JP2002353942A - 回転部の信号伝送装置 - Google Patents

回転部の信号伝送装置

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JP2002353942A
JP2002353942A JP2001160801A JP2001160801A JP2002353942A JP 2002353942 A JP2002353942 A JP 2002353942A JP 2001160801 A JP2001160801 A JP 2001160801A JP 2001160801 A JP2001160801 A JP 2001160801A JP 2002353942 A JP2002353942 A JP 2002353942A
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signal
rotating
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low
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JP2001160801A
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Hiromitsu Inoue
洋光 井上
Fumihiko Oshima
文彦 大島
Yuukito Shimotori
有紀等 下鳥
Hiroshi Asano
浩 浅野
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NANAHOSHI KAGAKU KENKYUSHO KK
Yazaki Corp
Nanaboshi Electric Manufacturing Co Ltd
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NANAHOSHI KAGAKU KENKYUSHO KK
Yazaki Corp
Nanaboshi Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Optical Communication System (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速通信用信号と低速通信用信号とを同一の
波長の信号で伝送することのできる回転部の信号伝送装
置を提供することが課題である。 【解決手段】 固定側と、該固定側に形成された回転中
心部を軸として回転動可能な回転側との間にて、非接触
で高速通信用信号、及び低速通信用信号を伝送する回転
部の信号伝送装置において、固定側、或いは回転側の少
なくとも一方に高速通信用送信手段、他方に高速通信用
受信手段を設置し、高速通信用送信手段より送信される
信号の各フレーム中の、少なくとも1つのチャンネル
に、低速通信用信号のデータを書き込む。これにより、
装置規模の簡素化、低コスト化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定側と、該固定
側に形成された回転中心部を軸として回転可能な回転側
との間の信号の送受信を、非接触で行うことのできる回
転部の信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に搭載されるステアリング
は、回転中心となるステアリングシャフトが車体側のコ
ラムカバーに軸支されて、回転動可能に取り付けられて
いる。また、ステアリングには、ホーン(警笛)、オー
ディオ操作スイッチ等、種々の操作スイッチやエアバッ
グが取り付けられたものが多くなっている。
【0003】従って、コラム側とステアリング側との間
には、両者を接続する電力配線、及び計装配線を設置す
る必要があり、従来においては、コラム側とステアリン
グ側との間を、電線を用いて接続する方法や、スリップ
リングを用いて接続する方法が採用されている。ところ
が、このような方法では、ステアリングを回転させる度
に電線、或いはスリップリングに負担がかかるので、度
重なる使用により電線が破損したり、スリップリングが
摩耗するというトラブルの原因となる。また、摺動音や
振り音が発生するという問題が発生する。
【0004】そこでこのような問題を解決するために、
従来より、コラム、ステアリング間を発光素子と受光素
子とを用いることにより非接触で連結し、光伝送にて信
号の送受信を行う方式が提案されている。この場合、エ
アバッグの起爆信号のように、高い信頼性、即応性が要
求される信号と、オーディオ信号やイルミネーション信
号等の信号とを分離するために、エアバッグの起爆信号
については赤外線信号を用い、その他の信号については
可視光を用いる方式を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、異なる波長
を有する光信号を用いると、受信側にて波長を選択する
ための光学フィルタが必要となるばかりでなく、2つの
波長の送受信デバイスが必要になる。このため、装置が
大規模化し、コスト高になるという問題が発生する。
【0006】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、高い信頼性、即応性が要求される高速通信用信号
