JP2002342238A - 電子メール表示装置及びプログラム - Google Patents

電子メール表示装置及びプログラム

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JP2002342238A JP2001149685A JP2001149685A JP2002342238A JP 2002342238 A JP2002342238 A JP 2002342238A JP 2001149685 A JP2001149685 A JP 2001149685A JP 2001149685 A JP2001149685 A JP 2001149685A JP 2002342238 A JP2002342238 A JP 2002342238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、電子メールの添付画像ファイ
ルの表示について、表示領域を有効活用することにあ
る。 【解決手段】電子メールを通信回線を介して通信制御部
1hから受信した後、CPU1aでの添付画像適切位置
表示プログラムの実行により、当該電子メールのMIM
Eを抽出して、当該電子メールの本文がプレーンテキス
トであるか、及び表示可能な添付画像ファイルがあるか
を判別し、該当する場合に、前記画像ファイルの添付画
像の画像サイズを取得し、前記電子メールの本文を読込
み、当該本文の行管理テーブルを作成し、当該行管理テ
ーブルから添付画像挿入位置を検索し、前記画像サイズ
及び当該添付画像挿入位置から添付画像が挿入可能であ
るかを判別し、挿入可能な場合、前記添付画像挿入位置
に、また挿入可能でない場合、既定位置に、それぞれ添
付画像を表示部1dに表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、添付画像ファイル
付電子メールを表示させる電子メール表示装置及びプロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子メールの表示において、
添付画像ファイル付のプレーンテキストメールを表示す
る場合、当該添付画像を本文前に表示する、本文後に表
示する、又は別のウインドウで表示するなど、固定位置
に表示していた。また、画像を挿入表示するためには、
メールをHTML(Hyper Text Markup Language)、X
ML(eXtensive Markup Language)等のページ記述言
語で記述する方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、添付画像ファ
イル付プレーンテキストメールの表示において、従来の
添付画像の固定位置表示では、限られた表示領域上に無
駄なスペースが存在し、有効な表示ができていないとい
う問題があった。また、本文の量が多い場合等は、添付
画像を表示するまでにスクロール等の多くの操作が必要
であるという問題があった。また、本文の内容に関わら
ず、固定場所に表示されるので、メールによっては当該
固定表示位置が不適切な表示位置でありうるという問題
もあった。また、送り手の望む位置に画像を表示させる
ことができないという問題があった。
【0004】更に、従来の添付画像の固定位置表示で
は、画像を挿入表示するべくHTML等のページ記述言
語に対応するには、メールエンジンを含む沢山のソフト
ウェア処理が必要であり、技術的なハードルが高いとい
った問題があった。
【0005】本発明の課題は、HTML等のページ記述
言語を用いずに添付画像ファイル付プレーンテキストメ
ールを表示させるにあたり、表示領域の節約をし、本文
が長い文章の場合は、本文の先頭に画像を表示し、ま
た、文章の内容に適した位置に画像を表示させ、また、
送信者の望む位置に画像を表示させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、電子メールを受信して
表示する電子メール表示装置において、添付画像ファイ
ル付きのメールを受信した場合に、当該メール本文テキ
ストのレイアウトを解析する解析手段(例えば図1のC
PU1a、図2のステップA5〜A6)と、当該メール
本文内において前記添付画像ファイルの添付画像を表示
可能な領域を抽出する抽出手段(例えばCPU1a、図
2のステップA7〜A10)と、その抽出された領域に
前記添付画像を表示する表示手段(例えば図1のCPU
1a、表示部1d、図2のステップA11)とを具備し
た、ことを特徴としている。
【0007】請求項1に記載の発明に拠れば、添付画像
ファイル付きのメールを受信した場合において、当該メ
ール文テキストのレイアウトを解析し、当該メール本文
内において前記添付画像ファイルの添付画像を表示可能
な領域を抽出し、その抽出した領域に前記添付画像を表
示する。
【0008】従って、メール本文テキストを解析して添
付画像を表示可能な領域が適宜抽出されるので、技術的
ハードルを低くして、電子メール表示装置上で画像を表
示するための処理及び設定を簡略化でき、テキストの空
き領域に添付画像を表示できるので、表示領域を有効活
用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施
の形態及び第4の実施の形態について順に説明する。
【0010】(第1の実施の形態)本実施の形態を図1
〜図6を参照して説明する。図1は、本実施の形態であ
