JP2002341877A - 情報通信ネットワーク上で稼動するコンピュータシステムにより音楽作品等を共同制作して出版する方法およびそのコンピュータシステム - Google Patents

情報通信ネットワーク上で稼動するコンピュータシステムにより音楽作品等を共同制作して出版する方法およびそのコンピュータシステム

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JP2002341877A JP2001146826A JP2001146826A JP2002341877A JP 2002341877 A JP2002341877 A JP 2002341877A JP 2001146826 A JP2001146826 A JP 2001146826A JP 2001146826 A JP2001146826 A JP 2001146826A JP 2002341877 A JP2002341877 A JP 2002341877A
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロアマ、スタジオ空間や資力、既成音楽市
場の枠組、国、人種、および言語等にとらわれることな
くアーチストやプロデューサーを音楽性に応じて簡便確
実に結びつけるとともに、彼らによる音楽作品の共同制
作や出版を実現可能とする方法を提供する。 【解決手段】 プロデューサーはスタジオブース14a
にアクセスし、共同制作したい音楽作品の構想内容を展
示してもらう。アーチストはスタジオブース14aにア
クセスして、展示内容を知る。アーチストは展示されて
いた音楽パートデータを取得して別の音楽パートデータ
を制作し、参画希望パートとして登録すると共にアーチ
スト識別情報も登録する。プロデューサーはブース展示
内容を知得し、登録された参画希望パートを審査し、不
採用とした音楽パートデータは削除してもらう。プロデ
ューサーはブース展示内容を知得し、構想した音楽作品
が完成したと判断すれば、サイバーショップ15にその
音楽作品を出版してもらう。サイバーショップ15は、
音楽作品を利用者端末40に提示し受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報通信ネット
ワーク上で稼動するコンピュータシステムにより音楽作
品を共同制作して出版する方法に関し、特に、創作活動
をするいわゆるアーチストやそれをプロデュースするプ
ロデューサーを、スタジオ空間や資力、既成音楽市場の
枠組、国境、人種、言語等にとらわれることなく結びつ
け、音楽作品の共同制作を実現する技術に関する。
【0002】
【発明の背景】メジャーデビューを目指すアーチスト達
が街頭で、或いはライブハウスで日々ギターをかき鳴ら
し、ドラムを叩き続け、或いは三線をつまびいて熱い歌
声を響かせている。だがこの中で自らの音楽性が他人に
認められ、見事デビューを果たせる者の数は多くない。
彼らは、シンプルな録音機材を用いて自宅で、或いは高
い使用料を払ってスタジオでオリジナル曲やカバー曲な
どを演奏・録音し、出来上がったデモ・テープをレコー
ド会社に送り続ける。そこでディレクターやプロデュー
サーの目にとまればよいが、そうでなければたとえその
音楽作品に価値を見いだす者が別にいたとしても、彼ら
が創作した音楽作品は単に趣味的なものとして世に埋も
れてしまう運命にあった。
【0003】他方、音楽を志す者はプロアマ問わず世界
中に数多く存在し、その志向する音楽ジャンルや使用楽
器・機材の好みも実に様々である。彼らは自分の音楽世
界だけに安穏とするのをよしとせず、他のアーチストと
出会ってコラボレート(共同制作、共同演奏)し、自分
の音楽性を更に高めたり、意外な方向に発展させる刺激
を得たいと願うことが多い。このようなコラボレーショ
ンにより新たな音楽作品が生まれることも少なくないの
である。
【0004】この願いは、デビューを目指すアマチュア
のアーチストにおいても、既に名声を確立したようなプ
ロアーチストにおいても同様であり、例えばそれが自分
の音楽性の殻を破る為の好機と捉えるむきもあるだろう
し、一方で不足するパートのバンドメンバーを確保する
出会いの機会と捉える場合もあるだろう。いずれにして
も、彼らアーチストは、コラボレーションを実現するた
めにその相手探しを行うことになる。その際には、人づ
てのコラボレート相手の紹介を待ったり、また、雑誌上
に記事を掲載したり、ライブハウスなどでの張り紙でも
ってコラボレート相手を募ったり、或いはそれに応募し
たりして相手探しを行う。その上で実際に互いに顔を合
わせ、共同で曲作りや演奏を行って音楽作品を作り上げ
ていく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うなアーチストを取り巻く制作環境には様々な問題点が
存在した。アーチストが制作した音楽作品は、レコード
会社や音楽出版業者、およびプロダクションなどが構築
した既成の国内音楽市場の枠組をはずれて世に出版され
る機会は少ない。この枠組にとらわれている限り、その
枠組において市場性が高いと思われる流行の曲調を備え
