JP2002353742A - ショックノイズ防止回路 - Google Patents

ショックノイズ防止回路

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JP2002353742A
JP2002353742A JP2001156868A JP2001156868A JP2002353742A JP 2002353742 A JP2002353742 A JP 2002353742A JP 2001156868 A JP2001156868 A JP 2001156868A JP 2001156868 A JP2001156868 A JP 2001156868A JP 2002353742 A JP2002353742 A JP 2002353742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源がオフ状態からオン状態に変化されたとき
と電源がオン状態からオフ状態に変化されたときのいず
れの場合においても、当該電源に過渡的に生じる不安定
出力に起因するノイズ成分が所期の音声信号系統に現れ
ないようにするショックノイズ防止回路を提供する。 【解決手段】+電源と−電源の間に第1の時定数回路と
第2の時定数回路が接続されている。第1の時定数回路
は、抵抗R1、R2の直列回路の接続点と−電源の間に
コンデンサC3を接続して構成され、第2の時定数回路
は、抵抗R8、R9の直列回路を接続点と+電源の間に
コンデンサC6を接続して構成される。抵抗R1、R2
の接続点に生じる電位Cの第1の時定数信号と、抵抗R
8、R9の接続点に生じる電位Bの第2の時定数信号
を、共通的にトランジスタTr2、Tr3を介してスイ
ッチ素子(トランジスタTr3)の制御端に対して供給
する結合回路がダイオードD1,D2で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声増幅器等々の
音声装置における電源投入時と電源遮断時に過渡的に生
じるノイズを防止するショックノイズ防止回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、音声装置における電源投入時や
電源遮断時には、音声増幅等の回路各部への電源供給が
平生時に比して過渡的に乱れたものとなるので、これに
伴うノイズが音声信号系統に生じてしまうためにこれを
防止するショックノイズ防止回路が設けられている。
【0003】このような音声装置におけるショックノイ
ズ防止回路は、音声ライン入力を所定のゲインで増幅し
てライン出力として後段回路部に出力するラインアンプ
回路で当該音声装置が構成される場合には、そのショッ
クノイズ防止回路が図12に示すように回路構成されて
いる。
【0004】図12において、ライン入力端に印加され
た信号は、集積回路化されたアンプIC1で増幅され、
その出力信号の直流成分がコンデンサC5によってカッ
トされ、抵抗R5を介してライン出力端から出力信号G
として後段回路部(図示せず)に出力される。このライ
ン出力端と接地端の間には、インピーダンスマッチング
用の抵抗R6が接続されると共に、トランジスタTr3
のコレクタ・エミッタが接続されている。このトランジ
スタTr3は、自身のベースに選択的に印加される制御
信号によってオンされてライン出力端を接地端に短絡す
るためのものである。
【0005】一方、+電源(正電源)と−電源(負電
源)の間には、コンデンサC1とコンデンサC2の直列
回路が接続され、その中点が接地され、また+電源と−
電源の間に抵抗R1と抵抗R2の直列回路が接続され、
その中点と−電源の間にコンデンサC3が接続されてい
る。
【0006】このようにして抵抗R1と抵抗R2とコン
デンサC3で構成される「時定数回路」は、+電源と−
電源の出力に接続されて後述のスイッチ素子(トランジ
スタTr1〜Tr3)をオンオフ制御するためのもので
あり、「抵抗R1、抵抗R2、コンデンサC3」の共通
接続点(電位A)は、ベース抵抗を内蔵してモジュール
部品化されたトランジスタTr2の制御端(ベース側)
に接続されると共に、音声装置の全体を制御する制御部
から出力されるミュート信号がエミッタに印加され、当
該トランジスタTr2がオンされたときにミュート信号
がエミッタ・コレクタを介してトランジスタTr1のベ
ース側に出力される。
【0007】トランジスタTr1は、ベース抵抗とエミ
