JP2002348792A - スクリーンプレートおよび材料ふるい分け装置 - Google Patents

スクリーンプレートおよび材料ふるい分け装置

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JP2002348792A
JP2002348792A JP2001157843A JP2001157843A JP2002348792A JP 2002348792 A JP2002348792 A JP 2002348792A JP 2001157843 A JP2001157843 A JP 2001157843A JP 2001157843 A JP2001157843 A JP 2001157843A JP 2002348792 A JP2002348792 A JP 2002348792A
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screen plate
hole
groove
screen
diameter portion
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JP2001157843A
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English (en)
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Hiromi Fukutome
博美 福留
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通孔の閉塞を防止して、ふるい分けを簡単
且つ効率的に行うことができるスクリーンプレートを得
る。 【解決手段】 物質をふるい分けするスクリーンプレー
ト10には、その表面20に所定方向fへ互いに間隔を
あけた多数の溝51が配置され、且つ表面20から裏面
30まで貫通する複数の貫通孔50が、貫通孔50の少
なくとも一部が溝51と重なるように配置されている。
貫通孔50の所定方向fの前方側の開口縁52aが、貫
通孔50が重なる溝51の所定方向fの前方側の溝縁6
0より、所定方向fの前方に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料をふるい分け
するために使用されるスクリーンプレートおよび材料ふ
るい分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙パルプ精製時などの製紙処理などにお
いては、原料とする繊維懸濁液中の繊維塊をほぐすた
め、また石や砂等の異物を除去するために紙料精選装置
が使用されている。例えばこのような紙料精選装置で
は、孔径が0.2〜4.8mm程度の小さな孔を多数有
するスクリーンシリンダの内側へ繊維懸濁液を投入し、
スクリーンシリンダ内で繊維懸濁液を回転させるように
して流すことで、投入された繊維懸濁液をスクリーンシ
リンダの孔を介して外側へ透過させる。その結果、スク
リーンシリンダの外側において繊維塊や異物を含まない
繊維分散液を得ることができる。
【0003】図10、図11、図12は、それぞれ従来
のスクリーンシリンダを構成するスクリーンプレートの
部分拡大断面図である。図10に示すスクリーンプレー
ト100は、繊維塊や異物を含む繊維懸濁液に対面する
表面110から裏面111に貫通する孔101を備えて
いる。孔101は、表面110の開口部102から裏面
111側に向かって延びる上部101a、裏面111の
開口部103から表面110に向かって延びる下部10
1c、上部101aと下部101cとを接続する段部1
01bから構成されている。上部101aは表面110
に向かって広がる皿面形状となっている。スクリーンプ
レート100の使用時には、矢印f方向へ流れる繊維懸
濁液は、孔101の上部101aへと流入する。このと
き上部101aへ流入した繊維懸濁液により、斜面10
5では剥離渦aを生じる。この剥離渦aを生じさせるこ
とにより、繊維塊や異物が段部101bの入り口に貼り
付いて孔101を閉塞することを防止している。
【0004】図11に示すスクリーンプレート200で
は、繊維塊や異物を含む繊維懸濁液に対面する表面21
0に台形の溝201aが連続して延びており、この溝2
01aの底部から裏面211に向かって貫通する孔20
1を備えている。なお、図示していないが、スクリーン
プレート200では、連続して延びる溝201aに沿っ
て、図11に示すような孔201が所定間隔ごとに設け
られている。孔201は、裏面211の開口部203か
ら表面210に向かって延びる下部201cと、溝20
