JP2002352826A - 燃料電池の制御装置 - Google Patents

燃料電池の制御装置

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JP2002352826A
JP2002352826A JP2001154543A JP2001154543A JP2002352826A JP 2002352826 A JP2002352826 A JP 2002352826A JP 2001154543 A JP2001154543 A JP 2001154543A JP 2001154543 A JP2001154543 A JP 2001154543A JP 2002352826 A JP2002352826 A JP 2002352826A
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reaction gas
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Tomoki Kobayashi
知樹 小林
Koji Kurosaki
浩二 黒▲崎▼
Yoshio Nuitani
芳雄 縫谷
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大気圧が変化した場合であっても燃料電池を
適切に制御する。 【解決手段】 ECU44は、アクセル開度センサ14
から出力されるアクセル開度ACの信号および大気圧セ
ンサ45にて検出した大気圧PAの信号に基づいて、反
応ガスの流量に関する要求値として、エアーコンプレッ
サー21の回転数Nを算出し、反応ガスの圧力に関する
要求値として、背圧制御弁25の弁開度θを算出する。
ECU44は、算出した回転数Nを出力制御器42に入
力して、回転数Nに応じた各相電流をモータ43の各相
へと出力させる。ECU44は、算出した弁開度θを背
圧制御弁25に入力して、背圧制御弁25の弁開度を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池の制御装
置に係り、特に燃料電池に供給される反応ガスの流量お
よび圧力が大気圧に応じて変化する際における燃料電池
の動作を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体高分子膜型燃料電池は、固体
高分子電解質膜をアノードとカソードとで両側から挟み
込んで形成されたセルに対し、複数のセルを積層して構
成されたスタック(以下において燃料電池と呼ぶ)を備
えており、アノードに燃料として水素が供給され、カソ
ードに酸化剤として空気が供給されて、アノードで触媒
反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜
を通過してカソードまで移動して、カソードで酸素と電
気化学反応を起こして発電するようになっている。この
ような燃料電池装置は、例えば、燃料電池のカソード側
に反応ガスとして空気を供給するためのエアーコンプレ
ッサー等を備え、さらに、この空気の圧力を信号圧とし
て、空気の圧力に応じた圧力で燃料電池のアノード側に
反応ガスとして水素を供給する圧力流量制御弁を備え、
燃料電池のカソード側に対するアノード側の反応ガスの
圧力を所定圧に設定して所定の発電効率を確保すると共
に、燃料電池に供給される反応ガスの流量を制御するこ
とで所定の出力が得られるように設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の一例に係る燃料電池装置では、例えば標高が高い高
地等において大気圧が低下することに伴って、燃料電池
に所望の圧力および流量の反応ガスを供給することが困
難となる場合が生じる。すなわち、標高が高くなるにつ
れて大気圧が低下して空気が薄くなるため、燃料電池か
ら所望の発電電流を取り出すためには、例えばエアーコ
ンプレッサーの回転数を増大させて反応ガスの流量(質
量流量)を増大させると共に、反応ガスの圧力を所定圧
に維持する必要がある。しかしながら、エアーコンプレ
ッサーの運転能力を超えるような回転数が要求される場
