JP2002342260A - Usb送信制御回路およびその制御方法 - Google Patents

Usb送信制御回路およびその制御方法

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JP2002342260A
JP2002342260A JP2001152183A JP2001152183A JP2002342260A JP 2002342260 A JP2002342260 A JP 2002342260A JP 2001152183 A JP2001152183 A JP 2001152183A JP 2001152183 A JP2001152183 A JP 2001152183A JP 2002342260 A JP2002342260 A JP 2002342260A
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usb
transmission
bus
fifo
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Akihiro Nozaki
暁弘 野崎
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Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率よく少ないFIFOサイズで、USBバス
上のアイドル状態を削減し、かつUSBパケット中の実
質データ以外のヘッダ部分、チェックコードの送信回数
を削減し、USBバスを効率的に使用する。 【解決手段】外部メモリ102内のデータと、USB送
信データを生成するブロック107,109との間のデ
ータ受け渡しを行う手段としてのFIFOメモリ、バス
・アービタ及びDMAコントローラ105と、このFI
FOントローラ106により、FIFOメモリ108に
書き込まれたデータ量とUSBバス上に送出したデータ
量との差分を算出する手段とを有するシステムにおい
て、FIFOメモリ108にデータを書き込むDMA要
求に対するバス・アービタ103からのバス使用を許可
するアクノリッジ信号206により、USBバス122
上へのデータ送信を開始する送信手段を有することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMAコントロー
ラ及びFIFOメモリを有するUSB送信制御回路およ
びその送信制御方法に関し、特に、USBバスを効率的
に使用する為のデータ転送方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、手軽にパソコン周辺機器を接続で
きるという点で、USB(Universal Ser
ial Bus)を用いるUSBデバイスが急速に普及
している。これにより、1つのUSBポートに接続され
るデバイスの数も増加する為、接続された複数のデバイ
スに対し、効率よくデータ転送行えるDMA制御、FI
FOメモリ制御及び送信スケジューリング管理が要求さ
れている。
【0003】このUSBデバイスは、現在のPCインタ
フェースの統合化や、初心者でも手軽にパソコン周辺機
器を接続でき、パソコンの電源が入った状態で抜き差し
ができるといった点で、また携帯端末及び、PCカード
等の、特に低い消費電力が望まれている分野で、有効で
ある。さらに、Bluetooth無線システムにおい
て、Bluetoothハードウェアとホストのインタ
フェースとして、USB、UART、PCMCIAが使
用される事を考えると、低い消費電力でUSBバスを効
率よく使用できる手法として、特に有効である。
【0004】このUSBを搭載する場合、1)システム
内に、高速アクセスが可能なメモリを搭載し、通信の高
速化をはかるため、消費電力が増加し、コストが高くな
る点、また、システムバスの多ビット化し、通信の高速
化をはかるため、基板面積が拡大し、バスの増加による
消費電力が増加する点、さらに、システムクロックの動
作速度の高速化による消費電力の増加、またFIFOサ
イズの拡大による、チップサイズの拡大、コストの高く
なる点で問題がある。
【0005】このようなUSB送信制御回路は、一般
に、外部メモリ上のデータを回路内部に取り込む為のD
MAコントローラ及びDMAにより取り込んだデータを
格納する為のFIFOメモリを有し、データ転送を実現
するものが殆んどである。
【0006】これらの要請に応えるために、例えば、特
開平8−70359号公報(従来例1)に開示されてい
るように、送信データを格納する同期式先入先出(以下
FIFOメモリという)及び、FIFOメモリに書き込
まれたデータ量と、読み出したデータ量の差を算出する
カウンタを備える事で、データ転送を高速に行う方法が
ある。また、また、特開平11−134394号公報
(従来例2)に開示されているように、DMA制御付き
FIFOメモリを搭載し、バースト転送を行う方法が提
案されている。
【0007】この従来例1のブロック図を図17に示
す。図17において、データ受渡し部2は、FIFOメ
モリ11に加え、入出力処理部(入出力処理手段)1か
らFIFOメモリ11に書き込まれたデータ量とFIF
Oメモリ11からデータ処理部3に読み込まれたデータ
量との差を算出するカウンタ(データ量差算出手段)1
2を備え、データ処理部3の側のCPUが任意のタイミ
ングでカウンタ12の値からFIFOメモリ11内のデ
ータ量を検知し、バーストモードにして同期式先入先出
メモリ11内のデータを連続的に読み込んだり、あるい
はDMAモードにしてDMAコントローラにFIFOメ
モリ11内のデータを読み込ませる。
【0008】この入力処理部1を、外部メモリからのデ
ータをFIFO11に書き込むDMAコントローラ、デ
ータ処理部3をUSBバスへのデータ出力処理部とす
る。データ処理部3、つまりUSBバスデータ処理部
は、任意のタイミングで、FIFO11内のデータを引
き取りUSBバス上にデータを出力するという動作とな
る。従って、USBバスデータ処理部3によっては、
メモリ上の一塊りのデータを、複数回に分割して送信す
る事が考えられる。
【0009】図18、図19は、一般のUSBパケット
の詳細構成を示す配置図である。この場合、パケット
は、トークンフェーズ,データフェーズ,ハンドシェー
クフェーズとからなる。このパケットのヘッダ部分(ト
ークンフェーズ)には、8ビットの同期パターン(SY
NC) 8ビットの転送タイプ(PID)、送信先のデ
