JP2002346309A - 濾過装置の濾板及び濾過装置 - Google Patents

濾過装置の濾板及び濾過装置

Info

Publication number
JP2002346309A
JP2002346309A JP2001155266A JP2001155266A JP2002346309A JP 2002346309 A JP2002346309 A JP 2002346309A JP 2001155266 A JP2001155266 A JP 2001155266A JP 2001155266 A JP2001155266 A JP 2001155266A JP 2002346309 A JP2002346309 A JP 2002346309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
filter
filter medium
filtrate
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001155266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3577000B2 (ja
Inventor
Yoshinao Kurita
佳直 栗田
Atsushi Takashima
篤 高嶋
Yuji Ninomiya
裕二 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURITA MACH Manufacturing CO Ltd
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
KURITA MACH Manufacturing CO Ltd
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURITA MACH Manufacturing CO Ltd, Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd filed Critical KURITA MACH Manufacturing CO Ltd
Priority to JP2001155266A priority Critical patent/JP3577000B2/ja
Publication of JP2002346309A publication Critical patent/JP2002346309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3577000B2 publication Critical patent/JP3577000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾液の排出を円滑に行うことができる濾過装
置の濾板及び濾過装置を提供する。 【解決手段】 下部が閉塞されて濾過すべき原液が収納
されたのち上部が閉塞される筒状の濾材1を押圧し、か
つ、濾材対向面に、上記濾材を通過する濾液を下方に落
下させるように水平方向に対して斜め下向きに傾斜した
横溝35a,31aを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状濾材の下部を
閉じた後、濾材内に原液を供給して圧搾濾過を行うよう
にした濾過装置に使用する濾板及び濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の濾過装置の濾板は種々の構
造のものが提案されている。
【0003】例えば、特開平4−322706号公報に
は、筒状濾材の下端部開口を閉塞棒で押圧して閉じて袋
状にしたのち、上端部開口より原液を供給し、押圧板を
水平方向に移動させて濾材を濾板に押し付けて濾材内の
ケーキを濾板と押圧板との間で濾過するように構成した
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の濾板には、濾液を下に落下させるための溝が上下方
向沿いと水平方向沿いとに形成されてはいるが、水平方
向沿いの濾液排出用横溝に濾液が溜まってしまい、濾液
の排出が円滑に行うことができないといった問題が生じ
る可能性がある。
【0005】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、濾液の排出を円滑に行うことができ
る濾過装置の濾板及び濾過装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。
【0007】本発明の第1態様によれば、下部が閉塞さ