る電子メール表示装置の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0011】電子メール表示装置1は、電子メールを受
信可能で当該電子メールを表示するコンピュータ等の電
子メール表示装置の1つであり、例えば、デスクトップ
PC、携帯型PCや、PDA(Personal Digital Assis
tants)等である。
【0012】電子メール表示装置1は、その内部に、電
子メール表示装置1の中央制御を行うCPU(Central
Processing Unit)1aと、入力部1bと、RAM(Ran
domAccess Memory)1cと、表示部1dと、ROM(Re
ad Only Memory)1eと、外部記憶装置1fと、外部記
憶装置1f内の記録媒体1gと、通信制御部1hと、C
PU1a、入力部1b、RAM1c、表示部1d、RO
M1e、外部記憶装置1f及び通信制御部1hを接続す
るバス1iとを有する。
【0013】CPU1aは、添付画像適切位置表示プロ
グラム、文頭末添付画像表示プログラム、既定語句添付
画像表示プログラム、キーワード添付画像表示プログラ
ムを実行する。CPU1aは、電子メールを通信回線を
介して通信制御部1hから受信した後、添付画像適切位
置表示プログラムの実行により、当該電子メールのMI
MEを抽出して、当該電子メールの本文がプレーンテキ
ストであるか、及び表示可能な添付画像ファイルがある
かを判別し、該当する場合に、前記画像ファイルの添付
画像の画像サイズを取得し、前記電子メールの本文を読
込み、当該本文についての行管理テーブルを作成し、当
該行管理テーブルから添付画像挿入位置を検索し、前記
画像サイズ及び当該添付画像挿入位置から前記添付画像
が挿入可能であるかを判別し、挿入可能な場合、前記添
付画像挿入位置に、また挿入可能でない場合、予め既定
した既定位置に、それぞれ前記添付画像を表示部1dに
表示させる(図2参照)。
【0014】また、CPU1aは、電子メールを通信回
線を介して通信制御部1hから受信した後、文頭末添付
画像挿入プログラムの実行により、当該電子メールのM
IMEを抽出して、当該電子メールの本文がプレーンテ
キストであるか、及び表示可能な添付画像ファイルがあ
るかを判別し、該当する場合に、前記電子メールの本文
を読込んで、当該本文の行管理テーブルを作成し、当該
行管理テーブルから前記本文中の行数を取得し、当該行
数が予め既定した規定行数より大きいかを判別し、規定
行数より大きい場合、添付画像挿入位置を前記本文の先
頭に、また規定行数より大きくない場合、添付画像挿入
位置を前記本文の文末に、それぞれ前記添付画像ファイ
ルの添付画像を表示部1dに表示させる(図7参照)。
【0015】また、CPU1aは、電子メールを通信回
線を介して通信制御部1hから受信した後、既定語句添
付画像挿入プログラムの実行により、当該電子メールの
MIMEを抽出して、当該電子メールの本文がプレーン
テキストであるか、及び表示可能な添付画像ファイルが
あるかを判別し、前記電子メールの本文を読込み、当該
本文についての行管理テーブルを作成し、前記MIME
から添付画像ファイル名を読込み、ROM1eから既定
語句を読出し、当該添付画像ファイル名中の前記既定語
句又は添付画像ファイル名を前記本文から検索し、検索
された場合、前記行管理テーブルを用いて、前記本文中
のこれらの語句を含む段落の後の添付画像挿入位置に、
また検索されない場合、予め既定した既定位置に、それ
ぞれ前記添付画像ファイルの添付画像を表示部1dに表
示させる(図9参照)。
【0016】またCPU1aは、電子メールを通信回線
を介して通信制御部1hから受信した後、既定語句添付
画像挿入プログラムの実行により、当該電子メールのM
IMEを抽出して、当該電子メールの本文がプレーンテ
キストであるか、及び表示可能な添付画像ファイルがあ
るかを判別し、行管理テーブルを作成し、前記電子メー
ルの本文を読込み、当該本文の行管理テーブルを作成
し、ROM1eからキーワードの読出しを行い、前記電
子メールの本文中からキーワードを抽出し、キーワード
が抽出された場合、前記行管理テーブルを用いて当該キ
ーワードのある行を添付画像挿入位置として、キーワー
ドを削除して前記添付画像ファイルの添付画像を表示部
1dに表示させ、またキーワードが抽出されない場合、
予め既定しておいた既定位置に、前記添付画像を表示部
1dに表示させる(図11参照)。
【0017】入力部1bは、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを
含み、キーボードで押下された押下信号やマウスの位置
信号をCPU1aに出力する。
【0018】RAM1cは、前記プログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果等の各種データを、CPU
1aでランダムアクセス展開可能に格納するメモリ領域
を有して、各種状態を記憶するメモリである。また外部
記憶装置1f,ROM1eの各種プログラム及びデータ
を展開自在である。
【0019】表示部1dは、CRT(Cathode Ray Tub
e)、又はLCD(Liquid Crystal Display)等により
構成され、CPU1aから入力される表示指示に従って
各種表示データの画面表示を行う。
【0020】ROM1eは、読み出し専用のメモリであ
り、システムプログラム、電子メール表示プログラム等
のアプリケーションプログラム及び既定データ等を記憶