た曲ばかりが選択的に出版され、人間各自あるいは国や
人種毎でバラエティに富んでいるはずの嗜好との実はミ
スマッチも起こり始めるし、“飽き”がくる消費者も少
なからず存在している。何よりアーチスト自身も、自分
が本当に目指したい音楽を追求することが難しくなって
いて、“アーチスト”として自由に活動しにくいことは
確かである。つまり、真に作りたい音楽作品を自由に制
作し、しかもそれを国や地域をまたがって広く出版しう
る環境はほとんど存在しなかったのである。
【0006】また、音楽作品を制作するにあたっても、
アーチストやレコード会社の資力によって、使用できる
スタジオやその設備・機能、ならびに使用時間が大きく
左右され、完成した音楽作品の質や制作コストに直接は
ねかえっている状況があった。特にレコード会社のバッ
クアップが期待できないアマチュアアーチストにとって
スタジオ使用コストや機材費は負担が大きく、音楽活動
を制限する足かせとなっていた。また、もともとスタジ
オなど音楽制作の施設・設備がほとんど存在しないよう
な国や地方では、制作活動自体が非常に困難となってし
まい、優れた音楽性を備えた者がいたとしても、その才
能を無為にしてしまうおそれもあった。
【0007】コラボレーションについてみても、実際に
自分の好みや音楽性にマッチするであろうと思われる他
のアーチストを、人づてやせいぜい雑誌掲載程度の手法
で的確に探し出すのは、音楽の「聞いてみなければわか
らない」性格からいって至難の業である。それが海外に
所在してその音楽作品に触れる機会がほとんどないアー
チストであったり、あまり耳にしない遠国の民族音楽奏
者などであったりすれば、探し出す手掛かりを得ること
自体が非常に難しくなる。
【0008】結局はどちらかのアーチストが直接現地に
出向いて探し回り、実際にコラボレートしてみるしか手
段がなかった。この場合でも、アーチスト同士が遠隔地
に居住していれば、顔を合わせて実際の音作りをすると
いったことを何度も繰り返すことは、経済的、時間的に
難しくなり、納得した形で作品を仕上げるのが難しかっ
た。アーチストにしてみれば非常に煩雑であり、時間的
にもコスト的にも問題は大きかった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、プロアマ、スタジオ空間や資力、既成音
楽市場の枠組、国、人種、および言語等にとらわれるこ
となくアーチストやプロデューサーを音楽性に応じて簡
便確実に結びつけるとともに、彼らによる音楽作品の共
同制作や出版を実現可能とする方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたもので、第1の発明は次の事項
(1)〜(10)により特定される方法の発明。 (1)情報通信ネットワーク上で稼動するコンピュータ
システムにより音楽作品を共同制作して出版する方法で
ある。このコンピュータシステムは、音楽作品の共同制
作システムとして機能するサイバースタジオと、音楽作
品の出版システムとして機能するサイバーショップとに
区分される。 (2)自分が構想した音楽作品を自分の監督により共同
制作しようとする人がプロデューサーであり、前記サイ
バースタジオにプロデューサーがアクセスするのに使用
するコンピュータをプロデューサー機とする。 (3)プロデューサーが構想する音楽作品の共同制作に
参加しようとする人がアーチストであり、前記サイバー
スタジオにアーチストがアクセスするのに使用するコン
ピュータをアーチスト機とする。 (4)前記サイバースタジオにはコンピュータ記憶資源
とマルチメディア通信資源を用いて各プロデューサー用
のスタジオブースが開設され、これらのスタジオブース
に前記プロデューサー機および前記アーチスト機が任意
にアクセスできる。 (5)前記プロデューサーは、前記プロデューサー機に
より自分用の前記スタジオブースにアクセスし、共同制
作したい音楽作品の構想内容を適宜なマルチメディア情
報により表現して前記スタジオブースに預けて展示して
もらう。 (6)前記アーチストは、前記アーチスト機により前記
サイバースタジオ内の各スタジオブースに適宜にアクセ
スして、ブース展示内容を知得する。 (7)前記アーチストは、前記アーチスト機により前記
スタジオブースに展示されていた音楽パートデータを取
得し、その音楽パートデータに調和させるべく別の音楽
パートデータを制作し、自分が制作した音楽パートデー
タを前記スタジオブースに預けて展示してもらい、それ
を参画希望パートとして登録するとともにアーチスト識
別情報も登録する。 (8)前記プロデューサーは、前記プロデューサー機に
より自分用の前記スタジオブースにアクセスしてブース
展示内容を知得し、前記参画希望パートが登録されてい
たならば、展示されている音楽パートデータを取得して
採用するか否かを審査し、不採用とした音楽パートデー
タはブース展示内容から削除してもらう。 (9)前記プロデューサーは、前記プロデューサー機に
より自分用の前記スタジオブースにアクセスしてブース
展示内容を知得し、構想した音楽作品が完成したと判断
したならば、前記サイバーショップにその音楽作品を登
録して出版してもらう。 (10)前記サイバーショップは、情報通信ネットワー