れて濾過すべき原液が収納されたのち上部が閉塞される
筒状の濾材を押圧し、かつ、濾材対向面に、上記濾材を
通過する濾液を下方に落下させるように水平方向に対し
て斜め下向きに傾斜した横溝を備えるようにしたことを
特徴とする濾過装置の濾板を提供する。
【0008】本発明の第2態様によれば、上記横溝は、
濾板中央部を中心として、上記中央部から濾板横方向の
一端縁及び上記中央部から濾板横方向の他端縁にそれぞ
れ向うに従い斜め下向きに傾斜した八の字状に形成する
第1の態様に記載の濾過装置の濾板を提供する。
【0009】本発明の第3態様によれば、下部が閉塞さ
れて濾過すべき原液が収納されたのち上部が閉塞される
筒状の濾材と、上記濾材を支持する支持体と、第1又は
2の態様に記載の濾板より構成されかつ上記支持体に支
持された上記濾材の上記下部と上記上部を閉塞した状態
で上記濾材を押圧する押板と、第1又は2の態様に記載
の濾板より構成されかつ上記支持体に支持された上記濾
材の上記下部と上記上部を閉塞した状態で上記濾材を上
記押板との間で挟み込んで押圧して圧搾濾過させる受板
と、上記支持体に支持された上記濾材の下部を閉塞可能
な第1開閉装置と、上記支持体に支持された上記濾材の
上部を閉塞可能な第2開閉装置とを備えることを特徴と
する濾過装置を提供する。
【0010】本発明の第4態様によれば、上記受板に、
上記濾材を受け入れる凹部が形成された板体とし、上記
押板は上記濾材を受け入れる凹部無しの板体とする第3
の態様に記載の濾過装置を提供する。
【0011】本発明の第5態様によれば、上記受板に、
濾液が所定量供給されたかを検出する通電用レベル板を
備えている第3又は4の態様に記載の濾過装置を提供す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】本発明の第1の実施形態にかかる濾板を使
用するための濾過装置は、図1〜図12に示すように、
筒状の濾材1を支持体2に吊り部材例えば後述する支持
紐1d,1eを介して吊り支持し、上記濾材1の下部を
第1開閉装置の一例としての第1開閉シリンダ6の駆動
により閉塞したのち、原料投入弁81を有する原料投入
管口8に連通した上記濾材1の上端部開口部1aより原
液を濾材1内に供給し、上記濾材1の上部を第2開閉装
置の一例としての第2開閉シリンダ7の駆動により閉塞
するとともに、押板35を有する押圧部材の一例として
の可動板4により、上下の油圧シリンダ51、52の駆
動で上記原液が収容された濾材1を押圧して圧搾濾過を
行う一方、濾過終了後に上記第1開閉シリンダ6により
濾材1の下端部の閉塞動作を解除して上記下端部開口部
1bを開き、濾材1内のケーキを濾材下方に排出するよ
うに大略構成している。
【0014】上記筒状の濾材1は、図9〜図12、及び
図20に示すように、筒状の濾材本体1gと、濾材本体
1gの上部よりも上方の上端縁の中央部に配置され原液
15を濾材本体1g内に投入するように原料投入管口8
に連通するための濾材本体1gより細い口の筒状の上端
部開口部1aと、濾材本体1gの下部よりも下方の下端
縁に配置されて濾材本体1gからケーキを排出するため
に濾材本体1gと大略同一径の下端部開口部1bと、濾
材本体1gの下部のケーキ排出用下端部開口部1bの周
囲に該下端部開口部1bの周囲を覆うように末広がりの
スカート状の下端覆部1cとを設けている。
【0015】また、筒状濾材1の濾材本体1gの上部の
両肩部には、振動付与部材の一例としての一対の振動機
12,12に吊り支持するU字状の支持紐1d,1d
と、図20にも示すように濾材本体1gの上縁部に配置
されて固定板3に固定された両側一対の板バネ101,
101に連結するとともに濾材本体1gの上縁部近傍の
中央に配置されて後述する第2開閉装置の一例としての
第2開閉シリンダ7の上部締付バー71に板バネ99を
介して支持されたバネ13に連結する支持紐1e,1
e,1eと、原料投入管口8に濾材1の上端部開口部1
aを取付ける下部の取付紐1fとを設けている。
【0016】上記濾材1は、その濾材本体1gをポリプ
ロピレン繊維より構成しているが、繊維の材質、繊維の
太さ、網目の粗さ等は濾過すべき原液の性状に応じて適
宜選択される。
【0017】また、上記濾材1の濾材本体1gの下端覆
部1cは、ゴミ等の不純物がケーキ中に混入しないよう
に防止する機能を有するものであって、濾材本体1gと
は異なる材質、例えば撥水性の繊維にしたり、撥水性樹
脂をコーティングしたものを用いることができる。
【0018】上記濾材1は、振動付与部材の一例として
の一対の振動付与用シリンダ12a,12aを有する振
動機12,12又はバネ等を介して支持するとともに、