ッタ抵抗を内蔵してモジュール部品化されたもので、エ
ミッタに前述のE点が接続され、コレクタには、前述の
F点に接続される抵抗R3と抵抗R4を順次介して接続
され、この抵抗R3と抵抗R4の接続点(電位D)は、
抵抗R7を介してトランジスタTr3のベースに接続さ
れると共に、当該D点とE点の間にコンデンサC4が接
続されている。
【0008】このミュート信号は、図示しない制御部の
作動によってミュートオン時にはLレベルとされてミュ
ートオフ時にはHレベルとされ、このHまたはLレベル
に応じてトランジスタTr3がオン/オフ制御(詳細動
作は後述)されることによってライン出力端が接地/非
接地の各状態にされたミュート動作が行われる。
【0009】即ち、ミュートオン時には、トランジスタ
Tr2のエミッタにミュート信号のLレベルが印加され
ることによってトランジスタTr2がオンされ、これに
連動してトランジスタTr1のベースがLレベルにさ
れ、トランジスタTr1がオンする。すると、D点には
抵抗R3と抵抗R4によってバイアスされたHレベル電
圧が生じ、この電圧が抵抗R7を介してトランジスタT
r3のベースに印加されることによってトランジスタT
r3がオンされてライン出力端が接地され後段回路部へ
の信号出力が無くなる。
【0010】また、ミュートオフ時には、トランジスタ
Tr2のエミッタに、ミュート信号のHレベルが印加さ
れることによってトランジスタTr2がオフされ、これ
に連動してトランジスタTr1のベースがHレベルにさ
れ、トランジスタTr1がオフする。このときD点の電
位は、抵抗R3によって−電源の電圧にプルダウンされ
る状態になり、トランジスタTr3のベース電位に−の
電位が現れ、その結果トランジスタTr3がオフされ、
ライン入力端に印加される信号をアンプIC1で増幅し
た信号がライン出力端にそのまま現れて後段回路部に出
力される。
【0011】従って、ミュート信号がLレベルとHレベ
ルに選択的にされることによってトランジスタTr3が
オン/オフ制御されることによってショックノイズが防
止されるのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のショックノイズ
防止回路は、電源スタンバイ状態から電源オン状態にす
る場合には、「コンデンサC3と抵抗R2」による時定
数が原因で電位Aが安定時の電位より−方向に振られ、
+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aと出力信号Gを合
わせて示す図13のような特性を有する。図13の特性
図は、+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aに関しては
縦軸が±20Vを1目盛当たり5Vで示し、横軸が時間
Tの0〜1秒を1目盛当たり0.1秒で示し、出力信号
Gに関しては横軸はそのままで、縦軸のみを拡大して1
目盛当たり200mVで示す。
【0013】図13より明らかなように、電位Aに関し
ては−方向に振られることによってトランジスタTr2
がオフ状態にされてしまい、これに連動してトランジス
タTr1がオフされ、その結果トランジスタTr3がオ
フ状態にされてしまい、電源投入時のノイズが出力信号
Gに現れ、例えば過渡的に約200mVの成分として生
じてしまう。
【0014】また、電源オフ状態から電源オン状態にす
る場合には、「コンデンサC3と抵抗R2」による時定
数が原因で電位Aが安定時の電位より−方向に振られ、
+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aと出力信号Gを合
わせて示す図14のような特性を有する。図14の特性
図は、+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aに関しては
縦軸が±20Vを1目盛当たり5Vで示し、横軸が時間
Tの0〜2秒を1目盛当たり0.2秒で示し、出力信号
Gに関しては横軸はそのままで、縦軸のみを拡大して1
目盛当たり200mVで示す。
【0015】図14より明らかなように、電位Aに関し
ては−方向に振られることによってトランジスタTr2
がオフ状態にされてしまい、これに連動してトランジス
タTr1がオフされ、その結果トランジスタTr3がオ
フ状態にされてしまい、電源投入時のノイズが出力信号
Gに現れ、例えば過渡的に約100mVの成分として生