する。ROM1eは、データの書換可能なフラッシュR
OMでもよい。
【0021】外部記憶装置1fは、プログラムやデータ
などが予め記憶されまたは書込み可能な記録媒体1gを
有し、記録媒体1gは、磁気的、光学的記録媒体、若し
くは半導体等の不揮発性メモリ等のCPU1a読取り可
能な記録媒体で構成されている。記録媒体1gは、ハー
ドディスク等の外部記憶装置1fに固定的に設けたも
の、若しくはCD−ROM、メモリカード等の着脱自在
に装着する可搬型のものを含む。この記録媒体1gには
各種処理プログラム、及びこれらのプログラムで処理す
る又は処理されたデータ等の各種データを格納する。R
AM1c及び外部記憶装置1fは、CPU1aの制御に
より内部データの書換が可能な構成である。
【0022】また、記録媒体1gに記憶されたプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部を外部機器から
WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Ne
twork)等の通信回線を介して通信制御部1hから受信
して格納する構成にしてもよく、また、記録媒体1gは
通信回線上に構築された外部機器の記録媒体であっても
よい。更に、前記各種プログラムを通信回線を介して外
部機器へ送信及びインストールする構成にしてもよい。
【0023】通信制御部1hは、通信回線を介して、外
部機器との通信を行うためのモデム、TA(Terminal A
dapter)、ルータ等によって構成される。
【0024】通信回線は、例えばインターネット等のネ
ットワークであり、電話回線網、ISDN回線網、専用
線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線、光通
信回線、無線通信回線と、それらを接続するインターネ
ットサービスプロバイダや基地局等を含む。
【0025】ここで、添付画像適切位置表示手順を図2
〜図6を用いて説明する。図2は、添付画像適切位置表
示プログラムのフローチャートである。電子メール表示
装置1上のCPU1aが、添付画像適切位置表示プログ
ラムを実行することにより添付画像を適切な位置に表示
させる。
【0026】このフローチャートは、電子メール表示装
置1を構成するコンピュータに各機能を実現させるため
のプログラムを説明する為のものである。このプログラ
ムは、CPU1aが読取可能なプログラムコードの形態
でROM1eに格納されている例で説明するが、全ての
機能をROM1eに格納する必要は無く、必要に応じて
その一部若しくは全部を記録媒体1fから、又は通信回
線を介して通信制御部1hから受信して実現するように
してもよい。この説明は、以下の電子メール表示装置1
上で実行するプログラムのフローチャートについて同様
である。
【0027】処理手順の前に、受信した電子メールに添
付画像ファイルが存在し、添付画像ファイルに適切な表
示位置が得られなかった場合を考慮し、メール本文前に
表示する、本文後に表示する等の既定位置を予め設定し
ておく。そして、電子メール表示装置1上のCPU1a
は、通信回線及び通信制御部1hを介して、電子メール
を受信して記録媒体1gに記録し、RAM1c上に格納
する。
【0028】先ず、CPU1aは、RAM1c上の前記
電子メール中のMIME(Multipurpose Internet Mail
Extensions)を抽出して解析する(ステップA1)。
そして、CPU1aは、受信した電子メールのMIME
からプレーンテキストかを判別する(ステップA2)。
具体的には、CPU1aは、前記電子メールの様々な情
報を記述するフィールドとして、MIME規約の一部で
あるデータ識別記述(Content-Type)を用いて、プレー
ンテキストメールである旨を示すContent-Type: text/p
lainが存在するかにより判別する。フィールドは、電子
メールのヘッダ部分又はMIMEによって分割された部
分に存在する。
【0029】プレーンテキストである場合(ステップA
2;YES)、CPU1aは、表示部1dで表示可能な
添付画像ファイルがあるかを判別する(ステップA
3)。具体的には、CPU1aは、前記電子メールのM
IMEのフィールドとしてJPEGファイルを示すCont
ent-Type: image/jpeg;やGIFファイルを示すContent
-Type: image/gif;等の添付画像ファイルを示すデータ
識別記述を検索して判別する。
【0030】表示可能な添付画像ファイルがある場合
(ステップA3;YES)、CPU1aは、前記添付画
像ファイルの内部を解析することにより、横幅と高さか
らなる前記添付画像ファイルの添付画像の画像サイズを
取得する(ステップA4)。そして、CPU1aは、受
信した電子メールのプレーンテキストである本文を読込
む(ステップA5)。そして、CPU1aは、行管理テ
ーブルを作成し(ステップA6)、CPU1aは、添付
画像挿入位置を検索する(ステップA7)。なお、ステ
ップA6及びA7は、後で詳述する。
【0031】次にCPU1aは、前記添付画像が挿入可
能であるかを判別する(ステップA8)。ステップA7
で添付画像挿入位置が得られて、前記添付画像が挿入可
能である場合(ステップA8;YES)、CPU1a
は、ステップA7で検索した添付画像挿入位置に前記添
付画像の表示を設定する(ステップA9)。ステップA
7で添付画像挿入位置が得られず、前記添付画像が挿入