バイスに対する7ビットのアドレス(ADR)、デバイ
スのエンドを示す4ビットのエンドポイント(EP)、
デバイスデータの最後に付加される4ビットのチェック
コード(CRC)からなり、データフェーズは、同様の
同期パターン(SYNC)、転送タイプ(PID)、0
〜1023バイトの送信データ、16ビットのチェック
コード(CRC)からなり、ハンドシェークフェーズ
は、同期パターン(SYNC)、転送タイプ(PID)
からなる。
【0010】また、図19のように、1つのUSBパケ
ットで送信する場合、それぞれ1つのトークンフェー
ズ,データフェーズ,ハンドシェークフェーズからな
り、(8×N+80)ビットタイムを用し、2つのUS
Bパケットに分割して送信する場合、(8×N+16
0)ビットタイムを用することになる。なお、これらは
実質データではなく、一塊りのデータを、複数のパケッ
トに分割して送信する事で、実質データ以外のデータ量
が増加し、データ転送効率が低減するという問題があ
る。
【0011】また、従来例2のブロック図を図20に示
す。図20において、一方が32bitデータバス12
3aに、他方が16bitデータバス122aに接続さ
れている2つの32バイトのFIFOとDMA制御機能
を含むFIFO制御部を持つDMA制御付FIFO11
2は、DMA要求(REQ−B)により、I/Oデバイ
ス113から一方のFIFOにDMA転送にてデータを
受信する。他方のFIFOは、1回のDMA転送バース
ト長分のデータを受信した後、一方のFIFOに受信デ
ータをロードする。一方のFIFOがデータを受け取っ
た後、DMA制御付FIFO112からのDMA要求
(REQ−A)により、DMAC104aは、一方のF
IFOからDMA転送にてデータを受信する。一方のF
IFOがDMAC104aにデータを送信しているのと
同時に、I/Oデバイス113が他方のFIFOに次の
データを送信する。
【0012】この場合、I/Oデバイス113を外部メ
モリ102a、システムコントローラ111部分をUS
Bバス122aへのデータ出力 処理部とする。システ
ムコントローラ131部分つまりUSBバスデータ処理
部は、外部メモリから1回のDMA転送バースト長分の
データをFIFOに書き込むまで、何も処理が行えず、
従って、USBバス上には、データ転送を行っていない
アイドル状態が増加し、転送効率が低下するという問題
が発生する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようなUSB送信
制御は、一般的にFIFOメモリサイズを大きくし、か
つアクセスタイムがより速い外部メモリを使用する事
で、転送効率を高めていたが、携帯端末及びPCカード
等の分野においても同様にUSBデバイスが普及してお
り、低消費電力、少ないFIFOメモリかつ、実データ
の転送効率がよいUSBシステムを構成することが要求
されている。
【0014】前述のように従来例1では、この従来技術
をUSB送信制御部に用いる場合、図19のように、複
数のパケットに分割して送信する事で、実質データ以外
のデータ量が増加し、データ転送効率が低減するという
問題がある。
【0015】また、従来例2では、図21のように、U
SBバス122a上には、データ転送を行っていないア
イドル状態が増加し、転送効率が低減するという問題が
発生し、またUSBバスデータ処理部に対し、1回のD
MA転送バースト長分のデータ全てをFIFOメモリに
書き込む手法を用いる事になり、USBの最大データ長
は1023バイトとなっているので、この方法を用いる
場合、1023バイト以上のFIFOメモリを内部回路
に持つ必要がある。このため、LSIのチップサイズの
増加につながるという問題もある。
【0016】さらには、USBバスデータ処理部に対
し、1回のDMA転送バースト長分のデータ全てをFI
FOメモリに書き込む手法を用いる事になるが、USB
の最大データ長は1023バイトとなっているので、こ
の方法を用いる場合、1023バイト以上のFIFOメ
モリを内部回路に持つ必要があり、このため、LSIの
チップサイズの増加につながるという問題もある。
【0017】本発明の主な目的は、特にシステム内に、
高速アクセスが可能なメモリを搭載できない、システム
バスの多ビット化が難しく、システムクロックの動作速
度の高速化が望めない、というようなシステム(携帯端
末及び、PCカード等の、特に低い消費電力が望まれて
いる分野)で、いかに効率よく少ないFIFOサイズ
で、USBバス上のアイドル状態を削減し、かつ、US
Bパケット中の実質データ以外のヘッダ部分、チェック
コードの送信回数を削減し、USBバスを効率的に使用
したUSB送信制御回路を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、USBバス上のアイ
ドル状態を削減し、かつ、USBパケット中の実質デー
タ以外のヘッダ部分、チェックコードの送信回数を削減
してUSBバスを効率的に使用したUSB送信制御回路
を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、外部メ
モリ内のデータと、USB送信データを生成するブロッ
クとして、送信を指示するUSB送信スケジューラ回路
およびUSBバスに送信データを出力するUSBデータ
制御部との間のデータ受け渡しを行う手段として、FI
FOメモリ、FIFOコントローラ、バス・アービタお
よびびDMAコントローラを含み、このFIFOコント
ローラに、前記FIFOメモリに書き込まれたデータ量
とUSBバス上に送出したデータ量との差分を算出する
算出手段を有するシステムのUSB送信制御回路におい
て、前記FIFOメモリにデータを書き込むDMA要求
に対する前記バス・アービタからのバス使用を許可する
アクノリッジ信号により、前記USBバス上へのデータ
送信を開始する送信手段を有することを特徴とする。
【0020】本発明において、USB送信制御がUSB
ホストシステムの場合に、データ送信を開始する信号
が、USB送信スケジューラ回路からUSBデータ制御
部に出力される送信開始信号であり、また、USB送信
制御がUSBスレーブシステムの場合に、データ送信を
開始する信号が、USBデータ制御部からUSB送信ス
ケジューラ回路に出力される送信開始許可信号であるこ
とができる。
【0021】さらに、本発明において、FIFOコント
ローラにより、FIFOメモリに書き込まれたデータ量
とUSBバス上に送出してデータ量の差分の算出結果に
