JP2002345064A - 音声出力アンプ - Google Patents

音声出力アンプ

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JP2002345064A
JP2002345064A JP2001150814A JP2001150814A JP2002345064A JP 2002345064 A JP2002345064 A JP 2002345064A JP 2001150814 A JP2001150814 A JP 2001150814A JP 2001150814 A JP2001150814 A JP 2001150814A JP 2002345064 A JP2002345064 A JP 2002345064A
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voltage
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audio
signal line
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JP2001150814A
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Mamoru Kitamura
守 喜多村
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NSC Co Ltd
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Nigata Semitsu Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/181Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers
    • H03F3/183Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/187Low-frequency amplifiers, e.g. audio preamplifiers with semiconductor devices only in integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流カット用のコンデンサを用いることな
く、ヘッドホンへの出力電圧を正負に振ることができる
ようにし、電子機器の小型化・低コスト化を図る。 【解決手段】 第1の信号線OUTL,OUTRの音声
信号の増幅に使用される電源電圧VCCの中間電圧を生
成し、当該中間電圧を基準信号の電圧として第2の信号
線COMに印加することにより、ヘッドホン12,13
から見て−VCC/2〜VCC/2の間で出力電圧が振
れているように動作させることができるようにして、音
声信号が供給される第1の信号線OUTL,OUTR上
に直流カット用のコンデンサを設けなくても、ヘッドホ
ン12,13への出力電圧をきちんと正負に振ることが
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声出力アンプに関
し、例えば、ヘッドホンを接続して音声を聞くことがで
きるようになされた携帯型の電子機器に備えられるヘッ
ドホンアンプ等に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、CD(コンパクトディスク)、
MD(ミニディスク)、DVD(デジタルビデオディス
ク)等のポータブルプレーヤ、MP3(MPEGオーデ
ィオ−レイヤ3)やATRAC(Adaptive Transform A
coustic Coding)などの圧縮方式に対応した携帯オーデ
ィオ機器、携帯電話やPDA(Personal Digital Assis
tants)などのモバイル機器等においては、これらの機
器に接続したヘッドホンを通して音声を出力するように
なされていることが多い。この場合、再生されたデジタ
ルのオーディオデータをアナログ信号に変換してヘッド
ホンに出力するために、DAコンバータおよびヘッドホ
ンアンプが用いられる。