クを通じてアクセスしてくる利用者の端末と通信し、登
録されている音楽作品を利用者端末に提示し、利用者が
希望する音楽作品を利用者端末に受け渡す。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、プロ
デューサーが制作した複数の音楽パートデータは、その
各属性に応じて属性識別子が割り当てられ、この属性識
別子に応じて分類されて前記スタジオブースに展示され
ることを特徴とする。
【0012】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記プロデューサー機またはアーチスト機におい
て指定された、ジャンル、使用楽器、使用機材、プロデ
ューサー又はアーチストが付したコメント、およびプロ
デューサー又はアーチストの属性情報のいずれかの要素
に対応した前記属性識別子をキーとして、スタジオブー
スにまたがった音楽パートデータの検索を実行し、その
検索結果をプロデューサー機またはアーチスト機に通知
することを特徴とする。
【0013】第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発
明において、前記サイバースタジオが、前記検索結果に
含まれる音楽パートデータに自動編集を加えて音楽作品
を完成させ、これをスタジオブースに展示することを特
徴とする。
【0014】第5の発明は、第1〜第4のいずれかの発
明において、前記参画希望パートがアーチストによりス
タジオブースに登録された参画発生事象が、前記スタジ
オブースに対応するプロデューサー機に所定のタイミン
グで情報通信ネットワーク上のコミュニケーションツー
ルを通じて通知されることを特徴とする。
【0015】第6の発明は、第1〜第5のいずれかの発
明において、プロデューサー機に通知される前記参画発
生事象に、この参画希望パートの登録ジャンル、使用楽
器、使用機材、アーチストが付したコメント、アーチス
トの属性情報のいずれかを含ませることを特徴とする。
【0016】第7の発明は、第1〜第6のいずれかの発
明において、前記参画希望パートの、プロデューサーに
よる音楽作品の構成への採用審査結果が、前記参画希望
パートのアーチスト識別情報に応じたアーチスト機に、
所定のタイミングで情報通信ネットワーク上のコミュニ
ケーションツールを通じて通知されることを特徴とす
る。
【0017】第8の発明は、第1〜第7のいずれかの発
明において、前記音楽作品が前記サイバーショップを通
じて利用者端末に受け渡された配信事象が、適宜タイミ
ングで情報通信ネットワーク上のコミュニケーションツ
ールを通じてプロデューサー機またはアーチスト機に通
知されることを特徴とする。
【0018】第9の発明は、第1〜第8のいずれかの発
明において、プロデューサー機またはアーチスト機に通
知される前記配信事象に、配信にあたって利用者が支払
った対価、その対価を所定の配分比率で分配したプロデ
ューサーまたはアーチストの配当、配信数量、配信日
時、および利用者の属性のいずれかの情報を含ませるこ
とを特徴とする。
【0019】第10の発明は、第1〜第9のいずれかの
発明において、前記音楽作品が映像作品を含むものであ
り、前記プロデューサーが制作する前記音楽パートデー
タには映像パートデータも付帯し、アーチストにより制
作される参画希望パートにこの映像パートデータについ
てされた映像データも含むことを特徴とする。
【0020】第11の発明は、第1〜第10のいずれか
の発明において、前記音楽パートデータを制作または編
集するに必要な音楽編集アプリケーションまたは映像編
集アプリケーションが、前記スタジオブースにおいて前
記プロデューサー機またはアーチスト機の使用可能に提
供されることを特徴とする。
【0021】第12の発明は、第1〜第11のいずれか
の発明において、前記サイバースタジオまたはサイバー
ショップにおける前記プロデューサーまたはアーチスト
の各自が他者に対して識別子でもって表示されることを
特徴とする。
【0022】第13の発明は、第1〜第12のいずれか
における前記方法をコンピュータが実行することにより
実現されるシステムである。
【0023】
【発明の実施の形態】===システムのあらまし=== 以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の音楽作品等を
共同制作して出版するシステムを示す概念図であり、図
2は図1に示す構成において取り扱う情報の流れを示す
関係図である。この実施形態の背景として図1および図
2を併せて参照し、概略をまず説明しておく。プロデュ
ーサーやアーチスト、またはレコード会社などが共同で
本発明のシステム10をインターネット上で運営し、世
界中の様々なジャンルのアーチスト達の自由なコラボレ
ーション環境を提供するとともにそこで出来上がった音
楽作品をインターネット上で出版していく状況を想定す
る。ここで、コラボレーションをプロデュースするとい
う意味合いから、以下、本発明のシステムをコラボレー
ションシステム10と称する。
【0024】この場合、プロデューサーは作り上げたい
