JP2002351824A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信システム及び通信方法

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JP2002351824A
JP2002351824A JP2002052220A JP2002052220A JP2002351824A JP 2002351824 A JP2002351824 A JP 2002351824A JP 2002052220 A JP2002052220 A JP 2002052220A JP 2002052220 A JP2002052220 A JP 2002052220A JP 2002351824 A JP2002351824 A JP 2002351824A
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dma controller
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JP2002052220A
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Jung-Hyun Kim
▲ジュン▼ ▲ヒュン▼ 金
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Samsung Electronics Co Ltd
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 通信チャンネルを介してパケットデータを送
受信する通信システムにおいて、一つ又はそれ以上の通
信チャンネルにエラーが生じてもDMA制御器はエラー
の生じていない他のチャンネルに受信されるパケットデ
ータを処理して、チャンネル活用率を高める通信システ
ム及び通信方法を提供する。 【解決手段】 通信システムは、通信チャンネルを介し
て受信又は送信するパケットデータに関する情報を貯蔵
している多数個のバッファディスクリプタ66、バッフ
ァディスクリプタの各々にパケットデータに関する情報
を貯蔵し、現在アクセスしているバッファディスクリプ
タの標識ビットを確認する。あるいは現在アクセスする
バッファディスクリプタに情報が貯蔵されたパケットデ
ータを処理するDMA制御器64を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システムに係
り、より詳細には、二つ以上の通信チャンネルを介して
データを送受信する通信システムにおいて、通信チャン
ネルの活用率を高めるための通信システム及び通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通信システムにおいては、高速
のデータ送受信のために中央処理装置(Central Process
ing Unit;以下、CPU)の干渉なしに直接メモリアク
セス(Direct Memory Access;以下、DMA)制御器を
利用する。すなわち、DMA制御器が通信チャンネルを
介してパケット単位に受信されるデータをメモリに貯蔵
したり、あるいはメモリに貯蔵されたデータをパケット
単位に通信チャンネルに送信する。このように、DMA
制御器を利用して通信チャンネルに受信されるデータを
メモリに貯蔵したり、あるいはメモリに貯蔵されたデー
タを通信チャンネルに送信することは、DMA制御器が
メモリ内のバッファディスクリプタをアクセスすること
によりなされうる。バッファディスクリプタとは、CP
Uがメモリ内に通信チャンネルを介して送受信するパケ
ットに関する情報を、予め構成しておいたものである。
ここで、一つのバッファディスクリプタには、一つのパ
ケットに関する情報が貯蔵されている。
【0003】DMA制御器には、CPUにより設定され
る開始バッファディスクリプタポインタがあり、開始バ
ッファディスクリプタポインタが指すバッファディスク
リプタを始めとして、連続するバッファディスクリプタ
をアクセスしつつ、パケットデータを処理することにな
る。図1は、CPUにより構成されるバッファディスク
リプタ構造の一例を示したものである。図1を参照すれ
ば、一つのバッファディスクリプタは、データポインタ
DP、オーナビットO、コマンドビットC、状態ビット
S、次のバッファディスクリプタポインタNBDP、を
含む。
【0004】ここで、データポインタDPは、通信チャ
ンネルから受信されるパケットデータが貯蔵されるメモ
リのアドレス、あるいは通信チャンネルに伝送するパケ
ットデータが記録されているメモリのアドレスを表わ
す。オーナビットOは、バッファディスクリプタがCP
Uにより使用可能なCPUモードであるか、あるいはD
MA制御器により使用可能なDMAモードであるか表わ
すビットである。コマンドビットCは、パケットデータ
処理コマンドを表わすビットである。状態ビットSは、
パケットデータの送受信後に、その結果状態及びエラー
発生時のエラーの類型を表わすビットである。次のバッ
ファディスクリプタポインタNDBPは、DMA制御器
がアクセスする次のバッファディスクリプタを指す。
【0005】以下、図1に示されたバッファディスクリ
プタを利用したDMA制御器のパケットデータの処理方
法について説明する。DMA制御器には、前述したよう
に、CPUにより設定されたバッファディスクリプタ開
始ポインタがあり、説明の便宜のために、DMA制御器
のバッファディスクリプタ開始ポインタは、第1バッフ
