JP2002342005A - 文字入力方法及び文字入力装置 - Google Patents
文字入力方法及び文字入力装置Info
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- JP2002342005A JP2002342005A JP2001142156A JP2001142156A JP2002342005A JP 2002342005 A JP2002342005 A JP 2002342005A JP 2001142156 A JP2001142156 A JP 2001142156A JP 2001142156 A JP2001142156 A JP 2001142156A JP 2002342005 A JP2002342005 A JP 2002342005A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作キーなどを配置する位置が限られた電子
機器において、種類の多い文字の入力が良好に行えるよ
うにする。 【解決手段】 文字の単語中の位置に応じて、その形状
が変化する文字を入力する場合に、入力可能な文字を所
定の順序で表示し、所定の操作で、その表示された文字
の中から任意の文字を選択し、その選択された文字の単
語中の位置を判断し、その判断した結果に基づいて、文
字の形状を決定し、その決定した形状の文字を、確定文
字列の末尾に表示させる。
機器において、種類の多い文字の入力が良好に行えるよ
うにする。 【解決手段】 文字の単語中の位置に応じて、その形状
が変化する文字を入力する場合に、入力可能な文字を所
定の順序で表示し、所定の操作で、その表示された文字
の中から任意の文字を選択し、その選択された文字の単
語中の位置を判断し、その判断した結果に基づいて、文
字の形状を決定し、その決定した形状の文字を、確定文
字列の末尾に表示させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話端
末などの比較的小型の電子機器に適用して好適な文字入
力方法及び文字入力装置に関する。
末などの比較的小型の電子機器に適用して好適な文字入
力方法及び文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末,ページャ装置などの小型
の電子機器において、液晶ディスプレイなどで構成され
る表示手段を備えて、数字,文字,図形などの各種情報
を表示させることが行われている。例えば、携帯電話端
末の場合には、電子電話帳と称される機能を備えて、数
百件程度の複数の電話番号を記憶できると共に、その記
憶されたそれぞれの電話番号毎に、誰に発信される電話
番号であるのかを示す名前又は名称(会社名など)を記
憶させて、その記憶された電話番号と名前などを表示で
きるようにした機種がある。また、文字メッセージの伝
送機能を備えた携帯電話端末の場合には、この携帯電話
端末に入力された文字情報を、他の電話機に対して送信
したり、他の電話機から送信された文字情報を、この携
帯電話端末で受信して表示手段に表示させることができ
る。
の電子機器において、液晶ディスプレイなどで構成され
る表示手段を備えて、数字,文字,図形などの各種情報
を表示させることが行われている。例えば、携帯電話端
末の場合には、電子電話帳と称される機能を備えて、数
百件程度の複数の電話番号を記憶できると共に、その記
憶されたそれぞれの電話番号毎に、誰に発信される電話
番号であるのかを示す名前又は名称(会社名など)を記
憶させて、その記憶された電話番号と名前などを表示で
きるようにした機種がある。また、文字メッセージの伝
送機能を備えた携帯電話端末の場合には、この携帯電話
端末に入力された文字情報を、他の電話機に対して送信
したり、他の電話機から送信された文字情報を、この携
帯電話端末で受信して表示手段に表示させることができ
る。
【0003】ここで、このような電子機器が備える表示
手段にa,b,c…のような英語のアルファベットの如
き比較的文字数が少なく、かつその文字の形状が変化し
ない文字を表示させる操作を行う場合には、電話番号入
力用の数字キーのような、機器に配置された10個程度
の少ない数のキーを使用して、比較的簡単に文字入力操
作を行うことができる。
手段にa,b,c…のような英語のアルファベットの如
き比較的文字数が少なく、かつその文字の形状が変化し
ない文字を表示させる操作を行う場合には、電話番号入
力用の数字キーのような、機器に配置された10個程度
の少ない数のキーを使用して、比較的簡単に文字入力操
作を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、使用される
言語によっては、数字キーなどの10個程度の制限され
た数のキーでは、迅速な文字入力が困難な場合がある。
例えば、アラビア語のアルファベットの場合には、文字
数については28文字と比較的少ないが、それぞれの文
字は、単語中の語頭,語中,語尾で形状が変化し、さら
に単独で用いる場合にも別の形状になるため、1つの文
字で最大4種類の形状を持つことになり、結局100種
類以上の文字形状が存在することになり、数字キーのよ
うな限られた数のキーだけを使用して、迅速に正しい表
示文字を選択することは困難である。
言語によっては、数字キーなどの10個程度の制限され
た数のキーでは、迅速な文字入力が困難な場合がある。
例えば、アラビア語のアルファベットの場合には、文字
数については28文字と比較的少ないが、それぞれの文
字は、単語中の語頭,語中,語尾で形状が変化し、さら
に単独で用いる場合にも別の形状になるため、1つの文
字で最大4種類の形状を持つことになり、結局100種
類以上の文字形状が存在することになり、数字キーのよ
うな限られた数のキーだけを使用して、迅速に正しい表
示文字を選択することは困難である。
【0005】なお、アラビア語以外の言語の文字の場合
にも、その文字が使用される位置により各文字の形状が
変化する場合には、同様に文字入力が簡単に行えない問
題があった。また、ここでは携帯電話端末で漢字入力を
行う場合の問題について説明したが、携帯電話端末と同
様の比較的小型の各種電子機器で文字入力を行う場合
に、同様の問題点がある。
にも、その文字が使用される位置により各文字の形状が
変化する場合には、同様に文字入力が簡単に行えない問
題があった。また、ここでは携帯電話端末で漢字入力を
行う場合の問題について説明したが、携帯電話端末と同
様の比較的小型の各種電子機器で文字入力を行う場合
に、同様の問題点がある。
【0006】本発明の目的は、操作キーなどを配置する
位置が限られた電子機器において、種類の多い文字の入
力が良好に行えるようにすることを目的とする。
位置が限られた電子機器において、種類の多い文字の入
力が良好に行えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、文字の単語中の位置に応じて、その形状が
変化する文字を入力する場合に、入力可能な文字を所定
の順序で表示し、所定の操作で、その表示された文字の
中から任意の文字を選択し、その選択された文字の単語
中の位置を判断し、その判断した結果に基づいて、文字
の形状を決定し、その決定した形状の文字を、確定文字
列の末尾に表示させるようにしたものである。
に本発明は、文字の単語中の位置に応じて、その形状が
変化する文字を入力する場合に、入力可能な文字を所定
の順序で表示し、所定の操作で、その表示された文字の
中から任意の文字を選択し、その選択された文字の単語
中の位置を判断し、その判断した結果に基づいて、文字
の形状を決定し、その決定した形状の文字を、確定文字
列の末尾に表示させるようにしたものである。
【0008】本発明によると、限られた操作手段の操作
で、入力文字を1文字ずつ選択するだけで、その選択さ
れた文字の単語中の形状が正しく設定されて、その正し
い形状の文字が確定文字列に表示されるようになり、簡
単な操作で正しい文字入力が行えるようになる。
で、入力文字を1文字ずつ選択するだけで、その選択さ
れた文字の単語中の形状が正しく設定されて、その正し
い形状の文字が確定文字列に表示されるようになり、簡
単な操作で正しい文字入力が行えるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
【0010】本実施の形態においては、無線電話用の基
地局などと所定の無線電話回線により無線通信を行っ
て、音声データの伝送による通話や、各種データ通信が
行える携帯電話端末で、文字入力を行う場合に適用した
ものである。入力される文字としては、アラビア語の文
字を入力する端末としてある。
地局などと所定の無線電話回線により無線通信を行っ
て、音声データの伝送による通話や、各種データ通信が
行える携帯電話端末で、文字入力を行う場合に適用した
ものである。入力される文字としては、アラビア語の文
字を入力する端末としてある。
【0011】まず、携帯電話端末の構成について説明す
る。図1は、本例の携帯電話端末の内部構成を示す図
で、この携帯電話端末は、マイクロコンピュータで構成
される中央制御ユニット(CPU)31を備え、この中
央制御ユニット31の制御で、無線電話としての通信
や、この端末が備える各種機能が実行される。
る。図1は、本例の携帯電話端末の内部構成を示す図
で、この携帯電話端末は、マイクロコンピュータで構成
される中央制御ユニット(CPU)31を備え、この中
央制御ユニット31の制御で、無線電話としての通信
や、この端末が備える各種機能が実行される。
【0012】無線通信を行う構成としては、マイクロホ
ン11が拾った音声信号をアンプ12などでベースバン
ド処理を行う。ベースバンド処理された音声信号は、ア
ナログ/デジタル変換器13で所定の方式のデジタル音
声データに変換する。アナログ/デジタル変換器13で
変換されたデジタル音声データは、データ処理部14に
供給して、送信用のデータ構成に変換する処理を行う。
このとき、中央制御ユニット31から供給される制御デ
ータなども送信用のデータに付加する処理を行う。デー
タ処理部14で処理された送信用データは、変調部15
に供給して送信用に変調する。変調部15で変調された
データは、送信用の高周波回路部16に供給して、送信
周波数に変換する処理を行う。高周波回路部16で送信
周波数に変換された送信信号は、アンテナ切換スイッチ
17を介してアンテナ18に供給して、アンテナ18か
ら無線送信させる。