と願う音楽作品の構想を練り、その構想内容をコラボレ
ーションシステム10における会員情報データベース1
1bなどの適宜な記憶資源に登録する。例えばその登録
先はプロデューサー毎に開設されるスタジオブース14
a用のデータベースを構成している。このスタジオブー
ス14aはインターネット上のWeb画面として表現さ
れ、プロデューサーがプロデューサー機20をもってア
クセスして自らの音楽作品の制作・編集を行うばかりで
なく、アーチスト機30を通じたアーチストからのアク
セスを受け付けて閲覧させ、先の構想への参画希望を募
集する。
【0025】アーチストは、前記のスタジオブース14
aに展示された構想内容をアーチスト機30をもって閲
覧するとともに、この構想内容にマッチする音楽パート
データを制作し、参画希望パートとしてこのスタジオブ
ース14aに登録しておく。この参画希望パートは後に
プロデューサーにより採用審査されることになる。
【0026】コラボレーションシステム10にアクセス
して音楽作品をダウンロード購入するユーザーは、利用
者端末40でもって当該システム10にアクセスし、そ
こで好みの音楽作品を検索するとともに、試聴などをし
て作品の雰囲気を確認の上、配信申込を行う。コラボレ
ーションシステム10または外部の決済機関における決
済処理が完了すれば利用者端末40に音楽作品のデータ
が配信可能となる。
【0027】勿論、音楽作品を共同制作や出版の対象と
した本実施例だけに本発明の適用範囲が限定されるもの
ではなく、映像作品やその他あらゆるメディア作品を対
象として本発明を適用することが可能であるのは言うま
でもない。
【0028】===システム構成=== 図1に示すコラボレーションシステム10は、前記プロ
デューサー機20やアーチスト機30および利用者端末
40からのアクセスを受付けてそれらに音楽作品や音楽
パートデータ等を閲覧・編集・配信等させる窓口となる
Webサーバ11と、プロデューサー機20やアーチスト
機30において利用される音楽編集アプリケーションの
提供・管理を行うアプリケーションサーバ12と、音楽
作品の配信に際して行われる決済処理を担う決済サーバ
13とによって構成される。Webサーバ11は、適宜な
通信装置によりインターネット等を介して前記プロデュ
ーサー機20やアーチスト機30、利用者端末40から
の会員IDを受け付けて、会員情報データベース11bに
おける既登録IDとの照合作業を行って認証する。その上
で要求に応じて例えば会員情報データベース11bに設
けられたスタジオブース14a等の画面情報や、音楽デ
ータベース11aに格納されている音楽作品等の各種情
報を送り返す。
【0029】Webサーバ11は、上述のように音楽デー
タベース11aおよび会員情報データベース11bを備
えている。音楽データベース11aは、プロデューサー
機20やアーチスト機30から受け付けた音楽パートデ
ータについて、割り当てた作品IDをキーにしてオーナー
ID(完成されるであろう音楽作品のオーナーであるプロ
デューサーの会員ID)、音楽ジャンル、プロデューサー
又はアーチストが付した音楽パートデータへの寸評・コ
メント、サブID(参画希望パートを登録したアーチスト
の会員ID)、閲覧・試聴された事象が記録されたアクセ
ス履歴、利用者に配信された事象が記録された配信履歴
などのデータを対応付けしたレコードを作成し、関係表
の形で記録しているものである。
【0030】また、会員情報データベース11bは、前
記利用者の個人情報を、Web画面での入力フォーム授
受、電子メール、郵送、手交、電話、ファックスなどな
んらかの手段でもって適宜入手して例えば会員IDをキー
に蓄積・管理する。前記の個人情報には、例えば住所、
氏名、連絡先、会員IDに対応したパスワード、決済用口
座の番号、制作した音楽作品に対応する作品ID、Webサ
ーバ11へのアクセス履歴、志向する音楽ジャンル、音
楽作品が利用者に配信された事象を記録した配信履歴、
他人の音楽作品をダウンロードした事象を記録した購買
履歴、受け取った配当金の履歴を記録した配当金履歴な
どのデータを対応付けしたレコードを作成し、関係表の
形式で記録しているものである。その他に、例えばプロ
デューサーごとに開設されるスタジオブース14aに対
応する画面データ等を会員IDと対応付けして記録してお
り、このスタジオブース14aをまとめてサイバースタ
ジオ14とする。なお、このスタジオブース14aおよ
びサイバースタジオ14は専用のデータベースを別途記
憶資源に設けて管理するとしてもよいし、他のデータベ
ース内に開設するとしてもよい。
【0031】本発明のコラボレーションシステム10を
利用して、プロデューサーやアーチストが音楽作品の制
作やその編集を行う場合に、シーケンサーやオーディオ
マルチレコーダーなどの音楽編集アプリケーションを利
用したいとすると、その旨をアプリケーションサーバ1
2に送信する。すると、このアプリケーションサーバ1
2は、プロデューサーらの要求に応じて指定された音楽
編集アプリケーションをプログラムデータベース12a
からプロデューサー機20等にダウンロード処理する。
プログラムデータベース12aは、備える音楽編集アプ
