JP2002349455A - 流体ポンプ - Google Patents

流体ポンプ

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JP2002349455A
JP2002349455A JP2001149709A JP2001149709A JP2002349455A JP 2002349455 A JP2002349455 A JP 2002349455A JP 2001149709 A JP2001149709 A JP 2001149709A JP 2001149709 A JP2001149709 A JP 2001149709A JP 2002349455 A JP2002349455 A JP 2002349455A
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JP
Japan
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peripheral surface
elastic plate
housing
inner peripheral
fluid pump
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JP2001149709A
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English (en)
Inventor
Takashi Inoue
孝 井上
Mikio Matsuda
三起夫 松田
Shin Sasaki
伸 佐々木
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な流体ポンプを提供する。 【解決手段】 弾性変形可能で荷重が加えられていない
自由状態では筒状になる弾性板材20と、中心軸a回り
を公転して弾性板材20をハウジング10の内周面10
1に当接させる公転部材41とを備え、公転部材41の
公転により、弾性板材20とハウジングの内周面101
との当接部位が変化して作動室50の容積が変化するよ
うに構成されている。これによると、公転部材41の公
転により作動室50の容積を変化させて流体の吸入・吐
出を行わせることができる。そして、ベーンなしで流体
の吸入・吐出を可能にしているため、加工コストの高い
ベーン溝が不要になり、安価な流体ポンプを提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体を吸入し吐出
する流体ポンプに関し、例えば、車両用ブレーキブース
タ内に負圧を発生させるための真空ポンプに好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジン車や電気自動車のよ
うな負圧源を持たない車両においては、ブレーキブース
タ内に負圧を発生させるための真空ポンプが必要であ
る。そして、真空ポンプとして、ロータが駆動軸と一体
に回転するベーン型ポンプ(例えば、特開平5−215
089号公報参照)や、ロータが駆動軸の回りを公転す
るローリングピストン型ポンプ(例えば、特開平7−2
33792号公報参照)が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベーン
型ポンプは、ベーンを収納するベーン溝の加工が必要で
あり、また、ベーンの潤滑のためのオイル配管やオイル
シールが必要であり、それらがコストアップの一因とな
っている。一方、ローリングピストン型ポンプも、ベー
ン型ポンプと同様にベーン溝の加工が必要であり、それ
がコストアップの一因となっている。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、安価な流体ポンプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、円柱状の内周面(10
1)を有するハウジング(10)と、弾性変形可能で荷
重が加えられていない自由状態では筒状になる筒状部位
が形成されると共に、ハウジング(10)の内周面(1
01)内に配置され、かつ筒状部位の一部がハウジング
(10)の内周面(101)に結合された弾性板材(2
0、21、22)と、弾性板材(20、21、22)と
ハウジング(10)の内周面(101)との間に形成さ
れた作動室(50)と、弾性板材(20、21、22)
の内側に配置され、ハウジング(10)の内周面(10
1)の中心軸(a)回りを公転して弾性板材(20、2
1、22)をハウジング(10)の内周面(101)に
当接させる公転部材(41、44)と、作動室(50)
に連通する吸入口(102、111)および吐出口(1
03)とを備え、公転部材(41、44)の公転によ
り、弾性板材(20、21、22)とハウジング(1
