JP2002344798A - 撮像システム - Google Patents
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
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Landscapes
- Image Input (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Cameras In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影画像の鮮鋭度を高めるための画像処理に
おいて、被写体特性や交換レンズの特性によっては適正
な鮮鋭化処理ができない。 【解決手段】 撮影光学系2のMTFデータを記憶した
記憶手段3を有するレンズ装置1と、レンズ装置の着脱
交換が可能であり、撮像素子5を備えた撮像装置と、撮
像素子により撮影された画像から鮮鋭度を高める空間周
波数成分を抽出するフィルタ手段16,17およびこの
フィルタ手段により抽出された空間周波数成分を増幅さ
せる増幅手段18〜20を備えた画像処理手段10とを
有する撮像システムにおいて、画像処理手段に、撮影さ
れた画像に含まれる空間周波数を判別させ、この判別し
た空間周波数に対応させてフィルタ手段の抽出範囲を設
定させるとともに、記憶手段に記憶されたMTFデータ
のうち上記判別した空間周波数に対応したMTFデータ
に基づいて増幅手段のゲインを設定させる。
おいて、被写体特性や交換レンズの特性によっては適正
な鮮鋭化処理ができない。 【解決手段】 撮影光学系2のMTFデータを記憶した
記憶手段3を有するレンズ装置1と、レンズ装置の着脱
交換が可能であり、撮像素子5を備えた撮像装置と、撮
像素子により撮影された画像から鮮鋭度を高める空間周
波数成分を抽出するフィルタ手段16,17およびこの
フィルタ手段により抽出された空間周波数成分を増幅さ
せる増幅手段18〜20を備えた画像処理手段10とを
有する撮像システムにおいて、画像処理手段に、撮影さ
れた画像に含まれる空間周波数を判別させ、この判別し
た空間周波数に対応させてフィルタ手段の抽出範囲を設
定させるとともに、記憶手段に記憶されたMTFデータ
のうち上記判別した空間周波数に対応したMTFデータ
に基づいて増幅手段のゲインを設定させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラやビデオカメラ等の撮像システムに関し、さらに詳
しくはレンズ交換が可能な撮像システムに関するもので
ある。
メラやビデオカメラ等の撮像システムに関し、さらに詳
しくはレンズ交換が可能な撮像システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラ等の撮像装置には、鮮鋭
な画像を得るために、撮影した画像に対して画像処理を
施す画像処理回路が備えられている。
な画像を得るために、撮影した画像に対して画像処理を
施す画像処理回路が備えられている。
【0003】ここで、図3を用いて画像の鮮鋭化(鮮鋭
度の向上)のための一般的な方法について説明する。図
3中、11はデジタルカメラ等において、撮像素子によ
り撮影された画像の水平方向成分、垂直方向成分および
斜め方向成分が入力される画像入力部である。
度の向上)のための一般的な方法について説明する。図
3中、11はデジタルカメラ等において、撮像素子によ
り撮影された画像の水平方向成分、垂直方向成分および
斜め方向成分が入力される画像入力部である。
【0004】また、12、13および14、15はそれ
ぞれ、垂直方向、水平方向のローパスフィルタ(以後、
LPFと称す)であり、16、17はそれぞれ水平方
向、垂直方向のバンドパスフィルタ(以後、BPFと称
する)である。
ぞれ、垂直方向、水平方向のローパスフィルタ(以後、
LPFと称す)であり、16、17はそれぞれ水平方
向、垂直方向のバンドパスフィルタ(以後、BPFと称
する)である。
【0005】また、18〜21はそれぞれ、画像鮮鋭化
の程度を調整するためのゲインである。
の程度を調整するためのゲインである。
【0006】以上のような構成において、画像入力部1
1から得られた画像を、水平、垂直および斜めに分け、
それぞれの方向毎に鮮鋭化を行った後にそれらを合成
し、全体としての鮮鋭化の程度を調整して鮮鋭化処理が
終了する。
1から得られた画像を、水平、垂直および斜めに分け、
それぞれの方向毎に鮮鋭化を行った後にそれらを合成
し、全体としての鮮鋭化の程度を調整して鮮鋭化処理が
終了する。
【0007】ここで、水平方向の鮮鋭化の方法を例に各
方向において行われる鮮鋭化の方法を説明する。まず、
鮮鋭化を行う方向に対して直交方向にLPFをかけ、余
分な成分を取り除いておく。水平方向の鮮鋭化の場合に
は、垂直方向のLPFをかけることになる。次に、鮮鋭
化したい空間周波数を水平方向のBPFで抽出する。そ
して、抽出された部分に対してゲイン(増幅)をかける
ことで水平方向の鮮鋭化が終了する。
方向において行われる鮮鋭化の方法を説明する。まず、
鮮鋭化を行う方向に対して直交方向にLPFをかけ、余
分な成分を取り除いておく。水平方向の鮮鋭化の場合に
は、垂直方向のLPFをかけることになる。次に、鮮鋭
化したい空間周波数を水平方向のBPFで抽出する。そ
して、抽出された部分に対してゲイン(増幅)をかける
