JP2002357640A - 半導体デバイス試験装置 - Google Patents

半導体デバイス試験装置

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JP2002357640A
JP2002357640A JP2001168048A JP2001168048A JP2002357640A JP 2002357640 A JP2002357640 A JP 2002357640A JP 2001168048 A JP2001168048 A JP 2001168048A JP 2001168048 A JP2001168048 A JP 2001168048A JP 2002357640 A JP2002357640 A JP 2002357640A
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voltage
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Shinsuke Seki
信介 関
Shigeru Makishima
茂 牧島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被試験半導体デバイスに対して補助回路を通
して試験信号を印加し、試験を行う構成とした半導体デ
バイス試験装置において、補助回路の起動時に発生する
熱ジッタの影響を低減する。 【解決手段】 補助回路と被試験半導体デバイスに電源
を印可したタイミングからその印可タイミングに至るま
でにデバイス電源が停止していた時間に比例する待ち時
間を発生させ、この待ち時間の遅延後に試験を開始させ
ることにより補助回路で発生するジッタの影響を除去す
る構成とした半導体デバイス試験装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路で
構成された半導体メモリ、或いはCPU等と呼ばれる演
算処理装置等の半導体デバイスを試験する半導体デバイ
ス試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に一般的な半導体デバイス試験装置
の搬略の構成を示す。図5に示す100は半導体デバイ
ス試験装置本体を示す。半導体デバイス試験装置本体1
00は主制御器111と、パターン発生器112、タイ
ミング発生器113、波形フォーマッタ114、論理比
較器115、不良解析メモリ118、論理振幅基準電圧
源121、比較基準電圧源122、デバイス電源123
等により構成される。
【0003】主制御器111は一般にコンピュータシス
テムによって構成され、利用者が制作した試験プログラ
ムに従って主にパターン発生器112とタイミング発生
器113を制御し、パターン発生器112から試験パタ
ーンデータを発生させ、この試験パターンデータを波形
フォーマッタ114で実波形を持つ試験パターン信号に
変更する。この試験パターン信号はテストヘッド200
に搭載されたドライバ群116に供給され、このドライ
バ群116で論理振幅基準電圧源121に設定した振幅
値を持った波形に電圧増幅されてパフォマンスボード2
01に装着された被試験半導体デバイスDUTに印加さ
れる。被試験半導体デバイスDUTから出力される応答
信号はアナログ比較器群117で比較基準電圧源122
から与えられる基準電圧と比較し、所定の論理レベル
(H論理の電圧、L論理の電圧)を持っているか否かを
判定し、所定の論理レベルを持っていると判定した信号
は論理比較器115でパターン発生器112から出力さ
れる期待値と比較し、期待値と不一致が発生した場合
は、その読み出したアドレスのメモリセルに不良がある
ものと判定し、不良発生毎に不良解折メモリ118に不
良アドレスを記憶し、試験終了時点で例えば不良セルの
救済が可能か否かを判定する。
【0004】テストヘッド200にはパフォーマンスボ
ード201が設けられ、このパフォーマンスボード20
1上にICソケット202が搭載され、このICソケッ
ト202に被試験半導体デバイスDUTが装着され、こ
のICソケット202を通じて被試験半導体デバイスD
UTが半導体デバイス試験装置本体100に電気的に接
続される。テストヘッド200に装着された被試験半導
体デバイスDUTは半導体デバイス試験装置本体100
に搭載されているデバイス電源123から電源電圧が印
加され、試験中の動作状態が保証される。尚、図5では
テストヘッド200に1個の被試験半導体デバイスDU
