JP2002344453A - 通信エラーモニタシステムおよびスレーブユニットおよびネットワークコンフィグレータ - Google Patents

通信エラーモニタシステムおよびスレーブユニットおよびネットワークコンフィグレータ

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JP2002344453A
JP2002344453A JP2001151527A JP2001151527A JP2002344453A JP 2002344453 A JP2002344453 A JP 2002344453A JP 2001151527 A JP2001151527 A JP 2001151527A JP 2001151527 A JP2001151527 A JP 2001151527A JP 2002344453 A JP2002344453 A JP 2002344453A
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JP2001151527A
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English (en)
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Shintaro Ueno
真太郎 上野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体の通信エラーの分布状態を視覚
的に容易に認識することができ、これにより設備全体の
立ち上げ時間を短縮することができるようにした通信エ
ラーモニタシステムおよびスレーブユニットおよびネッ
トワークコンフィグレータを提供する。 【解決手段】 各スレーブユニット200−1〜200
−nは、マスタユニット100との間の通信エラー回数
を計数し、この計数した通信エラー回数をネットワーク
を経由してネットワークコンフィグレータ400に送信
し、ネットワークコンフィグレータ400では送信され
た通信エラー回数の分布状態を複数のスレーブユニット
200−1〜200−nに対応してグラフィック表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタユニットと
複数のスレーブユニットとネットワークコンフィグレー
タとをネットワークを介して接続し、上記マスタユニッ
トと上記複数のスレーブユニットとの間で上記ネットワ
ークを経由して通信を行なうネットワークシステムにお
ける通信エラーモニタシステムおよびスレーブユニット
およびネットワークコンフィグレータに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、プログラマブルコントローラ(以
下、PLCという)システムにおいては、スレーブユニ
ットを管理するマスタユニットとマスタユニットに管理
される複数のスレーブユニットとをネットワークを介し
て接続することで、自由度の高いシステムを構築するこ
とが行なわれている。
【0003】このようなPLCシステムにおいては、マ
スタユニットと複数のスレーブユニットとの間でネット
ワークを経由して通信を行なうことによりシステム全体
の動作が制御される。
【0004】図6は、このように構成された従来のPL
Cシステムの一例を示すブロック図である。
【0005】図6において、このPLCシステムは、一
台のマスタユニット10と複数箇所に分散配置された複
数台のスレーブユニット20−1〜20−nとをネット
ワーク30を経由して接続することにより構成されてい
る。
【0006】そして、マスタユニット10と複数台のス
レーブユニット20−1〜20−nとの間では、ネット
ワークを経由して通信が行なわれ、これによりシステム
全体の動作が制御される。
【0007】ところで、上記構成によるPLCシステム
では、マスタユニット10において、スレーブユニット
20−1〜20−nとの間の通信に際し、レスポンスタ
イムアウトとリトライ回数をモニタし、これにより通信
エラーを監視していた。
【0008】すなわち、マスタユニット10は、スレー
ブユニット20−1〜20−nからのレスポンスが予め
設定された時間内に得られないと、これを通信エラーと
して検出し、また、この通信に際してリトライ回数が予
め設定された回数以上になるとこれを通信エラーとして
検出し、その後通信が遮断されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によるPLCシステムにおいては、ネットワーク全体
