を介し通信部A102へ供給される。
【0022】なお、事象源500としては、上記例示の
事象検出手段A501、事象検出手段B502に限定さ
れず、必要に応じた数の検出手段を設けて端末装置10
0と接続してもよい。
【0023】次に、上述のように構成された端末装置1
00の動作について、図2を参照して説明する。
【0024】制御部101は、プロセッサが内蔵するプ
ログラムを実行することにより制御動作を行い、事象検
出手段A501、事象検出手段B502から予め定めら
れた事象の発生が検出されたことによる信号が発生しな
い状態では、電源スウィッチ105に対し切指令を行
い、電池から通信部A102への電源供給を切断した状
態を保っている。
【0025】例えば、液面計604から液面の変化を示
す接点信号が発生し、制御部101のプログラムが予め
定められた事象の発生を検出すると、制御部101のプ
ログラムは、電源スウィッチ105に対し、接指令を行
い電池から通信部A102へ電源の供給を行わせる。
【0026】通信部A102は、電源供給と同時に移動
体通信無線基地局200と通信し、電波到達の圏内であ
れば、移動体通信網の制御局(図示せず)は、端末装置
100がどの通信ゾーン内に存在するかをメモリー(図
示せず)に登録する。
【0027】この位置登録が完了し通信部A102が移
動体通信無線基地局200と通信可能な状態になると、
制御部101は、例えば、液面計604から出力された
液面の変位情報を管理装置300へ送信して、検出され
た事象に対応する所定の通信を移動体通信を介して管理
装置300との間で行う。
【0028】制御部101は、通信を完了すると、電源
スウィッチ105に対し切指令を行い、電池から通信部
A102への電源供給を切断させ、端末装置100を節
電状態に切り替える。
【0029】次に本発明の端末装置の第二の実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0030】図3は、本発明の端末装置の第二の実施の
形態を示す構成ブロック図である。(なお、第一の実施
の形態の端末装置100と同一構成要素は、同一符号で
表示する)。
【0031】図3を参照すると、第二の実施の形態の端
末装置120は、第一の実施の形態の端末装置100と
同一の構成要素を含み、さらに、無線呼出通信システム
受信部103、および、無線呼出通信システム受信部1
03を制御し無線呼出通信システム受信部103とデー
タの授受を行うプログラムを制御部101に付加して構
成されている。
【0032】無線呼出通信システム受信部103は、一
例として、ポケットベル(登録商標)のような受信専用
で低消費電力の無線通信機能を備えたものを使用し、電
源スウィッチ105を介さずに常時電力を供給し通信可
能な状態に置いて構成されている。
【0033】図3では、通信部A102と無線呼出通信
システム受信部103とのアンテナ104を共用した例
を示しているが、通信部A102と無線呼出通信システ
ム受信部103との移動体通信の方式の違いにより別個
のアンテナ104を使用するようにしてもよい。
【0034】次に、上述のように構成された端末装置1
20の動作について、図3を参照して説明する。
【0035】無線呼出通信システム受信部103は、常
時、受信可能な状態にあり、管理装置300から移動体
通信を介して文字などの情報が送信されると直ちに受信
し、制御部121は、無線呼出通信システム受信部10
3から該情報を入力する。
【0036】管理装置300と制御部121の間で、予
め一定の文字などの情報を電源投入指令電文として決
め、管理装置300が無線呼出通信システム受信部10
3を介して制御部121へ該電文を送信したら、制御部
121は、該電文により管理装置300から電源スウィ
ッチ105を接にする指令を受けたと認識し、制御部1
21は、電源スウィッチ105に対し接指令を行い、電
池から通信部A102へ電源の供給を行わせる。
【0037】通信部A102が通信可能な状態になると
制御部121は、第一の実施の形態で説明したように、
例えば、ガス残量計603から出力される液面の変位情
報を通信部A102を介して管理装置300へ送信する
などの動作を行う。
【0038】また、通信部A102を介して、管理装置
300が制御部121に対し、他の事象源からの信号を
入力し管理装置300へ送信させる指令を送信し、制御
部121が前記指令にもとづく動作を行い、完了する
と、電源スウィッチ105に対し切指令を行い、電池か
ら通信部A102への電源供給を切断させ節電状態に入