1aの底部と下部201cを接続する段部201bから
形成されている。また、台形の溝201aにおいて、矢
印f方向へ流れる繊維懸濁液の上流側の側面である上流
開口端205から角部206が、スクリーンプレート2
00の表面210に対してほぼ垂直となるように形成さ
れ、使用時には剥離渦aが生じる。
【0005】図12に示すスクリーンプレート300で
は、表面310に波状の凹凸が形成されている。表面3
10から裏面311へ貫通する孔301は、凹凸の頂部
305から底部までの斜面の途中に開口部302を有
し、裏面311まで貫通している。孔301は、上部3
01aと下部301cとから構成され、下部301cの
径は裏面311の開口部303へ近付くにしたがって大
きくなっている。スクリーンプレート300の使用時に
は、矢印方向へ流れる繊維懸濁液は、孔301の上部3
01aへと流入する。このとき、上部301aでは流入
した繊維懸濁液により剥離渦aを生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
スクリーンプレートでは、剥離渦aの流れの力が弱く、
繊維塊や異物による孔の閉塞を防ぐ効果が十分ではなか
った。したがって、透過効率が低く、透過させるための
時間がかかるために装置の駆動にコストがかかってい
た。さらに、孔の閉塞は繊維懸濁液の種類や濃度にも影
響されるので、種類や濃度が異なると、構成が異なるス
クリーンプレートを用いる必要が生じていた。
【0007】また、これら従来のスクリーンプレートに
おいては、設置できる孔数や孔の設置場所が制限され
る。例えば、図10に示すスクリーンプレート100で
は、表面110の開口部102の面積が大きく、単位面
積あたりに設けられる孔数に制限がある。また図11に
示すスクリーンプレート200では、台形の溝201a
に沿って孔201を設けなければならず、孔201を設
けることができる場所が制限される。また図12に示す
スクリーンプレート300においても、孔301の設置
する箇所は凹凸の斜面に限定されるので、やはり単位面
積あたりに設けられる孔数に制限があった。そのため、
繊維懸濁液のスクリーンプレートにおける透過量が少な
く、処理に時間や動力がかかっていた。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、効率よくふるい分けを行うことができ
るスクリーンプレートと材料ふるい分け装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来のスク
リーンプレートを調べたところ、図10に示するスクリ
ーンプレート100では孔101の上流開口縁105か
ら段部101bの上流側縁106までの傾斜がなだらか
であるため、剥離渦aの力が弱い。したがって、剥離渦
aによる流れが段部101bの上流側縁106や下流側
縁107まで及ばず、繊維塊や異物による閉塞を防ぐ効
果が低いことがわかった。また図11に示すスクリーン
プレートでは、溝201aの角部205から、段部20
1bの上流側縁207まで距離があるため、剥離渦aに
よる段部201bの入り口の閉塞を防ぐ効果が十分では
ないことが、また下流側縁208は直角のエッジとなっ
ているので引っ掛かりやすく、閉塞を防ぐ効果を低下さ
せる要因となっていることがわかった。さらに、図12
に示すスクリーンプレート300では、上流開口縁30
6は凹凸の頂部305から遠く、また上流開口縁306
において表面310と孔301の上部301aの側面と
のなす角が鈍角となっているので、剥離渦aの渦状に流
れる力が弱く、下流開口縁307では、上部301aの
側面と表面310とのなす角が鋭角となっているので、
閉塞を防ぐ効果が十分ではないことがわかった。
【0010】このように本発明者らは、孔の閉塞を防ぐ
ために生じさせる剥離渦aの強さや流速は、孔の上流開
口縁の形状に影響され、繊維塊の引っ掛かりにくさと、
異物の除去は下流開口縁の形状に影響されることを知見
した。そこで、孔の形状を所定形状にすることで、孔の
閉塞を防ぐ効果を向上させることができることを見出し
た。
【0011】本発明は以上の知見に基づきなされたもの
であり、物質をふるい分けするスクリーンプレートであ
る。具体的には、スクリーンプレートには、その表面に
所定方向へ互いに間隔をあけた多数の溝が配置され、且
つ表面から裏面まで貫通する複数の貫通孔が、貫通孔の
少なくとも一部が溝と重なるように配置されている。さ
らに、貫通孔の所定方向の前方側の開口縁が、貫通孔が
重なる溝の所定方向の前方側の溝縁より、所定方向の前
方に位置する。このような構成により、貫通孔において
剥離渦が生じるので、繊維塊や異物が詰まりにくい。
