JP2002342972A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002342972A
JP2002342972A JP2001144086A JP2001144086A JP2002342972A JP 2002342972 A JP2002342972 A JP 2002342972A JP 2001144086 A JP2001144086 A JP 2001144086A JP 2001144086 A JP2001144086 A JP 2001144086A JP 2002342972 A JP2002342972 A JP 2002342972A
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optical recording
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JP2001144086A
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Hiroshi Maekawa
博史 前川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直径の細い光ファイバを用いて装置可動部に
接続でき、これにより動作抵抗を小さくでき、高速移動
への適応や消費電力の低減を図れる光ディスク装置を提
供する。 【解決手段】 高速性が不要であるが精密調整が必要と
されるために光束を太くしたほうが良いサーボ信号検出
系15を含む光記録媒体2からの反射光の光路側には光
ファイバを用いず、精密な位置調整が不要で高速化が必
要な光源5から装置可動部3上の分離光学素子12まで
の光路用のみに小さな径の光ファイバ18を用いること
で、光源5の駆動信号を装置可動部3側まで引き回すこ
とがなく、また、記録時の高速変調信号を装置可動部3
側まで引き回すこともない。また、細い径の光ファイバ
18を使用でき、装置可動部3の動作抵抗を小さくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクでは高密度化、高速化、低消
費電力化が進んでいる。これに伴い、メディアから検出
できる再生信号品質はどんどん劣化する。
【0003】多くの情報再生装置では、メディアのアク
セス点に応じて移動する光ピックアップと呼ばれる装置
可動部と、装置に固定され移動しない回路基板及びその
間の接続を行うフレキシブルケーブルなどで構成されて
いる。従来の光ピックアップでは、光源とメディアから
の反射光を電流信号に変換する受光素子とを含む光学系
とを搭載し、受光素子出力信号を装置固定部に配設され
た回路基板まで引き延ばし、回路基板上で信号処理する
ようにしている。
【0004】また、情報記録装置における光源の駆動に
関しても、装置固定部に配設された回路基板上で高速に
変調した信号を発生させ、光ピックアップ(装置可動
部)に搭載されている光源まで電気信号の形で送るよう
にしている。光ピックアップの移動範囲を考えると、回
路基板まで十数cmもの配線距離が必要といえる。この
方式の場合、 ・ノイズに影響されやすい電流、電圧信号を引き回す ・フレキシブルケーブルには対物レンズを駆動するため
の大電流信号もあり、ノイズ源が近い ・記録時の光源変調信号などの高速信号がなまりやすい などの高速化に致命的な不具合がある。
【0005】この点、例えば、特開平5−151610
号公報に示されるように、メディアのアクセス点に応じ
て移動する光ピックアップ可動部と、装置に固定され移
動しない光学系固定部及び回路基板とに分け、光ピック
アップ可動部と光学系固定部とを柔軟性のある偏波面保
存光ファイバを用いて接続するようにした提案例があ
る。この提案例の構成によれば、ノイズの影響を受けや
すい信号を引き回す必要がなく、すぐに回路基板で処理
することができるという利点もある。
【0006】また、特開2000−67458公報によ
る提案例も同様の構成であるが、さらに具体的に偏波面
保存光ファイバの両端に1/4波長板を設けて各種信号
を生成している。即ち、半導体レーザから対物レンズま
での光路を偏波面保存光ファイバとその両側に設けた1
/4波長板とにより構成した例であり、光ファイバを通
した後にメディアからの反射光の偏光を用いて往路と復
路との光を分離し、各種信号を生成するようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの公報例は、共
に往路、復路共通の光路を光ファイバに置き換え、自由
に曲げることができる特性を利用しているものである。
【0008】しかし、問題として挙げられるのは光ファ
イバの太さである。光ファイバに置き換える光路は、通
常数mmの直径を持つ無限系で構成されるべきところで
あり、この直径は光学素子の組み付け精度、部品精度及
びレンズの可動範囲から決定されている。もちろん、現
在でも例えば1mm以下にできれば装置の小型化が図れ
るが、現在の技術では難しいといえる。
【0009】この光路を光ファイバで置き換えるとする
と、直径が光束より太い光ファイバを用いることにな
り、その曲げに要する力は現在一般的なフレキシブルケ
ーブルとは比較にならないほど大きなものになる。即
ち、可動部を動かす力が光ファイバの曲げ抵抗分余計に