ことで水平方向の鮮鋭化が終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような画像鮮鋭化の方法を用いている撮像装置では、
予め各方向のBPFやゲインが2,3種類程度に制限さ
れているため、必ずしも適切な鮮鋭化処理が行われると
は限らない。
たような画像鮮鋭化の方法を用いている撮像装置では、
予め各方向のBPFやゲインが2,3種類程度に制限さ
れているため、必ずしも適切な鮮鋭化処理が行われると
は限らない。
【0009】例えば、図6に示すように、被写体画像の
空間周波数分布がBPFの設定範囲内にない場合には、
鮮鋭化処理が行われても被写体が抽出されないために適
正な鮮鋭化処理が行われない。
空間周波数分布がBPFの設定範囲内にない場合には、
鮮鋭化処理が行われても被写体が抽出されないために適
正な鮮鋭化処理が行われない。
【0010】しかも、レンズ交換可能な撮像システムに
おいては、使用するレンズ毎にその空間周波数特性等が
異なるため、必ずしも適切な鮮鋭化処理が行われるとは
限らない。
おいては、使用するレンズ毎にその空間周波数特性等が
異なるため、必ずしも適切な鮮鋭化処理が行われるとは
限らない。
【0011】例えば、図7に示すように、もともとコン
トラストの低い被写体を空間周波数特性の良いレンズを
用いて撮影した場合と、もともとのコントラストが高い
被写体を空間周波数特性の悪いレンズを用いて撮影した
場合とで、撮影した画像からは被写体のコントラストが
もともと低いのか高いのかの判断ができない。
トラストの低い被写体を空間周波数特性の良いレンズを
用いて撮影した場合と、もともとのコントラストが高い
被写体を空間周波数特性の悪いレンズを用いて撮影した
場合とで、撮影した画像からは被写体のコントラストが
もともと低いのか高いのかの判断ができない。
【0012】このため、コントラストの低い被写体を空
間周波数特性の良いレンズで撮影した場合とコントラス
トの高い被写体を空間周波数特性の悪いレンズで撮影し
た場合とで同じ鮮鋭化処理を行うと、コントラストの高
い被写体を空間周波数特性の悪いレンズで撮影した場合
には、鮮鋭化処理によって鮮鋭な画像を得ることができ
るが、コントラストの低い被写体を空間周波数特性の良
いレンズで撮影した場合には、鮮鋭化処理により過剰な
鮮鋭化が行われ、かえって不自然な印象の画像になって
しまう場合がある。
間周波数特性の良いレンズで撮影した場合とコントラス
トの高い被写体を空間周波数特性の悪いレンズで撮影し
た場合とで同じ鮮鋭化処理を行うと、コントラストの高
い被写体を空間周波数特性の悪いレンズで撮影した場合
には、鮮鋭化処理によって鮮鋭な画像を得ることができ
るが、コントラストの低い被写体を空間周波数特性の良
いレンズで撮影した場合には、鮮鋭化処理により過剰な
鮮鋭化が行われ、かえって不自然な印象の画像になって
しまう場合がある。
【0013】そこで、本発明は、撮影画像の特性や撮影
光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を行うことので
きるレンズ交換可能な撮像システムを提供することを目
的とする。
光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を行うことので
きるレンズ交換可能な撮像システムを提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願第1の発明においては、撮影光学系のMT
F(modulation transfer function)データを記憶した
記憶手段を有するレンズ装置と、レンズ装置の着脱交換
が可能であり、撮影光学系により形成された画像を撮像
する撮像素子を備えた撮像装置とを有する撮像システム
に関し、撮像装置に、撮像素子により撮影された画像の
鮮鋭度を向上させるための鮮鋭化処理を行う画像処理手
段を設け、この画像処理手段に、撮像素子により撮影さ
れた画像に含まれる空間周波数を判別させ、記憶手段に
記憶されたMTFデータのうち上記判別した空間周波数
に対応したMTFデータに基づいて鮮鋭化処理のための
パラメータを設定させるようにしている。
ために、本願第1の発明においては、撮影光学系のMT
F(modulation transfer function)データを記憶した
記憶手段を有するレンズ装置と、レンズ装置の着脱交換
が可能であり、撮影光学系により形成された画像を撮像
する撮像素子を備えた撮像装置とを有する撮像システム
に関し、撮像装置に、撮像素子により撮影された画像の
鮮鋭度を向上させるための鮮鋭化処理を行う画像処理手
段を設け、この画像処理手段に、撮像素子により撮影さ
れた画像に含まれる空間周波数を判別させ、記憶手段に
記憶されたMTFデータのうち上記判別した空間周波数
に対応したMTFデータに基づいて鮮鋭化処理のための
パラメータを設定させるようにしている。
【0015】このように、撮影画像に含まれる空間周波
数に対応した撮影光学系のMTFデータ(例えば、その
空間周波数を全て含む範囲のMTFデータ)を用いて撮
影画像の鮮鋭化処理のためのパラメータを設定すること
により、交換されたレンズ装置内の撮影光学系の特性に
合った適切な鮮鋭化処理を常に行うことが可能となる。
数に対応した撮影光学系のMTFデータ(例えば、その
空間周波数を全て含む範囲のMTFデータ)を用いて撮
影画像の鮮鋭化処理のためのパラメータを設定すること
により、交換されたレンズ装置内の撮影光学系の特性に
合った適切な鮮鋭化処理を常に行うことが可能となる。
