JP2002350475A - 負電圧監視回路 - Google Patents

負電圧監視回路

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JP2002350475A
JP2002350475A JP2001153876A JP2001153876A JP2002350475A JP 2002350475 A JP2002350475 A JP 2002350475A JP 2001153876 A JP2001153876 A JP 2001153876A JP 2001153876 A JP2001153876 A JP 2001153876A JP 2002350475 A JP2002350475 A JP 2002350475A
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voltage
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negative
monitoring
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Hiroshi Hashimoto
博士 橋本
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負電源の電圧監視を行い、監視電圧値以下の異
常電圧値の場合には警報を発出する高精度の負電圧監視
回路を提供する。 【解決手段】正電源(Vcc)と接地(GND)間に接続
されて動作し、内部にSENSE電圧6を有する電圧監視回
路5のSENSE端子に入力される閾値電圧4は、被監視負
電圧である監視電圧1に接続されたプルダウン抵抗3に
プルアップ抵抗2を介して正の基準電圧でプルアップし
て正電圧とし、この閾値電圧4を電圧監視回路5のSENS
E電圧6と比較する。更に、この基準電圧は、安定化電
源8とすることにより、この正電圧による閾値電圧4の
変動を小さくし、検出誤差を低減して高精度化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電圧監視回路、特に
被監視負電圧である電圧監視回路を使用して高精度で監
視し、所定値外に変動したとき警報を発出する負電圧監
視回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、信号処理回路を搭載したパネルに
各種電源を実装した電子機器が増えつつある。このよう
な機器にあっては、デジタル回路又はロジック回路を使
用するので、一般に約+3Vおよび約−5Vの動作電源
が必要である。パネル内にて、これらの電源電圧が不安
定になると、信号処理動作に悪影響を及ぼすため、警報
を発生させてパネル外部に異常を通知する制御を行うの
が一般的である。ここで、電源電圧が不安定になる要因
として、電源投入やパネルの挿抜、外来ノイズ等があ
る。このうち、電源投入やパネルの挿抜、外来ノイズに
よる電源電圧変動の際には、回路動作は異常となるの
で、斯かる信号処理回路を搭載した従来のパネルには、
電圧監視回路が設けられ異常発生時には警報を発生する
よう構成されているのが普通である。
【0003】斯かる技術分野における又は関連する従来
技術は、例えば特開平4−276564号公報の「電源
電圧監視回路」、特開平1−223360号公報の「電
圧監視回路」、実開平2−37540号公報の「電源電
圧監視装置」および実開平2−95873号公報の「電
源監視装置」等に開示されている。
【0004】図3は、従来の電圧監視回路を示す。この
電圧監視回路は、基準電圧(例えば+3.3V)8およ
び被監視負電圧である監視電圧(例えば−5.2V)1
間に直列接続された抵抗分圧器であるプルアップ抵抗2
およびプルダウン抵抗3、これら抵抗2、3の接続中点
の閾値電圧4がSENSE(検出)端子に入力され、内部のS
ENSE電圧6と比較する電圧監視回路5とにより構成され
る。この電圧監視回路5は、Vcc(例えば+3.3V)
および接地(GND)に接続されて動作する、市販の電
圧監視回路であるを可とする。
【0005】ここで、電圧監視回路5は、被監視負電圧
である監視電圧1の監視を行うものである。そのため、
プルアップ抵抗2およびプルダウン抵抗3にて分圧又は
分割された閾値電圧4が、電圧監視回路5のSENSE端子
に入力される。このSENSE端子に入力される閾値電圧4
は、電源監視回路5の内部にて定められいるSENSE電圧
6(例えば+0.5V)と比較される。閾値電圧4がこ
のSENSE電圧6より高ければ、電源監視回路5から警報
7を発出する。しかし、この電圧監視回路5は、正電源
(約+3.3VのVcc)と接地間に接続され、このVcc
を動作電源とし、SENSE電圧6は、この電圧監視回路5