リケーションにプログラムIDを割り当てて管理し、これ
をキーとしてプログラム種類やダウンロード履歴を記録
したレコードを作成し、関係表をなしているものであ
る。
【0032】また、コラボレーションシステム10は、
利用者端末40からの音楽作品の配信要求に応じて直接
または間接に決済処理を実行する必要がある。その為の
サーバが決済サーバ13である。この決済サーバ13
は、例えば前記会員情報データベース11bに格納され
ている決済用口座の情報を取得してこれに配信対価(決
済代金)のデータを付帯させ、これを外部の決済機関に
転送して決済依頼を行う。決済機関からの決済処理完了
の通知を受け取ると、出版情報データベース13aから
利用者端末40への音楽作品のダウンロード処理を実行
する。勿論、前記決済機関が果たす役割をコラボレーシ
ョンシステム10が備えている場合、この決済サーバ1
3自体が決済処理を担って全て内部処理するとしても問
題ない。出版情報データベース13aは、プロデューサ
ー機20から出版登録依頼された音楽作品(完成した作
品)のデータを格納管理するデータベースであり、作品
IDをキーにオーナーID、サブID、配当金のプロデューサ
ーとアーチストとの配分比、配信履歴の情報を記録して
いる。
【0033】なお前記の各データベース11a、11
b、12a、13aは、例えばハードディスクなどの適
宜な記憶装置に設けられるものであって、集約一体化す
ることもできるし、あるいは互いにネットワークで結ん
で有機的に稼動可能とするとしてもよい。また、Webサ
ーバ11、アプリケーションサーバ12、決済サーバ1
3は、一体のコンピュータであっても、あるいはネット
ワーク等を介して有機的に組み合わさったものでもよ
い。
【0034】前記プロデューサー機20およびアーチス
ト機30は、インターネット等のネットワークを介して
コラボレーションシステム10における前記Webサーバ
11にアクセス可能な通信装置を備えるコンピュータで
あり、音楽作品の制作や編集を行う編集アプリケーショ
ンを実行可能とする。また、利用者端末40はインター
ネット等のネットワークに接続可能な端末であり、Web
サーバ11を通じて音楽作品をダウンロードする。
【0035】なお、プロデューサー機20、アーチスト
機30、および利用者端末40は、図で示した一般のパ
ーソナルコンピュータ、ネットワーク接続可能な携帯電
話機等だけに限定されず、PDA、ゲーム機、デジタルT
V、ファックス機などネットワーク接続可能なコンピュ
ータ機器であればいずれのものでもよい。加えて、プロ
デューサー機20、アーチスト機30、利用者端末4
0、およびコラボレーションシステム10との少なくと
もいずれかをつなぐネットワークもインターネットだけ
でなく、パソコン通信回線、LAN、無線ネットワーク
など様々なネットワークを採用することが出来る。
【0036】===メインフロー=== 1.トップ画面のイメージ 図3は本発明の方法の実際手順を示す流れ図であり、図
4はトップ画面400の一例を示す説明図である。以
下、本発明の実際手順についてプロデューサー機20ま
たはアーチスト機30における画面遷移と併せて示す。
例えば、あるアーチストが前記コラボレーションシステ
ム10が提供する音楽作品の共同制作・出版サービスサ
イトにアーチスト機30をもってアクセスしたとする
(s300)。その際にWebサーバ11から返信される
トップ画面の一例が図4に示す画面400であり、その
利用目的に応じたボタンやマップが配置されている。
【0037】例えば、音楽作品の制作や編集作業を行う
前記サイバースタジオにおけるスタジオブースの利用を
選択するボタンや、参照したい或いは参画したい音楽作
品や音楽パートデータをスタジオブースや音楽データ、
ミュージシャン(プロデューサーおよびアーチストを包
含する意)の各側面から検索するページへ移行するボタ
ン、および国別のスタジオブースのマップがクリッカブ
ルに表示される。
【0038】他にもこの画面400では、このサービス
サイトにおいて会員となっているプロデューサーやアー
チストの仲間うちで交流するコミュニティサイトへの入
り口も用意される。ここでは、掲示板やチャット、メー
ル等々の様々なコミュニティツールが利用可能となって
おり、会員仲間との交流や募集を別途図ることもでき
る。
【0039】2.会員認証処理 次に、トップ画面400にアクセスしたきたアーチスに
ついて、サイトの会員となっているか認証する(s30
1)。所定のログイン画面をWebサーバ11がアーチス
ト機30に送信し、それを受信したアーチスト機30に
おいてアーチストが自身の会員IDやそのパスワードを入
力の上、返信する。Webサーバ11は会員情報データベ
ース11bにおいてそれを照合して認証判断を行う(s
302)。認証が正常に完了しなければ、Webサーバ1
1が個人情報等を適宜入力する会員登録フォームをアー
チスト機30に送信し、その入力結果を受信する。Web
サーバ11はその入力結果に応じて当該アーチストに会
員IDを割り当てて、スタジオブースを会員情報データベ
ース11bに開設する(s303’)。認証が正常に完
了すれば、トップ画面400において提供される種々の