【0003】図5は、従来のDAコンバータおよびヘッ
ドホンアンプの構成例を示す図である。この図5は、以
下に述べる1ビット方式のデジタルオーディオデータを
アナログオーディオ信号に変換して出力するための構成
を示したものである。1ビット方式は、ΔΣ変調を用い
て量子化ノイズの分布を制御することにより、現在広範
に用いられているPCM方式に比べて、デジタルデータ
から元のアナログ信号への復元性を向上させた方式であ
り、特に最近注目を集めている。
【0004】図5において、デジタルインタフェース
(I/F)1、デジタルフィルタ2およびΔΣ変調処理
部3を備えてDAコンバータが構成される。また、ドラ
イバ4,5、コイルL1,L3、コンデンサC1,C
3,C4,C5、抵抗R1,R3を備えてヘッドホンア
ンプが構成される。
【0005】DAコンバータは、CDなどのデジタル記
録メディアから再生されたデジタルオーディオデータを
もとに変調信号を生成する。DAコンバータの後段に接
続されるヘッドホンアンプは、この変調信号に基づいて
駆動し、当該変調信号のパルス幅に応じた量の電流を流
すことにより、増幅されたアナログオーディオ信号を得
る。
【0006】デジタルI/F1は、図示しないデジタル
記録メディアなどから再生されたデジタルの1ビット信
号を入力するものである。デジタルフィルタ2は、デジ
タルI/F1により入力された1ビット信号に対してロ
ーパスフィルタ処理を行い、その結果をΔΣ変調処理部
3に出力する。ΔΣ変調処理部3は、デジタルフィルタ
2より出力された信号に対してΔΣ変調に基づく変換処
理を行い、変調信号を生成する。
【0007】ドライバ4,5は、ΔΣ変調処理部3より
出力される変調信号に基づいて駆動し、当該変調信号の
パルス幅に応じた量の電流を出力する。一方のドライバ
4は、ステレオ音声の左(L)チャンネルを担当するも
のであり、もう一方のドライバ5は、ステレオ音声の右
(R)チャンネルを担当するものである。これらのドラ
イバ4,5は、pMOSトランジスタとnMOSトラン
ジスタとを用いたスイッチングアンプ(反転アンプ)か
ら構成される。
【0008】電源供給部6は、上述のデジタルI/F
1、デジタルフィルタ2、ΔΣ変調処理部3およびドラ
イバ4,5に電源電圧を供給するものである。このと
き、DAコンバータを構成するデジタルI/F1、デジ
タルフィルタ2およびΔΣ変調処理部3にはデジタル電
源電圧(VDD,DGND)を供給し、ヘッドホンアン
プを構成するドライバ4,5にはアナログ電源電圧(V
CC,AGND)を供給する。携帯型の電子機器の場
合、電源供給部6からこれらの各回路に供給する電源
は、図示しない電池などから得る。
【0009】コイルL1およびコンデンサC1はLチャ
ンネル用のローパスフィルタを構成し、コイルL3およ
びコンデンサC3はRチャンネル用のローパスフィルタ
を構成する。また、抵抗R1はLチャンネル用のバイア
ス回路を構成し、抵抗R3はRチャンネル用のバイアス
回路を構成する。これらのローパスフィルタを通過して
生成された左右のアナログオーディオ信号は、それぞれ
コンデンサC4,C5を介して出力端子11から出力さ
れる。
【0010】現在広く使われているヘッドホンは、3つ
の信号線(Lチャンネル、Rチャンネル、グランド)を
備えており、これに対応して出力端子11も3つの端子
11a〜11cを備えている。第1の端子11aはLチ
ャンネル用、第2の端子11bはグランド(GND)
用、第3の端子11cはRチャンネル用である。第2の
端子11bに接続されるグランド線は、左ヘッドホン1
2と右ヘッドホン13とに共通に用いられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】オーディオ信号を左右
のヘッドホン12,13から出力する際には、ヘッドホ
ン12,13への出力電圧を、グランドのゼロ電圧を中
心として正負に振る必要がある。ところが、携帯型機器
に用いる電池のように、電源がプラスマイナスを持たな
い直流のシングル電源の場合には、出力電圧は例えばプ
ラス側だけの片側にバイアスされた形で振られてしま
う。この場合の出力音声は、低音が出ず、キンキンした
音になってしまう。
【0012】これを防ぐためには、直流カット用のコン
デンサC4,C5を設けることが必須となる。しかしな
