JP2002358252A - Snmpプロトコルにおけるエラー伝達方法、エラー伝達プログラム及びエラー伝達システム - Google Patents
Snmpプロトコルにおけるエラー伝達方法、エラー伝達プログラム及びエラー伝達システムInfo
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Abstract
ントからマネージャに一度に伝達することを可能とする
とともに、従来フォーマットと整合性を有するSNMP
によるエラー伝達方法、エラー伝達プログラム及エラー
伝達システムを提供する。 【解決手段】 マネージャはエージェントにPDUを送
り、エージェントはPDU内の全てのオブジェクトのエ
ラーの有無を検出し、PDUフォーマットの拡張部に全
てのオブジェクトのエラー情報を付加し、Respon
se−PDUとしてマネージャに送り返す。
Description
システムに関し、特に、複数のオブジェクトのエラー情
報を伝達可能とするSNMPプロトコルにおけるエージ
ェント又はマネージャからマネージャへのエラー伝達方
法、エラー伝達プログラム及びエラー伝達システムに関
する。
trol protocol/internet protocol)等のネットワーク
管理プロトコルとして、管理システム(マネージャ)
と、ネットワークに接続されたルーターやハブなどの各
種の管理対象となるネットワーク構成機器(エージェン
ト)との間で管理に必要なデータ(障害時の情報等)を
授受するための簡易ネットワーク管理プロトコル(simp
le network management protocol:「SNMP」とい
う。)が使用されている。
関するSNMPのオペレーションには、Get(管理情
報の収集)、Get−Next(次の管理情報の収
集)、Set(管理情報の設定)、Trap(障害の通
知)等があり、管理情報にはマネージメント・インフォ
メーション・ベースMIB(management information b
ase)と呼ばれる管理用データベースが使用され、エー
ジェント側がMIBに管理に必要な情報を記録して所有
し、マネジャ側はMIBの値を監視・管理し、管理対象
のネットワーク構成機器(デバイス)を制御、運用す
る。
NMP(V2)では、前記オペレーションを実行するた
めのマネージャとエージェント間のメッセージをプロト
コルデータユニット(protocol data unit:「PDU」
という。)と呼ばれる所定フォーマットでなる通信単位
で送受する。例えば、マネージャからエージェントへの
Get−RequestのためのPDU、マネージャか
らエージェントへのSet−RequestのためのP
DU、エージェントからマネージャへのGet−Res
ponseのためのPDU等である。
す図である。同図に示すように従来のPDUは、UDP
ヘッダとPDUデータフォーマットからなる。PDUデ
ータフォーマットには、前記オペレーションに関してマ
ネージャが複数のオブジェクト及びそれぞれ値を記述す
るObject−Name[1]〜[x]及びValu
e[1]〜[x]欄と、エージェントが前記オブジェク
ト等に関してエラーを検出したとき記述するError
−Status、Error−Index欄とが設
けられ、マネージャは、前記PDUをエージェント(A
gent)に送ってエージェントを複数のオブジェクト
に関して制御することを可能とし、エージェントは要求
されたSet、Get等の前記オペレーションを複数の
オブジェクト毎に処理を実行して、処理の実行結果をマ
ネージャに送り返すことを可能としている。
れたPDUによるSet、Get等のRequestに
対し、エージェントが当該Set、Get等の処理中に
PDU内のオブジェクト等にエラーを発見した場合、エ
ラー情報によりPDUフォーマット中のError−S
tatus、Error−Indexの値を変更し
たレスポンス−PDU(Response−PDUとも
いう。)をマネージャに送り返すことで、前記エラー情
報をマネージャに送り返す。
の処理動作に関しては、PDU内の複数のオブジェクト
