JP2002354444A - 広告システム及び広告管理方法、それに用いる管理サーバ、並びに記録媒体 - Google Patents

広告システム及び広告管理方法、それに用いる管理サーバ、並びに記録媒体

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JP2002354444A
JP2002354444A JP2001155362A JP2001155362A JP2002354444A JP 2002354444 A JP2002354444 A JP 2002354444A JP 2001155362 A JP2001155362 A JP 2001155362A JP 2001155362 A JP2001155362 A JP 2001155362A JP 2002354444 A JP2002354444 A JP 2002354444A
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Koji Namiki
幸二 並木
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オン・デマンド型のスポット広告を実施可能
にする。 【解決手段】 TV番組やホームページに予め広告スペ
ースを作っておき、広告スペースを広告管理サーバによ
って管理させる。また、広告管理サーバに、広告主(個
人や企業)の広告(マーク等)を登録しておく。広告管
理サーバは、広告開始要求があったクライアント端末
に、広告スペースを一覧表示させ、広告主に所望する広
告スペース、実施開始条件を選択又は指定させるための
動作を行わせる(SA11〜18)。クライアント端末
から選択又は指定された要求内容を受信したら(SB1
4でYES)、広告管理サーバは、要求内容に実施条件
が含まれているときには、その条件を満足する場合、ま
た実施条件が含まれていないときには直ちに、開始要求
があった広告主の広告を呼び出し、それを指定された広
告スペースに貼り付けるための処理を実施する(SB1
9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告システム及び
広告管理方法、それに用いる管理サーバ、並びに記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば民間放送によるテレビ放送
では、テレビ番組の合間や番組途中に、さらには番組画
面に重畳させた状態での企業広告が行われている。この
ような企業広告は、一般に、番組のスポンサー企業が広
告代理店を介して放送局側と年間契約などを締結するこ
とにより、一定期間継続的に行われようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た方法おいては、短時間のスポット広告や、任意の広告
主の広告を直ちに実施する、すなわちオン・デマンド型
のスポット広告を実施することが難しい。このため、広
告主側では、例えば野球中継の放送途中で視聴率がいい
時、又はいいと思われる時、つまり広告効果が大きい時
にだけ自社の広告(マーク等)を表示させる(広告を実
施する)といったことが事実上不可能となっている。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、オン・デマンド型のスポット広告を実施可能
にする広告システム及び広告管理方法、それに用いる管
理サーバ、並びに記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、ネットワークを介して接
続される広告管理サーバとクライアント端末とからな
り、前記広告管理サーバは、自己が管理している広告の
実施場所に関する場所情報を記憶する場所情報記憶手段
と、広告主を特定する広告主情報と、その広告主により
登録された広告の実施に必要な広告情報とを対応させて
記憶する登録広告情報記憶手段と、前記場所情報記憶手
段に記憶されている場所情報を前記クライアント端末へ
提供する場所情報提供手段と、前記クライアント端末か
らネットワークを介して送られてくる広告主情報、及び
前記場所情報提供手段により提供した場所情報により示
される実施場所であって前記広告主に指定された実施場
所における、広告の開始要求及び終了要求を受信する受
信手段と、この受信手段により受信した広告主情報と対
応して前記登録広告情報記憶手段に記憶されている広告
情報を読み出し、読み出した広告情報に基づく広告を、
受信手段により受信した開始要求に従い、指定された実
施場所で開始させる開始手段と、この開始手段により開
始させた広告を、前記受信手段により受信した終了要求
に従い終了させる終了手段とを備えたものとした。
【0006】かかる構成においては、クライアント端末
から広告主情報と開始要求とが広告管理サーバに送られ
ると、広告管理サーバは、自己が管理しているとともに
広告主に指定された実施場所で、事前に記憶してある広
告主の広告を開始し、また、クライアント端末から終了
要求があると、その広告を終了させる。したがって、広
告主に、広告管理サーバが管理しているうちの所望の実
施場所での広告の開始及び終了を、クライアント端末を
介して操作させることができる。
【0007】また、請求項2の発明にあっては、前記広
告管理サーバは、前記受信手段により受信した1又は複
数の広告の開始要求を、実施場所に対応させて記憶する
開始要求記憶手段を備え、前記開始手段は、前記開始要
求記憶手段に記憶されている同一の実施場所に対応する
開始要求のうちのいずれかを所定の規則に従い採用し、
採用した開始要求に従い広告を開始させ、前記終了手段
は、開始手段により開始させた広告を、前記受信手段に
より受信した終了要求に従い終了させるとき、終了要求
に対応する開始要求を前記開始要求記憶手段から削除す
るものとした。
【0008】かかる構成においては、クライアント端末
から広告管理サーバに送られた開始要求は、開始要求記
憶手段に実施場所毎に随時記憶され、同一の実施場所に
