JP2002357179A - 可変容量圧縮機 - Google Patents

可変容量圧縮機

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JP2002357179A
JP2002357179A JP2001165085A JP2001165085A JP2002357179A JP 2002357179 A JP2002357179 A JP 2002357179A JP 2001165085 A JP2001165085 A JP 2001165085A JP 2001165085 A JP2001165085 A JP 2001165085A JP 2002357179 A JP2002357179 A JP 2002357179A
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drive shaft
rotary swash
piston
damping
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JP2001165085A
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Masaki Ota
太田  雅樹
Masahiro Kawaguchi
真広 川口
Tomoji Taruya
知二 樽谷
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変容量圧縮機において、回転斜板が駆動軸
に対し急激に変動するのを抑えることで回転斜板の挙動
を安定化させるのに有効な技術を提供する。 【解決手段】 斜板形可変容量圧縮機において、駆動軸
8と回転斜板11との間には減衰機構50が設けられて
いる。減衰機構50は、矢印80あるいは82方向へ摺
動可能なスリーブ部材51、スリーブ部材51の両側に
設けられたベローズ部材52,53等によって構成され
ている。スリーブ部材51が回転斜板11の摺動および
傾動にともなって移動するとき、ベローズ部材52,5
3によって封入された冷媒は、クリアランス51aを通
じて空間部54と空間部55との間を移動する。このと
きの冷媒およびベローズ部材52,53の減衰抵抗によ
って、スリーブ部材51の移動を規制することで、回転
斜板11の挙動を安定化させるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両空調装置等に
用いられる斜板形の可変容量圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−264371号公報には、
車両空調用に用いられる斜板形の可変容量圧縮機が開示
されている。この圧縮機において、駆動軸のトルクは、
該駆動軸に固着されたローターからヒンジ機構を介して
回転斜板に伝達される。この回転斜板にはシューを介し
てピストンが連結され、該ピストンが回転斜板の回転動
作に伴ってシリンダボア内を往復運動することにより、
吸入冷媒が圧縮され高圧化されて吐出される。また、回
転斜板は、駆動軸上をスライド移動可能、且つ駆動軸に
対し傾動可能に構成されている。この回転斜板が収容さ
れるクランク室内の圧力を容量制御弁によって変化(増
減)させることにより、駆動軸に対する回転斜板の傾斜
角度が変更され、ピストンのストローク量および冷媒の
吐出容量が変更される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の斜板形の可変容量圧縮機において、例えば高速運転時
等において回転斜板が駆動軸に対し軸方向や傾斜方向へ
ぐらつくことで吐出容量が変化する現象、いわゆるハン
チングが発生する場合がある。このような現象は、冷房
要求が少ない場合(低負荷時)かつ高速運転時に特に顕
著である。とりわけ、回転斜板が駆動軸に対し急激に変
動すると、ノイズバイブレーション(NV)が悪化し、
冷媒の圧縮性能が安定しないという問題がある。例えば
容量制御弁の追従性や回転斜板のバランス等を種々工夫
しても、この現象を効果的に防止するのには限界があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたものであり、その課題とするところは、可変
容量圧縮機において、回転斜板が駆動軸に対し急激に変
動するのを抑えることで回転斜板の挙動を安定化させる