上端部開口部1aは取付紐1fにより原液投入口8に取
付けて支持され、下端覆部1cは取付紐1fにより受皿
装置90に取付けて支持される。下端覆部1cは、振動
機12,12により振動が付与されて濾材1が振動する
ときの振動ストローク分の余裕を持つことができるよう
な長さを有するようにしている。この結果、下端覆部1
cを取付紐1fにより受皿装置90に取付けても、振動
機12,12により振動が付与されると、取付紐1fに
より濾材1の振動を妨げることなく、濾材1が自在に振
動するようにしている。
【0019】上記支持体2は、支持体本体20と固定板
3とを両側でかつ上下の合計4本のサイドバー21,
…,21により固定して構成されている。
【0020】上記支持体本体20の上部には、第2開閉
装置の一例としての第2開閉シリンダ7と、第1油圧シ
リンダ51とを、それぞれ横方向例えば水平方向沿いに
配置し、また、支持体本体20の下部には、第2油圧シ
リンダ52と、第1開閉装置の一例としての第1開閉シ
リンダ6をそれぞれ横方向例えば水平方向沿いに配置し
ている。
【0021】また、上記下方の両側の一対のサイドバー
21,21は、可動板4の両側方に設けた回転自在なロ
ーラ41,41を介して可動板4を支持している。
【0022】上記可動板4の濾材側には上記押板35が
固定されている。上記押板35は、図3〜図5に示すよ
うに、濾材1に対向する面に、濾過により濾材1から排
出される濾液を下方に導くために所定間隔毎に上下方向
沿いに多数形成された濾液排出用縦溝35bと、所定間
隔毎に押板35の中央部から各端部に向うに従い水平方
向に対して斜め下向きに形成されて横方向沿いに上記濾
液を導くための複数の濾液排出用横溝35aを八の字状
に形成している。
【0023】なお、押板35の中央部の上端より下方に
は、ケーキ16を上下方向沿いに分割しやすくするため
の横断面三角形凸状の凸部35cを上下方向沿いに設け
て、押圧時に濾材1内に形成されるケーキ16に凸部3
5cを食い込ませてケーキ16を上下方向沿いに分割し
やすくすることもできる。
【0024】また、固定板3の濾材側には受板31が固
定されている。上記受板31は、図6〜図8に示すよう
に、濾材1に対向する面に、濾板横方向の両端縁部31
cを残して上記濾材1を受け入れるための凹部31dを
形成するとともに、上記凹部31dの底面に、所定間隔
毎に上下方向沿いに多数形成された濾液排出用縦溝31
bと、所定間隔毎に受板31の中央部から各端部に向う
に従い水平方向に対して斜め下向きに形成されて横方向
沿いに上記濾液を導くための複数の濾液排出用横溝31
aを八の字状に形成している。
【0025】上記凹部31dの上部には上部係止部33
を一体に形成するとともに、上記凹部31dの下部には
下部係止片32aを別体とした下部係止部32が形成さ
れている。このように、下部係止片32aを別体として
いるのは、下部締付の方が上部締付よりもより大きな力
がかかり、耐摩擦性大なる材質の係止片とするのが好ま
しく、損傷した場合には取替え可能とするのが好ましい
ためである。
【0026】なお、下部係止部32の底面には上記濾液
排出用縦溝31bを形成している。
【0027】また、受板31の上部の3箇所(上端部近
傍に1箇所、中央部やや上方に2箇所)に通電用レベル
板85を設けて、濾材1内に供給された原液15の液体
成分が濾材1を通過して濾液として受板31側に排出さ
れるのを検出することにより原液15の液面を検出する
液面計を形成している。
【0028】なお、上記押板35、受板31の濾液排出
用横溝35a,31aの傾斜角度は図示では8°である
が、この濾液排出用横溝35a,31aの傾斜角度は4
°〜30°が好ましい。傾斜角度が4°未満であると濾
液を円滑に排出することができなくなるという問題があ
る。また、傾斜角度が30°を超えると溝の加工がより
煩雑となるという問題があるので、傾斜角度は4°〜3
0°が好ましい。さらに、この範囲内でも、濾液の排出
および濾板の加工をより円滑に行う観点によれば、傾斜
角度は8°〜15°がより好ましいものである。
【0029】また、上記濾液排出用横溝35a,31a
は傾斜を押板35又は受板31の濾板横方向の一端縁か
ら他端縁に向けて一方向のみに斜め下向きに傾斜させる
こともできるが、中央部を中心として中央部から一端ふ
ち及び中央部から他端縁にそれぞれ向うに従い斜め下向
きに傾斜した八の字状に形成するのが、濾液排出の効果
がより向上する。
【0030】また、押板35、受板31のどちらか一
方、例えば受板31のみに濾液排出溝31a,31bを
形成することもできるが、押板35と受板31の両方に
形成する方が濾液排出の効果がより向上する。
【0031】一方、上記第1開閉シリンダ6は、そのピ