る。
【0039】本実施の形態では、無線呼出通信システム
受信部103としてポケットベルをあげて説明したが、
ポケットベルは、通常は基本料金を払うのみで通信料金
がかからないため、少ない費用で管理装置300からの
指令を常時受信可能になるという利点もある。
【0040】次に、本発明の端末装置の第三の実施の形
態について、図面を参照して説明する。図4は、第三の
実施の形態の端末装置130を示す構成ブロック図であ
る。(なお、第一の実施の形態の端末装置100と同一
構成要素は、同一符号で表示する)。
【0041】図4を参照すると、端末装置130は、本
発明の第一の実施の形態で説明した端末装置100と同
一の構成要素を含み、さらに、図4に示すように、文字
放送受信部133、および、文字放送受信部133を制
御し文字放送受信部133とデータの授受を行うプログ
ラムを制御部101に付加して構成される。
【0042】文字放送受信部133は、電源スウィッチ
105を介さずに常時電力を供給し文字放送を受信可能
な状態に置いて構成されている。
【0043】図4では、通信部A102と文字放送受信
部133とのアンテナ104を共用した例を示している
が、通信部A102と文字放送受信部133との通信の
方式の違いにより別個のアンテナ104を使用するよう
にしてもよい。
【0044】文字放送は、例えば、テレビ放送の文字放
送を使用でき、テレビ放送の文字放送は、テレビ放送の
電波の垂直帰線消去期間(Vertical Blan
king Interval)をデータ伝送に利用し文
字などの情報を伝送する放送の方式であり、日本のVH
Fのテレビ放送では、走査線一本当たり296ビットの
データを多重して伝送できる。
【0045】使用例としては、テレビ放送と並行した番
組ガイド、気象情報、災害時の緊急情報の放送などが知
られているが、放送事業者と契約することによって、一
般の企業などが情報を伝送する手段としても利用でき
る。
【0046】また、FM放送の文字放送では、テレビ放
送と同様に、FM放送の電波の副搬送波を用いてデータ
を多重して伝送し、FM文字放送対応のFMラジオで受
信し見ることができる。
【0047】これを一般の企業などが情報を伝送する手
段として利用する例としては、タクシーに搭載したFM
文字受信装置へ広告やニュースを流すシステムなどが知
られている。
【0048】また、他に、BSデジタル放送、短波放送
などでも前記に似た方法で文字放送が行われている。次
に、上述の端末装置130の動作について、図4を参照
して説明する。
【0049】文字放送受信部133は、常時、受信可能
な状態にあり、管理装置300から放送事業者の文字放
送を介して文字などの情報が送信されると直ちに受信
し、制御部131は、文字放送受信部133から該情報
を入力する。
【0050】管理装置300と制御部131との間で、
予め一定の文字などの情報を電源投入指令電文として決
め、管理装置300が文字放送受信部133を介して制
御部131へ該電文を送信したら、制御部131は、該
電文により管理装置300から電源スウィッチ105を
接にする指令を受けたと認識し、制御部131は電源ス
ウィッチ105に対し接指令を行い電池から通信部A1
02へ電源の供給を行わせる。
【0051】通信部A102が通信可能な状態になると
制御部131は、第一の実施の形態で説明したように通
信部A102を介して管理装置300との間で通信を行
い、完了すると、電源スウィッチ105に対し切指令を
行い、電池から通信部A102への電源供給を切断させ
節電状態に入る。
【0052】文字放送による通信は、送信電力が大きな
放送電波を利用するため、受信側での受信感度を上げる
負担が軽く、文字放送受信部133を簡単で低消費電力
の回路で構成可能となる。
【0053】次に、本発明の端末装置の第四の実施の形
態について、図面を参照し説明する。
【0054】図5は、第四の実施の形態の端末装置14
0を示す構成ブロック図である。(なお、第一の実施の
形態の端末装置100と同一構成要素は、同一符号で表
示する)。
【0055】端末装置140は、第一〜第三の何れかの
実施の形態で説明した端末装置100、120、130
と同一の構成要素を含み、さらに、GPS受信部109
とGPSアンテナ108、および、GPS受信部109
を制御しGPS衛星400から位置情報のデータを受信
するプログラムを制御部101に付加して構成される
(図5では、端末装置100に対して付加した構成を例
示している)。
【0056】なお、図5では、GPS受信部109とG