ン11が拾った音声信号をアンプ12などでベースバン
ド処理を行う。ベースバンド処理された音声信号は、ア
ナログ/デジタル変換器13で所定の方式のデジタル音
声データに変換する。アナログ/デジタル変換器13で
変換されたデジタル音声データは、データ処理部14に
供給して、送信用のデータ構成に変換する処理を行う。
このとき、中央制御ユニット31から供給される制御デ
ータなども送信用のデータに付加する処理を行う。デー
タ処理部14で処理された送信用データは、変調部15
に供給して送信用に変調する。変調部15で変調された
データは、送信用の高周波回路部16に供給して、送信
周波数に変換する処理を行う。高周波回路部16で送信
周波数に変換された送信信号は、アンテナ切換スイッチ
17を介してアンテナ18に供給して、アンテナ18か
ら無線送信させる。
【0013】また、アンテナ18で受信した信号を、ア
ンテナ切換スイッチ17を介して受信用の高周波回路部
19に供給して、所定の周波数の信号を中間周波信号
(又はベースバンド信号)に変換する高周波処理を行
う。高周波回路部19で変換された中間周波信号は、復
調部20に供給して受信用に復調する。復調部20で復
調されたデータは、データ処理部14に供給する。デー
タ処理部14では、供給される受信データから音声デー
タや制御データを抽出する処理を行う。抽出した音声デ
ータは、デジタル/アナログ変換器21でアナログ音声
信号に変換する。デジタル/アナログ変換器21で変換
された音声信号は、アンプ22などでベースバンド処理
を行った後、スピーカ23から放音させる。また、デー
タ処理部14で抽出した制御データは、中央制御ユニッ
ト31に供給する。
ンテナ切換スイッチ17を介して受信用の高周波回路部
19に供給して、所定の周波数の信号を中間周波信号
(又はベースバンド信号)に変換する高周波処理を行
う。高周波回路部19で変換された中間周波信号は、復
調部20に供給して受信用に復調する。復調部20で復
調されたデータは、データ処理部14に供給する。デー
タ処理部14では、供給される受信データから音声デー
タや制御データを抽出する処理を行う。抽出した音声デ
ータは、デジタル/アナログ変換器21でアナログ音声
信号に変換する。デジタル/アナログ変換器21で変換
された音声信号は、アンプ22などでベースバンド処理
を行った後、スピーカ23から放音させる。また、デー
タ処理部14で抽出した制御データは、中央制御ユニッ
ト31に供給する。
【0014】中央制御ユニット31は、メモリ32が接
続してあり、このメモリ32に無線電話機として必要な
動作プログラムが予め記憶させてある。また、中央制御
ユニット31の制御により、後述する電子電話帳データ
や文字メッセージ情報などのユーザ操作で設定されたデ
ータをメモリ32が記憶するようにしてある。ここで、
本例の携帯電話端末の場合には、電子電話帳データや文
字メッセージ情報として、アラビア語の文字を記憶でき
る構成としてあり、アラビア語の文字を所定のコードで
記憶する機能を備える。この場合、後述するようにアラ
ビア語の文字は、単語中の文字の位置により、その文字
の形状が最大で4種類変化するようにしてあり、その変
化する全ての形状についてのデータについても、メモリ
32に記憶させてある。入力させた文字の形状を特定さ
せる処理は、中央制御ユニット31の制御で実行され
る。この形状を選定する処理の詳細については後述す
る。
続してあり、このメモリ32に無線電話機として必要な
動作プログラムが予め記憶させてある。また、中央制御
ユニット31の制御により、後述する電子電話帳データ
や文字メッセージ情報などのユーザ操作で設定されたデ
ータをメモリ32が記憶するようにしてある。ここで、
本例の携帯電話端末の場合には、電子電話帳データや文
字メッセージ情報として、アラビア語の文字を記憶でき
る構成としてあり、アラビア語の文字を所定のコードで
記憶する機能を備える。この場合、後述するようにアラ
ビア語の文字は、単語中の文字の位置により、その文字
の形状が最大で4種類変化するようにしてあり、その変
化する全ての形状についてのデータについても、メモリ
32に記憶させてある。入力させた文字の形状を特定さ
せる処理は、中央制御ユニット31の制御で実行され
る。この形状を選定する処理の詳細については後述す
る。
【0015】また、この携帯電話端末は、1,2,3‥
‥9,0,の数字及び♯,*の記号に対応したダイヤル
キーや、発信キー,終了キーなどの複数の機能キーが配
置された操作キー33を備えると共に、回転操作及び押
圧操作により入力操作が行える回転型操作部34を備え
る。この回転型操作部34は、ジョグダイヤル等と称さ
れているものである。これらの操作キー33及び回転型
操作部34を操作したとき、その操作指令が中央制御ユ
ニット31に供給される構成としてある。
‥9,0,の数字及び♯,*の記号に対応したダイヤル
キーや、発信キー,終了キーなどの複数の機能キーが配
置された操作キー33を備えると共に、回転操作及び押
圧操作により入力操作が行える回転型操作部34を備え
る。この回転型操作部34は、ジョグダイヤル等と称さ
れているものである。これらの操作キー33及び回転型
操作部34を操作したとき、その操作指令が中央制御ユ
ニット31に供給される構成としてある。
【0016】また本例の携帯電話端末は、液晶ディスプ
レイで構成される表示部40を備え、中央制御ユニット
31の制御で、この表示部40に所定桁数の数字,文字
や図形を複数行(例えば4行程度)表示させることがで
きる。この表示部40には、バックライトが組み込んで
あり、暗い場所でも表示を確認できる構成としてある。
レイで構成される表示部40を備え、中央制御ユニット
31の制御で、この表示部40に所定桁数の数字,文字
や図形を複数行(例えば4行程度)表示させることがで
きる。この表示部40には、バックライトが組み込んで
あり、暗い場所でも表示を確認できる構成としてある。
【0017】本例の携帯電話端末の外観の例を図2に示
すと、携帯電話端末10を構成する筐体の正面には、下
側にマイクロホン11が配置してあり、上側にスピーカ
23が配置してあり、その間の位置に、操作キー33と
表示部40が配置してある。また、操作キー33や表示
部40が配置された面の左脇の側面部に、回転型操作部
34が配置してある。この回転型操作部34は、ジョグ
ダイヤルなどと称されるロータリー型のスイッチで、円
盤状の部材の一部だけが端末の本体から突出して配置し
てあり、この部材を矢印aで示す上方向に回転させる操
作と、矢印bで示す下方向に回転させる操作と、矢印c
で示す本体内側に押下げる操作とができる構成としてあ
り、それぞれの操作をしたとき、対応した操作情報が中
央制御ユニット31に供給される。
すと、携帯電話端末10を構成する筐体の正面には、下
側にマイクロホン11が配置してあり、上側にスピーカ
23が配置してあり、その間の位置に、操作キー33と
表示部40が配置してある。また、操作キー33や表示
部40が配置された面の左脇の側面部に、回転型操作部
34が配置してある。この回転型操作部34は、ジョグ
ダイヤルなどと称されるロータリー型のスイッチで、円
盤状の部材の一部だけが端末の本体から突出して配置し
てあり、この部材を矢印aで示す上方向に回転させる操
作と、矢印bで示す下方向に回転させる操作と、矢印c
で示す本体内側に押下げる操作とができる構成としてあ
り、それぞれの操作をしたとき、対応した操作情報が中
央制御ユニット31に供給される。
【0018】この回転型操作部34は、例えば携帯電話
端末10を片手で持ったとき、その端末を持った手の指
だけで上下の回転操作と押下げ操作とが行えるものであ
る。本例においては、この回転型操作部34を使用し
て、文字入力を行うようにしたものである。なお、回転
型操作部34の矢印a方向や矢印b方向への回転として
は、必ずしも360°自在に回転可能に構成させる必要
はなく、例えば制限された所定角度だけ上方向及び下方
向に回転(回動)できる構成でも良い。
端末10を片手で持ったとき、その端末を持った手の指
だけで上下の回転操作と押下げ操作とが行えるものであ
る。本例においては、この回転型操作部34を使用し
て、文字入力を行うようにしたものである。なお、回転
型操作部34の矢印a方向や矢印b方向への回転として
は、必ずしも360°自在に回転可能に構成させる必要
はなく、例えば制限された所定角度だけ上方向及び下方
向に回転(回動)できる構成でも良い。
【0019】また、図2に示すように、本例の携帯電話
端末に配置された表示部40は、数字や文字の表示を行
う表示桁として、少なくとも第1の表示桁41と、第2
の表示桁42とが用意してある。また、図形などで受信
レベルや電池の残量などを表示する表示桁44が用意し
てある。
端末に配置された表示部40は、数字や文字の表示を行
う表示桁として、少なくとも第1の表示桁41と、第2
の表示桁42とが用意してある。また、図形などで受信
レベルや電池の残量などを表示する表示桁44が用意し
てある。
【0020】表示部40の第1,第2の表示桁41,4
2には、例えばこの端末で発信操作をしたときや、この
端末への着信があったとき、中央制御ユニット31の制
御により、その発信先の電話番号や、発信元の電話番号
を第2の表示桁42に数字で表示する。また、電子電話
帳機能により、発信先の電話番号の登録処理を行った際
には、中央制御ユニット31の制御により、その登録さ
れた電話番号の数字での表示と、その電話番号に関係し
た名前(又は会社名などの名称)の文字などでの表示と
を、2つの表示桁41,42を使用して行う。本例の場
合には電話番号に関係した名前や名称として、アラビア
語の文字を使用した表示ができるようにしてある。
2には、例えばこの端末で発信操作をしたときや、この
端末への着信があったとき、中央制御ユニット31の制
御により、その発信先の電話番号や、発信元の電話番号
を第2の表示桁42に数字で表示する。また、電子電話
帳機能により、発信先の電話番号の登録処理を行った際
には、中央制御ユニット31の制御により、その登録さ
れた電話番号の数字での表示と、その電話番号に関係し
た名前(又は会社名などの名称)の文字などでの表示と
を、2つの表示桁41,42を使用して行う。本例の場
合には電話番号に関係した名前や名称として、アラビア
語の文字を使用した表示ができるようにしてある。
【0021】登録された電話番号を表示部40に表示さ
せるモードとしたときには、上述した回転型操作部34
の上方向又は下方向への回転操作に基づいた中央制御ユ