必要になる。
【0010】従って、これらの公報等に示される従来例
では、厳密な位置調整が必要なアクチュエータ用のサー
ボ信号生成も光ファイバ出力から生成されることと、加
えて、往路と復路とに共通の光ファイバを用いているこ
とで、小さな直径の光ファイバを用いた場合、その調整
は非常に複雑性、精密性が要求され、光ファイバを用い
るメリットが薄らいでしまう。
【0011】そこで、本発明は、上述したような光ファ
イバの太さの問題を解決し、直径の細い光ファイバを用
いて装置可動部に接続することができ、これにより動作
抵抗を小さくでき、高速移動への適応や消費電力の低減
を図れる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
装置固定部に配設されて光記録媒体に対する照射光を発
する光源と、前記光記録媒体上に照射光を集光させる対
物レンズを含み装置可動部に搭載されたアクチュエータ
と、前記装置可動部に搭載されて前記光源からの光と前
記光記録媒体からの反射光とを分離する分離光学素子
と、前記光記録媒体からの反射光の光路とは分離して前
記光源から前記分離光学素子までの光路の一部を形成す
る光源用光ファイバと、を備える。
【0013】従って、高速性が不要であるが精密調整が
必要とされるために光束を太くしたほうが良いサーボ信
号検出系を含む光記録媒体からの反射光の光路側には光
ファイバを用いず、精密な位置調整が不要で高速化が必
要な光源から装置可動部上の分離光学素子までの光路用
のみに小さな径の光ファイバを用いることで、光源の駆
動信号を装置可動部側まで引き回すことなく安定した発
光が得られ、また、記録時の高速変調信号を装置可動部
側まで引き回すことなく他の信号へのノイズとならない
とともに光源の発光波形もなまらない。また、細い径の
光ファイバを使用できるので、装置可動部の動作抵抗を
小さくすることができ、かつ、装置可動部上への搭載部
品が少なくなるため、装置可動部の小型化、軽量化を図
れる。
【0014】請求項2記載の発明は、光記録媒体に対す
る照射光を発する光源と、前記光記録媒体上に照射光を
集光させる対物レンズを含み装置可動部に搭載されたア
クチュエータと、前記装置可動部に搭載されて前記光源
からの光と前記光記録媒体からの反射光とを分離する分
離光学素子と、前記装置可動部に搭載されて前記光記録
媒体からの反射光の一部からサーボ信号を生成するサー
ボ信号検出系と、装置固定部に配設されて前記光記録媒
体からの反射光中のRF成分を受光するRF用受光素子
と、前記光源からの光路及び前記サーボ信号検出系に対
する光路とは分離して前記分離光学素子から前記RF用
受光素子までの光路を形成するRF用光ファイバと、を
備える。
【0015】従って、高速性が不要であるが精密調整が
必要とされるために光束を太くしたほうが良いサーボ信
号検出系に対しては光ファイバを用いず、精密な位置調
整が不要で高速化が必要な反射光中のRF成分を受光す
るRF用受光素子に対する光路用のみに小さな径の光フ
ァイバを用いることで、光源やアクチュエータの駆動信
号からのノイズによるRF信号の劣化を抑制できる。特
に、RF用光ファイバを用いることにより、高周波であ
るRF信号を光の状態で装置固定部まで伝送できるの
で、ノイズに弱いアナログ微小信号である電流信号を引
き回すことを避け、伝送路による信号のなまりも最小限
に抑えることができる。また、細い径の光ファイバを使
用できるので、装置可動部の動作抵抗を小さくすること
ができ、かつ、装置可動部上への搭載部品が少なくなる
ため、装置可動部の小型化、軽量化を図れる。
【0016】請求項3記載の発明は、装置固定部に配設
されて光記録媒体に対する照射光を発する光源と、前記
光記録媒体上に照射光を集光させる対物レンズを含み装
置可動部に搭載されたアクチュエータと、前記装置可動
部に搭載されて前記光源からの光と前記光記録媒体から
の反射光とを分離する分離光学素子と、前記装置可動部
に搭載されて前記光記録媒体からの反射光の一部からサ
ーボ信号を生成するサーボ信号検出系と、前記装置固定
部に配設されて前記光記録媒体からの反射光中のRF成
分を受光するRF用受光素子と、前記サーボ信号検出系
に対する光路とは分離して前記光源から前記分離光学素
子までの光路及び前記分離光学素子から前記RF用受光
素子までの光路を形成する光源・RF用光ファイバと、
を備える。
【0017】従って、高速性が不要であるが精密調整が
必要とされるために光束を太くしたほうが良いサーボ信
号検出系に対しては光ファイバを用いず、精密な位置調
整が不要で高速化が必要な光源から装置可動部上の分離
光学素子までの光路用及び反射光中のRF成分を受光す
るRF用受光素子に対する光路用のみに小さな径の光フ
ァイバを用いることで、光源の駆動信号を装置可動部側
まで引き回すことなく安定した発光が得られ、また、記
録時の高速変調信号を装置可動部側まで引き回すことな
く他の信号へのノイズとならないとともに光源の発光波
形もなまらない。また、光源やアクチュエータの駆動信
号からのノイズによるRF信号の劣化を抑制できる。特
に、光ファイバを用いることにより、高周波であるRF
信号を光の状態で装置固定部まで伝送できるので、ノイ
ズに弱いアナログ微小信号である電流信号を引き回すこ
とを避け、伝送路による信号のなまりも最小限に抑える
ことができる。また、細い径の光ファイバを使用できる
