JP2002350475A - 負電圧監視回路 - Google Patents
負電圧監視回路Info
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Abstract
常電圧値の場合には警報を発出する高精度の負電圧監視
回路を提供する。 【解決手段】正電源(Vcc)と接地(GND)間に接続
されて動作し、内部にSENSE電圧6を有する電圧監視回
路5のSENSE端子に入力される閾値電圧4は、被監視負
電圧である監視電圧1に接続されたプルダウン抵抗3に
プルアップ抵抗2を介して正の基準電圧でプルアップし
て正電圧とし、この閾値電圧4を電圧監視回路5のSENS
E電圧6と比較する。更に、この基準電圧は、安定化電
源8とすることにより、この正電圧による閾値電圧4の
変動を小さくし、検出誤差を低減して高精度化を図る。
Description
被監視負電圧である電圧監視回路を使用して高精度で監
視し、所定値外に変動したとき警報を発出する負電圧監
視回路に関する。
各種電源を実装した電子機器が増えつつある。このよう
な機器にあっては、デジタル回路又はロジック回路を使
用するので、一般に約+3Vおよび約−5Vの動作電源
が必要である。パネル内にて、これらの電源電圧が不安
定になると、信号処理動作に悪影響を及ぼすため、警報
を発生させてパネル外部に異常を通知する制御を行うの
が一般的である。ここで、電源電圧が不安定になる要因
として、電源投入やパネルの挿抜、外来ノイズ等があ
る。このうち、電源投入やパネルの挿抜、外来ノイズに
よる電源電圧変動の際には、回路動作は異常となるの
で、斯かる信号処理回路を搭載した従来のパネルには、
電圧監視回路が設けられ異常発生時には警報を発生する
よう構成されているのが普通である。
技術は、例えば特開平4−276564号公報の「電源
電圧監視回路」、特開平1−223360号公報の「電
圧監視回路」、実開平2−37540号公報の「電源電
圧監視装置」および実開平2−95873号公報の「電
源監視装置」等に開示されている。
電圧監視回路は、基準電圧(例えば+3.3V)8およ
び被監視負電圧である監視電圧(例えば−5.2V)1
間に直列接続された抵抗分圧器であるプルアップ抵抗2
およびプルダウン抵抗3、これら抵抗2、3の接続中点
の閾値電圧4がSENSE(検出)端子に入力され、内部のS
ENSE電圧6と比較する電圧監視回路5とにより構成され
る。この電圧監視回路5は、Vcc(例えば+3.3V)
および接地(GND)に接続されて動作する、市販の電
圧監視回路であるを可とする。
である監視電圧1の監視を行うものである。そのため、
プルアップ抵抗2およびプルダウン抵抗3にて分圧又は
分割された閾値電圧4が、電圧監視回路5のSENSE端子
に入力される。このSENSE端子に入力される閾値電圧4
は、電源監視回路5の内部にて定められいるSENSE電圧
6(例えば+0.5V)と比較される。閾値電圧4がこ
のSENSE電圧6より高ければ、電源監視回路5から警報
7を発出する。しかし、この電圧監視回路5は、正電源
(約+3.3VのVcc)と接地間に接続され、このVcc
を動作電源とし、SENSE電圧6は、この電圧監視回路5
により生成されるので、電源監視回路5へ供給している
接地(GND)レベル以下の負電圧監視は不可能であ
る。即ち、閾値電圧4は、正電圧でなければならない。
構成の具体例における動作説明図である。図4(A)
は、抵抗分圧器を構成するプルアップ抵抗R1として
5.6KΩ、プルダウン抵抗R2として10KΩ、基準
電圧として+3.3V±10%の電圧、監視電圧(被監
視負電圧)として−5.2Vおよび電圧監視回路5のSE
NSE電圧6として+0.5Vとした場合の構成図を示
す。一方、図4(B)は、監視電圧が、−5.2Vから
−3.7Vまで0.1V刻みで約30%低下した電圧値
を縦(又は行)に、それぞれ左、中および右欄には基準
電圧が3.0V(即ち3.3V−10%)、3.3V
(即ち3.3V±0%)および3.6V(即ち3.3V
+10%)の場合の閾値電圧4を示す。尚、当業者には
周知の如く、この閾値電圧4は、安定化電源8からの基
準電圧と監視電圧の電圧差をR2/(R1+R2)倍し
て、更に監視電圧1を加算することにより求められる。
示す負電圧監視回路では、図4(B)から明らかな如
く、電圧監視回路5が必ず警報7を発出する、即ち監視
電圧1が低下(負電源電圧の絶対値が小さくなる)して
閾値電圧4として+0.5V以上の電圧が得られるの
は、監視電圧が−5.0V乃至−3.9Vの範囲であ
る。従って、この監視電圧範囲(−5.2V〜−3.9
V)で警報7が発出可能であるので、検出誤差が1.1
Vの大きい値であり、十分高い検出精度が得られない。
課題に鑑みなされたものであり、従来の電圧監視回路5
を使用して、負電源電圧を十分高精度で監視することが
可能な負電圧監視回路を提供することを目的とする。
ために、本発明の負電圧監視回路は、正電源電圧と接地
間に接続され、内部にSENSE電圧を有する電圧監視回路
を使用して、被監視負電圧を監視し、この電圧が所定範
囲を超えて変動したとき電圧監視回路から警報を発出す
る回路であって、被監視負電圧に関連する閾値電圧を、
被監視負電圧と安定化された正の基準電圧間に接続され
た抵抗分圧器により得る。
実施形態によると、電圧監視回路の正電源電圧および基
準電圧を略等しく設定する。基準電圧は、略3.3V±
2%の安定化電源である。電圧監視回路のSENSE電圧
は、略0.5Vに設定する。
路の好適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照
して詳細に説明する。
路の好適実施形態の構成を示すブロック図である。尚、
図1において、説明の便宜上、図3を参照して上述した
構成要素と対応する構成要素には同様の参照符号を使用
する。ここでは、異なる部分を中心に説明する。
よび監視電圧1間に直列接続されたプルアップ抵抗2お
よびプルダウン抵抗3、これら抵抗2、3の接続点に得
られる閾値電圧4がSENSE端子に入力され、内部のSENSE
電圧6と比較される電圧監視回路5により構成される。
この電圧監視回路5は、Vcc(例えば+3.3V)と接
地(GND)間に接続され、出力端子から警報7を発出
する。この負電圧監視回路は、被監視負電源電圧である
監視電圧1の監視を行うものである。そのため、上述の
如く、監視電圧1は、プルダウン抵抗3に接続される。
また、プルアップ抵抗2には、基準電圧となる安定化電
源8が接続され、閾値電圧4を正電圧とする。この基準