ニット31の制御で、所定の順番又はそれとは逆の順番
で、表示させる電話番号と名前を1件毎に順に変化させ
る。このような操作で発信させたい電話番号が表示部4
0に表示されたときに、回転型操作部34を押下げる操
作を行ったとき、中央制御ユニット31はその電話番号
への発信処理を行う構成としてある。
せるモードとしたときには、上述した回転型操作部34
の上方向又は下方向への回転操作に基づいた中央制御ユ
ニット31の制御で、所定の順番又はそれとは逆の順番
で、表示させる電話番号と名前を1件毎に順に変化させ
る。このような操作で発信させたい電話番号が表示部4
0に表示されたときに、回転型操作部34を押下げる操
作を行ったとき、中央制御ユニット31はその電話番号
への発信処理を行う構成としてある。
【0022】なお、発信先や発信元の電話番号を表示す
る際にも、その電話番号が上述した電子電話帳機能で予
め登録された電話番号である場合には、電話番号の他
に、登録された名前などを表示させるようにしてある。
る際にも、その電話番号が上述した電子電話帳機能で予
め登録された電話番号である場合には、電話番号の他
に、登録された名前などを表示させるようにしてある。
【0023】また本例の携帯電話端末は、中央制御ユニ
ット31の制御により、文字メッセージの送信や受信を
行うことができる構成としてあり、文字メッセージを受
信した場合には、その受信した文字メッセージをメモリ
32に記憶させると共に、その記憶された文字メッセー
ジを表示部40に表示させる構成としてある。また、ユ
ーザ操作で入力されて表示部40に表示された文字メッ
セージを、中央制御ユニット31の制御により、任意の
電話番号の相手に発信できる構成としてある。この文字
メッセージについても、上述した電話帳機能の場合と同
様に、アラビア語の文字を使用した表示ができるように
してある。
ット31の制御により、文字メッセージの送信や受信を
行うことができる構成としてあり、文字メッセージを受
信した場合には、その受信した文字メッセージをメモリ
32に記憶させると共に、その記憶された文字メッセー
ジを表示部40に表示させる構成としてある。また、ユ
ーザ操作で入力されて表示部40に表示された文字メッ
セージを、中央制御ユニット31の制御により、任意の
電話番号の相手に発信できる構成としてある。この文字
メッセージについても、上述した電話帳機能の場合と同
様に、アラビア語の文字を使用した表示ができるように
してある。
【0024】次に、本例の携帯電話端末を使用して、文
字入力を行う際の処理を説明する。ここでは、上述した
電子電話帳機能で名前などを登録するため、或いは送信
する文字メッセージを用意するために、文字入力を行う
ものとし、アラビア語の文字を入力する場合を例にして
説明する。
字入力を行う際の処理を説明する。ここでは、上述した
電子電話帳機能で名前などを登録するため、或いは送信
する文字メッセージを用意するために、文字入力を行う
ものとし、アラビア語の文字を入力する場合を例にして
説明する。
【0025】まず、本例の携帯電話端末が備えるメモリ
32には、アラビア語の文字のコードを、その文字の形
状の変化に関する情報を付加させて記憶させてある。即
ち、アラビア語の文字であるアルファベットは、28文
字で構成され、その他に特殊な2文字が存在する。この
特殊な文字としては、他の文字に付属して使用される文
字と、ある文字の語尾としてだけ用いられる文字であ
る。
32には、アラビア語の文字のコードを、その文字の形
状の変化に関する情報を付加させて記憶させてある。即
ち、アラビア語の文字であるアルファベットは、28文
字で構成され、その他に特殊な2文字が存在する。この
特殊な文字としては、他の文字に付属して使用される文
字と、ある文字の語尾としてだけ用いられる文字であ
る。
【0026】アルファベットを構成する28文字の具体
的な例について説明すると、それぞれの文字は、その文
字の単語中の位置により形状が変化する。具体的には、
1文字が単独で記載される場合の形状(独立形)と、単
語中の語頭に記載される場合の形状と、単語中の語中に
記載される場合の形状と、単語中の語尾に記載される場
合の形状との4種類の形状が存在する。但し、形状とし
て4種類が用意されているのは、28文字中の22文字
であり、残りの6文字は、その文字に続く文字とは連結
されない文字であり、語頭の形状と独立形が同じ形状で
あり、語中の形状と語尾の形状が同じ形状で、形状とし
ては2種類である。
的な例について説明すると、それぞれの文字は、その文
字の単語中の位置により形状が変化する。具体的には、
1文字が単独で記載される場合の形状(独立形)と、単
語中の語頭に記載される場合の形状と、単語中の語中に
記載される場合の形状と、単語中の語尾に記載される場
合の形状との4種類の形状が存在する。但し、形状とし
て4種類が用意されているのは、28文字中の22文字
であり、残りの6文字は、その文字に続く文字とは連結
されない文字であり、語頭の形状と独立形が同じ形状で
あり、語中の形状と語尾の形状が同じ形状で、形状とし
ては2種類である。
【0027】4種類の形状が用意された22文字の一覧
を表1に示し、2種類の形状が用意された6文字の一覧
を表2に示す。なお、表1,表2に記載された各文字に
付与した1〜28の番号(No)は、本例の文字入力時
に文字を特定するために設定したコード番号である。4
種類に変化する文字はコード番号1〜22を付与してあ
り、2種類に変化する文字はコード番号23〜28を付
与してある(後述する入力例の説明で文字を特定すると
きにもこのコード番号を使用する)。また、ここでは各
文字の独立形をタイプAと称し、語頭の形状をタイプZ
と称し、語中の形状をタイプYと称し、語尾の形状をタ
イプXと称する。さらに、表1,表2の中の各文字形状
で、「‥」と示してあるのは、単語中の前又は後の文字
と連結されることを示す。
を表1に示し、2種類の形状が用意された6文字の一覧
を表2に示す。なお、表1,表2に記載された各文字に
付与した1〜28の番号(No)は、本例の文字入力時
に文字を特定するために設定したコード番号である。4
種類に変化する文字はコード番号1〜22を付与してあ
り、2種類に変化する文字はコード番号23〜28を付
与してある(後述する入力例の説明で文字を特定すると
きにもこのコード番号を使用する)。また、ここでは各
文字の独立形をタイプAと称し、語頭の形状をタイプZ
と称し、語中の形状をタイプYと称し、語尾の形状をタ
イプXと称する。さらに、表1,表2の中の各文字形状
で、「‥」と示してあるのは、単語中の前又は後の文字
と連結されることを示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】表1と表2を比較すると判るように、表2
に示したタイプの文字については、語頭及び語中であっ
ても、後続の文字とは連結されないタイプの文字であ
る。次に、語尾にだけ使用される特殊な1文字の独立形
(タイプA)と、語尾の形状(タイプX)を次の表3に
示す。
に示したタイプの文字については、語頭及び語中であっ
ても、後続の文字とは連結されないタイプの文字であ
る。次に、語尾にだけ使用される特殊な1文字の独立形
(タイプA)と、語尾の形状(タイプX)を次の表3に
示す。
【0031】
【表3】
【0032】さらに、他の文字と組み合わされて使用さ
れる特殊な1文字の形状と、その使用例(組み合わされ
る位置)を次の表4に示す。
れる特殊な1文字の形状と、その使用例(組み合わされ
る位置)を次の表4に示す。
【0033】
【表4】
【0034】本例においては、以上のように分類される
アラビア語の文字を、携帯電話端末が備える回転型操作
部34での操作により、簡単に正しい文字形状で入力で
きるようにしたものである。
アラビア語の文字を、携帯電話端末が備える回転型操作
部34での操作により、簡単に正しい文字形状で入力で
きるようにしたものである。
【0035】以下、図3,図4のフローチャートと図5
の表示例を参照して、本例におけるアラビア語の文字の
入力処理例を説明する。図5の表示例は、表示部40の
表示桁41,42での表示画面の変化を順に示したもの
であり、符号40aから符号40gまでがそれぞれの状
態での表示画面である。また図5では、各表示画面に変
化するのに必要な回転型操作部34の操作状況について
も示してある。
の表示例を参照して、本例におけるアラビア語の文字の
入力処理例を説明する。図5の表示例は、表示部40の
表示桁41,42での表示画面の変化を順に示したもの
であり、符号40aから符号40gまでがそれぞれの状
態での表示画面である。また図5では、各表示画面に変
化するのに必要な回転型操作部34の操作状況について
も示してある。
【0036】この文字入力処理時には、中央制御ユニッ
ト31は、表示部40の第2の表示桁42を、文字入力
処理を行うための候補文字の表示位置として使用し、そ
の表示桁42での表示を見ながら文字入力操作を行うユ
ーザが、入力操作を実行する。また、表示部40の第1
の表示桁41は、入力が確定した文字列の表示位置とし
て使用し、以下の処理で入力された文字を1文字ずつこ
の表示桁41に表示させて行き、名前や文字メッセージ
などを完成させるものである。なお、アラビア語の文字
の場合には、右から順に記載するものであり、本例の入
力例でも入力させた順に表示部40の各表示桁の右側か
ら順に表示させるようにしてある。
ト31は、表示部40の第2の表示桁42を、文字入力
処理を行うための候補文字の表示位置として使用し、そ
の表示桁42での表示を見ながら文字入力操作を行うユ
ーザが、入力操作を実行する。また、表示部40の第1
の表示桁41は、入力が確定した文字列の表示位置とし
て使用し、以下の処理で入力された文字を1文字ずつこ
の表示桁41に表示させて行き、名前や文字メッセージ
などを完成させるものである。なお、アラビア語の文字
の場合には、右から順に記載するものであり、本例の入
力例でも入力させた順に表示部40の各表示桁の右側か
ら順に表示させるようにしてある。
【0037】図3のフローチャートに従って説明する
と、まず中央制御ユニット31は、文字入力を行うモー
ドであるか否か判断する(ステップ101)。ここで、
文字入力モードである場合には、第2の表示桁42に、
入力可能な文字の候補の一覧を予め決められた順序で表
示させる(ステップ102)。このときには、上述した
表1,表2の番号1〜28の文字を、全て独立形で順に
表示させる。但し、表示部40のサイズが比較的小さい