対する複数の開始要求は所定の規則に従い採用され、採
用された開始要求に基づく広告が実施される。また、開
始要求記憶手段に記憶されている開始要求は、クライア
ント端末から終了要求が送られることにより随時削除さ
れる。したがって、ある実施場所において他の広告主の
広告が既に実施されている場合でも、その実施場所に対
する広告の開始要求は、終了要求があるまで有効とな
る。
【0009】また、請求項3の発明にあっては、前記所
定の規則は、受信手段により受信した順序であるものと
した。
【0010】また、請求項4の発明にあっては、前記受
信手段は、広告料の指定価格を含む広告の開始要求を前
記クライアント端末から受信するとともに、前記所定の
規則は、開始要求に含まれた指定価格であるものとし
た。
【0011】かかる構成においては、広告主は、広告料
を他の広告主よりも高く設定すれば、自己の広告を直ち
に実施することができる。
【0012】また、請求項5の発明にあっては、前記受
信手段は、所定の開始条件を含む広告の開始要求を前記
クライアント端末から受信し、前記開始手段は、前記登
録広告情報記憶手段から読み出した広告情報に基づく広
告を、前記受信手段により受信した開始要求に含まれた
開始条件を満足するとき、指定された実施場所で開始さ
せるものとした。
【0013】かかる構成においては、広告主は、自己の
広告を条件付きで開始させることができる。
【0014】また、請求項6の発明にあっては、前記開
始条件は、その時々で変化する広告料であるものとし
た。
【0015】また、請求項7の発明にあっては、前記広
告の実施場所はテレビ番組であるとともに、前記開始条
件は視聴率であるものとした。
【0016】また、請求項8の発明にあっては、請求項
1乃至7いずれか記載の広告システムに用いる広告管理
サーバとした。
【0017】また、請求項9の発明にあっては、所定の
実施場所における広告の開始及び終了を管理する広告管
理方法において、前記実施場所で実施する広告主が異な
る複数の広告を事前に登録しておき、広告主からの開始
要求に応じ、当該広告主の広告を前記実施場所で実施さ
せ、かつ広告主からの開始要求に応じ、当該広告主の広
告を終了させるようにした。
【0018】かかる方法においては、広告主に、所望の
指定した実施場所における広告の開始及び終了を操作さ
せることができる。
【0019】また、請求項10の発明にあっては、所定
の実施場所における広告の開始及び終了を管理する広告
管理サーバが有するコンピュータに、クライアント端末
からネットワークを介して送られてきた広告主情報と対
応する広告情報を記憶手段から読み出し、読み出した広
告情報に基づく広告を、前記広告主情報と共に送られて
きた、管理対象である実施場所のうちの指定された実施
場所での開始要求に従い、指定された実施場所で開始さ
せる開始手段、開始させた広告を、前記クライアント端
末からネットワークを介して送られてきた終了要求に従
い終了させる終了手段として機能させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体とし
た。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明に係る広告入札シ
ステムの概略を示すシステム構成図である。図に示した
ように、本実施の形態のシステムは、インターネット1
を介して相互に接続された広告管理サーバ2と、クライ
アント端末3と媒体運営装置4とによって構成されてい
る。
【0021】広告管理サーバ2は広告代理店等が保有し
管理する装置である。媒体運営装置4は、広告代理店に
自己が有する広告媒体における広告の管理を依頼する者
(広告媒体保有者)が有する装置である。媒体運営装置
4は、例えば広告媒体がTV番組である場合には、テレ
ビ放送局に設けられている装置乃至はシステム、広告媒
体がビルに設置されている電子掲示板である場合には、
それを制御する装置、さらに、広告場所がインターネッ
ト上における個人又は企業のホームページである場合に
は、所謂プロバイダ等が有するホームページの管理用の
サーバである。
【0022】また、クライアント端末3は、前記広告媒
体に自己の広告の掲載を希望する者(以下、広告主)が
有する、モデムやターミナルアダプタ等の通信手段及び
ブラウザを備え、インターネット1に接続可能なパーソ
ナルコンピュータである。
【0023】なお、広告管理サーバ2が前述した広告媒
体を直接管理している場合には、広告管理サーバ2とク
ライアント端末3のみによって本発明のシステムが構成
され、逆に媒体運営装置4が広告管理サーバ2の後述す
る機能を有している場合には、クライアント端末3と媒
体運営装置4のみによって本発明のシステムが構成され
る。また、広告管理サーバ2とクライアント端末3との
間、広告管理サーバ2と媒体運営装置4との間は、イン
ターネット1以外の通信ネットワークを介して接続され
ていても構わない。
【0024】図2は、前記広告管理サーバ2の構成を示
すブロック図であって、広告管理サーバ2は、装置全体
を制御する制御部11、キーボードやマウス等からなる
キー入力部12、CRTやLCD等からなる出力部1
3、インターネット1を介して外部との間で各種のデー
タを送受信する通信部14を有している。制御部11
は、CPUや作業用のメモリ等から構成され、上記各部
を制御するとともに各種データの転送、演算、一時記憶
等の処理を行う。なお、通信部14によって本発明の受
信手段、場所情報提供手段が実現される。また、広告管
理サーバ2は、それぞれがハードディスク等の記憶手段
(記録媒体)によって構成されたプログラムファイル1
5、顧客管理ファイル16、登録広告ファイル17、媒
体情報ファイル18、広告管理ファイル19を備えてい
る。
【0025】プログラムファイル15には、制御部11
に広告管理サーバ2の制御を行わせることにより、制御
部11を本発明の開始手段、終了手段として機能させる
ために必要な各種の動作プログラムが記憶されている。
顧客管理ファイル16には、前述した広告媒体保有者及