0)の内周面(101)との当接部位が変化して作動室
(50)の容積が変化するように構成されていることを
特徴とする。
【0006】これによると、公転部材(41、44)の
公転により作動室(50)の容積を変化させて流体の吸
入・吐出を行わせることができる。そして、ベーンなし
で流体の吸入・吐出を可能にしているため、加工コスト
の高いベーン溝が不要になり、安価な流体ポンプを提供
することができる。
【0007】請求項5に記載の発明では、円柱状の内周
面(101)を有するハウジング(10)と、弾性変形
可能で荷重が加えられていない自由状態では渦巻き状に
なる渦巻き部位が形成されると共に、ハウジング(1
0)の内周面(101)内に配置され、かつ渦巻き部位
の最外周端部がハウジング(10)の内周面(101)
に結合された弾性板材(70、71)と、弾性板材(7
0、71)の最外周面とハウジング(10)の内周面
(101)との間に形成された外側作動室(80a)
と、弾性板材(70、71)間に形成された複数の中間
作動室(80b〜d)と、弾性板材(70、71)の最
内周面(101)に形成された内側作動室(80e)
と、内側作動室(80e)に配置され、ハウジング(1
0)の内周面(101)の中心軸(a)回りを公転して
弾性板材(70、71)をハウジング(10)の内周面
(101)側に押し付ける公転部材(41、44)と、
外側作動室(80a)に連通する吸入口(102)と、
内側作動室(80e)に連通する吐出口(112)とを
備え、公転部材(41、44)の公転により、弾性板材
(70、71)の最外周面とハウジング(10)の内周
面(101)との当接部位および弾性板材(70、7
1)同士の当接部位が変化して作動室(80a〜e)の
容積が変化するように構成されていることを特徴とす
る。
【0008】これによると、公転部材(41、44)の
公転により作動室(80a〜e)の容積を変化させて流
体の吸入・吐出を行わせることができる。そして、ベー
ンなしで流体の吸入・吐出を可能にしているため、加工
コストの高いベーン溝が不要になり、安価な流体ポンプ
を提供することができる。
【0009】また、ある時点で外側作動室(80a)に
吸入された流体が中間作動室(80b〜d)で圧縮され
つつ内側作動室(80e)に至るまでに公転部材(4
1、44)が数回転公転するため、換言すると、吸入完
了から吐出開始までの行程が長くなるため、公転部材
(41、44)の1回転当たりの圧縮比を低くすること
ができ、従って、ポンプの振動やトルク変動を小さくす
ることができる。
【0010】請求項7に記載の発明では、弾性板材(2
0、21、22、70、71)における当接部位に、シ
ール性を有する材質よりなる被覆層を設けたことを特徴
とする。
【0011】これによると、当接部位のシール性を向上
させて、ポンプ吐出性能を向上させることができる。
【0012】請求項8に記載の発明では、公転部材(4
1、44)は自転可能に構成されていることを特徴とす
る。
【0013】これによると、公転部材が自転するため、
公転部材と弾性板材との摺動が防止される。
【0014】請求項9に記載の発明では、公転部材(4
1、44)の自転を規制する自転防止機構(123a〜
c、441a〜c)を備えることを特徴とする。
【0015】これによると、公転部材の自転が防止され
るため、公転部材の自転による弾性板材の巻き込み、ま
たは、公転部材の自転による弾性板材のハウジング内周
面側への広がりを防止することができる。
【0016】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明の
第1実施形態になる流体ポンプの断面図、図2は図1の
A−A線に沿う断面図、図3(a)ないし(d)は図1
のA−A線に沿う断面図で、駆動軸31の回転に伴う作
動状態の変化を駆動軸31の回転角90°毎に示すもの
である。なお、このポンプは、例えば車両用ブレーキブ
ースタ内に負圧を発生させるための真空ポンプとして用
いられる。
【0018】図1、図2において、アルミニウムまたは
樹脂よりなる有底筒状のハウジング10は内部に円柱状
の内周面101が形成され、内周面101内には、弾性
変形可能で荷重が加えられていない自由状態では筒状に
なる弾性板材20が配置されている。この弾性板材20
は、ハウジング10に一体に形成されており、周方向一
端の支持部201にてハウジング10の内周面101に
結合されており、周方向他端の先端部202がフリーに
なっている。すなわち、弾性板材20は周方向の1ヶ所
が切れた筒状になっている。
【0019】また、弾性板材20の軸方向一端はハウジ
ング10の底部に摺動自在かつ気密的に当接し、弾性板
材20の軸方向他端は後述する回転プレート11の側面
に摺動自在かつ気密的に当接している。
【0020】ハウジング10の開口端部(図1右側)に
は電動モータ30が図示しないねじ等によって取り付け