がら、携帯型の電子機器に用いられるヘッドホンのイン
ピーダンスは一般的に十数Ω〜数十Ωと小さいため、低
い周波数の低音をまともに出力するためには、直流カッ
ト用コンデンサC4,C5の容量を数百μFと大きくと
らなければならない。この場合、コンデンサの外形は非
常に大きなものとなってしまう。
【0013】これを回避するために、低い周波数の低音
を増幅して直流カット用コンデンサの容量を小さくする
方法が一般的であるが、この場合は周波数特性を変化さ
せるため、音質の劣化はまぬがれない。また、この方法
では、直流カット用コンデンサも小型化の可能性はある
が、完全に無くせる訳ではない。これにより、携帯型機
器の小型・軽量化や低コスト化等を妨げる要因となって
いた。
【0014】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、直流カット用のコンデンサを用
いることなく、ヘッドホンへの出力電圧を正負に振るこ
とができるようにし、これによって電子機器の小型・軽
量化および低コスト化を図ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の音声出力アンプ
は、音声信号が供給される第1の信号線と、上記音声信
号との差をとって音声出力部に出力するために使用する
基準信号が供給される第2の信号線とを有し、上記第1
の信号線の上記音声信号の増幅に使用される電源電圧の
中間電圧を生成し、上記第2の信号線の上記基準信号と
して印加する中間電圧生成回路を備えたことを特徴とす
る。
【0016】本発明の他の態様では、電源電圧に基づき
音声信号を増幅して第1の信号線に供給するためのドラ
イバと、上記電源電圧の中間電圧を生成し、上記音声信
号に対する基準信号を供給するための第2の信号線に上
記中間電圧を印加する中間電圧生成回路とを備えたこと
を特徴とする。
【0017】本発明のその他の態様では、上記第1の信
号線は、少なくとも2チャンネル分の音声信号を供給す
るための2本の信号線を含み、上記第2の信号線に供給
される基準信号は、上記2本の信号線に供給される上記
2チャンネル分の音声信号に対して共通に用いられるこ
とを特徴とする。
【0018】本発明のその他の態様では、上記中間電圧
生成回路は、オペアンプを用いて構成されることを特徴
とする。例えば、上記中間電圧生成回路は、上記電源電
圧を略1/2に分圧する分圧回路と、上記分圧された電
圧を入力として動作するオペアンプとを備える。
【0019】上記のように構成した本発明によれば、第
1の信号線に出力された音声信号は、第2の信号線に出
力された基準信号との差がとられて例えばヘッドホン等
の音声出力部から放音される。このとき、第2の信号線
上には電源電圧の中間電圧が常に印加されているので、
音声出力部から見れば、(−電源電圧/2)〜(+電源
電圧/2)の間で出力電圧が正負に振れているように動
作する。したがって、音声信号が供給される第1の信号
線上に直流カット用のコンデンサを設けなくても、音声
出力部への出力電圧をきちんと正負に振ることが可能と
なる。
【0020】また、基準信号の中間電圧をオペアンプに
より生成するようにした本発明の他の特徴によれば、音
声出力部から見た第2の信号線のインピーダンスを無視
できるほど小さくすることができる。そのため、第2の
信号線の電圧変動を抑制し、その電位を常に中間電圧に
維持することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)まず、本発明
の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、
本発明の音声出力アンプを実施した第1の実施形態によ
るヘッドホンアンプの構成例を示す図である。ここで
は、ヘッドホンアンプ以外に、DAコンバータの構成も
示している。なお、図1において、図5に示した構成要
素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し
ている。
【0022】図1(a)において、10はICチップで
あり、デジタルI/F1、デジタルフィルタ2、ΔΣ変
調処理部3、D級アンプとして動作するドライバ4,
5、電源供給部6、基準電圧発生回路7、およびB級ア