より、アンダーランエラーが発生した場合、USBバス
上にビットスタッフエラーを発生させ、送信パケットを
中断して再度送信データを送り直すことにより、前記U
SBバス上で正常なデータ通信を実施するようにでき、
また、FIFOコントローラに、ライトアクセスがあっ
たときカウントアップし、リードアクセスがあったっと
きカウントダウンするアップダウンカウンタを有し、こ
のアップダウンカウンタの出力が負になった時に、アン
ダーランエラー信号が出力されるようにしたできる。
【0022】本発明の他の構成は、外部メモリ内のデー
タと、USB送信データを生成するブロックとの間のデ
ータ受け渡しを行う手段としてFIFOメモリ、FIF
Oコントローラ、バス・アービタおよびDMAコントロ
ーラと、このFIFOコントローラにより、前記FIF
Oメモリに書き込まれたデータ量とUSBバス上に送出
したデータ量との差分を算出する手段とを有するUSB
送信制御回路の制御方法において、前記FIFOコント
ローラが、FIFOメモリにデータを書き込むDMA要
求に対する前記バス・アービタからのバス使用を許可す
るアクノリッジ信号により、前記USBバス上へのデー
タ送信を開始することを特徴とする。
【0023】本発明において、FIFOコントローラに
より、FIFOメモリに書き込まれたデータ量とUSB
バス上に送出してデータ量の差分の算出結果により、ア
ンダーランエラーが発生した場合、USBバス上にビッ
トスタッフエラーを発生させて送信パケットを中断し、
再度送信データを送り直すことにより、前記USBバス
上で正常なデータ通信を実施させることが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態のブ
ロック図である。図1によるUSB送信制御の構成は、
従来例2に含まれるCPU101,外部メモリ102,
DMAC(コントローラ)104,FIFOコントロー
ラ106,FIFOメモリ108の他に、バス・アービ
タ103,USB送信スケジューラ107,USBデー
タ制御回路109およびUSB送信以外のDMA生成部
105が含まれている。すなわち、従来のUSB送信制
御回路構成に対し、本発明に従って、バス・アービタ1
03からアクノリッジ信号AK−A204を、USB送
信スケジューラ107に取り込み、またFIFOコント
ローラ106からのアンダーラン信号213を、USB
データ制御回路109に取り込むという構成を設けてい
る。
【0025】このアクノリッジ信号AK−A204は、
システムバスA−BUS121及びD−BUS123の
使用権が、CPU101からDMAC104に変わった
事を意味する。この信号を用いて、USB送信スケジュ
ーラ107は、USBデータ制御部109に対し、送信
開始信号206をアサートする。これにより、USBバ
ス122上にデータ送信が開始されるという動作が実行
される。
【0026】従って、従来、CPU101からのデータ
送信要求に対し、DMAC104によりFIFOメモリ
108にある一定量のデータが書き込まれるまで、US
Bバス上にデータが出力されないアイドル状態が続いて
いたものが、システムバスA−BUS121及びD−B
US123の使用権が変わると同時にUSBバス上にデ
ータ送信を開始でき、USBバス上のアイドル時間を削
減されるという効果が得られる。
【0027】USBパケットの構成は、前述した図18
のように、1)トークンフェーズ、2)データフェー
ズ、3)ハンドシェークフェーズという3つのデータで
構成され、1)はデバイス及び送受信のタイプを示し、
2)は実際の送受信データ、3)はデータ転送が正常に
行えたかの確認を行うものである。これより、実際のデ
ータが、USBバス上に送信されるまでには、トークン
フェーズ32ビットタイム、データフェーズ先頭16ビ
ットタイムの計48ビットタイム(時間でいうと約4μ
S)の時間がかかる事がわかる。従って、図1の構成に
おいて、送信FIFOメモリ108に、送信データが書
き込まれていない場合でも、USBバス上にトークンフ
ェーズが開始され、48ビットタイム経過するまでに送
信FIFOメモリ108にデータが書き込まれていれ
ば、正常にデータ送信が行える事になる。
【0028】図1を参照すると、本実施形態のUSBホ
スト側の送信制御回路構成が示されている。本USBホ
スト側送信制御回路は、USBスケジューラ107にア
クノリッジ信号AK−A204、USBデータ制御部1
09にアンダーラン信号213が接続されている。 こ
のUSBホスト側送信制御の全体の動作フローを図2に
示す。そのフローに従い、図1に示す回路の動作を説明
する。
【0029】まず、CPU101は、USBバス122
上に送出したいデータが外部メモリ102に準備できた
ら、ステップS1で、USB送信スケジューラ回路10
7に、送信するデータ長及び、送信起動を指示する。U
SB送信スケジューラ回路107は、USBバス122
上のデータの有無を管理している。USBバス122上
にデータがなければ、ステップS2で、DMAC104
に、DMA要求信号(201)TX−REQUEST及
びデータ長LENGTHを供給する。これによりDMA
C104は、ステップS3で、バス・アービタ103
に、バス使用要求信号RQ−A205を供給する。バス
・アービタ103は、ステップS4で、バス使用要求信
号RQ−A205以外のバス使用要求との調停を行い、
バスマスタであるCPU101に対し、バス要求信号H
LDRQ202を供給する。
【0030】CPU101から、ステップS5で、バス
の使用を許可するHLDAK信号203を供給し、バス
・アービタ103よりDMAC104及び、USB送信
スケジューラ回路107に対し、バスの使用が許可され
た事を示すAK−A信号204を供給する(ステップS
7,8)。この処理信号に対し、本発明の特徴となるU
SB送信スケジューラ回路107は、ステップS9で、
USBデータ制御部109に対し送信開始信号206を
供給し、USBバス122上にデータが送信される。こ
れと平行してDMAC104は、外部メモリ102に書
かれているデータを、FIFOメモリ108にバースト
転送する。
【0031】かくして得られたデータは、USBデータ
制御部109に供給され、USBバス122上のトーク
ンフェーズ終了後、データフェーズの送信データとして
USBバス上に出力される(ステップS9)。CPU1
01より設定されたデータ長分の送信終了したら(ステ
ップS10)、ハンドシェークフェーズとなり、次のデ
ータ送信に備える事となる。