【0012】簡単に形成することができる溝の具体的形
状として、所定方向の前方側に位置する前斜面と、後方
側に位置する後斜面とを有するV字形状をあげることが
できる。この場合、溝の前斜面は、溝間のランド部に対
して30〜90°の角度で傾斜していることが好まし
い。また、貫通孔は、所定方向の後方側の開口縁が溝内
の後斜面に位置するように配置させることで貫通孔への
繊維塊や異物の引っ掛かりを防止できる。またスクリー
ンプレートの表面側において、溝間に位置するランド部
と貫通孔の内径面とがなす角度が、ほぼ直角であると、
貫通孔の開口縁付近で剥離渦が生じて貫通孔の閉塞を効
果的に防止できる。
【0013】本発明の物質をふるい分けするスクリーン
プレートを他の観点から把握することができる。具体的
には、スクリーンプレートは、その表面から裏面まで貫
通する複数の貫通孔を有し、貫通孔は、スクリーンプレ
ートの表面に開口する表開口部から延びる小径部と、ス
クリーンプレートの裏面に開口する裏開口部から延びる
大径部と、小径部と当該大径部を接続する段部とを有す
るものである。そして、段部は、小径部から大径部に向
かって漸次拡径する。貫通孔にこのような段部を設ける
ことにより、図10,11,12に示す従来の下部10
1c,201c,301cに比べ貫通孔全体の抵抗が減
り、ふるい分けされる物質のうち、貫通孔を透過すべき
物質が貫通孔を透過しやすいものとなる。
【0014】このスクリーンプレートが表面に互いに所
定間隔をあけた多数の溝を有し、小径部の中心が、溝の
中心線より物質の流れ方向の上流側に位置するものであ
ると、貫通孔付近に剥離渦が生じるので、貫通孔の閉塞
を防止できる。この場合、表開口部は、物質の流れ方向
の上流開口縁が溝間のランド部に位置するように配置さ
れていると、剥離流が強く大きなものとなる。
【0015】また、段部の内壁は、前記小径部の中心か
ら前記大径部の中心まで延びる孔中心線に対して、35
〜90°の角度で傾斜していると、ふるい分けされる物
質が貫通孔を透過しやすくなる。この場合、例えば段部
は、前記小径部に接続する上位径と、前記大径部に接続
する下位径との差が0.5〜7mmとなるように構成す
ることができる。
【0016】また本発明を材料をふるい分けるための材
料ふるい分け装置として捉えることも可能である。具体
的には、多数の貫通するスリットを互いに所定間隔をお
いて設けた円筒状のスクリーンシリンダと、スクリーン
シリンダを通過させるべき材料を、スクリーンの内面近
傍で撹拌する撹拌部とを備える材料ふるい分け装置であ
る。この材料ふるい分け装置では、スクリーンシリンダ
は、内面に所定ピッチで所定深さに多数配列されたV字
状溝を有し、スリットは、攪拌部によって流れる方向の
上流側が隣り合う溝間に位置するように設けられ、且つ
スクリーンシリンダの内面から外面に向かって径が35
°以上の傾斜で大きくなる径拡大部を有する。この材料
ふるい分け装置では、ふるい分けされる物質のうち、ス
クリーンシリンダ貫通孔を透過すべき物質が貫通孔を透
過しやすいので、効率的にふるい分けを行うことができ
る。
【0017】この材料ふるい分け装置では、V字状溝の
溝底線より、内面からみたときのスリットの中心が上流
側に位置するようにすると、貫通孔付近で剥離渦が生じ
やすくなり、繊維塊や異物による貫通孔の閉塞を防止で
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を説明する。図1は、第1の実施の形態による材料ふる
い分け装置としての紙料精選装置1の部分切り欠き上面
図である。図2は、図1に示す紙料精選装置1の部分切
り欠き断面図である。図3は、図1、2に示すスクリー
ンシリンダ10Sを構成するスクリーンプレート10の
部分斜視図である。図4は、図3に示すスクリーンプレ
ート10の上面図である。図5は、図3に示すスクリー
ンプレート10の部分拡大断面図である。なお、各図に
おいてふるい分けされる物質の流れる方向(所定方向)
を矢印fで示している。
【0019】紙料精選装置1は、繊維懸濁液を導入する
入口部2と、内側ケーシング3により構成され、入口部
2に連絡する流路4と、流路4から導入された繊維懸濁
液を攪拌させるための攪拌室7と、攪拌室7において繊
維懸濁液を回流させるための翼15を備えたロータ6
と、ロータ6を回転させるための電動機13と、ロータ
6を支持する主軸11と、ふるい分けを行うスクリーン
シリンダ10Sと、スクリーンシリンダ10Sを繊維懸
濁液が通過することにより得られた繊維分散液が導入さ
れる外側出口室14と、繊維分散液の出口部9とを備え
て構成されている。また紙料精選装置1は、異物を排出
するトラップ5を備えている。さらに紙料精選装置1に