可能でない場合(ステップA8;NO)、CPU1a
は、予め設定しておいた既定位置に前記添付画像の表示
を設定する(ステップA10)。
【0032】そして、CPU1aは、表示部1dに前記
電子メールを表示させる(ステップA11)。具体的に
は、CPU1aは、先ず本文を表示し、ステップA8を
経由した場合は添付画像挿入位置に、ステップA9を経
由した場合は既定位置に、それぞれ前記添付画像ファイ
ルの添付画像を表示させる。なお、プレーンテキストで
ない場合(ステップA2;NO)、表示可能な添付画像
ファイルがない場合(ステップA3;NO)、ステップ
A11に進み、CPU1aは通常どおり前記電子メール
を表示部1dに表示させる。以上で、添付画像適切位置
表示手順を終了する。
【0033】次に、ステップA6での行管理テーブル作
成手順について図3及び図4を参照して説明する。図3
は、行管理テーブル作成プログラムのフローチャートで
あり、図4は、行管理テーブルを説明する図であり、
(I)は行管理テーブルの内部構成を示す図であり、(I
I)は、(I)に対応するメール本文を示す図である。行
管理テーブルは、記録媒体1g上で、電子メールの本文
中の行番号、当該行番号毎の行頭空白文字数、当該行頭
空白文字以外の文字数、前記行番号毎の改行位置を対応
付けて記憶する。
【0034】ステップA5が終了した後、ステップA6
の行管理テーブル作成手順を開始し、先ず、CPU1a
は、前記受信した電子メールの本文から1文字を取得す
る(ステップB1)。最初は、当該本文の最初の行の最
初の文字を取得する。そして、当該取得した1文字が行
頭の空白文字であるかを判別する(ステップB2)。行
頭空白文字である場合(ステップB2;YES)、CP
U1aは、行頭空白文字数を1つカウントアップする
(ステップB3)。そして、ステップB1に戻り、次の
1文字を取得する。
【0035】行頭空白文字でない場合(ステップB2;
NO)、CPU1aは、前記取得した文字が改行文字か
によって、その行が改行かどうかを判別する(ステップ
B4)。改行でない場合(ステップB4;NO)、CP
U1aは、1行最大表示文字数をオーバーしたかを判別
する(ステップB5)。具体的には、予め設定しておい
た横方向の最大表示可能幅である横方向表示サイズか
ら、行毎の最大表示可能行総文字数を1行最大表示文字
数として取得しておき、前記カウントした行頭空白文字
数+文字数を行総文字数として、当該行総文字数が前記
1行最大表示文字数をオーバーしたかを判別する。
【0036】前記1行最大表示文字数をオーバーしない
場合(ステップB5;NO)、CPU1aは、文字数を
1つカウントアップする(ステップB6)。そして、ス
テップB1に戻り、次の1文字を取得する。改行である
場合(ステップB4;YES)、CPU1aは、「文字
数+行頭空白文字数」(行総文字数)+1を改行の位置
として、前記行管理テーブルに登録する(ステップB
7)。前記1行最大表示文字数をオーバーする場合(ス
テップB5;YES)、CPU1aは、0を改行の位置
として、前記行管理テーブルに登録する(ステップB
8)。つまり、改行又は表示領域上で行が折り返される
まで文字数及び行頭空白文字数をカウントアップする。
【0037】そして、CPU1aは、カウントした文字
数を前記行管理テーブルに登録し(ステップB9)、カ
ウントした行頭空白文字数を前記行管理テーブルに登録
し(ステップB10)、行番号を前記行管理テーブルに
登録する(ステップB11)。ステップB11は、最初
は1を登録する。
【0038】そして、CPU1aは、本文中に、ステッ
プB1で取得していない文字が電子メール本文中で他に
あるかを判別する(ステップB12)。文字が他にある
場合(ステップB12;YES)、CPU1aは、行番
号をカウントアップし(ステップB13)、ステップB
1へ戻り、次の行の1文字を取得する。文字が他にない
場合(ステップB12;NO)、当該行管理テーブル作
成手順を終了し、ステップA7へ進む。
【0039】ここで、図4を参照して、具体例を説明す
る。今、1行最大表示文字数が、30で、図4(II)に
示すメール本文の各データが登録された場合、図4
(I)のように行管理テーブルが作成される。このと
き、改行位置のない第1行目は、段落の始まりとなり図
4(I)の改行位置に「0」が記録される。改行位置の
ある第2行目は前記段落の終わりとなり図4(I)の改
行位置に改行が指定された位置「29」が記録される。
第3行目は、段落として始まり、その行中で当該段落の
終わりとなる。
【0040】次に、ステップA7の添付画像挿入位置検
索手順を図5を参照して説明する。図5は、添付画像挿
入位置検索プログラムのフローチャートである。先ず、
CPU1aは、ステップA6で作成した記録媒体1g上
の行管理テーブルを読込む(ステップC1)。そして、
CPU1aは、行管理テーブルの最初の行番号の文字数
と行頭空白文字数から行総文字数を算出し、当該行番号
の行の行幅を算出して前記行管理テーブルに記憶する
(ステップC2)。行幅は、該当行番号の行の行総文字
数(行頭空白文字数+文字数)×文字間隔である。そし
て、CPU1aは、全ての行について行幅を算出したか
を判別し(ステップC3)、全ての行の行幅を算出して
いない場合(ステップC3;NO)、ステップC2へ戻
り、算出していない行の行幅を算出して記憶する。
【0041】全ての行の行幅を算出した場合(ステップ
C3;YES)、CPU1aは、予め設定した前記横方