のに有効な技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の可変容量圧縮機は、各請求項に記載の通り
に構成されている。これら請求項に係る発明は、可変容
量圧縮機において、駆動軸側部材に対し回転斜板側部材
が相対移動するときに、減衰機構を介してこの相対移動
を規制し、回転斜板の急激な変動を抑えるようにした技
術である。
【0006】請求項1に記載した可変容量圧縮機では、
駆動軸、回転斜板、ヒンジ機構、ピストン等が設けられ
ている。この駆動軸は、例えば車両エンジンからクラッ
チ機構を介して伝達されるトルクによって回転するよう
になっている。回転斜板は、駆動軸を挿通する挿通孔を
有し、この挿通孔が駆動軸と摺接する。この回転斜板
は、駆動軸に取り付けられた状態で駆動軸に対しスライ
ド移動および傾動できるようになっている。ヒンジ機構
は、駆動軸側部材と回転斜板側部材とを連結するように
なっている。このヒンジ機構は、駆動軸の回転トルクを
回転斜板に伝達する一方、駆動軸に対する回転斜板の傾
斜角度を変更するものである。なお、本発明でいう「駆
動軸側部材」には、駆動軸自体のみならず、この駆動軸
に固着され駆動軸と一体的に移動する部材、例えばロー
ター等が含まれるものとする。また、本発明でいう「回
転斜板側部材」には、回転斜板自体のみならず、この回
転斜板に固着され回転斜板と一体的に移動する部材等が
含まれるものとする。ピストンは、シリンダボアに収容
され、回転斜板に連結されている。そして、回転斜板の
回転移動にともなってこのピストンがシリンダボア内を
往復動し、冷媒の吸入、圧縮および吐出移動を行うよう
になっている。更に、駆動軸に対する回転斜板の傾斜角
度は、回転斜板側部材がヒンジ機構を介し駆動軸側部材
に対して相対移動することで変更され、これによりピス
トンのストローク量および冷媒の吐出容量が変更される
ようになっている。また、請求項1に記載した可変容量
圧縮機では、駆動軸側部材と回転斜板側部材との間に減
衰機構が設けられている。この減衰機構は、減衰力を用
いて駆動軸側部材と回転斜板側部材との相対移動を規制
するようになっている。換言すれば、本発明の減衰機構
は、駆動軸側部材と回転斜板側部材の相対移動を規制す
ることができる程度の減衰力をこれら両部材に積極的に
付与するものである。従って、本発明でいう「減衰機
構」は、相対移動の際に両部材に作用する減衰力を調節
することで移動し易さ、移動し難さを調節する機能を有
するものが好ましい。この減衰機構は、減衰力が予め一
定に設定されたものであってもよいし、例えば回転斜板
の変位量、変位速度、変位加速度等に応じて減衰力を可
変とするものであってもよい。例えば、冷媒が封入され
たベローズ部材において、このベローズ部材を伸縮させ
るときの冷媒の減衰抵抗によってベローズ部材に取り付
けられたスリーブ部材の移動を規制する機構を本発明の
減衰機構として用いることができる。また、例えば、油
圧油が封入されたシリンダ部材において、このシリンダ
部材に収容されたピストン部材を往復動させるときの油
圧油の減衰抵抗によってピストン部材の移動を規制する
機構、いわゆるダンパー機構を本発明の減衰機構として
用いることができる。そして、この減衰機構は、例え
ば、駆動軸側部材と回転斜板側部材との間の箇所、例え
ば駆動軸と回転斜板の挿通孔との間の摺接部や、ヒンジ
機構における摺接部等に設けることができる。これによ
り、駆動軸側部材に対する回転斜板側部材の移動を規制
することで、回転斜板が駆動軸に対して相対移動しよう
とするとき、および回転斜板が駆動軸に対して相対移動
している過程において、この回転斜板が急激に変動する
のを抑えることができる。とりわけ、減衰力による減衰
機構を用いるため、回転斜板の変動の発生を抑える抑止
効果のみならず、仮に回転斜板の変動が発生した場合に
この変動を減衰させて収束させる収束効果をも有する。
従って、駆動軸に対する回転斜板の挙動を安定化させる
ことができ、いわゆるハンチングの発生を抑えることが
できる。以上のように、請求項1に記載の可変容量圧縮
機によれば、駆動軸側部材と回転斜板側部材との間に減
衰機構を設けることで、駆動軸に対する回転斜板の挙動
を効果的に安定化させることができる。
【0007】ここで、請求項1に記載の減衰機構は、請
求項2に記載のように流体が封入されるスリーブ部材、
ベローズ部材等を備えているのが好ましい。このスリー
ブ部材は、回転斜板を支持する一方、駆動軸に沿って相