の順次処理中においてエラーが発見されると、エラーの
発見された時点で当該オブジェクトに関する処理を終了
するだけでなく、後続のオブジェクトに関する処理をも
終了して、エラーの種類とエラーの原因となっている当
該オブジェクトに関してResponse−PDUのE
rror−Status、Error−Index
により前記マネージャに知らせる処理を行うようなシス
テム構成が採用されている。
のフォーマットにエラー情報を載せる個所が1オブジェ
クト分しか用意されておらず、また、エージェントはオ
ペレーションの作業において、PDU内オブジェクトに
エラーを発見するとその時点で通常の作業を停止し、そ
の1つのエラーをマネージャに伝える処理を行うような
システム構成が採用されているため、PDU内のオブジ
ェクトに複数のエラーが存在していたとしても、マネー
ジャはエージェントが最初に発見した単一のエラーの存
在しか認識することができないという問題があった。
トにエラーがある場合には、マネージャは同じPDUを
1箇所づつ修正して何度も(エラーを含んいる回数分)
エージェントに送らなければ、全てのエラーを認識、表
示し正しい処理を完了することができなかったので、S
NMPの前記オペレーションの処理効率が悪く、動作速
度上も問題があった。
クトのエラー情報をエージェント又はマネージャからマ
ネージャに一度に伝達することを可能とするSNMPプ
ロトコルにおけるエラー伝達方法、エラー伝達プログラ
ム及びエラー伝達システムを提供することにある。
従来フォーマットと整合性を有するSNMPプロトコル
におけるエラー伝達方法、エラー伝達プログラム及びエ
ラー伝達システムを提供することにある。
(V2)・PDUのエラー伝達方式はマネージャ−エー
ジェント間で授受するPDU内で複数のオブジェクトの
エラー状態の伝達を可能とするものである。この方式を
用いることによりマネージャにおいてPDU内の全オブ
ジェクトのエラー状態表示が可能となるシステムを構築
することが可能とする。
るレスポンス−PDUとしてデータ拡張部を設けたPD
U(「拡張型PDU」ともいう。)を用い、マネージャ
からのPDU内オブジェクトに2つ以上エラーが存在す
る場合にマネージャに対して、何れのエラー情報をも1
つの拡張型PDUにより伝達可能とする。
伝達にも使用可能であり、また本発明のシステムにおい
ては従来型のPDUをも適用可能であるから、従来のS
NMP(V2)プロトコルを用いるシステムとの整合性
を有する。つまり、
ー伝達方法は、エージェント又はマネージャからマネー
ジャへエラー情報を伝達するSNMPプロトコルにおけ
るエラー伝達方法であって、マネージャから送信された
PDUを受信するPDU受信ステップ(例えば図3の
A)と、受信したPDUの要求するオペレーション(例
えば、図3のGET処理D)をオブジェクト毎に順次処
理するPDUオブジェクト処理ステップ(例えば図3の
C〜F)と、前記PDUオブジェクト処理ステップにお
ける前記オブジェクト及びオブジェクトの処理に関する
エラーを検出するオブジェクトエラー検出ステップ(例
えば図3のC)と、前記オブジェクトエラー検出ステッ
プにおける1番目に検出されたエラーに基づきレスポン
ス−PDUのエラーステータス及びエラーインデックス
欄にエラー情報を付加するエラー情報付加ステップ(例
えば図3のH)と、前記オブジェクトエラー検出ステッ
プにおける2番目以降に検出されたエラーに基づき前記
レスポンス−PDUに設けたデータ拡張部に当該オブジ
ェクト及びエラーステータスをそれぞれ付加する拡張部
エラー情報付加ステップ(例えば図3のK、L)と、前
記レスポンス−PDUをマネージャに送信するレスポン
ス−PDU送信ステップ(例えば図3のG)と、を有す
ることを特徴とする。更に、2番目以降のエラーに基づ
きデータ拡張部へ当該オブジェクト及びエラーステータ
スを付加した場合に、マネージャにおけるデータ拡張部
の存在の識別用に前記レスポンス−PDUのデータレン
グス欄を書き換えるデータレングス書き換えステップ
(例えば図3のG)と、を有することを特徴とする。
ー伝達プログラムは、エージェント又はマネージャから