により生成されるので、電源監視回路5へ供給している
接地(GND)レベル以下の負電圧監視は不可能であ
る。即ち、閾値電圧4は、正電圧でなければならない。
【0006】図4は、図3に示す従来の負電圧監視回路
構成の具体例における動作説明図である。図4(A)
は、抵抗分圧器を構成するプルアップ抵抗R1として
5.6KΩ、プルダウン抵抗R2として10KΩ、基準
電圧として+3.3V±10%の電圧、監視電圧(被監
視負電圧)として−5.2Vおよび電圧監視回路5のSE
NSE電圧6として+0.5Vとした場合の構成図を示
す。一方、図4(B)は、監視電圧が、−5.2Vから
−3.7Vまで0.1V刻みで約30%低下した電圧値
を縦(又は行)に、それぞれ左、中および右欄には基準
電圧が3.0V(即ち3.3V−10%)、3.3V
(即ち3.3V±0%)および3.6V(即ち3.3V
+10%)の場合の閾値電圧4を示す。尚、当業者には
周知の如く、この閾値電圧4は、安定化電源8からの基
準電圧と監視電圧の電圧差をR2/(R1+R2)倍し
て、更に監視電圧1を加算することにより求められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4(A)に
示す負電圧監視回路では、図4(B)から明らかな如
く、電圧監視回路5が必ず警報7を発出する、即ち監視
電圧1が低下(負電源電圧の絶対値が小さくなる)して
閾値電圧4として+0.5V以上の電圧が得られるの
は、監視電圧が−5.0V乃至−3.9Vの範囲であ
る。従って、この監視電圧範囲(−5.2V〜−3.9
V)で警報7が発出可能であるので、検出誤差が1.1
Vの大きい値であり、十分高い検出精度が得られない。
【0008】
【発明の目的】従って、本発明は、従来技術の上述した
課題に鑑みなされたものであり、従来の電圧監視回路5
を使用して、負電源電圧を十分高精度で監視することが
可能な負電圧監視回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の負電圧監視回路は、正電源電圧と接地
間に接続され、内部にSENSE電圧を有する電圧監視回路
を使用して、被監視負電圧を監視し、この電圧が所定範
囲を超えて変動したとき電圧監視回路から警報を発出す
る回路であって、被監視負電圧に関連する閾値電圧を、
被監視負電圧と安定化された正の基準電圧間に接続され
た抵抗分圧器により得る。
【0010】また、本発明による負電圧監視回路の好適
実施形態によると、電圧監視回路の正電源電圧および基
準電圧を略等しく設定する。基準電圧は、略3.3V±
2%の安定化電源である。電圧監視回路のSENSE電圧
は、略0.5Vに設定する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による負電圧監視回
路の好適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0012】先ず、図1は、本発明による負電圧監視回
路の好適実施形態の構成を示すブロック図である。尚、
図1において、説明の便宜上、図3を参照して上述した
構成要素と対応する構成要素には同様の参照符号を使用
する。ここでは、異なる部分を中心に説明する。
【0013】図1の負電圧監視回路は、安定化電源8お
よび監視電圧1間に直列接続されたプルアップ抵抗2お
よびプルダウン抵抗3、これら抵抗2、3の接続点に得
られる閾値電圧4がSENSE端子に入力され、内部のSENSE
電圧6と比較される電圧監視回路5により構成される。
この電圧監視回路5は、Vcc(例えば+3.3V)と接
地(GND)間に接続され、出力端子から警報7を発出
する。この負電圧監視回路は、被監視負電源電圧である
監視電圧1の監視を行うものである。そのため、上述の
如く、監視電圧1は、プルダウン抵抗3に接続される。
また、プルアップ抵抗2には、基準電圧となる安定化電
源8が接続され、閾値電圧4を正電圧とする。この基準
電圧は、例えば+3.3V±2%に設定(安定化)され
るのが好ましい。
【0014】抵抗分圧器を構成するプルアップ抵抗2お
よびプルダウン抵抗3にて分圧(又は分割)された閾値
電圧4は、電圧監視回路5のSENSE(電圧検出)端子に
入力される。このSENSE端子に入力された閾値電圧4
は、電源監視回路5の内部にて定められいるSENSE電圧
6(例えば+0.5V)と比較される。この比較結果、
閾値電圧4がSENSE電圧6より高い場合には、電源監視
回路5から警報7を発出する。
【0015】次に、図2を参照して図1に示す本発明に
よる負電圧監視回路の動作を説明する。図2(A)は、
図1に示す構成による具体例を示す。この例でも、図4
(A)の場合と同様に、プルアップ抵抗R1=5.6K
Ω、プルダウン抵抗R2=10KΩ、基準電圧を+3.