ァディスクリプタを指すと仮定する。DMA制御器は開
始ポインタが指す第1バッファディスクリプタ10をア
クセスし、バッファディスクリプタ10のモードは、オ
ーナビットOを介して、第1バッファディスクリプタ1
0がCPUモードであるか、あるいはDMAモードであ
るかを確認する。
【0006】ここで、バッファディスクリプタがCPU
モードであるということは、CPUが、データの送受信
のためのバッファディスクリプタを構成中であるモード
であり、バッファディスクリプタの構成が完了すれば、
CPUは、オーナビットOをセットして、バッファディ
スクリプタのモードをDMAモードに切り換える。DM
A制御器は、第1バッファディスクリプタ10のオーナ
ビットOを確認して、オーナビットOがセット(あるい
はリセット)されていれば、通信チャンネルから受信さ
れるパケットデータを、データポインタDPが指すメモ
リに伝送した後、オーナビットOをリセットして、バッ
ファディスクリプタのモードをCPUモードに切り換え
る。このように、バッファディスクリプタがCPUモー
ドとなれば、CPUは新しいパケットに関する情報によ
り、バッファディスクリプタを構成しうる。
【0007】続いて、DMA制御器は、次のバッファデ
ィスクリプタポインタNBDPを確認して、次のバッフ
ァディスクリプタポインタが指すバッファディスクリプ
タをアクセスする。この時、第1バッファディスクリプ
タ10の次のバッファディスクリプタポインタが、アド
レス“104h”を指せば、DMA制御器は開始アドレ
スが“104h”であるバッファディスクリプタ20を
アクセスしてデータを処理する。もし、DMA制御器が
アクセスしようとする第1バッファディスクリプタ10
のオーナビットOがセットされていなければ、すなわ
ち、CPUモードであれば、DMA制御器はバッファデ
ィスクリプタ10がDMAモードになるまで待つ。
【0008】図2は、CPUにより実現されるバッファ
ディスクリプタの、他の構造を示したものである。図1
に示された構造と比較すると、図2に示されたバッファ
ディスクリプタには、次のバッファディスクリプタが無
いということが分かる。図2に示されたようなバッファ
ディスクリプタをアクセスするためのDMA制御器に
は、最初にアクセスするバッファディスクリプタを指す
バッファディスクリプタ開始ポインタ、及び、現在アク
セスするバッファディスクリプタを指す現在バッファデ
ィスクリプタポインタ、を有している。そして、現在の
バッファディスクリプタポインタの初期値は、バッファ
ディスクリプタ開始ポインタと同じである。
【0009】図2を参照すれば、DMA制御器の開始ポ
インタは100hを指すと仮定する時、DMA制御器
は、第1バッファディスクリプタ20をアクセスして、
先ず第1バッファディスクリプタ10がCPUモードで
あるか、あるいはDMAモードであるかを確認する。D
MA制御器が第1バッファディスクリプタ20に対する
データ処理を完了すれば、DMA制御器は、現在ポイン
タの値にバッファディスクリプタの大きさに該当するア
ドレスを加算して、現在ポインタの値を変える。これに
より、DMA制御器の現在ポインタの値は100hから
102hへと変わり、DMA制御器は、現在ポインタに
より第2バッファディスクリプタ22をアクセスする。
【0010】このように、図2に示されたバッファディ
スクリプタの場合、DMA制御器は、現在ポインタにバ
ッファディスクリプタの大きさだけのアドレスを増加し
て、次にアクセスするポインタが分かる。順次に第nバ
ッファディスクリプタ28まで処理が完了すれば、DM
A制御器の現在ポインタは再び開始ポインタになり、開
始ポインタが指す第1バッファディスクリプタ20をア
クセスして、第1バッファディスクリプタ20によるデ
ータ処理をする。
【0011】以上述べたように、図1及び図2に示され
たバッファディスクリプタの各々には、DMA制御器が
使用できるかどうかを表わすオーナビットOがある。D
MA制御器がオーナビットOを確認した結果、現在アク
セスしようとするバッファディスクリプタがCPUモー
ドであれば、DMA制御器は、バッファディスクリプタ
がDMAモードになるまで通信チャンネルを介して送受
信するパケットデータを処理できずに待つ。
【0012】もし、二つ又はそれ以上のチャンネルをも
ってパケットデータを受信する通信システムにおいて、
一つのチャンネルにエラーが生じて受信されるパケット
データにエラーが生じたならば、CPUはバッファディ
スクリプタのオーナビットをリセット(あるいはセッ
ト)する。これにより、DMA制御器はバッファディス
クリプタを使用できなくなる。従って、エラーの生じた
チャンネルに受信されたパケットデータが、DMA制御
器を介してメモリに伝送されないようにできる。この
時、DMA制御器はバッファディスクリプタが使用可能
になるまで、すなわちバッファディスクリプタがDMA
モードになるまで、待ち続ける。このように、DMA制
御器が待ち状態の間には、エラーが生じていない他のチ
ャンネルを介して送信又は受信するパケットデータも、
やはり処理できない。
【0013】結局、二つ以上の通信チャンネルを介して
パケットデータを送受信する通信システムにおいて、一
つのチャンネルにエラーが生じて、DMA制御器が待ち
状態になれば、DMA制御器は、エラーが生じていない
他のチャンネルを介して送信又は受信するパケットデー
タも処理できなくなる、という問題点がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する技術的課題は、多チャンネル通信システムにおい