【0032】次に、本実施形態の動作波形を図3のタイ
ミング図を用いて説明する。まず、図1に示すUSBホ
スト送信制御回路において、データバスD−BUS12
3のビット幅を16、FIFOメモリ108のサイズを
64バイトアクセスタイム100nsの外部メモリ10
2を用いた場合の動作を説明する。まず、CPU101
が、USB送信スケジューラ回路107に対し送信要求
を行う事で、送信動作が開始される。そのタイミング
が、図3のIOWR信号200の変化である。その後、
USB送信スケジューラ107からDMAC104に対
するDMA要求201、バス・アービタ103と、CP
U101のバス使用要求信号202及び許可信号203
のハンドシェークを経て、バス・アービタ103から、
DMAC104及びUSB送信スケジューラ107に対
し、バスの使用が許可された事を示すAK−A信号20
4が出力される。この信号により、DMAC104及び
FIFOコントローラ106により、FIFOメモリ1
08に対し、外部メモリ102中のデータが書き込ま
れ、かつこれと平行してUSB送信スケジューラ107
内で、送信開始信号206を生成し、USBデータ制御
部109よりUSBバス122上にUSBデータ207
が送出される。
【0033】次に図1のDMAC104の動作フローを
図4に示す。なお、本DMAC104の動作は、当業者
にとってよく知られたもである。まず、ステップS11
で、USB送信スケージューラ107からのDMA起動
要求があり、またFIFOアンダーランエラーによる再
DMA要求があると、ステップS12で、バス・アービ
タ103にRQ−A信号205をアサートする。ステッ
プS13で、バス使用権を示すAK−A信号204が供
給されたら、A−BUS121に外部メモリ102に対
するリードアドレス、MRDにデータリード信号を供給
する。DMAC104は、FIFOコントローラ106
から供給されるFIFOメモリ108内のデータサイズ
を示すDSIZE信号212を監視し、ステップS18
で、FIFOメモリ108のデータが一杯になったら、
一度DMA要求信号RQ−A205の供給を停止する。
【0034】DMAC104は、スレッシュホルドレベ
ルの設定をしており、FIFOメモリ108内のデータ
サイズがスレッシュホルドレベル以下となったら(ステ
ップS18)、ステップS12に戻り、再度バス・アー
ビタ103に対しRQ−A信号205を供給し、バス使
用権を示すAK−A信号204が供給されたら再度、A
−BUS121に外部メモリ102に対するリードアド
レス、MRDにデータリード信号を供給するという動作
を繰り返す。DMA動作中に、USB送信スケジューラ
107より供給されたデータ長分のDMAが終了したら
(ステップS17)、RQ−A信号205の供給を停止
する。
【0035】図1のFIFOコントローラ106の部分
のブロック図を、図5に示す。図5において、DMAC
104は、FIFOメモリ108のライトアドレスを生
成し、FIFOへの書込信号FIFOWR信号210を
検出すると、ライトアドレスをインクリメントするライ
トアドレスカウンタ131と、FIFOメモリ108の
リのリードアドレスを生成し、FIFOからの読出信号
FIFORD211を検出すると、リードアドレスをイ
ンクリメントするリードアドレスカウンタ132と、F
IFO内のデータ数を判断して書込信号FIFOWR2
10を検出するとカウンタ値をインクリメントし、読出
信号FIFORD211を検出するとデクリメントする
アップダウンカウンタ133と、このアップダウンカウ
ンタ133で生成したFIFO内のデータ数が、負の値
(ライトデータ数よりリードデータ数が多くなる)にな
った場合アンダーラン信号を213をアクティブとする
アンダーラン生成回路134とからなり、これらからF
IFO内のデータ数(ライトデータ数とリードデータ数
の差分)を求める事ができる。
【0036】図6は図5で示したFIFOコントローラ
の動作を説明するフロー図で、図7はその動作を説明す
るタイミング図である。まず、FIFOへのデータアク
セスが発生(FIFOWR信号またはFIFORD信
号)した場合(ステップS21)、そのアクセスかライ
トアクセスか否かの判断を行い(ステップS22)、こ
れがライトアクセスの場合、さらにステップS23でリ
ードアクセスか否かの判断を行う。ここでリードアクセ
スのでない場合は、ステップS24のように,ライトア
ドレスカウンタ131により、FIFOのライトアドレ
スFIFOWR−A214をインクリメントし(FIF
OWR―A=FIFOWR―A+1)、かつアップダウ
ンカウンタ133の出力信号DSIZEをインクリメン
トする(図7のライトアクセスt1)。
【0037】また、ステップS23で、リードアクセス
である場合は、ライトアクセスとリードアクセスが同時
に発生した場合(ステップS25)となり、ライトアド
レスカウンタ131、リードアドレスカウンタ132を
カウントアップしてFIFOWR−A及びFIFORD
−Aをそれぞれインクリメント(+1)し、アップダウ
ンカウンタ133の値は更新しない(図7の同時アクセ
スt2)。また、ステップS22で、FIFOに対する
ライトアクセスのでない場合は、ステップS26でリー
ドアドレスカウンタ132をカウントアップし(FIF
ORD―A=FIFORD―A+1)、アップダウンカ
ウンタ133の出力信号DSIZEをデクリメントする
(図7のリードアクセスt3)。
【0038】この処理後、ステップS27で、アップダ
ウンカウンタ133のカウント値をDMAC105な出
力し、アップダウンカウンタ133の値DSIZEが負
の数ではないかの判断を行い(ステップS28)、負の
数(FIFOがアンダーラン)となった場合(ステップ
S29:図7のアンダーランt4)には、アンダーラン
生成回路134からアンダーラン信号213を出力す
る。
【0039】このようにUSBのパケット送信において
は、一度USBバス122上にデータ送信を開始する
と、USBデータ制御回路209から、任意のデータ数
分連続的にデータ要求が発生する。従って、FIFOへ
のデータ書き込みを行うDMAが何らかの要因で待たさ
れた場合、FIFOへのデータ書き込みが行われていな
いアドレスに対し、FIFOのデータリードが発生する
事が考えられ、この状態が起こったことを、FIFO内
のデータ数を示すアップダウンカウンタ133のDSI
ZE212が負の数になったことにより認識し、アンダ
ーラン信号を生成する。
【0040】なお、コントローラ内で生成するFIFO