マネージャへエラー情報を伝達するSNMPプロトコル
におけるエラー伝達プログラムであって、コンピュータ
を、マネージャから送信されたPDUを受信するPDU
受信手段(例えば図3のA)、受信したPDUの要求す
るオペレーション(例えば、図3のGET処理D)をオ
ブジェクト毎に順次処理するPDUオブジェクト処理手
段(例えば図3のC〜F)、前記PDUオブジェクト処
理手段における前記オブジェクト及びオブジェクトの処
理に関するエラーを検出するオブジェクトエラー検出手
段(例えば図3のC)、前記オブジェクトエラー検出手
段における1番目に検出されたエラーに基づきレスポン
ス−PDUのエラーステータス及びエラーインデックス
欄にエラー情報を付加するエラー情報付加手段(例えば
図3のH)、前記オブジェクトエラー検出手段における
2番目以降に検出されたエラーに基づき前記レスポンス
PDUに設けたデータ拡張部に当該オブジェクト及びエ
ラーステータスを付加する拡張部エラー情報付加手段
(例えば図3のK、L)、前記レスポンス−PDUをマ
ネージャに送信するレスポンス−PDU送信手段(例え
ば図3のG)、として機能させることを特徴とする。更
に、前記コンピュータに、2番目以降のエラーに基づき
データ拡張部へ当該オブジェクト及びエラーステータス
を付加した場合に、マネージャにおけるデータ拡張部の
存在の識別用に前記レスポンス−PDUのデータレング
ス欄を書き換えるデータレングス書き換え手段(例えば
図3のG)、として機能させることを特徴とする。
ー伝達システムは、エージェント又はマネージャからマ
ネージャへエラー情報を伝達するSNMPプロトコルに
おけるエラー伝達システムであって、マネージャから送
信されたPDUを受信するPDU受信手段と、受信した
PDUの要求するオペレーションをオブジェクト毎に順
次処理するPDUオブジェクト処理手段と、前記PDU
オブジェクト処理手段における前記オブジェクト及びオ
ブジェクトの処理に関するエラーを検出するオブジェク
トエラー検出手段と、前記オブジェクトエラー検出手段
における1番目に検出されたエラーに基づきレスポンス
−PDUのエラーステータス及びエラーインデックス欄
にエラー情報を付加するエラー情報付加手段と、前記オ
ブジェクトエラー検出手段における2番目以降に検出さ
れたエラーに基づき前記レスポンスPDUに設けたデー
タ拡張部に当該オブジェクト及びエラーステータスを付
加する拡張部エラー情報付加手段と、前記レスポンス−
PDUをマネージャに送信するレスポンス−PDU送信
手段と、を有することを特徴とする。更に、2番目以降
のエラーに基づきデータ拡張部へ当該オブジェクト及び
エラーステータスを付加した場合に、マネージャにおけ
るデータ拡張部の存在の識別用に前記レスポンス−PD
Uのデータレングス欄を書き換えるデータレングス書き
換え手段と、を有することを特徴とする。
ージャ)にPDUを送り、エージェント(マネージャ)
はPDU内の全てのオブジェクトのエラーの有無を検出
し、エラーが検出された場合にPDUフォーマットのデ
ータ拡張部に全てのオブジェクトのエラー情報を付加
し、レスポンス−PDUとしてマネージャに送り返す。
全てのオブジェクトのエラー情報をエージェント(マネ
ージャ)からマネージャに一度に伝達することが可能で
あり、マネージャは全エラー情報の認識、表示を可能と
し、従来フォーマットとの整合性をも有する。
けるエラー伝達方法、エラー伝達プログラム及びエラー
伝達システムの一実施の形態について以下図面を参照し
て説明する。
するSNMPプロトコルを用いたネットワーク管理シス
テムのシステム構成例を示す概要図である。ネットワー
ク管理ステーション(NMS)に含まれるマネージャ1
と、管理対象のネットワーク構成機器(デバイス)NE
6と、ユーザ系ネットワーク又は基幹系ネットワーク7
とからなり、ネットワーク構成機器6はエージェント
2、管理用データベースMIB(management informati
on base)4、リソースマネージャRM(Recourse Mana
ger)3等を含み、また、バスBUSを介して他のパッ
ケージPKG5のF/W8、H/W9等と接続されてい