向表示サイズからステップC2で算出した各行の行幅を
引いて、「横方向表示サイズ」−「行幅」を算出して前
記行管理テーブルに記憶する(ステップC4)。そし
て、CPU1aは、全ての行について横方向表示サイズ
−行幅を算出したかを判別する(ステップC5)。全て
の行について横方向表示サイズ−行幅を算出していない
場合(ステップC5;NO)、ステップC4へ戻り、算
出していない行の「横方向表示サイズ」−「行幅」を算
出して前記行管理テーブルに記憶する。
【0042】全ての行について「横方向表示サイズ」−
「行幅」を算出した場合(ステップC5;YES)、C
PU1aは、記憶した全ての行の「横方向表示サイズ」
−「行幅」から、横幅について添付画像ファイルを挿入
可能な行が存在するかを判別する(ステップC6)。具
体的には、「横方向表示サイズ」−「行幅」が、ステッ
プA4で取得した添付画像の画像サイズの横幅を超える
行が存在するかを判別する。横幅について添付画像を挿
入可能な行が存在する場合(ステップC6;YES)、
CPU1aは、当該横幅について添付画像を挿入可能な
行を抽出する(ステップC7)。そして、CPU1a
は、ステップC7で抽出した行の中から、高さについて
当該添付画像を挿入できる位置が存在するかを判別する
(ステップC8)。具体的には、ステップC7で抽出し
た挿入可能な行の中で連続するものを抽出し、連続する
行の総高さが、ステップA4で取得した添付画像の画像
サイズの高さを超える連続した行が存在するかを判別す
る。連続する行がない場合は、単独行を抽出して判別す
る。
【0043】高さについて添付画像を挿入できる位置が
存在しない場合(ステップC8;NO)、CPU1a
は、前記連続する行の総高さに1行分の空白高さを追加
する(ステップC9)。そして、ステップC8に戻り、
当該行追加した連続する行の総高さについて、添付画像
を挿入できる位置が存在するかを判別する。なお、ステ
ップC9では、空白行追加に代えて、不足分の空白高さ
を追加する構成としてもよい。
【0044】高さについて添付画像を挿入できる位置が
存在する場合(ステップC8;YES)、CPU1a
は、当該高さについて添付画像を挿入できる位置を抽出
する(ステップC10)。そして、ステップC10で抽
出した位置から、添付画像挿入位置を決定する(ステッ
プC11)。横方向の添付画像挿入は、改行文字の位置
に拠らず右端から表示させてもよく、また改行位置に表
示するよう設定してもよい。なお、ステップC11で添
付画像挿入位置が数箇所ある場合は、電子メール表示装
置1上のユーザが選択してもよく、又は上の行から優先
的に選択させるものとしてもよく、更に最大の空き領域
を優先的に選択する等してもよい。
【0045】横幅について添付画像を挿入可能な行が存
在しない場合(ステップC6;NO)、添付画像を挿入
する添付画像挿入位置を設定しない。そして、添付画像
挿入位置の検索手順を終了し、ステップA8へ進む。
【0046】ここで、図4を参照して、具体例を説明す
る。図4(II)において、横方向の最大表示文字数は3
0文字で、文字間隔は16ドットであるので、横方向表
示サイズは480ドットである。このとき、図4(I)
に示すように、行幅と、「横方向表示サイズ」−「行
幅」の値がそれぞれ算出される。「横方向表示サイズ」
−「行幅」が示す横方向の空き領域は、改行位置のない
第1行目は0である。
【0047】また、図6を参照して、本実施の形態の表
示例を従来例と比較して説明する。図6は、従来例と添
付画像適切位置表示手順との表示結果を示す図であり、
(I)は、従来の表示画面を示す図であり、(II)は、
添付画像適切位置表示手順による表示画面を示す図であ
る。図6(II)は、従来例とは異なり、横方向について
は第2行から第6行まで添付画像ファイルの添付画像の
挿入が可能であり、高さについては第2行から第6行ま
での総高さに空白行の追加によって添付画像を右端に表
示させている。
【0048】なお、本実施の形態の変形例として、ステ
ップC7で電子メール本文の最大の空き領域が添付画像
ファイルの添付画像の画像サイズに満たない場合には、
当該最大の空き領域中に、添付画像を縮小表示させても
よい。
【0049】更に、ステップC1〜C11とは別の手順
で、ステップC4,C5と同様に、行管理テーブル中の
行頭空白文字数から、全ての行の行頭空白文字幅を算出
して記録媒体1gに記憶し、ステップC6,C7と同様
に、横幅について当該行頭空白文字幅に挿入可能な行を
抽出し、ステップC8,C9,C10と同様に、前記抽
出した行から、高さについて挿入可能な位置を抽出し
て、C11と同様に添付画像挿入位置を決定する構成を
とってもよい。例えば、ステップA8では、前記の横方
向表示サイズ−行幅を用いた添付画像挿入位置、当該行
頭空白文字幅を用いた添付画像挿入位置があるかにより
判別を行う。なお、ステップA8で添付画像挿入位置が
数箇所ある場合は、電子メール表示装置1上のユーザが
選択してもよく、又は上の行から優先的に選択させるも
のとしてもよく、更に最大の空き領域を優先的に選択す
る等してもよい。
【0050】よって、本実施の形態によれば、HTML
等のページ記述言語を使用せずに、MIMEを利用して
メール本文のプレーンテキストを解析して添付画像を表
示可能な領域が適宜抽出されるので、技術的ハードルを
低くして、電子メール表示装置上で画像を表示するため
の処理及び設定を簡略化でき、テキストの空き領域に添
付画像を表示できるので、表示領域を有効活用できる。