対移動するようになっている。また、ベローズ部材は、
一端がスリーブ部材に固定され他端が駆動軸側部材に固
定されている。すなわち、ベローズ部材に固定されたス
リーブ部材は、回転斜板の移動にともなって駆動軸に対
してスライド移動し、そのときベローズ部材が伸縮する
こととなる。そして、例えばベローズ部材に封入される
流体の減衰抵抗によって、このベローズ部材の伸縮を規
制し、駆動軸に対するスリーブ部材のスライド移動を規
制することで、回転斜板の挙動を安定化させることがで
きる。とりわけ、駆動軸に対する回転斜板の移動の規制
を、ベローズ部材を介して封入される流体の減衰抵抗を
用いて簡便に行うことができる。なお、本発明でいう
「流体」には、気体、液体等流動可能なものを広く含む
ものとする。例えば、圧縮機で使用される冷媒、潤滑
油、油圧シリンダに用いられる油圧油等を用いることが
できる。以上のように、請求項2に記載の可変容量圧縮
機によれば、減衰機構として、ベローズ部材を介して封
入される流体の減衰抵抗を用いることで、駆動軸に対す
る回転斜板の挙動を簡便かつ効果的に安定化させること
ができる。
【0008】また、請求項1に記載の減衰機構は、請求
項3に記載のように流体が封入されるシリンダ部材、ピ
ストン部材等を備えているのが好ましい。このピストン
部材は、回転斜板を支持する一方、シリンダ部材内を往
復動するようになっている。すなわち、シリンダ部材内
を往復動するピストン部材は、回転斜板の移動にともな
って駆動軸に対してスライド移動することとなる。そし
て、例えばシリンダ部材に封入される流体の減衰抵抗に
よって、このピストン部材の移動を規制することで、回
転斜板の挙動を安定化させることができる。とりわけ、
駆動軸に対する回転斜板の移動の規制を、シリンダ部材
を介して封入される流体、例えば油圧油の減衰抵抗を用
いて簡便に行うことができる。以上のように、請求項3
に記載の可変容量圧縮機によれば、減衰機構として、シ
リンダ部材を介して封入される流体の減衰抵抗を用いる
ことで、駆動軸に対する回転斜板の挙動を簡便かつ効果
的に安定化させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1〜第3実施
の形態を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態で
は、吸入冷媒を圧縮して高圧化し吐出する車両空調用と
しての斜板形の可変容量圧縮機について説明する。
【0010】〔第1実施の形態〕まず、第1実施の形態
の斜板形可変容量圧縮機の構成等について図1および図
2を参照しながら説明する。ここで、図1は第1実施の
形態の斜板形可変容量圧縮機100の縦断面図である。
また、図2は、図1の部分拡大図である。
【0011】図1に示すように、斜板形可変容量圧縮機
(以下、「圧縮機」という)100は、シリンダブロッ
ク1、該シリンダブロック1の前端(図中の左側)に締
結されたフロントハウジング2、シリンダブロック1の
後端(図中の右側)にバルブプレート6を介して締結さ
れたリヤハウジング5を備えている。リヤハウジング5
は、冷媒を吸入する吸入室3、吸入室3から吸入され圧
縮された圧縮冷媒を吐出する吐出室4を有している。バ
ルブプレート6には、吸入弁3bを介して吸入室3とシ
リンダボア1aとを連通する吸入ポート3a、吐出弁4
bを介して吐出室4とシリンダボア1aとを連通する吐
出ポート4a等が設けられている。また、バルブプレー
ト6には、フロントハウジング2内のクランク室9と吸
入室3とを連通する抽気通路16が設けられている。
【0012】シリンダブロック1およびフロントハウジ
ング2には、外部駆動源としての車両エンジンに電磁ク
ラッチ等のクラッチ機構(図示省略)を介して連結され
た駆動軸8が挿通されている。従って、駆動軸8は、車
両エンジンの起動状態においてクラッチ機構を介して回
転駆動される。また、この駆動軸8は、シリンダブロッ
ク1およびフロントハウジング2に設けられたベアリン
グ機構によって回転可能に支持されている。
【0013】クランク室9には、円板状の回転斜板11
が収容されている。この回転斜板11には、反シリンダ
ブロック1側の2箇所に、先端に球状部13aを有する
ピン部材13が設けられている。駆動軸8には、この駆
動軸8と一体に回転するローター30が固着されてい
る。このローター30は円形の回転盤31を有し、この
回転盤31に支持アーム32、バランスウエイト部33
等を備えている。また、回転盤31には駆動軸8を挿入