合には、所望の圧力および流量の反応ガスを供給するこ
とが困難となる。
【0004】このとき、燃料電池に所望の圧力および流
量の反応ガスが供給されていない状態で、燃料電池に対
する所定の発電指令に基づく発電電流を取り出そうとす
ると、例えば燃料電池の発電電圧が不安定となったり、
例えば発電電圧が所定電圧を超えて低下しすぎるという
問題がある。また、反応ガスが供給不足のまま発電電流
を取り出すことにより、燃料電池の固体高分子電解質膜
を痛め、燃料電池の耐久性能が低下してしまう虞があ
る。また、エアーコンプレッサーの回転数は、所定の大
気圧における反応ガスの流量に対応して設定されている
ため、大気圧が変化した状態では、燃料電池に要求され
る反応ガスの流量と、実際に供給される反応ガスの流量
との間のずれが大きくなってしまい、適切な制御を行う
ことが困難になる虞がある。本発明は上記事情に鑑みて
なされたもので、大気圧が変化した場合であっても燃料
電池を適切に制御することが可能な燃料電池の制御装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の燃料
電池の制御装置は、燃料電池に反応ガスとして空気を供
給する反応ガス供給手段(例えば、後述する実施の形態
におけるエアーコンプレッサ21)と、大気圧を検出す
る大気圧検出手段(例えば、後述する実施の形態におけ
る大気圧センサ45)と、前記燃料電池の発電電流指令
値(例えば、後述する実施の形態における目標発電電流
IFC)を出力する電流指令値出力手段(例えば、後述
する実施の形態におけるECU44)と、前記電流指令
値出力手段から出力される前記発電電流指令値と前記大
気圧検出手段によって検出された前記大気圧に応じて前
記反応ガスの流量指令値(例えば、後述する実施の形態
におけるエアーコンプレッサ21の回転数N)を算出
し、前記反応ガス供給手段を制御する反応ガス制御手段
(例えば、後述する実施の形態においては、ECU44
が兼ねる)とを備えることを特徴としている。
【0006】上記構成の燃料電池の制御装置によれば、
例えば、電流指令値出力手段から出力される発電電流指
令値および大気圧検出手段により検出された大気圧の変
化に応じたエアーコンプレッサの回転数を、例えば予め
設定した所定のマップ等に対するマップ検索によって算
出して、燃料電池に供給される反応ガスの流量指令値と
して設定する。これにより、大気圧の変化に応じて、反
応ガスの流量に対して適切な制御指令値を設定すること
ができ、燃料電池が異常発電状態となることを防止して
適切に制御することができる。
【0007】さらに、請求項2に記載の本発明の燃料電
池の制御装置は、燃料電池に反応ガスとして空気を供給
する反応ガス供給手段(例えば、後述する実施の形態に
おけるエアーコンプレッサ21)と、大気圧を検出する
大気圧検出手段(例えば、後述する実施の形態における
大気圧センサ45)と、前記燃料電池の発電電流指令値
(例えば、後述する実施の形態における目標発電電流I
FC)を出力する電流指令値出力手段(例えば、後述す
る実施の形態におけるECU44)と、前記電流指令値
出力手段から出力される前記発電電流指令値に応じて、
前記反応ガスの流量指令値(例えば、後述する実施の形
態におけるエアーコンプレッサ21の回転数N)を出力
する制御指令値出力手段(例えば、後述する実施の形態
においては、ECU44が兼ねる)と、前記大気圧検出
手段にて検出された前記大気圧に応じて前記反応ガスの
流量指令値を補正し、補正された前記流量指令値に従っ
て前記反応ガス供給手段を制御する反応ガス制御手段
(例えば、後述する実施の形態においては、ECU44
が兼ねる)とを備えることを特徴としている。
【0008】上記構成の燃料電池の制御装置によれば、
先ず、電流指令値出力手段から出力される発電電流指令
値に応じて、大気圧の変化を考慮していない状態におけ
る反応ガスの流量指令値として、例えばエアーコンプレ
ッサの回転数を設定する。そして、例えば大気圧の変化
が検知されたときには、この大気圧の変化に応じたエア
ーコンプレッサの回転数に対する補正量を、例えば予め
設定した所定のマップ等に対するマップ検索によって算