ストンロッド6aの先端に縦断面V字凹状の下部締付バ
ー61を設けており、固定板3の受板31の下端部に形
成された縦断面V字凸状の下部係止部32に係止するよ
うにしている。よって、濾材1を下部締付バー61と上
記受板31との間に濾材1の下端部を挟み込んで係止す
ることにより、濾材1の下端部開口を閉塞するようにし
ている。なお、下部締付バー61を縦断面V字凸状と
し、係止部32を縦断面V字凹状としてもよい。
【0032】上記第2開閉シリンダ7は、そのピストン
ロッド7aの先端に縦断面V字凹状の上部締付バー71
を設けており、固定板3の受板31の上端部に形成され
た縦断面V字凸状の上部係止部33に係止するようにし
ている。よって、濾材1を上部締付バー71と上記受板
31との間に濾材1の上部を挟み込んで係止することに
より、濾材1の上部を閉塞するようにしている。なお、
上部締付バー71を縦断面V字凸状とし、係止部33を
縦断面V字凹状としてもよい。
【0033】上記駆動装置5の一例としての油圧シリン
ダ51,52は、図19に示すように、それぞれ一端を
支持体本体20に固定し、ピストンロッド51a,52
aの先端は、ピン51b,52bを介して枢着して可動
板4に連結している。
【0034】よって、上記油圧シリンダ51,52の駆
動により、可動板4は下方の両側のサイドバー21,2
1上の一対のローラ41,41の転動により案内されて
横方向に移動するように構成されている。
【0035】上記受皿装置90は、上部の濾液受皿9に
て濾材1を通過して濾過された濾液17が受け取られ、
図17に示すように、濾液17は、濾材の外面(側面)
及び濾板(固定板3の受板31又は可動板4)の濾液排
出溝を伝って下方へ流れ、濾液受皿9内に受け取られ
る。その後、図17に示すように、濾液17は、濾液受
皿9から流桶91内に案内される。
【0036】上記濾液受皿9は、図12に示されるよう
に、上記下部締付バー61と一体的に連結されており、
第1開閉シリンダ6の駆動により、下部締付バー61と
ともに移動する。
【0037】なお、上記流樋91には、図12に示され
るように筒状のケーキガイド92が内装されており、上
記濾材1の下端部開口部1bはケーキガイド92の内側
に垂れ下がり、濾材1内のケーキ16は下端部開口部1
bからケーキガイド92の内側を通過して下方に落下す
るように案内される一方、濾材1の下端覆部1cはケー
キガイド92の外側を覆うように取付紐1fで取付け固
定されて、下端覆部1cの表面に付着したり流れるゴミ
などはケーキガイド92の内側に入ることなく外側に案
内されるようにして、ケーキ16にゴミなどが混入しな
いようにしている。ケーキ回収装置は、上記濾過装置の
下方に配置されており、ケーキガイド92の内側を通過
して下方に落下したケーキ16を、スクリューコンベヤ
やベルトコンベヤ等により、所要の位置へ回収するよう
にしている。
【0038】次に、上記濾過装置を用いた濾過工程につ
いて説明する。
【0039】まず、図12に示すように、筒状濾材1の
上端部開口部1aを原料投入管口8に取付紐1fで取付
け、一対の上部支持紐1d,1dを振動機12,12に
吊り支持するとともに、支持紐1e,1e,1eを一対
のバネ101,101及びバネ13に吊り支持する。ま
た、濾材1の下端覆部1cはケーキガイド92の外側を
覆うように取付けて固定する。
【0040】そして、図13に示すように、前工程とし
て、可動板4を駆動装置5の一例としての油圧シリンダ
51,52の駆動で、所定の位置まで移動して、可動板
4と固定板3の受板31との隙間により、濾室11の容
積を決定する。
【0041】次に、図14に示すように、濾材下部締切
り工程として、第1開閉装置の一例としての第1開閉シ
リンダ6の駆動により下部締付バー61を固定板3の受
板31の係止部32に向けて移動し、上記濾材1の下端
部開口1bよりも上方の濾材本体1gの下部を下部締付
バー61と係止部32との間で閉塞する。
【0042】次に、図15に示すように、原液投入工程
として、下部が閉塞された濾材1内に、上記濾材1の上
端部開口1aより、原液供給管8の原料投入弁81を開
いて原液供給管口8から原液15を供給する。このと
き、液面計である通電用レベル板85にて、上記濾材本
体1g内に供給された原液15の液体成分が濾材1を通
過して濾液として受板31側に排出されるのを検出する
ことにより、上記濾材本体1g内の原液15の液面を基
に、適正量の原液15を上記濾材本体1g内に供給す
る。
【0043】次に、図16に示すように、濾材上部締切
り工程として、第2開閉装置の一例としての第2開閉シ
リンダ7の駆動により上部締付バー71を固定板3の受