する挿入孔30aが設けられている。
【0014】ローター30は、ヒンジ機構20を介して
回転斜板11と連結されている。すなわち、ローター3
0側の支持アーム32と、回転斜板11側のピン部材1
3とが係合する係合構造によってヒンジ機構20が構成
されている。支持アーム32は、ピン部材13の球状部
13aに対応した形状の支持孔32aを有している。そ
して、ピン部材13の球状部13aが支持孔32aに挿
入された状態で、支持アーム32がピン部材13を支持
する一方、ピン部材13は支持孔32a内を摺動可能に
なっている。従って、このヒンジ機構20は、支持アー
ム32とピン部材13とが係合した状態で、駆動軸8の
回転トルクを回転斜板11に伝達する一方、回転斜板1
1の傾動を可能とする。すなわち、回転斜板11は、駆
動軸8に対し摺動可能かつ傾動可能になっている。
【0015】ローター30とフロントハウジング2との
間には、回転盤31の前面に当接するスラストベアリン
グ40が設けられている。そして、ピストン15の往復
移動によって生じる圧縮反力は、ピストン15、シュー
14、回転斜板11、ヒンジ機構20およびスラストベ
アリング40を介して、フロントハウジング2で受け止
められるようになっている。
【0016】シリンダブロック1には、円周方向に所定
間隔で配置された所定数のシリンダボア1aが設けられ
ている。各シリンダボア1a内にはそれぞれピストン1
5が摺動可能に収容されている。また、ピストン15の
背面側は、シュー14を介して回転斜板11に連結され
ている。従って、回転斜板11が駆動軸8の回転に伴っ
て回転運動すると、この回転運動に伴って各ピストン1
5は各シリンダボア1a内を往復動するように構成され
ている。このようにピストン15が往復動することによ
り、例えば吸入工程を行うシリンダボア内に冷媒が吸入
され、吐出工程を行うシリンダボア内から、圧縮され高
圧化された圧縮冷媒が吐出される。
【0017】圧縮機100の吐出容量は、ピストン15
のストローク量(ピストンの上死点から下死点までの距
離)によって定められ、ピストン15のストローク量は
回転斜板11の傾斜角度によって定められるように構成
されている。すなわち、駆動軸の軸線Lに対する回転斜
板11の傾斜角度θが大きいほどピストン15のストロ
ーク量および吐出容量が大きくなり、一方回転斜板11
の傾斜角度θが小さいほどピストン15のストローク量
および吐出容量が小さくなる。また、運転中における回
転斜板11の傾斜角度θは、シリンダボア1a内とクラ
ンク室9内との圧力差によって決定され、この差圧は容
量制御弁18によって調節されるように構成されてい
る。
【0018】この容量制御弁18は、シリンダブロック
1およびリヤハウジング5にわたり、吐出室4とクラン
ク室9とを連通する給気通路17に設けられている。こ
の容量制御弁18は電磁弁であり、給気通路17の開度
を容量制御弁18によって調整するようになっている。
給気通路17の開度を調整することによって、クランク
室9の圧力が変更され、シリンダボア1a内の圧力とク
ランク室9内の圧力との圧力差が調整される。その結
果、駆動軸8に対する回転斜板11の傾斜角度θが変更
され、ピストン15のストローク量が変更されて、吐出
容量が調整されることとなる。
【0019】駆動軸8と回転斜板11との間には減衰機
構50が設けられている。この減衰機構50は、図2に
示すように、駆動軸8に沿って矢印80あるいは82方
向へ摺動可能なスリーブ部材51、このスリーブ部材5
1を挟んで回転斜板11の両側に設けられたベローズ部
材52,53等によって構成されている。ベローズ部材
52は、一端がスリーブ部材51に固定され他端が固定
具52aを介して駆動軸8に固定されている。ベローズ
部材53は、一端がスリーブ部材51に固定され他端が
固定具53aを介してローター30の回転盤31に固定
されている。また、駆動軸8の外周面8aはベローズ部
材52および53によって覆われ、それぞれ空間部54
および55が形成されている。この密閉された空間部5
4,55は、クランク室9内の冷媒雰囲気になってい
る。
【0020】スリーブ部材51が回転斜板11の摺動お
よび傾動にともなって図2中の矢印80方向へ移動しよ
うとすると、ベローズ部材53は収縮しベローズ部材5
2は伸長し始める。このとき、空間部55の冷媒は、ベ
ローズ部材53の収縮により駆動軸8の外周面8aとス
リーブ部材51との間のクリアランス51aを通じて空