メモリ108のアンダーラン信号213をUSBデータ
制御回路109に供給する事で、アンダーラン信号21
3が発生した場合に、USBバス122上にビットスタ
ッフエラーを発生させ、かつDMAC104に供給する
事で、再度DMAを行ってUSBデータ送信をやり直し
ている。
【0041】図1のUSBスケジューラ回路107の動
作フローを図8に示す。まず、ステップS31で、CP
U101は、USBスケジューラ回路107が有する、
送信データ長、及び送信起動要因のレジスタを、システ
ムバスであるD−BUS123、A−BUS121及び
ライト信号IOWRを用いて設定する。USBスケジュ
ーラ回路107は、USBバス上データの有無を監視す
る機能を有しており、USBバス上にデータがなければ
DMAC104に対し、DMA要求信号TX−REQU
EST及びデータ長LENGTHを供給する(ステップ
S32)。バス・アービタ103のバス調停後、ステッ
プS33で、DMAC104より、バスの使用を許可す
るAK−A信号が供給されると、USBスケジューラ回
路107は、USBデータ制御109に対し送信開始信
号206を供給する(ステップS34)。AK−A信号
により、送信が起動されると、USBデータ制御109
より送信終了信号が供給されるまで(ステップS3
5)、USBスケジューラ回路107は、次のデータ送
信許可信号をUSBデータ制御部109に対し、供給し
ない。
【0042】図1のUSBデータ制御部109は、当業
者にとってよく知られており、詳細な構成は省略する。
このUSBデータ制御部109は、SIE(Seria
lInterface Engine)として、図18
に示すUSB送信パケットの生成、及びUSB受信パケ
ットから制御データ以外の実データを取りだす部分であ
り、送信側の主な機能としては、トークンフェーズの生
成、データ送信、ハンドシェークフェーズの生成、エラ
ー処理等を有し、受信側の主な機能としては、制御デー
タ以外の実データを取り出し、エラー処理等を有してい
る。このUSBデータ制御部109中のUSB送信パケ
ットの生成部においては、送信データ中に、送信パケッ
ト中にエラー(ビットスタッフエラー)を挿入する機能
をもち、このエラーを含んだUSBパケットを受信する
と、受信側のUSB制御部分ではこの受信パケットを廃
棄する。従って、USB送信制御回路で、送信データを
SIEマクロに供給する際、何らかのエラーが発生しそ
の送信を中断したい場合は、USBデータ制御部109
に対し、ビットスタッフエラー発生を要求する事で、送
信を中断する事が可能であり、送信中断後は、再度同じ
データを最初から送信をやり直す。
【0043】本実施形態では、USB送信開始タイミン
グを、USB送信データをFIFO108に書き込む為
のDMA要求に対するバス・アービタ103からのアク
ノリッジ信号204の検出時としている。このUSB送
信開始時には、実際にFIFO108に送信データは書
き込まれていない。
【0044】バス・アービタ103では、USB送信以
外のDMA生成部105による他のDMA要求との調停
を行っており、DMAの送信DMAより、プライオリテ
ィの高いDMA要因が発生すれば、送信DMA中にその
処理を中断し、プライオリティの高いDMAを実行する
場合がある。
【0045】USBデータ制御部(SIE)109中の
USB送信ブロックにおいては、一度送信動作に起動が
かかると連続的にFIFO108からデータを読み込み
USBパケットを生成し、データを送出する。従って、
何らかの影響で、FIFO108へのデータ書き込みが
遅れた場合、FIFO108がアンダーランする可能性
があり、このアンダーラン信号213をFIFOコント
ローラ106から検出して、USBデータ制御部109
に供給する。この時に、USBデータ制御部109の送
信パケット中にエラー(ビットスタッフエラー)を挿入
する機能を使用して、送信パケットを中断し、再度デー
タを送り直すことにより、USBバス122上で正常な
データ通信を行うことが出来る。
【0046】本実施形態の特徴を、前述の図3のタイミ
ング図により説明する。これは、従来の送信制御を用い
た場合のUSBバス上のデータと、本実施形態の場合の
比較を行ったものである。図3のアイドル部分220
が、FIFOメモリ108内のデータ書き込み待ちによ
って発生するUSBバスのアイドル状態である。本実施
形態では、従来例のUSBバスのアイドル状態(22
0)T1は3.2μsあることが示され、USBバスの
アイドル状態220が存在しない事がわかる。
【0047】更にUSBの1フレーム(1ms)中に、
どれだけのデータが送信できるか、本実施形態による送
信と、従来例による送信との比較を行ったタイミング図
を図9に示す。この図では、USBの1パケットの送信
データ長を64バイトとし、USBバス上のデータ送信
が終了直後に、次の送信が起動された場合の比較を行っ
ている。図9においては、USBバスのアイドル状態2
20、64バイトのUSBパケット221を示してい
る。図9より、本実施形態による送信制御方法を用いた
場合、従来例と比較し、USBパケットで2パケット分
多く送信できている事がわかる。
【0048】次に、本発明の第2の実施例として、その
基本的構成は図1の通りであるが、この実施形態の例と
異なるデータバス幅、または異なるFIFOメモリサイ
ズを用いた場合、及びUSBスレーブ側(USBデバイ
ス側)の送信制御に用いた場合の実施形態を以下に説明
する。
【0049】図10は本発明の第2の実施形態として、
USBホストシステムにおいて、32ビットデータバ
ス、または32バイトFIFOメモリを用いた場合のタ
イミング図である。まず、図1のCPU101が、US
B送信スケジューラ回路107に対し送信要求を行う事
で、送信動作が開始される。そのタイミングが、図10
のIOWR信号200の変化である。その後、USB送
信スケジューラ107からDMACに対するDMA要求
201、バス・アービタ103とCPU101のバス使
用要求信号202及び許可信号203のハンドシェーク
を経て、バス・アービタ103から、DMAC104及
びUSB送信スケジューラ107に対し、バスの使用が
許可された事を示すAK−A204が出力される。この
信号により、DMAC104及びFIFOコントローラ
106により、FIFOメモリ108に対し、外部メモ
リ102中のデータが書き込まれ、かつこれと平行して
USB送信スケジューラ107内で、送信開始信号20
6を生成し、USBデータ制御回路109よりUSBバ