て、一つ又はそれ以上のチャンネルにエラーが生じて
も、DMA制御器がエラーが生じていない他のチャンネ
ルを介して送受信されるパケットデータを処理できるこ
とから、チャンネル活用率を高めうる通信システムを提
供するところにある。また、本発明が解決しようとする
他の技術的課題は、前記通信システムにおいて行われる
通信方法を提供するところにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、多数個のチャンネルよりなる通信チャンネルを介し
て受信されるデータをメモリに貯蔵したり、あるいはメ
モリに貯蔵されたパケットデータを前記通信チャンネル
を介して伝送する通信システムの各々は、前記通信チャ
ンネルを介して受信又は送信するパケットデータに関す
る情報を貯蔵している多数個のバッファディスクリプタ
と、前記バッファディスクリプタの各々に前記パケット
データに関する情報を貯蔵し、前記バッファディスクリ
プタの各々に標識ビットを割り当てて、前記バッファデ
ィスクリプタが構成中であるか、あるいは、前記通信チ
ャンネルに受信されるパケットデータにエラーが生じた
か、あるいは、前記バッファディスクリプタの構成が完
了したか、を表示する中央処理装置と、前記バッファデ
ィスクリプタの標識ビットを確認して、現在アクセスし
ようとするバッファディスクリプタの処理を中断して、
次のバッファディスクリプタをアクセスしたり、あるい
は、現在アクセスするバッファディスクリプタに情報が
貯蔵されたパケットデータを処理する、直接メモリアク
セス制御器と、を含む。
【0016】前記他の課題を達成するために、CPUが
通信チャンネルを介して受信又は送信するパケットデー
タに関する情報を貯蔵しているバッファディスクリプタ
を構成し、DMA制御器が前記バッファディスクリプタ
を介して多数個の通信チャンネルを介して受信されるパ
ケットデータをメモリに貯蔵したり、あるいは、メモリ
に貯蔵されたパケットデータを前記多数個の通信チャン
ネルを介して伝送する通信システムにおいて行われる本
発明による通信方法は、CPUは、バッファディスクリ
プタを構成時に、標識ビットを利用して前記バッファデ
ィスクリプタの現在状態を表示する(a)段階と、DM
A制御器は標識ビットを確認して、現在処理しようとす
るバッファディスクリプタがCPUにより構成中である
か、あるいは通信チャンネルにエラーが生じたか、ある
いはバッファディスクリプタの構成が完了してDMA制
御器が使用可能なDMAモードであるか、を確認する
(b)段階と、(b)段階において現在アクセスしよう
とするバッファディスクリプタがCPUにより構成中で
あれば、バッファディスクリプタの構成が完了するまで
標識ビットを確認し続ける(c)段階と、(b)段階に
おいて通信チャンネルにエラーが生じたと確認されれ
ば、現在アクセスしようとするバッファディスクリプタ
をスキップし、次のバッファディスクリプタを処理する
ために前記(b)段階へ戻る(d)段階と、(b)段階
において現在アクセスしているバッファディスクリプタ
がDMAモードであると判断されれば、DMA制御器は
アクセスしているバッファディスクリプタに情報が貯蔵
されたパケットデータを処理する(e)段階と、パケッ
トデータの処理が完了すれば、DMA制御器は(e)段
階において処理したバッファディスクリプタをCPUが
使用できるCPUモードに切り換えた後、次に処理する
バッファディスクリプタへ移る(f)段階と、を含む。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照し、本
発明によるチャンネル活用率を高める通信システム及び
通信方法について下記のように説明する。図3は、本発
明によるチャンネルの活用率を高める通信システムを概
略的に示したブロック図である。本発明による通信シス
テムは、CPU60と、DMA制御器64、及び多数個
のバッファディスクリプタ66、を含んでなる。ここ
で、バッファディスクリプタ66は、示してはいない
が、パケットデータが貯蔵されるメモリの一部の領域を
占める。図3には、システムバス68が共に示されてお
り、CPU60、DMA制御器64、及びバッファディ
スクリプタ66間のデータ伝送は、システムバス68を
介してなされる。
【0018】図3を参照すれば、バッファディスクリプ
タ66には、通信チャンネル62を介してパケット単位
に受信又は送信されるパケットデータに関する情報が、
CPU60により貯蔵される。また、各バッファディス
クリプタには、一つのパケットデータに関する情報が貯
蔵される。そして、バッファディスクリプタ66の各々
は、データポインタDP、コマンドビットC、状態ビッ
トS、オーナービットO及びスキップビットSKよりな
る標識ビットを含む。
【0019】CPU60は、パケットデータを貯蔵する
メモリの一部の領域に、バッファディスクリプタ66を
構成する。ここで、CPU60がバッファディスクリプ
タを構成するということは、CPU60が通信チャンネ
ル62を介して送受信するパケットデータに関する情報
を貯蔵するということである。この時、CPU60は、
各バッファディスクリプタに標識ビットを割り当て、標
識ビットを利用してバッファディスクリプタ66の現在
状態を表示する。すなわち、CPU60は、標識ビット
を利用して、バッファディスクリプタがCPU 66に
より構成中であるか、あるいは、通信チャンネル62に
受信されるパケットデータにエラーが生じたか、あるい
は、バッファディスクリプタの構成が完了したか、など