られ、この電動モータ30の駆動軸31には円盤状の回
転プレート11がボルト32によって固定されており、
この回転プレート11は駆動軸31と一体に回転する。
また、回転プレート11は、ハウジング10の開口端部
側にてハウジング10内部に挿入され、ハウジング10
に対して回転自在かつ気密的に当接している。なお、ハ
ウジング10の円柱状の内周面101の中心軸線と、駆
動軸31および回転プレート11の回転軸線とは一致し
ており、それらの共通軸線に符号aを付している。
【0021】回転プレート11には内周面101内に延
びるロッド40が圧入によって固定されており、このロ
ッド40の中心軸線bは共通軸線aに対して偏心してい
る。また、ロッド40の外周側には有底筒状のピン(公
転部材に相当)41がベアリング42を介在させて装着
されている。さらに、ロッド40、ピン41およびベア
リング42の質量分をバランスさせるバランスウエイト
43が回転プレート11に固定されている。
【0022】そして、ピン41は、弾性板材20を内周
面101に押し付け可能なように弾性板材20の内側に
配置され、電動モータ30の回転に伴って共通軸線a回
りを公転して、弾性板材20と内周面101との当接部
位(以下、作動室シール部位という)を変化させるよう
になっている。
【0023】一方、ハウジング10の底部と、ハウジン
グ10の内周面101と、回転プレート11の側面と、
弾性板材20の外周面とによって、作動室50が形成さ
れており、この作動室50に連通する吸入口102およ
び吐出口103がハウジング10の筒状部に形成されて
いる。
【0024】吸入口102は図示しない車両用ブレーキ
ブースタの圧力室に接続される。また、吐出口103は
カバー12によって覆われており、このカバー12によ
って形成された吐出室121は連通口122を介して大
気に開放されている。
【0025】さらに、吐出室121内には、吐出口10
3を開閉する板状の逆止弁60と、この逆止弁60の最
大開度を規制するストッパ61と、逆止弁60およびス
トッパ61をハウジング10に固定するボルト62が配
置されている。なお、逆止弁60は、作動室50から吐
出室121への空気の流れを許容し、吐出室121から
作動室50への空気の逆流を防止するものである。
【0026】次に、上記構成になるポンプの作動につい
て説明する。
【0027】電動モータ30を作動させると駆動軸31
および回転プレート11が回転する。この回転プレート
11の回転(回転向きZ)に伴って、図3(a)ないし
(d)に示すように、ピン41が共通軸線a回りを公転
する。
【0028】そして、弾性板材20を内周面101に押
し付けるようにしてピン41が公転することにより、作
動室シール部位が回転向きZに沿って順に移動(変化)
する。この際、ピン41は弾性板材20との間の摩擦に
よりロッド40の中心軸線b回りにつれ回り(自転)
し、また、弾性板材20はピン41の動きに合わせて支
持部201を中心に変形する。
【0029】図3(a)は吸入工程完了直前の状態であ
り、車両用ブレーキブースタの圧力室の空気が吸入口1
02を介して作動室50に吸入される。次いで、ピン4
1が吸入口102を通り過ぎると吸入工程が完了し、作
動室シール部位から回転向きZに沿って支持部201に
至るまでの作動室50は、吸入口102との連通が断た
れて密閉される。
【0030】そして、図3(b)ないし(d)に示すよ
うに、ピン41の公転に伴って作動室シール部位が回転
向きZに沿って移動することにより、密閉された作動室
50の容積が次第に小さくなり、作動室50の圧力が吐
出室121の圧力よりも高くなると、逆止弁60が開弁
して作動室50の空気が吐出口103および連通口12
2を介して外部に排出される。
【0031】一方、図3(b)ないし(d)の行程の
間、弾性板材20の先端部202が吸入口102から離
れ、車両用ブレーキブースタの圧力室の空気が吸入口1
02を介してポンプ内部に吸入される。
【0032】そして、上記のポンプ作用を繰り返すこと
により、車両用ブレーキブースタの圧力室を負圧にす
る。
【0033】本実施形態では、ベーンなしで流体の吸入
・吐出が可能であるため、加工コストの高いベーン溝が
不要になり、安価な流体ポンプを提供することができ
る。
【0034】(第2実施形態)図4、図5に示す本実施
形態は、第1実施形態の吸入口102の位置を変更した
ものである。すなわち、図4、図5に示すように、弾性
板材20の内周側のポンプ内部空間と電動モータ30内
部とを連通する吸入口111を回転プレート11に設
け、電動モータ30内外を連通する吸入部301を電動
モータ30に設けており、空気は、吸入部301、電動
モータ30内部、および吸入口111を介して、ポンプ
内部に吸入されるようになっている。
【0035】なお、その他の構成は第1実施形態と共通
しており、また、空気吸入経路を除いては作動も第1実
施形態と共通である。