ス上にUSBデータ207が送出される。
【0050】図10で、従来の送信制御を用いた場合の
USBバス上のデータと、本実施形態の場合の比較を行
った場合、従来例のFIFOメモリ108内のデータ書
き込み待ちによって発生するUSBバスのアイドル状態
(220a)T2が1.6μsあることが示され、本実
施形態では、このUSBバスのアイドル状態220aが
存在しない事がわかる。
【0051】更に、USBの1フレーム(1ms)中
に、どれだけのデータが送信できるか、本実施形態によ
る送信と、従来例による送信との比較を行ったタイミン
グ図が図11である。なお、本図では、USBの1パケ
ットの送信データ長を64バイトとし、USBバス上の
データ送信が終了直後に、次の送信が起動された場合の
比較を行っている。図中の220aは、USBバスのア
イドル状態、221は、64バイトのUSBパケットを
示している。図11より、本実施形態による送信制御方
法を用いた場合、従来例と比較しUSBパケットで1パ
ケット分多く送信できるという効果が得られる。
【0052】本実施形態において、先に示す実施形態と
同様に、FIFOメモリを有するUSBホスト送信制御
回路において、FIFOメモリへのデータ書き込み処理
が開始された事を示す信号、あるいは、開始される事を
示す信号によりUSBバス上へデータ送信を開始すると
いう手段か有れば、本発明を実施できる。
【0053】上記各実施形態では、USBホスト送信制
御において、USBバス上のアイドル時間を削減し、効
率的にUSBバスを使用できるという効果を得たが、U
SBスレーブ側にも同様の構成を用いる事で、USBホ
ストコントローラからの送信要求に対するデータ送信を
効率的に行う事が可能である。
【0054】図12は本発明の第3の実施形態を示すブ
ロック図であり、USBスレーブ側の送信制御回路に本
発明を適用したものである。USBスレーブ側(USB
デバイス側)において、16ビットデータバス、64バ
イトFIFOメモリ、アクセスタイムが100nsの外
部メモリを用いた場合ある。図において、図1のUSB
ホスト側の送信制御回路と異なる点は、USBデータ送
信開始信号206aがUSBデータ制御部109aから
USB送信スケジューラ回路107に供給される点と、
USB送信スケジューラ回路107からUSBデータ制
御部109に対し、データ送信許可信号208を供給す
るという信号を追加した点と、バス・アービタ103に
アンダーラン信号206が供給されない点である。
【0055】これは、USBスレーブ側の場合、USB
バス上でどの種のデータ転送を行うか(受信あるいは送
信の転送)は、USBバス上に接続されているUSBホ
ストコントローラによって決められるため、USBホス
トコントローラから要求される転送の種類をUSBデー
タ制御部109aで解析し、データ転送を行う為であ
る。
【0056】図13は図12のUSBスレーブ側の送信
制御の全体を示すフロー図である。図中の処理で、バス
・アービタ動作までは、USBホストの送信処理と同じ
であり、説明は省略する。バス・アービタ動作以降の処
理は、送信データをFIFOメモリ108に書き込む為
のDMAが起動されると同時に、図12のUSB送信ス
ケジューラ回路107aは、ステップ9aで、USBデ
ータ制御部109aに対し、データ送信許可信号208
を供給する。USBデータ制御部109aは、USBバ
ス上から供給されるUSBホストコントローラからの信
号より、どの種の転送(送信または受信)が要求されて
いるかを解析し、送信転送の場合、USB送信スケジュ
ーラ107aより供給されるデータ送信許可信号208
より、USBパケットのトークンフェーズに続き、デー
タを送信するか、送信データが無い事を示すハンドシェ
ークフェーズを出力するか、または、データが無しを示
すNullパケットを送出するかの、いずれかの処理を
行う。
【0057】図12のUSB送信スケジューラ回路10
7aの動作フローを図14に示す。まず、CPU101
からの送信起動要求に対し、DMAC104に対し、D
MA要求信号を出力する。その後バス・アービタ104
からバス使用権を示すAK−A信号が供給されるのを待
ち(ステップS33)、AK−A信号供給後、ステップ
S34で、USBデータ制御部109aに対し、送信許
可信号208を供給する。USBデータ制御部109に
よるUSBバス上へのデータ送信処理により、ステップ
S34aで送信開始信号206が、ステップS35で送
信終了信号が供給され、一連の動作終了後、次の送信要
求を待つ事になる。
【0058】図12に示すUSBスレーブ側の送信制御
ブロックにおいて、データバスD−BUSのビット幅が
16、FIFOメモリ508のサイズを64バイト、ア
クセスタイムが100nsの外部メモリ502を用いた
場合の動作タイミングは、図15のようになる。
【0059】まず、図12のCPU101が、USB送
信スケジューラ回路107aに対し送信要求を行う事
で、DMA動作が開始され、そのタイミングが、図15
のIOWR信号200の変化である。その後、USB送
信スケジューラ107からDMACに対するDMA要求
201、バス・アービタ103と、CPU101のバス
使用要求信号202及び許可信号203のハンドシェー
クを経て、バス・アービタ103から、DMAC104
及びUSB送信スケジューラ107に対し、バスの使用
が許可された事を示すAK−A信号204が出力され
る。この信号204により、DMAC104及びFIF
Oコントローラ106により、FIFOメモリ108に
対し、外部メモリ102中のデータが書き込まれ、か
つ、これと平行してUSB送信スケジューラ107内
で、データ送信許可信号208を生成し、USBデータ
制御109に供給する。
【0060】なお、上記動作と平行してUSBバスを介
して、USBホストコントローラから送信要求がきた場
合、USBデータ制御部109aは、USB送信スケジ
ューラ回路107aに対し送信開始信号206を供給す
るとともに、USB送信スケジューラ回路107aから
のデータ送信許可信号208のレベルにより、送信デー
タの有無の判定を行う。
【0061】従って、本実施形態では、USBデータ制
御109aからの送信開始信号208の供給時に、FI
FOメモリ108にデータを書き込む為のDMAが起動
されていれば、USBのトークンフェーズに続き、送信
データがUSBバス上にデータが送信される事になる。
図15では、本実施形態の場合のUSBバス上のデー
タ、及び従来例を用いた場合のUSBバス上のデータ比