【0051】(第2の実施の形態)本実施の形態を図7
及び図8を参照して説明する。第1の実施の形態と同様
に電子メール表示装置1を用いて、CPU1aが、文頭
末添付画像挿入プログラムを実行することにより添付画
像を電子メール本文の総行数により判別した適切な位置
に表示させる。図7は、文頭末添付画像表示プログラム
のフローチャートである。
【0052】先ず、通信回線及び通信制御部1hを介し
て電子メール受信後、文頭末添付画像挿入プログラムを
実行することにより文頭末添付画像表示手順を開始す
る。なお、既定位置の設定は不要である。ステップD1
〜D5はそれぞれ、ステップA1〜A3,A5〜A6と
同様である。次に、CPU1aは、ステップD5で作成
した行管理テーブル中の行番号から、読込んだ本文中の
行数を取得して記録媒体1g上に記憶する(ステップD
6)。そして、CPU1aは、ステップD6で取得した
行数が予め既定した規定行数より大きいかを判別する
(ステップD7)。規定行数より大きい場合(ステップ
D7;YES)、CPU1aは、添付画像挿入位置を前
記電子メール本文の先頭に設定する(ステップD8)。
規定行数より大きくない場合(ステップD7;NO)、
CPU1aは、添付画像挿入位置を本文の文末に設定す
る(ステップD9)。
【0053】そして、CPU1aは、表示部1dに前記
電子メールを表示させる(ステップD10)。具体的に
は、CPU1aは、先ず本文を表示し、ステップD8又
はD9を経由した場合は、添付画像挿入位置に、前記添
付画像ファイルの添付画像を表示させる。なお、プレー
ンテキストでない場合(ステップD2;NO)、表示可
能な添付画像ファイルがない場合(ステップD3;N
O)は、ステップD10に進み、CPU1aは、表示部
1dに通常どおり前記電子メールを表示させる。以上
で、文頭末添付画像表示手順を終了する。
【0054】ここで、図8を参照して、本実施の形態の
表示例を総行数で比較して説明する。図8は、文頭末添
付画像表示手順による表示結果を示す図であり、(I)
は、総行数が規定行数よりも大きくない場合の表示画面
を示す図であり、(II)は、規定行数よりも大きい場合
の表示画面を示す図である。(I)では少行なので電子
メールの本文の文末に添付画像ファイルの添付画像を表
示し、(II)では多行なので電子メールの本文の先頭に
添付画像を表示している。
【0055】よって、本実施の形態によれば、長い文章
の場合は、文章の先頭に添付画像ファイルの添付画像を
表示するようにしたので、添付画像表示位置まで文章を
スクロールする必要がなく、メール受信者はすぐに画像
を見ることができる。
【0056】(第3の実施の形態)本実施の形態を図9
及び図10を参照して説明する。第1の実施の形態と同
様に電子メール表示装置1を用いて、CPU1aが、既
定語句添付画像挿入プログラムを実行することにより添
付画像ファイルの添付画像を電子メール本文中の既定語
句により判別した適切な位置に表示させる。図9は、既
定語句添付画像表示プログラムのフローチャートであ
る。
【0057】先ず、通信回線及び通信制御部1hを介し
て電子メール受信後、既定語句添付画像挿入プログラム
を実行することにより既定語句添付画像表示手順を開始
する。第1の実施の形態と同様に、予め既定位置の設定
をしておく。ステップE1〜E5はそれぞれ、ステップ
A1〜A3、A5〜A6と同様である。
【0058】そして、CPU1aは、ROM1eから既
定語句の読出しを行う(ステップE6)。既定語句は、
例えば、「絵」、「画像」、「写真」、「地図」等の添
付画像ファイルと対応するに相等しい語句である。RO
M1e内にこれらの既定語句を登録する既定語句テーブ
ルを予め格納し、本手順で当該既定語句テーブル上の既
定語句を読出す。また、既定語句は記録媒体1gに格納
しておき、適時変更可能な構成として、ステップE6で
記録媒体1gから既定語句を読出してもよい。そして、
CPU1aは、ステップE1で抽出した電子メールのM
IMEのフィールドから添付画像ファイル名を抽出する
(ステップE7)。
【0059】そして、CPU1aは、読出した添付画像
ファイル名の中に読出した既定語句が含まれているかを
判別する(ステップE8)。既定語句が含まれている場
合(ステップE8;YES)、CPU1aは、該当する
既定語句を電子メールの本文中で検索する(ステップE
9)。既定語句が含まれていない場合(ステップE9;
NO)、CPU1aは、前記添付画像ファイル名を本文
中で検索する(ステップE10)。
【0060】そして、CPU1aは、ステップE9又は
E10において、目的とする語句としてそれぞれ既定語
句又は添付画像ファイル名を検索できたかを判別する
(ステップE11)。検索できた場合(ステップE1
1;YES)、前記目的とする語句が存在する段落の後
に添付画像挿入位置を設定する(ステップE12)。具
体的には、CPU1aは、ステップE5で作成した行管
理テーブルを用いて、前記目的とする語句が存在する行
の改行位置が0以外の値かを判別し、0である場合、次
の行の改行位置を順に調べていき、改行位置が0以外の
値である最初の行を、前記目的とする語句を有する段落
の最後の行とし、当該段落の最後の行の次の行を添付画
像挿入位置として設定する。
【0061】目的とする語句がない場合(ステップE1
1;NO)、CPU1aは、添付画像ファイルの表示位
置を予め既定しておいた既定位置に設定する。
【0062】そして、CPU1aは、表示部1dに前記