ために、一度に数個(図5の例では8個)の文字だけを
表示させてあり、後述するように回転型操作部34の回
転操作で、表示をスクロールさせることができるように
してある。例えば、次の表1に示すように表示順序(こ
の順序は表1,表2に示したコード番号順)が決めてあ
り、その順序で文字を一度に表示させる。
と、まず中央制御ユニット31は、文字入力を行うモー
ドであるか否か判断する(ステップ101)。ここで、
文字入力モードである場合には、第2の表示桁42に、
入力可能な文字の候補の一覧を予め決められた順序で表
示させる(ステップ102)。このときには、上述した
表1,表2の番号1〜28の文字を、全て独立形で順に
表示させる。但し、表示部40のサイズが比較的小さい
ために、一度に数個(図5の例では8個)の文字だけを
表示させてあり、後述するように回転型操作部34の回
転操作で、表示をスクロールさせることができるように
してある。例えば、次の表1に示すように表示順序(こ
の順序は表1,表2に示したコード番号順)が決めてあ
り、その順序で文字を一度に表示させる。
【0038】
【表5】
【0039】図5の表示画面40aは、第2の表示桁4
2に入力候補文字の一覧を表示させた例を示してある。
この状態で、中央制御ユニット31は回転型操作部34
がいずれかの方向に回転する操作があったか否か判断し
(ステップ103)、回転する操作があったとき、その
回転型操作部34が回転する方向と、回転量を判断し
て、その判断に基づいて、表示桁42で表示させる文字
を表5に示した順序でスクロールさせる(ステップ10
4)。例えば、回転型操作部34が上方向(図2に示す
a方向)に所定角度回転する毎に、表示桁42での候補
文字の表示位置を、1つずつ順に右方向にスクロールさ
せる。また、回転型操作部34が下方向(図2に示すb
方向)に所定角度回転する毎に、表示桁42での候補文
字の表示位置を、1つずつ順に左方向にスクロールさせ
る。図5の表示画面40bは、表示画面40aの表示状
態から、回転型操作部34が上方向(a方向)に回転さ
せて、候補文字の表示位置を、右に7つ移動した状態を
示してある。ここでの候補文字の数は28であるので、
38個同じ方向に移動させることで、元の表示状態に戻
る。
2に入力候補文字の一覧を表示させた例を示してある。
この状態で、中央制御ユニット31は回転型操作部34
がいずれかの方向に回転する操作があったか否か判断し
(ステップ103)、回転する操作があったとき、その
回転型操作部34が回転する方向と、回転量を判断し
て、その判断に基づいて、表示桁42で表示させる文字
を表5に示した順序でスクロールさせる(ステップ10
4)。例えば、回転型操作部34が上方向(図2に示す
a方向)に所定角度回転する毎に、表示桁42での候補
文字の表示位置を、1つずつ順に右方向にスクロールさ
せる。また、回転型操作部34が下方向(図2に示すb
方向)に所定角度回転する毎に、表示桁42での候補文
字の表示位置を、1つずつ順に左方向にスクロールさせ
る。図5の表示画面40bは、表示画面40aの表示状
態から、回転型操作部34が上方向(a方向)に回転さ
せて、候補文字の表示位置を、右に7つ移動した状態を
示してある。ここでの候補文字の数は28であるので、
38個同じ方向に移動させることで、元の表示状態に戻
る。
【0040】ここで、表示桁42に表示される候補文字
の中の特定位置の文字には、その文字が選択される文字
であることが判るようにしてある。図5の表示画面の例
では、右端に表示された文字にアンダーラインを付与し
て、この文字が選択されることを示してある。
の中の特定位置の文字には、その文字が選択される文字
であることが判るようにしてある。図5の表示画面の例
では、右端に表示された文字にアンダーラインを付与し
て、この文字が選択されることを示してある。
【0041】ここで、ユーザは入力させたい記号が、選
択される位置(図5の例では右端)に表示されるように
なったとき、回転型操作部34を押下げ操作する(図2
に矢印cで示す方向への操作)。中央制御ユニット31
では、その押下げ操作があるか否か判断し(ステップ1
05)、押下げ操作がないときには、ステップ102で
の候補文字の一覧表示を続行させる。
択される位置(図5の例では右端)に表示されるように
なったとき、回転型操作部34を押下げ操作する(図2
に矢印cで示す方向への操作)。中央制御ユニット31
では、その押下げ操作があるか否か判断し(ステップ1
05)、押下げ操作がないときには、ステップ102で
の候補文字の一覧表示を続行させる。
【0042】ステップ105で回転型操作部34の押下
げ操作を検出したときには、そのとき選択される位置
(ここでは右端)に表示された記号を、入力文字として
選択し、その選択された文字を入力文字として確定させ
る処理が行われる(ステップ106)。この確定処理時
には、該当する文字をどの形状で表示させるか判断する
処理が中央制御ユニット31内で行われる。この形状の
判定処理の詳細については後述するが、例えば図5に示
す表示画面40bの状態では1文字目の入力であるの
で、独立形で表示させると判断する。
げ操作を検出したときには、そのとき選択される位置
(ここでは右端)に表示された記号を、入力文字として
選択し、その選択された文字を入力文字として確定させ
る処理が行われる(ステップ106)。この確定処理時
には、該当する文字をどの形状で表示させるか判断する
処理が中央制御ユニット31内で行われる。この形状の
判定処理の詳細については後述するが、例えば図5に示
す表示画面40bの状態では1文字目の入力であるの
で、独立形で表示させると判断する。
【0043】そして中央制御ユニット31は、その判断
した形状の文字を、表示部40の第1の表示桁41の末
尾に表示させる(ステップ107)。図5に示す表示画
面40bの状態で回転型操作部34の押下げ操作(矢印
cの操作)があったときには、このとき右端に表示され
た文字が、入力文字として選択されて、図5に示す表示
画面40cに示すように、その選択された文字(ここで
はコード番号23の文字)が独立形で第1の表示桁41
の右端に表示される。
した形状の文字を、表示部40の第1の表示桁41の末
尾に表示させる(ステップ107)。図5に示す表示画
面40bの状態で回転型操作部34の押下げ操作(矢印
cの操作)があったときには、このとき右端に表示され
た文字が、入力文字として選択されて、図5に示す表示
画面40cに示すように、その選択された文字(ここで
はコード番号23の文字)が独立形で第1の表示桁41
の右端に表示される。
【0044】ここまでの処理が行われると、中央制御ユ
ニット31は文字入力モードが終了したか否か判断し
(ステップ108)、文字入力モードが終了してない場
合には、ステップ102に戻って、第2の表示桁42に
入力候補文字の一覧を表示させる。
ニット31は文字入力モードが終了したか否か判断し
(ステップ108)、文字入力モードが終了してない場
合には、ステップ102に戻って、第2の表示桁42に
入力候補文字の一覧を表示させる。
【0045】このようなステップ102からステップ1
08までの入力処理を繰り返して、1文字ずつ順に入力
操作を行うことで、第1の表示桁41には、入力された
文字で構成される文字列が表示されるようになる。
08までの入力処理を繰り返して、1文字ずつ順に入力
操作を行うことで、第1の表示桁41には、入力された
文字で構成される文字列が表示されるようになる。
【0046】ここで図5の表示画面40cの状態から更
に文字入力を行った場合の例を、図5を参照して説明す
ると、例えば図5の表示画面40cから、さらに回転型
操作部34を上方向(矢印a方向)に回転操作して、候
補文字の表示をスクロールさせて、回転型操作部34を
押下操作して特定の文字(ここではコード番号18の文
字)を選択することで、図5の表示画面40dに示すよ
うに、第1の表示桁41の表示文字列の末尾に、このと
き選択された文字が表示される。このとき、直前に表示
されたコード番号23の文字は、上述した表2に示した
ように、単語の語頭では次の文字と連結しない文字であ
り、このとき選択されたコード番号18の文字について
も独立形で表示させる。
に文字入力を行った場合の例を、図5を参照して説明す
ると、例えば図5の表示画面40cから、さらに回転型
操作部34を上方向(矢印a方向)に回転操作して、候
補文字の表示をスクロールさせて、回転型操作部34を
押下操作して特定の文字(ここではコード番号18の文
字)を選択することで、図5の表示画面40dに示すよ
うに、第1の表示桁41の表示文字列の末尾に、このと
き選択された文字が表示される。このとき、直前に表示
されたコード番号23の文字は、上述した表2に示した
ように、単語の語頭では次の文字と連結しない文字であ
り、このとき選択されたコード番号18の文字について
も独立形で表示させる。
【0047】そして、図5の表示画面40dの状態か
ら、さらに回転型操作部34を上方向(矢印a方向)に
回転操作して、候補文字の表示をスクロールさせて、回
転型操作部34を押下操作して特定の文字(ここではコ
ード番号8の文字)を選択することで、図5の表示画面
40eに示すように、第1の表示桁41の表示文字列の
末尾に、このとき選択された文字が表示される。このと
き、直前に表示されたコード番号18の文字は、上述し
た表1に示したように、単語中の次の文字と連結する文
字であり、このコード番号18の文字の表示を、独立形
(文字タイプA)から語頭の形状(文字タイプZ)に変
更し、このとき選択されたコード番号8の文字を、語尾
の形状(文字タイプX)で表示させる。
ら、さらに回転型操作部34を上方向(矢印a方向)に
回転操作して、候補文字の表示をスクロールさせて、回
転型操作部34を押下操作して特定の文字(ここではコ
ード番号8の文字)を選択することで、図5の表示画面
40eに示すように、第1の表示桁41の表示文字列の
末尾に、このとき選択された文字が表示される。このと
き、直前に表示されたコード番号18の文字は、上述し
た表1に示したように、単語中の次の文字と連結する文
字であり、このコード番号18の文字の表示を、独立形
(文字タイプA)から語頭の形状(文字タイプZ)に変
更し、このとき選択されたコード番号8の文字を、語尾
の形状(文字タイプX)で表示させる。
【0048】そして、図5の表示画面40eの状態か
ら、さらに回転型操作部34を下方向(矢印b方向)に
回転操作して、候補文字の表示をスクロールさせて、回