は、圧力を作用させて運転可能となるように、上面には
蓋17が配設される。
【0020】紙料精選装置1において、スクリーンシリ
ンダ10Sは複数の貫通孔50を有しており、具体的に
は図3〜5に示すスクリーンプレート10を、スクリー
ンプレート10の表面20側を内側に向けるようにして
円筒状に曲げて形成されたものである。したがって、ス
クリーンシリンダ10Sの外側には、スクリーンプレー
ト10の裏面30が位置している。
【0021】次に、スクリーンプレート10から構成さ
れたスクリーンシリンダ10Sを用いた紙料精選装置1
によるふるい分け操作について説明する。まず、図示し
ないポンプによって送られてきた繊維懸濁液は、入口部
2から流入して内側ケーシング3で形成される外周をと
りまく流路4に進む。このとき、前処理として繊維懸濁
液中の砂等の重量異物は入口部2と反対の接線方向に設
けられたトラップ5から系外に排出される。繊維懸濁液
は例えば、0.2〜5重量%の濃度で繊維を含む紙料で
ある。
【0022】流路4を循環している繊維懸濁液は、スク
リーンシリンダ10Sとロータ6により形成された環状
の撹拌室7へ矢印16で示すように上部から入る。攪拌
室7において繊維懸濁液が上部から下方に流れる過程に
おいてスクリーンシリンダ10Sによりふるい分けが行
われ、スクリーンシリンダ10Sを内側から外側へ通過
した繊維懸濁液は、繊維分散液として外側出口室14を
経由して出口部9から放出される。一方、スクリーンシ
リンダ10Sを通過できない大きさの異物は撹拌室7を
そのまま流下してリジェクト出口部8から排出される。
【0023】図6は、スクリーンシリンダ10Sと翼1
5の状態を説明する図であり、(A)は部分拡大断面
図、(B)はスクリーンシリンダ10Sの内側における
圧力分布を示す図である。ロータ6に設けられている翼
15は、図6(A)に示すようにスクリーンシリンダ1
0Sの表面20と所定の隙間(例えば2.5〜8mm)
を保って位置している。ふるい分けにおいては、ロータ
6を円形の経路に沿って、例えば10〜30m/sec
程度の速度で回転させる。すると、図6(A)に示す矢
印のような流れが生じる。基本的には、遠心力により貫
通孔50においてスクリーンシリンダ10Sの内側から
外側へ向かう流れが生じるが、翼15がスクリーンシリ
ンダ10Sの近傍を通るとき、翼15の下流において発
生する内圧の減少(図6(B)に示す吸引力(−))に
より、スクリーンシリンダ10Sの内側に向かう流れが
生じ、スクリーンシリンダ10Sの内側において貫通孔
50を閉塞している繊維塊と異物が取り除かれる。また
このとき、翼15による流れで繊維塊がほぐされる。こ
のようにしてスクリーンシリンダ10Sの閉塞を防止し
て、繊維分散液を得る。
【0024】次に、スクリーンプレート10の具体的構
成について詳細を説明する。図3に示すスクリーンプレ
ート10は、多数の貫通孔50を有し、貫通孔50によ
り物質をふるい分けするものである。ふるい分けされる
物質としては、例えば製紙用原料である紙料懸濁液等の
繊維懸濁液をあげることができ、スクリーンプレート1
0を用いることにより、繊維懸濁液から繊維塊や異物を
取り除いて、繊維分散液を調整することができる。スク
リーンプレート10は、例えば図5に示す厚さt1が
0.25〜1.0mm程度のステンレス板やアルミ板等
から構成することができる。
【0025】図3に示すように、スクリーンプレート1
0は、ふるい分けされる物質に接する表面20に、ふる
い分けされる物質の流れる方向(以下、流方向)fと交
差する方向へ延びる複数の溝51を、流方向fへ所定間
隔をあけて互いに平行になるようにして備えている。さ
らに、スクリーンプレート10には、溝51に重なるよ
うにして複数の貫通孔50が互い違いに設けられてい
る。
【0026】溝51は、図3〜図5に示すように、流方
向fの上流側(前方側)に位置する上流溝縁60から溝
底線61まで傾斜する上流傾斜壁57と、溝底線61か
ら下流側(後方側)に位置する下流溝縁62まで傾斜す
る下流傾斜壁58とから構成されたV字形状の溝であ
る。このようなV字形状の溝51は平板をV字形状に削
ることで簡単に得ることができ、またこの場合は削る量
も少ないので平板の強度低下が比較的少なくて済む。な
お、流方向fと交差する方向へ隣り合う溝51、51の
間、すなわち下流溝縁62から下流側に隣り合う溝51
の上流溝縁60までは、平坦なランド部59となってい
る。
【0027】溝51は、スクリーンプレート10の表面
近くで繊維懸濁液の流れを生じさせるために設けている
が、適度な流れを生じさせるため、以下に溝51の好ま
しい構成について具体的に例示する。図4に示す上流傾