と、その他の低速通信用信号とを同一の波長の信号で伝
送することのできる回転部の信号伝送装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、固定側と、該固定側
に形成された回転中心部を軸として回転動可能な回転側
との間にて、非接触で高速通信用信号、及び低速通信用
信号を伝送する回転部の信号伝送装置において、前記固
定側、或いは回転側の少なくとも一方に高速通信用送信
手段、他方に高速通信用受信手段を設置し、前記高速通
信用送信手段より送信される信号の各フレーム中の、少
なくとも1つのチャンネルに、前記低速通信用信号のデ
ータを書き込むことが特徴である。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、固定側
と、該固定側に形成された回転中心部を軸として回転動
可能な回転側との間にて、非接触で高速通信用信号、及
び低速通信用信号を伝送する回転部の信号伝送装置にお
いて、前記固定側と、前記回転側との間に、前記回転中
心部を中心としたリング状の光伝搬路を形成し、該光伝
搬路内の、固定側、或いは回転側の少なくとも一方に高
速通信用送信手段、他方に高速通信用受信手段を設置
し、前記高速通信用送信手段より送信される信号の各フ
レーム中の、少なくとも1チャンネルに、前記低速通信
用信号のデータを書き込むことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、固定側と、該固
定側に形成された回転中心部を軸として回転動可能な回
転側との間にて、非接触で高速通信用信号、及び低速通
信用信号を伝送する回転部の信号伝送装置において、前
記固定側と前記回転側との間に形成され、前記回転中心
部を中心としたリング状をなす光伝搬路と、前記光伝搬
路の、前記固定側に形成された固定側高速通信用送信手
段、及び固定側高速通信用受信手段と、前記光伝搬路
の、前記回転側に設置された回転側高速通信用送信手
段、及び回転側高速通信用受信手段と、を有し、前記固
定側高速通信用送信手段は、前記固定側から前記回転側
へ送信する前記高速通信用信号の各フレーム中の、少な
くとも1つのチャンネルに前記低速通信用信号を書き込
み、前記回転側高速通信用送信手段は、前記回転側から
前記固定側へ送信する前記高速通信用信号の各フレーム
中の、少なくとも1つのチャンネルに前記低速通信用信
号を書き込むことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記固定側は、
車両のコラムであり、前記回転側は、ステアリングであ
ることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記コラムから
前記ステアリングへ送信する高速通信用信号は、前記ス
テアリングに搭載されるエアバッグを起動させるための
起爆信号であることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記高速通信用
信号に、彼此判定ビットを設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る回転部の信号
伝送装置の一実施形態の構成を示すブロック図であり、
車両のコラム側とステアリング側との間の信号伝送に用
いる例について示している。同図に示すように、該信号
伝送装置1は、車両のコラム側に搭載されるコラムユニ
ット2と、ステアリング側に搭載されるステアリングユ
ニット3と、光伝搬路4とに大別して構成されている。
【0014】コラムユニット2は、低速通信制御部5
と、高速通信制御部6と、変換用クロック出力部7と、
半二重制御用クロック出力部8と、LEDドライバ9、
及び波形整形部10を具備している。
【0015】低速通信制御部5は、送信対象となる低速
通信用信号(パラレル信号)をシリアル信号に変換する
と共に、受信された低速通信用信号(シリアル信号)を
パラレル信号に変換して出力する。
【0016】高速通信制御部6は、高速半二重制御を行
うと共に、送信対象となる高速通信用信号(パラレル信
号)をシリアル信号に変換し、且つ受信された高速通信
用信号(シリアル信号)をパラレル信号に変換する処理
を行う。
【0017】変換用クロック出力部7は、低速通信制御
部5におけるパラレル/シリアル変換、及びシリアル/
パラレル変換の際に用いるクロック信号を出力する。
【0018】半二重制御用クロック出力部8は、高速通
信制御部6において用いられる半二重制御用クロック信
号を出力する。
【0019】LEDドライバ9は、コラムユニット2よ
りステアリングユニット3へ送信する高速通信用信号
を、赤外線信号として出力する赤外LED17(後述)
を駆動させる。
【0020】波形整形部10は、フォトIC18(後
述)で受光された赤外線信号を波形整形し、高速通信制
御部6へ出力する。
【0021】また、ステアリングユニット3について
も、コラムユニット2と同様に、低速通信制御部11
と、高速通信制御部12と、変換用クロック出力部13
と、半二重制御用クロック出力部14と、LEDドライ
バ15、及び波形整形部16を有している。
【0022】ここで、ステアリングユニット3の各構成
要素は、コラムユニット2の構成要素と略同様の機能を