サービスを享受可能とする。
【0040】3.検索条件の入力 このようなトップ画面400において、前記アーチスト
が前記のスタジオ検索ボタンとリンクした検索ページに
おいて好みのスタジオブースや音楽作品、あるいはアー
チスト(プロデューサー含む)等を検索するべく検索条
件の入力を行うとする。それが各画面500、501、
502に示す検索条件入力画面である。スタジオブース
について検索を行う場合、例えば、スタジオブースごと
に割り当てられているブースID、スタジオブース14a
のオーナー(プロデューサー)の氏名、国籍・所在地、
性別、年齢層、志向するジャンルなどについて指定する
ことが出来る。音楽作品や音楽パートデータについて検
索を行う場合、例えば、音楽作品名、制作者名、パート
名称、主たる使用言語、当該音楽作品等に対して付され
たコメント、属するジャンルなどについて指定すること
が出来る。また、アーチストについて検索を行う場合、
例えば、そのアーチストの会員ID、氏名、国籍・所在
地、性別、主たるパート、志向するジャンルなどについ
て指定することが出来る。
【0041】4.検索条件の受付と検索結果の送信 前記の検索条件入力画面500、501、502などに
おいてアーチストが検索条件を入力し、Webサーバ11
に送信すると、Webサーバ11はそれを受信し、音楽デ
ータベース11aや会員情報データベース11bにおい
て指定検索キーに基づいた検索処理を行い、その結果を
アーチスト機30に返す。その画面の一例が、図6に示
す検索結果表示画面600である。この画面600で
は、アーチスト自身が指定した検索条件、ここでは、パ
ート:ベース、使用言語:日本語、コメント:「南の
島」、「そよ風」、および「恋」、属するジャンル:ポ
ップス、ワールドミュージック、およびクラシックとい
ったことが確認的に表示され、それに併せて検索結果が
示される。
【0042】音楽作品もしくは音楽パートデータを制作
したアーチストまたはプロデューサーの会員IDをキーと
して、ジャンル、演奏長さ、イメージ等について付記し
たコメントなどの情報がこの検索結果において列挙され
ることになる。これらの音楽作品や音楽パートデータに
ついては、チェックボックス等で試聴指定することで、
その選択事象と対応する音楽IDとがWebサーバ11に送
信され、当該音楽IDに対応するデータがアーチスト機3
0にダウンロード処理され、試聴可能である。
【0043】5.スタジオブース画面のイメージ 検索作業により好みのスタジオブースが検索でき、アー
チスト機30において係るスタジオブースを前記検索結
果表示画面600において選択したとすると、その選択
事象がブースIDと共にWebサーバ11に送信される。Web
サーバ11はこれを受信し(s303)、前記会員情報
データベース11bからそのブースIDに該当する画面デ
ータを抽出し返信する。その画面の一例が、図7に示す
スタジオブース画面700である。ここでは、例えばス
タジオブースのオーナーであるプロデューサーの会員ID
(図ではwm312)が、誰のスタジオブースであるかを示
す識別子として表示される。またこのプロデューサーの
国籍を示す国旗(図では日本の国旗)も併せて表示され
る。この画面700では、プロデューサーが構想する音
楽作品についての構想内容が表示され、また、プロデュ
ーサーの志向する音楽性やプロデューサーの素顔、出版
済み音楽作品の一覧等を参照可能となっている。
【0044】ここで、アーチストがシーケンサー等の音
楽編集アプリケーションを有していないと、以後の音楽
作品の制作や編集に支障を生じる。そこで、Webサーバ
11は音楽編集アプリケーションの要否と選択を問う画
面をアーチスト機30に送信するとともに、その結果を
受信し要否判断を行う(s304)。その結果が音楽編
集アプリケーションを必要とする場合、アーチストによ
り選択された音楽編集アプリケーションを前記アプリケ
ーションサーバ12を通じてプログラムデータベース1
2aより検索し、インターネットを介してアーチスト機
30にダウンロード処理する(s305)。これにより
アーチストは自在に音楽作品の制作や編集を行えるよう
になる。音楽編集アプリケーションを必要としない場合
には、下記のステップs306へと処理が進む。
【0045】前記アーチストは例えばここで、「参画募
集中!!!」のボタンをクリックし、プロデューサーが
構想する音楽作品について参画を募っているパートの情
報を閲覧する。本画面500の下半ではこの参画募集の
パート情報を表示している。これを閲覧したアーチスト
は、プロデューサーが予め制作しておいたパート(図で
はベースパート)や、他のアーチストにより参画済みの
パート(図ではボーカル、ドラムス、パーカッション)
について、試聴を行うなどして音楽作品の雰囲気を確認
する。画面700における試聴希望のチェックボックス
をチェックすると、対応する音楽パートデータのアーチ
スト機30へのダウンロードが前記同様に実行され、該
アーチスト機30の適宜なアプリケーションでもって演
奏される。
【0046】例えば試聴の結果、参画が未だ行われてい
ない例えばギターパートについて参画をしたいとアーチ