間部54へ移動する。一方、スリーブ部材51が回転斜
板11の摺動および傾動にともなって図2中の矢印82
方向へ移動しようとすると、ベローズ部材53は伸長し
ベローズ部材52は収縮し始める。このとき、空間部5
4の冷媒は、ベローズ部材52の収縮によりクリアラン
ス51aを通じて空間部55へ移動する。そして、クリ
アランス51aを通じて、空間部54と空間部55との
間を移動する冷媒がスリーブ部材51に作用する減衰抵
抗によって、スリーブ部材51の移動が規制されること
となる。すなわち、減衰機構50は、冷媒およびベロー
ズ部材52,53の減衰抵抗を用いたダンパー機能を有
する。例えば、クリアランス51aが微小であるほど、
減衰抵抗が強められ(ダンパー機能が高められ)、空間
部54と空間部55との間を冷媒が移動するときにスリ
ーブ部材51が受ける減衰抵抗は大きくなる。なお、本
実施の形態では、減衰機構50の減衰抵抗は予め一定に
設定されている。
【0021】このように、減衰機構50の減衰力を用い
ることによって、回転斜板11が駆動軸8に対して相対
移動しようとするとき、および回転斜板11が駆動軸8
に対して相対移動している過程において、スリーブ部材
51に支持されている回転斜板11が急激に変動するの
を抑えることができる。とりわけ、ベローズ部材52,
53内に封入された冷媒の減衰抵抗を用いるため、回転
斜板11の変動の発生を抑える抑止効果のみならず、仮
に回転斜板11の変動が発生した場合にこの変動を冷媒
の減衰抵抗によって減衰させて収束させる収束効果をも
有する。従って、駆動軸8に対する回転斜板11の挙動
を安定化させることができ、ハンチングの発生を抑える
ことができる。
【0022】以上のように、第1実施の形態によれば、
ベローズ部材52,53内に封入された冷媒がスリーブ
部材51に作用する減衰抵抗を用いることによって、駆
動軸8に対する回転斜板11の急激な変動を規制し、回
転斜板11の挙動を安定化させることができる。また、
駆動軸8と回転斜板11とが摺接する箇所に、駆動軸8
に対する回転斜板11の移動を直接的に規制する減衰機
構50を設けたため、簡便かつ効果的である。
【0023】なお、上記第1実施の形態では、ベローズ
部材52,53を介して密閉された空間に封入された冷
媒が、クリアランス51aを介して移動するときの冷媒
抵抗を用いることによって、スリーブ部材51の移動を
規制する場合について記載したが、ベローズ部材52,
53に細孔を設け、冷媒が細孔を介してベローズ部材内
外へ移動するときの冷媒抵抗を用いることによって、ス
リーブ部材51の移動を規制するように構成することも
できる。また、ベローズ部材と細孔を介して連通するバ
ッファータンクを設け、冷媒が細孔を介してベローズ部
材とバッファータンクとの間を移動するときの冷媒抵抗
を用いることもできる。
【0024】〔第2実施の形態〕次に、第2実施の形態
の斜板形可変容量圧縮機の構成等について図3を参照し
ながら説明する。ここで、図3は第2実施の形態の斜板
形可変容量圧縮機200の要部を概略的に示す縦断面図
である。なお、圧縮機200の主な構成等は、第1実施
の形態の圧縮機100と同様であるので、ここでは第1
実施の形態と異なる部分についてのみ説明する。また、
図3において、図2に示す要素と同一の要素には同一の
符号を付している。
【0025】図3に示すように、駆動軸8と回転斜板1
1との間には減衰機構60が設けられている。この減衰
機構60は、駆動軸8に沿って矢印80あるいは82方
向へ摺動可能なピストン部材61、このピストン部材6
1を挟んで回転斜板11の両側に設けられたシリンダ部
材63,64等によって構成されている。また、シリン
ダ部材63,64にはそれぞれ油圧シリンダ等に用いら
れる油圧油が封入されている。ピストン部材61は、回
転斜板11を支持する支持部62、この支持部62の両
端に延びる延在部62a,62bを有している。ピスト
ン部材61の延在部62aは、シリンダ部材63内を図
中の矢印80あるいは82方向へ往復動し、延在部62
bは、シリンダ部材64内を図中の矢印80あるいは8
2方向へ往復動するようになっている。また、シリンダ
部材63には延在部62aとの間で油圧油のシールを行
うシール部材63aが設けられ、シリンダ部材64には
延在部62bとの間で油圧油のシールを行うシール部材
64aが設けられている。
【0026】ピストン部材61が回転斜板11の摺動お
よび傾動にともなって図3中の矢印80方向へ移動しよ