ンプとして動作するオペアンプ8を備えている。
【0023】デジタルI/F1は、図示しないデジタル
記録メディアなどから再生されたデジタルの1ビット信
号をICチップ10内に入力する。このとき、デジタル
I/F1は、Lチャンネル用のデジタルデータとRチャ
ンネル用のデジタルデータとをシリアルデータDINの
形で交互に入力する。また、Lチャンネルのデジタルデ
ータとRチャンネルのデジタルデータとを見分けるため
のクロックLRCK、Lチャンネルのデジタルデータと
Rチャンネルのデジタルデータとを同期させるためのク
ロックBCKなども入力する。
【0024】デジタルフィルタ2は、デジタルI/F1
により入力された1ビット信号に対してローパスフィル
タ処理を行い、その結果をΔΣ変調処理部3に出力す
る。ΔΣ変調処理部3は、デジタルフィルタ2より出力
された信号に対してΔΣ変調に基づく変換処理を行い、
変調信号を生成する。
【0025】ドライバ4,5は、アナログ電源電圧VC
Cを用いて、ΔΣ変調処理部3より出力されるLチャン
ネル用およびRチャンネル用の変調信号を増幅し、それ
ぞれを第1の信号線OUTL,OUTRに出力する。一
方のドライバ4は、Lチャンネルの音声を担当するもの
であり、もう一方のドライバ5は、Rチャンネルの音声
を担当するものである。これらのドライバ4,5は、p
MOSトランジスタとnMOSトランジスタとを用いた
スイッチングアンプから構成される。
【0026】電源供給部6は、上述のデジタルI/F
1、デジタルフィルタ2、ΔΣ変調処理部3およびドラ
イバ4,5と、以下に述べる基準電圧発生回路7および
オペアンプ8に電源電圧を供給する。このとき、DAコ
ンバータを構成するデジタルI/F1、デジタルフィル
タ2およびΔΣ変調処理部3にはデジタル電源電圧(V
DD,DGND)を供給し、ヘッドホンアンプを構成す
るドライバ4,5、基準電圧発生回路7およびオペアン
プ8にはアナログ電源電圧(VCC,AGND)を供給
する。
【0027】携帯型の電子機器の場合、電源供給部6か
ら各回路に供給する電源は、電池14あるいは15から
得る。電池14は、デジタル電源電圧VDDとアナログ
電源電圧VCCとが共に3.3Vに設定されたものであ
る。また、電池15は、デジタル電源電圧VDDが3.
3V、アナログ電源電圧VCCが5Vに設定されたもの
である。これら2つの電池14,15は任意に交換して
使用することが可能である。アナログ電源電圧VCCが
大きい電池15を用いた場合は、増幅される音声信号の
振幅が大きくなるので、より高出力を得ることが可能で
ある。
【0028】基準電圧発生回路7は、図1(b)に示す
ように、アナログ電源電圧VCCとアナログ用グランド
AGNDとの間に直列に接続された同じ抵抗値の2つの
抵抗R,Rと、一方の抵抗Rに並列に接続されたコンデ
ンサCとから構成される。基準電圧発生回路7はこのよ
うな構成により、アナログ電源電圧VCCの1/2の電
位である中間電圧(VCC/2)を生成してオペアンプ
8のプラス端子に出力する。
【0029】オペアンプ8は、上記基準電圧発生回路7
により生成された中間電圧に基づいて増幅動作し、第1
の信号線OUTL,OUTRに供給されるL,Rチャン
ネルの音声信号に対する基準信号として、上記中間電圧
の信号を第2の信号線COMに供給する。オペアンプ8
の出力は自身のマイナス端子へとフィードバック入力さ
れているので、第2の信号線COMには、常に一定の中
間電圧(VCC/2)が印加される。上記基準電圧発生
回路7およびオペアンプ8により本発明の中間電圧生成
回路が構成される。
【0030】コイルL1およびコンデンサC1はLチャ
ンネル音声信号用のローパスフィルタ、コイルL3およ
びコンデンサC3はRチャンネル音声信号用のローパス
フィルタを構成する。また、抵抗R1,R2,R3はそ
れぞれ、Lチャンネル音声信号用のバイアス回路、基準
信号用のバイアス回路、Rチャンネル音声信号用のバイ
アス回路を構成する。
【0031】ドライバ4,5より出力されたパルス信号
は、それぞれのローパスフィルタを通過してL,Rチャ
ンネルのアナログ音声信号となり、出力端子11a,1
1cを介して左ヘッドホン12および右ヘッドホン13
に出力される。また、基準信号用の中間電圧の信号は、
出力端子11bを介して左ヘッドホン12および右ヘッ