出して、大気圧の変化を考慮していない状態で算出した
回転数を補正する。これにより、大気圧の変化に応じ
て、反応ガスの流量に対して適切な制御指令値を設定す
ることができ、燃料電池が異常発電状態となることを防
止して適切に制御することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の燃料電池の制御装
置の一実施形態について添付図面を参照しながら説明す
る。図1は本発明の一実施形態に係る燃料電池の制御装
置10aを備える燃料電池車両の制御装置10の構成図
である。本実施の形態に係る燃料電池車両1は、燃料電
池11と、蓄電装置、例えばキャパシタ12とから構成
されたハイブリッド型の電源装置を備えており、これら
の電源装置から電力が供給される走行用モータ13の駆
動力は、オートマチックトランスミッション或いはマニ
ュアルトランスミッションよりなるトランスミッション
T/Mを介して駆動輪Wに伝達される。また、車両の減
速時に駆動輪W側から走行用モータ13側に駆動力が伝
達されると、走行用モータ13は発電機として機能して
いわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを
電気エネルギーとして回収する。
【0010】本実施の形態による燃料電池車両の制御装
置10は、例えば、燃料電池の制御装置10aと、走行
用モータ13と、車両の運転者のアクセル操作量に関す
るアクセル開度(すなわち加速意志)を検知するアクセ
ル開度センサ14とを備えて構成されている。さらに、
燃料電池の制御装置10aは、例えば、燃料電池11
と、キャパシタ12と、エアーコンプレッサ21と、冷
却器22と、冷却器バイパス制御弁23と、カソード加
湿器24と、背圧制御弁25と、水素タンク31と、燃
料供給制御弁32と、熱交換器33と、エゼクタ34
と、エゼクタバイパス制御弁35と、アノード加湿器3
6と、貯溜タンク37と、排出制御弁38と、電流制御
器41と、出力制御器42と、モータ43と、中央制御
装置(ECU)44と、大気圧センサ45と、流量セン
サ46と、圧力センサ47とを備えて構成されている。
【0011】燃料電池11は、例えば固体ポリマーイオ
ン交換膜等からなる固体高分子電解質膜をアノードとカ
ソードとで両側から挟み込んで形成されたセルに対し、
複数のセルを積層して構成されたスタックからなり、燃
料として水素が供給される水素極と酸化剤として酸素を
含む空気が供給される空気極とを備えている。そして、
アノードで触媒反応により発生した水素イオンが、固体
高分子電解質膜を通過してカソードまで移動して、カソ
ードで酸素と電気化学反応を起こして発電するようにな
っている。
【0012】燃料電池11の空気極には、酸化剤供給部
をなすエアーコンプレッサー21から空気が供給される
空気供給口11aと、空気極内の空気等を外部に排出す
るための空気排出口11bが設けられている。一方、水
素極には、燃料供給部をなす水素タンク31から水素が
供給される水素供給口11cと、水素極内の水素等を外
部に排出するための水素排出口11dが設けられてい
る。
【0013】エアーコンプレッサー21は、例えば車両
の外部から空気を取り込んで断熱圧縮して、この空気
を、反応ガスとして燃料電池11の空気極側に供給する
と共に、圧力信号として後述する燃料供給制御弁32お
よびエゼクタバイパス制御弁35に供給する。
【0014】エアーコンプレッサー21にて圧縮昇温さ
れた空気は、冷却器22に供給可能とされており、例え
ば燃料電池11の運転状態に応じて、冷却器22にて所
定温度まで冷却された空気は、カソード加湿器24およ
び燃料供給制御弁32およびエゼクタバイパス制御弁3
5に供給される。また、エアーコンプレッサー21と、
カソード加湿器24および燃料供給制御弁32およびエ
ゼクタバイパス制御弁35とを接続する流路には、冷却
器22および、例えば冷却器22の下流側に設けられた
冷却器バイパス制御弁23を迂回する冷却器バイパス流
路22aが設けられている。すなわち、燃料電池11の
運転状態に応じて、冷却器バイパス制御弁23を閉弁す
ることによって、エアーコンプレッサー21にて圧縮昇