【0036】(第3実施形態)第1実施形態ではハウジ
ング10と弾性板材20とを一体に形成したのに対し、
図6に示す本実施形態はそれらを別体(別々)に形成し
た後一体化したものである。なお、その他の構成は第1
実施形態と共通しており、また、作動も第1実施形態と
共通である。
【0037】本実施形態では、図6に示すように、バネ
鋼板(例えば、SUS304−CSP)を荷重が加えら
れていない自由状態では筒状になるように成形して弾性
板材21が形成され、弾性板材21の周方向一端を折り
曲げて支持部211が形成されている。一方、アルミニ
ウム性の有底筒状のハウジング10には、弾性板材21
の支持部211が挿入される溝104が形成されてい
る。そして、ハウジング10の溝104に弾性板材21
の支持部211が挿入されて両者が結合されている。な
お、弾性板材21の周方向他端の先端部212はフリー
になっている。
【0038】なお、弾性板材21の表面のうち少なくと
も外周面(すなわち、ハウジング10の内周面101と
の当接部位=作動室シール部位)に、シール性の良好な
材質よりなる被覆層を設けてもよい。それにより、弾性
板材21と内周面101との当接部位のシール性を向上
させることができる。ここで、厚さ2mm程度のゴムあ
るいは厚さ数100η〜数mmのテフロン(登録商標)
にて被覆層を形成するのが望ましく、特にテフロンの場
合、弾性板材21と内周面101との当接部位の摺動特
性も向上させることができる。
【0039】(第4実施形態)第1実施形態の弾性板材
20は、ハウジング10と一体に形成され、かつ周方向
の1ヶ所が切れた筒状になっているのに対し、図7に示
す本実施形態の弾性板材22は、ハウジング10と別体
(別々)に形成され、かつ、切れ目のない、周方向に連
続した筒状になっている。なお、その他の構成は第1実
施形態と共通している。
【0040】図7(a)ないし(d)は、駆動軸31の
回転に伴う作動状態の変化を駆動軸31の回転角90°
毎に示すものである。そして、本実施形態の弾性板材2
2は、ゴムよりなり、切れ目のない、周方向に連続した
筒状に形成されると共に、弾性板材22の外周面に突起
状の支持部221が形成されている。一方、有底筒状の
ハウジング10には弾性板材22の支持部221が挿入
される窪み部105が形成されている。そして、ハウジ
ング10の窪み部105に弾性板材22の支持部221
が挿入されて両者が結合されている。
【0041】上記構成において、回転プレート11の回
転に伴って、弾性板材22を内周面101に押し付ける
ようにしてピン41が公転することにより、弾性板材2
2と内周面101との当接部位(以下、作動室シール部
位という)が回転向きZに沿って順に移動する。この
際、弾性板材22はピン41の動きに合わせて支持部2
21を中心に変形する。
【0042】そして、ピン41が吸入口102を通り過
ぎると吸入工程が完了し、作動室シール部位から回転向
きZに沿って支持部221に至るまでの作動室50は、
吸入口102との連通が断たれて密閉される。
【0043】次いで、ピン41の公転に伴って作動室シ
ール部位が回転向きZに沿って移動することにより、密
閉された作動室50の容積が次第に小さくなり、逆止弁
60が開弁して作動室50の空気が吐出口103および
連通口122を介して外部に排出される。
【0044】一方、図7(b)ないし(d)の行程の
間、弾性板材22が吸入口102から離れるため、支持
部221から回転向きZに沿って作動室シール部位に至
るまでの作動室50に、車両用ブレーキブースタの圧力
室の空気が吸入される。
【0045】(第5実施形態)図8〜図10に示す本実
施形態は、弾性板材70を渦巻き状にした点と、電動モ
ータ30内部を介して空気を吐出する点を除いて、第1
実施形態と共通している。なお、図8は本実施形態にな
る流体ポンプの断面図、図9は図8のC−C線に沿う断
面図、図10(a)ないし(d)は図8のA−A線に沿
う断面図で、駆動軸31の回転に伴う作動状態の変化を
駆動軸31の回転角90°毎に示すものである。
【0046】図8、図9において、弾性板材70はハウ
ジング10と一体に形成されると共に荷重が加えられて
いない自由状態で渦巻き状(本例では4巻き)になるよ
うに形成され、弾性板材70の周方向外周端の支持部7
01にてハウジング10の内周面101に結合され、周
方向内周端の先端部702がフリーになっている。
【0047】弾性板材70の最外周面とハウジング10
の内周面101との間には、吸入口102と連通する第
1作動室(外側作動室)80aが形成されている。ま
た、弾性板材70間に複数(本例では3つ)の第2〜第
4作動室(中間作動室)80b〜80dが形成されると
共に、弾性板材70最内周面内に第5作動室(内側作動
室)80eが形成されている。
【0048】そして、ピン41は、弾性板材70を内周
面101側に押し付け可能なように第5作動室80eに