斜壁57の幅w1は0〜0.9mm、下流傾斜壁58の
幅w2は0.5〜8.5mm、ランド部59の幅w3は
0.25〜3.5mm程度であることが好ましい。また
図5に示す溝51の深さ、すなわちランド部59と溝底
線61との高さの差t2は、0.5〜1.5mmである
ことが好ましく、更に好ましくは0.75〜1.25m
mであり、特に好ましくは1mm程度である。上流傾斜
壁57の表面20(ランド部59)に対する傾斜角度θ
1は30〜90°であることが好ましく、更に好ましく
は45〜75°である。また、下流傾斜壁58の表面2
0(ランド部59)に対する傾斜角度θ2は10〜45
°であることが好ましく、更に好ましくは19〜36°
である。
【0028】次に、ふるい分けするために設けられた所
定物質が透過する貫通孔50について説明する。図3お
よび図4に示すように、表面20から裏面30まで貫通
する複数の貫通孔50が互い違いになるように間隔をあ
けてスクリーンプレート10に設けられている。図4に
示すように、それぞれの貫通孔50は、上流開口縁52
aが、スクリーンプレート10のランド部59内に位置
し、また下流開口縁52bが、スクリーンプレート10
の下流傾斜壁58内に位置するように設けられている。
また、貫通孔50の中心50aは、好ましくはスクリー
ンプレート10の上流傾斜壁57内に位置するように設
けられている。このように構成することで、繊維懸濁液
中の繊維塊や異物が貫通孔50を閉塞することを防止し
やすくなる。
【0029】さらに貫通孔50は、図5に示すように、
表面20側の開口部52から裏面30側の開口部53へ
向かって、表面20側から小径部41、段部42、大径
部43とから筒状に構成されている。小径部41、段部
42、大径部43は好ましくはそれぞれ中心を同じくす
る、中心50aを軸とした筒状である。ただし、貫通孔
50では、小径部41の径d1より大径部43の径d2
が幅差d3分だけ大きくなっており、段部42は小径部
41から大径部43に向かって内径が拡大している。
【0030】製紙用の紙料をふるい分けする場合には、
小径部41の内径d1は、1〜3.2mmであることが
好ましい。なお、本実施の形態では、小径部41では溝
51が設けられている箇所以外においては内径d1が均
一に設定されている。本実施の形態では、大径部43で
は、内径d2が均一に設定されている。小径部41の径
d1と大径部43の径d2との幅差d3は0.25〜
3.5mmであることが好ましく、更に好ましくは0.
6〜2.3mmであり、特に好ましくは1mm程度であ
る。
【0031】この小径部41と大径部43を接続する段
部42は、小径部の径d1から大径部の径d2まで漸次
拡径するような拡大壁55で構成されている。段部42
の中心50aに対する傾斜角度θ3は、35〜90°で
あることが好ましく、90°を含まない方が好ましい。
更に好ましい傾斜角度θ3は、45〜75°、特に好ま
しくは60°程度である。また、段部42の寸法t4
は、5.0mm以下であることが好ましく、更に好まし
くは0.1〜5.0mmであり、特に好ましくは0.2
5〜3.5mmである。このような段部42を設けるこ
とにより、繊維懸濁液が貫通孔50を透過しやすくな
り、スクリーンプレート10における繊維懸濁液の透過
量が多くなる。
【0032】また、貫通孔50では、小径部41の内壁
54は表面20に対してほぼ垂直であり、すなわち上流
開口縁52aにおいて小径部41の内壁54と、表面2
0とのなす角θ4は90°となっている。なお角θ4は
80〜100°であることが好ましく、更に好ましくは
85〜95°であり、特に好ましくは90°である。こ
のように設定することで、繊維懸濁液の剥離渦aが大き
くまた流れの強いものとなる。また、溝51の下流傾斜
壁58と、小径部41の下流側の内壁54とがなす角θ
5は鈍角となっていることが好ましい。このように設定
することで、貫通孔50に繊維塊や異物が詰まりにくく
なる。なお、大径部43も、内壁56が裏面30に対し
てほぼ垂直に開口している。
【0033】貫通孔50の表面20側の開口部52は、
溝51と重なるように設けられているが、溝51の溝底
線61から貫通孔50の段部42までの間隔t3は、
0.25〜1.0mmであることが好ましく、更に好ま
しくは0.4〜0.75、特に好ましくは0.5mm程
度である。このようにして構成すると、貫通孔50に繊
維塊や異物が詰まりにくくなる。また溝51の下流溝縁
62から下流側に隣接する貫通孔50の上流開口縁52
aまでの寸法eは、0.25〜3.5mmであることが
好ましく、更に好ましくは0.6〜2.3mm、特に好
ましくは1mm程度である。このようにして貫通孔50
を設けると、スクリーンプレート10における繊維懸濁