温された空気を、冷却すること無しに燃料電池11およ
び燃料供給制御弁32およびエゼクタバイパス制御弁3
5へ供給することができるようにされている。
【0015】カソード加湿器24は、例えば中空糸膜等
の水透過膜を備えて構成されており、燃料電池11の空
気排出口11bから排出される排出空気を、反応ガスと
して供給される空気に対する加湿ガスとして利用してい
る。すなわち、水透過膜を介して空気と排出空気とを接
触させると、排出空気に含まれる水分(特に、水蒸気)
は水透過膜の膜穴を透過した後に水蒸気として空気に供
給される。そして、加湿された空気は燃料電池11に供
給され、燃料電池11の固体分子電解質膜のイオン導電
性が所定の状態に確保されている。
【0016】なお、後述するように、燃料電池11の空
気排出口11bから排出された排出空気は、順次、アノ
ード加湿器37、カソード加湿器24へ加湿ガスとして
供給され、カソード加湿器24から排出された排出空気
は背圧制御弁25を介して車両外部に排出されるように
なっている。背圧制御弁25は、燃料電池11の運転状
態に応じて、ECU44によって開閉動作が制御されて
おり、ECU44から入力される制御信号に応じた弁開
度に設定されることで、燃料電池11内に反応ガスとし
て供給される空気の圧力(空気供給圧)が所定の圧力と
なるように制御される。
【0017】燃料電池11に対する燃料としての水素
は、例えば高圧の水素タンク31から燃料供給制御弁3
2へ供給される。燃料供給制御弁32は、例えば空気式
の比例圧力制御弁をなし、エアーコンプレッサー21か
ら供給される空気の圧力を信号圧として、燃料供給制御
弁32を通過した水素が燃料供給制御弁32の出口で有
する圧力が、信号圧に応じた所定範囲の圧力となるよう
に設定されている。
【0018】燃料供給制御弁32を通過した水素は熱交
換器33に供給されている。この熱交換器33におい
て、燃料電池11の運転状態に応じて、例えば冷却材と
の熱交換反応等によって所定の温度に設定された水素
は、順次、エゼクタ34あるいはエゼクタバイパス制御
弁35、アノード加湿器36を介して水素供給口11c
から燃料電池11の水素極に供給される。さらに、燃料
電池11の水素排出口11dから排出された未反応の排
出ガスは、貯溜タンク37を通じてエゼクタ34へと導
入されており、熱交換器33から供給された水素と、燃
料電池11から排出された排出ガスとが混合されて燃料
電池11に再び供給されている。
【0019】エゼクタ34は、内部を流通する高速の水
素ガス流の近傍に発生する負圧によって、副流とされる
燃料電池11からの排出ガスを吸い込み、この排出ガス
を熱交換器33を介して供給される水素と混合して燃料
電池11へ再度供給することで、燃料電池11から排出
された排出ガスを循環させている。
【0020】また、熱交換器33とアノード加湿器36
とを接続する流路には、エゼクタ34を迂回するエゼク
タバイパス流路34aが設けられている。ここで、エゼ
クタバイパス流路34aには、例えば空気式の比例圧力
制御弁をなすエゼクタバイパス制御弁35がエゼクタ3
4に対して並列配置されており、エアーコンプレッサー
21から供給される空気の圧力を信号圧として、エゼク
タバイパス制御弁35を通過した水素がエゼクタバイパ
ス制御弁35の出口で有する圧力つまり燃料供給圧が、
信号圧に応じた所定範囲の圧力となるように設定されて
いる。
【0021】すなわち、酸化剤をなす空気の圧力を基準
圧力として、燃料供給制御弁32およびエゼクタバイパ
ス制御弁35での圧力流量制御によって、エゼクタ34
を通過する水素の圧力流量特性が所定の状態となるよう
に制御され、燃料電池11の固体高分子電解質膜に対す
る酸化剤の圧力(空気供給圧)と、燃料の圧力(燃料供
給圧)との差、つまり燃料極と空気極との極間差圧が所
定圧力差の範囲内になるように設定されている。
【0022】アノード加湿器36は、例えば中空糸膜等
の水透過膜を備えて構成されており、燃料電池11の空
気排出口11bから排出される排出空気を、水素に対す
る加湿ガスとして利用している。すなわち、水透過膜を
介して水素と排出空気とを接触させると、排出空気に含
