JP2002348759A - 手編み装置 - Google Patents

手編み装置

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JP2002348759A
JP2002348759A JP2001156678A JP2001156678A JP2002348759A JP 2002348759 A JP2002348759 A JP 2002348759A JP 2001156678 A JP2001156678 A JP 2001156678A JP 2001156678 A JP2001156678 A JP 2001156678A JP 2002348759 A JP2002348759 A JP 2002348759A
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JP
Japan
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knitting
hand
claw
yarn
base
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Application number
JP2001156678A
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English (en)
Inventor
Masakiyo Kubo
雅聖 久保
Rumi Takeishi
留美 武石
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TOOHOO KK
Original Assignee
TOOHOO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実用的な編物を容易に編むことができ、携帯性
や安全性にも優れる手編み装置を提供すること。 【解決手段】手編み装置1であって、可撓材で成形され
たスリーブ状の基体1aと、基体1aの少なくとも一方
の端部に所定間隔で複数形成された爪状突起2とを有す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容易に編物ができる
手編み装置に関し、特に可撓性のある手編み装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、簡易編み装置として、硬質のプラ
スチックにより成形された小型のスリーブ状の基体に、
5本のピンを1cmほどの幅をもって正五角形状に並
べ、小型の毛糸針を使用しつつ、組みひも等の編物がで
きる、いわゆる「リリアン」と呼ばれるものが存在す
る。
【0003】前記簡易編み装置は小型であるため、完成
した編物が組みひも等の小さなものになり、帽子やマフ
ラーのような実用的な編物を編むことはできなかった。
また、小型の毛糸針を使用しつつ編み進めるため、細か
い作業を持続しなければならず、継続して編み進めるに
は根気が必要となり、初心者や子供等が持続して編物を
するのは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、実用的な編
物を編むためにスリーブ状の基体の径を大きくする構成
が考えられるが、この構成によると、編み装置が場所を
とり、携帯性にも優れなかった。
【0005】そこで本発明の目的は、実用的な編物を容
易に編むことができ、携帯性や安全性にも優れる手編み
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の代表的な構成は、手編み装置であって、可
撓材で成形されたスリーブ状の基体と、該基体の少なく
とも一方の端部に所定間隔で複数形成された突起群と、
を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】(実施形態)本発明の実施形態を
図を用いて説明する。図1は手編み装置の全体図であ
り、図2は輪状に編む際の説明図であり、図3は爪状突
起の拡大図であり、図4は平面状に編む際の説明図であ
る。
【0008】図1に示すように、手編み装置1は、直径
約15cmのスリーブ状の基体1aの上下端部に、所定
間隔で複数形成された突起群としての複数の爪状突起2
を有する。材質は軟質のゴム又はプラスチック樹脂等の
可撓材にて構成され、軽量で折りたたむことが可能なた
め携帯性に優れ、軟性であるため安全性にも優れてい
る。
【0009】爪状突起2は、基体1aの一端に複数形成
された突起群としての小ピッチ爪2aと、前記複数の突
起群と数の異なる第二の突起群としての大ピッチ爪2b
とを有する。小ピッチ爪2aの幅は1.5cmであり、
大ピッチ爪2bの幅は3.0cmである。このように2
種類のピッチを形成したことで、ユーザーは好みや目的
に応じた編み目の大きさを選択することができる。
【0010】大ピッチ爪2bには爪の中央部に、指先を
通すことが可能な内外に貫通した指穴3が形成され、指
を中に入れることで、毛糸がつかみやすい構成となって
いる。また、それぞれの爪状突起2の先端部には毛糸を
編む際に、毛糸が簡単に外れないためのストッパ4が付
いている。
【0011】手編み装置1の側周面には外出穴5があ
り、手編み装置1により編み上がった部分を基体1aの
外に出すことで、手編み装置1の下部から編み上がった
部分を出すことがないので、この編物が手編み装置1を
またぐことなく、手編み装置1を水平に置くことができ
る。また、外出穴5に手を入れて持ち運ぶこともできる
ため、より携帯性に優れている。
【0012】手編み装置1は、手の指のみを使って編み
進めることができるが、毛糸の始末や平編みのつなぎ作
業を行なう際の補助器具として、硬質プラスチック等で
成形した毛糸針6を使用してもよい。毛糸針6の先端部
6aは直線状の針ではなく、毛糸をすくいやすいように
少し曲がっている。また後端部6bは、毛糸針6を針と
して使用する際、毛糸を針穴6cに通しやすいように、
クリップ状に形成されており、針穴6cの側面から毛糸
を入れることが可能である。
【0013】図2に示すように、輪状の編物7aを編む
際には、まず、毛糸8の端部8aを粘着テープ9等で手
編み装置1の基体1aに止める。尚、基体1aに、例え
ば外出穴5に切り欠きを入れて、毛糸の端部8aを挟ん
で止める構成の不図示の引掛部を形成してもよい。毛糸
は特殊なものではなく、手芸店で市販されている好みの
毛糸を使用することができる。
【0014】次に、手編み装置1の全周にある上下片方
の爪状突起2の内側と外側に毛糸を交互に掛けていく。
毛糸が手編み装置1の周面に交互に1周し、1段目の毛