のどのあたりで、どの程度の通信エラーが発生している
のかをマスタユニット側で検出することはできず、通信
エラーの原因解析に非常に手間がかかるという問題があ
った。
【0010】また、ネットワークの通信に用いられる通
信専用ICによっては、通信エラー回数の値を通信エラ
ー発生時は所定数を加算し、正常通信時は所定数を減算
するものがある。この場合、通信エラー回数の値は、時
系列的に増減するため、通信エラー回数の最大値を知る
ことは困難であった。
【0011】その結果、特に、ネットワーク敷設直後の
敷設ミスの特定時間が長くなり、設備全体の立ち上げに
時間がかかるという問題が生じる。
【0012】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、システ
ム全体の通信エラーの分布状態を視覚的に容易に認識す
ることができ、これにより設備全体の立ち上げ時間を短
縮することができるようにした通信エラーモニタシステ
ムおよびスレーブユニットおよびネットワークコンフィ
グレータを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る通信エラーモニタシステムは、マスタ
ユニットと複数のスレーブユニットとネットワークコン
フィグレータとをネットワークを介して接続し、上記マ
スタユニットと上記複数のスレーブユニットとの間で上
記ネットワークを経由して通信を行なうネットワークシ
ステムにおける通信エラーモニタシステムにおいて、上
記複数のスレーブユニットは、上記マスタユニットとの
間の通信における通信エラーを検出する通信エラー検出
手段と、上記通信エラー検出手段で検出した通信エラー
回数を計数する通信エラー回数計数手段と、上記通信エ
ラー回数計数手段で計数した通信エラー回数を上記ネッ
トワークを介して上記ネットワークコンフィグレータへ
送信する送信手段と、を具備し、上記ネットワークコン
フィグレータは、上記送信手段により送信された上記複
数のスレーブユニットの通信エラー回数を上記ネットワ
ークを介して吸い上げる通信手段と、上記通信手段によ
り吸い上げた上記複数のスレーブユニットの通信エラー
回数をモニタ表示する表示手段と、を具備することを特
徴とする。
【0014】ここで、マスタユニットは、PLCシステ
ムにおけるPLCマスタから構成することができ、ま
た、スレーブユニットは、このPLCシステムを構成す
るリモートI/Oターミナル、耐環境ターミナル、リモ
ートアダプタ、I/Oリンクユニット、センサターミナ
ル、アナログ入力ターミナル、アナログ出力ターミナ
ル、温度入力ターミナル、RS232Cユニット等から
構成することができる。
【0015】また、上記ネットワークコンフィグレータ
は、上記マスタユニットや複数のスレーブユニットの状
態を監視する他、パラメータの読み出しや書き込みを行
なう装置もしくはソフトウェア等から構成することがで
きる。
【0016】また、上記マスタユニットと複数のスレー
ブユニットとネットワークコンフィグレータとの相互間
のネットワークとしては、フィールドバス(例えば、De
viceNet(登録商標)など)が用いられる。
【0017】また、上記表示手段は、上記複数のスレー
ブユニットの通信エラー回数の分布状態を上記複数のス
レーブユニットに対応してグラフィック表示することを
特徴とする。
【0018】このような構成によると、各スレーブユニ
ットが通信不能になる以前に微妙な通信レベルの解析が
可能になり、また、通信エラーの分布状態をネットワー
クコンフィグレータにおいて視覚的に確認できるので、
通信路の問題箇所の特定が容易になる。
【0019】また、本発明に係るスレーブユニットは、
ネットワークコンフィグレータとマスタユニットとが接
続されたネットワークに接続され、上記マスタユニット
と上記ネットワークを経由して通信を行なうスレーブユ
ニットにおいて、上記マスタユニットとの間の通信にお
ける通信エラーを検出する通信エラー検出手段と、上記
通信エラー検出手段で検出した通信エラー回数を計数す
る通信エラー回数計数手段と、上記通信エラー回数計数
手段で計数した通信エラー回数を上記ネットワークを介
して上記ネットワークコンフィグレータへ送信する送信
手段と、を具備することを特徴とする。
【0020】また、本発明に係るスレーブユニットは、
ネットワークコンフィグレータとマスタユニットとが接
続されたネットワークに接続され、上記マスタユニット
と上記ネットワークを経由して通信を行なうスレーブユ
ニットにおいて、上記マスタユニットとの間の通信にお