じてしまう。このノイズ成分は、電源オフ状態から電源
オン状態にする場合のノイズ成分(約200mV)の略
半分であるが無視できない値である。
【0016】一方、安定した電源オン状態から電源オフ
状態にする場合には、電位Aが安定時の電位より−方向
に振られることはなく、僅かに+方向に振られるので、
+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aと出力信号Gを合
わせて示す図15のような特性を有する。図15の特性
図は、+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aに関しては
縦軸が±20Vを1目盛当たり5Vで示し、横軸が時間
Tの0〜0.5秒を2目盛当たり0.1秒で示し、出力
信号Gに関しては横軸はそのままで、縦軸のみを拡大し
て1目盛当たり200mVで示す。
【0017】図15より明らかなように、電位Aに関し
ては−方向に振られることなく僅かに+方向に振られる
ことによってトランジスタTr2はオン状態が保持され
ていて、この結果、トランジスタTr3のオン状態が保
持されるので、電源投入時のノイズが出力信号Gに現れ
ることはない。
【0018】安定した電源オン状態から電源スタンバイ
状態にする場合には、電位Aが安定時の電位より−方向
に振られることはなく、僅かに+方向に振られるので、
+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aと出力信号Gを合
わせて示す図16のような特性を有する。図16の特性
図は、+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aに関しては
縦軸が±20Vを1目盛当たり5Vで示し、横軸が時間
Tの0〜1秒を1目盛当たり0.1秒で示し、出力信号
Gに関しては横軸はそのままで、縦軸のみを拡大して1
目盛当たり200mVで示す。
【0019】図16より明らかなように、電位Aに関し
ては−方向に振られることなく僅かに+方向に振られる
ことによってトランジスタTr2はオン状態が保持され
ていて、この結果、トランジスタTr3のオン状態が保
持されるので、電源投入時のノイズが出力信号Gに現れ
ることはない。
【0020】今までの説明は、「コンデンサC3と抵抗
R2」による時定数が原因で電位Aが安定時の電位より
−方向に振られることにより、電源オン状態に変化させ
るときにノイズが生じ、電源オフ状態に変化させるとき
にはノイズが生じないということであるが、「コンデン
サC3と抵抗R3」による時定数に着目した場合には、
電位Aが安定時の電位よりも+方向に振られることが原
因でトランジスタTr2がオフすることはないが、電源
オフ状態に変化させる場合にはこの時定数に起因して電
位Aが−方向に振られるため、この瞬間にトランジスタ
Tr2がオフされ、これに連動してトランジスタTr3
がオフされるので電源投入時のノイズが出力信号Gに現
れることがある。
【0021】そこで、本発明の目的は、電源がオフ状態
からオン状態に変化されたときと電源がオン状態からオ
フ状態に変化されたときのいずれの場合においても、当
該電源に過渡的に生じる不安定出力に起因するノイズ成
分が所期の音声信号系統に現れないようにするショック
ノイズ防止回路を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明によるショックノイズ防止回路は、次に記載
するような特徴的な構成を採用している。
【0023】(1)所定の音声装置を動作させるための
電源部に対する電源オン時と電源オフ時のそれぞれの場
合に、前記音声装置の特定信号ラインに接続されたスイ
ッチ素子を、前記電源部に接続された時定数回路の出力
によってオン制御して該特定信号ラインに生じるノイズ
成分を除去するショックノイズ防止回路において、前記
電源部に接続されると共に、前記スイッチ素子をオン制
御するための第1の時定数信号を出力する第1の時定数
回路と、前記電源部に接続されると共に、前記スイッチ
素子をオン制御するための第2の時定数信号を出力する
第2の時定数回路と、前記第1および第2の時定数回路
のそれぞれから得られる前記第1および第2の時定数信
号を、共通的に前記スイッチ素子の制御端に対して供給
する結合回路とを具備するショックノイズ防止回路。
【0024】(2)前記(1)の特定信号ラインは、音