具備している。但し、高速通信制御部12では、高速通
信用信号を送信するのではなく、受信する構成を成して
いる点で相違している。つまり、高速通信用信号は、コ
ラムユニット2側からステアリングユニット3側への一
方通行とされている。
【0023】光伝搬路4は、コラムユニット2とステア
リングユニット3との間を光伝送により、非接触で信号
の送受信を行うものであり、コラムユニット2側に取り
付けられた赤外LED(高速通信用送信手段)17及び
フォトIC(高速通信用受信手段)18と、ステアリン
グユニット3側に取り付けられた赤外LED(高速通信
用送信手段)19及びフォトIC(高速通信用受信手
段)20と、を具備している。
【0024】図2は、光伝搬路4の構成を示す断面図で
あり、同図に示すように、光伝搬路4は、コラム側(固
定側)に搭載される断面凹字形状の第1の円環形状部2
1と、ステアリング側(回転側)に搭載される断面凹字
形状の第2の円環形状部22とを有し、各円環形状部2
1,22の凹部開口面どうしが向き合うことにより、閉
塞された円環状(リング状)の光伝搬路4が形成されて
いる。また、光伝搬路4の内面は、アルミ蒸着により、
赤外線が反射し易いように構成されている。
【0025】図3(a)は、コラム側に形成される第1
の円環形状部21の内部構成を示す説明図、同図(b)
は、ステアリング側に形成される第2の円環形状部22
の内部構成を示す説明図である。同図(a)に示すよう
に、第1の円環形状部21内には、4個の赤外LED1
7が、互いに90度の角度となる位置にそれぞれ取り付
けられており、更に、1個のフォトIC18が取り付け
られている。同様に、同図(b)に示すように、第2の
円環形状部22内には、4個の赤外LED19が、互い
に90度の角度となる位置にそれぞれ取り付けられてお
り、更に、1個のフォトIC20が取り付けられてい
る。
【0026】従って、ステアリング側を回転させること
により、第1の円環形状部21に対する第2の円環形状
部22の位置が変化した場合でも、一方のフォトIC
(18または20)は、他方の赤外LED(17または
19)に対して90度の角度以内の位置に存在すること
になる。
【0027】次に、前述のように構成された本実施形態
の作用について説明する。図4は、コラムユニット2と
ステアリングユニット3の間の通信信号を模式的に示す
説明図である。コラムユニット2からステアリングユニ
ット3へ送信する高速通信用信号(Xチャンネル)とし
て、エアバッグの起爆信号があり、低速通信用信号(Y
チャンネル)として、オーディオ信号やイルミネーショ
ン信号がある。また、ステアリングユニット3からコラ
ムユニット2へ送信する低速通信用信号(Zチャンネ
ル)としては、同様にオーディオ信号やイルミネーショ
ン信号がある。
【0028】いま、図1に示す高速通信制御部6に、高
速通信用信号が与えられると、1フレーム中に、スター
トビット、チャンネル1、チャンネル2、・・、チャン
ネルX、パリティビット、及びストップビットを有する
データ列となるフォーマットの信号に変換される。
【0029】更に、図1に示す低速通信制御部5に低速
通信用信号がパラレル信号として入力されると、該低速
通信用信号は、シリアル信号に変換されて高速通信制御
部6に供給される。そして、この低速通信信号の1チャ
ンネル分が、高速通信の1フレーム中のチャンネル(X
+1)に書き込まれる。
【0030】また、信号の伝送方向を判定するための彼
此判定ビットが、スタートビットとチャンネル1との間
に書き込まれる。即ち、光伝搬路4内では、コラムユニ
ット2側からステアリングユニット3側へ送信する信号
と、ステアリングユニット3側からコラムユニット2側
へ送信する信号とが混在するため、彼此判定ビットを付
加することにより、信号の伝送方向を判定している。そ
の結果、高速通信用の1フレームは、図5に示す如くの
データ列となる。
【0031】そして、図6のタイミングチャートに示す
ように、高速通信フレームの1チャンネル分(X+1チ
ャンネル)に低速通信用信号の1チャンネル分のデータ
を書き込んだ状態で、高速通信用信号が送信される。
【0032】送信された高速通信用信号は、LEDドラ
イバ9、及び赤外LED17を介して赤外線信号として
光伝搬路4内に出射され、該赤外線信号は、ステアリン
グユニット3側のフォトIC20にて受光される。そし
て、高速通信制御部12、及び低速通信制御部11を介
して、高速通信用信号出力、及び低速通信用信号出力が
得られる。
【0033】こうして、高速通信用の赤外線信号のみを
用いて、高速通信用信号、及び低速通信用信号の双方を
伝送することができるのである。
【0034】また、ステアリングユニット3からコラム
ユニット2への、低速通信用信号(Zチャンネル)を考
慮すると、図7に示すように、コラムユニット2より送
信される送信信号のストップビットと、次回のスタート
ビットとの間(符号T1)を利用して、ステアリングユ
ニット3からの高速通信用信号を送信する。
【0035】高速通信用信号は、図8に示すように、ス
タートビット、彼此判定ビット、データ、パリティビッ
ト、及びストップビットから構成されており、「デー
タ」のチャンネルに低速通信用信号の1チャンネル分の
データを書き込むことにより、ステアリングユニット3
よりコラムユニット2へ低速通信用信号を送信すること
ができる。