板31の係止部33に向けて移動し、上記濾材本体1g
の上端部開口1aよりも下方の上記濾材1の上部を上部
締付バー71と係止部33との間で閉塞する。この結
果、原液15は、上部及び下部が閉塞された上記濾材1
内に保持されるとともに、原液15中の水分は濾材1を
通過して濾材1の外面及び濾板である受板31の濾液排
出溝31a,31b及び押板35の濾液排出溝35a,
35bを伝って濾液受皿9内に濾液17として集めら
れ、濾液受皿9内から流樋91内に濾液17が案内され
る。
【0044】次に、図17に示すように、圧搾工程とし
て、可動板4を油圧シリンダ51、52の駆動で移動さ
せ、可動板4と固定板3との間で濾材1を押圧し、濾材
1内のケーキ16を圧搾する。このときも、原液15中
の水分は濾材1を通過して濾材1の外面及び濾板である
受板31の濾液排出溝31a,31b及び押板35の濾
液排出溝35a,35bを伝って濾液受皿9内に濾液1
7として集められ、濾液受皿9内から流樋91内に濾液
17が案内される。
【0045】次に、圧搾工程終了後、図18に示すよう
に、ケーキ排出工程として、油圧シリンダ51,52を
逆駆動して可動板4による濾材1の圧搾を解除する。ま
た、第1,第2開閉シリンダ6,7を逆駆動して濾材1
の上部、下部を開き、濾材1内ケーキ16をその自重に
よる濾材下方への落下と、さらに振動機12,12やバ
ネ13による振動で、濾材1内のケーキ16は下端部開
口部1bからケーキガイド92の内側を通過して下方に
落下する。また、スクリューコンベヤ、ベルトコンベヤ
等のケーキ回収装置により、落下したケーキ16は回収
される。
【0046】上記実施形態によれば、濾板である押板3
5と受板31の両方に、濾液を下に落下させるための横
溝31a,35aに傾斜をつけているため、横溝31
a,35aによる濾液の排出をより円滑に行うことがで
きる。
【0047】また、受板31に濾材1を受け入れる凹部
31dを形成し、押板35にはそのような凹部を形成し
ていないので、押板35の構造はより簡単であり、製作
がよりしやすくなる。
【0048】また、押板35ではなく、受板31に濾液
が所定量供給されたかを検出する通電用レベル板85を
設けているので、押板35に設ける場合と比較して、電
気的トラブルがより少なく、確実に上記濾材本体1g内
への原液供給量を検出することができる。
【0049】また、筒状濾材1を支持紐1d,1eを介
して支持体2に吊り支持し、また、濾材1の下部には下
端部開口1bの周囲に下端部開口1bの周囲を覆うよう
に下端覆部1cを設けているため、原液15は濾材1に
より濾過及び圧搾濾過された後、ケーキ16が排出され
る間、上端部開口部1aよりゴミ等の不純物が混入する
こともなく、また、下端覆部1cによりゴミ等の不純物
がケーキ16中に混入することがない。
【0050】また、ケーキ排出時に振動付与部材12に
より濾材1に振動を付与できるようにしたので、濾材1
に付着したケーキ16を濾材1から分離させて円滑に排
出させることができる。
【0051】また、上記下端覆部1bは撥水性を有する
ようにすれば、濾液17などの水分が上記下端覆部1b
を通過してケーキ16側に侵入することを効果的に防止
することができる。
【0052】また、濾材1の筒状の濾材本体の上部及び
下部を締切ることにより袋状とし、押圧部材の一例とし
ての可動板4にて、より高圧で圧搾することができるた
め、原液15の濾過効率をより向上させることができる
とともに、濾材は肩部で破損することもない。
【0053】次に、本発明の他の実施形態を図21〜図
26に基いて説明する。
【0054】他の実施形態にかかる濾板である押板35
には、図21〜図23に示すように、濾材1に対向する
面に濾液排出用縦溝35bを形成するとともに、水平方
向に対して傾斜角度15°の濾液排出用横溝35aを八
の字状に形成している。上記他の実施形態にかかる濾板
である受板31には、図24〜図26に示すように、濾
材1に対向する面に、上記濾材1を受け入れるための凹
部31dを形成するとともに、上記凹部31dの底面
に、濾液排出用縦溝31bを形成するとともに、水平方
向に対して傾斜角15°の濾液排出用横溝31aを八の
字状に形成している。上記凹部31dの上下には、上部
係止部33と、下部係止部32が形成されている。この
上部係止部33と下部係止部32には、それぞれ、より
耐摩耗性の大きい材質よりそれぞれ形成された上部係止
片33aと下部係止片32aとが配置されている。この
ように、上部係止片33a及び下部係止片32aをそれ
ぞれ別体としているのは、これらの締付部分に大きな力
がかかり、耐摩擦性大なる材質の係止片とするのが好ま
しく、損傷した場合には取替え可能とするのが好ましい