配置され、電動モータ30の回転に伴って共通軸線a回
りを公転して、弾性板材70と内周面101との当接部
位、および弾性板材70同士の当接部位(以下、これら
の当接部位を作動室シール部位という)を変化させるよ
うになっている。
【0049】一方、回転プレート11には第5作動室8
0eと電動モータ30内部とを連通する吐出口112が
形成され、電動モータ30には電動モータ30内外を連
通する吐出部302が形成されている。また、吐出口1
12を開閉する逆止弁60が回転プレート11に装着さ
れている。
【0050】上記構成において、図10(a)ないし
(d)に示すように、回転プレート11の回転に伴っ
て、弾性板材70を内周面101に押し付けるようにし
てピン41が公転することにより、作動室シール部位が
回転向きZに沿って順に移動する。この際、弾性板材7
0はピン41の動きに合わせて支持部701を中心に変
形する。
【0051】ピン41が吸入口102を通り過ぎると吸
入工程が完了し、ピン41の公転に伴って作動室シール
部位が回転向きZに沿って移動することにより、弾性板
材70間の第2〜第4作動室80b〜80dは、容積を
減少させつつ渦の内側に移動していく。
【0052】そして、ある時点で第1作動室80aに吸
入された空気は、ピン41が数回転(本例では3回転)
公転する間に、第2〜第4作動室(中間作動室)80b
〜80dで圧縮されつつ第5作動室80eまで移動し、
第5作動室80eの圧力が高くなると逆止弁60が開弁
して、吐出口112、電動モータ30内部、および吐出
部302を介して外部に排出される。
【0053】一方、図10(b)ないし(d)の行程の
間、弾性板材70が吸入口102から離れるため、第1
作動室80aに空気が吸入される。
【0054】本実施形態のポンプでは、吸入された空気
が吐出されるまでに回転プレート11が数回転するた
め、換言すると、吸入完了から吐出開始までの行程が長
くなるため、ピン41の1回転当たりの圧縮比を低くす
ることができ、従って、ポンプの振動やトルク変動を小
さくすることができる。
【0055】(第6実施形態)第5実施形態(図8参
照)ではハウジング10と弾性板材70とを一体に形成
したのに対し、図11に示す本実施形態はそれらを別体
(別々)に形成した後結合したものである。なお、その
他の構成は第5実施形態と共通しており、また、作動も
第5実施形態と共通である。
【0056】本実施形態では、図11に示すように、バ
ネ鋼板(例えば、SUS304−CSP)を荷重が加え
られていない自由状態では渦巻き状(本例では4巻き)
になるように成形して弾性板材71が形成され、弾性板
材71の周方向外周端を折り曲げて支持部711が形成
されている。一方、アルミニウム性の有底筒状のハウジ
ング10には、弾性板材71の支持部711が挿入され
る溝104が形成されている。そして、ハウジング10
の溝104に弾性板材71の支持部711が挿入されて
両者が結合されている。なお、弾性板材71の周方向内
周端の先端部712はフリーになっている。
【0057】なお、弾性板材71の内外周面(すなわ
ち、ハウジング10の内周面101との当接部位および
弾性板材71同士の当接部位=作動室シール部位)に、
シール性の良好な材質よりなる被覆層を設けてもよい。
それにより、作動室シール部位のシール性を向上させる
ことができる。ここで、厚さ2mm程度のゴムあるいは
厚さ数100η〜数mmのテフロンにて被覆層を形成す
るのが望ましく、特にテフロンの場合、作動室シール部
位の摺動特性も向上させることができる。
【0058】(第7実施形態)図12、図13に示す第
7実施形態は、第1実施形態におけるピン41の代わり
に、大径のロータ(公転部材に相当)44を用いたもの
である。なお、その他の構成は第1実施形態と共通して
おり、また、作動も第1実施形態と共通である。
【0059】図12、図13において、ロータ44は、
回転プレート11に圧入固定されたロッド40の外周側
にベアリング42を介在させて装着されている。また、
ロータ44の外周面は円形に形成されており、その外周
面の外径は、弾性板材20の支持部201と先端部20
2が当接した状態(図13の形状状態)での弾性板材2
0の内径(以下、基準内径という)とほぼ同寸法に設定
されている。
【0060】そして、ロータ44は電動モータ30の回
転に伴って共通軸線a回りを公転して、弾性板材20と
内周面101との当接部位を変化させるようになってい
る。
【0061】ところで、第1実施形態においては、ピン
41の外径が弾性板材20の基準内径よりも著しく小さ
いため、弾性板材20の先端部202の内周面上をピン
41が通り過ぎようとしたときに、先端部202が支持
部201と同一面になっていない場合には、ピン41が
先端部202の周方向端面に接触して弾性板材20を壊
してしまう可能性がある。
【0062】これに対し、本実施形態では、ロータ44