Tが搭載されている例を示しているが現実には被試験半
導体デバイスDUTがメモリである場合は例えば64
個、CPUの様な半導体、デバイスである場合には2〜
4個程度のデバイスが搭載され、これら複数の半導体デ
バイスの試験が同時に実施される。
【0005】上述したように、被試験半導体デバイスD
UTには半導体デバイス試験装置本体100からドライ
バ群116を通じて試験パターン信号を印加し、被試験
半導体デバイスDUTを動作させている。一般的な規格
の半導体デバイスであるならばドライバ群116の出力
によって被試験半導体デバイスDUTを駆動させること
ができる。然し乍ら、被試験半導体デバイスDUTが特
殊な規格である場合にはドライバ群116の出力(パワ
ー)では不足する場合がある。
【0006】このような場合、従来より図6に示すよう
にパフォーマンスボード201上に補助回路203を搭
載し、この補助回路203により例えばドライバ群11
6から送られてくる試験パターン信号を補助的に補強
(例えば増幅)し、その増幅した試験パターン信号を被
試験半導体デバイスDUTに印加する。この場合、補助
回路203はデバイス電源123から電源の供給を受け
て動作する方法が採られる。半導体デバイスの試験には
複数の試験項目が存在し、各試験項目毎に試験が実行さ
れる。一つの試験項目が終了すると被試験半導体デバイ
スDUTに印加している電源電圧はゼロの状態に落とさ
れ、電源電圧がゼロの状態に落ちている状態で半導体デ
バイス試験装置本体100では試験条件の設定変更(プ
ログラムにより自動的に実行される)が実行され、試験
条件の設定変更が完了した時点で次の試験項目の試験を
再開する。
【0007】このように、試験条件を変更する期間に被
試験半導体デバイスDUTに与えて入る電源電圧をゼロ
に落とす理由は、試験条件の設定変更中に誤って過大な
信号が発生し、この信号が被試験半導体デバイスDUT
に印加されても、被試験半導体デバイスDUTを不動作
の状態に維持しておくことにより被試験半導体デバイス
DUTが破損されることを阻止するためである。このよ
うな理由から補助回路203も試験条件の変更毎に電源
電圧がゼロに落とされ不動作状態に維持されることにな
る。ここで補助回路203に限らず半導体集積回路で構
成されたデバイスは電源電圧の印加が解かれると、回路
を構成している半導体基板の温度が低下し、この温度の
低下と共に応答速度も早くなる傾向を呈する。この変化
をここでは熱平衡特性と称することにする。この熱平衡
特性を呈することにより、試験条件を変更し、試験を再
開する際に試験の再開直後と、試験の再開から或る時間
が経過した時点での試験パターン信号の通点時間(補助
回路203を試験パターン信号が通過する時間)に変動
が発生し、これが起因して被試験パターン信号にジッタ
が与えられる不都合が生じる。このジッタをここでは熱
ジッタと呼ぶことにする。
【0008】被試験半導体デバイスDUTに印加する試
験パターン信号に補助回路203が存在することによっ
て熱ジッタが与えられると、その熱ジッタによる影響が
被試験半導体デバイスDUTの動作に与えられ、応答出
力信号の発生タイミングにも影響を与えるため、正しい
試験を行うことができなくなる欠点が生じる。このため、
従来は試験の再開時点で、電源の復旧時点から補助回路
203を構成する半導体基板の温度が定常状態に安定す
るまで待ち時間を与え、その待ち時間が経過した時点で
次に予定している項目の試験を行う構成としている。
【0009】図7はそのフローチャートを示す。ステッ
プSP−1で試験条件を設定する。試験条件を変更して
いる間はデバイス電源123の出力はオフの状態に維持
されている。ステップSP−2でデバイス電源123を
オンの状態に制御し、被試験半導体デバイスDUT及び
補助回路203に電源電圧を印加する。ステップSP−
3で試験の開始を遅らせ、待ち時間を与える。ステップ
SP−4で待ち時間の終了を検出し、試験を実行する。
【0010】ステップSP−5で試験の終了を検出し、
デバイス電源123の出力電圧をゼロに落す。ステップ
SP−6では複数ある試験条件の全てを試験したか否か
を判定しその判定結果が「末」であればステップSP−1
に戻る。全ての条件の試験が完了していれば、現在テス
トヘッド200上に装着している半導体デバイスの試験
を終了し、次に試験すべき半導体デバイスをパフォーマ
ンスボード201上に装着する作業を実行する。
【0011】ステップSP−3で与える待ち時間は補助
回路203の熱ジッタが十分小さい値に収束する時間を
見込んで、例えば70秒程度の時間に設定している。図