【0016】また、本願第2の発明においては、撮影光
学系のMTFデータを記憶した記憶手段を有するレンズ
装置と、レンズ装置の着脱交換が可能であり、撮影光学
系により形成された画像を撮像する撮像素子を備えた撮
像装置と、撮像装置内に設けられ、撮像素子により撮影
された画像から鮮鋭度を高める空間周波数成分を抽出す
るフィルタ手段およびこのフィルタ手段により抽出され
た空間周波数成分を増幅させる増幅手段を備えた画像処
理手段とを有する撮像システムに関し、画像処理手段
に、撮像素子により撮影された画像に含まれる空間周波
数を判別させ、この判別した空間周波数に対応させてフ
ィルタ手段の抽出範囲を設定させるとともに、記憶手段
に記憶されたMTFデータのうち上記判別した空間周波
数に対応したMTFデータに基づいて増幅手段のゲイン
を設定させるようにしている。
学系のMTFデータを記憶した記憶手段を有するレンズ
装置と、レンズ装置の着脱交換が可能であり、撮影光学
系により形成された画像を撮像する撮像素子を備えた撮
像装置と、撮像装置内に設けられ、撮像素子により撮影
された画像から鮮鋭度を高める空間周波数成分を抽出す
るフィルタ手段およびこのフィルタ手段により抽出され
た空間周波数成分を増幅させる増幅手段を備えた画像処
理手段とを有する撮像システムに関し、画像処理手段
に、撮像素子により撮影された画像に含まれる空間周波
数を判別させ、この判別した空間周波数に対応させてフ
ィルタ手段の抽出範囲を設定させるとともに、記憶手段
に記憶されたMTFデータのうち上記判別した空間周波
数に対応したMTFデータに基づいて増幅手段のゲイン
を設定させるようにしている。
【0017】このように、撮影画像に含まれる空間周波
数に対応するようフィルタ抽出範囲を設定することによ
って、撮影画像(被写体)からの適切な被写体画像成分
の抽出を行った上で、撮影画像に含まれる空間周波数に
対応した撮影光学系のMTFデータを用いて被写体画像
成分の増幅ゲインを設定することにより、撮影画像の特
性および交換されたレンズ装置内の撮影光学系の特性に
合った適切な鮮鋭化処理を常に行うことが可能となる。
数に対応するようフィルタ抽出範囲を設定することによ
って、撮影画像(被写体)からの適切な被写体画像成分
の抽出を行った上で、撮影画像に含まれる空間周波数に
対応した撮影光学系のMTFデータを用いて被写体画像
成分の増幅ゲインを設定することにより、撮影画像の特
性および交換されたレンズ装置内の撮影光学系の特性に
合った適切な鮮鋭化処理を常に行うことが可能となる。
【0018】なお、MTFデータに基づく鮮鋭化処理の
ためのパラメータ(例えば、ゲイン)設定としては、撮
像素子により撮像された画像に含まれる空間周波数に対
応したMTFデータの平均値に基づいて設定したり、撮
像素子により撮像された画像に含まれる空間周波数の割
合に応じて重み付けをしたMTFデータの平均値に基づ
いて設定したり、撮像素子により撮像された画像に含ま
れる空間周波数に対応したMTFデータに基づいて空間
周波数ごとに設定したりすることができる。
ためのパラメータ(例えば、ゲイン)設定としては、撮
像素子により撮像された画像に含まれる空間周波数に対
応したMTFデータの平均値に基づいて設定したり、撮
像素子により撮像された画像に含まれる空間周波数の割
合に応じて重み付けをしたMTFデータの平均値に基づ
いて設定したり、撮像素子により撮像された画像に含ま
れる空間周波数に対応したMTFデータに基づいて空間
周波数ごとに設定したりすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるデジタルスチルカメラシステム
の構成を示している。
明の第1実施形態であるデジタルスチルカメラシステム
の構成を示している。
【0020】この図において、交換レンズ(レンズ装
置)であり、4は交換レンズ1を装着可能なカメラボデ
ィ(撮像装置)である。
置)であり、4は交換レンズ1を装着可能なカメラボデ
ィ(撮像装置)である。
【0021】交換レンズ1内には、被写体からの光を所
望の位置に結像させるための撮像光学系2と、この撮像
光学系2のMTFデータを記憶するためのレンズ内メモ
リ3が備えられている。
望の位置に結像させるための撮像光学系2と、この撮像
光学系2のMTFデータを記憶するためのレンズ内メモ
リ3が備えられている。
【0022】また、カメラボディ4内には、撮像光学系
2によって形成された被写体像を光電変換により撮影す
るためのCCDやCMOS等の撮像素子5と、この撮像
素子5からの出力画像の鮮鋭度を向上させるための鮮鋭
化処理を行う画像処理部10とが設けられている。
2によって形成された被写体像を光電変換により撮影す
るためのCCDやCMOS等の撮像素子5と、この撮像
素子5からの出力画像の鮮鋭度を向上させるための鮮鋭
化処理を行う画像処理部10とが設けられている。
【0023】画像処理部10は、撮像素子5からの出力
画像を直交変換するための直交変換部6と、この直交変
換部6からの出力とレンズ内メモリ(記憶手段)3に記
憶されているMTFデータとから画像鮮鋭化のためのパ
ラメータを設定するパラメータ設定部7と、このパラメ
ータ設定部7によって設定されたパラメータに基づき直
交変換部6からの出力に対して画像の鮮鋭化処理を行う
鮮鋭化処理部8とを有する。
画像を直交変換するための直交変換部6と、この直交変
換部6からの出力とレンズ内メモリ(記憶手段)3に記
憶されているMTFデータとから画像鮮鋭化のためのパ