の外径が弾性板材20の基準内径とほぼ同寸法であるた
め、仮に弾性板材20の先端部202が支持部201と
同一面になっていなくてもロータ44が先端部202の
周方向端面に接触することがなく、信頼性が向上する。
【0063】なお、第2〜第4実施形態におけるピン4
1の代わりに、本実施形態の大径のロータ44を用いて
もよい。
【0064】(第8実施形態)図14に示す第8実施形
態は、第1実施形態におけるピン41の代わりに大径の
ロータ(公転部材に相当)44を用い、回転プレート1
1の代わりに固定プレート12を用い、さらにロッド4
0の代わりに偏心部451を有するシャフト45を用い
たものである。
【0065】図14において、固定プレート12は、ハ
ウジング10の開口端部と電動モータ30との間に配置
され、電動モータ30と共にハウジング10に固定され
ている。シャフト45は、電動モータ30の駆動軸31
に同軸に配置され、ベアリング46によって固定プレー
ト12に回転自在に支持されている。
【0066】シャフト45の偏心部451は円形に形成
され、偏心部451の中心軸線bは共通軸線aに対して
偏心している。そして、偏心部451の外周側に、第7
実施形態と同様の構成のロータ44がベアリング42を
介在させて装着されている。なお、シャフト45にはバ
ランスウエイト47が装着されている。
【0067】そして、シャフト45の回転に伴って、弾
性板材20を内周面101に押し付けるようにしてロー
タ44が共通軸線a回りを公転することにより、弾性板
材20と内周面101との当接部位が回転向きに沿って
順に移動する。
【0068】ところで、第1実施形態においては、回転
プレート11が回転するため、回転プレート11と弾性
板材20との摺動速度が高くなってしまうが、本実施形
態では、固定プレート12とロータ44はロータ44の
公転運動により摺動するだけであるため、摺動速度が低
くなって信頼性が向上する。
【0069】なお、第2〜第4実施形態、および第7実
施形態に本実施形態の構成を適用してもよい。
【0070】(第9実施形態)図15に示す第9実施形
態は、第8実施形態(図14参照)におけるハウジング
10の底部にベアリング46を追加し、シャフト45の
両端をそれぞれベアリング46で支持することにより、
シャフト45の振れを小さくして振動低減を図ったもの
である。
【0071】(第10実施形態)図16、図17に示す
第10実施形態は、第8実施形態(図14参照)のポン
プに自転防止機構を設けたものである。なお、その他の
構成は第8実施形態と共通しており、また、作動も第8
実施形態と共通である。
【0072】図16、図17において、自転防止機構
は、ロータ44に装着した3本のロータピン441a〜
cと、固定プレート12に装着した3本の固定ピン12
3a〜cとからなる。
【0073】ロータピン441a〜cは、ロータ44の
中心軸線bの回りに所定のピッチ円直径で120°間隔
に配置され、固定ピン123a〜cは、固定プレート1
2の共通軸線aの回りにロータピン441のピッチ円直
径と等しいピッチ円直径で120°間隔に配置されてい
る。また、ロータピン441a〜cを固定プレート12
側に突出させ、固定ピン123a〜cをロータ44側に
突出させて、ロータピン441a〜cの外周面と固定ピ
ン123a〜cの外周面とを接触可能にしている。
【0074】上記構成において、ロータ44に対して中
心軸線b回りに回転向きYの自転トルクが作用した場
合、図17の状態では、紙面左下の第2固定ピン123
bが紙面左下の第2ロータピン441bの進行方向前方
に位置する。従って、その第2固定ピン123bと第2
ロータピン441bとの当接によりロータ44の自転が
阻止されつつ、ロータ44は回転向きZに公転する。
【0075】また、図17の状態からロータ44が約1
20°公転した状態では、紙面上方の第1固定ピン12
3aが紙面上方の第1ロータピン441aの進行方向前
方に位置するため、その第1固定ピン123aと第1ロ
ータピン441aとの当接によりロータ44の自転が阻
止されつつ、ロータ44は公転する。ロータ44がさら
に公転した状態では、紙面右下の第3固定ピン123c
と紙面右下の第3ロータピン441cとの当接によりロ
ータ44の自転が阻止されつつ、ロータ44は公転す
る。
【0076】このように、自転防止機構によりロータ4
4の自転が防止されるため、筒状の弾性板材20を用い
たポンプでは、ロータ44の自転による弾性板材20の
巻き込みを防止して信頼性の向上を図ることができる。
【0077】また、本実施形態の自転防止機構は渦巻き
状の弾性板材70、71を用いたポンプにも適用可能で
あり、その場合には、ロータ44の自転によるハウジン
グ10の内周面101側への弾性板材70、71の広が
りを防止して排気性能を確保することができる。
【0078】(第11実施形態)図18に示す第11実