の状態を表示する。
【0020】CPU60は、標識ビットとして2ビット
を割り当て、そのうち一つのビットはオーナビットOで
あり、もう一つのビットはスキップビットSKである。
オーナビットOは、バッファディスクリプタがCPU
モードであるか、あるいはDMAモードであるかを表わ
す。すなわち、CPU60は、バッファディスクリプタ
を構成中であるか、あるいは通信チャンネル62に受信
されるパケットデータにエラーが生じた場合、オーナビ
ットOをセット(あるいはリセット、以下、セットであ
ると仮定する)して、バッファディスクリプタが現在C
PUモードであることを表わす。このように、バッファ
ディスクリプタがCPUモードであれば、DMA制御器
64はバッファディスクリプタを使用できない。また、
CPU60は、バッファディスクリプタの構成が完了す
れば、オーナービットOをリセット(あるいはセット、
以下、リセットであると仮定する)して、バッファディ
スクリプタが、DMA制御器64により使用可能なDM
Aモードであることを表わす。
【0021】スキップビットSKは、CPU60がバッ
ファディスクリプタを構成中であるか、あるいは、通信
チャンネル62に受信されるパケットデータにエラーが
生じたか、を表わす。すなわち、CPU60は、バッフ
ァディスクリプタを構成中であればスキップビットSK
をリセット(あるいはセット、以下、リセットであると
仮定する)する。これに対し、通信チャンネル62にエ
ラーが生じて、通信チャンネル62に受信されるパケッ
トにエラーが生じれば、CPU60は、スキップビット
SKをセット(あるいはリセット、以下、リセットであ
ると仮定する)する。
【0022】DMA制御器64は、バッファディスクリ
プタの開始ポインタ、及び現在ポインタを有している。
開始ポインタ64aは、CPU60により設定され、D
MA制御器64が最初にアクセスするバッファディスク
リプタを指す。現在ポインタ64bは、DMA制御器6
4が現在アクセスしているバッファディスクリプタを指
し、開始ポインタと同一の初期値を有する。現在ポイン
タ64bは、以前に処理されたバッファディスクリプタ
のポインタ値に、単位バッファディスクリプタの大きさ
に該当するアドレスを増加して、その値を得る。従っ
て、DMA制御器64の現在ポインタ64bの値は、最
初には開始ポインタ64aの値と同じ第1バッファディ
スクリプタ70を指し、順次に第2,第3,...,第
nバッファディスクリプタ72、74、...、78を
指す。DMA制御器64は、現在ポインタ64bにより
第1、第2、第3、...、第nバッファディスクリプ
タ70、72、74、...、78を順次に処理する。
【0023】DMA制御器64は、バッファディスクリ
プタ66の各々の標識ビットを確認して、現在アクセス
しているバッファディスクリプタの処理を中断して、次
のバッファディスクリプタをアクセスしたり、あるい
は、現在アクセスしているバッファディスクリプタに貯
蔵された情報を利用して、通信チャンネル62を介して
送受信するパケットデータを処理したりする。ここで、
パケットデータを処理するということは、バッファディ
スクリプタを介して通信チャンネル62から受信される
パケットデータをメモリに伝送したり、あるいは、メモ
リに貯蔵されたパケットデータを通信チャンネル62に
伝送したりする、ということである。
【0024】図4は、図3に示された通信システムにお
いて行われる通信方法の一実施形態によるフローチャー
トである。次に、図3及び図4を参照し、図3に示され
たシステムにおいて行われる本発明による通信方法につ
いて説明する。図3及び図4を参照すれば、CPU60
は、n個のチャンネルよりなる通信チャンネル62に送
受信されるパケットデータに関する情報を、バッファデ
ィスクリプタ66に貯蔵する(ステップ98)。この
時、一つのバッファディスクリプタには一つのパケット
データに関する情報が貯蔵され、CPU60は、各バッ
ファディスクリプタに、バッファディスクリプタの状態
を表わす2ビットの標識ビットを割り当てる。CPU6
0は、標識ビットを利用してバッファディスクリプタに
パケットデータに関する情報を貯蔵中であるか、あるい
は、現在貯蔵中であるパケットデータを受信した通信チ
ャンネル62にエラーが生じたか、あるいは、パケット
データに関する情報貯蔵が完了したか、を表わす。
【0025】ステップ98後に、DMA制御器64は、
現在ポインタ64bが指すバッファディスクリプタをア
クセスする(ステップ100)。説明の便宜上、現在ポ
インタ64bは、第iバッファディスクリプタ76を指
していると仮定する。DMA制御器64は、アクセスし
ようとする第iバッファディスクリプタ76の標識ビッ
トを確認して、現在アクセスしている第iバッファディ
スクリプタ76の現在状態を確認する(ステップ17
5)。すなわち、DMA制御器64は、標識ビットを確
認して、第iバッファディスクリプタ76にパケットデ
ータに関する情報が貯蔵中であるか、あるいは、パケッ
トデータを送受信する通信チャンネルにエラーが生じた
か、あるいは、パケットデータに関する情報貯蔵が完了
したか、を確認する。
【0026】具体的に、DMA制御器64は、標識ビッ
トのオーナビットOを確認して現在アクセスしている第
iバッファディスクリプタ76のモードがCPUモード
であるか、あるいは、パケットデータに関する情報貯蔵
が完了したDMAモードであるか、を判断する(ステッ
プ110)。例えば、オーナビットOがセットされてい
れば、DMA制御器64は、第iバッファディスクリプ