ためである。また、受板31の上部に円形の通電用レベ
ル板85を2ケ所設けて液面計を形成している。
【0055】この他の実施形態にかかる濾板である押板
35及び受板31でも先の実施形態と同様な作用効果を
奏することができる。
【0056】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の態様で実施できる。
【0057】例えば、上記濾材1は上端部及び下端部開
口部を同一形状とした筒状濾材とし、その断面形状を四
角筒体、三角筒体等任意の多角形状や円形としてもよ
い。
【0058】また、上記第1,第2開閉シリンダ6,7
のそれぞれは、空気シリンダでも油圧シリンダでもよい
とともに、他の公知の駆動装置により同様な作用を行わ
せることもできる。
【0059】また、上記実施形態では、上記油圧シリン
ダ51,52と可動板4とを濾材1に対して同じ方向に
配置して、可動板4を押すことにより圧搾濾過を行って
いるが、上記油圧シリンダ51,52と可動板4とを濾
材1の両側に配置して、それぞれの油圧シリンダ51,
52が配置された側とは濾材1を介して反対側の可動板
4を油圧シリンダ51,52側に引くことにより圧搾濾
過を行うこともできる。
【0060】また、濾材1に対する上記押圧シリンダ5
1,52の押圧作用は、一方向から押圧するものに限ら
ず、例えば固定体側にも可動板を備えて、二方向から濾
材1を押圧してもよい。
【0061】また、押板35と受板31との組合せは上
記組合せに限定されるものではなく、押板35の横溝の
傾斜角と受板31の横溝の傾斜角を異ならしてもよい。
【0062】また、上記押板35の濾液排出用溝35
a,35bと受板31の濾液排出用溝31a,31bの
上下位置、横位置を異ならせてもよい。また、下部係止
部32の下部係止部32aも、濾液が溜まらないよう傾
斜を設けるとなおよい。
【0063】なお、上記様々な実施形態のうちの任意の
実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有
する効果を奏するようにすることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明の濾板は押板と受板の両方に濾液
を下に落下させるための横溝に水平方向に対して傾斜を
つけているため、横溝による濾液の排出をより円滑に行
うことができる。
【0065】また、受板に、濾材を受け入れる凹部を形
成し、押板には凹部を形成していないので、押板の構造
はより簡単であり、製作がよりしやすくなる。
【0066】また、押板ではなく、受板に濾液が所定量
供給されたかを検出する通電用レベル板を設けているの
で、押板に設ける場合と比較して、電気的トラブルがよ
り少なく、確実に濾液供給量を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る濾板を有する濾過
装置の側面図である。
【図2】 上記濾過装置の平面図である。
【図3】 上記実施形態に係る濾板の押板の正面図であ
る。
【図4】 図3の上記押板のC−C線の断面図である。
【図5】 図3の上記押板の側面図である。
【図6】 上記実施形態にかかる濾板の受板の正面図で
ある。
【図7】 図6の上記受板のA−A線の断面図である。
【図8】 図6の上記受板の側面図である。
【図9】 上記濾過装置の濾材の正面図である。
【図10】 上記濾過装置の濾材の底面図である。
【図11】 上記濾過装置の濾材を上記濾過装置に取付
けた状態を示す正面図である。
【図12】 上記濾過装置の濾材を上記濾過装置に取付
けた状態を示す側面図である。
【図13】 上記濾過装置による作動状態の前工程を示
す側面図である。
【図14】 上記濾過装置による作動状態の濾材下部締
切り工程を示す側面図である。
【図15】 上記濾過装置による作動状態の原料投入工
程を示す側面図である。
【図16】 上記濾過装置による作動状態の濾材上部締
切り工程を示す側面図である。
【図17】 上記濾過装置による作動状態の圧搾工程を
示す側面図である。
【図18】 上記濾過装置による作動状態のケーキ排出
工程を示す側面図である。
【図19】 上記濾過装置の概略の側面図である。
【図20】 上記濾過装置の部分側面図である。
【図21】 本発明の他の実施形態にかかる濾板の押板
の正面図である。
【図22】 図21の上記押板の平面図である。
【図23】 図21の上記押板の側面図である。
【図24】 上記他の実施形態にかかる濾板の受板の正
面図である。
【図25】 図24の上記受板のA−A線の断面図であ
る。
【図26】 図24の上記受板の側面図である。
【符号の説明】
1…筒状濾材、1a…上端部開口、1b…下端部開口、