ラメータを設定するパラメータ設定部7と、このパラメ
ータ設定部7によって設定されたパラメータに基づき直
交変換部6からの出力に対して画像の鮮鋭化処理を行う
鮮鋭化処理部8とを有する。
【0024】ここで、鮮鋭化処理部8は、図3に示す一
般的なものとして構成されており、11は撮像素子5に
より撮影された画像の上記直交変換部6からの水平方向
成分、垂直方向成分および斜め方向成分が入力される画
像入力部である。
般的なものとして構成されており、11は撮像素子5に
より撮影された画像の上記直交変換部6からの水平方向
成分、垂直方向成分および斜め方向成分が入力される画
像入力部である。
【0025】また、12、13および14、15はそれ
ぞれ、垂直方向、水平方向のLPF(ローパスフィル
タ)であり、16、17はそれぞれ水平方向、垂直方向
のBPF(バンドパスフィルタ)である。
ぞれ、垂直方向、水平方向のLPF(ローパスフィル
タ)であり、16、17はそれぞれ水平方向、垂直方向
のBPF(バンドパスフィルタ)である。
【0026】また、18〜20はそれぞれ、水平方向、
垂直方向および斜め方向に関して画像鮮鋭化の程度を調
整するための増幅部であり、21はこれら増幅部18〜
20の出力の合成されたものを増幅する増幅部である。
垂直方向および斜め方向に関して画像鮮鋭化の程度を調
整するための増幅部であり、21はこれら増幅部18〜
20の出力の合成されたものを増幅する増幅部である。
【0027】さらに、カメラボディ4内には、鮮鋭化処
理部8からの出力を記憶するためのカメラ内メモリ9が
設けられている。このカメラ内メモリ9は、カメラボデ
ィ4に対して着脱可能なものである。
理部8からの出力を記憶するためのカメラ内メモリ9が
設けられている。このカメラ内メモリ9は、カメラボデ
ィ4に対して着脱可能なものである。
【0028】以上のように構成されたカメラシステムの
画像処理部10の動作を図2に示すフローチャートを用
いて説明する。
画像処理部10の動作を図2に示すフローチャートを用
いて説明する。
【0029】まず、交換レンズ1をカメラボディ4に装
着すると(S1)、画像処理部10は、図示しないレン
ズ−カメラ間通信回路を介して、レンズ内メモリ3に記
憶されたMTFデータをパラメータ設定回路7に取り込
む(S2)。
着すると(S1)、画像処理部10は、図示しないレン
ズ−カメラ間通信回路を介して、レンズ内メモリ3に記
憶されたMTFデータをパラメータ設定回路7に取り込
む(S2)。
【0030】次に、撮影が行われると(S3)、撮像素
子5からの出力画像を鮮鋭化処理部8および直交変換部
6に出力する。
子5からの出力画像を鮮鋭化処理部8および直交変換部
6に出力する。
【0031】直交変換部6では、出力画像に対して直交
変換を行い、変換後の出力(水平方向成分、垂直方向成
分および斜め方向成分)をパラメータ設定部7に出力す
る(S4)。
変換を行い、変換後の出力(水平方向成分、垂直方向成
分および斜め方向成分)をパラメータ設定部7に出力す
る(S4)。
【0032】ここで、出力画像に対して行う直交変換と
は、2次元のフーリエ変換を指しており、FFT(高速
フーリエ変換)を行うことで、出力画像の空間周波数特
性を得ることができる。
は、2次元のフーリエ変換を指しており、FFT(高速
フーリエ変換)を行うことで、出力画像の空間周波数特
性を得ることができる。
【0033】パラメータ設定部7では、水平方向BPF
16および垂直方向BPF17で用いるBPFの抽出範
囲設定をそれぞれの方向毎に行う(S5)。
16および垂直方向BPF17で用いるBPFの抽出範
囲設定をそれぞれの方向毎に行う(S5)。
【0034】ここで、パラメータ設定部7は、まず撮像
素子5からの出力画像に含まれる空間周波数を判別し、
この判別した空間周波数を全て含むような各方向のBP
Fを設定する。
素子5からの出力画像に含まれる空間周波数を判別し、
この判別した空間周波数を全て含むような各方向のBP
Fを設定する。
【0035】次に、パラメータ設定部7は、レンズ内メ
モリ3から読み出したMTFデータのうち、撮像素子5
からの出力画像に含まれる空間周波数を全て含む範囲の
MTFデータの平均値を算出し、この平均値から水平方
向増幅部18のゲイン、垂直方向増幅部19のゲインお
よび斜め方向増幅部20のゲイン、すなわち請求項1に
いうパラメータを設定する(S6)。
モリ3から読み出したMTFデータのうち、撮像素子5
からの出力画像に含まれる空間周波数を全て含む範囲の
MTFデータの平均値を算出し、この平均値から水平方
向増幅部18のゲイン、垂直方向増幅部19のゲインお
よび斜め方向増幅部20のゲイン、すなわち請求項1に
いうパラメータを設定する(S6)。
【0036】そして、鮮鋭化処理部8では、設定された
BPFおよびゲインを用いて鮮鋭化処理を行う(S
7)。
BPFおよびゲインを用いて鮮鋭化処理を行う(S
7)。
【0037】次に、画像処理部10は、こうして鮮鋭化
処理が行われた画像をカメラ内メモリ9に記憶させ、撮
影および画像保存を終了する(S8)。
処理が行われた画像をカメラ内メモリ9に記憶させ、撮
影および画像保存を終了する(S8)。
【0038】このように、撮影画像に含まれる空間周波
数を全て含むBPF設定を行うことにより、撮影画像
(被写体)の特性に合った適切な画像成分抽出を行うこ
とができる。しかも、撮影画像に含まれる空間周波数を
全て含む範囲のMTFデータの平均値を用いてゲイン設
定を行うことにより、交換された交換レンズ内の撮影光