タ76がCPUモードであると判断し、リセットされて
いればDMAモードであると判断する。
【0027】ステップ110において、第iバッファデ
ィスクリプタ76がCPUモードであると判断されれ
ば、スキップビットSKを確認して、通信チャンネル6
2に受信されるパケットデータに関する情報が、第iバ
ッファディスクリプタ76に貯蔵中であるか、あるい
は、パケットデータを受信する通信チャンネル62にエ
ラーが生じたか、を確認する(ステップ150)。例え
ば、DMA制御器64は、スキップビットSKがセット
されていれば、通信チャンネル62にエラーが生じたと
判断し、リセットされていれば、通信チャンネル62に
受信されるパケットデータに関する情報が、第iバッフ
ァディスクリプタ76に貯蔵中である、と判断する。
【0028】続いて、ステップ175において、DMA
制御器64が、アクセスしている第iバッファディスク
リプタ76がDMAモードである、と確認されれば、第
iバッファディスクリプタ76に情報が貯蔵されたパケ
ットデータを処理する(ステップ120)。ここで、パ
ケットデータを処理するということは、DMA制御器6
4が、第iバッファディスクリプタ76のデータポイン
タDPが指すメモリのアドレスに、パケットデータを貯
蔵したり、あるいは、データポインタDPが指すメモリ
のアドレスに貯蔵されたパケットデータを、通信チャン
ネル62に伝送したりする、ということである。
【0029】第iバッファディスクリプタ76に情報が
貯蔵されたパケットデータの処理が完了すれば、DMA
制御器64は、第iバッファディスクリプタ76のモー
ドをCPUモードに切り換え、次に処理するバッファデ
ィスクリプタをアクセスする(ステップ130)。すな
わち、DMA制御器64は、第iバッファディスクリプ
タ76に情報が貯蔵されたパケットデータの処理が完了
すれば、標識ビットのオーナビットOをセットし、第i
バッファディスクリプタ76のモードをCPUモードに
切り換える。このように、オーナビットOがセットされ
れば、CPU60は、第iバッファディスクリプタ76
に新しいパケットデータに関する情報を貯蔵する。ま
た、第iバッファディスクリプタ76に情報が貯蔵され
たパケットデータの処理が完了すれば、DMA制御器6
4の現在ポインタ64bは、第(i+1)バッファディ
スクリプタを指す。DMA制御器64は、現在ポインタ
64bを参照して、第(i+1)バッファディスクリプ
タをアクセスする。
【0030】一方、ステップ175において、CPU6
0が、通信チャンネル62のうち一つのチャンネルに送
受信するパケットデータに関する情報を、第iバッファ
ディスクリプタ76に貯蔵中である、と判断されれば、
DMA制御器64は、バッファディスクリプタにパケッ
トデータ情報に関する貯蔵が完了するまで待つ(ステッ
プ160)。
【0031】これに対し、ステップ175において、現
在その情報を貯蔵中であるパケットデータにエラーが生
じたと判断されれば、DMA制御器64は、現在アクセ
スしている第iバッファディスクリプタ76の処理を中
断して、次のバッファディスクリプタである第(i+
1)バッファディスクリプタをアクセスする(ステップ
170)。すなわち、DMA制御器64は、スキップビ
ットSKを確認して、現在処理しようとするパケットデ
ータを送受信する通信チャンネル62に、エラーが生じ
たならば、現在アクセスしているバッファディスクリプ
タの処理を中断する。そして、エラーが生じていない通
信チャンネルに送受信するパケットデータに関する情報
を貯蔵している他のバッファディスクリプタをアクセス
して、パケットデータを処理する。
【0032】以上述べたように、本発明による通信シス
テムにおいては、CPU60が、バッファディスクリプ
タを構成時に、通信チャンネルにエラーが生じたかどう
かを表わすスキップビットSKを、割り当てる。DMA
制御器64は、このスキップビットSKを通じて処理し
ようとするパケットデータを送受信する通信チャンネル
にエラーが生じたかどうか、を確認することができる。
すなわち、DMA制御器64は、処理しようとするパケ
ットデータを送受信する通信チャンネルにエラーが生じ
たならば、エラーが生じていない他の通信チャンネルを
介して、送受信するパケットデータをまず処理すること
により、通信チャンネルの活用率を効率良く高めること
ができる。
【0033】図5は、図3に示されたDMA制御器64
の他の実施形態を示した図である。説明の便宜のため
に、図5には、バッファディスクリプタ66、及びシス
テムバス68を、共に示してある。DMA制御器200
は、開始ポインタ200a及びアドレスカウンタ200
bを含む。開始ポインタ200aはCPU60により設
定され、DMA制御器64が最初にアクセスするバッフ
ァディスクリプタを指す。そして、アドレスカウンタ2
00bは、DMA制御器200が現在アクセスしている
バッファディスクリプタの開始アドレスをカウントし、
開始ポインタ200aが指す値に初期化される。すなわ
ち、アドレスカウンタ200bは、以前に処理されたバ
ッファディスクリプタの開始アドレスに、単位バッファ
ディスクリプタの大きさに該当するアドレスを加算し
て、次にアクセスするバッファディスクリプタの開始ア
ドレスを得る。
【0034】具体的に、DMA制御器200は、開始ポ
インタ200aが指す第1バッファディスクリプタ80
を最初にアクセスする。例えば、開始ポインタ200a
が100hを指すとすれば、DMA制御器200は、ア
ドレス100hをアクセスしてパケットデータを処理す
る。第1バッファディスクリプタ80に対するパケット