【0036】このようにして、本実施形態に係る回転部
の信号伝送装置1では、低速通信用信号のデータを、高
速通信用信号の1つ(又は複数)のチャンネルに書き込
んで、コラムユニット2からステアリングユニット3へ
の信号の伝送、及びステアリングユニット3からコラム
ユニット2への信号の伝送を行うようにしている。よっ
て、低速通信用信号の送受信装置と、高速通信用信号の
送受信装置をそれぞれ別個に設けることがなく、装置の
構成を簡素化することができる。
【0037】また、高速通信用信号に付加されるデータ
は、低速通信用信号を書き込むチャンネルと、彼此判定
ビット分の2チャンネル分であるので、高速通信フレー
ムが著しく長くなることがなく、高速通信用信号の即応
性を低下させることがない。つまり、エアバッグの起爆
信号を確実、且つ迅速にコラムユニット2側からステア
リングユニット3側へ伝送することができる。
【0038】更に、低速通信用信号の通信状態を監視す
ることにより、高速通信用信号が正常に伝送されている
かどうかを判断することができる。即ち、例えば、オー
ディオ等のコントロール(低速通信用信号)が動作しな
くなれば、エアバッグ(高速通信用信号)も作動しない
ことになるので、故障の判定を確実に行うことができ
る。
【0039】以上、本発明の回転部の信号伝送装置を図
示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有
する任意の構成のものに置き換えることができる。
【0040】例えば、上記した実施形態では、高速通信
用信号の1フレームに、1チャンネル分の低速通信用信
号のデータを付加する例について説明したが、本発明
は、これに限定されるものではなく、2チャンネル以上
とすることも可能である。即ち、図5に示したデータ列
に対し、更に(X+2)チャンネル、(X+3)チャン
ネルを設定し、これらのチャンネルに低速通信用信号の
データを付加する構成とすることも可能である。
【0041】また、上記した実施形態では、コラムユニ
ット2側、及びステアリングユニット3側にそれぞれ4
個づつ赤外LED17,19を設ける構成としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、1または複数個
とすることができる。また、赤外LED17,19とし
て、光路の妨げにならないように、実装型のLEDを用
いる構成とすることも可能である。
【0042】更に、上記した実施形態では、光伝送路4
にて、赤外線を用いて信号の送受信を行うように構成し
たが、本発明はこれに限定されるものでは無く、その他
の光信号を用いることができる。
【0043】また、上記した実施形態では、固定側とし
て車両のコラム側、回転側として車両のステアリング側
を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、その他の回転側と固定側との間を非接触で信号を
伝送するものについて適宜用いることができる。例え
ば、自動化された工場での回転部を介するセンサ情報通
信や、ステアリングを具備した車両以外の乗り物等に適
用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速通信用信号(エアバッグ起爆信号等)に、低速通信
用信号(イルミネーション信号やオーディオ信号等)の
データを書き込んで、固定側と回転側との間の信号伝送
を行うようにしているので、従来のように、複数の波長
の光信号を用いる必要がない。このため、受光デバイス
に必要な波長選択フィルタを搭載する必要がなく、構成
を簡素化することができる。また、コストダウンを図る
ことができる。
【0045】また、低速通信用信号の伝送が正常に動作
していれば、高速通信用信号の伝送も正常に動作するこ
とになるので、例えば、高速通信用信号が、高い信頼性
が要求されるエアバッグの起爆信号である場合には、確
実、且つ迅速に起爆信号を伝送することができる。つま
り、低速通信用信号の送受信を監視することにより、高
速通信用信号の信頼性を確保することができる。
【0046】更に、彼此判定ビットを付加することによ
り、固定側から送信された信号であるか、回転側から送
信された信号であるかを判定することができ、データ伝
送信頼性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る回転部の信号伝送装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】光伝搬路の構成を示す断面図である。
【図3】(a)は第1の円環部材の構成、(b)は第2
の円環部材の構成を示す。
【図4】コラムユニットとステアリングユニットとの間
を伝送される信号を示す模式図である。
【図5】コラムユニット側からステアリングユニット側
へ送信される高速通信フレームのデータ列を示す説明図
である。
【図6】コラムユニット側からステアリングユニット側
へ送信されるデータのタイミングチャートである。
【図7】コラムユニット側からステアリングユニット
側、及びステアリングユニット側からコラムユニット側
へ送信されるデータのタイミングチャートである。
【図8】ステアリングユニット側からコラムユニット側