学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を行うことができ
る。
数を全て含むBPF設定を行うことにより、撮影画像
(被写体)の特性に合った適切な画像成分抽出を行うこ
とができる。しかも、撮影画像に含まれる空間周波数を
全て含む範囲のMTFデータの平均値を用いてゲイン設
定を行うことにより、交換された交換レンズ内の撮影光
学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を行うことができ
る。
【0039】(第2実施形態)図4には、本発明の第2
実施形態であるデジタルスチルカメラシステムにおける
画像処理部の動作フローチャートを示している。なお、
本実施形態のカメラシステムの構成および画像処理部の
構成は、第1実施形態とほぼ同じであるため、共通する
構成要素には第1実施形態と同符号を付して説明に代え
る。
実施形態であるデジタルスチルカメラシステムにおける
画像処理部の動作フローチャートを示している。なお、
本実施形態のカメラシステムの構成および画像処理部の
構成は、第1実施形態とほぼ同じであるため、共通する
構成要素には第1実施形態と同符号を付して説明に代え
る。
【0040】まず、交換レンズ1をカメラボディ4に装
着すると(S11)、画像処理部10は、図示しないレ
ンズ−カメラ間通信回路を介して、レンズ内メモリ3に
記憶されたMTFデータをパラメータ設定回路7に取り
込む(S12)。
着すると(S11)、画像処理部10は、図示しないレ
ンズ−カメラ間通信回路を介して、レンズ内メモリ3に
記憶されたMTFデータをパラメータ設定回路7に取り
込む(S12)。
【0041】次に、撮影が行われると(S13)、撮像
素子5からの出力画像を鮮鋭化処理部8および直交変換
部6に出力する。
素子5からの出力画像を鮮鋭化処理部8および直交変換
部6に出力する。
【0042】直交変換部6では、出力画像に対して直交
変換を行い、変換後の出力(水平方向成分、垂直方向成
分および斜め方向成分)をパラメータ設定部7に出力す
る(S14)。
変換を行い、変換後の出力(水平方向成分、垂直方向成
分および斜め方向成分)をパラメータ設定部7に出力す
る(S14)。
【0043】パラメータ設定部7では、水平方向BPF
16および垂直方向BPF17で用いるBPFの抽出範
囲設定をそれぞれの方向毎に行う(S15)。
16および垂直方向BPF17で用いるBPFの抽出範
囲設定をそれぞれの方向毎に行う(S15)。
【0044】ここで、パラメータ設定部7は、まず撮像
素子5からの出力画像に含まれる空間周波数を判別し、
この判別した空間周波数を全て含むような各方向のBP
Fを設定する。
素子5からの出力画像に含まれる空間周波数を判別し、
この判別した空間周波数を全て含むような各方向のBP
Fを設定する。
【0045】次に、パラメータ設定部7は、レンズ内メ
モリ3から読み出したMTFデータのうち、撮像素子5
からの出力画像に含まれる空間周波数を全て含む範囲の
MTFデータに対して前記撮像素子5からの出力画像に
含まれる空間周波数の割合に応じて重み付けをした上で
その平均値を算出し、この平均値から水平方向増幅部1
8のゲイン、垂直方向増幅部19のゲインおよび斜め方
向増幅部20のゲイン、すなわち請求項1にいうパラメ
ータを設定する(S16)。
モリ3から読み出したMTFデータのうち、撮像素子5
からの出力画像に含まれる空間周波数を全て含む範囲の
MTFデータに対して前記撮像素子5からの出力画像に
含まれる空間周波数の割合に応じて重み付けをした上で
その平均値を算出し、この平均値から水平方向増幅部1
8のゲイン、垂直方向増幅部19のゲインおよび斜め方
向増幅部20のゲイン、すなわち請求項1にいうパラメ
ータを設定する(S16)。
【0046】そして、鮮鋭化処理部8では、設定された
BPFおよびゲインを用いて鮮鋭化処理を行う(S1
7)。
BPFおよびゲインを用いて鮮鋭化処理を行う(S1
7)。
【0047】次に、画像処理部10は、こうして鮮鋭化
処理が行われた画像をカメラ内メモリ9に記憶させ、撮
影および画像保存を終了する(S18)。
処理が行われた画像をカメラ内メモリ9に記憶させ、撮
影および画像保存を終了する(S18)。
【0048】このように、撮影画像に含まれる空間周波
数を全て含むBPF設定を行うことにより、撮影画像
(被写体)の特性に合った適切な画像成分抽出を行うこ
とができる。しかも、撮影画像に含まれる空間周波数を
全て含む範囲のMTFデータの重み付け平均値を用いて
ゲイン設定を行うことにより、交換された交換レンズ内
の撮影光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を行うこ
とができる。
数を全て含むBPF設定を行うことにより、撮影画像
(被写体)の特性に合った適切な画像成分抽出を行うこ
とができる。しかも、撮影画像に含まれる空間周波数を
全て含む範囲のMTFデータの重み付け平均値を用いて
ゲイン設定を行うことにより、交換された交換レンズ内
の撮影光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を行うこ
とができる。
【0049】(第3実施形態)図5には、本発明の第3
実施形態であるデジタルスチルカメラシステムにおける
画像処理部の動作フローチャートを示している。なお、
本実施形態のカメラシステムの構成および画像処理部の
構成は、第1実施形態とほぼ同じであるため、共通する