データの処理が完了すれば、アドレスカウンタ200b
は、現在カウンタの値に単位バッファディスクリプタの
大きさに該当するアドレス(例えば、004h)を加算
して、次にアクセスするバッファディスクリプタの開始
アドレス104hをカウントする。DMA制御器200
は、アドレスカウンタ200bを参照して、第2バッフ
ァディスクリプタ82をアクセスする。
【0035】このように、DMA制御器200が、アド
レスカウンタ200bを利用して、次にアクセスするバ
ッファディスクリプタの開始アドレスを得る場合、DM
A制御器200がソフトウェア的に管理しなければなら
ないポインタが開始ポインタの一つであるため、ポイン
タ処理のためのプログラミングが簡単になれる。DMA
制御器200が、バッファディスクリプタ66を利用し
てパケットデータを処理する方法は、図4を参照して説
明された通りであるため、ここではその詳細な説明を省
く。
【0036】図6は、図3に示されたバッファディスク
リプタ66の他の構成例と、これをアクセスするDMA
制御器を示した図である。図3及び図6を参照すれば、
一つのバッファディスクリプタは、データポインタD
P、コマンドビットC、状態ビットS、次のバッファデ
ィスクリプタポインタNBDPと、オーナービットO、
及びスキップビットSK、よりなる標識ビットを含む。
ここで、次のバッファディスクリプタポインタNBDP
は、DMA制御器64がアクセスする次のバッファディ
スクリプタを指す。すなわち、各バッファディスクリプ
タに、次のバッファディスクリプタポインタを備えてい
るため、DMA制御器300には、最初にアクセスする
バッファディスクリプタを指す開始ポインタ300aさ
えあれば良く、これはCPU60により設定される。
【0037】DMA制御器200がバッファディスクリ
プタ66を利用してパケットデータを処理する方法は図
4を参照して説明された通りであるため、ここではその
詳細な説明を省く。下記の表1は、エラー確率が各々5
%、10%である通信チャンネルにおける連続的なフレ
ーム受信確率を示している。
【表1】
【0038】表1を参照すれば、通信チャンネルにおけ
るエラー確率が5%又は10%である場合、連続して受
信できるフレームの数が多くなるほど、連続したフレー
ムを正常に受信する確率は極めて低くなる。これは、通
信チャンネルを介して受信されるパケットデータにエラ
ーが生じる確率がその分高い、ということを意味する。
【0039】下記表2は10フレームを連続的に受信
し、各通信チャンネルのエラー確率が5%である場合、
従来の技術及び本発明によるチャンネル活用率を示して
いる。
【表2】
【0040】表2を参照すれば、従来にはチャンネル数
が多くても、あるチャンネルにエラーが生じれば、エラ
ーの生じたチャンネルにより、エラーが生じていない他
のチャンネルが全部使用できなかった。従って、チャン
ネル数が多くなるほどチャンネル活用率が格段に落ち
る。しかし、本発明においては、一つ又はそれ以上の通
信チャンネルにエラーが生じても、エラーの生じていな
い他のチャンネルに受信されるパケットデータを処理で
きることから、チャンネル数が多くなるほどチャンネル
活用率を高めることができる。
【0041】以上、図面及び明細書に最適の実施の形態
が開示された。ここで、特定の用語が使用されたが、こ
れは単に本発明を説明するために使用されたものであっ
て、意味の限定や特許請求範囲上に記載された本発明の
範囲を制限するために、使用されたものではない。従っ
て、この技術分野の通常の知識を有した者であれば、こ
れより各種の変形及び均等な他の実施の形態が可能であ
る、という点は理解できるであろう。よって、本発明の
真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲上の技術的な
思想によって定まるべきである。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるチャン
ネル活用率を高める通信システム及び通信方法によれ
ば、多数個の通信チャンネルを介してパケットデータを
送受信する通信システムにおいて、一つ又はそれ以上の
通信チャンネルにエラーが生じても、DMA制御器はエ
ラーの生じていない他のチャンネルに受信されるパケッ
トデータを処理できることから、チャンネル活用率を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術において、CPUにより構成される
バッファディスクリプタ構造の一例を示した図である。
【図2】従来の技術において、CPUにより実現される
バッファディスクリプタの他の構造を示した図である。
【図3】本発明による通信システムを概略的に示したブ
ロック図であり、この通信システムによってチャンネル
活用率を高めることができる。
【図4】図3に示された通信システムにおいて行われる
通信方法の一実施の形態によるフローチャートである。
【図5】図3に示されたDMA制御器64の、他の実施
の形態を示した図である。説明の便宜のために、図5に
は、バッファディスクリプタ66及びシステムバス68
が共に示してある。
【図6】図3に示されたバッファディスクリプタ66の
他の構成例と、これをアクセスするDMA制御器を示し
た図である。
【符号の説明】
62 通信チャンネル 66 バッファディスクリプタ 68 システムバス C コマンドビット DP データポインタ O オーナビット S 状態ビット SK スキップビット