ので、装置可動部の動作抵抗を小さくすることができ、
かつ、装置可動部上への搭載部品が少なくなるため、装
置可動部の小型化、軽量化を図れる。
【0018】請求項4記載の発明は、光記録媒体に対す
る照射光を発する光源と、前記光記録媒体上に照射光を
集光させる対物レンズを含み装置可動部に搭載されたア
クチュエータと、前記装置可動部に搭載されて前記光源
からの光と前記光記録媒体からの反射光とを分離する分
離光学素子と、前記装置可動部に搭載されて前記光記録
媒体からの反射光を複数に分割して各々集光させる機能
を有するホログラム素子と、前記装置可動部と装置固定
部との間の光路を形成し前記ホログラム素子により分割
されて各々集光される分割光が一端から入射される複数
本の光ファイバと、前記装置固定部に配設されて複数本
の前記光ファイバ他端からの出射光を各々受光する分割
受光素子と、を備える。
【0019】従って、光記録媒体からの反射光をホログ
ラム素子を用いて複数に分割し光ファイバに入射させ、
光ファイバにより装置固定部に配設された分割受光素子
まで光の状態で伝達して信号処理させているので、請求
項2記載の発明の作用・効果に加えて、サーボ信号検出
系とRF信号生成系とを共通化でき、さらに調整の容易
なホログラム素子を用いることにより、光学調整を大幅
に簡略化させることができる。
【0020】請求項5記載の発明は、装置固定部に配設
されて光記録媒体に対する照射光を発する光源と、前記
光記録媒体上に照射光を集光させる対物レンズを含み装
置可動部に搭載されたアクチュエータと、前記装置可動
部に搭載されて前記光源からの光と前記光記録媒体から
の反射光とを分離する分離光学素子と、前記装置可動部
に搭載されて前記光源からの光を前記アクチュエータに
導くと共に前記光記録媒体からの反射光を複数に分割し
て各々集光させる機能を有するホログラム素子と、前記
装置可動部と前記装置固定部との間の光路を形成し前記
光源からの光を一端から出射させて前記ホログラム素子
に入射させるとともに前記ホログラム素子により分割さ
れて各々集光される分割光が一端から入射される複数本
の光ファイバと、前記光源からの光を光源用の前記光フ
ァイバの他端側から入射させる入射用光学系と、前記装
置固定部に配設されて複数本の前記光ファイバ他端から
の出射光を各々受光する分割受光素子と、を備える。
【0021】従って、ホログラム素子に光源から出射さ
れた光も光ファイバを用いてアクチュエータに伝送させ
る機能を持たせているので、請求項3記載の発明の作用
・効果に加えて、サーボ信号検出系とRF信号生成系と
を共通化でき、さらに調整の容易なホログラム素子を用
いることにより、光学調整を大幅に簡略化させることが
できる。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項5記載の光
ディスク装置において、前記ホログラム素子は、当該ホ
ログラム素子を通過する前記光源からの光の一部を反射
させ、光源用の光ファイバとは別の新たなモニタ用光フ
ァイバの一端に集光して入射させる機能を有し、前記装
置固定部に配設されて前記モニタ用光ファイバの他端か
ら出射される光を受光する光源光量制御用の光量モニタ
用受光素子を備える。
【0023】従って、ホログラム素子で反射された光源
からの出射光を光ファイバを通して光量モニタ用受光素
子で受光し、そのモニタ信号をもとに光源の光量制御を
行わせることで、装置固定部に配設された光源から光フ
ァイバまでの光学系を簡単化することができるととも
に、光量モニタ用受光素子の配置自由度が高まり、他の
分割受光素子と同チップに搭載することも可能になる。
【0024】請求項7記載の発明は、請求項4ないし6
の何れか一記載の光ディスク装置において、複数本の前
記光ファイバの一端側は、前記ホログラム素子内で一列
に並んでいる。
【0025】従って、ホログラム素子に内蔵される複数
本の光ファイバ一端側は一列に並んでいるので、複数本
の光ファイバを平面状に束ねることができ、光ファイバ
の曲げ抵抗を小さくすることができる。
【0026】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一記載の光ディスク装置において、前記装置固
定部に配設される前記光源又はこの光源を駆動するため
の光源駆動回路は、放熱部材に直接的又は間接的に接触
させて配設されている。
【0027】従って、光源又はその光源駆動回路を装置
固定部に配設し放熱部材に接触させ放熱させているの
で、光源自身又はその光源駆動回路及び装置内温度の上
昇を抑えることができ、温度変動による装置の性能劣化
などを防ぐことができる。即ち、光源を装置固定部に配
設することで、光源近傍に設置する必要があり発熱量の
大きい光源駆動回路や光源自体を放熱効果の高い部材、
例えば外装の鉄板などに接触させることが可能になる。
【0028】請求項9記載の発明は、請求項1ないし8
の何れか一記載の光ディスク装置において、前記装置固
定部に配設される前記光源は、複数の半導体レーザから
なる。
【0029】従って、装置固定部に配設された光源とし
て、複数の半導体レーザを用いているので、波長、パワ
ーなど異なった特性の半導体レーザを複数個搭載しても
装置可動部の搭載部品や重量が変わらないため、様々な
タイプの光記録媒体に対して前述の請求項1ないし8記