び広告主に関する各種の顧客データ、例えば住所、氏
名、メールアドレス、個別に付与された識別ID、パス
ワード等の顧客データが記録されている。登録広告ファ
イル17は本発明の登録広告情報記憶手段であって、登
録広告ファイル17には、広告主が予め登録した広告毎
に作成された複数の登録広告データ20が記憶されてい
る。登録広告データ20は、広告毎に割り当てられた広
告ID20aと、広告データ20b、条件データ20
c、広告主ID20dの各データによって構成されてい
る。なお、広告データ20bは、例えば企業のロゴマー
ク等の画像データや広告文である。また、条件データ2
0cは、広告主により設定された広告を実施(開始)す
る条件(詳細については後述する)を示すデータであ
る。
【0026】媒体情報ファイル18は本発明の場所情報
記憶手段であって、媒体情報ファイル18には、広告媒
体保有者が予め登録した広告媒体に関する、図3に示し
たような媒体情報データ21が記憶されている。媒体情
報データ21は、媒体番号21a、媒体種別21b、広
告場所21c、広告規格21d、料金21e、媒体提供
者21f等の各種のデータによって構成されている。な
お、媒体種別が「TV番組」であるものについては、料
金データ21eは基準単価(10,000円/分等)と、視聴
率に連動する単価(図で「視聴率連動」)とを示すデー
タであり、図示しないが、視聴率に連動する単価の計算
に必要な視聴率や、その計算式等のデータも媒体情報フ
ァイル18に記憶されている。
【0027】広告管理ファイル19は本発明の開始要求
記憶手段であって、広告管理ファイル19には、図4に
示したように、各媒体番号データ21aと、それに対す
る広告順データ21gとからなる管理データ22が記憶
されている。広告順データ21gは、随時書き換えられ
るデータであって、各広告媒体(広告場所)に表示する
広告を示す「AAAAA」、「BBBBB」等の1又は
複数の広告ID(20a)が、図に「0(実施)」〜
「3(待ち順)」・・・で示した広告順毎に記憶されて
いるデータである。
【0028】なお、広告場所は、例えば従来からのアナ
ログのTV放送における、所定のTV番組や、TV番組
の合間のコマーシャル枠、所定のTV番組の画面領域内
に設けられた広告表示領域であり、更にデジタルのTV
放送における、TV番組と同時に放送される広告番組で
ある。また、広告媒体がビルに設置されている電子掲示
板である場合には、それ自体であったり、電子掲示板の
表示領域の一部に設けられる広告用の表示枠である。ま
た、インターネット上の個人又は企業のホームページに
設けられる広告領域である。
【0029】次に、以上の構成からなる広告入札システ
ムにおける動作の概略を図5のフローチャートにしたが
って説明する。
【0030】クライアント端末3は、広告主の操作によ
りインターネット1を介して広告管理サーバ2に接続さ
れると、まず広告管理サーバ2に広告主のIDを送信す
る(ステップSA1)。次に、広告主により広告開始操
作が選択されたときには(ステップSA2でYES)、
広告管理サーバ2との間においてデータの送受信を行
い、後述する広告開始要求処理を行い(ステップSA
3)、広告終了操作が選択されたときには(ステップS
A4でYES)、広告管理サーバ2に対して終了要求を
送信する(ステップSA5)。
【0031】一方、広告管理サーバ2は、クライアント
端末3から広告主のIDを受信した後(ステップSB
1)、広告開始要求があると(ステップSB2でYE
S)、クライアント端末3との間においてデータの送受
信を行い、後述する広告開始処理を行い(ステップSB
3)、広告終了要求があると(ステップSB4でYE
S)、終了受付処理を行う(ステップSB5)。引き続
き、広告管理サーバ2は、媒体情報ファイル18に登録
されているTV番組の視聴率を図外の通信回線を介して
外部から取得した後(ステップSB6)、後述する広告
開始確認処理を行う(ステップSB7)。そして、以上
の動作を繰り返し行うことにより、媒体情報ファイル1
8に登録されている広告媒体における広告の開始、終了
を管理する。
【0032】また、媒体運営装置4は、広告管理サーバ
2から広告の開始指示があれば(ステップSC1でYE
S)、指定場所すなわち登録してある広告場所(TV番
組、電子掲示板、ホームページ等)の広告を実施し(ス
テップSC2)、広告管理サーバ2から広告の終了(又
は変更)指示があれば(ステップSC3でYES)、そ
れに基づき指定場所での広告の実施を終了したり、実施
中の広告を他の広告に変更したりする(ステップSC
4)。そして、以上の動作を繰り返す。
【0033】次に、前述したクライアント端末3の広告
開始要求処理(ステップSA3)と、それに対応する広
告管理サーバ2の広告開始処理(ステップSB3)とに
おける具体的な動作を、図6に示したフローチャートに
従って説明する。なお、以下の説明においては、広告主
が広告場所としてTV番組を指定する場合を例とする。
【0034】以下、説明すると、クライアント端末3は
広告管理サーバ2に対し媒体情報を要求し(ステップS
A11)、それに応じて広告管理サーバ2は、媒体情報
ファイル18から媒体情報データ21を読み出すととも
に、読み出したデータをクライアント端末3へ送信する
(ステップSB11)。クライアント端末3は受信した
データに基づき、図7に示したように、媒体番号、広告
場所、媒体運営者が一覧表示された場所選択画面G1を
CRT等に表示し、広告主に所望する広告場所を選択さ
せる(ステップSA12)。かかる場所選択画面G1に
おいて、広告主がいずれかの広告場所の[詳細]ボタン
G1aをクリックすると(ステップSA13でYE
S)、クライアント端末3は詳細情報を要求する信号を
広告管理サーバ2へ送信する(ステップSA14)。広
告管理サーバ2は、要求信号を受信すると(ステップS
B12でYES)、媒体情報ファイル18に記憶してあ
る媒体情報データ21に含まれる詳細情報データをクラ
イアント端末3へ送信する(ステップSB13)。クラ