転型操作部34を押下操作して特定の文字(ここではコ
ード番号19の文字)を選択することで、図5の表示画
面40fに示すように、第1の表示桁41の表示文字列
の末尾に、このとき選択された文字が表示される。この
とき、直前に表示されたコード番号8の文字は、上述し
た表1に示したように、単語中の次の文字と連結する文
字であり、このコード番号8の文字の表示を、語尾の形
状(文字タイプX)から語中の形状(文字タイプY)に
変更し、このとき選択されたコード番号19の文字を、
語尾の形状(文字タイプX)で表示させる。
ら、さらに回転型操作部34を下方向(矢印b方向)に
回転操作して、候補文字の表示をスクロールさせて、回
転型操作部34を押下操作して特定の文字(ここではコ
ード番号19の文字)を選択することで、図5の表示画
面40fに示すように、第1の表示桁41の表示文字列
の末尾に、このとき選択された文字が表示される。この
とき、直前に表示されたコード番号8の文字は、上述し
た表1に示したように、単語中の次の文字と連結する文
字であり、このコード番号8の文字の表示を、語尾の形
状(文字タイプX)から語中の形状(文字タイプY)に
変更し、このとき選択されたコード番号19の文字を、
語尾の形状(文字タイプX)で表示させる。
【0049】さらに、図5の表示画面40fの状態か
ら、さらに回転型操作部34を上方向(矢印a方向)に
回転操作して、候補文字の表示をスクロールさせて、回
転型操作部34を押下操作して特定の文字(ここではコ
ード番号7の文字)を選択することで、図5の表示画面
40gに示すように、第1の表示桁41の表示文字列の
末尾に、このとき選択された文字が表示される。このと
き、直前に表示されたコード番号19の文字は、上述し
た表1に示したように、単語中の次の文字と連結する文
字であり、このコード番号19の文字の表示を、語尾の
形状(文字タイプX)から語中の形状(文字タイプY)
に変更し、このとき選択されたコード番号19の文字
を、語尾の形状(文字タイプX)で表示させる。
ら、さらに回転型操作部34を上方向(矢印a方向)に
回転操作して、候補文字の表示をスクロールさせて、回
転型操作部34を押下操作して特定の文字(ここではコ
ード番号7の文字)を選択することで、図5の表示画面
40gに示すように、第1の表示桁41の表示文字列の
末尾に、このとき選択された文字が表示される。このと
き、直前に表示されたコード番号19の文字は、上述し
た表1に示したように、単語中の次の文字と連結する文
字であり、このコード番号19の文字の表示を、語尾の
形状(文字タイプX)から語中の形状(文字タイプY)
に変更し、このとき選択されたコード番号19の文字
を、語尾の形状(文字タイプX)で表示させる。
【0050】このような処理を行って文字列の入力を行
って、図3のフローチャートのステップ108で文字入
力モードが終了したと判断したときには、そのとき第1
の表示桁41に表示された文字列を、そのときの動作モ
ードで入力された文字データとして処理させる(ステッ
プ109)。このステップ109での処理としては、例
えばこのときの入力モードが電話帳情報登録モードであ
る場合には、入力された文字列のデータを、電話番号に
対応した名前又は名称の情報である電話帳情報としてメ
モリ32に記憶させる。
って、図3のフローチャートのステップ108で文字入
力モードが終了したと判断したときには、そのとき第1
の表示桁41に表示された文字列を、そのときの動作モ
ードで入力された文字データとして処理させる(ステッ
プ109)。このステップ109での処理としては、例
えばこのときの入力モードが電話帳情報登録モードであ
る場合には、入力された文字列のデータを、電話番号に
対応した名前又は名称の情報である電話帳情報としてメ
モリ32に記憶させる。
【0051】またステップ109での処理として、文字
メッセージ情報として送信するための文字入力モードで
ある場合には、入力された文字列のデータを、一旦メモ
リ32に送信用の文字メッセージ情報として記憶させ、
データ処理部14,変調部15,高周波回路部16など
の通信処理部を使用して、基地局との通信回線が設定さ
れたとき、その一旦記憶された文字メッセージ情報を、
基地局を経由して指定された相手に送信する。
メッセージ情報として送信するための文字入力モードで
ある場合には、入力された文字列のデータを、一旦メモ
リ32に送信用の文字メッセージ情報として記憶させ、
データ処理部14,変調部15,高周波回路部16など
の通信処理部を使用して、基地局との通信回線が設定さ
れたとき、その一旦記憶された文字メッセージ情報を、
基地局を経由して指定された相手に送信する。
【0052】なお、図5に示した文字入力例で入力され
た5文字(コード番号23,18,8,19,7)を順
に入力させたときの表示例と、最終的な文字タイプを表
にまとめると、次の表6に示すようになる。この文字列
は、「太陽」という意味の文字を入力させた例である。
た5文字(コード番号23,18,8,19,7)を順
に入力させたときの表示例と、最終的な文字タイプを表
にまとめると、次の表6に示すようになる。この文字列
は、「太陽」という意味の文字を入力させた例である。
【0053】
【表6】
【0054】この表6において、文字タイプの欄に
(*)を付与した文字(この例では1文字目の文字)に
ついては、表2に記載された文字であり、語頭及び語中
であっても、次の文字と連結しない文字である。従っ
て、この文字の後の文字は、自動的に語頭又は独立形の
タイプとなる。
(*)を付与した文字(この例では1文字目の文字)に
ついては、表2に記載された文字であり、語頭及び語中
であっても、次の文字と連結しない文字である。従っ
て、この文字の後の文字は、自動的に語頭又は独立形の
タイプとなる。
【0055】ここで、本例の文字入力時に、その入力さ
れた文字を表示させる形状を確定させる処理を、図4の
フローチャートを参照して説明する。この形状の確定処
理は、図3のフローチャートのステップ106で入力文
字確定があったときに、中央制御ユニット31がメモリ
32の記憶データを参照して実行されるものである。ま
ず、入力文字が確定して、その文字のコードを判断し
(ステップ201)、そのときの入力文字が第1の表示
桁41に表示させる確定文字列の1文字目であるか否か
判断する(ステップ202)。ここで、1文字目である
ときには、入力文字を独立形で確定文字列の末尾(1文
字目の場合には先頭)に表示させる(ステップ20
3)。
れた文字を表示させる形状を確定させる処理を、図4の
フローチャートを参照して説明する。この形状の確定処
理は、図3のフローチャートのステップ106で入力文
字確定があったときに、中央制御ユニット31がメモリ
32の記憶データを参照して実行されるものである。ま
ず、入力文字が確定して、その文字のコードを判断し
(ステップ201)、そのときの入力文字が第1の表示
桁41に表示させる確定文字列の1文字目であるか否か
判断する(ステップ202)。ここで、1文字目である
ときには、入力文字を独立形で確定文字列の末尾(1文
字目の場合には先頭)に表示させる(ステップ20
3)。
【0056】また、ステップ202の判断で、このとき
入力確定した文字の直前の文字が表1のコード番号1〜
22の文字であるか否か判断する(ステップ204)。
この判断で、表1のコード番号1〜22の文字でないと
判断したときにも、直前の文字と連結しない文字である
ので、ステップ203に移って、入力文字を独立形で確
定文字列の末尾に表示させる。
入力確定した文字の直前の文字が表1のコード番号1〜
22の文字であるか否か判断する(ステップ204)。
この判断で、表1のコード番号1〜22の文字でないと
判断したときにも、直前の文字と連結しない文字である
ので、ステップ203に移って、入力文字を独立形で確
定文字列の末尾に表示させる。
【0057】また、ステップ204の判断で、入力確定
した文字の直前の文字がコード番号1〜22の文字であ
ると判断したときには、直前の文字が独立形か否か判断
する(ステップ205)。この判断で独立形と判断した
場合には、その直前の文字を独立形(タイプA)から語
頭(タイプZ)に変更し、入力確定した文字を語尾(タ
イプX)として、確定文字列の末尾に表示させる(ステ
ップ206)。また、ステップ205の判断で、独立形
でないと判断した場合には、その直前の文字を語中(タ
イプY)に変更し、入力確定した文字を語尾(タイプ
X)として、確定文字列の末尾に表示させる(ステップ
207)。
した文字の直前の文字がコード番号1〜22の文字であ
ると判断したときには、直前の文字が独立形か否か判断
する(ステップ205)。この判断で独立形と判断した
場合には、その直前の文字を独立形(タイプA)から語
頭(タイプZ)に変更し、入力確定した文字を語尾(タ
イプX)として、確定文字列の末尾に表示させる(ステ
ップ206)。また、ステップ205の判断で、独立形
でないと判断した場合には、その直前の文字を語中(タ
イプY)に変更し、入力確定した文字を語尾(タイプ
X)として、確定文字列の末尾に表示させる(ステップ
207)。
【0058】このようにして、文字入力がある毎に、そ
の文字とその直前の文字の形状を設定する処理が中央制
御ユニット31の制御で実行させることで、表示部40
に確定文字列として表示される単語は、常に正しい形状
のアラビア語の文字となる。ここで、上述した例とは別
の単語を入力させたときの表示例を、表7,表8に示
す。表7は、コード番号23,18,22,23,1,
23,20の7文字を順に入力させたときの表示例と、
最終的な文字タイプを表にまとめたものである。この文
字列は、「日本」という意味の文字を入力させた例であ
る。表8は、コード番号23,7,2,26,23,1
8,22,23の8文字を順に入力させたときの表示例
と、最終的な文字タイプを表にまとめたものである。こ
の文字列は、「オーストラリア」という意味の文字を入
力させた例である。
の文字とその直前の文字の形状を設定する処理が中央制
御ユニット31の制御で実行させることで、表示部40
に確定文字列として表示される単語は、常に正しい形状
のアラビア語の文字となる。ここで、上述した例とは別
の単語を入力させたときの表示例を、表7,表8に示
す。表7は、コード番号23,18,22,23,1,
23,20の7文字を順に入力させたときの表示例と、
最終的な文字タイプを表にまとめたものである。この文
字列は、「日本」という意味の文字を入力させた例であ
る。表8は、コード番号23,7,2,26,23,1