載の光ディスク装置に適用することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1は、本実施の形態の光ディス
ク装置の概略構成例を示し、概略的には、装置本体に固
定されている装置固定部1と、スピンドルモータ(図示
せず)等の駆動源により回転駆動される光記録媒体2の
任意の個所にアクセスするためにシークモータ(図示せ
ず)等の駆動源により光記録媒体2の半径方向にシーク
移動される装置可動部3とにより構成されている。
【0031】装置固定部1には、光記録媒体2上の特定
個所に光スポットを制御するために必要なフォーカスエ
ラー信号FEやトラックエラー信号TEなどのサーボ信
号を演算するサーボ信号処理回路4や、光源(一般的に
は、半導体レーザ)5を再生/記録パワーで発光させる
ためのレーザ駆動回路6、光記録媒体2から再生された
RF信号の品質を改善する波形等化回路7、この波形等
化回路7による波形等化後のRF信号からデータを取り
出す復調回路、各回路を制御するCPUなどからなる回
路基板等が配設されている。また、この装置固定部1に
は光源5や光記録媒体2からの反射光中のRF成分を受
光するためのRF用受光素子8も配設されている。
【0032】一方、装置可動部3には、光記録媒体2上
に光スポットを集光させるための反射ミラー9及び対物
レンズ10を含み、サーボ信号処理回路4から伝達され
た制御信号により対物レンズ10の位置を制御するアク
チュエータ11が搭載されている。この他、この装置可
動部3には、光源5からの光と光記録媒体2からの反射
光とを分離するための分離光学素子12が搭載されてい
る。さらに、この分離光学素子12により分離された光
記録媒体2からの反射光をサーボ信号用とRF信号用と
に2分するハーフミラー13及びミラー14、これらの
ハーフミラー13を透過しミラー14で反射された反射
光中のサーボ信号用成分を受光してサーボ信号検出系を
構成するサーボ信号用分割受光素子15、このサーボ信
号用分割受光素子15に対する集光用レンズ16も装置
可動部3に搭載されている。
【0033】装置可動部3内のサーボ信号用分割受光素
子15と装置固定部1内のサーボ信号処理回路4との間
は信号線17を介して接続されている。また、装置可動
部3と装置固定部1との間に設けられて光源5と分離光
学素子12との間の光路を形成する光源用光ファイバ1
8が設けられている。装置固定部1内においては、光源
5からの光を光源用光ファイバ18の一端に集光して入
射させるレンズ19が設けられ、装置可動部3内には光
源用光ファイバ18の他端から出射される光を所定径の
ビームに変換して分離光学素子12に入射させるレンズ
系20が搭載されている。即ち、光源用光ファイバ18
は光記録媒体2からの反射光の光路とは分離して光源5
から分離光学素子12までの光路の一部を形成してい
る。
【0034】また、装置可動部3と装置固定部1との間
に設けられてハーフミラー13による反射側とRF用受
光素子8との間の光路を形成するRF用光ファイバ21
が設けられている。装置可動部3内にはハーフミラー1
3による反射光を集光してRF用光ファイバ21の他端
から入射させるレンズ系22が搭載され、装置固定部1
内においては、RF用光ファイバ21の一端から出射さ
れる光をRF用受光素子8に対して集光させるレンズ2
3が設けられている。即ち、RF用光ファイバ21は光
源5からの光路及びサーボ信号検出系(サーボ信号用分
割受光素子15)に対する光路とは分離して分離光学素
子12からRF用受光素子8までの光路を形成してい
る。
【0035】本実施の形態で、サーボ信号検出系(サー
ボ信号用分割受光素子15)のみ別扱いにしている理由
は、サーボ信号検出系はサーボ信号用分割受光素子15
上の分割線交点に正確に光束中心を調整する必要がある
ためである。このため、途中の光路に光ファイバなどの
可動部がないほうが問題を生じにくい。よって、装置可
動部3内で閉じた構成で信号を生成するようにさせてい
る。
【0036】なお、図1に示す構成に関し、光源用光フ
ァイバ18を用いることを主眼とする一つの発明にあっ
ては、RF信号処理、サーボ信号処理に関しては特に図
1に示すような構成をとる必要がなく、例えば、RF用
受光素子8が装置可動部3に搭載されていたり、サーボ
信号用分割受光素子15と共有化されていてもよい。
【0037】従って、光源用光ファイバ18を用いるこ
とを主眼とする一つの発明にあっては、高速性が不要で
あるが精密調整が必要とされるために光束を太くしたほ
うが良いサーボ信号検出系(サーボ信号用分割受光素子
15)を含む光記録媒体2からの反射光の光路側には光
ファイバを用いず、精密な位置調整が不要で高速化が必
要な光源5から装置可動部3上の分離光学素子12まで
の光路用のみに小さな径の光ファイバ(光源用光ファイ
バ18)を用いることで、光源5の駆動信号を装置可動
部3側まで引き回すことなく安定した発光が得られる。
また、記録時の高速変調信号を装置可動部3側まで引き
回すことなく他の信号へのノイズとならないとともに光
源5の発光波形もなまらない。また、細い径の光ファイ
バ(光源用光ファイバ18)を使用できるので、装置可
動部3の動作抵抗を小さくすることができる。併せて、
装置可動部3上への搭載部品が少なくなるため、装置可
動部3の小型化、軽量化を図ることもできる。また、前
述した公報等に示される従来例の場合には、光磁気ディ