まれる水分(特に、水蒸気)は水透過膜の膜穴を透過し
た後に水蒸気として水素に供給される。そして、加湿さ
れた水素は燃料電池11に供給され、燃料電池11の固
体分子電解質膜のイオン導電性が所定の状態に確保され
ている。
【0023】貯溜タンク37は、燃料電池11の水素排
出口11dから排出された排出ガスに対して気液分離を
行い、排出ガス中に含まれる液体状の水分を分離して貯
溜する。排出制御弁38は、燃料電池11の運転状態に
応じて、ECU44によって開閉動作が制御されてお
り、例えば貯溜タンク37にて分離された排出ガス中の
過剰な水分(主に液体水)等を車両外部に排出する。
【0024】燃料電池11から取り出される発電電流は
電流制御器41に入力されており、この電流制御器41
には蓄電装置をなす、例えば電気二重層コンデンサや電
解コンデンサ等からなるキャパシタ12が接続されてい
る。そして、燃料電池11とキャパシタ12は、電流制
御器41および出力制御器42を介して、電気的負荷で
ある走行用モータ13、および、エアーコンプレッサ2
1を駆動するモータ43等に対して並列に接続されてい
る。
【0025】電流制御器41は、例えばDC−DCチョ
ッパ等を備えて構成されており、後述するように、EC
U44から出力される目標発電電流IFCつまり燃料電
池11に対する発電指令に基づいて、燃料電池11から
取り出される発電電流の電流値を制御する。
【0026】出力制御器42は、例えばIGBT等のス
イッチング素子から構成されたPWMインバータを備え
ており、後述するように、ECU44から出力される走
行用モータ13に対するトルク指令やエアーコンプレッ
サ21に対する回転数指令等に基づき、電流制御器41
を介して燃料電池11およびキャパシタ12から出力さ
れる直流電力を3相交流電力に変換して、走行用モータ
13およびエアーコンプレッサー21を駆動するモータ
43へ供給する。なお、走行用モータ13およびモータ
43は、例えば界磁として永久磁石を利用する永久磁石
式の3相交流同期モータとされており、出力制御器42
から供給される3相交流電力により駆動制御される。
【0027】ECU44は、例えば、蓄電装置をなすキ
ャパシタ12から出力される出力電流および端子電圧お
よび温度の信号に基づいてキャパシタ12の残容量を算
出し、走行用モータ13やモータ43等の負荷への電力
供給を制御する。さらに、ECU44は、出力制御器4
2に具備されたPWMインバータの電力変換動作を制御
しており、例えば走行用モータ13に対しては、運転者
によるアクセルペダルの踏み込み操作量等に関するアク
セル開度ACの信号に基づいてトルク指令を算出する。
そして、このトルク指令を出力制御器42に入力するこ
とで、トルク指令に応じたパルス幅変調信号がPWMイ
ンバータに入力され、要求されるトルクを発生させるた
めの各相電流が走行用モータ13の各相へと出力され
る。
【0028】さらに、後述するように、ECU44は、
アクセル開度ACの信号および大気圧センサ45にて検
出した大気圧PAの信号に基づいて、反応ガスの流量に
関する要求値として、例えばエアーコンプレッサー21
の回転数Nを算出し、反応ガスの圧力に関する要求値と
して、例えば背圧制御弁25の弁開度θを算出する。そ
して、この回転数Nが出力制御器42に入力されること
で、回転数Nに応じた各相電流がモータ43の各相へと
出力される。また、算出された弁開度θが背圧制御弁2
5に入力されることで、背圧制御弁25の弁開度が制御
される。そして、反応ガスの流量および圧力に対する各
要求値と、実際に燃料電池11に供給される反応ガスの
流量および圧力との各偏差がゼロとなるように、フィー
ドバック制御を行う。
【0029】このとき、後述するように、ECU44
は、アクセル開度ACの信号および大気圧PAの信号に
基づいて、電流制御器41にて燃料電池11から取り出
す発電電流に対する目標発電電流IFCを算出して電流
制御器41に入力する。このため、ECU44には、ア
クセル開度センサ14から出力される例えば運転者によ
るアクセルペダルの踏み込み操作量等に関するアクセル
開度ACの検出信号と、大気圧センサ45から出力され
る大気圧PAの検出信号と、例えばエアーコンプレッサ