較を行っている。USBホストコントローラから、転送
の種類を示すトークンフェーズ222が供給され、その
時点で、FIFOメモリへデータを書き込む為のDMA
が起動された直後の場合、従来例では、FIFOメモリ
108にデータの書き込みが全て終了していない為、U
SBデータ制御部109に対するデータ送信許可信号2
08が供給されていない。
【0062】そのため従来例では、USBバス122上
には、送信データが無いアイドル状態224のハンドシ
ェークフェーズ、または、を出力するデータ無しを示す
Nullパケットを送出し、データの送信は、次にUS
Bホストコントローラから送信要求が来た時点で行われ
るが、本実施形態の場合、データ送信223を開始でき
る。図15において、送信部分205は、FIFOメモ
リ108へデータを書き込む為のDMAを示しており、
実際にUSBバス上にデータが出力される時点で28バ
イトのデータが書き込まれている事がわかる。
【0063】このことは、本実施形態は、従来例におけ
るアイドル状態224、データを送信できるので、従来
例の約2倍のデータが送信できることになる。これによ
り、USBホストコントローラから、自USBデバイス
に対する送信要求に対し、有効データを転送していな
い、送信データが無い事を示すハンドシェークフェー
ズ、または、を出力するデータ無しを示すNullパケ
ットの転送を削減できるという効果が得られる。
【0064】しかも、USBホストコントローラには複
数のUSBスレーブ(USBデバイス)が接 続される
事が考えられ、上記効果により削減できた区間を、US
Bホストコントローラ は、他のUSBスレーブに対す
るアクセスに割り当てる事ができ、USBシステム全体
のバスの効率化がはかれるという相乗的な効果を得ら
れる。
【0065】本実施形態において、FIFOメモリを有
するUSBスレーブ(USBデバイス)送信制御回路に
おいて、FIFOメモリへのデータ書き込み処理が開始
された事を示す信号、あるいは、開始される事を示す信
号によりUSBデータ制御部に対しデータ送信許可を示
す信号を供給する手段を有すれば、本発明は実施でき
る。
【0066】図16には図12のUSB送信制御の構成
例において、USBスレーブ側(USBデバイス側)
で、16ビットデータバス、64バイトFIFOメモ
リ、アクセスタイムが50nsの外部メモリを用いた場
合のタイミング図を示す。この場合の動作手順は、先に
示した動作と同様であり、説明は省略する。
【0067】本実施形態で、図16において、送信部分
205は、FIFOメモリ108へデータを書き込む為
のDMAを示しており、実際にUSBバス上にデータが
出力される時点で56バイトのデータが書き込まれてい
る事がわかる。即ち、先に示した実施形態と比較し、外
部メモリに高速なメモリが使用できるシステムにおいて
は、USBバス上にデータ送出するまでにFIFOメモ
リに書き込まれる量が増加し、FIFOのアンダーラン
等を考えると、より安全な送信制御回路が構成できる。
【0068】本実施形態においても、有効データを転送
していない、送信データが無い事を示すハンドシェーク
フェーズ、または、を出力するデータ無しを示すNul
lパケットの転送を削減できるという効果が得られる。
しかも、USBホストコントローラには複数のUSBス
レーブ(USBデバイス)が接続される事が考えられ、
その効果により削減できた区間を、USBホストコント
ローラは、他のUSBスレーブに対するアクセスに割り
当てる事ができ、USBシステム全体のバスの効率化が
はかれるという相乗的な効果を得られる。
【0069】本実施形態において、実施形態3と同様
に、FIFOメモリを有するUSBスレーブ(USBデ
バイス)送信制御回路において、FIFOメモリへのデ
ータ書き込み処理が開始された事を示す信号、あるい
は、開始される事を示す信号によりUSBデータ制御部
に対しデータ送信許可を示す信号を供給する手段を有す
れば、本発明は実施できる。
【0070】なお、上記実施形態では、USBホストの
送信制御方法として、データバス幅16ビット、FIF
Oメモリのサイズを64バイトとした例で説明を行って
いるが、FIFOメモリを有するUSBホスト送信制御
回路において、FIFOメモリへのデータ書き込み処理
が開始された事を示す信号により、USBバス上へデー
タ送信を開始するという手段を有すれば、データバス
幅、FIF0メモリのサイズに関わらず、本発明は実施
できる。
【0071】また、上記実施形態では、メモリブロック
を、外部メモリと記載しているが、LSI内部にメモリ
を有する場合は内部メモリとしてもよい。さらに、US
Bスレーブ側(USBデバイス側)の送信制御部におい
ても、同様の構成を用いる事も可能である。
【0072】
【発明の効果】このように本発明の構成によれば、US
Bバス上へのデータ送信開始タイミングを、送信データ
をLSI内部に書き込む為のDMA要求に対するアクノ
リッジ信号と同時に行う制御により行っているので、従
来、送信FIFOにデータが書き込まれるまでの間に生
じていたUSBバス上のアイドル区間を削減する事が出
来、従って、この削減されたアイドル時間が、その他の
USBデータ通信に使用する事が可能となり、USBバ
スを効率的に使用することができるという効果がある。
【0073】さらには、本発明では、送信FIFOへの
データ書き込みの際、DMA要求が長時間待たされた事
により発生するFIFOのアンダーランエラーに対し、
USBデータ制御部に対しエラー信号を供給する事で、
ビットスタッフエラーを発生させる事を可能としている
ので、少ないFIFOサイズでの送信制御システムの構
成が可能となり、LSIのチップ面積の削減を可能とし
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するUSB送信
制御装置のブロック図。
【図2】図1のUSB送信制御を説明するフロー図。
【図3】図1のUSB送信制御の動作を説明する波形
図。
【図4】図1のDMACの動作を説明するフロー図。
【図5】図1のFIFOコントローラの部分のブロック
図。
【図6】図4のFIFOコントローラの動作を説明する
フロー図。
【図7】図4のFIFOコントローラの動作を説明する
波形図。
【図8】図1のUSBスケジューラの動作を説明するフ
ロー図。
【図9】図1のUSB送信制御の効果を説明するタイミ
ング図。
【図10】本発明の第2の実施形態のUSB送信制御の
動作を説明する波形図。
【図11】図10のUSB送信制御の効果を説明するタ