スクに対応するため偏波面保存光ファイバという特殊な
特性のファイバを用いているが、相変化型光ディスクの
場合や往路と復路とを独立させて光ファイバを用いる場
合には、一般的な特性の光ファイバで実現することがで
きる。
【0038】また、光源5を装置固定部1に配設させる
構成をとる場合、レーザの発光により発熱する光源5自
身及びその駆動電流を供給するレーザ駆動回路6の放熱
方法を考慮すると、光源5及びその駆動回路6の配置を
工夫するだけで放熱効果が高い外装金属板やシャーシな
どの放熱部材に直接的又は熱伝導率の高いゴムなどを介
して間接的に接触させて設けることができる。これによ
り、光源5自身又はその光源駆動回路6及び装置内温度
の上昇を抑えることができ、温度変動による装置の性能
劣化などを防ぐことができる。
【0039】また、図1に示す構成に関し、RF用光フ
ァイバ21を用いることを主眼とする一つの発明にあっ
ては、光源5については特に図1に示すような構成をと
る必要がなく、例えば、光源5が装置可動部3に搭載さ
れていてもよい。
【0040】従って、RF用光ファイバ21を用いるこ
とを主眼とする一つの発明にあっては、高速性が不要で
あるが精密調整が必要とされるために光束を太くしたほ
うが良いサーボ信号検出系(サーボ信号用分割受光素子
15)に対しては光ファイバを用いず、精密な位置調整
が不要で高速化が必要な反射光中のRF成分を受光する
RF用受光素子8に対する光路用のみに小さな径の光フ
ァイバ(RF用光ファイバ21)を用いることで、光源
5やアクチュエータ11の駆動信号からのノイズによる
RF信号の劣化を抑制できる。特に、RF用光ファイバ
21を用いることにより、高周波であるRF信号を装置
可動部3から光の状態で装置固定部1まで伝送できるの
で、ノイズに弱いアナログ微小信号である電流信号を引
き回すことを避け、伝送路による信号のなまりも最小限
に抑えることができる。また、細い径の光ファイバ(R
F用光ファイバ21)を使用できるので、装置可動部3
の動作抵抗を小さくすることができる。併せて、装置可
動部3上への搭載部品が少なくなるため、装置可動部3
の小型化、軽量化を図ることができる。
【0041】また、図1に示す構成に関して、或る一つ
の発明では、光源用光ファイバ18とRF用光ファイバ
21とを共通化させて1本の光源・RF用光ファイバと
して構成するようにしてもよい。この場合、装置可動部
3内の光学系を簡略化できるが、装置固定部1において
光源5と光記録媒体2からの反射光の一部でRF信号成
分を分離する分離光学素子を配設させることになる。
【0042】本発明の第二の実施の形態を図2ないし図
5に基づいて説明する。第一の実施の形態で示した部分
と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。
まず、装置可動部3側に関しては、アクチュエータ11
は第一の実施の形態の場合と同様であるが、分離光学素
子12、ハーフミラー13、ミラー14、サーボ信号用
分割受光素子15等に代えて特殊な回折格子を有するホ
ログラム素子31が搭載されている。また、装置固定部
1側にあっては、RF用受光素子8に代えて、RF用と
サーボ用とを兼用する分割受光素子32が配設されてい
る。
【0043】図3にホログラム素子31の構成例を示
す。このホログラム素子31には特殊な回折格子である
グレーティング33が搭載されているが、レンズやミラ
ーと一体化させることで、様々な光学系を集約させて各
種機能を持たせたものもある。これにより所望の位置へ
の集光や、一点からの出射光を平行光に変換してホログ
ラム素子31から出射させることもできる。
【0044】本実施の形態のホログラム素子31には複
数本、例えば、6本の光ファイバ34a〜34fの一端
が接続されている。各々の内訳は、光記録媒体2からの
反射光をA〜Dなる成分に分割させる機能と、光源5か
らの光をアクチュエータ11側に向けてレーザ出射光と
して出射させる機能と、このレーザ出射光の一部をグレ
ーティング33部分で反射させ再度集光させてレーザモ
ニタ光として出射させる機能とを持つ。各々の集光点又
は出射点に光ファイバ34a〜34fの一端がある。
【0045】このようなホログラム素子31を用いる利
点は、既にホログラム素子自体が完成された光学系であ
るため、複数の光ファイバ34a〜34f毎の新たな調
整が不要であることである。サーボ信号検出系は前述し
たように調整に精密性が要求される。特に、光ファイバ
という可動体の一端を固定する位置精度は粗いため調整
には手間がかかるが、光ファイバ34a〜34fの一端
がホログラム素子31内に取り込まれ、このホログラム
素子31内で既に調整されているため、ホログラム素子
31とアクチュエータ11との位置を合わせる調整を行
えばよい。よって、サーボ信号検出系を調整の難しさか
ら装置可動部3に分離して搭載する必要性がなくなる。
【0046】ホログラム素子31からつながる複数の光
ファイバ34a〜34fは装置固定部1まで引き延ばさ
れ、装置固定部1の光源5や分割受光素子32に各々光
学的に接続される。レーザモニタ光は光源5の出射光量
を監視し、常に所望の光量でレーザを発光させる制御に
用いる。
【0047】従来のサーボ用分割受光素子100は図4
(a)に示すように4分割のものを基準に8分割など、
そのサーボ信号処理方法により様々である。ホログラム