声信号出力系統で形成され、前記スイッチ素子は、該音
声信号出力系統の信号を短絡状態にするように構成する
ショックノイズ防止回路。
【0025】(3)前記(1)の特定信号ラインは、音
声信号入力系統で形成され、前記スイッチ素子は、該音
声信号入力系統の信号を短絡状態にするように構成する
ショックノイズ防止回路。
【0026】(4)前記(1)の特定信号ラインは、音
声信号出力系統で形成され、前記スイッチ素子は、該音
声信号出力系統の信号を短絡状態にするように構成する
と共に、前記特定信号ラインは、音声信号入力系統で形
成され、前記スイッチ素子は、該音声信号入力系統の信
号を短絡状態にするように構成するショックノイズ防止
回路。
【0027】(5)前記(1)ないし前記(4)のいず
れかの音声装置の全体を制御する制御部から出力される
ミューティング指令信号を前記結合回路の出力信号によ
ってオン制御またはオフ制御した信号を、前記スイッチ
素子の制御端に供給するように構成するショックノイズ
防止回路。
【0028】(6)前記(1)ないし前記(5)のいず
れかの電源は、正電源出力と負電源出力を有して構成す
るショックノイズ防止回路。
【0029】(7)前記(6)の第1および/または第
2の時定数回路は、抵抗とコンデンサの並列回路と、該
並列回路に直列に接続された抵抗とで構成するショック
ノイズ防止回路。
【0030】(8)前記(7)の第1または第2の時定
数回路は、前記並列回路が前記正電源の出力端または前
記負電源の出力端に接続して構成するショックノイズ防
止回路。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて詳細に説明する。先ず、ショックノイ
ズ防止回路の回路構成を図1を用いて説明する。本形態
は、音声ライン入力を所定のゲインで増幅してライン出
力として後段回路部に出力するラインアンプ回路で当該
音声装置が構成される場合に本発明を適用したもので、
そのショックノイズ防止回路が図1に示すように回路構
成されている。
【0032】このショックノイズ防止回路は、ライン入
力端に印加された信号が、集積回路化されたアンプIC
1で増幅され、その出力信号の直流成分がコンデンサC
5によってカットされ、抵抗R5を介してライン出力端
から出力信号Gとして後段回路部(図示せず)に出力さ
れる。このライン出力端と接地端の間にインピーダンス
マッチング用の抵抗R6が接続されていると共に、トラ
ンジスタTr3のコレクタ・エミッタが接続されてい
る。このトランジスタTr3は、自身のベースに印加さ
れる制御信号によってオンされてライン出力端を接地端
に短絡するためのものである。
【0033】また、+電源(正電源)と−電源(負電
源)の間にコンデンサC1とコンデンサC2の直列回路
が接続されその中点が接地されている。この+電源と−
電源の間には、第1の時定数回路と第2の時定数回路が
接続されている。この2つの時定数回路で形成される時
定数回路部によって電源がオン状態に変化された時と、
オフ状態に変化された時と、スタンバイ状態に変化され
た時のいずれの場合においても電源の過渡的な出力変動
に基づくショックノイズを防止するように構成される。
【0034】第1の時定数回路は、+電源と−電源の間
に抵抗R1と抵抗R2の直列回路を接続し、その接続点
と−電源の間にコンデンサC3を接続することによって
構成され、第2の時定数回路は、+電源と−電源の間に
抵抗R8と抵抗R9の直列回路を接続し、その接続点と
+電源の間にコンデンサC6を接続することによって構
成される。
【0035】第1および第2の時定数回路のそれぞれの
出力、即ち抵抗R1と抵抗R2の接続点に生じる電位C
の第1の時定数信号と、抵抗R8と抵抗R9の接続点に
生じる電位Bの第2の時定数信号を、共通的にトランジ
スタTr2トランジスタTr1を順次に介してスイッチ
素子(トランジスタTr3)の制御端に対して供給する
結合回路が設けられている。
【0036】この結合回路は、ダイオードD1とダイオ
ードD2で構成され、ダイオードD2のアノードは、抵
抗R8と抵抗R9の接続点に接続され、ダイオードD1
のアノードは、抵抗R1と抵抗R2の接続点に接続さ
れ、両ダイオードD1,D2のカソードは共通接続さ
れ、ベース抵抗を内蔵してモジュール部品化されたトラ
ンジスタTr2の制御端(ベース側)に接続されると共
に、音声装置の全体を制御する制御部(図示せず)から