8に一般的な回路素子の熱平衡特性を示す。図中曲線A
が直前のオフ時間が100秒であった場合の回路素子が
発生する熱平衡特性を示す。曲線Bは直前の停止時間が
10秒の場合の熱平衡特性、曲線Cは直前の停止時間が
1秒の場合の熱平衡特性を示す。図示するように停止時
間が長い程、起動直後に発生する熱ジッタの量が大きい
ことが解かる。熱ジッタの量が許容値D1に達するまで
の時間を待ち時間と称することにする。直前の停止時間
が充分長い100秒程度の場合、図8から明らかなよう
に待ち時間は約70秒程度に選定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】被試験半導体デバイス
DUTを交換し、新たに試験を開始する場合には、被試
験半導体デバイスDUTを交換している時間が比較的長
いため、待ち時間を70秒程度に選定している。このた
め、試験中に試験条件を変更するために停止する場合
も、一率に待ち時間を70秒程度に選定しているため、
補助回路203を用いて試験する場合の試験時間が長く
なる不都合が生じる。つまり、試験中に試験の条件を変
更する作業は数10回程度実行するから、その回数分だ
け、待ち時間が介挿されるため、試験に要する時間が長
くなることになる。
【0013】この発明の目的は補助回路を用いる試験で
あるにも係わらず試験時間を短くすることができる半導
体デバイス試験装置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1では
試験項目の終了毎に被試験半導体デバイスの印加する電
源電圧に印加を停止するデバイス用電源と、パフォーマ
ンスボード上に搭載され、デバイス用電源によって駆動
され、半導体デバイス試験装置本体から送られてくる試
験信号を補強して被試験半導体デバイスに印加する補助
回路と、この補助回路の停止時間に対応した待ち時間を
発生する待ち時間生成回路と、この待ち時間生成回路が
生成した待ち時間に従って試験の開始タイミングを決定
する試験起動制御手段と、を付加した構成とした半導体
デバイス試験装置を提案する。
【0015】この発明の請求項2では請求項1記載の半
導体デバイス試験装置において、待ち時間生成回路が生
成する待ち時間は、補助回路に電源電圧が印加された時
点から補助回路に定められた熱平衡特性によって発生す
る熱ジッタの量が所定の値以下に抑御される時間である
とする半導体デバイス試験装置を提案する。この発明の
請求項3では請求項1又は2記載の半導体デバイス試験
装置の何れかにおいて、補助回路が呈する熱平衡特性が
指数関数特性である場合には待ち時間発生回路はコンデ
ンサの充放電電圧によって待ち時間を生成する構成とし
た半導体デバイス試験装置を提案する。
【0016】作用この発明による半導体デバイス試験装
置の構成によれば、補助回路の停止時間に対応した待ち
時間を生成させ、この待ち時間の終了時点で試験を再開
させる構成としたから、補助回路の停止時間が短いにも
係わらず、一率に長い待ち時間を実行しなくて済むた
め、試験条件の変更の回数が多くあっても、試験に要す
る時間が長くなることを阻止することができる利点が得
られる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1にこの発明による半導体デバ
イス試験装置の一実施例を示す。この発明では補助回路
203を用いて半導体デバイス試験装置本体100から
供給される試験パターン信号を補強して被試験半導体デ
バイスDUTに印加する構成とした半導体デバイス試験
装置において、補助回路203の停止時間に対応する待
ち時間を生成する待ち時間生成回路204と、この待ち
時間生成回路204で生成した待ち時間にしたがって試
験を再開させる試験起動制御手段124とを設けた構成
を特徴とするものである。
【0018】被試験半導体デバイスDUT及び補助回路
203は上述したように半導体デバイス試験装置本体1
00に設けたデバイス電源123から供給される電源電
圧によって動作する。従って、補助回路203は上述し
たように被試験半導体デバイスDUTの試験が或る試験
項目を終了するごとに電源がゼロの状態に落とされる。
待ち時間生成回路204は補助回路203が動作を停止
している時間を計測し、その停止時間に対応した待ち時
間を生成する。図2に待ち時間生成回路204の一実施
例を示す。この実施例ではこの待ち時間生成回路204
Cを基準電圧発生回路204Aと、電圧比較器204B
と、時定数回路204と、分圧回路204Dとによって構
成した場合を示す。