施形態は、第10実施形態(図16参照)におけるハウ
ジング10の底部にベアリング46を追加し、シャフト
45の両端をそれぞれベアリング46で支持することに
より、シャフト45の振れを小さくして振動低減を図っ
たものである。
【0079】(第12実施形態)図19に示す第12実
施形態は、第5実施形態(図8参照)におけるピン41
の代わりに、大径のロータ(公転部材に相当)44を用
いたものである。なお、その他の構成は第5実施形態と
共通しており、また、作動も第5実施形態と共通であ
る。
【0080】図19において、ロータ44は、回転プレ
ート11に圧入固定されたロッド40外周側にベアリン
グ42を介在させて装着されている。また、ロータ44
の外周面は円形に形成されており、その外周面の外径
は、吸入工程が完了した状態(図10(a)の形状状
態)での弾性板材70の最内周側の内径(以下、基準内
径という)とほぼ同寸法に設定されている。
【0081】そして、ロータ44は電動モータ30の回
転に伴って共通軸線a回りを公転して、弾性板材70と
内周面101との当接部位、および弾性板材70同士の
当接部位を変化させるようになっている。
【0082】ところで、第5実施形態においては、弾性
板材70の最内周面とピン41との間には空間(デッド
スペース)が生じ、その空間の空気は外部に排出するこ
とができない。これに対し、ロータ44の外径を弾性板
材70の基準内径とほぼ同寸法にすることで、弾性板材
70の最内周面内のデッドスペースを小さくすることが
でき、排気性能を向上させることができる。
【0083】なお、第6実施形態におけるピン41の代
わりに、本実施形態の大径のロータ44を用いてもよ
い。
【0084】(他の実施形態)また、上記各実施形態で
は真空ポンプとして用いる例を示したが、吸入した流体
を圧縮して昇圧し吐出する流体ポンプ(例えば、エアポ
ンプ、エアコンのコンプレッサ)としても用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態になる流体ポンプの断面
図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図で、駆動軸31の
回転に伴う作動状態の変化を駆動軸31の回転角90°
毎に示すものである。
【図4】本発明の第2実施形態になる流体ポンプの断面
図である。
【図5】図2のB−B線に沿う断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態になる流体ポンプの断面
図である。
【図7】本発明の第4実施形態になる流体ポンプの断面
図で、駆動軸31の回転に伴う作動状態の変化を駆動軸
31の回転角90°毎に示すものである。
【図8】本発明の第5実施形態になる流体ポンプの断面
図である。
【図9】図8のC−C線に沿う断面図である。
【図10】図8のC−C線に沿う断面図で、駆動軸31
の回転に伴う作動状態の変化を駆動軸31の回転角90
°毎に示すものである。
【図11】本発明の第6実施形態になる流体ポンプの断
面図である。
【図12】本発明の第7実施形態になる流体ポンプの断
面図である。
【図13】図12のD−D線に沿う断面図である。
【図14】本発明の第8実施形態になる流体ポンプの断
面図である。
【図15】本発明の第9実施形態になる流体ポンプの断
面図である。
【図16】本発明の第10実施形態になる流体ポンプの
断面図である。
【図17】図16のE−E線に沿う断面図である。
【図18】本発明の第11実施形態になる流体ポンプの
断面図である。
【図19】本発明の第12実施形態になる流体ポンプの
断面図である。
【符号の説明】
10…ハウジング、20、21、22…弾性板材、4
1、44…公転部材、50…作動室、101…内周面、
102、111…吸入口、103…吐出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 三起夫 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 佐々木 伸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状の内周面(101)を有するハウ
    ジング(10)と、 弾性変形可能で荷重が加えられていない自由状態では筒
    状になる筒状部位が形成されると共に、前記ハウジング
    (10)の内周面(101)内に配置され、かつ前記筒
    状部位の一部が前記ハウジング(10)の内周面(10
    1)に結合された弾性板材(20、21、22)と、 前記弾性板材(20、21、22)と前記ハウジング
    (10)の内周面(101)との間に形成された作動室
    (50)と、 前記弾性板材(20、21、22)の内側に配置され、
    前記ハウジング(10)の内周面(101)の中心軸