出力されるミュート信号がエミッタに印加され、当該ト
ランジスタTr2がオンされたときにミュート信号がエ
ミッタ・コレクタを介してトランジスタTr1のベース
側に出力される。
【0037】トランジスタTr1は、ベース抵抗とエミ
ッタ抵抗を内蔵してモジュール部品化されたもので、エ
ミッタに+電源が接続され、コレクタには、−電源に接
続される抵抗R3と抵抗R4を順次に介して接続され、
この抵抗R3と抵抗R4の接続点(電位D)は、抵抗R
7を介してトランジスタTr3のベースに接続されると
共に、当該接続点と+電源の間にコンデンサC4が接続
されている。
【0038】このミュート信号は、図示しない制御部の
作動によってミュートオン時にはLレベルとされてミュ
ートオフ時にはHレベルとされ、このH,Lレベルに応
じてトランジスタTr3がオン/オフ制御(詳細動作は
後述)されることによってライン出力端が接地/非接地
の各状態にされたミュート動作が行われる。
【0039】即ち、ミュートオン時には、トランジスタ
Tr2のエミッタにミュート信号のLレベルが印加され
ることによってトランジスタTr2がオンされ、これに
連動してトランジスタTr1のベースがLレベルにさ
れ、トランジスタTr1がオンする。すると、D点には
抵抗R3と抵抗R4によってバイアスされたHレベル電
圧が生じ、この電圧が抵抗R7を介してトランジスタT
r3のベースに印加されることによってトランジスタT
r3がオンされてライン出力端が接地され後段回路部へ
の信号出力が無くなる。
【0040】また、ミュートオフ時には、トランジスタ
Tr2のエミッタに、ミュート信号のHレベルが印加さ
れることによってトランジスタTr2がオフされ、これ
に連動してトランジスタTr1のベースがHレベルにさ
れ、トランジスタTr1がオフする。このときD点の電
位は、抵抗R3によって−電源の電圧にプルダウンされ
る状態になり、トランジスタTr3のベース電位に−の
電位が現れ、その結果トランジスタTr3がオフされ、
ライン入力端に印加される信号をアンプIC1で増幅し
た信号がライン出力端に出力信号Gとしてそのまま現れ
て後段回路部に出力される。
【0041】電源スタンバイ状態から電源オン状態に変
化させた場合には、コンデンサC6と抵抗R8によって
形成される時定数によって電位Bが+方向に振られ、+
電源電位Eと−電源電位Fと電位Bと出力信号Gを合わ
せて示す図2のような特性を有する。図2の特性図は、
+電源電位Eと−電源電位Fと電位Aに関しては縦軸が
±20Vを1目盛当たり5Vで示し、横軸が時間Tの0
〜5秒を2目盛当たり1秒で示し、出力信号Gに関して
は横軸はそのままで、縦軸のみを拡大して1目盛当たり
200mVで示す(なお、後述説明する図3ないし図9
および図11の特性図における縦軸と横軸のスケールは
図2と同様であり、出力信号Gに関する拡大も同様であ
るので以下その説明を略す)。
【0042】図2より明らかなように、電源スタンバイ
時には−電源電位Fが略0Vで+電源電位Eが略5Vで
あって、+電源電位Eが正規の電圧の約16V迄上昇す
ると同時に、−電源電位Fが正規の電圧の−17Vまで
下降する。これに伴って電位Bに関しては安定したスタ
ンバイ時の電圧(約2.5V)から+方向に振られる。
【0043】一方、電位Cは、コンデンサC3と抵抗R
2によって形成される時定数でもって、図3に示す特性
図のように、安定したスタンバイ時の電圧(約2.5
V)から−方向に振られる。
【0044】このとき、電位Aは、ダイオードD1とダ
イオードD2によって形成される結合回路によって電位
Bと電位Cの高い方の電位が有効となるために、ダイオ
ードD1,D2のそれぞれのアノード/カソード電位差
を−0.6VとすればダイオードD2がオン状態でダイ
オードD1がオフ状態にされる。この結果、電位Aには
電源スタンバイの安定時より高い電位(略電位B)が供
給されるのでトランジスタTr2がオンでトランジスタ
Tr1がオンの状態が保持され、この結果、トランジス
タTr3のオン状態が保持される。従って、ライン出力
が短絡された状態にされるために、その出力は、図2と
図3に示すようにノイズ成分のない出力信号Gとなる。
【0045】一方、安定した電源オン状態から電源スタ
ンバイ状態に変化させる場合には、図4に示すように+
電源電位Eが安定した電源オン時の電圧の約16Vから
急激にスタンバイ時の電圧である5Vまで下降すると同