る。
に基づきネットワーク管理ステーションのマネージャ1
は、SNMPプロトコルを用いてエージェント2に対し
て後述する本実施の形態のPDUのデータフォーマット
によりコマンドを送り、ネットワーク構成機器NE6を
監視、管理する。これに対しエージェント2は、RM
(Recourse Manager)にH/Wの設定やMIB(Manage
ment Information Base)4の書き換え又は読み出し等
を行なわせ、そのレスポンス−PDU(Respons
e−PDU)をマネージャに送り返す動作を行なう。
コマンド内のオブジェクトがMIB4内に存在しない、
又は設定値がオブジェクトの取り得る値の範囲外である
等、オブジェクトにエラーが発見された時、エージェン
トはマネージャに送り返すResponse−PDUの
中にその情報を記入する。
て送ったPDU内のオブジェクトにエラーが存在してい
た場合のエージェントからのレスポンス時の拡張型PD
Uのデータフォーマットを示す図である。
マットは、図2に示すように、従来型PDUデータフォ
ーマットに拡張部を追加したフォーマット構成を有
している。拡張部には、マネージャから送られてきた
Object−Name[1]〜[x]のうち、エラー
を伴うオブジェクトを示すObject−Name
[y]、[z]、…と、そのエラーの状態等を示すEr
ror−Status[y]、[z]…とが記入され
る。
us、Error−Indexには、最初にエラーと
判断されたオブジェクトを示すObject[y]につ
いてのみ、エラー状態と当該Object[y]が何番
目のオブジェクトであるかが記入される。
について、図3、4を参照して説明する。本実施の形態
の動作として、Get−Request−PDUがマネ
ージャからエージェントに送られてきた時の動作につい
て説明する。図3は、エージェントがマネージャからの
Get−Request−PDUを受け取った時の処理
フローを示す図である。
内にエラーがない場合(ステップC〜G)の動作につい
て説明する。エージェントはマネージャからのPDUを
受け取り(ステップA)、PDU処理を開始する(ステ
ップB)。受信したPDU内のオブジェクトn=1番目
にエラーがあるか否かを判断し(ステップC)、エラー
がなければPDU内のオブジェクト、Get−Requ
estに対する処理を行いnをインクリメントし(ステ
ップE)、nが総オブジェクト数x以下であれば(ステ
ップF)、再度ステップCから同様の処理を繰り返す。
nがxを越えると(ステップF)、マネージャへRes
ponse−PDUを送出する。
に複数のエラーがある場合として、PDU内のオブジェ
クトのn=y番目とn=z番目にエラーがある場合の動
作(ステップC、H〜L、G)を説明する。エージェン
トはマネージャからのPDUを受け取り(ステップ
A)、PDU処理を開始する(ステップB)。前述と同
様に受信したPDU内のオブジェクトn=1番目にエラ
ーがあるか否かを判断し(ステップC)、エラーがなけ
ればPDU内のオブジェクトのGet−Request
に対する処理を行いnをインクリメントする(ステップ
E)動作を繰り返す。n=y番目にステップCでPDU
内のオブジェクトに最初のエラーが発見されるので、ス
テップHにおいて、従来と同様にPDU内のエラーの発
生による処理及び拡張部へのエラー情報を付加する処理
を行う。つまり、従来のSNMP(V2)と同様に通常
のPDU処理(Get)は終了とし、更に従来のエラー
処理であるError−Status、Error−
Indexへの変更を行う。そしてPDUの拡張部に
エラーを起こしたオブジェクトを示すObject
[y]とそのエラーの状態等を示すError−Sta
tus[y]を付加する。
次に、ステップIでnをインクリメントし、nが総オブ
ジェクト数x以下であれば(ステップJ)、PDU内の
後続のオブジェクトの処理中にエラーがあるか否かを判
断し(ステップK)、エラーがなければnをインクリメ
ントし(ステップI)、同様の判断を繰り返し(ステッ
プJ、K)、n=z番目でエラーが発見されるので拡張
部へのエラー情報の付加を行う(ステップK、L)。n