ドホン13の双方に出力される。
【0032】左ヘッドホン12は、出力端子11aより
供給されるLチャンネルの音声信号と、出力端子11b
より供給される中間電圧の基準信号との差をとって出力
する。また、右ヘッドホン13は、出力端子11cより
供給されるRチャンネルの音声信号と、出力端子11b
より供給される中間電圧の基準信号との差をとって出力
する。
【0033】以上のようにヘッドホンアンプを構成した
場合、第2の信号線COMには常に中間電圧VCC/2
が印加されているので、例えばLチャンネルに最大の電
圧VCCが印加されたときには、左ヘッドホン12から
見れば、出力電圧が+VDD/2(=VCC−VCC/
2)だけプラス側に振られたことになる。また、例えば
Lチャンネルに最小のゼロボルトが印加されたときに
は、左ヘッドホン12から見れば、出力電圧が−VDD
/2(=0−VCC/2)だけマイナス側に振られたこ
とになる。
【0034】すなわち、図2に示すように、左ヘッドホ
ン12からすれば、−VCC/2〜+VCC/2の間で
出力電圧が正負に振られているように動作する。このこ
とは、右ヘッドホン13についても同様である。したが
って、本実施形態によれば、L,Rチャンネルの音声信
号が供給される第1の信号線OUTL,OUTR上に直
流カット用のコンデンサを設けなくても、左右ヘッドホ
ン12,13への出力電圧を正負に振ることができる。
これにより、従来は必須であった非常に大きなコンデン
サを省略することができ、携帯型機器の小型・軽量化お
よび低コスト化を図ることができる。
【0035】また、本実施形態では、L,Rチャンネル
の音声信号との差をとって左右ヘッドホン12,13に
出力する際に使用する基準信号の中間電圧(VCC/
2)を、ドライバ4,5と同様のスイッチングアンプで
はなく、オペアンプ8により生成している。このように
オペアンプ8を用いた場合は、第2の信号線COMのイ
ンピーダンスを左右ヘッドホン12,13から見て無視
できるほど小さくすることができる。
【0036】スイッチングアンプから出力されるデュー
ティ50%のパルスをLCフィルタにより平滑化して中
間電圧(VCC/2)を生成する方法も考えられるが、
この場合は、第2の信号線COMからICチップ10側
を見たときのインピーダンスが大きくなるため、第2の
信号線COMへの出力電圧が、流れる電流によって大き
く変動してしまう。
【0037】そのため、LチャンネルとRチャンネルと
のセパレーションが悪くなり、L,Rチャンネルの音声
信号の一方が他方に混入してしまう不都合が生じる。ま
た、スイッチングアンプではパルスを出力するので、平
滑化したとしてもノイズがある程度は生じ、S/Nが悪
くなってしまうという不都合も生じる。
【0038】これに対して、本実施形態のようにオペア
ンプ8を用いてリニアに増幅動作を行うことにより、第
2の信号線COMの電圧変動を抑制し、その電位を常に
VCC/2に維持することができる。これにより、Lチ
ャンネルとRチャンネルとのセパレーションやS/Nを
良好に保つことができるとともに、左右ヘッドホン1
2,13への出力電圧をきちんと正負に振ることができ
る。
【0039】このように、オペアンプ8を用いた場合
は、LCフィルタ等の平滑化回路を用いて中間電圧を生
成する場合に比べて、はるかに高い性能を実現すること
ができる。したがって、オペアンプ8の構成は簡易で良
く、チップ面積を大きくすることなくオペアンプ8を内
蔵することが可能である。
【0040】なお、本実施形態の場合、左右ヘッドホン
12,13への出力電圧が−VCC/2〜+VCC/2
の範囲で正負に振られ、−VCC〜+VCCの範囲で振
られていた従来と比べると出力パワーが低下している。
しかし、CD/MD/DVDプレーヤ、MP3やATR
AC対応の携帯オーディオ機器、携帯電話やPDAなど
のモバイル機器で左右ヘッドホン12,13から聞く音
に関しては、本実施形態ほどの出力パワーがあれば十分
である。また、希望する場合は、電池15を用いること
により、より大きな出力を得ることができる。
【0041】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。第2の実施形態は、ヘッド
ホンアンプに使用するアンプをB級アンプのみで構成し