ける通信エラーを検出する通信エラー検出手段と、上記
通信エラー検出手段により通信エラーが検出されると保
持されている通信エラー回数の値に所定数を加算し、正
常通信時は保持されている通信エラー回数の値から所定
数を減算する通信エラー回数計数手段と、上記通信エラ
ー回数計数手段により保持された通信エラー回数を入力
し、所定の判断をすることで、通信エラー回数の最大値
を記憶する通信エラー回数記憶制御手段と、上記通信エ
ラー回数記憶制御手段により記憶された通信エラー回数
値の最大値を上記ネットワークを介して上記ネットワー
クコンフィグレータへ送信する送信手段と、を具備する
ことを特徴とする。
【0021】また、本発明に係るネットワークコンフィ
グレータは、マスタユニットと複数のスレーブユニット
とが接続されたネットワークに接続され、上記複数のス
レーブユニットと上記ネットワークを経由して通信を行
なうネットワークコンフィグレータにおいて、上記マス
タユニットと複数のスレーブユニット間の通信における
通信エラー回数を上記複数のスレーブユニットから上記
ネットワークを介して吸い上げる通信手段と、上記通信
手段により吸い上げた上記複数のスレーブユニットの通
信エラー回数をモニタ表示する表示手段と、を具備し、
上記表示手段は、上記複数のスレーブユニットの通信エ
ラー回数の分布状態を上記複数のスレーブユニットに対
応してグラフィック表示することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信エラーモ
ニタシステムおよびスレーブユニットおよびネットワー
クコンフィグレータの実施の形態について、添付図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明に係る通信エラーモニタシ
ステムおよびスレーブユニットおよびネットワークコン
フィグレータを適用して構成したPLCシステムの一実
施の形態の全体構成を示すシステム構成図である。
【0024】図1において、このPLCシステムは、一
台のマスタユニット100と複数箇所に分散配置された
複数台のスレーブユニット200−1〜200−nとを
ネットワーク300を経由して接続し、さらに、このネ
ットワーク300にネットワークコンフィグレータ40
0を接続して構成されている。
【0025】ここで、マスタユニット100は、このP
LCシステムにおけるPLCマスタを構成するものであ
り、また、スレーブユニット200−1〜200−n
は、このPLCシステムを構成するリモートI/Oター
ミナル、耐環境ターミナル、リモートアダプタ、I/O
リンクユニット、センサターミナル、アナログ入力ター
ミナル、アナログ出力ターミナル、温度入力ターミナ
ル、RS232Cユニット等から構成されるものであ
る。
【0026】また、ネットワークコンフィグレータ40
0は、マスタユニット100やスレーブユニット200
−1〜200−nの状態を監視する他、パラメータの読
み出しや書き込みを行なう装置もしくはソフトウェア等
から構成されるものである。
【0027】また、マスタユニット100、スレーブユ
ニット200−1〜200−n、ネットワークコンフィ
グレータ400の相互間のネットワークとしては、フィ
ールドバス(例えば、Device Net(登録商標)など)が
用いられる。
【0028】また、上記構成において、各スレーブユニ
ット200−1〜200−nは、それぞれマスタユニッ
ト100との間でネットワーク300を経由して通信を
行なうが、この通信に際しての通信エラー回数を計数
し、この計数した通信エラー回数をネットワークを経由
してネットワークコンフィグレータ400に送信し、ネ
ットワークコンフィグレータ400ではこの送信された
通信エラー回数の分布状態を複数のスレーブユニット2
00−1〜200−nに対応してグラフィック表示す
る。
【0029】このような構成によると、各スレーブユニ
ット200−1〜200−nが通信不能になる以前に微
妙な通信レベルの解析が可能になり、また、通信エラー
の分布状態をネットワークコンフィグレータ400にお
いて視覚的に確認できるので、通信路の問題箇所の特定
が容易になる。
【0030】図2は、図1に示したPLCシステムにお
けるネットワークコンフィグレータ400および各スレ
ーブユニット200−1〜200−nの要部構成を示す
ブロック図である。
【0031】図2において、スレーブユニット200
は、図1に示した各スレーブユニット200−1〜20
0−nに対応するもので、通信制御部210、送信エラ
ー回数計数部220、受信エラー回数計数部230、記