へ送信される高速通信フレームのデータ列を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 信号伝送装置 2 コラムユニット 3 ステアリングユニット 4 光伝搬路 5,11 低速通信制御部 6,12 高速通信制御部 7,13 変換用クロック出力部 8,14 半二重制御用クロック出力部 9,15 LEDドライバ 10,16 波形整形部 17,19 赤外LED(高速通信用送信手段) 18,20 フォトIC(高速通信用受信手段) 21 第1の円環形状部 22 第2の円環形状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/00 H04B 9/00 R 10/10 A 10/105 10/22 H04J 14/04 14/06 (72)発明者 大島 文彦 埼玉県狭山市柏原71番地 株式会社七星科 学研究所内 (72)発明者 下鳥 有紀等 埼玉県狭山市柏原71番地 株式会社七星科 学研究所内 (72)発明者 浅野 浩 埼玉県狭山市柏原71番地 株式会社七星科 学研究所内 Fターム(参考) 2F073 AA31 AB12 BB02 BC04 CC05 CD12 DD01 FF08 GG01 GG04 GG06 3D033 CA29 DB05 5K002 BA21 DA01 DA05 DA32 FA03 GA04 GA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側と、該固定側に形成された回転中
    心部を軸として回転動可能な回転側との間にて、非接触
    で高速通信用信号、及び低速通信用信号を伝送する回転
    部の信号伝送装置において、 前記固定側、或いは回転側の少なくとも一方に高速通信
    用送信手段、他方に高速通信用受信手段を設置し、 前記高速通信用送信手段より送信される信号の各フレー
    ム中の、少なくとも1つのチャンネルに、前記低速通信
    用信号のデータを書き込むことを特徴とする回転部の信
    号伝送装置。
  2. 【請求項2】 固定側と、該固定側に形成された回転中
    心部を軸として回転動可能な回転側との間にて、非接触
    で高速通信用信号、及び低速通信用信号を伝送する回転
    部の信号伝送装置において、 前記固定側と、前記回転側との間に、前記回転中心部を
    中心としたリング状の光伝搬路を形成し、該光伝搬路内
    の、固定側、或いは回転側の少なくとも一方に高速通信
    用送信手段、他方に高速通信用受信手段を設置し、 前記高速通信用送信手段より送信される信号の各フレー
    ム中の、少なくとも1チャンネルに、前記低速通信用信
    号のデータを書き込むことを特徴とする回転部の信号伝
    送装置。
  3. 【請求項3】 固定側と、該固定側に形成された回転中
    心部を軸として回転動可能な回転側との間にて、非接触
    で高速通信用信号、及び低速通信用信号を伝送する回転
    部の信号伝送装置において、 前記固定側と前記回転側との間に形成され、前記回転中
    心部を中心としたリング状をなす光伝搬路と、 前記光伝搬路の、前記固定側に形成された固定側高速通
    信用送信手段、及び固定側高速通信用受信手段と、 前記光伝搬路の、前記回転側に設置された回転側高速通
    信用送信手段、及び回転側高速通信用受信手段と、を有
    し、 前記固定側高速通信用送信手段は、前記固定側から前記
    回転側へ送信する前記高速通信用信号の各フレーム中
    の、少なくとも1つのチャンネルに前記低速通信用信号
    を書き込み、 前記回転側高速通信用送信手段は、前記回転側から前記
    固定側へ送信する前記高速通信用信号の各フレーム中
    の、少なくとも1つのチャンネルに前記低速通信用信号
    を書き込むことを特徴とする回転部の信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記固定側は、車両のコラムであり、前
    記回転側は、ステアリングであることを特徴とする請求
    項1〜請求項3のいずれかに記載の回転部の信号伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記コラムから前記ステアリングへ送信
    する高速通信用信号は、前記ステアリングに搭載される
    エアバッグを起動させるための起爆信号であることを特
    徴とする請求項4に記載の回転部の信号伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記高速通信用信号に、彼此判定ビット
    を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれ
    か1項に記載の回転部の信号伝送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154166A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Topcon Corp 光信号伝送装置
JP2011109185A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Toshiba Corp 可視光通信装置

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