素子31では受光素子配置は比較的自由に決定できるの
で、光源5や分割受光素子32との対応関係を示す図4
(b)のように一列に並んだ構成とすることが望まし
い。これは、ホログラム素子31と装置固定部1との接
続部に用いる複数の光ファイバ34a〜34fを束ねた
場合の厚みを薄くするためである。ここでは、分割受光
素子32だけでなくレーザ出射部やレーザモニタ部も並
んでいる。ホログラム素子31の光ファイバ34a〜3
4fの一端が一列に並んでいる場合、複数の光ファイバ
34a〜34fは図5に示すように光ファイバアレイ3
5として形成することで厚みが最も薄くなり、折り曲げ
抵抗が小さくなる。装置可動部3に接続されるためには
折り曲げ抵抗が低いほどよく、この構成が適している。
【0048】もっとも、ホログラム素子31の光ファイ
バ34a〜34fの一端を一列にすると横方向長さが大
きい素子形状になってしまうため、装置可動部3の構成
によってはレイアウト的に不具合が出る可能性がある。
よって、一列に限らず複数の光ファイバ34a〜34f
が平面的に束ねやすい2列や千鳥状にする方が良いこと
もあるが、同様の効果は期待できる。
【0049】これらの図面に示す構成に関し、ホログラ
ム素子31を用いることを主眼とする一つの発明にあっ
ては、レーザ出射系及びレーザモニタ系はホログラム素
子31に搭載する必要は必ずしもない。
【0050】従って、本実施の形態によれば、光記録媒
体2からの反射光をホログラム素子31を用いて複数に
分割し光ファイバ34に入射させ、光ファイバ34によ
り装置固定部1に配設された分割受光素子32まで光の
状態で伝達して信号処理させているので、RF用光ファ
イバ21を用いる場合と同様の作用・効果に加えて、サ
ーボ信号検出系とRF信号生成系とを共通化することが
できる。さらに調整の容易なホログラム素子31を用い
ることにより、光学調整を大幅に簡略化させることがで
きる。
【0051】本発明の第三の実施の形態を図6に基づい
て説明する。本実施の形態では、装置固定部1中に配設
される光源5に関して、波長の異なるレーザ光を出射さ
せる複数個、例えば2個の半導体レーザ5a,5bを用
い、これらの半導体レーザ5a,45bの出射光を共通
の光ファイバ41を用いてアクチュエータ11まで伝送
させるようにしたものである。
【0052】具体的には図6に示すように、2つの半導
体レーザ5a,5bが出射する出射光の偏光の違いを利
用してビームスプリッタ42で光路を変化させレンズ4
3等を介して光ファイバ41の一端に入射させる。
【0053】現在でもCD系とDVD系との両方をサポ
ートする再生装置では、異なる波長のレーザが必要なた
め、装置可動部に2つの半導体レーザを搭載している
が、装置可動部が大きく、かつ、重くなってしまい、高
速アクセスに向かない。この点、本実施の形態によれ
ば、光源5は装置固定部1に配設でき同一の光ファイバ
41で光を伝送するため、半導体レーザを幾つ搭載して
も装置可動部3の重量は変わることはなく、高速アクセ
スに何ら支障を来たさない。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、高速性が
不要であるが精密調整が必要とされるために光束を太く
したほうが良いサーボ信号検出系を含む光記録媒体から
の反射光の光路側には光ファイバを用いず、精密な位置
調整が不要で高速化が必要な光源から装置可動部上の分
離光学素子までの光路用のみに小さな径の光ファイバを
用いることで、光源の駆動信号を装置可動部側まで引き
回すことなく安定した発光を得ることができ、また、記
録時の高速変調信号を装置可動部側まで引き回すことな
く他の信号へのノイズとならないとともに光源の発光波
形もなまることがなく、また、細い径の光ファイバを使
用できるので、装置可動部の動作抵抗を小さくすること
ができ、かつ、装置可動部上への搭載部品が少なくなる
ため、装置可動部の小型化、軽量化を図ることができ
る。
【0055】請求項2記載の発明によれば、高速性が不
要であるが精密調整が必要とされるために光束を太くし
たほうが良いサーボ信号検出系に対しては光ファイバを
用いず、精密な位置調整が不要で高速化が必要な反射光
中のRF成分を受光するRF用受光素子に対する光路用
のみに小さな径の光ファイバを用いることで、光源やア
クチュエータの駆動信号からのノイズによるRF信号の
劣化を抑制することができ、特に、RF用光ファイバを
用いることにより、高周波であるRF信号を光の状態で
装置固定部まで伝送できるので、ノイズに弱いアナログ
微小信号である電流信号を引き回すことを避け、伝送路
による信号のなまりも最小限に抑えることができ、ま
た、細い径の光ファイバを使用できるので、装置可動部
の動作抵抗を小さくすることができ、かつ、装置可動部
上への搭載部品が少なくなるため、装置可動部の小型
化、軽量化を図ることができる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、高速性が不
要であるが精密調整が必要とされるために光束を太くし
たほうが良いサーボ信号検出系に対しては光ファイバを
用いず、精密な位置調整が不要で高速化が必要な光源か
ら装置可動部上の分離光学素子までの光路用及び反射光
中のRF成分を受光するRF用受光素子に対する光路用
のみに小さな径の光ファイバを用いることで、光源の駆