21から供給される空気の流量(質量流量)を検出する
流量センサ46から出力される流量検出値QNの信号
と、例えば燃料電池11の空気極側に供給される空気の
圧力を検出する圧力検出器47から出力される圧力検出
値PNの信号とが入力されている。なお、流量センサ4
6は、エアーコンプレッサ21の空気排出口21a近傍
に設けられ、圧力センサ47は、燃料電池11の空気供
給口11a近傍に設けられている。
【0030】本実施の形態による燃料電池の制御装置1
0aは上記構成を備えており、次に、この燃料電池の制
御装置10aの動作、特に、大気圧センサ45から出力
される大気圧PAの検出信号に応じて燃料電池11に供
給する反応ガスの流量および圧力を変更する処理につい
て添付図面を参照しながら説明する。図2は燃料電池の
制御装置10aの動作、特に大気圧PAに応じて燃料電
池11に供給する反応ガスの流量および圧力を変更する
処理を示すフローチャートであり、図3は大気圧PAに
応じて異なる目標発電電流IFCとエアーコンプレッサ
21の回転数Nとの関係を示すグラフ図であり、図4は
大気圧PAに応じて異なる目標発電電流IFCと背圧制
御弁25の弁開度θとの関係を示すグラフ図である。
【0031】先ず、図2に示すステップS01において
は、車両の運転者のアクセル操作量に係るアクセル開度
ACの検出信号に基づいて、燃料電池11の目標発電電
流IFCを、例えば予め設定された所定のマップに対す
るマップ検索等により算出する。次に、ステップS02
においては、算出した目標発電電流IFCに基づいて、
燃料電池11に供給する反応ガスの目標流量(質量流
量)QMおよび目標圧力PMを、例えば予め設定された
所定のマップに対するマップ検索等により算出する。
【0032】次に、ステップS03においては、大気圧
センサ45により検出された大気圧PAの信号を取得す
る。そして、ステップS04においては、大気圧センサ
45にて検出した大気圧PAが所定の第1気圧#P1
(例えば、100kPa)よりも大きいか否かを判定す
る。この判定結果が「NO」の場合には、後述するステ
ップS10に進む。一方、この判定結果が「YES」の
場合には、ステップS05に進む。
【0033】ステップS05においては、目標発電電流
IFCに基づいて第1のマップをマップ検索し、エアー
コンプレッサ21の回転数Nを算出して、エアーコンプ
レッサ21を制御する。なお、第1のマップにおいて、
目標発電電流IFCと回転数Nとの関係は、例えば図3
に示すMAP1のように、回転数Nが目標発電電流IF
Cに比例して増大するように設定されている。
【0034】次に、ステップS06においては、目標発
電電流IFCに基づいて所定のマップをマップ検索し、
背圧制御弁25の弁開度θを算出して、背圧制御弁25
を制御する。なお、所定のマップにおいて、目標発電電
流IFCと弁開度θとの関係は、例えば図4に示すMA
Pのように、弁開度θが目標発電電流IFCに比例して
増大するように設定されている。
【0035】次に、ステップS07においては、流量セ
ンサ46により検出された反応ガスの流量検出値QNの
信号を取得する。そして、ステップS08においては、
圧力センサ47により検出された反応ガスの圧力検出値
PNの信号を取得する。そして、ステップS09におい
ては、流量検出値QNおよび圧力検出値PNと、目標流
量QMおよび目標圧力PMとを比較して、流量検出値Q
Nと目標流量QMとのずれ、および、圧力検出値PNと
目標圧力PMとのずれを小さくするようにフィードバッ
ク制御を行い、一連の処理を終了する。
【0036】一方、ステップS10においては、大気圧
センサ45にて検出した大気圧PAが所定の第1気圧#
P1(例えば、100kPa)以下、かつ、所定の第2
気圧#P2(例えば、90kPa)よりも大きいか否か
を判定する。この判定結果が「NO」の場合には、後述
するステップS12に進む。一方、この判定結果が「Y
ES」の場合には、ステップS11に進む。
【0037】ステップS11においては、目標発電電流
IFCに基づいて第2のマップをマップ検索し、エアー
コンプレッサ21の回転数Nを算出して、エアーコンプ