イミング図。
【図12】本発明の第3の実施形態のUSB送信制御の
ブロック図。
【図13】図12のUSB送信制御を説明するフロー
図。
【図14】本発明の第3の実施形態のUSBスケジュー
ラの動作を説明するフロー図。
【図15】図14のUSB送信制御の効果を説明するタ
イミング図。
【図16】図14の他のUSB送信制御の効果を説明す
るタイミング図。
【図17】従来例のUSB送信制御の一例を説明するブ
ロック図。
【図18】従来例のUSB送信制御の場合のパケットの
説明をする配置図。
【図19】従来例のUSB送信制御の場合のパケットの
説明をする配置図。
【図20】従来例の他のUSB送信制御の一例を説明す
るブロック図。
【図21】図20のUSB送信制御の効果を説明するタ
イミング図。
【符号の説明】
1 入出力処理部 2 データ受渡し部 3 データ処理部 11,108 FIFOメモリ 12 カウンタ 101,101a CPU 102,102a (外部)メモリ 103 バスアービタ 104,104a DMAC 105 DMAC 106 FIFOコントローラ 107 USB送信スケジューラ回路 109 USBデータ制御回路 111 システムコントローラ 112 DMA付FIFO 113 I/Oデバイス 121,121a アドレスバス 122,122a USBバス 123,123a データバス 131 ライトアドレスカウンタ 132 リードアドレスカウンタ 133 アップダウンカウンタ 134 アンダーラン生成回路 200 IOWR 201 TX―REQ 203 HLDRQ 204 HLDAK 205 アドレス信号 206 送信開始信号 207 LSBデータ 208 データ送信許可信号 210 FIFOWR 211 FIFORD 212 DSIZE 213 アンダーラン信号 214 FIFOWR―A 215 FIFORD―A 220,220a アイドル部分 221,221a USBパケット 222 トークンフェーズ 223 送信データ部分 224 送信データなし部分
フロントページの続き Fターム(参考) 5B061 BA01 BA03 BB01 DD09 DD12 5B077 AA17 AA28 AA34 BA07 DD02 DD12 FF02 NN02 5K033 AA01 BA04 CB06 CB19 DA01 DA13 DB13 DB14 DB16 5K034 AA01 DD02 EE10 FF01 FF02 FF15 FF18 GG06 HH01 HH10 HH11 HH23 HH47 HH50 HH56 MM01 MM03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部メモリ内のデータと、USB送信デ
    ータを生成するブロックとして、送信を指示するUSB
    送信スケジューラ回路およびUSBバスに送信データを
    出力するUSBデータ制御部との間のデータ受け渡しを
    行う手段として、FIFOメモリ、FIFOコントロー
    ラ、バス・アービタ、及びDMAコントローラを含み、
    このFIFOコントローラに、前記FIFOメモリに書
    き込まれたデータ量とUSBバス上に送出したデータ量
    との差分を算出する算出手段を有するシステムのUSB
    送信制御回路において、前記FIFOメモリにデータを
    書き込むDMA要求に対する前記バス・アービタからの
    バス使用を許可するアクノリッジ信号により、前記US
    Bバス上へのデータ送信を開始する送信手段を有するこ
    とを特徴とするUSB送信制御回路。
  2. 【請求項2】 USB送信制御がUSBホストシステム
    の場合に、データ送信を開始する信号が、USB送信ス
    ケジューラ回路からUSBデータ制御部に出力される送
    信開始信号である請求項1記載のUSB送信制御回路。
  3. 【請求項3】 USB送信制御がUSBスレーブシステ
    ムの場合に、データ送信を開始する信号が、USBデー
    タ制御部からUSB送信スケジューラ回路に出力される
    送信開始許可信号である請求項1記載のUSB送信制御
    回路。
  4. 【請求項4】 FIFOコントローラによる、FIFO
    メモリに書き込まれたデータ量とUSBバス上に送出し
    てデータ量の差分の算出結果により、アンダーランエラ
    ーが発生した場合、USBバス上にビットスタッフエラ
    ーを発生させ、送信パケットを中断して再度送信データ
    を送り直すことにより、前記USBバス上で正常なデー
    タ通信を実施するようにした請求項1,2または3記載
    のUSB送信制御回路。
  5. 【請求項5】 FIFOコントローラに、ライトアクセ
    スがあったときカウントアップし、リードアクセスがあ
    ったっときカウントダウンするアップダウンカウンタを
    有し、このアップダウンカウンタの出力が負になった時
    に、アンダーランエラー信号が出力されるようにした請
    求項4記載のUSB送信制御回路。
  6. 【請求項6】 外部メモリ内のデータと、USB送信デ
    ータを生成するブロックとの間のデータ受け渡しを行う
    手段としてFIFOメモリ、FIFOコントローラ、バ
    ス・アービタおよびDMAコントローラと、このFIF
    Oコントローラにより、前記FIFOメモリに書き込ま
    れたデータ量とUSBバス上に送出したデータ量との差
    分を算出する手段とを有するUSB送信制御回路の制御
    方法において、前記FIFOコントローラが、FIFO
    メモリにデータを書き込むDMA要求に対する前記バス
    ・アービタからのバス使用を許可するアクノリッジ信号
    により、前記USBバス上へのデータ送信を開始するこ
    とを特徴とするUSB送信制御回路の制御方法。
  7. 【請求項7】 FIFOコントローラにより、FIFO
    メモリに書き込まれたデータ量とUSBバス上に送出し
    てデータ量の差分の算出結果により、アンダーランエラ
    ーが発生した場合、USBバス上にビットスタッフエラ
    ーを発生させて送信パケットを中断し、再度送信データ
    を送り直すことにより、前記USBバス上で正常なデー
    タ通信を実施させる請求項6記載のUSB送信制御回路
    の制御方法。
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