構成要素には第1実施形態と同符号を付して説明に代え
る。
実施形態であるデジタルスチルカメラシステムにおける
画像処理部の動作フローチャートを示している。なお、
本実施形態のカメラシステムの構成および画像処理部の
構成は、第1実施形態とほぼ同じであるため、共通する
構成要素には第1実施形態と同符号を付して説明に代え
る。
【0050】まず、交換レンズ1をカメラボディ4に装
着すると(S21)、画像処理部10は、図示しないレ
ンズ−カメラ間通信回路を介して、レンズ内メモリ3に
記憶されたMTFデータをパラメータ設定回路7に取り
込む(S22)。
着すると(S21)、画像処理部10は、図示しないレ
ンズ−カメラ間通信回路を介して、レンズ内メモリ3に
記憶されたMTFデータをパラメータ設定回路7に取り
込む(S22)。
【0051】次に、撮影が行われると(S23)、撮像
素子5からの出力画像を鮮鋭化処理部8および直交変換
部6に出力する。
素子5からの出力画像を鮮鋭化処理部8および直交変換
部6に出力する。
【0052】直交変換部6では、出力画像に対して直交
変換を行い、変換後の出力(水平方向成分、垂直方向成
分および斜め方向成分)をパラメータ設定部7に出力す
る(S24)。
変換を行い、変換後の出力(水平方向成分、垂直方向成
分および斜め方向成分)をパラメータ設定部7に出力す
る(S24)。
【0053】パラメータ設定部7では、水平方向BPF
16および垂直方向BPF17で用いるBPF(パラメ
ータ)の設定をそれぞれの方向毎に行う(S25)。
16および垂直方向BPF17で用いるBPF(パラメ
ータ)の設定をそれぞれの方向毎に行う(S25)。
【0054】ここで、パラメータ設定部7は、まず撮像
素子5からの出力画像に含まれる空間周波数を判別し、
この判別した空間周波数を全て含むような各方向のBP
Fの抽出範囲を設定する。
素子5からの出力画像に含まれる空間周波数を判別し、
この判別した空間周波数を全て含むような各方向のBP
Fの抽出範囲を設定する。
【0055】次に、パラメータ設定部7は、レンズ内メ
モリ3から読み出したMTFデータのうち、撮影画像に
含まれる空間周波数を全て含む範囲の撮像光学系2のM
TFデータに基づいて、空間周波数毎に水平方向増幅部
18のゲイン、垂直方向増幅部19のゲインおよび斜め
方向増幅部20のゲイン、すなわち請求項1にいうパラ
メータを設定する(S26)。
モリ3から読み出したMTFデータのうち、撮影画像に
含まれる空間周波数を全て含む範囲の撮像光学系2のM
TFデータに基づいて、空間周波数毎に水平方向増幅部
18のゲイン、垂直方向増幅部19のゲインおよび斜め
方向増幅部20のゲイン、すなわち請求項1にいうパラ
メータを設定する(S26)。
【0056】そして、鮮鋭化処理部8では、設定された
BPFおよびゲインを用いて鮮鋭化処理を行う(S2
7)。
BPFおよびゲインを用いて鮮鋭化処理を行う(S2
7)。
【0057】次に、画像処理部10は、こうして鮮鋭化
処理が行われた画像をカメラ内メモリ9に記憶させ、撮
影および画像保存を終了する(S28)。
処理が行われた画像をカメラ内メモリ9に記憶させ、撮
影および画像保存を終了する(S28)。
【0058】このように、撮影画像に含まれる空間周波
数を全て含むBPF設定を行うことにより、撮影画像
(被写体)の特性に合った適切な画像成分抽出を行うこ
とができる。しかも、撮影画像に含まれる空間周波数を
全て含む範囲のMTFデータを用いて空間周波数ごとに
ゲイン設定を行うことにより、交換された交換レンズ内
の撮影光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を行うこ
とができる。
数を全て含むBPF設定を行うことにより、撮影画像
(被写体)の特性に合った適切な画像成分抽出を行うこ
とができる。しかも、撮影画像に含まれる空間周波数を
全て含む範囲のMTFデータを用いて空間周波数ごとに
ゲイン設定を行うことにより、交換された交換レンズ内
の撮影光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を行うこ
とができる。
【0059】なお、上記各実施形態では、本発明をデジ
タルスチルカメラに適用した場合について説明したが、
本発明はビデオカメラにも適用することができる。
タルスチルカメラに適用した場合について説明したが、
本発明はビデオカメラにも適用することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、撮影画像に含まれる空間周波数に対応した撮影
光学系のMTFデータを用いて撮影画像の鮮鋭化処理の
ためのパラメータを設定するので、交換されたレンズ装
置内の撮影光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を常
に行うことができる。
よれば、撮影画像に含まれる空間周波数に対応した撮影
光学系のMTFデータを用いて撮影画像の鮮鋭化処理の
ためのパラメータを設定するので、交換されたレンズ装
置内の撮影光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を常
に行うことができる。
【0061】また、本願第2の発明によれば、撮影画像
に含まれる空間周波数に対応するようフィルタ抽出範囲
を設定するので、撮影画像(被写体)からの適切な被写
体画像成分の抽出を行うことができ、さらに撮影画像に