た例を示すものである。この第2の実施形態は、PCM
方式および1ビット方式の何れにも適用可能である。
【0042】図3は、第2の実施形態によるヘッドホン
アンプの構成例を示す図である。図3では、アナログ電
源電圧VCCとして12Vを用いている。R11,R1
2は分圧用の抵抗であり、互いに等しい抵抗値を有して
いる。また、抵抗R12と並列にコンデンサC21が接
続されている。これにより、抵抗R11,R12の中間
ノードには、アナログ電源電圧VCCが1/2に分圧さ
れた中間電圧VCC/2が現れる。
【0043】オペアンプ21は、この分圧により生成さ
れた中間電圧VCC/2をプラス端子への入力として動
作する。このオペアンプ21の出力は自身のマイナス端
子へとフィードバック入力されている。これにより、オ
ペアンプ21は、VCC/2=6Vの電圧を安定して供
給する。
【0044】一方、信号線INL,INRより入力され
たLチャンネルの音声信号およびRチャンネルの音声信
号は、直流カット用のコンデンサC11,C12を介し
てオペアンプ22,23のプラス端子に入力される。各
オペアンプ22,23の入力段には、バイアス用の抵抗
R15,R16が設けられており、ここにオペアンプ2
1の出力信号が供給されるようになっている。
【0045】これらのバイアス抵抗R15,R16に
は、大きな抵抗値のものを用いる(例えば100K
Ω)。このように、各オペアンプ22,23の入力段に
高抵抗のバイアス回路を設けることで、オペアンプ2
2,23のプラス端子をハイインピーダンスにする。こ
のようにすれば、直流カット用のコンデンサC11,C
12を大容量にしなくても、低周波の音声信号を通すこ
とができる。すなわち、コンデンサC11,C12の容
量は大きくとも1μF(例えば0.1μF)で済む。
【0046】上記オペアンプ22,23で増幅された
L,Rチャンネルの音声信号は、抵抗R25,R26を
介して次段のオペアンプ24,26のマイナス端子に入
力される。これらのオペアンプ24,26は反転アンプ
として動作し、その増幅信号を第1の信号線OUTL,
OUTRに出力する。このとき、各オペアンプ24,2
6より出力される音声信号は、各オペアンプ24,26
の制御端に供給される電源電圧VCCに従って0〜12
Vの間で振られる。
【0047】オペアンプ25は、上記オペアンプ21よ
り供給される中間電圧VCC/2をプラス端子への入力
として動作する。このオペアンプ25の出力も自身のマ
イナス端子へとフィードバック入力されている。これに
より、オペアンプ25は、VCC/2=6Vの中間電圧
を第2の信号線COMに安定して供給する。
【0048】このように構成した場合、第1の実施形態
と同様に、ヘッドホンからすれば、−VCC/2〜+V
CC/2の間で出力電圧が正負に振られているように動
作する。したがって、L,Rチャンネルの音声信号が供
給される第1の信号線OUTL,OUTR上に直流カッ
ト用のコンデンサを設けなくても、ヘッドホンへの出力
電圧を正負に振ることができる。これにより、従来は必
須であった非常に大きなコンデンサを省略することがで
き、携帯型機器の小型・軽量化および低コスト化を図る
ことができる。
【0049】また、本実施形態では、オペアンプのみを
用いているので、第2の信号線COMのインピーダンス
をヘッドホンから見て無視できるほど小さくすることが
できる。これにより、第2の信号線COMの電圧変動を
抑制し、LチャンネルとRチャンネルとのセパレーショ
ンやS/Nを良好に保つことができるとともに、ヘッド
ホンへの出力電圧をきちんと正負に振ることができる。
【0050】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。この第3の実施形態も、P
CM方式および1ビット方式の何れにも適用可能であ
る。図4は、第3の実施形態によるヘッドホンアンプの
構成例を示す図である。なお、図4において、図3に示
した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の
符号を付し、重複する説明は省略する。
【0051】図4に示す第3の実施形態では、図3に示
したオペアンプ25の代わりに、2つのオペアンプ3
1,32を用いている。オペアンプ31は、Lチャンネ