8,22,23の8文字を順に入力させたときの表示例
と、最終的な文字タイプを表にまとめたものである。こ
の文字列は、「オーストラリア」という意味の文字を入
力させた例である。
【0059】
【表7】
【0060】
【表8】
【0061】以上説明したように、本例によると、アラ
ビア語の文字入力が、その候補文字列の表示部40での
表示をユーザが見ながら、回転型操作部34の回動操作
及び押下操作で順に指定するだけで簡単かつ迅速に行
え、入力された文字の形状を特に指定することなく、正
しい文字形状で単語が表示されるようになる。従って、
携帯電話端末のように配置できるキーの数が限られてい
る場合に好適である。また、単一の操作手段である回転
型操作部34の操作だけで文字選択が行えるので、例え
ば片手で携帯電話端末を持って、その携帯電話端末を持
った手の指のわずかな動きだけで文字入力操作が可能に
なり、片手で端末を持った状態で非常に簡単に文字入力
が行えるようになる。
ビア語の文字入力が、その候補文字列の表示部40での
表示をユーザが見ながら、回転型操作部34の回動操作
及び押下操作で順に指定するだけで簡単かつ迅速に行
え、入力された文字の形状を特に指定することなく、正
しい文字形状で単語が表示されるようになる。従って、
携帯電話端末のように配置できるキーの数が限られてい
る場合に好適である。また、単一の操作手段である回転
型操作部34の操作だけで文字選択が行えるので、例え
ば片手で携帯電話端末を持って、その携帯電話端末を持
った手の指のわずかな動きだけで文字入力操作が可能に
なり、片手で端末を持った状態で非常に簡単に文字入力
が行えるようになる。
【0062】なお上述した入力例では、表1,表2に示
した文字の入力例について説明し、表3,表4に示した
特殊な文字の入力例については特に説明しなかったが、
これらの文字の入力についても、同様に回転型操作部3
4の操作で、アラビア語の文字の規則に従った入力及び
表示ができるように、中央制御ユニット31が制御すれ
ば良い。例えば、表3に示したコード番号29の文字に
ついては、語尾のタイプと独立形のタイプだけが存在す
るので、該当する文字が選択されたとき、そのいずれか
の適したタイプで表示させれば良い。また表4のコード
番号30の文字については、他の文字と組み合わされて
使用されるので、その組み合わされる文字や位置を、回
転型操作部34の回転操作などでユーザに選択させれば
良い。
した文字の入力例について説明し、表3,表4に示した
特殊な文字の入力例については特に説明しなかったが、
これらの文字の入力についても、同様に回転型操作部3
4の操作で、アラビア語の文字の規則に従った入力及び
表示ができるように、中央制御ユニット31が制御すれ
ば良い。例えば、表3に示したコード番号29の文字に
ついては、語尾のタイプと独立形のタイプだけが存在す
るので、該当する文字が選択されたとき、そのいずれか
の適したタイプで表示させれば良い。また表4のコード
番号30の文字については、他の文字と組み合わされて
使用されるので、その組み合わされる文字や位置を、回
転型操作部34の回転操作などでユーザに選択させれば
良い。
【0063】なお、ここまでの説明では、図2に示した
ような携帯電話端末10が回転型操作部34を端末の側
面に備えて、その回転型操作部34の操作で文字入力を
行う例について説明したが、その他の構成の操作部を備
えた端末で、同様の文字入力を行う場合にも本発明は適
用可能である。例えば、回転型操作部34と同様の位置
に、所定角度だけ上及び下に回動できるレバーを配置
し、そのレバーの上又は下への回動操作で、表示のスク
ロールをさせ、そのレバーそのもの(又はレバーとは別
部材)の押下操作で、文字選択などが行えるようにして
も良い。
ような携帯電話端末10が回転型操作部34を端末の側
面に備えて、その回転型操作部34の操作で文字入力を
行う例について説明したが、その他の構成の操作部を備
えた端末で、同様の文字入力を行う場合にも本発明は適
用可能である。例えば、回転型操作部34と同様の位置
に、所定角度だけ上及び下に回動できるレバーを配置
し、そのレバーの上又は下への回動操作で、表示のスク
ロールをさせ、そのレバーそのもの(又はレバーとは別
部材)の押下操作で、文字選択などが行えるようにして
も良い。
【0064】また、端末の側面部に文字入力操作用の操
作手段を配置するのではなく、ダイヤルキーなどと同一
の面に配置された操作手段を使用して、入力操作を行う
ようにしても良い。例えば図6に示すように、携帯電話
端末10′の表面の表示部40と操作キー33との間
に、回転型操作部34′を配置する。この操作部34′
としては、上方向(矢印a方向)への回転(回動)操作
と、下方向(矢印b方向)への回転(回動)操作と、本
体内側(矢印c方向)への押下操作とが行えるように構
成する。そして、この本体表面の回転型操作部34′
を、図2に示した端末10の回転型操作部34と同様に
図3,図4のフローチャートに基づいた操作と入力処理
を行って、アラビア語の文字などの文字入力が行えるよ
うにしても良い。
作手段を配置するのではなく、ダイヤルキーなどと同一
の面に配置された操作手段を使用して、入力操作を行う
ようにしても良い。例えば図6に示すように、携帯電話
端末10′の表面の表示部40と操作キー33との間
に、回転型操作部34′を配置する。この操作部34′
としては、上方向(矢印a方向)への回転(回動)操作
と、下方向(矢印b方向)への回転(回動)操作と、本
体内側(矢印c方向)への押下操作とが行えるように構
成する。そして、この本体表面の回転型操作部34′
を、図2に示した端末10の回転型操作部34と同様に
図3,図4のフローチャートに基づいた操作と入力処理
を行って、アラビア語の文字などの文字入力が行えるよ
うにしても良い。
【0065】また、回転又は回動する操作手段を使用す
るのではなく、方向を指示するキーと、確定操作(回転
型操作部での押下操作に相当する操作)を行うキーの少
なくとも3つのキーを、文字入力用の操作手段として割
り当てて使用するようにしても良い。例えば図7に示す
ように、携帯電話端末10″の側面に、上方向を指示す
るキー35と、下方向を指示するキー36と、確定操作
を行うキー37とを配置して、これらのキー35,36
の操作で表示の一方及び他方のスクロールを行い、キー
37で確定操作を行うようにしても良い。
るのではなく、方向を指示するキーと、確定操作(回転
型操作部での押下操作に相当する操作)を行うキーの少
なくとも3つのキーを、文字入力用の操作手段として割
り当てて使用するようにしても良い。例えば図7に示す
ように、携帯電話端末10″の側面に、上方向を指示す
るキー35と、下方向を指示するキー36と、確定操作
を行うキー37とを配置して、これらのキー35,36
の操作で表示の一方及び他方のスクロールを行い、キー
37で確定操作を行うようにしても良い。
【0066】また、例えば図8に示すように、携帯電話
端末10″′の表面に配置された操作キー33の中の特
定の3個のキー33a,33b,33cを、一方へのス
クロールを指示する操作キーと、他方へのスクロールを
指示する操作キーと、確定操作を行う操作キーとして定
義して、各キー33a,33b,33cの操作があった
とき、同様の文字入力処理が行えるようにしても良い。
端末10″′の表面に配置された操作キー33の中の特
定の3個のキー33a,33b,33cを、一方へのス
クロールを指示する操作キーと、他方へのスクロールを
指示する操作キーと、確定操作を行う操作キーとして定
義して、各キー33a,33b,33cの操作があった
とき、同様の文字入力処理が行えるようにしても良い。
【0067】また、文字入力を行う際の表示部での表示
については、図5の表示例は一例を示したものであり、
その他の表示形態としても良い。例えば、上述した図5
に示した例では、選択されることを示す文字などにアン
ダーラインを付与した表示を行うようにしたが、その他
の表示態様で、その部分が選択されることを示すように
しても良い。例えば、選択される文字が表示された部分
を点滅した表示として、その部分が選択されることを示
したり、或いは表示色が反転した表示として、その部分
が選択されることを示すようにしても良い。また、入力
が確定した文字については、未確定の文字や記号とは異
なる表示形態(例えば異なる表示色)で表示させるよう
にしても良い。
については、図5の表示例は一例を示したものであり、
その他の表示形態としても良い。例えば、上述した図5
に示した例では、選択されることを示す文字などにアン
ダーラインを付与した表示を行うようにしたが、その他
の表示態様で、その部分が選択されることを示すように
しても良い。例えば、選択される文字が表示された部分
を点滅した表示として、その部分が選択されることを示
したり、或いは表示色が反転した表示として、その部分
が選択されることを示すようにしても良い。また、入力
が確定した文字については、未確定の文字や記号とは異
なる表示形態(例えば異なる表示色)で表示させるよう
にしても良い。
【0068】また、上述した実施の形態では、携帯電話
端末でアラビア語の文字入力を行う場合に適用したが、
他の各種電子機器において、アラビア語の文字入力を行
う場合にも適用出来る。例えば、音楽などのオーディオ
信号を所定の記録媒体に記録する記録装置や、記録媒体
から再生する再生装置において、曲名などの情報をハン
グル文字で入力させる場合にも適用できる。
端末でアラビア語の文字入力を行う場合に適用したが、
他の各種電子機器において、アラビア語の文字入力を行
う場合にも適用出来る。例えば、音楽などのオーディオ
信号を所定の記録媒体に記録する記録装置や、記録媒体
から再生する再生装置において、曲名などの情報をハン
グル文字で入力させる場合にも適用できる。
【0069】さらに、上述した実施の形態では、アラビ
ア語の文字を入力する場合の例について説明したが、ア
ラビア語の文字と同様に文字の位置により形状が変化す
るその他の言語の文字入力を、同様の構成及び処理で行
うようにしても良い。
ア語の文字を入力する場合の例について説明したが、ア
ラビア語の文字と同様に文字の位置により形状が変化す
るその他の言語の文字入力を、同様の構成及び処理で行
うようにしても良い。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載した文字入力方法による
と、限られた操作手段の操作で、入力文字を1文字ずつ
選択するだけで、その選択された文字の単語中の形状が