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数個のチャンネルよりなる通信チャン
    ネルを介して受信されるデータをメモリに貯蔵したり、
    あるいは、メモリに貯蔵されたパケットデータを前記通
    信チャンネルを介して伝送したりする通信システムにお
    いて、 前記通信システムは、 前記通信チャンネルを介して受信又は送信するパケット
    データに関する情報を貯蔵している多数個のバッファデ
    ィスクリプタと、 前記バッファディスクリプタの各々に前記パケットデー
    タに関する情報を貯蔵し、前記バッファディスクリプタ
    の各々に標識ビットを割り当てて、前記バッファディス
    クリプタが構成中であるか、あるいは、前記通信チャン
    ネルに受信されるパケットデータにエラーが生じたか、
    あるいは、前記バッファディスクリプタの構成が完了し
    たか、を表示する中央処理装置と、 前記バッファディスクリプタの標識ビットを確認して、
    現在アクセスしようとするバッファディスクリプタの処
    理を中断して、次のバッファディスクリプタをアクセス
    したり、あるいは、現在アクセスするバッファディスク
    リプタに情報が貯蔵されたパケットデータを処理したり
    する、直接メモリアドレス制御器と、 を含むことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記標識ビットは、 前記CPUが前記バッファディスクリプタを構成中であ
    るか、あるいは、前記通信チャンネルに受信されるパケ
    ットデータにエラーが生じれば、前記バッファディスク
    リプタがCPUモードであり、また、前記CPUにより
    前記バッファディスクリプタの構成が完了すれば、前記
    DMA制御器が使用可能なDMAモードである、ことを
    表わすオーナビットと、 前記CPUが前記バッファディスクリプタを構成中であ
    るか、あるいは、前記通信チャンネルに受信されるパケ
    ットデータにエラーが生じたか、を表わすスキップビッ
    トと、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記CPUは、前記バッファディスクリ
    プタに次のバッファディスクリプタポインタを割り当
    て、前記DMA制御器は、前記バッファディスクリプタ
    に構成される次のバッファディスクリプタポインタを確
    認して、次に処理するバッファディスクリプタをアクセ
    スする、 ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記DMA制御器は、現在アクセスして
    いるバッファディスクリプタの処理が完了すれば、現在
    アクセスしているバッファディスクリプタを指す現在ポ
    インタの値に、前記バッファディスクリプタの大きさに
    該当するアドレスを加算して、現在ポインタの値を更新
    する、 ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記DMA制御器は、 最初にアクセスするバッファディスクリプタを指す開始
    ポインタと、 前記開始ポインタの値に初期化され、前記バッファディ
    スクリプタの開始アドレスをカウントするアドレスカウ
    ンタと、を具備し、 前記アドレスカウンタは、現在アドレスカウンタの値に
    単位バッファディスクリプタの大きさに該当するアドレ
    スを加算して、現在アドレスカウンタの値を更新する、 ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 CPUが通信チャンネルを介して受信又
    は送信するパケットデータに関する情報を貯蔵している
    バッファディスクリプタを構成し、DMA制御器が前記
    バッファディスクリプタを介して多数個の通信チャンネ
    ルを介して受信されるパケットデータをメモリに貯蔵し
    たり、あるいはメモリに貯蔵されたパケットデータを前
    記多数個の通信チャンネルを介して伝送する通信システ
    ムにおいて行われる通信方法において、(a)前記CP
    Uは、前記バッファディスクリプタを構成時に、標識ビ
    ットを利用して、前記バッファディスクリプタの現在状
    態を表示する段階と、(b)DMA制御器は、前記標識
    ビットを確認して、現在処理しようとするバッファディ
    スクリプタが前記CPUにより構成中であるか、あるい
    は、前記通信チャンネルにエラーが生じたか、あるい
    は、前記バッファディスクリプタの構成が完了して前記
    DMA制御器が使用可能なDMAモードであるか、を確
    認する段階と、(c)前記(b)段階において、現在ア
    クセスしようとするバッファディスクリプタが、前記C
    PUにより構成中であれば、バッファディスクリプタの
    構成が完了するまで前記標識ビットを確認し続ける段階
    と、(d)前記(b)段階において、前記通信チャンネ
    ルにエラーが生じたと確認されれば、現在アクセスしよ
    うとするバッファディスクリプタをスキップし、次のバ
    ッファディスクリプタを処理するために、前記(b)段
    階へ戻る段階と、(e)前記(b)段階において、現在
    アクセスしているバッファディスクリプタがDMAモー
    ドであると判断されれば、前記DMA制御器は、アクセ
    スしているバッファディスクリプタに情報が貯蔵された