=xまでの全てのオブジェクトのエラーの有無の検出、
処理が終了するとステップJから抜けて、エラーが発見
されたことによりPDUのLengthが長くなるので
UDPヘッダ内のLengthの値を書き換えてマネー
ジャへのResponse−PDUを送出する(ステッ
プG)。
に、PDU内に単一のエラーがある場合には、前述のエ
ラー有りの処理動作において、当該エラーによる処理
後、ステップIでnをインクリメントし、nが総オブジ
ェクト数x以下であれば(ステップJ)、PDU内の後
続のオブジェクトの処理中にエラーがあるか否かを判断
し(ステップK)、エラーがないのでnをインクリメン
トする(ステップI)動作を繰り返し(ステップJ、
K)、n=xまで残るオブジェクトのエラーなしの検
出、処理が終了するとステップJから抜けて、マネージ
ャへResponse−PDUを送出する(ステップ
G)。つまり、従来方式の処理結果と同様となる。
は、PDU内のオブジェクトにエラーを含まない時の通
常のGet処理を可能とするものである。ステップC、
Hは、従来のSNMP(V2)のみをサポートするシス
テムに対応可能とするものであり、ステップI〜Lは、
複数のオブジェクトのエラーへの対応を可能とするもの
である。ステップC、H〜L、Gにより、PDU内のエ
ラーのあるオブジェクト数だけエラー情報を拡張部に付
加しResponse−PDUをマネージャへ送信する
ことが可能となる。
Response−PDUを受け取った時の処理フロー
を示す図である。
nse−PDUを受け取ると(ステップM)、まずEr
ror−Statusを見てResponse−PDU
中にエラーを含んでいるか否かを検証する(ステップ
N)。なければ、マネージャにて「noError」表
示を行い通常のGetの表示処理に移る(ステップ
Q)。エラーを含んでいるのなら、次にUDPヘッダの
Lengthを見て、マネージャがエージェントへ送出
した時点でのGet−Request−PDUのLen
gthとそのResponse−PDUのLength
とを比較する(ステップO)。Lengthが同値であ
れば従来のSNMP(V2)のPDU受信の処理を行な
う(ステップR)。LengthがResponse−
PDUの方が大きければPDUの拡張部が付加されてい
ると判断し、拡張部のエラー情報を抽出する(ステップ
P)。
jectの情報が入っているので、マネージャにおいて
全てのエラー情報を表示することができる。また、エラ
ーを含まないため、拡張部に付加されていないオブジェ
クトは、PDU内のオブジェクトとエラーが発生したオ
ブジェクトとの差分をとって抽出し、noError
(0)をマネージャにおいて付加して表示させることも
できる。
ャが拡張部を含むResponse−PDUを受信した
時はステップOをスキップし、ステップQの処理を行な
うことになるが、Error−Status、Erro
r−Indexには1つ目のオブジェクトのエラー情報
が入っているので従来のSNMP(V2)どおりの動き
となる。
態では、Get−Request−PDUに対してのR
esponse−PDUについて説明したが、本発明は
(i)Set−Request−PDU、(ii)Get
Next−Request−PDU、(iii)Get
Bulk−Request−PDUがマネージャから
エージェントに送られてきたときのResponse−
PDUの送信に関しても、同様に適用可能である。
(i)〜(iii)のどのPDUに対する処理についても、
図3に示すステップDにおいて、(i)〜(iii)のそれ
ぞれの通常の処理(エラーでない時の処理)を行なうこ
とにより、エラーに対する処理はGet−Reques
t−PDUに対してのエラー処理と同様に行えばよい。
また、マネージャにおける処理では、Response
−PDUに対してエラーに関する処理は、(i)〜(ii
i)及びGet−Request−PDUのどの場合に
対するResponse−PDUに関する処理も図4に
示す処理動作と同様に行えばよい。
ェント間のメッセージのやりとりを行う実施の形態につ
いて説明したが、本発明は、マネージャ−マネージャ間