含まれる空間周波数に対応した撮影光学系のMTFデー
タを用いて被写体画像成分の増幅ゲインを設定するの
で、撮影画像の特性および交換されたレンズ装置内の撮
影光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を常に行うこ
とができる。
に含まれる空間周波数に対応するようフィルタ抽出範囲
を設定するので、撮影画像(被写体)からの適切な被写
体画像成分の抽出を行うことができ、さらに撮影画像に
含まれる空間周波数に対応した撮影光学系のMTFデー
タを用いて被写体画像成分の増幅ゲインを設定するの
で、撮影画像の特性および交換されたレンズ装置内の撮
影光学系の特性に合った適切な鮮鋭化処理を常に行うこ
とができる。
【図1】本発明の第1実施形態であるデジタルスチルカ
メラシステムの構成を示す図である。
メラシステムの構成を示す図である。
【図2】上記第1実施形態のデジタルスチルカメラシス
テムにおける画像処理動作を示すフローチャートであ
る。
テムにおける画像処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】画像鮮鋭化の処理方法を表す図である。
【図4】本発明の第2実施形態であるデジタルスチルカ
メラシステムにおける画像処理動作を示すフローチャー
トである。
メラシステムにおける画像処理動作を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の第3実施形態であるデジタルスチルカ
メラシステムにおける画像処理動作を示すフローチャー
トである。
メラシステムにおける画像処理動作を示すフローチャー
トである。
【図6】従来の画像鮮鋭化処理のためのパラメータ設定
における問題点を説明するための図である。
における問題点を説明するための図である。
【図7】従来の撮像光学系のMTFおよび被写体の空間
周波数特性による出力画像の違いを示す図である。
周波数特性による出力画像の違いを示す図である。
1 交換レンズ 2 撮像光学系 3 レンズ内メモリ 4 カメラボディ 5 撮像素子 6 直交変換部 7 パラメータ設定部 8 鮮鋭化処理部 9 カメラ内メモリ 10 画像処理回路 11 画像入力部 12,13,14,15 ローパスフィルタ 16,17 バンドパスフィルタ 18,19,20,21 増幅部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H054 AA01 BB11 5B047 AB02 BA03 BC05 BC23 CB22 CB25 DA01 DC09 5B057 BA02 BA11 CE03 CE06 CH09 CH11 5C022 AA13 AB68 AC54 AC69 5C077 NP05 PP03 PP46 PP49 PQ03 PQ18 SS03 TT09
Claims (10)
- 【請求項1】 撮影光学系のMTFデータを記憶した記
憶手段を有するレンズ装置と、 レンズ装置の着脱交換が可能であり、撮影光学系により
形成された画像を撮像する撮像素子を備えた撮像装置
と、 前記撮像装置内に設けられ、前記撮像素子により撮影さ
れた画像の鮮鋭度を高める鮮鋭化処理を行う画像処理手
段とを有し、 前記画像処理手段は、前記撮像素子により撮影された画
像に含まれる空間周波数を判別し、前記記憶手段に記憶
されたMTFデータのうち前記判別した空間周波数に対
応したMTFデータに基づいて鮮鋭化処理のためのパラ
メータを設定することを特徴とする撮像システム。 - 【請求項2】 前記撮影光学系のMTFデータが、像高
および空間周波数ごとのデータであることを特徴とする
請求項1に記載の撮像システム。 - 【請求項3】 前記画像処理手段は、前記撮像素子によ
り撮像された画像に含まれる空間周波数に対応したMT
Fデータの平均値に基づいて鮮鋭化処理のためのパラメ
ータを設定することを特徴とする請求項1又は2に記載
の撮像システム。 - 【請求項4】 前記画像処理手段は、前記撮像素子によ
り撮像された画像に含まれる空間周波数の割合に応じて
重み付けをしたMTFデータの平均値に基づいて鮮鋭化
処理のためのパラメータを設定することを特徴とする請
求項1又は2に記載の撮像システム。 - 【請求項5】 前記画像処理手段は、前記撮像素子によ
り撮像された画像に含まれる空間周波数に対応したMT
Fデータに基づいて、空間周波数ごとに鮮鋭化処理のた
めのパラメータを設定することを特徴とする請求項1又
は2に記載の撮像システム。 - 【請求項6】 撮影光学系のMTFデータを記憶した記
憶手段を有するレンズ装置と、 レンズ装置の着脱交換が可能であり、撮影光学系により
形成された画像を撮像する撮像素子を備えた撮像装置
と、 前記撮像装置内に設けられ、前記撮像素子により撮影さ
れた画像から鮮鋭度を高める空間周波数成分を抽出する
フィルタ手段およびこのフィルタ手段により抽出された
空間周波数成分を増幅させる増幅手段を備えた画像処理
手段とを有し、 前記画像処理手段は、前記撮像素子により撮影された画
像に含まれる空間周波数を判別し、この判別した空間周
波数に対応させて前記フィルタ手段の抽出範囲を設定す
るとともに、前記記憶手段に記憶されたMTFデータの
うち前記判別した空間周波数に対応したMTFデータに
基づいて前記増幅手段のゲインを設定することを特徴と
する撮像システム。 - 【請求項7】 前記撮影光学系のMTFデータが、像高
および空間周波数ごとのデータであることを特徴とする
請求項6に記載の撮像システム。 - 【請求項8】 前記画像処理手段は、前記撮像素子によ