【0019】基準電圧発生回路204Aはデバイス電源
123から出力される標準電圧VF(この標準電圧VF
他のデバイス電圧VPPSのように試験終了毎にオフの状
態に制御されない)の供給を受け、この標準電圧VFを一
定の基準電圧Vrefに維持する動作を実行する。基準電圧
発生回路204Aが出力する基準電圧Vrefを分圧回路
204Dに印加し、所定の電圧に分圧した分圧電圧V1
を得る。この分圧電圧V1を電圧比較器204Bのこの
側では非反転入力端子に印加する。一方、時定数回路2
04CはコンデンサC1と抵抗器R1との直列回路によ
って構成される。この直列回路にデバイス電源123が
出力するデバイス電源電圧VPPSを印加する。このデバイ
ス電源電圧VPPSは上述したように試験の開始時にオン
とされ、終了時にオフに制御される。従って、試験項目の
開始と同時に時定数回路204Cを構成するコンデンサ
C1に充電が開始され、その充電電圧V2が漸次上昇を
開始する。このコンデンサC1の充電電圧V2を電圧比
較器204Bの反転入力端子に印加する。
【0020】電圧比較器204Bの反転入力端子に入力
される充電電圧V2が非反転入力端子に入力されている
分圧電圧V1より低い状態にあるとき、その出力はH論
理を出力し、充電電圧V2が分圧電圧V1より高くなる
と電圧比較器204Bの出力はL論理に反転する。図3
はその様子を示す。図3Aは時定数回路204Cが出力
する充電電圧V2の変化の様子を示す。時点T1で初期
試験項目の試験が開始される。試験開始時点でデバイス
電源123が被試験半導体デバイスDUTに印加する電
圧を発生する。このデバイス電源電圧VPPSの印加開始
に伴って時定数回路204Cから出力される充電電圧V
2は時定数回路204Cの時定数に従って指数関数曲線
に従って上昇を開始する。この状態では電圧比較器20
4Bの出力はH論理を出力している(図2B参照)。
【0021】電圧比較器204Bの出力は試験起動制御
手段124に印加される。試験起動制御手段124は待
ち時間生成回路からL論理信号受け取ると半導体デバイ
ス試験装置本体100に起動信号を与える。つまり、充
電電圧V2が分圧電圧V1に達すると、電圧比較器20
4Bの出力が図の側ではL論理に反転するからこのL論
理の立下りのタイミングT2が試験起動制御手段124
に与えるれると、この試験起動制御手段124は起動信
号を発生し、この起動信号により半導体デバイス試験装
置本体100は1番目の試験項目の試験を開始する。図
2Bに示すY1は初期の待ち時間、Y2は1番目の試験
項目の試験実行時間を示す。
【0022】タイミングT3で1番目の試験項目の試験
が終了すると、試験プログラムの記述に従って、デバイ
ス電源123がオフの状態に制御される。図2に示した
基準電圧発生回路204Aから出力され基準電圧Vref
はそのままの値に維持されるが、時定数回路204Cが
出力する充電電圧V2は下降を開始する。充電電圧V2
が分圧電圧V1を横切り、分圧電圧V1より低下すると
電圧比較器204Bの出力はH論理に立上るが、このH
論理への立上りに対して試験起動制御手段124は無応
答である。
【0023】試験条件の変更が実行されている間、時定
数回路204Cが出力する充電電圧V2は低下を続け、
停止時間に対応した電圧まで低下する。試験条件の変更
が完了し、試験プログラムに従って、2項目の試験が開
始(実質的のは試験は開始されないが、デバイス電源1
23のみが起動されデバイス電源VPPSの供給を開始す
る。)これにより時定数回路204Cが出力する充電電
圧V2は上昇に転ずる。充電電圧V2が分圧電圧V1を
横切って分圧電圧V1より高くなると電圧比較器204
Bの出力はL論理に反転し、このL論理への立ち下りが
試験起動制御手段124に入力されることにより、試験
起動制御手段124は起動信号を発信し、半導体デバイ
ス試験装置本体100を起動させ、試験を開始させる。
デバイス電源123が起動されたタイミングT1又はT
4から充電電圧V2が分圧電圧V1を越えるタイミング
T2又はT5までの時間TS1及びTS2はここで言う
待ち時間に相当し、この待ち時間TS1、TS2はデバ
イス電源123が停止している時間に比例することにな
る。
【0024】図4は上述した、待ち時間生成回路204
を設けた場合の制御シーケンスを説明するためのフロー
チャートを示す。 ステップSP−1では試験条件の設定を行う。 スッテプSP−2でデバイス電源123をオンに制御す
る。 ステップSP−3で待ち時間生成回路204の出力がL
論理のレベルにあるか否かを判定する。 ステップSP−4で被試験半導体デバイスDUTに対し