イアント端末3は、受信した詳細情報データに基づき図
8(a)や同図(b)に示したように、広告場所の具体
的内容、図示した例では、番組画面内における広告位置
や広告料金を示す詳細説明画面G2を表示する(ステッ
プSA15)。
【0035】また、広告主が、場所選択画面G1におい
て、選択した広告場所の[条件]ボタンG1bをクリッ
クすると(ステップSA16でYES)、クライアント
端末3は、図9に示したような条件設定画面G3を表示
して、広告主に広告開始の条件設定を促す(ステップS
A17)。広告開始条件としては、視聴率(何パーセン
ト以上になったら開始するか)と、基準単価(基準単価
が何円未満であれば開始する)との一方又は双方が指定
可能である。また、設定した内容の取り消しも可能であ
る。そして、上記条件設定が終了した後(条件設定が行
われない時も同様)、場所選択画面G1で[指定完了]
ボタンG1cがクリックされると(ステップSA1
8)、クライアント端末3は、指定(及び設定)された
要求内容を広告管理サーバ2へ送信し(ステップSA1
9)、広告開始要求処理を終了する。
【0036】一方、広告管理サーバ2は、要求内容を受
信すると(ステップSB14でYES)、受信した要求
内容に応じて、広告管理ファイル19の管理データ22
(図4参照)に新たなデータを追加し、それを更新する
(ステップSB15)。引き続き、ここで受信した要求
内容にかかる広告の順番が最先でない、つまりその時点
で実施されている他の広告があるときには(ステップS
B16でNO)、そのまま広告開始処理を終了し、図5
のメインルーチンに戻る。また、その広告の順番が最先
であったときには(ステップSB16でYES)、受信
した要求内容に広告開始条件が含まれているか否かを判
別する(ステップSB17)。そして、広告開始条件が
含まれていても、その時点における当該TV番組の視聴
率や基準単価(視聴率連動の場合)が、設定されている
条件と一致していない場合にも(ステップSB17がY
ES、SB18がNO)、そのまま広告開始処理を終了
する。また、広告開始条件が含まれていないとき(ステ
ップSB17でNO)、及び設定されている条件が、そ
の時点における当該TV番組の視聴率や基準単価に一致
していたときには(ステップSB18でYES)、図5
のステップSB1で受信していた広告主IDに対応する
広告データを登録広告ファイル17から直ちに読み出
し、それを開始指示と共に媒体運営装置4へ送信する
(ステップSB19)。これに伴い、媒体運営装置4
が、広告主に指定されたTV番組に、その広告主の広告
を表示させる(図5のステップSC2)。
【0037】また、図10は、広告管理サーバ2の前述
した終了受付処理(図5のステップSB5)の内容を示
すフローチャートである。
【0038】広告管理サーバ2は、クライアント端末3
からの広告終了要求に応じた終了受付処理に際して、ま
ず、前述した管理データ22(図4参照)を参照し、広
告終了要求があった場所に待機広告があるか否かを判別
する(ステップSB21)。待機広告がなければ(例え
ば図4で媒体番号が「00003」のTV番組)、直ちにス
テップSB27に進み、管理データ22の内容(広告順
データ21g)を更新し、広告の終了指示を媒体運営装
置4へ送信する。これに伴い、媒体運営装置4が指定さ
れた広告の実施を終了する(図5のステップSC4)。
一方、広告終了要求があった場所に待機広告があったと
きには(ステップSB21でYES)、次の広告に図9
で説明した広告開始条件が設定されているか否かを更に
判別し(ステップSB22)、設定されていなければ、
その広告を、実施する広告に設定する(ステップSB2
5)。なお、他にも待機広告があれば、それらの待ち順
を繰り上げる。そして、次の広告データを呼び出した後
(ステップSB26)、ステップSB27へ進み、管理
データ22の内容(広告順データ21g)を更新すると
ともに、呼び出し広告データと共に広告の変更指示を媒
体運営装置4へ送信する。
【0039】また、ステップSB22の判別結果がYE
Sであって、次の広告に広告開始条件が設定されていた
ときには、更にその時点における当該TV番組の視聴率
や基準単価(視聴率連動の場合)が、設定されている条
件に一致するか否かを判別する(ステップSB23)。
そして、条件が一致していれば(ステップSB23でY
ES)、前述したステップSB25へ進み、条件が一致
しておらず、他に待機広告があれば(ステップSB24
でYES)、前述したステップSB22へ戻る。また、
条件が一致しておらず、しかもその他に待機広告がなけ
れば(ステップSB23,SB24が共にNO)、その
ままステップSB27へ進み、前述した待機広告がなか
った場合と同様の処理を行うとともに終了受付処理を終
了し、図5のメインルーチンに戻る。
【0040】図11は、広告管理サーバ2の前述した広
告開始確認処理(図5のステップSB7)の内容を示す
フローチャートである。
【0041】広告管理サーバ2は、前述したようにTV
番組の視聴率を取得した後の広告開始確認処理において
は、まず、自己が管理するTV番組の視聴率、及びそれ
と連動する基準単価(料金)について、媒体情報ファイ
ル18に記憶されている媒体情報データ21を更新する
(ステップSB31)。次に、各TV番組について以下
の処理を行う。すなわち現在広告を実施しておらず、か
つ待機広告があれば(ステップSB32がNO、ステッ
プ33がYES)、ステップSB31で更新した視聴率
や基準単価(視聴率連動の場合)が、待機広告に設定さ
れている条件に一致するか否かを判別する(ステップS
B34)。そして、条件が一致していた場合には(ステ
ップSB34でYES)、その広告を、実施する広告に
設定して(ステップSB35)、広告データを呼び出し
た後(ステップSB36)、管理データ22の内容(広
告順データ21g)を更新するとともに、呼び出し広告
データと共に広告の変更指示を媒体運営装置4へ送信す
る。また、その広告に設定されている条件と一致しなか
ったときには(ステップSB34でNO)、他にも待機