うとすると、延在部62bがシリンダ部材64内に封入
された油圧油を圧縮する。このとき、延在部62bによ
って圧縮された油圧油は、駆動軸8の外周面8aとピス
トン部材61との間のクリアランス61aを通じてシリ
ンダ部材63内へ移動する。一方、ピストン部材61が
回転斜板11の摺動および傾動にともなって図3中の矢
印82方向へ移動しようとすると、延在部62aがシリ
ンダ部材63内に封入された油圧油を圧縮する。このと
き、延在部62aによって圧縮された油圧油は、クリア
ランス61aを通じてシリンダ部材64内へ移動する。
そして、クリアランス61aを通じて、シリンダ部材6
3とシリンダ部材64との間を移動する油圧油がピスト
ン部材61に作用する減衰抵抗によって、ピストン部材
61の移動が規制されることとなる。すなわち、減衰機
構60は、油圧油とピストン部材61との間の減衰抵抗
を用いたダンパー機能を有する。例えば、クリアランス
61aが微小であるほど、減衰抵抗が強められ(ダンパ
ー機能が高められ)、シリンダ部材63とシリンダ部材
64との間を油圧油が移動するときにピストン部材61
が受ける減衰抵抗は大きくなる。なお、本実施の形態で
は、減衰機構60の減衰抵抗は予め一定に設定されてい
る。
【0027】このように、減衰機構60の減衰力を用い
ることによって、回転斜板11が駆動軸8に対して相対
移動しようとするとき、および回転斜板11が駆動軸8
に対して相対移動している過程において、ピストン部材
61に支持されている回転斜板11が急激に変動するの
を抑えることができる。とりわけ、シリンダ部材63内
に封入された油圧油の減衰抵抗を用いるため、回転斜板
11の変動の発生を抑える抑止効果のみならず、仮に回
転斜板11の変動が発生した場合にこの変動を油圧油の
減衰抵抗によって減衰させて収束させる収束効果をも有
する。従って、駆動軸8に対する回転斜板11の挙動を
安定化させることができ、ハンチングの発生を抑えるこ
とができる。
【0028】以上のように、第2実施の形態によれば、
シリンダ部材63内に封入された油圧油がピストン部材
61に作用する減衰抵抗を用いることによって、駆動軸
8に対する回転斜板11の急激な変動を規制し、回転斜
板11の挙動を安定化させることができる。また、駆動
軸8と回転斜板11とが摺接する箇所に、駆動軸8に対
する回転斜板11の移動を直接的に規制する減衰機構6
0を設けたため、簡便かつ効果的である。
【0029】なお、上記第2実施の形態では、シリンダ
部材63,64を介して密閉された空間に封入された油
圧油が、クリアランス61aを介して移動するときの油
圧油抵抗を用いることによって、ピストン部材61の移
動を規制する場合について記載したが、シリンダ部材と
細孔を介して連通するバッファータンクを設け、油圧油
が細孔を介してシリンダ部材とバッファータンクとの間
を移動するときの油圧油抵抗を用いることによって、ピ
ストン部材61の移動を規制するように構成することも
できる。
【0030】〔第3実施の形態〕次に、第3実施の形態
の斜板形可変容量圧縮機の構成等について図4を参照し
ながら説明する。ここで、図4は第3実施の形態の斜板
形可変容量圧縮機300の要部を概略的に示す縦断面図
である。なお、圧縮機300の主な構成等は、第1実施
の形態の圧縮機100と同様であるので、ここでは第1
実施の形態と異なる部分についてのみ説明する。また、
図4において、図2に示す要素と同一の要素には同一の
符号を付している。
【0031】図4に示すように、駆動軸8と回転斜板1
1との間には減衰機構70が設けられている。この減衰
機構70は、駆動軸8に沿って矢印80あるいは82方
向へ摺動可能な第1ピストン部材71、この第1ピスト
ン部材71を挟んで回転斜板11の回転盤31側(図中
の左側)に設けられた第1シリンダ部材73および第2
シリンダ部材74、第2シリンダ部材74に収容された
第2ピストン部材76等によって構成されている。第1
シリンダ部材73と第2シリンダ部材74は連通孔75
によって連通されている。また、これらシリンダ部材7
3,74にはそれぞれ油圧油が封入されている。したが
って、シリンダ部材73内の油圧油とシリンダ部材74
内の油圧油は、連通孔75を介して相互に移動可能にな
っている。
【0032】第1ピストン部材71は、回転斜板11を
支持する支持部72、この支持部72の回転盤31側
(図中の左側)に延びる延在部72aを有している。第