憶制御部240を具備して構成されている。
【0032】また、ネットワークコンフィグレータ40
0は、通信制御部410、表示制御部420を具備して
構成されている。
【0033】ここで、スレーブユニット200の通信制
御部210は、ネットワーク300を経由してネットワ
ークコンフィグレータ400との間の通信制御を行なう
ものである。
【0034】また、通信制御部210は、ネットワーク
300を経由したネットワークコンフィグレータ400
との通信に際してその通信エラー、すなわち送信エラー
および受信エラーを検出する。
【0035】ここで、送信エラーには、送信失敗エラー
が含まれ、受信エラーには、 1)フレーミングエラー 2)CRC(Cyclic Redundancy Check)エラー 等が含まれる。
【0036】送信エラー回数計数部220は、通信制御
部210で検出した送信エラーの回数を所定通信単位で
計数し、また、受信エラー回数計数部230は、通信制
御部210で検出した受信エラーの回数を所定通信単位
で計数する。
【0037】なお、送信エラー回数計数部220におけ
る計数処理としては、所定通信単位内での送信エラー時
は保持されている送信エラー回数の値に所定数を加算
し、当該所定通信単位内で正常通信時は保持されている
送信エラー回数の値から所定数を減算するものとする。
【0038】同様に、受信エラー回数計数部230にお
ける計数処理としては、所定通信単位内での受信エラー
時は保持されている受信エラー回数の値に所定数を加算
し、当該所定通信単位内で正常通信時は保持されている
受信エラー回数の値から所定数を減算するものとする。
【0039】記憶制御部240は、送信エラー回数計数
部220で計数した送信エラー回数および受信エラー回
数を記憶するとともに、記憶された送信エラー回数およ
び受信エラー回数よりも大きい送信エラー回数および受
信エラー回数が計数された場合には、記憶された送信エ
ラー回数および受信エラー回数を計数された送信エラー
回数および受信エラー回数に更新する制御を行なう。
【0040】記憶制御部240に記憶された送信エラー
回数および受信エラー回数は、ネットワーク300経由
でネットワークコンフィグレータ400から送信された
読み出しメッセージに基づき読み出され、通信制御部2
10、ネットワーク300経由でネットワークコンフィ
グレータ400に送信される。
【0041】また、記憶制御部240に記憶された送信
エラー回数および受信エラー回数は、ネットワークコン
フィグレータ400に送信された後、次の送信エラー回
数および受信エラー回数の計数のためにクリアされる。
【0042】また、ネットワークコンフィグレータ40
0の通信制御部410は、ネットワーク300を経由し
てスレーブユニット200との間の通信制御を行なうも
のである。
【0043】通信制御部410は、ネットワーク300
を経由してスレーブユニット200に読み出しメッセー
ジを送ることにより、スレーブユニット200の記憶制
御部240に記憶された送信エラー回数および受信エラ
ー回数をスレーブユニット200の通信制御部210、
ネットワーク300を経由して取得する。
【0044】通信制御部410で取得されたスレーブユ
ニット200の送信エラー回数および受信エラー回数
は、表示制御部420で、複数のスレーブユニット20
0−1〜200−nに対応してグラフィック表示され
る。
【0045】図3は、図2に示したスレーブユニット2
00における記憶制御部240の動作を説明するための
フローチャートである。
【0046】図3において、まず、電源立ち上げ時に初
期処理として、記憶制御部240に記憶されている送信
エラー回数および受信エラー回数の記憶値をクリアして
「0」に設定する(ステップ301)。
【0047】次に、送信エラー回数計数部220で計数
した送信エラー回数を読み出し(ステップ302)、こ
の読み出した送信エラー回数が、記憶制御部240に記
憶されている送信エラー回数の記憶値よりも大きいかど
うかを調べる(ステップ303)。
【0048】ここでは、記憶制御部240に記憶されて
いる送信エラー回数は、ステップ301において「0」
に設定されているので、読み出した送信エラー回数が記
憶制御部240に記憶されている送信エラー回数の記憶
値よりも大きいと判断され(ステップ303でYE
S)、この読み出した送信エラー回数で記憶制御部24
0に記憶されている送信エラー回数の記憶値を書き替え
(ステップ304)、ステップ305へ進む。
【0049】なお、ステップ303において、読み出し
た送信エラー回数が記憶制御部240に記憶されている