1c…下端覆部、1d…支持紐、1e…支持紐、1f…
取付紐、1g…濾材本体、2…支持体、3…固定体、4
…可動板、5…駆動装置、6…第1開閉装置、7…第2
開閉装置、8…原料投入管口、9…濾液受皿、10…濾
過装置、11…濾室、12…振動機、12a…振動付与
用シリンダ、13…バネ、15…原液、16…ケーキ、
17…濾液、20…支持体本体、21…サイドバー、3
1…受板、31a…濾液排出用横溝、31b…濾液排出
用縦溝、31c…縁部、31d…凹部、32…下部係止
部、32a…係止片、33…上部係止部、33a…係止
片、35…押板、35a…濾液排出用横溝、35b…濾
液排出用縦溝、35c…凸部、41…ローラ、51…第
1油圧シリンダ、52…第2油圧シリンダ、51a,5
2a…ピストン、51b,52b…ピン、61…下部締
付バー、71…上部締付バー、80…原料投入ポンプ、
81…原料投入弁、85…液面計(レベル板)、90…
受皿装置、91…流樋、92…ケーキガイド、99,1
01…板バネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高嶋 篤 兵庫県神戸市垂水区小束山7丁目5−9 (72)発明者 二宮 裕二 大阪府大東市野崎4丁目10−19 Fターム(参考) 4D018 AA02 AA07 AA12 AA22 BB01 BB02 BB03 BB09 BB13 BB19 BB23 BB28 BB32 CC01 CC02 CC03 CC04 CC05 DD01 DD06 DD07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部が閉塞されて濾過すべき原液が収納
    されたのち上部が閉塞される筒状の濾材(1)を押圧
    し、かつ、濾材対向面に、上記濾材を通過する濾液を下
    方に落下させるように水平方向に対して斜め下向きに傾
    斜した横溝(35a,31a)を備えるようにしたこと
    を特徴とする濾過装置の濾板。
  2. 【請求項2】 上記横溝は、濾板中央部を中心として、
    上記中央部から濾板横方向の一端縁及び上記中央部から
    濾板横方向の他端縁にそれぞれ向うに従い斜め下向きに
    傾斜した八の字状に形成する請求項1に記載の濾過装置
    の濾板。
  3. 【請求項3】 下部が閉塞されて濾過すべき原液が収納
    されたのち上部が閉塞される筒状の濾材(1)と、 上記濾材を支持する支持体(2)と、 請求項1又は2に記載の濾板より構成されかつ上記支持
    体に支持された上記濾材の上記下部と上記上部を閉塞し
    た状態で上記濾材を押圧する押板(35)と、 請求項1又は2に記載の濾板より構成されかつ上記支持
    体に支持された上記濾材の上記下部と上記上部を閉塞し
    た状態で上記濾材を上記押板との間で挟み込んで押圧し
    て圧搾濾過させる受板(31)と、 上記支持体に支持された上記濾材の下部を閉塞可能な第
    1開閉装置(6)と、 上記支持体に支持された上記濾材の上部を閉塞可能な第
    2開閉装置(7)とを備えることを特徴とする濾過装
    置。
  4. 【請求項4】 上記受板に、上記濾材を受け入れる凹部
    (31d)が形成された板体とし、上記押板は上記濾材
    を受け入れる凹部無しの板体とする請求項3に記載の濾
    過装置。
  5. 【請求項5】 上記受板に、濾液が所定量供給されたか
    を検出する通電用レベル板(85)を備えている請求項
    3又は4に記載の濾過装置。
JP2001155266A 2001-05-24 2001-05-24 濾過装置の濾板及び濾過装置 Expired - Lifetime JP3577000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155266A JP3577000B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 濾過装置の濾板及び濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155266A JP3577000B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 濾過装置の濾板及び濾過装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002346309A true JP2002346309A (ja) 2002-12-03
JP3577000B2 JP3577000B2 (ja) 2004-10-13

Family