のメッセージのやりとりを行うためのInformat
ion−Request−PDU、及び該PDUに対す
るResponse−PDUにも適用することができ
る。この場合、図3に示す処理動作は、エージェントに
代えてマネージャで行なう処理動作となる。
ージャ−エージェント間及びマネージャ−マネージャ間
の処理動作はPNMPプロトコルを用いた処理として、
典型的手段としてコンピュータによりソフトウエアによ
り実行されうるものであることは云うまでもない。
する拡張部を設けたフォーマットとし、オブジェクトの
エラー情報を付加することを可能としたことにより、マ
ネージャから送出したPDU内のオブジェクトの全ての
エラー情報を一度にそのマネージャに送信することがで
き、マネージャはエラー情報を把握することが可能であ
る。
ットから外れることなく、エラー情報を付加できる方式
であるため、汎用性が高いネットワーク管理システムを
構成することが可能である。
エラー伝達方法及びシステムの実施の形態のシステム構
成を示す図である。
ットの構成例を示す図である。
DUの受信時の処理フローを示す図である。
受信時のエラー表示処理フローを示す図である。
す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 エージェント又はマネージャからマネー
ジャへエラー情報を伝達するSNMPプロトコルにおけ
るエラー伝達方法であって、マネージャから送信された
PDUを受信するPDU受信ステップと、受信したPD
Uの要求するオペレーションをオブジェクト毎に順次処
理するPDUオブジェクト処理ステップと、前記PDU
オブジェクト処理ステップにおける前記オブジェクト及
びオブジェクトの処理に関するエラーを検出するオブジ
ェクトエラー検出ステップと、前記オブジェクトエラー
検出ステップにおける1番目に検出されたエラーに基づ
きレスポンス−PDUのエラーステータス及びエラーイ
ンデックス欄にエラー情報を付加するエラー情報付加ス
テップと、前記オブジェクトエラー検出ステップにおけ
る2番目以降に検出されたエラーに基づき前記レスポン
ス−PDUに設けたデータ拡張部に当該オブジェクト及
びエラーステータスをそれぞれ付加する拡張部エラー情
報付加ステップと、前記レスポンス−PDUをマネージ
ャに送信するレスポンス−PDU送信ステップと、を有
することを特徴とするSNMPプロトコルにおけるエラ
ー伝達方法。 - 【請求項2】 2番目以降のエラーに基づきデータ拡張
部へ当該オブジェクト及びエラーステータスを付加した
場合に、マネージャにおけるデータ拡張部の存在の識別
用に前記レスポンス−PDUのデータレングス欄を書き
換えるデータレングス書き換えステップと、を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のSNMPプロトコルにお
けるエラー伝達方法。 - 【請求項3】 エージェント又はマネージャからマネー
ジャへエラー情報を伝達するSNMPプロトコルにおけ
るエラー伝達プログラムであって、コンピュータを、マ
ネージャから送信されたPDUを受信するPDU受信手
段、受信したPDUの要求するオペレーションをオブジ
ェクト毎に順次処理するPDUオブジェクト処理手段、
前記PDUオブジェクト処理手段における前記オブジェ
クト及びオブジェクトの処理に関するエラーを検出する
オブジェクトエラー検出手段、前記オブジェクトエラー
検出手段における1番目に検出されたエラーに基づきレ
スポンス−PDUのエラーステータス及びエラーインデ
ックス欄にエラー情報を付加するエラー情報付加手段、
前記オブジェクトエラー検出手段における2番目以降に
検出されたエラーに基づき前記レスポンスPDUに設け
たデータ拡張部に当該オブジェクト及びエラーステータ
スを付加する拡張部エラー情報付加手段、前記レスポン
ス−PDUをマネージャに送信するレスポンス−PDU
送信手段、として機能させることを特徴とするSNMP
プロトコルにおけるエラー伝達プログラム。 - 【請求項4】 前記コンピュータに、2番目以降のエラ
ーに基づきデータ拡張部へ当該オブジェクト及びエラー