送信エラー回数の記憶値よりも小さいと判断されると
(ステップ303でNO)、記憶制御部240に記憶さ
れている送信エラー回数の書き替えを行なうことなくス
テップ305へ進む。
【0050】ステップ305では、受信エラー回数計数
部230から該受信エラー回数計数部230で計数した
受信エラー回数を読み出す。そして、この読み出した受
信エラー回数が、記憶制御部240に記憶されている受
信エラー回数の記憶値よりも大きいかどうかを調べる
(ステップ306)。
【0051】ここでも、記憶制御部240に記憶されて
いる受信エラー回数はステップ301において「0」に
設定されているので、読み出した受信エラー回数が記憶
制御部240に記憶されている受信エラー回数の記憶値
よりも大きいと判断され(ステップ306でYES)、
この読み出した受信エラー回数で記憶制御部240に記
憶されている受信エラー回数の記憶値を書き替え(ステ
ップ307)、ステップ302へ戻る。
【0052】なお、ステップ306において、読み出し
た受信エラー回数が記憶制御部240に記憶されている
受信エラー回数の記憶値よりも小さいと判断されると
(ステップ306でNO)、記憶制御部240に記憶さ
れている受信エラー回数の書き替えを行なうことなくス
テップ302へ戻る。
【0053】上記処理を繰り返すことにより、記憶制御
部240には、送信エラー回数および受信エラー回数の
最大値が記憶されることになる。
【0054】上記記憶制御部240に記憶された送信エ
ラー回数および受信エラー回数は、ネットワークコンフ
ィグレータ400からの読み出しメッセージに基づき通
信制御部210により読み出され、ネットワーク30経
由でネットワークコンフィグレータ400に送信され
る。
【0055】図4は、図2に示したネットワークコンフ
ィグレータ400の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【0056】図4において、まず、このネットワークコ
ンフィグレータ400において各スレーブユニット20
0−1〜200−nの送受信エラーのチェック指示が入
力されたかどうかを調べる(ステップ401)。
【0057】ここで、送受信エラーのチェック指示が入
力されないと(ステップ401でNO)、ステップ40
1へ戻り、送受信エラーのチェック指示が入力されるの
を待つが、送受信エラーのチェック指示が入力されたと
判断されると(ステップ401でYES)、次に、スレ
ーブユニット200−1〜200−nのユニット番号n
を「0」に設定し(ステップ402)、次に、ユニット
番号nは最後かどうかを調べる(ステップ403)。
【0058】ここで、ユニット番号nが最後でないと判
断されると(ステップ403でNO)、まず、ユニット
番号nのスレーブユニットの送信エラー回数の読み出し
を行なう(ステップ404)。この送信エラー回数の読
み出しは、ユニット番号nのスレーブユニットへ送信エ
ラー回数読み出しメッセージを送信することにより行な
われる。
【0059】そして、ユニット番号nのスレーブユニッ
トから読み出した送信エラー回数を図示しない記憶部に
記憶した後(ステップ405)、次に、ユニット番号n
のスレーブユニットの受信エラー回数の読み出しを行な
う(ステップ406)。この受信エラー回数の読み出し
は、ユニット番号nのスレーブユニットへ受信エラー回
数読み出しメッセージを送信することにより行なわれ
る。
【0060】そして、ユニット番号nのスレーブユニッ
トから読み出した受信エラー回数を図示しない記憶部に
記憶した後(ステップ407)、次に、ユニット番号n
をn+1にインクリメントし(ステップ408)、ステ
ップ403に戻る。
【0061】上記処理を繰り返すことにより、ステップ
403において、ユニット番号nが最後であると判断さ
れると(ステップ403でYES)、上記記憶部に記憶
された送信エラー回数および受信エラー回数によって、
各スレーブユニット200−1〜200−nの送信エラ
ー回数および受信エラー回数の分布を表示制御部420
でモニタ表示し(ステップ409)、この処理を終了す
る。
【0062】なお、上記処理においては、送信エラー回
数と受信エラー回数を別々のメッセージを用いて読み出
してネットワークコンフィグレータ400で取得するよ
うに構成したが、単一のメッセージで送信エラー回数と
受信エラー回数とを同時に読み出して取得するように構
成してもよい。
【0063】図5は、図2に示したネットワークコンフ
ィグレータ400における表示制御部420の表示例を
示す図である。
【0064】図5においては、各スレーブユニット20