広告があれば、その広告についても同様の確認を行う。
そして、以上のステップSB32〜SB37までの処理
を、自己が管理する全てのTV番組について完了したら
(ステップSB38でYES)、広告開始確認処理を終
了し、図5のメインルーチンに戻る。
【0042】以上のように、本実施の形態のシステムに
よれば、広告主は、クライアント端末を操作することに
より、事前に登録してある自己の広告を、広告管理サー
バ2が管理しているうちの所望の場所で開始させるとと
もに、クライアント端末を操作することにより、実施さ
せた広告を終了させることができる。したがって、オン
・デマンド型のスポット広告を行うことが可能であり、
例えば野球中継の放送途中で視聴率がいい時、又はいい
と思われる時、つまり広告効果が大きい時にだけ自社の
広告(マーク等)を表示させることができる。
【0043】また、希望する場所に他の広告主の広告が
既に実施されている場合には、自己の広告を、その場所
で次に実施する広告として予約することができる。この
ため広告管理サーバ2に何度もアクセスしなくとも、そ
の場所が空いた時には直ちに自己の広告を開始させるこ
とができる。
【0044】しかも、前述したように広告場所がTV番
組である場合には、必要に応じて、視聴率が何パーセン
ト以上になったら開始するといった条件や、基準単価が
何円未満であれば開始するといった条件が設定できるた
め、便利である。なお、本実施の形態においては、広告
場所がTV番組であるとき、そのTV番組の視聴率と基
準単価とが開始条件として設定可能としたものについて
説明したが、これ以外にも、広告場所における広告効果
がその時々で変化するとともに、それを視聴率のように
定量的に判断できる指標が取得可能であれば、そのよう
な指標を開始条件として設定可能とすればよい。例え
ば、広告媒体がビルに設置されている電子掲示板である
場合には、それが面している歩道上の人間の通行量を開
始条件として設定可能とすればよい。
【0045】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1
〜図4に示した構成を有する広告入札システムにおい
て、広告主が広告場所としてTV番組を指定したとき、
広告開始条件として、基準単価に指値を設定することが
できるものである。
【0046】本システムにおいても、第1の実施の形態
と同様に図5のフローチャートに示した動作を基本とし
ており、クライアント端末3による前述した広告開始要
求処理においては、広告主が場所選択画面G1において
選択した広告場所の[条件]ボタンG1bをクリックし
たときには(図6のステップSA16でYES)、図1
2に示したような条件設定画面G4を表示して、広告主
に広告開始の条件設定を促すようになっている。広告開
始条件としては、前述した視聴率と基準単価とに加え、
所定範囲の視聴率毎に基準単価に指値を設定することが
できる。ただし、指値の設定は他の条件と合わせて設定
することができず、指値に設定できる基準単価は、予め
システム側で決められている基準単価以上の金額であ
る。なお、これ以外のクライアント端末3における動作
は、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略す
る。
【0047】図13は、上記のクライアント端末3の広
告開始要求処理に対応する広告管理サーバ2における
(図5のステップSB3に相当する)広告開始処理を示
すフローチャートである。
【0048】広告開始処理において、広告管理サーバ2
は、クライアント端末3からの要求に応じ、媒体情報フ
ァイル18から媒体情報データ21を読み出すととも
に、読み出したデータをクライアント端末3へ送信する
(ステップSB101)。また、クライアント端末3か
ら要求信号を受信すると(ステップSB122でYE
S)、媒体情報ファイル18に記憶してある媒体情報デ
ータ21に含まれる詳細情報データをクライアント端末
3へ送信し(ステップSB103)、さらに、クライア
ント端末3から要求内容を受信すると(ステップSB1
04でYES)、以下の処理を行う。
【0049】すなわち広告管理サーバ2は、受信した要
求内容に応じて、広告管理ファイル19の管理データ2
2(図4参照)に新たなデータを追加し、それを更新す
る(ステップSB105)。引き続き、ここで受信した
要求内容に広告開始条件が含まれておらず、かつその開
始要求(広告)の順番が最先でない、つまりその時点で
他の広告が実施されているときには(ステップSB10
6、SB109が共にNO)、そのまま広告開始処理を
終了し、図5のメインルーチンに戻る。また、その広告
の順番が最先であったときには(ステップSB109で
YES)、図5のステップSB1で受信していた広告主
IDに対応する広告データを登録広告ファイル17から
直ちに読み出し、それを開始指示と共に媒体運営装置4
へ送信する(ステップSB110)。これに伴い、媒体
運営装置4が、広告主に指定されたTV番組に、その広
告主の広告を表示させる(図5のステップSC2)。
【0050】一方、ステップSB106の判別結果がY
ESであって、受信した要求内容に広告開始条件が含ま
れていたときには、引き続き、その広告開始条件として
前述した指値が設定されているか否かを判別する(ステ
ップSB107)。ここで指値が設定されていない場合
には、他に実施中の広告がなく広告順が最先であり(ス
テップSB111でYES)、かつ条件が一致していれ
ば(ステップSB112でYES)、前述したステップ
SB110の処理を実行する。また、広告順が最先でな
いとき(ステップSB111でNO)、及び広告順が最
先であっても、条件が一致していなければ(ステップS
B112でNO)、そのまま広告開始処理を終了する。
【0051】また、ステップSB107の判別結果がY
ESであって、広告開始条件として前述した指値が設定
されていた場合には、まず、開始要求のあった広告に設
定されている指値と、同一のTV番組に対して既に開始