PSアンテナ108への電源供給は、通信部A102へ
の電源供給と同様に、電源スウィッチ105を経由して
行う例を示しているが、電源スウィッチ105を経由せ
ずに直接行ってもよい。
【0057】また、GPS受信部109とGPSアンテ
ナ108への電源供給の接/切指令dと通信部A102
への電源供給の接/切指令dとを制御部141が個別に
行えるように、電源スウィッチ145に独立して制御部
141から制御可能なスウィッチaまたはスウィッチb
を設けた構成としている。
【0058】次に、上述の端末装置140の動作につい
て、図5を参照して説明する。
【0059】GPS受信部109とGPSアンテナ10
8は、3個以上のGPS衛星400から時刻情報と位置
情報のデータを受信し、制御部141は、内蔵するプロ
グラムにて、データにもとづきGPS受信部109が置
かれている現在位置を算出する。
【0060】制御部141は、算出した位置情報を、管
理装置300からの要求などがあれば、通信部A102
を介して移動体通信により管理装置300へ送信し、管
理装置300が該情報をもとに端末装置140の現在位
置を知るようにしてもよい。
【0061】また、事象源500にて事象の変化が発生
したとき、制御部141が事象の内容と位置情報とを管
理装置300へ送信するようにしてもよい。その場合、
制御部141は、事象の変化を検出したら、電源スウィ
ッチ145のスウィッチbに対し接指令を行ってGPS
受信部109とGPSアンテナ108へ電源供給を行
い、GPS受信部109がGPS衛星400から時刻情
報と位置情報のデータを受信完了したら、電源スウィッ
チ145のスウィッチbを切にするようにしてもよい。
【0062】制御部141は、管理装置300との通信
の準備が完了したら、電源スウィッチ145のスウィッ
チaに対し接指令を行って通信部A102の電源を接に
し、通信が完了すると、スウィッチaに対し切指令を行
い、電池から通信部A102への電源供給を切断させ、
端末装置140を節電状態に切り替える。
【0063】上記端末装置140を、例えば、貨物輸送
用のコンテナに搭載すれば、コンテナがトラックから降
ろされ、トラックとの電気接続が切断された事象が発生
したとき、現在位置の情報を自動的に管理装置300へ
送信可能になる。
【0064】また、端末装置140をレンタカーに搭載
し、レンタカーに事象検出手段として備えたレンタカー
乗拾てスウィッチをレンタカー利用者が車の乗り捨て時
に接にすると、端末装置140から管理装置300へ現
在位置の情報を自動的に管理装置300へ送信可能にな
り、管理装置300は、該情報からレンタカーの乗り捨
て発生と車の位置とを知ることができ、最寄りのレンタ
カー営業所へ車の回収を指示可能になる。
【0065】次に、本発明の端末装置の第五の実施の形
態について、図面を参照して説明する。
【0066】図6は、第五の実施の形態の端末装置15
0を示す構成ブロック図である。(なお、第一の実施の
形態の端末装置100と同一構成要素は、同一符号で表
示する)。
【0067】本発明による端末装置150は、第一〜第
三の何れかの実施の形態で説明した端末装置100、1
20、130と同一の構成要素を含み、さらに、制御部
151が事象源500内のどの事象検出手段からの信号
を入力するかを規定するデータを通信部A102を介し
て移動体通信により管理装置300から受信する機能を
制御部101のプログラムに付加して構成される(図6
では、端末装置100に対して付加した構成を例示して
いる)。
【0068】次に、上述の端末装置150の動作につい
て、図6を参照して説明する。
【0069】図6を参照すると、端末装置150は、事
象源500として事象検出接続部111に接続されてい
る事象検出手段の中から特定のものを選択するデータを
予め規定し、制御部151が移動体通信により管理装置
300から該データを受信すると、制御部151が該当
する事象検出手段を事象検出手段選択部152により選
択し、該事象検出手段から信号を入力する。
【0070】事象検出手段の中から特定のものを選択す
るためのデータには、例えば、情報処理装置で一般的に
使われる各事象検出手段に割り当てた機器アドレスや制
御部の入出力インタフェースのチャネル番号などが使用
できる。
【0071】本機能により、管理装置300から端末装
置150に対して事象検出手段の中から特定のものを選
択させることが可能になる。
【0072】次に、本発明の端末装置の第六の実施の形
態について、図面を参照して説明する。