正しく設定されて、その正しい形状の文字が確定文字列
に表示されるようになり、簡単かつ迅速な操作で文字形
状変化が複雑なアラビア語などの文字入力を、その文字
の形状を指定することなく正しく行えるようになる。
と、限られた操作手段の操作で、入力文字を1文字ずつ
選択するだけで、その選択された文字の単語中の形状が
正しく設定されて、その正しい形状の文字が確定文字列
に表示されるようになり、簡単かつ迅速な操作で文字形
状変化が複雑なアラビア語などの文字入力を、その文字
の形状を指定することなく正しく行えるようになる。
【0071】請求項2に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、入力文字の形状の変
化として、該当する文字の単語中の位置が、語頭と語中
と語尾と、単独の場合の最大4種類に変化するものであ
り、確定文字列として既に表示された文字が存在すると
き、その既に表示された文字列の末尾の文字を語中の形
状として、新たに末尾に表示される文字を語尾の形状と
することで、新たに文字が入力される毎に、その文字と
直前の文字との形状が正しい接続状態の形状となり、ア
ラビア語のような各文字毎に多数の形状が存在する文字
の入力を1文字ずつ行う場合に、それぞれの文字の形状
を指定することなく、それぞれの文字の形状が、いずれ
の時点でも正しく選定されて表示されるようになる。
と、請求項1記載の発明において、入力文字の形状の変
化として、該当する文字の単語中の位置が、語頭と語中
と語尾と、単独の場合の最大4種類に変化するものであ
り、確定文字列として既に表示された文字が存在すると
き、その既に表示された文字列の末尾の文字を語中の形
状として、新たに末尾に表示される文字を語尾の形状と
することで、新たに文字が入力される毎に、その文字と
直前の文字との形状が正しい接続状態の形状となり、ア
ラビア語のような各文字毎に多数の形状が存在する文字
の入力を1文字ずつ行う場合に、それぞれの文字の形状
を指定することなく、それぞれの文字の形状が、いずれ
の時点でも正しく選定されて表示されるようになる。
【0072】請求項3に記載した文字入力方法による
と、請求項2記載の発明において、入力可能な文字を表
示させる際には、それぞれの文字を単独の場合の形状で
表示させることで、確定文字列の表示と、入力可能な文
字の一覧の表示とが、それぞれ異なる形態で良好に表示
されるようになる。
と、請求項2記載の発明において、入力可能な文字を表
示させる際には、それぞれの文字を単独の場合の形状で
表示させることで、確定文字列の表示と、入力可能な文
字の一覧の表示とが、それぞれ異なる形態で良好に表示
されるようになる。
【0073】請求項4に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、回動型操作手段を第
1の方向に操作したとき、表示された文字列の中から選
択される文字を一方に移動させ、回動型操作手段を第1
の方向とは逆の第2の方向に操作したとき、表示された
文字の列の中から選択される文字を一方とは逆の方向の
他方に移動させることで、1つの回動型操作手段を用意
するだけで、文字の入力が簡単かつ迅速に行えるように
なる。
と、請求項1記載の発明において、回動型操作手段を第
1の方向に操作したとき、表示された文字列の中から選
択される文字を一方に移動させ、回動型操作手段を第1
の方向とは逆の第2の方向に操作したとき、表示された
文字の列の中から選択される文字を一方とは逆の方向の
他方に移動させることで、1つの回動型操作手段を用意
するだけで、文字の入力が簡単かつ迅速に行えるように
なる。
【0074】請求項5に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、第1の方向を指示す
る第1の操作手段を操作したとき、表示された文字列の
中から選択される文字を一方に移動させ、第1の方向と
は逆の第2の方向を指示する第2の操作手段を操作した
とき、表示された文字列の中から選択される文字を一方
とは逆の方向に移動させることで、2つの方向を指示す
る操作手段を用意するだけで、文字の入力が、簡単かつ
迅速に行えるようになる。
と、請求項1記載の発明において、第1の方向を指示す
る第1の操作手段を操作したとき、表示された文字列の
中から選択される文字を一方に移動させ、第1の方向と
は逆の第2の方向を指示する第2の操作手段を操作した
とき、表示された文字列の中から選択される文字を一方
とは逆の方向に移動させることで、2つの方向を指示す
る操作手段を用意するだけで、文字の入力が、簡単かつ
迅速に行えるようになる。
【0075】請求項6に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、第1及び第2の入力
工程で入力された確定文字列を、電話番号に対応した名
前又は名称の情報である電話帳情報として登録する登録
工程を有することで、電話帳情報として登録される名前
又は名称の入力操作が簡単に行える。
と、請求項1記載の発明において、第1及び第2の入力
工程で入力された確定文字列を、電話番号に対応した名
前又は名称の情報である電話帳情報として登録する登録
工程を有することで、電話帳情報として登録される名前
又は名称の入力操作が簡単に行える。
【0076】請求項7に記載した文字入力方法による
と、請求項1記載の発明において、第1及び第2の入力
工程で入力された確定文字列を、文字メッセージの情報
として所定の通信回線を経由して相手に送信する送信工
程を有することで、文字メッセージとして送信する文字
の入力操作が簡単に行える。
と、請求項1記載の発明において、第1及び第2の入力
工程で入力された確定文字列を、文字メッセージの情報
として所定の通信回線を経由して相手に送信する送信工
程を有することで、文字メッセージとして送信する文字
の入力操作が簡単に行える。
【0077】請求項8に記載した文字入力装置による
と、限られた操作手段の操作で、入力文字を1文字ずつ
選択するだけで、その選択された文字の単語中の形状が
正しく設定されて、その正しい形状の文字が確定文字列
に表示されるようになり、簡単かつ迅速な操作でアラビ
ア語のような形状変化が複雑な文字入力を、その文字の
形状を指定することなく正しく行えるようになる。
と、限られた操作手段の操作で、入力文字を1文字ずつ
選択するだけで、その選択された文字の単語中の形状が
正しく設定されて、その正しい形状の文字が確定文字列
に表示されるようになり、簡単かつ迅速な操作でアラビ
ア語のような形状変化が複雑な文字入力を、その文字の
形状を指定することなく正しく行えるようになる。
【0078】請求項9に記載した文字入力装置による
と、請求項8記載の発明において、入力文字の形状の変
化として、該当する文字の単語中の位置が、語頭と語中
と語尾と、単独の場合の最大4種類に変化するものであ
り、確定文字列として既に表示された文字が存在すると
き、その既に表示された文字列の末尾の文字を語中の形
状として、新たに末尾に表示される文字を語尾の形状と
することで、新たに文字が入力される毎に、その文字と
直前の文字との形状が正しい接続状態の形状となり、ア
ラビア語のような各文字毎に多数の形状が存在する文字
の入力を1文字ずつ行う場合に、それぞれの文字の形状
を指定することなく、それぞれの文字の形状が、いずれ
の時点でも正しく選定されて表示されるようになる。
と、請求項8記載の発明において、入力文字の形状の変
化として、該当する文字の単語中の位置が、語頭と語中
と語尾と、単独の場合の最大4種類に変化するものであ
り、確定文字列として既に表示された文字が存在すると
き、その既に表示された文字列の末尾の文字を語中の形
状として、新たに末尾に表示される文字を語尾の形状と
することで、新たに文字が入力される毎に、その文字と
直前の文字との形状が正しい接続状態の形状となり、ア
ラビア語のような各文字毎に多数の形状が存在する文字
の入力を1文字ずつ行う場合に、それぞれの文字の形状
を指定することなく、それぞれの文字の形状が、いずれ
の時点でも正しく選定されて表示されるようになる。
【0079】請求項10に記載した文字入力方法による
と、請求項9記載の発明において、入力可能な文字を表
示させるとき、それぞれの文字を単独の場合の形状で表
示させることで、確定文字列の表示と、入力可能な文字
の一覧の表示とが、それぞれ異なる形態で良好に表示さ
れるようになる。
と、請求項9記載の発明において、入力可能な文字を表
示させるとき、それぞれの文字を単独の場合の形状で表
示させることで、確定文字列の表示と、入力可能な文字
の一覧の表示とが、それぞれ異なる形態で良好に表示さ
れるようになる。
【0080】請求項11に記載した文字入力装置による
と、請求項8記載の発明において、操作手段として、少
なくとも所定角度、第1の方向及び第2の方向に回動す
る部材で構成したことで、その操作手段の回動操作で、
ユーザが入力させたい任意の文字を簡単に捜し出すこと
ができる。
と、請求項8記載の発明において、操作手段として、少
なくとも所定角度、第1の方向及び第2の方向に回動す
る部材で構成したことで、その操作手段の回動操作で、
ユーザが入力させたい任意の文字を簡単に捜し出すこと
ができる。
【0081】請求項12に記載した文字入力装置による
と、請求項8記載の発明において、操作手段として、第
1の方向を指示する第1の操作手段と、第1の方向とは
逆の第2の方向を指示する第2の操作手段で構成したこ
とで、その第1,第2の操作手段の操作で、ユーザが入
力させたい任意の文字を簡単に捜し出すことができる。
と、請求項8記載の発明において、操作手段として、第
1の方向を指示する第1の操作手段と、第1の方向とは
逆の第2の方向を指示する第2の操作手段で構成したこ
とで、その第1,第2の操作手段の操作で、ユーザが入
力させたい任意の文字を簡単に捜し出すことができる。
【0082】請求項13に記載した文字入力装置による
と、請求項8記載の発明において、制御手段は、入力さ
れた文字列を、電話番号に対応した名前又は名称の情報
である電話帳情報として登録することで、電話帳情報と
して登録される名前又は名称の入力操作が簡単に行える
装置が得られる。
と、請求項8記載の発明において、制御手段は、入力さ
れた文字列を、電話番号に対応した名前又は名称の情報
である電話帳情報として登録することで、電話帳情報と
して登録される名前又は名称の入力操作が簡単に行える
装置が得られる。