要求がある他の広告(他の待機広告)の指値(ただし、
その時点の視聴率に対応する指値)とを比較することに
よって、同一のTV番組に対して開始要求がある全ての
待機広告(本実施の形態では実施中の広告を含めるが、
含めなくとも良い)の広告順(待ち順)を更新する(ス
テップSB108)。例えば、図4に例示した媒体番号
が「00002」のTV番組おいて、その時点の視聴率が7
%であり、当該TV番組に開始要求がある広告(広告I
D)「BBBBB」と「DDDDD」と「AAAAA」
のうち、「BBBBB」と「AAAAA」とに指値が設
定され、かつ「BBBBB」の指値が1万円、「AAA
AA」の指値が2万円であった場合には、更新後の待ち
順は、指値が設定されている広告を先頭に「AAAA
A」、「BBBBB」、「DDDDD」の順に並べ替え
る。
【0052】そして、ステップSB104で開始指示が
あった広告が、新たな広告順で最先であれば(ステップ
SB109でYES)、つまり上記の例で「AAAA
A」であったときには、それに対応する広告データを登
録広告ファイル17から直ちに読み出し、それを開始指
示と共に媒体運営装置4へ送信する(ステップSB11
0)。また最先でなければ(ステップSB109でN
O)、つまり上記の例で「BBBBB」であったときに
は、そのまま広告開始処理を終了する。
【0053】図14は、本実施の形態における広告管理
サーバ2の(図5のステップSB5に相当する)終了受
付処理の内容を示すフローチャートである。
【0054】広告管理サーバ2は、クライアント端末3
からの広告終了要求に応じた終了受付処理に際して、ま
ず、前述した管理データ22(図4参照)を参照し、広
告終了要求があった場所に待機広告があるか否かを判別
する(ステップSB121)。待機広告がなければ(例
えば図4で媒体番号が「00003」のTV番組)、直ちに
ステップSB128に進み、管理データ22の内容(広
告順データ21g)を更新し、広告の終了指示を媒体運
営装置4へ送信する。これに伴い、媒体運営装置4が指
定された広告の実施を終了する(図5のステップSC
4)。一方、広告終了要求があったTV番組に待機広告
があったときには(ステップSB121でYES)、次
の広告に、広告開始条件として図12で説明した指値が
設定されていれば(ステップSB122でYES)、そ
の広告を、実施する広告に設定する(ステップSB12
6)。なお、他にも待機広告があれば、それらの待ち順
を繰り上げる。そして、実施する広告のデータを呼び出
した後(ステップSB127)、管理データ22の内容
(広告順データ21g)を更新するとともに、呼び出し
広告データと共に広告の変更指示を媒体運営装置4へ送
信する(ステップSB128)。
【0055】また、ステップSB122の判別結果がN
Oであって、次の広告に指値が設定されていないときに
は、引き続き視聴率や基準単価に関する他の条件が設定
されているか否かを判別する(ステップSB123)。
そして、いずれの条件も設定されていなければ、その広
告を、実施する広告に直ちに設定し(ステップSB12
6)、前述したステップSB127,SB128の処理
を行う。一方、ステップSB123の判別結果がYES
であって、次の広告に視聴率や基準単価に関する他の条
件が設定されていたときには、更にその時点における当
該TV番組の視聴率や基準単価(視聴率連動の場合)
が、設定されている条件に一致するか否かを判別する
(ステップSB124)。そして、条件が一致していれ
ば(ステップSB124でYES)、ステップSB12
6へ進み、その広告を、新たに実施する広告に設定した
後、前述したステップSB127,SB128の処理を
行う。また、条件が一致しておらず、他に待機広告があ
れば(ステップSB125でYES)、ステップSB1
23へ戻る。また、条件が一致しておらず、しかもその
他に待機広告がなければ(ステップSB124,SB1
25が共にNO)、そのままステップSB128へ進
み、前述した待機広告がなかった場合と同様の処理を行
うとともに終了受付処理を終了し、図5のメインルーチ
ンに戻る。
【0056】図15は、広告管理サーバ2における(図
5のステップSB7に相当する)広告開始確認処理の内
容を示すフローチャートである。
【0057】広告管理サーバ2は、前述したようにTV
番組の視聴率を取得した後の広告開始確認処理において
は、まず、自己が管理するTV番組の視聴率、及びそれ
と連動する基準単価(料金)について、媒体情報ファイ
ル18に記憶されている媒体情報データ21を更新する
(ステップSB131)。次に、各TV番組について以
下の処理を行う。まず、同一のTV番組に対して開始要
求がある全ての広告(本実施の形態では、実施中の広告
を含めるが、含めなくとも良い)について、広告開始条
件として前述した指値が設定されているものが含まれて
いるか否かを判別し、それが含まれていれば(ステップ
SB132でYES)、ステップSB131で更新され
た最新の視聴率に対応する指値を基準として、指値が設
定されている広告の待ち順を更新する(ステップSB1
33)。例えば、図4に例示した媒体番号が「00003」
のTV番組おいて、その時点の視聴率が7%であり、当
該TV番組に開始要求がある広告(広告ID)「BBB
BB」と「DDDDD」と「AAAAA」のうち、「B
BBBB」と「AAAAA」とに指値が設定され、かつ
「BBBBB」の指値が1万円、「AAAAA」の指値
が2万円であった場合には、指値が設定されている広告
を先頭に「AAAAA」、「BBBBB」、「DDDD
D」の順に並べ替える。また、そのTV番組に対し開始
要求があるいずれの広告にも指値が設定されていなけれ
ば、そのままステップSB134へ進む。
【0058】引き続き、上記の例のように、そのTV番
組においていずれかの広告が実施されており、実施中の
広告の待ち順がステップSB132の処理によって最先
ではなくなったときには(ステップSB134、SB1
35が共にYES)、変更後の最先の広告(上記の例で
は「AAAAA」)の広告データを呼び出し(ステップ