レッサ21を制御する。そして、上述したステップS0
6に進む。なお、第2のマップにおいて、目標発電電流
IFCと回転数Nとの関係は、例えば図3に示すMAP
2のように、所定の目標発電電流IFC1,2,3に対
して第1のマップに対するMAP1よりも大きな回転数
Nを与えるように設定されている。
【0038】一方、ステップS12においては、大気圧
センサ45にて検出した大気圧PAが所定の第2気圧#
P1(例えば、90kPa)以下、かつ、所定の第3気
圧#P2(例えば、80kPa)よりも大きいか否かを
判定する。この判定結果が「NO」の場合には、後述す
るステップS14に進む。一方、この判定結果が「YE
S」の場合には、ステップS13に進む。
【0039】ステップS13においては、目標発電電流
IFCに基づいて第3のマップをマップ検索し、エアー
コンプレッサ21の回転数Nを算出して、エアーコンプ
レッサ21を制御する。そして、上述したステップS0
6に進む。なお、第3のマップにおいて、目標発電電流
IFCと回転数Nとの関係は、例えば図3に示すMAP
3のように、所定の目標発電電流IFC1,2,3に対
して第2のマップに対するMAP2よりも大きな回転数
Nを与えるように設定されている。
【0040】また、ステップS14においては、目標発
電電流IFCに基づいて第4のマップをマップ検索し、
エアーコンプレッサ21の回転数Nを算出して、エアー
コンプレッサ21を制御する。そして、上述したステッ
プS06に進む。なお、第4のマップにおいて、目標発
電電流IFCと回転数Nとの関係は、例えば図3に示す
MAP4のように、所定の目標発電電流IFC1,2,
3に対して第3のマップに対するMAP3よりも大きな
回転数Nを与えるように設定されている。
【0041】上述したように、本実施の形態による燃料
電池の制御装置10aによれば、大気圧センサ45によ
り検出される大気圧PAの変化に応じて、反応ガスの流
量に対して適切な制御指令値を設定することができ、燃
料電池11が異常発電状態となることを防止することが
できる。しかも、流量検出値QNおよび圧力検出値PN
と、目標流量QMおよび目標圧力PMとを比較してフィ
ードバック制御を行う際に、目標流量QMに対応して実
際にエアーコンプレッサ21に与えられる制御指令値
(つまり回転数N)が、大気圧PAの変化に応じた適切
な値に設定されるため、制御指令値の精度を向上させて
フィードバック制御に要する演算負荷を低減することが
できる。
【0042】なお、本実施の形態においては、上述した
ステップS05,S11,S13,S14に示すよう
に、目標発電電流IFCに基づいて、大気圧PAに応じ
た所定のマップをマップ検索して回転数Nを算出すると
したが、これに限定されず、例えば、図3に示すような
大気圧PAに応じた目標発電電流IFCと回転数N、お
よび、図4に示すような大気圧PAに応じた目標発電電
流IFCと弁開度θとの関係を示す所定の関係式等を予
め設定しておき、この関係式に基づいて回転数Nおよび
弁開度θを算出するようにしてもよい。
【0043】なお、本実施の形態においては、大気圧セ
ンサ45により検出した大気圧PAに応じて、エアーコ
ンプレッサ21の回転数Nをマップ検索するとしたが、
これに限定されず、例えば目標流量QMに応じたエアー
コンプレッサ21の回転数Nを設定しておき、この回転
数Nに対する補正量NCを大気圧センサ45によって検
出した大気圧PAに応じてマップ検索するようにしても
よい。
【0044】例えば、目標流量QMに応じて、予め図5
に示すような所定の大気圧PAにおける目標発電電流I
FCと回転数Nとの基本的な関係を設定しておくと共
に、図6に示すような大気圧PAに応じて変化する回転
数Nの補正量NCの関係を設定する。そして、先ず、目
標流量QMおよび目標発電電流IFCに基づいて、大気
圧PAの変化を考慮していない回転数Nを算出する。次
に、大気圧PAに基づいて回転数Nの補正量NCを算出
して、この補正量NCによって回転数Nを、例えば加算
補正する。なお、図6に示すマップでは、大気圧PAが
所定の大気圧#PA0よりも小さくなるのに伴い(例え
ば、燃料電池車両1が走行する地点の標高が高くなるこ