【0083】請求項14に記載した文字入力装置による
と、請求項8記載の発明において、制御手段は、入力さ
れた文字列を、文字メッセージの情報として所定の通信
回線を経由して相手に送信することで、文字メッセージ
として送信する文字の入力操作が簡単に行える装置が得
られる。
と、請求項8記載の発明において、制御手段は、入力さ
れた文字列を、文字メッセージの情報として所定の通信
回線を経由して相手に送信することで、文字メッセージ
として送信する文字の入力操作が簡単に行える装置が得
られる。
【図1】本発明の一実施の形態による携帯電話端末の例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態による携帯電話端末の外
観の例を示す斜視図である。
観の例を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態による文字入力処理例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態による入力文字確定時の
文字形状判定処理例を示すフローチャートである。
文字形状判定処理例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態による表示例を示す説明
図である。
図である。
【図6】本発明の他の実施の形態による携帯電話端末の
外観の例を示す斜視図である。
外観の例を示す斜視図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態による携帯電話
端末の外観の例を示す斜視図である。
端末の外観の例を示す斜視図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態による携帯電話
端末の外観の例を示す斜視図である。
端末の外観の例を示す斜視図である。
10,10′,10″,10″′…携帯電話端末、31
…中央制御ユニット、32…メモリ、33,33a,3
3b,33c…操作キー、34,34′…回転型操作
部、35,36,37…操作キー、40…表示部、40
a,40b,40c,40d,40e,40f,40g
…表示部での表示画面例、41…第1の表示桁、42…
第2の表示桁
…中央制御ユニット、32…メモリ、33,33a,3
3b,33c…操作キー、34,34′…回転型操作
部、35,36,37…操作キー、40…表示部、40
a,40b,40c,40d,40e,40f,40g
…表示部での表示画面例、41…第1の表示桁、42…
第2の表示桁
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 11/04 H04M 1/02 A H04M 1/00 C 1/02 1/725 G06F 3/023 310L 1/725
Claims (14)
- 【請求項1】 文字の単語中の位置に応じて、その形状
が変化する文字を入力する文字入力方法において、 入力可能な文字を所定の順序で表示する第1の表示工程
と、 所定の操作で、上記第1の表示工程で表示された文字の
中から任意の文字を選択する第1の選択工程と、 上記第1の選択工程で選択された文字の単語中の位置を
判断し、その判断した結果に基づいて、文字の形状を決
める文字形状判定工程と、 上記文字形状判定工程で決定した形状の文字を、確定文
字列の末尾に表示させる第2の表示工程とを備えた文字
入力方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記文字の形状の変化として、該当する文字の単語中の
位置が、語頭と語中と語尾と、単独の場合の最大4種類
に変化するものであり、 上記第2の表示工程では、確定文字列として既に表示さ
れた文字が存在するとき、その既に表示された文字列の
末尾の文字を語中の形状として、新たに末尾に表示され
る文字を語尾の形状とした文字入力方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の文字入力方法において、 上記第1の表示工程で入力可能な文字を表示させる際に
は、それぞれの文字を単独の場合の形状で表示させる文
字入力方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記所定の操作は、回動型操作手段を第1の方向に操作
したとき、表示された文字の列の中から選択される文字
を一方に移動させ、回動型操作手段を上記第1の方向と
は逆の第2の方向に操作したとき、表示された文字の列
の中から選択される文字を上記一方とは逆の方向の他方
に移動させる操作である文字入力方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記所定の操作は、第1の方向を指示する第1の操作手
段を操作したとき、表示された文字の列の中から選択さ
れる文字を一方に移動させ、上記第1の方向とは逆の第
2の方向を指示する第2の操作手段を操作したとき、表
示された文字の列の中から選択される文字を上記一方と
は逆の方向に移動させる操作である文字入力方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記第2の表示工程で表示された確定文字列を、電話番
号に対応した名前又は名称の情報である電話帳情報とし
て登録する登録工程を有する文字入力方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の文字入力方法において、 上記第2の表示工程で表示された確定文字列を、文字メ
ッセージの情報として所定の通信回線を経由して相手に
送信する送信工程を有する文字入力方法。 - 【請求項8】 入力可能な文字の情報を、それぞれの文
字の形状の変化に関する情報を付加して記憶する記憶手
段と、 上記記憶手段に記憶された文字を表示する表示手段と、
文字入力操作を行う操作手段と、 上記操作手段の操作に基づいて、上記記憶手段に記憶さ
れた入力可能な文字の候補を上記表示手段に表示させ、
その表示された文字の中から任意の文字を上記操作手段
の操作で選択されたとき、その選択された文字の単語中
の位置を判断し、その判断した結果に基づいて、文字の
形状を決め、その決定した形状の文字を、確定文字列の
末尾に表示させる制御手段とを備えた文字入力装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の文字入力装置において、 上記記憶手段に記憶された文字の形状の変化に関する情
報では、該当する文字の単語中の位置が、語頭と語中と
語尾と、単独の場合の最大4種類で、異なる形状となる
情報を有し、 上記制御手段は、上記表示手段に確定文字列として既に
表示された文字が存在するとき、その既に表示された文
字列の末尾の文字を語中の形状として、新たに末尾に表
示される文字を語尾の形状とする制御を行う文字入力装
置。 - 【請求項10】 請求項9記載の文字入力装置におい
て、 上記制御手段は、入力可能な文字の候補を表示させると
き、それぞれの文字を単独の場合の形状で上記表示手段
に表示させる - 【請求項11】 請求項8記載の文字入力装置におい
て、 上記操作手段は、少なくとも所定角度、第1の方向及び
第2の方向に回動する部材であり、 上記表示手段に入力可能な文字の候補を表示させた状態
で、第1の方向に回動させたとき、所定の順序で表示さ
せたその候補の中の選択される文字が一方に変化し、第
2の方向に回動させたとき、所定の順序で表示させたそ
の候補の中の選択される文字が上記一方とは逆の方向に
変化するように上記制御手段が制御する文字入力装置。 - 【請求項12】 請求項8記載の文字入力装置におい
て、 上記操作手段は、第1の方向を指示する第1の操作手段
と、上記第1の方向とは逆の第2の方向を指示する第2
の操作手段を備え、 上記表示手段に入力可能な文字の候補を表示させた状態
で、第1の操作手段が操作されたとき、所定の順序で表
示させたその候補の中の選択される文字が一方に変化
し、上記第2の操作手段が操作されたとき、所定の順序
で表示させたその候補の中の選択される文字が他方に変
化するように上記制御手段が制御する文字入力装置。 - 【請求項13】 請求項8記載の文字入力装置におい
て、 上記制御手段は、確定文字列として表示された文字を、
電話番号に対応した名前又は名称の情報である電話帳情
報として登録する文字入力装置。 - 【請求項14】 請求項8記載の文字入力装置におい
て、 上記制御手段は、確定文字列として表示された文字を、
文字メッセージの情報として所定の通信回線を経由して
相手に送信する文字入力装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001142156A JP2002342005A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 文字入力方法及び文字入力装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001142156A Pending JP2002342005A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 文字入力方法及び文字入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002342005A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011113256A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Kyocera Mita Corp | 表示装置及びこれを搭載した画像形成装置、電子機器 |
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2001
- 2001-05-11 JP JP2001142156A patent/JP2002342005A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011113256A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Kyocera Mita Corp | 表示装置及びこれを搭載した画像形成装置、電子機器 |
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