ル用のオペアンプ24の出力信号をマイナス端子への入
力として動作する。また、オペアンプ32は、Rチャン
ネル用のオペアンプ26の出力信号をマイナス端子への
入力として動作する。つまり、これらのオペアンプ3
1,32も反転アンプとして動作する。
【0052】オペアンプ24は、0〜12Vの間で振ら
れたLチャンネルの音声信号を信号線OUTL−に出力
し、オペアンプ31は、信号線OUTL−への出力信号
と位相が反転したLチャンネルの音声信号を信号線OU
TL+に出力する。本実施形態では、これらの信号線O
UTL−,OUTL+に出力された音声信号の差をとっ
て左ヘッドホンに出力する。
【0053】また、オペアンプ26は、0〜12Vの間
で振られたRチャンネルの音声信号を信号線OUTR−
に出力し、オペアンプ32は、信号線OUTR−への出
力信号と位相が反転したRチャンネルの音声信号を信号
線OUTR+に出力する。本実施形態では、これらの信
号線OUTR−,OUTR+に出力された音声信号の差
をとって右ヘッドホンに出力する。
【0054】この場合、例えばLチャンネルの一方の信
号線OUTL−の出力電圧が最大の12Vのときには他
方の信号線OUTL+の出力電圧は0Vとなり、左ヘッ
ドホンに与えられる差電圧は12Vとなる。また、一方
の信号線OUTL−の出力電圧が最小の0Vのときには
他方の信号線OUTL+の出力電圧は12Vとなり、左
ヘッドホンに与えられる差電圧は−12Vとなる。した
がって、左ヘッドホンからすれば、−12〜+12V
(−VCC〜+VCC)の間で出力電圧が正負に振られ
ているように動作する。これは右ヘッドホンについても
同様である。
【0055】以上のように、第3の実施形態によれば、
ヘッドホンへの出力端子が4つ必要になって汎用性には
欠けるが、第2の実施形態と比べて2倍程度の大きな出
力パワーを得ることができるというメリットを有する。
【0056】なお、上記第1〜第3の実施形態では、電
源電圧VCCの中間電圧を発生するための構成として基
準電圧発生回路7あるいは分圧用抵抗R11,R12を
用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。す
なわち、中間電圧を発生できる構成であれば何れにも適
用可能である。
【0057】また、上記第1および第2の実施形態で
は、第2の信号線COMに供給する電圧がアナログ電源
電圧VCCのちょうど1/2の電圧としているが、厳密
に1/2でなくても良い。すなわち、所望の最大振幅電
圧以上を得ることができれば、GND側あるいはVCC
側に多少片寄っていても良い。
【0058】また、上記第1〜第3の実施形態では、
L,Rチャンネルの2チャンネルを持つステレオ音声対
応のヘッドホンについて説明したが、モノラル対応のヘ
ッドホンあるいはイヤホン等にも同様に本発明を適用す
ることが可能である。また、上記実施形態では左右のヘ
ッドホン12,13を備えるものを例として説明した
が、1つの音声出力部のみを持つイヤホンに適用するこ
とも可能である。
【0059】また、上記第1〜第3の実施形態は、特に
小型・軽量化が望まれるポータブル型の電子機器に適用
した場合に好ましいが、据置型の電子機器に適用しても
良いことは言うまでもない。
【0060】その他、上記説明した各実施形態は、本発
明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに
過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に
解釈されてはならないものである。すなわち、本発明は
その精神、またはその主要な特徴から逸脱することな
く、様々な形で実施することができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、第2の信号線上に電源電圧の中間電圧を印加する
ことにより、音声出力部から見て(−電源電圧/2)〜
(+電源電圧/2)の間で出力電圧が正負に振られてい
るように動作させることができる。これにより、音声信
号が供給される第1の信号線上に直流カット用のコンデ
ンサを設けなくても、音声出力部への出力電圧を正負に
振ることができる。したがって、従来は低周波の音声を
出力するために必須であった非常に大きなコンデンサを