【0073】図7は、第六の実施の形態の端末装置16
0を示す構成ブロック図である。(なお、第一の実施の
形態の端末装置100と同一構成要素は、同一符号で表
示する)。
【0074】第六の実施の形態の端末装置160は、第
一〜第三の何れかの実施の形態で説明した端末装置10
0、120、130と同一の構成要素を含み、さらに、
予め定められた一定の周期を持つ時刻になったことを検
出する時刻検出手段110を付加し、時刻検出手段11
0が一定の周期を持つ時刻になったことを検出したと
き、通信部A102に電力投入を行い、移動体通信によ
る通信を可能ならしめる手段を付加して構成される(図
7では、端末装置100に対して付加した構成を例示し
ている)。
【0075】次に、上述の端末装置160の動作につい
て、図7を参照して説明する。
【0076】図7にて、時刻検出手段110は、一定の
周期の時刻になったとき信号を出力するが、周期は、予
め時刻検出手段110にて設定するようにしてもよく、
また、制御部161のプログラムから時刻検出手段11
0へ設定用のデータを送り、該データにより時刻検出手
段110を設定するようにしてもよい。
【0077】時刻検出手段110から一定の周期の時刻
になったとき出力される信号は、制御部161へ送ら
れ、制御部161のプログラムが電源スウィッチ105
に対し接指令を行い、通信部A102に電源を投入して
もよく、また、時刻検出手段110から一定の周期の時
刻になったとき出力される信号を、直接、電源スウィッ
チ105に送り、電源スウィッチ105を接にするよう
にしてもよい。
【0078】本機能により、一定の周期の時刻になった
とき、端末装置160が自動的に受信状態になって管理
装置300からの指令待ちとなり、管理装置300は、
その時刻に端末装置160に対して指令などのためのデ
ータを送信することが可能になる。
【0079】通信が完了した後の電源スウィッチ105
の切は、制御部161のプログラムが通信の完了を検出
して行ってもよく、また、時刻検出手段110が一定の
時間経過を検出して信号を、直接、電源スウィッチ10
5に送り、電源スウィッチ105を切にするようにして
もよい。
【0080】次に、本発明の第七の実施の形態につい
て、図8を参照して説明する。
【0081】第七の実施の形態の端末装置100は、第
一〜第三の何れかの実施の形態で説明した端末装置10
0、120、130と同一の構成要素を含むが、図8で
は、端末装置100を例示している。
【0082】図8を参照すると、第七の実施の形態の端
末装置100は、図2に示す事象源500の高圧ガス容
器600に収められた高圧ガスの残量が予め定められた
量以下になったことを検出する手段を付加して構成さ
れ、一例として、高圧ガス容器600には、フロート6
01で液化ガス602の液面を検出し、事象検出手段A
501のガス残量計603へ伝達する機構を付加し、ガ
ス残量計603からの電気信号を制御部101へ入力す
る構成となっている。なお、動作については、第一の実
施の形態と同様であり、説明を省略する。
【0083】次に、本発明の第八の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0084】図9は、第八の実施の形態の端末装置18
0の一部省略構成ブロック図であり、第六の実施の形態
で説明した端末装置160の時刻検出手段110に、予
め定められた一過性の時刻になったことを検出する手段
と、一過性の時刻を書き換える手段とを含めた時刻検出
手段114の構成を主として示す図である。
【0085】図9を参照すると、計時部1001は、水
晶発振などにより時刻を計時し、レジスタ1003は、
例えば、2月28日3時00分00秒などの一過性の時
刻を表わすデ−タを予め定めて記憶させられるように構
成し、制御部181から送出される時刻情報で、予め記
憶した一過性の時刻を表すデ−タを書き換え可能なよう
に構成する。
【0086】また、一致検出部1002は、計時部10
01からの時刻デ−タとレジスタ1003からの一過性
の時刻を表すデ−タとを照合し、一致したとき制御部1
81へ一致を表す信号を送るように構成する。
【0087】次に、動作について説明する。
【0088】計時部1001が時刻を計時して行き、レ
ジスタ1003が記憶する予め定められた一過性の時刻
に到達すると、計時部1001とレジスタ1003の時
刻情報の一致を一致検出部1002が検出し、制御部1
81へ信号を送る。
【0089】制御部181は、信号を受けると、内蔵す
るフログラムにより電源スウィッチ105へ接指令を送