電子メールを表示させる(ステップE14)。具体的に
は、CPU1aは、先ず本文を表示し、ステップE12
を経由した場合は、添付画像挿入位置に、ステップE1
3を経由した場合は既定位置に、それぞれ前記添付画像
ファイルの添付画像を表示させる。なお、プレーンテキ
ストでない場合(ステップE2;NO)、表示可能な添
付画像ファイルがない場合(ステップE3;NO)は、
ステップE14に進み、CPU1aは、表示部1dに通
常どおり前記電子メールを表示させる。以上で、既定語
句添付画像表示手順を終了する。
【0063】なお、既定語句又は添付画像ファイル名を
表示部1d上で強調表示する構成としてもよい。
【0064】ここで、図10を参照して、既定語句添付
画像表示手順の表示例を従来例と比較して説明する。図
10は、従来例と既定語句添付画像挿入表示例との表示
結果を示す図であり、(I)は、従来の表示画面を示す
図であり、(II)は、既定語句添付画像挿入表示手順に
よる表示画面を示す図である。図10(II)は、従来例
とは異なり、既定語句である「地図」を含む段落の次の
行に添付画像ファイルの添付画像を表示させて、かつ
「地図」を強調表示している。
【0065】よって、本実施の形態によれば、文章の内
容に関連した位置に添付画像ファイルの添付画像を表示
させることができる。
【0066】(第4の実施の形態)本実施の形態を図1
1及び図12を参照して説明する。第1の実施の形態と
同様に電子メール表示装置1を用いて、CPU1aが、
キーワード添付画像挿入プログラムを実行することによ
り添付画像ファイルの添付画像を電子メール本文のキー
ワードに対応した位置に表示させる。図11は、キーワ
ード添付画像表示プログラムのフローチャートである。
【0067】最初に、第1の実施の形態と同様に、予め
既定位置の設定をしておく。また、キーワードとは電子
メールの送信側、受信側間で認識でき、添付画像ファイ
ルの添付画像を挿入表示させるために予め前記送信側及
び前記受信側で設定した語句であり、例えば、"$ATTACH
MENT_1$"や"&IMAGE_INS2"等である。
【0068】先ず、通信回線及び通信制御部1hを介し
て電子メール受信後、キーワード添付画像挿入プログラ
ムを実行することによりキーワード添付画像表示手順を
開始する。ステップF1〜F5はそれぞれ、ステップA
1〜A3,A5〜A6と同様である。
【0069】次に、CPU1aは、ROM1eからキー
ワードの読出しを行う(ステップF6)。ROM1e内
にこれらのキーワードを登録するキーワードテーブルを
格納し、本手順で当該キーワードテーブル上のキーワー
ドを読出す。また、キーワードは記録媒体1gに格納し
ておき、適時変更可能な構成として、ステップF6で記
録媒体1gからキーワードを読出してもよい。そして、
CPU1aは、読出したキーワードを電子メールの本文
中から検索する(ステップF7)。
【0070】そして、CPU1aは、本文中に読出した
キーワードが含まれているかを判別する(ステップF
8)。キーワードが含まれている場合(ステップF8;
YES)、CPU1aは、該当するキーワードのある行
に添付画像挿入位置を設定する(ステップF9)。具体
的には、CPU1aは、ステップF5で作成した行管理
テーブルを用いて、前記キーワードが存在する行を検索
し、前記キーワードを有する行を添付画像挿入位置とし
て設定する。そして、キーワードは表示する必要がない
ため、CPU1aは、本文中のキーワードを削除する
(ステップF10)。キーワードが含まれていない場合
(ステップF8;NO)、CPU1aは、添付画像ファ
イルの表示位置を予め既定しておいた既定位置に設定す
る(ステップF11)。
【0071】そして、CPU1aは、表示部1dに前記
電子メールを表示させる(ステップF12)。具体的に
は、CPU1aは、先ず本文を表示し、ステップF9を
経由した場合は、添付画像挿入位置に、ステップF11
を経由した場合は既定位置に、それぞれ前記添付画像フ
ァイルの添付画像を表示させる。なお、プレーンテキス
トでない場合(ステップF2;NO)、表示可能な添付
画像ファイルがない場合(ステップF3;NO)は、ス
テップF12に進み、CPU1aは、表示部1d上に通
常どおり前記電子メールを表示させる。以上で、キーワ
ード添付画像表示手順を終了する。
【0072】ここで、図12を参照して、キーワード添
付画像表示手順の表示例を従来例と比較して説明する。
図12は、従来例とキーワード添付画像挿入表示例との
表示結果を示す図であり、(I)は、従来の表示画面で
あり、(II)は、キーワード添付画像挿入表示手順によ
る表示画面である。図12(II)は、キーワードである
$ATTACHMENT_1$を含む行に添付画像を表示させてい
る。
【0073】また、応用例として、メールの受信側にお
いて、送信者が指定するキーワードの添付画像挿入位置
から更に自分の都合によってキーワードの表示位置を変
更し、添付画像ファイルの添付画像を好きな位置に表示
させる構成としてもよい。
【0074】よって、本実施の形態によれば、予め設定
しておいたキーワードの位置する場所に添付画像ファイ
ルの添付画像を表示するようにしたので、メール送信時
において、最も適当と思われる位置に添付画像を表示す
るように指定することができる。また上記応用例によれ
ば、メール受信側では更に自分の都合によってキーワー
ドの表示位置を変更し、添付画像を好きな位置に表示さ
せることができる。