ストが望めば、参画希望のチェックボックスをチェック
する。この事象は、Webサーバ11を通じて前記音楽デ
ータベース11aに送られ、このデータベース11aに
おいて前記プロデューサーに対応する会員IDのテーブル
に記録されることになる。この時点でWebサーバ11
は、前記アーチスト機30がアーチストとしての作業
(参画希望パートの制作・登録など)を行うものである
ことを認識する(s306)。一方、画面700におい
て、音楽制作・編集ボタンをクリックするなどして、ア
ーチストから寄せられた参画希望パートを自分の音楽構
想に沿って編集し音楽作品を作り上げる事象がWebサー
バ11に送信されると、Webサーバ11はアーチスト機
30が実はプロデューサーとしての作業を行うものであ
ることを認識する。
【0047】なお、プロデューサーは、自分が制作した
音楽作品やパートそのもののデータを予めWebサーバ1
1に送信して音楽データベース11aに作品IDもしくは
会員IDをキーに登録してもらうとともに、参画募集する
パートについて、Webサーバ11由来の所定の入力フォ
ームにおいてジャンルや楽器、演奏長さ、雰囲気等に関
し指定した上でWebサーバ11に送信・登録しておく。W
ebサーバ11はこれを受付て、前記スタジオブース(が
開設された会員情報データベース11b等)に格納し、
インターネット上に展示している(s307)。
【0048】一方アーチストは、アーチスト機30にダ
ウンロードした前記音楽編集アプリケーション等を用い
て、上記で指定した参画希望のパート(ここではシター
ルを用いたギターパート)について音楽パートデータを
制作・編集し、自らの会員ID(サブID)を含めてWebサ
ーバ11に送信する。Webサーバ11はこれを受信し、
該当するスタジオブースへの登録を行う(s30
7’)。
【0049】6.参画希望パートの発生通知・審査結果
の送信 プロデューサーは、前記プロデューサー機20により自
分用のスタジオブースにアクセスしてブース展示内容を
知得し、アーチストにより登録された参画希望パートの
存在を認識する。もしくは、参画希望パートが当該スタ
ジオブースに登録された時点などの適宜なタイミングで
Webサーバ11が、プロデューサー機20に参画希望パ
ートの登録が発生した事象を通知する(s308)。こ
こでの通知方法は、インターネット上で利用可能な、例
えばWeb画面データの授受、電子メールやチャット、メ
ッセンジャーサービスなど各種コミュニケーションツー
ルを用いて行われる。
【0050】参画希望パートの登録が発生した旨の通知
を受けた、もしくは自ら認識したプロデューサーは、こ
の参画希望パートの音楽パートデータを取得して、自ら
の構想へのマッチングなどを基準に採用するか否かを審
査することになる。それは、図8に示す、参画希望パー
トの発生通知・審査画面800でおいて行われる。この
画面800では、参画を希望するアーチストの会員IDを
キーに、その会員の主たるジャンル、演奏長さ、希望パ
ート、そしてその参画希望パートを評したコメントなど
が関係付けされて表示される。プロデューサーは、上記
同様の試聴指定を行って、参画希望パートの評価を行う
訳である。そして、不採用とした参画希望パートについ
てはその音楽パートデータをブース展示内容から削除し
てもらうべく、削除指定をチェックボックスなどで行
う。Webサーバ11はこの削除指定を受けて(s30
8)、対応する作品IDのデータを音楽データベース11
aから削除する。また一方で、各アーチスト機30に、
審査結果を通知する(s308’)。
【0051】7.音楽編集 図9は音楽編集画面の一例を示す説明図である。プロデ
ューサーは、上述のようにして自らの構想に沿った参画
希望パートを取捨選択していき、採用した各参画希望パ
ートの音楽パートデータに対して適宜な編集を加えてい
く。例えば、アプリケーションサーバ12からダウンロ
ードしたシーケンサーのアプリケーションを利用し、選
択したパート(図ではドラムスパート)についてアレン
ジを実施する。編集後は、プロデューサー機20を通じ
てWebサーバ11に編集後の音楽パートデータを送信す
る。Webサーバ11ではこれを受けて、音楽データベー
ス11aにおいて更新処理を行う。
【0052】8.音楽作品の完成 図10は音楽作品完成画面の一例を示す説明図である。
上記にように参画希望パートの編集が一通り完了すれ
ば、プロデューサーはプロデューサー機20により自分
用のスタジオブースにアクセスしてブース展示内容を知
得し、構想した音楽作品が完成したか確認する。図の画
面1000では、ベース、ギター、コーラス、ボーカ
ル、ドラムスの各パートについて編集が終了し、一つの
音楽作品を構成すべく一覧表示されている。パート情報
として、参画希望パートを登録した参画会員(アーチス
ト)のID、最終編集日、コメント、そして音楽作品への
貢献度が含まれている。プロデューサーが再度試聴しよ
うと思えば、対応するチェックボックスにチェックを入
れてプロデューサー機20において試聴する。また、そ
こで構想に沿わないと判断すれば、入れ替え希望のチェ
ックボックスにチェックをする。この入れ替え希望の事