0−1〜200−nの送信エラー回数および受信エラー
回数の分布を表示するネットワークコンフィグレータ4
00における表示画面500が図示されている。
【0065】すなわち、図5に示す表示画面500の上
段には、マスタユニットM、スレーブユニットS1〜S
6からなるPLCシステムの接続構成が表示されてお
り、表示画面500の下段には、上記各ユニットの送信
エラー回数および受信エラー回数の分布状態が棒グラフ
で表示されている。
【0066】ここで、同図中、白抜きで表示した棒グラ
フ501は送信エラー回数を示し、斜線で表示した棒グ
ラフ502は受信エラー回数を示す。
【0067】すなわち、図5に示す表示画面500にお
いては、スレーブユニットS1〜S6のうちのスレーブ
ユニットS4を除く他のスレーブユニットは、受信エラ
ー回数が「0」である場合を示している。
【0068】このような構成によれば、各スレーブユニ
ットS1〜Snが通信不能になる以前に微妙な通信レベ
ルの解析が可能になり、また、通信エラーの分布状態を
ネットワークコンフィグレータ400の表示画面500
において視覚的に確認できるので、通信路の問題箇所の
特定が容易になる。
【0069】なお、上記実施例において、送信エラー回
数計数部や受信エラー回数計数部における計数処理とし
て、送信エラー時や受信エラー時には、保持されている
送信エラー回数の値や受信エラー回数の値に所定数を加
算するものとしたが、その所定数として送信エラーの種
類や受信エラーの種類によって異なる数値を加算するよ
うにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、マスタユニットと複数のスレーブユニットとネッ
トワークコンフィグレータとをネットワークを介して接
続し、上記マスタユニットと上記複数のスレーブユニッ
トとの間で上記ネットワークを経由して通信を行なうネ
ットワークシステムにおける通信エラーモニタシステム
において、上記複数のスレーブユニットは、上記マスタ
ユニットとの間の通信における通信エラーを検出する通
信エラー検出手段と、上記通信エラー検出手段で検出し
た通信エラー回数を計数する通信エラー回数計数手段
と、上記通信エラー回数計数手段で計数した通信エラー
回数を上記ネットワークを介して上記ネットワークコン
フィグレータへ送信する送信手段と、を具備し、上記ネ
ットワークコンフィグレータは、上記送信手段により送
信された上記複数のスレーブユニットの通信エラー回数
を上記ネットワークを介して吸い上げる通信手段と、上
記通信手段により吸い上げた上記複数のスレーブユニッ
トの通信エラー回数をモニタ表示する表示手段と、を具
備して構成されているので、各スレーブユニットが通信
不能になる以前に微妙な通信レベルの解析が可能にな
り、また、通信エラーの分布状態をネットワークコンフ
ィグレータにおいて視覚的に確認できるので、通信路の
問題箇所の特定が容易になり、これにより設備全体の立
ち上げ時間を短縮することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信エラーモニタシステムおよび
スレーブユニットおよびネットワークコンフィグレータ
を適用して構成したPLCシステムの一実施の形態の全
体構成を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示したPLCシステムにおけるネットワ
ークコンフィグレータおよび各スレーブユニットの要部
構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したスレーブユニットにおける記憶制
御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図2に示したネットワークコンフィグレータの
動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図2に示したネットワークコンフィグレータに
おける表示制御部の表示例を示す図である。
【図6】従来のPLCシステムの構成の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 マスタユニット 200、200−1〜200−n スレーブユニット 210 通信制御部 220 送信エラー回数計数部 230 受信エラー回数計数部 240 記憶制御部 300 ネットワーク 400 ネットワークコンフィグレータ 410 通信制御部 420 表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB02 JA35 JB14 KA12 KB04 KB06 MC01 5H220 BB10 CC07 CX10 EE09 EE10 EE12 FF10 KK10 LL02 5K033 AA06 BA03 BA08 DA01 DB20 EA06 EA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタユニットと複数のスレーブユニッ