    (a)回りを公転して前記弾性板材(20、21、2
    2)を前記ハウジング(10)の内周面(101)に当
    接させる公転部材(41、44)と、 前記作動室(50)に連通する吸入口(102、11
    1)および吐出口(103)とを備え、 前記公転部材(41、44)の公転により、前記弾性板
    材(20、21、22)と前記ハウジング(10)の内
    周面(101)との当接部位が変化して前記作動室(5
    0)の容積が変化するように構成されていることを特徴
    とする流体ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記弾性板材(20、21)は、前記筒
    状部位の周方向の1ヶ所が切れており、前記筒状部位の
    周方向両端のうち一方のみが前記ハウジング(10)の
    内周面(101)に結合されていることを特徴とする請
    求項1に記載の流体ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記弾性板材(21)は、前記ハウジン
    グ(10)と別体に形成された後、前記ハウジング(1
    0)の内周面(101)に結合されていることを特徴と
    する請求項2に記載の流体ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記弾性板材(22)は、前記筒状部位
    が周方向に連続していることを特徴とする請求項1に記
    載の流体ポンプ。
  5. 【請求項5】 円柱状の内周面(101)を有するハウ
    ジング(10)と、 弾性変形可能で荷重が加えられていない自由状態では渦
    巻き状になる渦巻き部位が形成されると共に、前記ハウ
    ジング(10)の内周面(101)内に配置され、かつ
    前記渦巻き部位の最外周端部が前記ハウジング(10)
    の内周面(101)に結合された弾性板材(70、7
    1)と、 前記弾性板材(70、71)の最外周面と前記ハウジン
    グ(10)の内周面(101)との間に形成された外側
    作動室(80a)と、 前記弾性板材(70、71)間に形成された複数の中間
    作動室(80b〜d)と、 前記弾性板材(70、71)の最内周面(101)に形
    成された内側作動室(80e)と、 前記内側作動室(80e)に配置され、前記ハウジング
    (10)の内周面(101)の中心軸(a)回りを公転
    して前記弾性板材(70、71)を前記ハウジング(1
    0)の内周面(101)側に押し付ける公転部材(4
    1、44)と、 前記外側作動室(80a)に連通する吸入口(102)
    と、 前記内側作動室(80e)に連通する吐出口(112)
    とを備え、 前記公転部材(41、44)の公転により、前記弾性板
    材(70、71)の最外周面と前記ハウジング(10)
    の内周面(101)との当接部位および前記弾性板材
    (70、71)同士の当接部位が変化して前記作動室
    (80a〜e)の容積が変化するように構成されている
    ことを特徴とする流体ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記弾性板材(71)は、前記ハウジン
    グ(10)と別体に形成された後、前記ハウジング(1
    0)の内周面(101)に結合されていることを特徴と
    する請求項5に記載の流体ポンプ。
  7. 【請求項7】 前記弾性板材(20、21、22、7
    0、71)における前記当接部位に、シール性を有する
    材質よりなる被覆層を設けたことを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれか1つに記載の流体ポンプ。
  8. 【請求項8】 前記公転部材(41、44)は自転可能
    に構成されていることを特徴とする請求項1ないし7の
    いずれか1つに記載の流体ポンプ。
  9. 【請求項9】 前記公転部材(41、44)の自転を規
    制する自転防止機構(123a〜c、441a〜c)を
    備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1
    つに記載の流体ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62158182U (ja) * 1986-03-28 1987-10-07

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JPS62158182U (ja) * 1986-03-28 1987-10-07

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