1ピストン部材71の延在部72aは、第1シリンダ部
材73内を図中の矢印80あるいは82方向へ往復動す
るようになっている。第1シリンダ部材73には延在部
72aとの間で油圧油のシールを行うシール部材73a
が設けられ、延在部72aには駆動軸8の外周面8aと
の間で油圧油のシールを行うシール部材72bが設けら
れている。一方、第2ピストン部材76は、第2シリン
ダ部材74内を図中の矢印80あるいは82方向へ摺動
可能になっている。この第2ピストン部材76には、第
1ピストン部材71と同様のシール機構(図示省略)が
設けられており、第2シリンダ部材74内に封入された
油圧油のシールが行われる。
【0033】第1ピストン部材71が回転斜板11の摺
動および傾動にともなって図4中の矢印80方向へ移動
しようとすると、延在部72aが第1シリンダ部材73
内に封入された油圧油を圧縮する。このとき、延在部7
2aによって圧縮された油圧油は、連通孔75を通じて
第2シリンダ部材74内へ移動し、第2ピストン部材7
6を図中の矢印82方向へ押圧する。そして、第1ピス
トン部材71および第2ピストン部材76は各シリンダ
内を移動する。一方、第1ピストン部材71が回転斜板
11の摺動および傾動にともなって図4中の矢印82方
向へ移動しようとすると、延在部72aが第1シリンダ
部材73内に封入された油圧油を吸入する。このとき、
第2シリンダ部材74内の油圧油は、連通孔75を通じ
て第1シリンダ部材73内へ移動する。そして、第1ピ
ストン部材71および第2ピストン部材76は各シリン
ダ内を移動する。そして、連通孔75を通じて、第1シ
リンダ部材73と第2シリンダ部材74との間を移動す
る油圧油が第1ピストン部材73に作用する減衰抵抗に
よって、第1ピストン部材73の移動が規制されること
となる。すなわち、減衰機構70は、油圧油とピストン
部材71,76との間の減衰抵抗を用いたダンパー機能
を有する。例えば、連通孔75が微小であるほど、減衰
抵抗が強められ(ダンパー機能が高められ)、第1シリ
ンダ部材73と第2シリンダ部材74との間を油圧油が
移動するときにピストン部材71,76が受ける減衰抵
抗は大きくなる。なお、本実施の形態では、減衰機構7
0の減衰抵抗は予め一定に設定されている。
【0034】このように、減衰機構70の減衰力を用い
ることによって、回転斜板11が駆動軸8に対して相対
移動しようとするとき、および回転斜板11が駆動軸8
に対して相対移動している過程において、第1ピストン
部材71に支持されている回転斜板11が急激に変動す
るのを抑えることができる。とりわけ、シリンダ部材7
3,74内に封入された油圧油の減衰抵抗を用いるた
め、回転斜板11の変動の発生を抑える抑止効果のみな
らず、仮に回転斜板11の変動が発生した場合にこの変
動を油圧油の減衰抵抗によって減衰させて収束させる収
束効果をも有する。従って、駆動軸8に対する回転斜板
11の挙動を安定化させることができ、ハンチングの発
生を抑えることができる。
【0035】以上のように、第3実施の形態によれば、
シリンダ部材73,74内に封入された油圧油がピスト
ン部材71,76に作用する減衰抵抗を用いることによ
って、駆動軸8に対する回転斜板11の急激な変動を規
制し、回転斜板11の挙動を安定化させることができ
る。また、駆動軸8と回転斜板11とが摺接する箇所
に、駆動軸8に対する回転斜板11の移動を直接的に規
制する減衰機構70を設けたため、簡便かつ効果的であ
る。
【0036】なお、本発明は上記の実施の形態のみに限
定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられ
る。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実
施することもできる。
【0037】(A)上記実施の形態では、駆動軸8と回
転斜板11の挿通孔12との間の摺接部に、減衰機構5
0,60,70を設ける場合について記載したが、これ
ら減衰機構をヒンジ機構20に設けることもできる。例
えば、減衰機構によって支持アーム32に対するピン部
材13の相対移動を規制するように構成することができ
る。
【0038】(B)また、上記第1実施の形態では、ベ
ローズ部材内に封入された冷媒がスリーブ部材に作用す
る減衰抵抗を用いる減衰機構50について記載し、上記
第2および第3実施の形態では、シリンダ部材内に封入
された油圧油がピストン部材に作用する減衰抵抗を用い