時に、−電源電位Fが電源オン時の正規の電圧の−17
Vから電源スタンバイ時の正規の電圧である略0Vまで
変化する。これに伴って、電位Bに関しては安定したス
タンバイ時の電圧(約3V)から−方向に振られ、一旦
は僅かの負電位まで低下した後に安定した電源スタンバ
イ時の電圧である約2.5Vに収斂する。
【0046】このとき、電位Cは、コンデンサC3と抵
抗R2によって形成される時定数でもって、図5に示す
特性図のように、安定したスタンバイ時の電圧(約3
V)から急激に+方向に約12.5Vまで振られ、その
後に減少し電源スタンバイ時の電圧である約2.5Vに
収斂する。
【0047】また、電位Aは、ダイオードD1とダイオ
ードD2によって形成される結合回路によって電位Bと
電位Cの高い方の電位が有効となるために、ダイオード
D1,D2のそれぞれのアノード/カソード電位差を−
0.6VとすればダイオードD2がオフ状態でダイオー
ドD1がオン状態にされる。この結果、電位Aには電源
スタンバイの安定時より高い電位(略電位C)が供給さ
れるのでトランジスタTr2がオンでトランジスタTr
1がオンの状態が保持され、この結果、トランジスタT
r3のオン状態が保持される。従って、ライン出力が短
絡された状態にされるために、その出力は、図4と図5
に示すようにノイズ成分のない出力信号Gとなる。
【0048】次に、電源オフ状態から電源オン状態に変
化させる場合には、図6ないし図8より明らかなよう
に、+電源電位Eが電源オフ時の電位である0Vから正
規の電圧の約16V迄上昇すると同時に、−電源電位F
が正規の電圧の−17Vまで下降する。これに伴って電
位Bの変化特性は、図6に示すように約4Vまで急激に
立ち上げられた後に緩やかに−方向に約2.5Vまで振
られた後に、約6Vまで増加した後に、一時的に約3V
まで−方向に低下した後に安定した電源オン時の電位で
ある約4Vに収斂する。
【0049】一方、電位Cは、コンデンサC3と抵抗R
2によって形成される時定数でもって、図7に示す特性
図のように、0V電位から約2.5Vまで+方向に増加
した後に、−方向に振られて約−2.5Vまで低下した
後に+方向に振られて増加し安定した電源オン時の電圧
(約3V)に落ち着く。
【0050】このとき、電位Aは、ダイオードD1とダ
イオードD2によって形成される結合回路によって電位
Bと電位Cの高い方の電位が有効となるために、ダイオ
ードD1,D2のそれぞれのアノード/カソード電位差
を−0.6VとすればダイオードD2がオン状態でダイ
オードD1がオフ状態にされる。この結果、電位Aには
図8に示すように、電位Cより高い電位が供給されるの
でトランジスタTr2がオンでトランジスタTr1がオ
ンの状態が保持され、この結果、トランジスタTr3の
オン状態が保持される。従って、ライン出力が短絡され
た状態にされるために、その出力は、図6ないし図8に
示すようにノイズ成分のない出力信号Gとなる。
【0051】一方、安定した電源オン状態から電源オフ
状態に変化させる場合には、図9ないし図11に示すよ
うに+電源電位Eが安定した電源オン時の電圧の約16
Vから急激に略0Vまで下降すると同時に、−電源電位
Fが電源オン時の正規の電圧の−17Vから略0Vまで
変化する。これに伴って、コンデンサC6と抵抗R8に
よって形成される時定数によって電位Bが図9に示すよ
うに安定した電源オン時の約3Vから−方向に振られ一
旦約−2Vまで減少された後に緩やかに増加して約0V
に収斂する。
【0052】このとき、電位Cは、+電源電位Eと−電
源電位Fと出力信号Gを合わせて示す図10のような特
性を有する。図10の特性図は、+電源電位Eと−電源
電位Fと電位Cに関しては縦軸が±20Vを1目盛当た
り5Vで示し、横軸が時間Tの0〜2秒を1目盛当たり
0.2秒で示し、出力信号Gに関しては横軸はそのまま
で、縦軸のみを拡大して1目盛当たり200mVで示す
【0053】この電位Cは、コンデンサC3と抵抗R2
によって形成される時定数でもって、図10に示す特性
図のように、安定した電源オン時の電圧(約3V)から
急激に+方向に約12Vまで振られ、その後に減少し電
源オフ時の電圧である約0Vに収斂する。
【0054】このときの電位Aは、ダイオードD1とダ
イオードD2によって形成される結合回路によって電位
Bと電位Cの高い方の電位が有効となるために、ダイオ
ードD1,D2のそれぞれのアノード/カソード電位差