液の透過量が多くなる。
【0034】紙料精選装置1の翼15が回転するとき、
貫通孔50においては、繊維懸濁液が図5に示す矢印の
ように流れる。具体的には、繊維懸濁液が貫通孔50の
小径部41に流れ込むと、剥離渦aが生じる。この剥離
渦aは上流開口縁52aで直接起こっているので従来の
スクリーンプレートにおける孔の剥離渦よりも強く、ま
た大きいものであるため、開口部52において繊維塊や
異物による閉塞を効果的に防止することができる。
【0035】具体的には、貫通孔50の上流開口縁52
aが、貫通孔50が重なる溝51の上流溝縁60より上
流側に位置するため、貫通孔50の開口部52において
繊維塊や異物による閉塞が防止される。また貫通孔50
は、上流開口縁52aにおいて小径部41の内壁と、表
面20とのなす角θ4は90°となるように構成されて
いるので、開口部52での剥離渦aの大きさが大きく、
また剥離渦aの流れが強くなり、繊維懸濁液を良く撹拌
する。その結果、開口部52において繊維塊や異物によ
る閉塞が防止される。
【0036】さらに、溝51の下流傾斜壁58と、小径
部41の下流側の内壁54とがなす角θ5は鈍角となっ
ているので、下流開口縁52bに繊維塊が引っ掛かりに
くくなる。また、下流開口縁52bに繊維塊が引っ掛か
ったとしても、上流開口縁52aからの距離が近く剥離
渦aの流れが大きいので、下流開口縁52bに引っ掛か
った繊維塊の除去を容易にして孔の詰まりを効果的に防
止できる。
【0037】また、貫通孔50の中心50aを、溝51
の溝底線61より上流側に位置させているので、寸法e
が小さく比較的自由に設ける位置を定めることができ
る。すなわち、従来のスクリーンプレートと比較して例
えば千鳥配列時のピッチを小さくでき、単位面積あたり
に設けることができる貫通孔50の数を多くできる。そ
の結果、スクリーンシリンダ10Sを透過する繊維懸濁
液の透過量が多くなり、効率的に処理できる。
【0038】その他、貫通孔50には急勾配で拡大する
拡大壁により形成された段部42が設けられているた
め、段部の拡大壁55で起こる剥離渦aにより摩擦抵抗
が少なく従来の下部の壁に比べ貫通孔50を繊維が通り
やすいので、貫通孔50の詰まりを防止しやすい。ま
た、溝51はV字形状であり、従来のスクリーンプレー
トにおける溝と比較して最低限の加工で簡単に形成する
ことができ、平板状原材料から形成する場合には削る量
も少なく強度上に優れ、また薄い平板状原材料で形成で
きるのでコストも低くできる。
【0039】以上のように本実施の形態の紙料精選装置
1では、上記のような構成を有するスクリーンプレート
10を用いたスクリーンシリンダ10Sを用いているの
で、ふるい分けを簡単且つ効率的に行うことができる。
従って、低速で翼15を旋回しても詰まりを防止しなが
ら高い通過量を維持できるので、低動力で運転可能であ
りコストも低くできる。
【0040】図7、図8(A)、図9(A)は、それぞ
れ本発明の一実施の形態である紙料精選装置の他の実施
の形態を示す上面図である。なお、図8(B)、図9
(B)はそれぞれ図8(A)、図9(A)に示す貫通孔
の断面図である。図7〜9に示すスクリーンプレート1
0A、10B、10Cでは、第1の実施の形態のスクリ
ーンプレートと同じ構成を有する部分については、同じ
符号を付してその説明を省略する。また、これらのスク
リーンプレートは、図1および図2に示したような紙料
精選装置1のスクリーンシリンダ10Sに適用されるも
のである。
【0041】図7に示すスクリーンプレート10Aで
は、貫通孔50Aの設けられる位置が異なる点で第1の
実施の形態のスクリーンプレート10と異なる。スクリ
ーンプレート10Aでは、溝51の上流溝縁60と、貫
通孔50Aの上流開口縁52Aaとがほぼ一致してい
る。このような構成においても、上流側において貫通孔
の内壁と、スクリーンプレート10Aの表面20とのな
す角をほぼ直角にできるので、大きく且つ流れの強い剥
離渦aを生じさせることができ、また下流開口縁52A
bでは表面20に対して鈍角なので、貫通孔50Aにお
いて繊維塊や異物による閉塞を防止できる。また、貫通
孔50Aの上流開口縁52Aaは溝51の上流溝縁60
とほぼ同じ位置にあるため、従来例の溝と比べ単位面積
あたりの孔の数を多くできる。
【0042】図8(A)(B)に示すスクリーンプレー
ト10Bでは、図8(B)の断面図に示すように表面2
0に設けられる溝51Bの上流傾斜壁57Bが表面20
に対してほぼ垂直である点において、第1の実施の形態
のスクリーンプレート10と異なる。この場合も、大き
く且つ流れの強い剥離渦aを生じさせることができ、ま
た下流開口縁52Bbでは表面20に対して鈍角なの