    パケットデータを処理する段階と、(f)パケットデー
    タの処理が完了すれば、前記DMA制御器は、前記
    (e)段階において処理したバッファディスクリプタ
    を、CPUが使用できるCPUモードに切り換えた後、
    次に処理するバッファディスクリプタへ移る段階と、を
    含むことを特徴とする通信方法。
  7. 【請求項7】 前記標識ビットは、 前記CPUが前記バッファディスクリプタを構成中であ
    るか、あるいは、前記通信チャンネルに受信されるパケ
    ットデータにエラーが生じれば、前記バッファディスク
    リプタが前記CPUモードであり、また、前記CPUに
    より前記バッファディスクリプタの構成が完了すれば、
    前記DMA制御器が使用可能なDMAモードである、こ
    とを表わすオーナビットと、 前記CPUが前記バッファディスクリプタを構成中であ
    るか、あるいは、前記通信チャンネルに受信されるパケ
    ットデータにエラーが生じたか、を表わすスキップビッ
    トと、 を含むことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
  8. 【請求項8】 前記(b)段階は(b1)前記DMA制
    御器は、前記オーナビットを介して現在処理しようとす
    るバッファディスクリプタのモードが前記CPUモード
    であるか、あるいは、前記DMAモードであるか、を確
    認する段階と、(b2)前記(b1)段階において処理
    しようとするバッファディスクリプタのモードが、前記
    DMAモードであると確認されれば、前記(e)段階へ
    進み、また、処理しようとするバッファディスクリプタ
    のモードが、前記CPUモードであると確認されれば、
    前記スキップビットを確認する段階と、(b3)前記ス
    キップビットを確認して、前記通信チャンネルにエラー
    が生じたことが確認されれば、前記(d)段階へ進み、
    前記CPUにより構成中であると確認されれば、前記
    (c)段階へ進む、 ことを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
  9. 【請求項9】 前記CPUは、前記バッファディスクリ
    プタに次のバッファディスクリプタポインタを割り当
    て、前記DMA制御器は、前記バッファディスクリプタ
    に構成される次のバッファディスクリプタポインタを確
    認して、次に処理するバッファディスクリプタをアクセ
    スする、 ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
  10. 【請求項10】 前記DMA制御器は、現在アクセスし
    ているバッファディスクリプタの処理が完了すれば、現
    在アクセスしているバッファディスクリプタを指す現在
    ポインタの値に、前記バッファディスクリプタの大きさ
    に該当するアドレスを加算して、現在ポインタの値を更
    新する、 ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 開始ポインタにより、最初にアクセス
    するバッファディスクリプタを指す段階と、 前記バッファディスクリプタの開始アドレスをカウント
    するアドレスカウンタを、前記開始ポインタの値に初期
    化する段階と、をさらに具備し、 前記アドレスカウンタは、現在アドレスカウンタの値に
    単位バッファディスクリプタの大きさに該当するアドレ
    スを加算して、現在アドレスカウンタの値を更新する、 ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。
  12. 【請求項12】 パケットデータに関する情報を貯蔵す
    るためのバッファディスクリプタにおいて、 前記バッファディスクリプタが構成中であるか、あるい
    は、パケットデータにエラーが生じれば、CPUモード
    であることを表わし、また、前記バッファディスクリプ
    タの構成が完了すれば、DMA制御器によりアクセス可
    能なDMAモードであることを表わす、オーナビット
    と、 CPUにより前記バッファディスクリプタが構成中であ
    るか、あるいは、通信チャンネルを介して受信されるパ
    ケットデータにエラーが生じたか、を表わすスキップビ
    ットと、 通信システムがパケットデータを送受信した後の状態を
    表わす状態ビットと、 通信チャンネルから受信されるパケットデータが貯蔵さ
    れるメモリのアドレス、あるいは、通信チャンネルに伝
    送するパケットデータが記録されているメモリのアドレ
    ス、を表わすデータポインタと、 パケットデータ処理命令を表わすコマンドビットと、 を含んでなることを特徴とするバッファディスクリプ
    タ。
  13. 【請求項13】 前記状態ビットはエラーの類型を表わ
    す、 ことを特徴とする請求項12に記載のバッファディスク
    リプタ。
  14. 【請求項14】 前記DMA制御器によりアクセスされ
    る、次のバッファディスクリプタを表示するための、次
    のバッファディスクリプタポインタを、さらに含む、 ことを特徴とする請求項12に記載のバッファディスク
    リプタ。
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