を−0.6VとすればダイオードD2がオフ状態でダイ
オードD1がオン状態にされる。この結果、電位Aには
安定した電源オン時より高い電位(略電位C)が供給さ
れるのでトランジスタTr2がオンでトランジスタTr
1がオンの状態が保持され、この結果、トランジスタT
r3のオン状態が保持される。従って、ライン出力が短
絡された状態にされるために、その出力は、図9ないし
図11のそれぞれに示すようにノイズ成分のない出力信
号Gとなる。
【0055】従って、本形態によれば「電源スタンバイ
状態から電源オン状態に変化」と「安定した電源オン状
態から電源スタンバイ状態に変化」と「電源オフ状態か
ら電源オン状態に変化」と「安定した電源オン状態から
電源オフ状態に変化」の4つのいずれの場合においても
ショックノイズが防止されるのである。
【0056】なお、前述の形態は特定信号ラインがライ
ンアンプで構成される音声出力系統で形成されたもので
あるが、当該特定信号ラインが、音声信号入力系統で形
成され、該音声信号入力系統の信号を短絡状態にするよ
うに構成するようにしてもよく、特定信号ラインを音声
信号の出力系統と入力系統の両方を含むように構成して
もよい。
【0057】また、前述形態は、本発明によるショック
ノイズ防止回路によって行われるショックノイズ防止動
作と、音声装置の全体を制御する制御部から出力される
ミューティング指令信号によるミュート動作を協働して
同時に行っているが、ショックノイズ防止回路の単独動
作であってもよく、さらに、電源を正電源と負電源を有
して構成せずに1電源で構成してもよいことは勿論であ
る。
【0058】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よるショックノイズ防止回路は、電源がオフ状態からオ
ン状態に変化されたときと電源がオン状態からオフ状態
に変化されたときのいずれの場合においても、第1の時
定数回路と第2の時定数回路のいずれか一方または両方
からの時定数出力が、スイッチ素子をオンするに充分な
電位の時定数信号とされるので、当該電源に過渡的に生
じる不安定出力に起因するノイズ成分が所期の音声信号
系統に現れないようにするショックノイズ防止回路を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるショックノイズ防
止回路の概略構成を示す回路図である。
【図2】図1に示されるショックノイズ防止回路を電源
スタンバイ状態から電源オン状態に変化させたときの電
位Bの変化を説明するための特性図である。
【図3】図1に示されるショックノイズ防止回路を電源
スタンバイ状態から電源オン状態に変化させたときの電
位Cの変化を説明するための特性図である。
【図4】図1に示されるショックノイズ防止回路を安定
した電源オン状態から電源スタンバイ状態に変化させる
ときの電位Bの変化を説明するための特性図である。
【図5】図1に示されるショックノイズ防止回路を安定
した電源オン状態から電源スタンバイ状態に変化させる
ときの電位Cの変化を説明するための特性図である。
【図6】図1に示されるショックノイズ防止回路を電源
オフ状態から電源オン状態に変化させるときの電位Bの
変化を説明するための特性図である。
【図7】図1に示されるショックノイズ防止回路を電源
オフ状態から電源オン状態に変化させるときの電位Cの
変化を説明するための特性図である。
【図8】図1に示されるショックノイズ防止回路を電源
オフ状態から電源オン状態に変化させるときの電位Aの
変化を説明するための特性図である。
【図9】図1に示されるショックノイズ防止回路を安定
した電源オン状態から電源オフ状態に変化させるときの
電位Bの変化を説明するための特性図である。
【図10】図1に示されるショックノイズ防止回路を安
定した電源オン状態から電源オフ状態に変化させるとき
の電位Cの変化を説明するための特性図である。
【図11】図1に示されるショックノイズ防止回路を安
定した電源オン状態から電源オフ状態に変化させるとき
の電位Aの変化を説明するための特性図である。
【図12】従来のショックノイズ防止回路の概略構成の
一例を示す回路図である。
【図13】図12に示されるショックノイズ防止回路を
電源スタンバイ状態から電源オン状態に変化させたとき
に生じるノイズを説明するための特性図である。
【図14】図12に示されるショックノイズ防止回路を
電源オフ状態から電源オン状態に変化させたときに生じ