糸を形成したら、その毛糸を全ての爪状突起2の外周に
1周させる。これが2段目の毛糸となる。
【0015】図3(a)に示すように、1段目の毛糸8
bと2段目の毛糸8cとが双方とも爪状突起2の外側に
ある場合、図3(b)に示すように、1段目の毛糸8b
を、指によって2段目の毛糸8cをからめるように爪状
突起2の内側に掛けることで、2段目を編み進める。2
段目の毛糸8cを編み上げたら、再び毛糸を全ての爪状
突起2の外周に1周させる。これが3段目の毛糸とな
る。
【0016】以後、図3(a)に示すように、全ての爪
状突起2において、前の段の毛糸が、爪状突起2にかけ
られた状態になるので、前述の通り、前の段の毛糸を、
後の段の毛糸をからめるように爪状突起2の内側にかけ
ていくと輪状や袋状の編物7a(図2参照)を編むこと
ができる。
【0017】編み終わりの際には、毛糸を手編み装置1
の周面よりも少し多めに切り、爪状突起2にかかってい
る全ての最後の段の毛糸に対し、爪状突起2の外側の上
から下へ毛糸を通していく。最後に手編み装置1から外
して編み目を整え、毛糸の先を編み目の中に入れて完成
する。
【0018】図4に示すように、平面状の編物7bを編
む際には、手編み装置1の上下片方の数個の爪状突起2
を使用する。まず、毛糸8の端部8aを粘着テープ9等
で手編み装置1の側周面に止める。
【0019】次に、選択した数個の爪状突起2の内側と
外側に毛糸を交互に掛け、毛糸が前述の選択した数個の
爪状突起2に掛け終わったら毛糸を折り返して、再び交
互に掛ける。選択した全ての爪状突起2の内側と外側に
毛糸を掛け終えると、1段目目の毛糸ができる。
【0020】次に、選択した全ての爪状突起2の外側に
毛糸を掛け、2段目の毛糸とし、2段目の毛糸を1段目
の毛糸でからめるように爪状突起2の内側に掛けてい
く。この作業を繰り返して編み進めていくと、平面状の
編物7bを編むことができる。
【0021】このように、上記構成によれば、手編み装
置1の基体1aを軟性の可撓材により形成したため、基
体1aを実際に使用できる帽子やマフラーのような実用
的な編物を作ることができるほどの大きさにしても、手
編み装置1は折りたたむことで容易に収納し持ち運ぶこ
とができる。特に、編みかけの状態で、毛糸を爪状突起
2に引っ掛けた状態で折りたためるため、バック等に入
れて基体1aを持ち運ぶことができ、外出先でも気軽に
作業を行なうことができる。また、爪状突起2は、ピン
等のように硬く鋭利な材質ではないため、編む際に手を
傷つけるといった問題も生じない。
【0022】また、手編み装置1は指で編み進めていく
ことができ、小型の毛糸針を使用しつつ編み進める細か
な作業を必要としないため、より飽きずに編物を容易に
することができる。
【0023】こうして、実用的な編物を容易に編むこと
ができ、携帯性や安全性にも優れる手編み装置1を提供
することができる。
【0024】(他の実施形態)前述した実施形態におい
ては、手編み装置1のスリーブの上下両先端部にピッチ
の幅を1.5cmと3.0cmとする爪状突起2を形成
したが、これに限定するものではなく、必要に応じて様
々なピッチ幅の爪状突起とすることもできる。
【0025】また、前述した実施形態においては、手編
み装置1の上下端部に爪状突起2を複数配設した構成と
したが、これに限るものではなく、一方の端部にのみ爪
状突起を配設する構成としてもよい。
【0026】さらに、指穴3は、内外に貫通せず単なる
窪みであってもよい。また、もちろん指穴3を形成しな
い構成としてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、可撓
材で成形されたスリーブ状の基体と、該基体の少なくと
も一方の端部に所定間隔で複数形成された突起群とを有
することを特徴とするため、比較的大きな、例えば帽子
やマフラーといった実用的な編物ができ、また折りたた
んで収納し持ち運ぶこともでき、さらに突起が硬くて鋭
利な材質ではないため、実用的な編物を容易に編むこと
ができ、携帯性や安全性にも優れる手編み装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手編み装置の全体図である。
【図2】輪状に編む際の説明図である。
【図3】爪状突起の拡大図である。
【図4】平面状に編む際の説明図である。
【符号の説明】
1 …手編み装置 1a …基体 2 …爪状突起 2a …小ピッチ爪 2b …大ピッチ爪 3 …指穴 4 …ストッパ 5 …外出穴 6 …毛糸針 6a …先端部 6b …後端部 6c …針穴 7a …編物 7b …編物 8 …毛糸 8a …端部 8b …1段目の毛糸 8c …2段目の毛糸 9 …粘着テープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手編み装置であって、 可撓材で成形されたスリーブ状の基体と、 該基体の少なくとも一方の端部に所定間隔で複数形成さ
    れた突起群と、 を有することを特徴とする手編み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の手編み装置であって、 前記突起には、指先を通すことが可能な貫通又は窪みか
    らなる指穴を形成したことを特徴とする手編み装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の手編み装置であって、 前記基体の側面には、該基体の内側で編み上がった編物
    を該基体の外側へ通す外出穴を形成したことを特徴とす
    る手編装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の手編み装置であって、 前記基体の他方の端部には前記複数の突起群と数の異な
    る第二の突起群を形成したことを特徴とする手編み装
    置。
JP2001156678A 2001-05-25 2001-05-25 手編み装置 Pending JP2002348759A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010514954A (ja) * 2006-12-28 2010-05-06 プロヴォ クラフト アンド ノヴェルティ インコーポレイテッド 編み機およびその使用法
KR200477037Y1 (ko) * 2013-10-29 2015-05-04 정철 휴대용 매듭기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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