り撮像された画像に含まれる空間周波数に対応したMT
Fデータの平均値に基づいて前記増幅手段のゲインを設
定することを特徴とする請求項6又は7に記載の撮像シ
ステム。 - 【請求項9】 前記画像処理手段は、前記撮像素子によ
り撮像された画像に含まれる空間周波数の割合に応じて
重み付けをしたMTFデータの平均値に基づいて前記増
幅手段のゲインを設定することを特徴とする請求項6又
は7に記載の撮像システム。 - 【請求項10】 前記画像処理手段は、前記撮像素子に
より撮像された画像に含まれる空間周波数に対応したM
TFデータに基づいて、空間周波数ごとに前記増幅手段
のゲインを設定することを特徴とする請求項6又は7に
記載の撮像システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146333A JP2002344798A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 撮像システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146333A JP2002344798A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 撮像システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002344798A true JP2002344798A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18992004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001146333A Pending JP2002344798A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 撮像システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002344798A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325278A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Ricoh Co Ltd | 画像品質の記述子を有する光学サブシステム |
JP2009037011A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 表示撮影装置 |
JP2010500659A (ja) * | 2006-08-07 | 2010-01-07 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | イメージ情報にフィルタをかけるための適応空間イメージフィルタ |
JP2012057996A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Mitsutoyo Corp | 画像測定装置及び画像測定方法 |
US9633418B2 (en) | 2014-04-11 | 2017-04-25 | Fujifilm Corporation | Image processing device, imaging apparatus, image processing method, and program |
-
2001
- 2001-05-16 JP JP2001146333A patent/JP2002344798A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325278A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Ricoh Co Ltd | 画像品質の記述子を有する光学サブシステム |
JP2010500659A (ja) * | 2006-08-07 | 2010-01-07 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | イメージ情報にフィルタをかけるための適応空間イメージフィルタ |
US8442344B2 (en) | 2006-08-07 | 2013-05-14 | Qualcomm Incorporated | Adaptive spatial image filter for filtering image information |
JP2009037011A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 表示撮影装置 |
JP2012057996A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | Mitsutoyo Corp | 画像測定装置及び画像測定方法 |
US9633418B2 (en) | 2014-04-11 | 2017-04-25 | Fujifilm Corporation | Image processing device, imaging apparatus, image processing method, and program |
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