て試験が実行される。
【0025】ステップSP−5でデバイス電源がオフに
制御される。 試験の終了時点でステップSP−6で全て試験が完了し
たか否かを判定する。全ての試験が完了していない場合
は、ステップSP−1に戻る。全ての条件が試験されてい
る場合はステップSP−7に進み終了する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
デバイス電源123がオンになったタイミングから時定
数回路204Cの時定数に従って、試験の開始が遅延さ
れるから。この遅延時間に従って熱ジッタによる影響を
軽減することができる。然もこの説明によれば、デバイ
ス電源の停止時間に比例した待ち時間を発生させるか
ら、熱ジッタの発生を極力小さくすることができる。また
停止時間の長短に応じて待ち時間の長さを制御する時間
も短くすることができる。この結果、試験項目数が多く存
在しても、試験に要する時間を短くすることができる利
点が得られる。
【0027】尚、上述では待ち時間の発生を時定数回路
で発生させる構成を例示して説明したが例えば感熱素子
の抵抗値の変化を時間変化して変換して待ち時間を発生
させるか、或いはアップ・ダウンカウンタを用い、デバ
イス電源123のオフ時間中ににある周波数のクロック
を積算させ、デバイス電源123オンの状態に戻った時
点でその計数値を他の周波数のクロックでダウンカウン
トして所定の待ち時間を発生させる等の種々の構成が考
えられ、必ずしも時定数回路のみに限定されるものでな
いことは容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのブロック
図。
【図2】この説明の要部の実施例を説明するためのブロ
ック図。
【図3】図2の動作を説明するためのタイミングチャー
ト。
【図4】この発明の要部の動作を説明するためのタイミ
ングチャート。
【図5】半導体デバイス試験装置の概要を説明するため
のブロック図。
【図6】発明が解決しようとする課題を説明するための
ブロック図。
【図7】従来の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】この発明で解決しようとしている熱ジッタと待
ち時間の関係を説明する為のグラフ。
【符号の説明】
100 半導体デバイス試験装置本体 123 デバイス電源 124 試験起動制御手段 200 テストヘッド 201 パフォーマンスボード 202 ICソケット 203 補助回路 204 待ち時間生成回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A、試験項目の終了毎に被試験半導体デバ
    イスに印加する電源電圧の印加を停止するデバイス用電
    源と、 B、パフォーマンスボード上に搭載され、上記デバイス
    用電源によって駆動され、半導体デバイス試験装置本体
    から送られてくる試験信号を補強して被試験半導体デバ
    イスに印加する補助回路と、 C、この補助回路の停止時間に対応した待ち時間を発生
    する待ち時間生成回路と、 D、この待ち時間生成回路が生成した待ち時間に従って
    試験の開始タイミングを決定する試験起動制御手段と、
    によって構成したことを特徴とする半導体デバイス試験
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体デバイス試験装置に
    おいて、上記待ち時間生成回路が生成する待ち時間は、上
    記補助回路に電源電圧が印加された時点から上記補助回
    路に定められた熱平衡特性によって発生する熱ジッタの
    量が所定の値以下に抑御される時間であることを特徴と
    する半導体デバイス試験装置。
  3. 【請求項3】請求項1、2記載の半導体デバイス試験装
    置の何れかにおいて、上記補助回路が呈する熱平衡特性
    が指数関数特性である場合は上記待ち時間発生回路はコ
    ンデンサの充放電電圧によって待ち時間を生成する構造
    とした半導体デバイス試験装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007243160A (ja) * 2006-02-09 2007-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路装置及びその検査方法
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