で、貫通孔50Bにおいて繊維塊や異物による閉塞を防
止できる。このように、本実施の形態では溝51Bは様
々な形状をとることができる。また、貫通孔50Bの上
流開口縁52Baは溝51Bの上流溝縁60Bより上流
側に位置しているため、単位面積あたりの孔の数を多く
できる。
【0043】図9(A)(B)に示すスクリーンプレー
ト10Cでは、貫通孔50Cの設けられる位置が異なる
点で第1の実施の形態のスクリーンプレート10と異な
る。スクリーンプレート10Cでは、溝51Cの上流溝
縁60Cと、貫通孔50Cの中心50Caとがほぼ一致
している。この場合も、大きく且つ流れの強い剥離渦a
を生じさせることができ、また下流開口縁52Cbでは
表面20に対して鈍角なので、貫通孔50Cにおいて繊
維塊や異物による閉塞を防止できる。また、貫通孔50
Cの上流開口縁52Caは溝51Cの上流溝縁60Cよ
り上流側に位置しているため、単位面積あたりの孔の数
を多くできる。
【0044】以上において、本発明の実施の形態を説明
したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでな
く、その趣旨を逸脱しない範囲内で、他の構成を採用す
ることが可能である。例えば、実施の形態では溝51の
形状はV字形状であり、溝51を構成する上流傾斜壁5
7と下流傾斜壁58とが平面であるが、溝51は例えば
U字形で、曲面の傾斜壁で構成されてもかまわない。ま
た、これ以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限り、上
記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成
に適宜変更することが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ふるい分けを簡単且つ効率的に行うことができるスクリ
ーンプレートと材料ふるい分け装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態による材料ふるい分け装置
としての紙料精選装置の部分切り欠き上面図である。
【図2】 図1に示す紙料精選装置の部分切り欠き断面
図である。
【図3】 図1に示したスクリーンシリンダを構成する
スクリーンプレートの部分斜視図である。
【図4】 図3に示すスクリーンプレートの上面図であ
る。
【図5】 図3に示すスクリーンプレートの部分拡大断
面図である。
【図6】 スクリーンシリンダと翼の状態を説明する図
であり、(A)は部分拡大断面図、(B)はスクリーン
シリンダの内側における圧力分布を示す図である。
【図7】 本発明の一実施の形態であるスクリーンプレ
ートの他の実施の形態を示す上面図である。
【図8】 本発明の一実施の形態であるスクリーンプレ
ートの他の実施の形態を示す図であり、(A)は上面
図、(B)は断面図である。
【図9】 本発明の一実施の形態であるスクリーンプレ
ートの他の実施の形態を示す図であり、(A)は上面
図、(B)は断面図である。
【図10】 従来のスクリーンシリンダを構成するスク
リーンプレートの部分拡大断面図である。
【図11】 従来のスクリーンシリンダを構成するスク
リーンプレートの部分拡大断面図である。
【図12】 従来のスクリーンシリンダを構成するスク
リーンプレートの部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1…紙料精選装置(材料ふるい分け装置)、2…入口
部、3…内側ケーシング、4…流路、5…トラップ、6
…ロータ、7…攪拌室、8…リジェクト出口部、9…出
口部、10、10A、10B、10C…スクリーンプレ
ート、10S…スクリーンシリンダ、11…主軸、13
…電動機、14…外側出口室、15…翼、16…矢印、
17…蓋、20…表面、30…裏面、41…小径部、4
2…段部(径拡大部)、43…大径部、50…貫通孔、
50a…中心、51…溝、52…開口部(表開口部)、
52a…上流開口縁(前方側の開口縁)、52b…下流
開口縁(後方側の開口縁)、53…開口部(裏開口
部)、54…内壁(小径部)、55…拡大壁、56…内
壁(大径部)、57…上流傾斜壁(前斜面)、58…下
流傾斜壁(後斜面)、59…ランド部、60…上流溝縁
(前方側の溝縁)、61…溝底線(中心線)、62…下
流溝縁(後方側の溝縁)、f…流方向(ふるい分けされ
る物質の流れる方向、所定方向)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物質をふるい分けするスクリーンプレー
    トであって、 前記スクリーンプレートには、その表面に所定方向へ互