    トとネットワークコンフィグレータとをネットワークを
    介して接続し、上記マスタユニットと上記複数のスレー
    ブユニットとの間で上記ネットワークを経由して通信を
    行なうネットワークシステムにおける通信エラーモニタ
    システムにおいて、 上記複数のスレーブユニットは、 上記マスタユニットとの間の通信における通信エラーを
    検出する通信エラー検出手段と、 上記通信エラー検出手段で検出した通信エラー回数を計
    数する通信エラー回数計数手段と、 上記通信エラー回数計数手段で計数した通信エラー回数
    を上記ネットワークを介して上記ネットワークコンフィ
    グレータへ送信する送信手段と、を具備し、 上記ネットワークコンフィグレータは、 上記送信手段により送信された上記複数のスレーブユニ
    ットの通信エラー回数を上記ネットワークを介して吸い
    上げる通信手段と、 上記通信手段により吸い上げた上記複数のスレーブユニ
    ットの通信エラー回数をモニタ表示する表示手段と、を
    具備することを特徴とする通信エラーモニタシステム。
  2. 【請求項2】 上記表示手段は、上記複数のスレーブユ
    ニットの通信エラー回数の分布状態を上記複数のスレー
    ブユニットに対応してグラフィック表示することを特徴
    とする請求項1記載の通信エラーモニタシステム。
  3. 【請求項3】 ネットワークコンフィグレータとマスタ
    ユニットとが接続されたネットワークに接続され、上記
    マスタユニットと上記ネットワークを経由して通信を行
    なうスレーブユニットにおいて、 上記マスタユニットとの間の通信における通信エラーを
    検出する通信エラー検出手段と、 上記通信エラー検出手段で検出した通信エラー回数を計
    数する通信エラー回数計数手段と、 上記通信エラー回数計数手段で計数した通信エラー回数
    を上記ネットワークを介して上記ネットワークコンフィ
    グレータへ送信する送信手段と、 を具備することを特徴とするスレーブユニット。
  4. 【請求項4】 ネットワークコンフィグレータとマスタ
    ユニットとが接続されたネットワークに接続され、上記
    マスタユニットと上記ネットワークを経由して通信を行
    なうスレーブユニットにおいて、 上記マスタユニットとの間の通信における通信エラーを
    検出する通信エラー検出手段と、 上記通信エラー検出手段により通信エラーが検出される
    と保持されている通信エラー回数の値に所定数を加算
    し、正常通信時は保持されている通信エラー回数の値か
    ら所定数を減算する通信エラー回数計数手段と、 上記通信エラー回数計数手段により保持された通信エラ
    ー回数を入力し、所定の判断をすることで、通信エラー
    回数の最大値を記憶する通信エラー回数記憶制御手段
    と、 上記通信エラー回数記憶制御手段により記憶された通信
    エラー回数値の最大値を上記ネットワークを介して上記
    ネットワークコンフィグレータへ送信する送信手段と、 を具備することを特徴とするスレーブユニット。
  5. 【請求項5】 マスタユニットと複数のスレーブユニッ
    トとが接続されたネットワークに接続され、上記複数の
    スレーブユニットと上記ネットワークを経由して通信を
    行なうネットワークコンフィグレータにおいて、 上記マスタユニットと複数のスレーブユニット間の通信
    における通信エラー回数を上記複数のスレーブユニット
    から上記ネットワークを介して吸い上げる通信手段と、 上記通信手段により吸い上げた上記複数のスレーブユニ
    ットの通信エラー回数をモニタ表示する表示手段と、を
    具備し、 上記表示手段は、上記複数のスレーブユニットの通信エ
    ラー回数の分布状態を上記複数のスレーブユニットに対
    応してグラフィック表示することを特徴とするネットワ
    ークコンフィグレータ。
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