動信号を装置可動部側まで引き回すことなく安定した発
光を得ることができ、また、記録時の高速変調信号を装
置可動部側まで引き回すことなく他の信号へのノイズと
ならないとともに光源の発光波形もなまることがなく、
また、光源やアクチュエータの駆動信号からのノイズに
よるRF信号の劣化を抑制でき、特に、光ファイバを用
いることにより、高周波であるRF信号を光の状態で装
置固定部まで伝送できるので、ノイズに弱いアナログ微
小信号である電流信号を引き回すことを避け、伝送路に
よる信号のなまりも最小限に抑えることができ、また、
細い径の光ファイバを使用できるので、装置可動部の動
作抵抗を小さくすることができ、かつ、装置可動部上へ
の搭載部品が少なくなるため、装置可動部の小型化、軽
量化を図ることができる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、光記録媒体
からの反射光をホログラム素子を用いて複数に分割し光
ファイバに入射させ、光ファイバにより装置固定部に配
設された分割受光素子まで光の状態で伝達して信号処理
させているので、請求項2記載の発明の効果に加えて、
サーボ信号検出系とRF信号生成系とを共通化でき、さ
らに調整の容易なホログラム素子を用いることにより、
光学調整を大幅に簡略化させることができる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、ホログラム
素子に光源から出射された光も光ファイバを用いてアク
チュエータに伝送させる機能を持たせているので、請求
項3記載の発明の作用・効果に加えて、サーボ信号検出
系とRF信号生成系とを共通化でき、さらに調整の容易
なホログラム素子を用いることにより、光学調整を大幅
に簡略化させることができる。
【0059】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の光ディスク装置において、ホログラム素子で反射さ
れた光源からの出射光を光ファイバを通して光量モニタ
用受光素子で受光し、そのモニタ信号をもとに光源の光
量制御を行わせることで、装置固定部に配設された光源
から光ファイバまでの光学系を簡単化することができる
とともに、光量モニタ用受光素子の配置自由度が高ま
り、他の分割受光素子と同チップに搭載することも可能
になる。
【0060】請求項7記載の発明によれば、請求項4な
いし6の何れか一記載の光ディスク装置において、ホロ
グラム素子に内蔵される複数本の光ファイバ一端側は一
列に並んでいるので、複数本の光ファイバを平面状に束
ねることができ、光ファイバの曲げ抵抗を小さくするこ
とができる。
【0061】請求項8記載の発明によれば、請求項1な
いし7の何れか一記載の光ディスク装置において、光源
又はその光源駆動回路を装置固定部に配設し放熱部材に
接触させ放熱させているので、光源自身又はその光源駆
動回路及び装置内温度の上昇を抑えることができ、温度
変動による装置の性能劣化などを防ぐことができる。即
ち、光源を装置固定部に配設することで、光源近傍に設
置する必要があり発熱量の大きい光源駆動回路や光源自
体を放熱効果の高い部材、例えば外装の鉄板などに接触
させることが可能になる。
【0062】請求項9記載の発明によれば、装置固定部
に配設された光源として、複数の半導体レーザを用いて
いるので、波長、パワーなど異なった特性の半導体レー
ザを複数個搭載しても装置可動部の搭載部品や重量が変
わらないため、様々なタイプの光記録媒体に対して前述
の請求項1ないし8記載の光ディスク装置に適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す光ディスク装
置の概略構成図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態を示す光ディスク装
置の概略構成図である。
【図3】そのホログラム素子の構成例を示す概略断面図
である。
【図4】従来例と対比して示すホログラム素子内部の平
面的構成図である。
【図5】アレイ構造例を示す光ファイバの斜視図であ
る。
【図6】本発明の第三の実施の形態を示す光ディスク装
置の光源付近の概略構成図である。
【符号の説明】
1 装置固定部 2 光記録媒体 3 装置可動部 5 光源 5a,5b 半導体レーザ 6 光源駆動回路 8 RF用受光素子 10 対物レンズ 11 アクチュエータ 12 分離光学素子 15 サーボ信号検出系 18 光源用の光ファイバ 21 RF用光ファイバ 31 ホログラム素子 32 分割受光素子 34 複数本の光ファイバ 41 光ファイバ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置固定部に配設されて光記録媒体に対
    する照射光を発する光源と、 前記光記録媒体上に照射光を集光させる対物レンズを含
    み装置可動部に搭載されたアクチュエータと、 前記装置可動部に搭載されて前記光源からの光と前記光
    記録媒体からの反射光とを分離する分離光学素子と、 前記光記録媒体からの反射光の光路とは分離して前記光
    源から前記分離光学素子までの光路の一部を形成する光
    源用光ファイバと、を備える光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光記録媒体に対する照射光を発する光源