り、通信部A102の電源を投入させ、移動体通信を介
しての通信を可能にする。
【0090】管理装置300は、端末装置180が通信
可能になった時刻を見計らい、新たな時刻情報を含むデ
−タを端末装置180へ送信し、制御部181は、新た
な時刻情報をレジスタ1003へ送り、該レジスタ10
03が記憶していた一過性の時刻を書き換える。
【0091】制御部181は、上述の一連の動作が完了
すると、電源スウィッチ105へ切指令を送り、通信部
A102の電源を切断し、節電状態に入る。
【0092】本発明により、管理装置300は、端末装
置180が移動体通信による通信を可能にしたときに、
次回に端末装置180が通信を可能にする時刻を設定可
能になる。
【0093】制御部181によるレジスタ1003への
新らたな一過性の時刻情報の書き込みは、事象源500
から事象の変化が発生して制御部181が管理装置30
0と通信中に、管理装置300が制御部181へ新たな
一過性の時刻情報を送信し、該情報を制御部181がレ
ジスタ1003に書き込む方法でも可能である。
【0094】また、レジスタ1003には複数個の一過
性の時刻を設定可能にしてもよく、それぞれの時刻の到
来時に、上述の動作を可能にしてもよい。
【0095】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、管理装置300は、移動体通信や通信網を介して
端末装置100、120、130、140、150、1
60、180と情報の授受を行なえる装置であればよ
い。
【0096】また、端末装置100、120、130、
140、150、160、180は、他の装置や収納箱
などに組み込まれていてもよく、電源スウィッチ10
5、145は、半導体スウィッチでも接点スウィッチで
もよく、太陽電池106、アンテナ104、および、G
PSアンテナ108は、端末装置100、120、13
0、140、150、160、180と一体の構造でな
くてもよい。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明の端末装置
は、予め定められた事象の発生や一定の時刻の到来を検
出したら自動的に移動体通信手段へ電力を供給して通信
が可能になり、また、一定の時刻の設定を移動体通信手
段を介して外部から変更可能になり、通信を行う必要が
ないときにも移動体通信の制御局に対して行う位置登録
などの通信のための無用な電池消耗を削減できるという
効果がある。
【0098】また、無線呼び出しや文字放送の受信専用
の通信を利用することにより、送信電力が大きな放送電
波を利用し受信側の電界強度を上げ受信を容易にするこ
とによって、電源スウィッチを接にする指令を受信する
ための通信部をより低消費電力の回路で構成でき、電池
の容量に余裕を持たせることによる費用の増大を回避で
き、二次電池の充電や一次電池の交換頻度の増加による
電池の管理のための手間と費用による損失を減少させる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による端末装置の使用形態例を示す概念
図である。
【図2】本発明の端末装置の第一の実施の形態を示す構
成ブロック図である。
【図3】本発明の端末装置の第二の実施の形態を示す構
成ブロック図である。
【図4】本発明の端末装置の第三の実施の形態を示す構
成ブロック図である。
【図5】本発明の端末装置の第四の実施の形態を示す構
成ブロック図である。
【図6】本発明の端末装置の第五の実施の形態を示す構
成ブロック図である。
【図7】本発明の端末装置の第六の実施の形態を示す構
成ブロック図である。
【図8】本発明の端末装置の第七の実施の形態を示す構
成ブロック図である。
【図9】本発明の端末装置の第八の実施の形態を示す一
部省略構成ブロック図である。
【符号の説明】
100、120 端末装置 130、140 端末装置 150、160 端末装置 180 端末装置 101、121 制御部 131、141 制御部 151、161 制御部 181 制御部 102 通信部A 103 無線呼出通信システム受信部 104 アンテナ 105、145 電源スウィッチ 106 太陽電池 107 二次電池 108 GPSアンテナ 109 GPS受信部 110、114 時刻検出手段 111 事象検出接続部 133 文字放送受信部 152 事象検出手段選択部 200 移動体通信無線基地局 300 管理装置 400 GPS衛星 500 事象源 501 事象検出手段A 502 事象検出手段B 600 高圧ガス容器 601 フロート 602 液化ガス 603 ガス残量計 604 液面計 1001 計時部 1002 一致検出部 1003 レジスタ a、b スウィッチ d 接/切指令