省略することができ、電子機器の小型・軽量化および低
コスト化を図ることができる。
【0062】また、本発明の他の特徴によれば、基準信
号の中間電圧をオペアンプにより生成するようにしたの
で、第2の信号線のインピーダンスを音声出力部から見
て無視できるほど小さくすることができる。これによ
り、第2の信号線の電圧変動を抑制し、その電位を常に
中間電圧に維持することが可能となる。したがって、左
チャンネルおよび右チャンネルの2チャンネルを有する
ステレオ音声に本発明を適用した場合に、その左右チャ
ンネルのセパレーションやS/Nを良好に保つことがで
きるとともに、左右チャンネルの出力電圧をきちんと正
負に振ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声出力アンプを実施した第1の実施
形態によるヘッドホンアンプの構成例を示す図である。
【図2】本実施形態において、ヘッドホンから見た出力
電圧の動きを示す図である。
【図3】本発明の音声出力アンプを実施した第2の実施
形態によるヘッドホンアンプの構成例を示す図である。
【図4】本発明の音声出力アンプを実施した第3の実施
形態によるヘッドホンアンプの構成例を示す図である。
【図5】従来のヘッドホンアンプの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 デジタルI/F 2 デジタルフィルタ 3 ΔΣ変調処理部 4,5 ドライバ 6 電源供給部 7 基準電圧発生回路 8 オペアンプ 10 ICチップ 11 出力端子 12 左ヘッドホン 13 右ヘッドホン 14,15 電池 21〜26 オペアンプ 31,32 オペアンプ R11,R12 分圧用抵抗 R15,R16 バイアス用抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D005 BB02 5D011 AD03 5D020 AC01 5J064 AA04 BA03 BA09 BC07 BC12 BC19 BD01 5J069 AA02 AA21 AA27 AA66 CA81 CA93 FA10 HA25 HA29 HA33 KA01 KA12 KA41 KA48 KA53 KA63 MA22 SA06 TA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号が供給される第1の信号線と、
    上記音声信号との差をとって音声出力部に出力するため
    に使用する基準信号が供給される第2の信号線とを有
    し、 上記第1の信号線の上記音声信号の増幅に使用される電
    源電圧の中間電圧を生成し、上記第2の信号線の上記基
    準信号として印加する中間電圧生成回路を備えたことを
    特徴とする音声出力アンプ。
  2. 【請求項2】 電源電圧に基づき音声信号を増幅して第
    1の信号線に供給するためのドライバと、 上記電源電圧の中間電圧を生成し、上記音声信号に対す
    る基準信号を供給するための第2の信号線に上記中間電
    圧を印加する中間電圧生成回路とを備えたことを特徴と
    する音声出力アンプ。
  3. 【請求項3】 上記第1の信号線は、少なくとも2チャ
    ンネル分の音声信号を供給するための2本の信号線を含
    み、 上記第2の信号線に供給される基準信号は、上記2本の
    信号線に供給される上記2チャンネル分の音声信号に対
    して共通に用いられることを特徴とする請求項1または
    2に記載の音声出力アンプ。
  4. 【請求項4】 上記中間電圧生成回路は、オペアンプを
    用いて構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れ
    か1項に記載の音声出力アンプ。
  5. 【請求項5】 上記中間電圧生成回路は、上記電源電圧
    を略1/2に分圧する分圧回路と、 上記分圧された電圧を入力として動作するオペアンプと
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に
    記載の音声出力アンプ。
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