る減衰機構60,70について記載したが、これらの減
衰機構を好適に組み合わせて用いることもできる。ま
た、減衰機構50,60,70に、ばね部材等の弾性力
を付加することで、回転斜板11の変動を効果的に抑え
ることができるような構成を用いることもできる。ま
た、ベローズ部材やシリンダ部材に封入する流体は、冷
媒や油圧油に限定されず、気体、液体等流動可能なもの
を必要に応じて種々選択可能である。
【0039】(C)また、上記実施の形態では、減衰機
構50,60,70の減衰抵抗は予め一定に設定される
場合について記載したが、減衰抵抗を可変とすることも
できる。例えば回転斜板11の変位量、変位速度、変位
加速度をセンサによって検出し、この検出結果に基づい
て減衰抵抗を調節するように構成することもできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可変容量圧縮機において、回転斜板が駆動軸に対し急激
に変動するのを抑えることで回転斜板の挙動を安定化さ
せるのに有効な技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態の斜板形可変容量圧縮機100
の縦断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】第2実施の形態の斜板形可変容量圧縮機200
の要部を概略的に示す縦断面図である。
【図4】第3実施の形態の斜板形可変容量圧縮機300
の要部を概略的に示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…シリンダブロック 2…フロントハウジング 8…駆動軸、8a…外周面 9…クランク室 30…ローター 50,60,70…減衰機構 51…スリーブ部材 52,53…ベローズ部材 61…ピストン部材 63,64…シリンダ部材 71…第1ピストン部材 73…第1シリンダ部材 74…第2シリンダ部材 76…第2ピストン部材 100,200,300…(斜板形可変容量)圧縮機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樽谷 知二 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H076 AA06 BB43 BB50 CC12 CC20 CC35 CC36

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸と、挿通孔を介して前記駆動軸に
    取付けられる回転斜板と、駆動軸側部材と回転斜板側部
    材を連結するヒンジ機構と、前記回転斜板を介してシリ
    ンダボア内を往復動するピストンとを有し、 前記回転斜板側部材が前記ヒンジ機構を介し前記駆動軸
    側部材に対して相対移動することで、前記駆動軸に対す
    る前記回転斜板の傾斜角度が変更され、前記ピストンの
    ストローク量および冷媒の吐出容量が変更される可変容
    量圧縮機であって、 前記駆動軸側部材と前記回転斜板側部材との間には、減
    衰力を用いてこれら両部材の相対移動を規制する減衰機
    構が設けられていることを特徴とする可変容量圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した可変容量圧縮機であ
    って、 前記減衰機構は、前記回転斜板を支持するスリーブ部材
    と、一端が前記スリーブ部材に固定され他端が前記駆動
    軸側部材に固定されるベローズ部材とを有し、 前記スリーブ部材が前記駆動軸に沿って相対移動すると
    き、前記ベローズ部材を介して封入される流体の減衰抵
    抗によって前記スリーブ部材の移動を規制するように構
    成されていることを特徴とする可変容量圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した可変容量圧縮機であ
    って、 前記減衰機構は、前記回転斜板を支持するピストン部材
    と、該ピストン部材を収容するシリンダ部材とを有し、 前記ピストン部材が前記シリンダ部材内を往復動すると
    き、前記シリンダ部材を介して封入される流体の減衰抵
    抗によって前記ピストン部材の移動を規制するように構
    成されていることを特徴とする可変容量圧縮機。
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