【0075】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したごとく、請求項1、請求項
5に記載の発明によれば、メール本文テキストを解析し
て添付画像を表示可能な領域が適宜抽出されるので、技
術的ハードルを低くして、電子メール表示装置上で画像
を表示するための処理及び設定を簡略化でき、テキスト
の空き領域に添付画像を表示できるので、表示領域を有
効活用できる。
【0077】請求項2に記載の発明によれば、長い文章
の場合は、文章の先頭に添付画像ファイルの添付画像を
表示するようにしたので、添付画像表示位置まで文章を
スクロールする必要がなく、メール受信者はすぐに画像
を見ることができる。
【0078】請求項3に記載の発明によれば、文章の内
容に関連した位置に添付画像ファイルの添付画像を表示
させることができる。
【0079】請求項4に記載の発明によれば、予め設定
しておいたキーワードの位置する場所に添付画像ファイ
ルの添付画像を表示するようにしたので、メール送信時
において、最も適当と思われる位置に添付画像を表示す
るように指定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態である電子メール表示装置の内部
構成を示すブロック図である。
【図2】添付画像適切位置表示プログラムのフローチャ
ートである。
【図3】図2における行管理テーブル作成プログラムの
フローチャートである。
【図4】図3における行管理テーブルを説明する図であ
り、(I)は行管理テーブルの内部構成を示す図であ
り、(II)は、(I)に対応するメール本文を示す図で
ある。
【図5】図2における添付画像挿入位置検索プログラム
のフローチャートである。
【図6】図2における、従来例と添付画像適切位置表示
手順との表示結果を示す図であり、(I)は、従来の表
示画面を示す図であり、(II)は、添付画像適切位置表
示手順による表示画面を示す図である。
【図7】文頭末添付画像表示プログラムのフローチャー
トである。
【図8】図7における、文頭末添付画像表示手順による
表示結果を示す図であり、(I)は、総行数が規定行数
よりも大きくない場合の表示画面を示す図であり、(I
I)は、規定行数よりも大きい場合の表示画面を示す図
である。
【図9】既定語句添付画像表示プログラムのフローチャ
ートである。
【図10】従来例と既定語句添付画像挿入表示例との表
示結果を示す図であり、(I)は、従来の表示画面を示
す図であり、(II)は、既定語句添付画像挿入表示手順
による表示画面を示す図である。
【図11】キーワード添付画像表示プログラムのフロー
チャートである。
【図12】図12における、従来例とキーワード添付画
像挿入表示例との表示結果を示す図であり、(I)は、
従来の表示画面を示す図であり、(II)は、キーワード
添付画像挿入表示手順による表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1…電子メール表示装置 1a…CPU 1b…入力部 1c…RAM 1d…表示部 1e…ROM 1f…外部記憶装置 1g…記録媒体 1h…通信制御部 1i…バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子メールを受信して表示する電子メール
    表示装置において、 添付画像ファイル付きのメールを受信した場合に、当該
    メール本文テキストのレイアウトを解析する解析手段
    と、 当該メール本文内において前記添付画像ファイルの添付
    画像を表示可能な領域を抽出する抽出手段と、 その抽出された領域に前記添付画像を表示する表示手段
    とを具備した、 ことを特徴とする電子メール表示装置。
  2. 【請求項2】前記抽出手段は、 前記メール本文の行数をカウントし、予め設定しておい
    た行数と比較し、 メール本文の行数が予め設定しておいた行数より少ない
    場合は前記メール本文の後に添付画像を表示する領域を
    抽出し、 メール本文の行数が予め設定しておいた行数より多い場
    合は前記メール本文の前に添付画像を表示する領域を抽
    出する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子メール
    表示装置。
  3. 【請求項3】前記抽出手段は、 前記メール本文から予め登録された語句を検索し、その
    語句が検索された場合、その検索された語句の段落の次
    の領域を添付画像を表示する領域として抽出する、こと
    を特徴とする請求項1に記載の電子メール表示装置。
  4. 【請求項4】前記抽出手段は、 メール送信側とメール受信側にて、予め添付画像ファイ
    ルを表示するためのキーワードを決めておき、前記メー
    ル本文上でそのキーワードの位置する場所を添付画像を
    表示する領域として抽出する、ことを特徴とする請求項
    1に記載の電子メール表示装置。
  5. 【請求項5】コンピュータ上に、 添付画像ファイル付きのメールを受信した場合に、当該
    メール文テキストのレイアウトを解析する機能と、 当該メール本文内において前記添付画像ファイルの添付
    画像を表示可能な領域を抽出する機能と、 その抽出された領域に前記添付画像を表示する機能と、 を実現させるための電子メール表示プログラム。
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