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB17 CC08 GG03 5K067 AA43 BB23 DD20 DD27 EE02 EE07 EE10 EE16 JJ52 JJ56 KK05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と二次電池から成る電源と移動
    体通信手段とを備えた端末装置において、予め定められ
    た1またはそれ以上の事象に対応する検出手段と前記移
    動体通信手段へ前記電源から電力供給を行う電源スウィ
    ッチとを備え、前記検出手段によって予め定められた事
    象の発生が検出されたとき前記電源スウィッチを接にす
    ることによって前記移動体通信手段への電力投入を行
    い、前記移動体通信手段を通して検出された事象に対応
    する所定の通信を行ったあと、前記電源スウィッチを切
    にすることによって前記移動体通信手段への電力供給を
    停止する手段を有することを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の端末装置において、無
    線呼出通信システムの受信手段を備え、前記受信手段を
    通して呼び出しを受けたとき前記電源スウィッチを接に
    することによって前記移動体通信手段への電力供給を行
    う手段を有することを特徴とする端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の端末装置において、文
    字放送受信手段を備え、前記文字放送受信手段を通して
    呼び出しを受けたとき前記電源スウィッチを接にするこ
    とによって前記移動体通信手段への電力供給を行う手段
    を有することを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項記載の端末装
    置において、GPSを搭載し、前記移動体通信手段を通
    して予め定められた事象が発生したときの位置情報を含
    む通信を行う手段を有することを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3の何れか1項記載の端末装
    置において、予め定められた事象の検出手段を規定する
    データを前記移動体通信手段を通して受信する手段を有
    することを特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3の何れか1項記載の端末装
    置において、予め定められた一定の周期を持つ時刻にな
    ったことを検出する時刻検出手段を備え、前記移動体通
    信手段に一定周期ごとに電力投入を行う手段を有するこ
    とを特徴とする端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3の何れか1項記載の端末装
    置において、容器に収められた高圧ガスの残量が予め定
    められた量以下になったことを検出する手段を有するこ
    とを特徴とする端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の端末装置において、前
    記時刻検出手段に予め定められた一過性の時刻になった
    ことを検出する手段を含ませ、前記移動体通信手段を通
    して受信するデ−タに前記一過性の時刻を書き換える時
    刻情報を含ませる手段を有することを特徴とする端末装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154963A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Matsushita Electric Works Ltd 無線センサ装置
JP2011211305A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Upr Kk 移動体通信端末および移動体通信端末が有する2次電池の充電方法

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