電圧は、例えば+3.3V±2%に設定(安定化)され
るのが好ましい。
よびプルダウン抵抗3にて分圧(又は分割)された閾値
電圧4は、電圧監視回路5のSENSE(電圧検出)端子に
入力される。このSENSE端子に入力された閾値電圧4
は、電源監視回路5の内部にて定められいるSENSE電圧
6(例えば+0.5V)と比較される。この比較結果、
閾値電圧4がSENSE電圧6より高い場合には、電源監視
回路5から警報7を発出する。
よる負電圧監視回路の動作を説明する。図2(A)は、
図1に示す構成による具体例を示す。この例でも、図4
(A)の場合と同様に、プルアップ抵抗R1=5.6K
Ω、プルダウン抵抗R2=10KΩ、基準電圧を+3.
3V±%、監視電圧を−5.2V、電圧監視回路5のSE
NSE電圧6を+0.5Vとする。
2Vから−3.7Vまで0.1V単位で低下した場合の
監視電圧と、安定化電源8からの基準電圧がそれぞれ左
欄、中欄および右欄に示す3.23V(=3.3V−2
%)、3.3Vおよび3.37V(=3.3+2%)の
場合における閾値電圧4の値を示す。この閾値電圧4
は、上述した計算により求めることが可能である。
が0.5V以上になり得るのは、監視電圧1が−4.6
Vから−4.3Vの範囲である。従って、検出誤差は僅
か0.2Vであるので、図4(B)を参照して上述した
従来技術の場合に比較して大幅に小さくなり、極めて高
精度の負電圧監視回路が得られる。
実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる
実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明
を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱すること
なく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であるこ
と、当業者には容易に理解できよう。
の負電圧監視回路によると、次の如き実用上の顕著な効
果が得られる。正電圧の電源(Vcc)と接地間に接続さ
れた従来の電圧監視回路を使用して、負電源の電圧監視
を行う。この負電圧の監視電圧が低下して、閾値電圧が
例えば0.5VのSENSE電圧値を超える異常電圧値にな
った場合に、確実に警報を発出する高精度の負電圧監視
が可能である。また、本発明は、従来回路に簡単な安定
化電源を付加するのみで比較的安価に実現可能である。
構成を示すブロック図である。
めの図であり、(A)は具体適構成であり、(B)は検
出誤差説明図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】正電源電圧と接地間に接続され、内部にSE
NSE電圧を有する電圧監視回路を使用して、被監視負電
圧を監視し、該被監視負電圧が所定範囲を超えて変動し
たとき前記電圧監視回路から警報を発出する負電圧監視
回路において、 前記被監視負電圧に関連する閾値電圧を、前記被監視負
電圧と安定化された正の基準電圧間に接続された抵抗分
圧器により得ることを特徴とする負電圧監視回路。 - 【請求項2】前記電圧監視回路の前記正電源電圧および
前記基準電圧を略等しく設定することを特徴とする請求
項1に記載の負電圧監視回路。 - 【請求項3】前記基準電圧は、略3.3V±2%の安定
化電源であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
負電圧監視回路。 - 【請求項4】前記電圧監視回路の前記SENSE電圧を、略
+0.5Vに設定することを特徴とする請求項1、2又
は3に記載の負電圧監視回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001153876A JP2002350475A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 負電圧監視回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001153876A JP2002350475A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 負電圧監視回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002350475A true JP2002350475A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=18998321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001153876A Pending JP2002350475A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 負電圧監視回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002350475A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103472293A (zh) * | 2013-09-10 | 2013-12-25 | 国家电网公司 | 检测交流电串入直流系统的装置 |
CN103575965A (zh) * | 2012-08-02 | 2014-02-12 | 温州市科星电子有限公司 | 直流系统监测装置及方法 |
CN103675710A (zh) * | 2012-09-24 | 2014-03-26 | 温州市科星电子有限公司 | 变电站用交流窜入直流电源报警装置 |
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JPH01223360A (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-06 | Fujitsu Ltd | 電圧監視回路 |
JPH04276564A (ja) * | 1991-03-04 | 1992-10-01 | Hitachi Shonan Denshi Co Ltd | 電源電圧監視回路 |
-
2001
- 2001-05-23 JP JP2001153876A patent/JP2002350475A/ja active Pending
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