    と、 前記光記録媒体上に照射光を集光させる対物レンズを含
    み装置可動部に搭載されたアクチュエータと、 前記装置可動部に搭載されて前記光源からの光と前記光
    記録媒体からの反射光とを分離する分離光学素子と、 前記装置可動部に搭載されて前記光記録媒体からの反射
    光の一部からサーボ信号を生成するサーボ信号検出系
    と、 装置固定部に配設されて前記光記録媒体からの反射光中
    のRF成分を受光するRF用受光素子と、 前記光源からの光路及び前記サーボ信号検出系に対する
    光路とは分離して前記分離光学素子から前記RF用受光
    素子までの光路を形成するRF用光ファイバと、を備え
    る光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 装置固定部に配設されて光記録媒体に対
    する照射光を発する光源と、 前記光記録媒体上に照射光を集光させる対物レンズを含
    み装置可動部に搭載されたアクチュエータと、 前記装置可動部に搭載されて前記光源からの光と前記光
    記録媒体からの反射光とを分離する分離光学素子と、 前記装置可動部に搭載されて前記光記録媒体からの反射
    光の一部からサーボ信号を生成するサーボ信号検出系
    と、 前記装置固定部に配設されて前記光記録媒体からの反射
    光中のRF成分を受光するRF用受光素子と、 前記サーボ信号検出系に対する光路とは分離して前記光
    源から前記分離光学素子までの光路及び前記分離光学素
    子から前記RF用受光素子までの光路を形成する光源・
    RF用光ファイバと、を備える光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光記録媒体に対する照射光を発する光源
    と、 前記光記録媒体上に照射光を集光させる対物レンズを含
    み装置可動部に搭載されたアクチュエータと、 前記装置可動部に搭載されて前記光源からの光と前記光
    記録媒体からの反射光とを分離する分離光学素子と、 前記装置可動部に搭載されて前記光記録媒体からの反射
    光を複数に分割して各々集光させる機能を有するホログ
    ラム素子と、 前記装置可動部と装置固定部との間の光路を形成し前記
    ホログラム素子により分割されて各々集光される分割光
    が一端から入射される複数本の光ファイバと、 前記装置固定部に配設されて複数本の前記光ファイバ他
    端からの出射光を各々受光する分割受光素子と、を備え
    る光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 装置固定部に配設されて光記録媒体に対
    する照射光を発する光源と、 前記光記録媒体上に照射光を集光させる対物レンズを含
    み装置可動部に搭載されたアクチュエータと、 前記装置可動部に搭載されて前記光源からの光と前記光
    記録媒体からの反射光とを分離する分離光学素子と、 前記装置可動部に搭載されて前記光源からの光を前記ア
    クチュエータに導くと共に前記光記録媒体からの反射光
    を複数に分割して各々集光させる機能を有するホログラ
    ム素子と、 前記装置可動部と前記装置固定部との間の光路を形成し
    前記光源からの光を一端から出射させて前記ホログラム
    素子に入射させるとともに前記ホログラム素子により分
    割されて各々集光される分割光が一端から入射される複
    数本の光ファイバと、 前記光源からの光を光源用の前記光ファイバの他端側か
    ら入射させる入射用光学系と、 前記装置固定部に配設されて複数本の前記光ファイバ他
    端からの出射光を各々受光する分割受光素子と、を備え
    る光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記ホログラム素子は、当該ホログラム
    素子を通過する前記光源からの光の一部を反射させ、光
    源用光ファイバとは別の新たなモニタ用光ファイバの一
    端に集光して入射させる機能を有し、前記装置固定部に
    配設されて前記モニタ用光ファイバの他端から出射され
    る光を受光する光源光量制御用の光量モニタ用受光素子
    を備える請求項5記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 複数本の前記光ファイバの一端側は、前
    記ホログラム素子内で一列に並んでいる請求項4ないし
    6の何れか一記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記装置固定部に配設される前記光源又
    はこの光源を駆動するための光源駆動回路は、放熱部材
    に直接的又は間接的に接触させて配設されている請求項
    1ないし7の何れか一記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記装置固定部に配設される前記光源
    は、複数の半導体レーザからなる請求項1ないし8の何
    れか一記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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