ID=18999494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001155266A Expired - Lifetime JP3577000B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 濾過装置の濾板及び濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3577000B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086976A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Japan Envirotic Industry Co Ltd フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス
JP2012066251A (ja) * 2012-01-10 2012-04-05 Hi Techno Co Ltd 濾過装置及び濾過方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086976A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Japan Envirotic Industry Co Ltd フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス
JP4743881B2 (ja) * 2006-10-05 2011-08-10 日本エンバイロ工業株式会社 フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス
JP2012066251A (ja) * 2012-01-10 2012-04-05 Hi Techno Co Ltd 濾過装置及び濾過方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3577000B2 (ja) 2004-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100032384A1 (en) Method for improving belt press dewatering
ATE248012T1 (de) Siebkonstruktion, vibrationstrennvorrichtung und verfahren zum sieben
TW319707B (ja)
GB2517985A (en) Sheaf-based fluid filter
JP2002346309A (ja) 濾過装置の濾板及び濾過装置
GB2170120A (en) Industrial filter
WO1987001300A1 (en) Filter press
US20120234736A1 (en) High g perforated plate
US7314141B1 (en) Folding belt filter
JP2008086976A (ja) フィルタープレスの濾板開離方法及びそれに使用するフィルタープレス
JP3576996B2 (ja) 濾材及び濾過装置
CA2297931C (en) Folding belt filter
CN209123449U (zh) 可拆卸的监测样水取水过滤装置
US3366244A (en) Filter cloth fitting apparatus in a filter press
JP7309389B2 (ja) ろ過方法、ろ過体、ろ過装置、及びろ過用積層体
CA2910273C (en) Screen having frame members with angled surface(s)
KR20150053601A (ko) 진동 선별기에 사용되는 조립성이 우수한 스크린
JP2001137617A (ja) 濾過装置
US20010054592A1 (en) Folding belt filter
JP3721550B2 (ja) 汚泥絞り装置
CN216025560U (zh) 一种化工生产用离心机
JPH0558762B2 (ja)
JPS638450Y2 (ja)
JPH0558761B2 (ja)
CN219519182U (zh) 一种空气过滤器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3577000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term