ステータスを付加した場合に、マネージャにおけるデー
タ拡張部の存在の識別用に前記レスポンス−PDUのデ
ータレングス欄を書き換えるデータレングス書き換え手
段、として機能させることを特徴とする請求項3記載の
SNMPプロトコルにおけるエラー伝達プログラム。 - 【請求項5】 エージェント又はマネージャからマネー
ジャへエラー情報を伝達するSNMPプロトコルにおけ
るエラー伝達システムであって、マネージャから送信さ
れたPDUを受信するPDU受信手段と、受信したPD
Uの要求するオペレーションをオブジェクト毎に順次処
理するPDUオブジェクト処理手段と、前記PDUオブ
ジェクト処理手段における前記オブジェクト及びオブジ
ェクトの処理に関するエラーを検出するオブジェクトエ
ラー検出手段と、前記オブジェクトエラー検出手段にお
ける1番目に検出されたエラーに基づきレスポンス−P
DUのエラーステータス及びエラーインデックス欄にエ
ラー情報を付加するエラー情報付加手段と、前記オブジ
ェクトエラー検出手段における2番目以降に検出された
エラーに基づき前記レスポンスPDUに設けたデータ拡
張部に当該オブジェクト及びエラーステータスを付加す
る拡張部エラー情報付加手段と、前記レスポンス−PD
Uをマネージャに送信するレスポンス−PDU送信手段
と、を有することを特徴とするSNMPプロトコルにお
けるエラー伝達システム。 - 【請求項6】 2番目以降のエラーに基づきデータ拡張
部へ当該オブジェクト及びエラーステータスを付加した
場合に、マネージャにおけるデータ拡張部の存在の識別
用に前記レスポンス−PDUのデータレングス欄を書き
換えるデータレングス書き換え手段と、を有することを
特徴とする請求項3記載のSNMPプロトコルにおける
エラー伝達システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001167391A JP3763140B2 (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | Snmpプロトコルにおけるエラー伝達方法、エラー伝達プログラム及びエラー伝達システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002358252A true JP2002358252A (ja) | 2002-12-13 |
JP3763140B2 JP3763140B2 (ja) | 2006-04-05 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011223087A (ja) * | 2010-04-05 | 2011-11-04 | Seiko Epson Corp | 通信システム、処理要求装置、処理応答装置、通信方法、及びそのプログラム |
CN110908820A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-03-24 | 北京达佳互联信息技术有限公司 | 一种异步任务的执行方法、装置、设备及存储介质 |
-
2001
- 2001-06-01 JP JP2001167391A patent/JP3763140B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011223087A (ja) * | 2010-04-05 | 2011-11-04 | Seiko Epson Corp | 通信システム、処理要求装置、処理応答装置、通信方法、及びそのプログラム |
CN110908820A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-03-24 | 北京达佳互联信息技术有限公司 | 一种异步任务的执行方法、装置、设备及存储介质 |
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---|---|
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