SB139)、共に広告の変更指示を媒体運営装置4へ
送信し(ステップSB140)、これにより広告を切り
替えた後、次のステップSB141へ進む。一方、広告
が実施されており、かつ実施中の広告の待ち順が依然と
して最先であったときには(ステップSB134がYE
S、SB135がNO)、そのままステップSB141
へ進み、その時における広告の実施を維持する。
【0059】また、その時点で広告が実施されていなか
ったときには(ステップSB134がNO)、待機中の
広告があるか否かを判別する(ステップSB136)。
ここで、待機中の広告もなければ、そのままステップS
B141へ進み、待機中の広告があったときには(ステ
ップSB136でYES)、更に、ステップSB131
で更新した視聴率や基準単価(視聴率連動の場合)が、
その待機広告に設定されている広告開始条件に一致する
か否かを判別する(ステップSB137)。そして、広
告開始条件が設定されている、ある広告において条件が
一致していなければ(ステップSB137でNO)、更
に広告開始条件が設定されている次の広告についても確
認する。このとき、広告開始条件が設定されているいず
れの広告にも、その時点の上記条件と一致するものがな
ければ(ステップSB136でNO)、そのままステッ
プSB141へ進む。
【0060】一方、広告開始条件が設定されているいず
れかの広告の条件が、その時点の上記条件と一致してい
た場合には(ステップSB137でYES)、その広告
を、実施する広告に設定するとともに、他にも待機広告
があれば、それらの待ち順を繰り上げる(ステップSB
138)。そして、その広告データを呼び出した後(ス
テップSB139)、呼び出し広告データと共に広告の
変更指示を媒体運営装置4へ送信し、当該広告の実施を
開始させる(ステップSB140)。引き続き、前述し
たステップSB132〜SB140までの処理をTV番
組について行い、それが完了した時点で(ステップSB
141でYES)、広告開始確認処理を終了し、図5の
メインルーチンに戻る。
【0061】以上のように本実施の形態のシステムによ
れば、広告主が、自己の広告の開始要求に際して指値を
設定することができ、その指値が、同一場所での実施を
要求している他の広告に設定されている指値よりも高い
時、また他の広告に指値が設定されていない場合には直
ちに、自己の広告を実施させることができる。
【0062】よって、第1の実施の形態で述べた効果に
加え、広告主は、指定した場所の広告を強く望む場合に
は、広告料をより高く設定することにより、自己の広告
を指定した実施場所で直ちかつ確実に実施することがで
きるという効果が得られる。このため、広告主において
は、第1の実施の形態に示したシステムに比べより一層
便利であるり、同時に、広告媒体保有者においては、よ
り高い広告収入を確保することができる。なお、かかる
効果は、前述したように広告場所がTV番組である場合
と、そうでない場合とに限らず得ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
広告主に、自ら指定した実施場所における広告の開始及
び終了を操作させることができるようにした。よって、
オン・デマンド型のスポット広告が実施可能となる。
【0064】また、本発明のシステムにおいては、ある
実施場所において他の広告主の広告が既に実施されてい
る場合でも、その実施場所に対する広告の開始要求は、
終了要求があるまで有効となるようにした。よって、広
告主は、他の広告主の広告が既に実施されている広告場
所に自己の広告の予約ができ、広告主に対する利便性を
向上させることができる。
【0065】また、広告主が、広告料を他の広告主より
も高く設定することにより、自己の広告を指定した実施
場所で直ちに、かつ確実に実施することができるように
した。よって、広告主に対しては利便性を向上させ、広
告場所の運営者に対しては、より高い広告収入を確保さ
せることができる。
【0066】また、広告主が、指定した実施場所での自
己の広告を、経済的効果や広告効果などを基準する所定
の条件付きで開始させることができるようにした。これ
によっても、広告主の利便性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に共通する広告入札シス
テムの構成図である。
【図2】広告管理サーバの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】媒体情報データの構成を示す模式図である。
【図4】管理データの構成を示す模式図である。
【図5】広告入札システムにおける動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるクライアン
ト端末の広告開始要求処理と、広告管理サーバの広告開
始処理とを示すフローチャートである。
【図7】同実施の形態おいてクライアント端末が広告開
始要求処理に際して表示する場所選択画面の一例を示す
図である。
【図8】同実施の形態おいてクライアント端末が広告開
始要求処理に際して表示する詳細説明画面の一例を示す
図である。
【図9】同実施の形態おいてクライアント端末が広告開
始要求処理に際して表示する条件設定画面の一例を示す
図である。
【図10】同実施の形態おける広告管理サーバの終了受
付処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】同実施の形態おける広告管理サーバの広告開
始確認処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態においてクライア
ント端末が広告開始要求処理に際して表示する条件設定
画面の一例を示す図である。
【図13】同実施の形態における広告管理サーバの広告
開始処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】同実施の形態おける広告管理サーバの終了受