3V±%、監視電圧を−5.2V、電圧監視回路5のSE
NSE電圧6を+0.5Vとする。
【0016】次に、図2(B)は、監視電圧1が−5.
2Vから−3.7Vまで0.1V単位で低下した場合の
監視電圧と、安定化電源8からの基準電圧がそれぞれ左
欄、中欄および右欄に示す3.23V(=3.3V−2
%)、3.3Vおよび3.37V(=3.3+2%)の
場合における閾値電圧4の値を示す。この閾値電圧4
は、上述した計算により求めることが可能である。
【0017】図2(B)から明らかな如く、閾値電圧4
が0.5V以上になり得るのは、監視電圧1が−4.6
Vから−4.3Vの範囲である。従って、検出誤差は僅
か0.2Vであるので、図4(B)を参照して上述した
従来技術の場合に比較して大幅に小さくなり、極めて高
精度の負電圧監視回路が得られる。
【0018】以上、本発明による負電圧監視回路の好適
実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる
実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明
を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱すること
なく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であるこ
と、当業者には容易に理解できよう。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の負電圧監視回路によると、次の如き実用上の顕著な効
果が得られる。正電圧の電源(Vcc)と接地間に接続さ
れた従来の電圧監視回路を使用して、負電源の電圧監視
を行う。この負電圧の監視電圧が低下して、閾値電圧が
例えば0.5VのSENSE電圧値を超える異常電圧値にな
った場合に、確実に警報を発出する高精度の負電圧監視
が可能である。また、本発明は、従来回路に簡単な安定
化電源を付加するのみで比較的安価に実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による負電圧監視回路の好適実施形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す負電圧監視回路の動作を説明するた
めの図であり、(A)は具体適構成であり、(B)は検
出誤差説明図である。
【図3】従来の負電圧監視回路の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3に示す回路の図2と同様の説明図である。
【符号の説明】
1 監視電圧 2 プルアップ抵抗 3 プルダウン抵抗 4 閾値電圧 5 電圧監視回路 6 SENSE電圧 7 警報 8 安定化電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正電源電圧と接地間に接続され、内部にSE
    NSE電圧を有する電圧監視回路を使用して、被監視負電
    圧を監視し、該被監視負電圧が所定範囲を超えて変動し
    たとき前記電圧監視回路から警報を発出する負電圧監視
    回路において、 前記被監視負電圧に関連する閾値電圧を、前記被監視負
    電圧と安定化された正の基準電圧間に接続された抵抗分
    圧器により得ることを特徴とする負電圧監視回路。
  2. 【請求項2】前記電圧監視回路の前記正電源電圧および
    前記基準電圧を略等しく設定することを特徴とする請求
    項1に記載の負電圧監視回路。
  3. 【請求項3】前記基準電圧は、略3.3V±2%の安定
    化電源であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    負電圧監視回路。
  4. 【請求項4】前記電圧監視回路の前記SENSE電圧を、略
    +0.5Vに設定することを特徴とする請求項1、2又
    は3に記載の負電圧監視回路。
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