    いに間隔をあけた多数の溝が配置され、且つ前記表面か
    ら裏面まで貫通する複数の貫通孔が、当該貫通孔の少な
    くとも一部が前記溝と重なるように配置され、 前記貫通孔の前記所定方向の前方側の開口縁が、当該貫
    通孔が重なる前記溝の前記所定方向の前方側の溝縁よ
    り、前記所定方向の前方に位置することを特徴とするス
    クリーンプレート。
  2. 【請求項2】 前記溝は、前記所定方向の前方側に位置
    する前斜面と、後方側に位置する後斜面とを有するV字
    形状であることを特徴とする請求項1記載のスクリーン
    プレート。
  3. 【請求項3】 前記溝の前記前斜面は、前記溝間のラン
    ド部に対して30〜90°の角度で傾斜していることを
    特徴とする請求項2記載のスクリーンプレート。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔は、前記所定方向の後方側の
    開口縁が前記溝内の前記後斜面に位置するように配置さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のスクリーンプ
    レート。
  5. 【請求項5】 前記スクリーンプレートの前記表面側に
    おいて、前記溝間に位置するランド部と前記貫通孔の内
    径面とがなす角度が、ほぼ直角であることを特徴とする
    請求項1記載のスクリーンプレート。
  6. 【請求項6】 物質をふるい分けするスクリーンプレー
    トであって、 前記スクリーンプレートは、その表面から裏面まで貫通
    する複数の貫通孔を有し、 前記貫通孔は、前記スクリーンプレートの前記表面に開
    口する表開口部から延びる小径部と、当該スクリーンプ
    レートの前記裏面に開口する裏開口部から延びる大径部
    と、当該小径部と当該大径部を接続する段部とを有し、 前記段部は、前記小径部から前記大径部に向かって漸次
    拡径することを特徴とするスクリーンプレート。
  7. 【請求項7】 前記スクリーンプレートは、表面に互い
    に所定間隔をあけた多数の溝を有し、 前記小径部の中心が、前記溝の中心線より前記物質の流
    れ方向の上流側に位置する請求項6記載のスクリーンプ
    レート。
  8. 【請求項8】 前記表開口部は、前記物質の流れ方向の
    上流開口縁が前記溝間のランド部に位置するように配置
    されていることを特徴とする請求項7記載のスクリーン
    プレート。
  9. 【請求項9】 前記段部の内壁は、前記小径部の中心か
    ら前記大径部の中心まで延びる孔中心線に対して、35
    〜90°の角度で傾斜していることを特徴とする請求項
    6記載のスクリーンプレート。
  10. 【請求項10】 前記段部は、前記小径部に接続する上
    位径と、前記大径部に接続する下位径との差が0.5〜
    7mmとなるように構成されていることを特徴とする請
    求項9記載のスクリーンプレート。
  11. 【請求項11】 材料をふるい分けるための材料ふるい
    分け装置であって、 多数の貫通するスリットを互いに所定間隔をおいて設け
    た円筒状のスクリーンシリンダと、 前記スクリーンシリンダを通過させるべき材料を、前記
    スクリーンの内面近傍で撹拌する撹拌部とを備え、 前記スクリーンシリンダは、前記内面に所定ピッチで所
    定深さに多数配列されたV字状溝を有し、 前記スリットは、前記攪拌部によって流れる方向の上流
    側が隣り合う前記溝間に位置するように設けられ、且つ
    前記スクリーンシリンダの前記内面から外面に向かって
    径が35°以上の傾斜で大きくなる径拡大部を有するこ
    とを特徴とする材料ふるい分け装置。
  12. 【請求項12】 前記V字状溝の溝底線より、前記内面
    からみたときの前記スリットの中心が上流側に位置する
    ことを特徴とする請求項11記載の材料ふるい分け装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04501144A (ja) * 1988-10-19 1992-02-27 エイ.アフルストロム コーポレーション スクリーンとその製作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04501144A (ja) * 1988-10-19 1992-02-27 エイ.アフルストロム コーポレーション スクリーンとその製作方法

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