とに伴い)、補正量NCが増大するように設定されてい
る。
【0045】なお、本実施の形態においては、燃料供給
制御弁32およびエゼクタバイパス制御弁36を空気式
の比例圧力制御弁としたが、これに限定されず、その他
の圧力制御弁であってもよく、例えばECU44から入
力される制御信号によって開閉動作が制御されるもので
あってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明の燃料電池の制御装置によれば、例えば大気圧の
変化が検知されたときには、この大気圧の変化に応じた
流量指令値を算出することで、大気圧の変化に応じた適
切な制御を行うことができ、燃料電池が異常発電状態と
なることを防止することができる。さらに、請求項2に
記載の燃料電池の制御装置によれば、例えば大気圧の変
化が検知されたときには、この大気圧の変化に応じた流
量指令値に対する補正量を算出し、大気圧の変化を考慮
していない状態で算出した流量指令値に補正を行うこと
で、大気圧の変化に応じて反応ガスの流量を適切に制御
することができ、燃料電池が異常発電状態となることを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る燃料電池の制御装
置を備える燃料電池車両の構成図である。
【図2】 燃料電池の制御装置の動作、特に大気圧PA
に応じて燃料電池に供給する反応ガスの流量および圧力
を変更する処理を示すフローチャートである。
【図3】 大気圧PAに応じて異なる目標発電電流IF
Cとエアーコンプレッサの回転数Nとの関係を示すグラ
フ図である。
【図4】 大気圧PAに応じて異なる目標発電電流IF
Cと背圧制御弁の弁開度θとの関係を示すグラフ図であ
る。
【図5】 所定の大気圧における目標発電電流IFCと
回転数Nとの関係を示すグラフ図である。
【図6】 大気圧PAと回転数Nの補正量NCとの関係
を示すグラフ図である。
【符号の説明】
10 燃料電池車両の制御装置 10a 燃料電池の制御装置 11 燃料電池 13 走行用モータ(負荷) 21 エアーコンプレッサ(反応ガス供給手段) 41 電流制御器(電流制御手段) 43 モータ(負荷) 44 ECU(電流指令値出力手段、反応ガス制御手
段、制御指令値出力手段) 45 大気圧センサ(大気圧検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 縫谷 芳雄 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H026 AA06 5H027 AA06 BA13 BC11 DD03 KK01 KK56 MM04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池に反応ガスとして空気を供給す
    る反応ガス供給手段と、大気圧を検出する大気圧検出手
    段と、 前記燃料電池の発電電流指令値を出力する電流指令値出
    力手段と、 前記電流指令値出力手段から出力される前記発電電流指
    令値と前記大気圧検出手段によって検出された前記大気
    圧に応じて前記反応ガスの流量指令値を算出し、前記反
    応ガス供給手段を制御する反応ガス制御手段とを備える
    ことを特徴とする燃料電池の制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料電池に反応ガスとして空気を供給す
    る反応ガス供給手段と、大気圧を検出する大気圧検出手
    段と、 前記燃料電池の発電電流指令値を出力する電流指令値出
    力手段と、 前記電流指令値出力手段から出力される前記発電電流指
    令値に応じて、前記反応ガスの流量指令値を出力する制
    御指令値出力手段と、 前記大気圧検出手段にて検出された前記大気圧に応じて
    前記反応ガスの流量指令値を補正し、補正された前記流
    量指令値に従って前記反応ガス供給手段を制御する反応
    ガス制御手段とを備えることを特徴とする燃料電池の制
    御装置。
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