るノイズを説明するための特性図である。
【図15】図12に示されるショックノイズ防止回路を
安定した電源オン状態から電源オフ状態に変化させると
きの電位Aの変化を説明するための特性図である。
【図16】図12に示されるショックノイズ防止回路を
安定した電源オン状態から電源スタンバイ状態に変化さ
せるときの電位Aの変化を説明するための特性図であ
る。
【符号の説明】
R1〜R9 抵抗 C1〜C6 コンデンサ D1,D2 ダイオード Tr1〜Tr3 トランジスタ IC1 アンプ
フロントページの続き Fターム(参考) 5J055 AX25 AX55 AX56 AX57 BX17 CX26 DX04 DX62 EY01 EY03 EY10 EY12 EY17 EZ01 GX01 GX06 5J092 AA01 AA41 CA48 CA49 FA10 FR02 HA02 HA19 HA25 HA29 HA39 KA25 TA01 TA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の音声装置を動作させるための電源部
    に対する電源オン時と電源オフ時のそれぞれの場合に、
    前記音声装置の特定信号ラインに接続されたスイッチ素
    子を、前記電源部に接続された時定数回路の出力によっ
    てオン制御して該特定信号ラインに生じるノイズ成分を
    除去するショックノイズ防止回路において、 前記電源部に接続されると共に、前記スイッチ素子をオ
    ン制御するための第1の時定数信号を出力する第1の時
    定数回路と、 前記電源部に接続されると共に、前記ス
    イッチ素子をオン制御するための第2の時定数信号を出
    力する第2の時定数回路と、 前記第1および第2の時定数回路のそれぞれから得られ
    る前記第1および第2の時定数信号を、共通的に前記ス
    イッチ素子の制御端に対して供給する結合回路とを具備
    することを特徴とするショックノイズ防止回路。
  2. 【請求項2】前記特定信号ラインは、音声信号出力系統
    で形成され、前記スイッチ素子は、該音声信号出力系統
    の信号を短絡状態にするように構成することを特徴とす
    る請求項1に記載のショックノイズ防止回路。
  3. 【請求項3】前記特定信号ラインは、音声信号入力系統
    で形成され、前記スイッチ素子は、該音声信号入力系統
    の信号を短絡状態にするように構成することを特徴とす
    る請求項1に記載のショックノイズ防止回路。
  4. 【請求項4】前記特定信号ラインは、音声信号出力系統
    で形成され、前記スイッチ素子は、該音声信号出力系統
    の信号を短絡状態にするように構成すると共に、前記特
    定信号ラインは、音声信号入力系統で形成され、前記ス
    イッチ素子は、該音声信号入力系統の信号を短絡状態に
    するように構成することを特徴とする請求項1に記載の
    ショックノイズ防止回路。
  5. 【請求項5】前記音声装置の全体を制御する制御部から
    出力されるミューティング指令信号を前記結合回路の出
    力信号によってオン制御またはオフ制御した信号を、前
    記スイッチ素子の制御端に供給するように構成すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    のショックノイズ防止回路。
  6. 【請求項6】前記電源は、正電源と負電源を有して構成
    されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいず
    れかに記載のショックノイズ防止回路。
  7. 【請求項7】前記第1および/または第2の時定数回路
    は、抵抗とコンデンサの並列回路と、該並列回路に直列
    に接続された抵抗とで構成することを特徴とする請求項
    6に記載のショックノイズ防止回路。
  8. 【請求項8】前記第1または前記第2の時定数回路は、
    前記並列回路が前記正電源の出力端または前記負電源の
    出力端に接続して構成することを特徴とする請求項7に
    記載のショックノイズ防止回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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