付処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】同実施の形態おける広告管理サーバの広告開
始確認処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 インターネット 2 広告管理サーバ 3 クライアント端末 11 制御部 14 通信部 15 プログラムファイル 17 登録広告ファイル 18 媒体情報ファイル 19 広告管理ファイル 20 登録広告データ 20a 広告ID 20b 広告データ 20c 条件データ 20d 広告主ID 21 媒体情報データ 21a 媒体番号 21c 広告場所 21g 広告順データ 22 管理データ G1 場所選択画面 G2 詳細説明画面 G3,G4 条件設定画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC G09F 19/00 G09F 19/00 Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続される広告管
    理サーバとクライアント端末とからなり、 前記広告管理サーバは、 自己が管理している広告の実施場所に関する場所情報を
    記憶する場所情報記憶手段と、 広告主を特定する広告主情報と、その広告主により登録
    された広告の実施に必要な広告情報とを対応させて記憶
    する登録広告情報記憶手段と、 前記場所情報記憶手段に記憶されている場所情報を前記
    クライアント端末へ提供する場所情報提供手段と、 前記クライアント端末からネットワークを介して送られ
    てくる広告主情報、及び前記場所情報提供手段により提
    供した場所情報により示される実施場所であって前記広
    告主に指定された実施場所における、広告の開始要求及
    び終了要求を受信する受信手段と、 この受信手段により受信した広告主情報と対応して前記
    登録広告情報記憶手段に記憶されている広告情報を読み
    出し、読み出した広告情報に基づく広告を、受信手段に
    より受信した開始要求に従い、指定された実施場所で開
    始させる開始手段と、 この開始手段により開始させた広告を、前記受信手段に
    より受信した終了要求に従い終了させる終了手段とを備
    えたことを特徴とする広告システム。
  2. 【請求項2】 前記広告管理サーバは、前記受信手段に
    より受信した1又は複数の広告の開始要求を、実施場所
    に対応させて記憶する開始要求記憶手段を備え、前記開
    始手段は、前記開始要求記憶手段に記憶されている同一
    の実施場所に対応する開始要求のうちのいずれかを所定
    の規則に従い採用し、採用した開始要求に従い広告を開
    始させ、前記終了手段は、開始手段により開始させた広
    告を、前記受信手段により受信した終了要求に従い終了
    させるとき、終了要求に対応する開始要求を前記開始要
    求記憶手段から削除することを特徴とする請求項1記載
    の広告システム。
  3. 【請求項3】 前記所定の規則は、受信手段により受信
    した順序であることを特徴とする請求項2記載の広告シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記受信手段は、広告料の指定価格を含
    む広告の開始要求を前記クライアント端末から受信する
    とともに、前記所定の規則は、開始要求に含まれた指定
    価格であることを特徴とする請求項2記載の広告システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記受信手段は、所定の開始条件を含む
    広告の開始要求を前記クライアント端末から受信し、前
    記開始手段は、前記登録広告情報記憶手段から読み出し
    た広告情報に基づく広告を、前記受信手段により受信し
    た開始要求に含まれた開始条件を満足するとき、指定さ
    れた実施場所で開始させることを特徴とする請求項1乃
    至4いずれか記載の広告システム。
  6. 【請求項6】 前記開始条件は、その時々で変化する広
    告料であることを特徴とする請求項5記載の広告システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記広告の実施場所はテレビ番組である
    とともに、前記開始条件は視聴率であることを特徴とす
    る請求項5又は6記載の広告システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7いずれか記載の広告シス
    テムに用いる広告管理サーバ。
  9. 【請求項9】 所定の実施場所における広告の開始及び
    終了を管理する広告管理方法において、 前記実施場所で実施する広告主が異なる複数の広告を事
    前に登録しておき、広告主からの開始要求に応じ、当該
    広告主の広告を前記実施場所で実施させ、かつ広告主か
    らの開始要求に応じ、当該広告主の広告を終了させるこ
    とを特徴とする広告管理方法。
  10. 【請求項10】 所定の実施場所における広告の開始及
    び終了を管理する広告管理サーバが有するコンピュータ
    に、 クライアント端末からネットワークを介して送られてき
    た広告主情報と対応する広告情報を記憶手段から読み出
    し、読み出した広告情報に基づく広告を、前記広告主情
    報と共に送られてきた、管理対象である実施場所のうち
    の指定された実施場所での開始要求に従い、指定された
    実施場所で開始させる開始手段、 開始させた広告を、前記クライアント端末からネットワ
    ークを介して送られてきた終了要求に従い終了させる終
    了手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取り可能な記録媒体。
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