象はWebサーバ11に送られ、これを受信したWebサーバ
11は、当該プロデューサーに対応するスタジオブース
において表示される募集パート情報(図7再度参照)の
参画有無の欄を“未”に書き換える。
【0053】音楽作品が完成したと判断されたならば、
プロデューサー機20から(サイバーショップ15とし
ての)決済サーバ13の出版情報データベース13a
に、完成した音楽作品のデータがWebサーバ11を介し
て送信される。決済サーバ13はその音楽作品データを
受信し、作品IDをキーに登録する(s309)。その
際、プロデューサー自身の会員IDをオーナーID、参画希
望パートを制作したアーチストの会員IDをサブIDとして
関係付けする。また、前記の貢献度に応じて決定される
(或いは予め定めた)プロデューサーとアーチストとの
間での配当金の配分比も記録される。
【0054】9.音楽作品の配信と決済処理 図11は配信事象と配当金の通知画面の一例を示す説明
図である。決済サーバ13は、Webサーバ11を介して
アクセスしてくる利用者端末40と通信し、出版情報デ
ータベース13aに登録されている前記の音楽作品を、
利用者の求めに応じて適宜検索し、その結果をインター
ネットを通じて利用者端末40に提示する。そこで利用
者端末40において指定された配信希望の音楽作品を抽
出し、利用者端末40にダウンロード処理する(s31
0)。音楽作品が無料でない限り、このダウンロードに
先立って、決済処理が行われる。この決済サーバ13
は、例えば前記会員情報データベース11bに格納され
ている決済用口座の情報を取得してこれに配信対価(決
済代金)のデータを付帯させ、これを外部の決済機関に
転送して決済依頼を行う。決済機関からの決済処理完了
の通知を受け取ると、出版情報データベース13aから
利用者端末40への音楽作品のダウンロード処理を実行
する。勿論、前記決済機関が果たす役割をコラボレーシ
ョンシステム10が備えている場合、この決済サーバ1
3自体が決済処理を担って全て内部処理するとしても問
題ない。
【0055】決済が正常に完了し、音楽作品の配信が実
施されると、その発生事象が決済サーバ13からWebサ
ーバ11を介してプロデューサー機20やアーチスト機
30に通知される(s311)。この通知画面1100
では、配信先の会員ID、その会員のジャンル、配信日
時、配信数量、および配信単価などの情報が列挙され、
配当金額の総額が示される。アーチストに対する配信単
価は、前記の画面1000(図10参照)のパート情報
においてプロデューサーが示した貢献度に応じて算定さ
れる額に配信数量を乗じたものである。プロデューサー
およびアーチストは自らが関わった音楽作品について配
当金額を認識し、所定口座から実際の配当金を受領し、
音楽作品の構想提示から参画希望パートの募集、そして
その登録、音楽作品の完成、ならびに配信とそれに伴う
配当金の発生に至る一連の処理が完了する(s31
2)。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、プロデューサーやアーチストが音楽作品を制作・編
集するにあたって、創作の場であるサイバースタジオに
おいてシーケンサーやオーディオマルチレコーダとして
機能するアプリケーションを情報通信ネットワークを介
して自在に利用することが出来るから、場所、時間、資
力など従来では音楽活動を制限してきた要素に全くとら
われることがなくなる。したがって、ここで完成した音
楽作品の質も純粋にプロデューサーやアーチストの音楽
性や作詞・作曲および演奏のレベルに応じたものとな
り、プロアマ等を問わず同じ制作環境を手にすることが
出来る。しかも、サイバーショップにおいて、その音楽
作品を自由に出版することが可能となり、既成の国内音
楽市場の枠組を越えた音楽出版を実現することにつなが
る。
【0057】また、コラボレーションについてみても上
記同様の効果を奏するとともに、実際に自分の好みや音
楽性にマッチする他のアーチストを、海外などの遠隔地
に所在するアーチストであってもその音楽作品を実際に
聞いて確認しながら、簡便確実に探し出すことが可能で
ある。そしてそのように探し出したアーチストらと音楽
作品を共同で作り上げる際にも、多数のアーチスト同士
がばらばらの遠隔地に居住していたとしても一同顔を合
わせる必要もなく、実際の音作りを経済的かつ円滑に行
うことが容易となる。
【0058】しかして、プロアマ、スタジオ空間や資
力、既成音楽市場の枠組、国、人種、および言語等にと
らわれることなくアーチストやプロデューサーを音楽性
に応じて簡便確実に結びつけるとともに、彼らによる音
楽作品の共同制作や出版を実現可能とする方法を提供可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音楽作品等を共同制作して出版するシ
ステムを示す概念図である。
【図2】図1に示す構成において取り扱う情報の流れを
示す関係図である。
【図3】本発明の方法の実際手順を示す流れ図である。
【図4】トップ画面の一例を示す説明図である。
【図5】検索条件入力画面の一例を示す説明図であり、
(a)はスタジオブース検索、(b)は音楽検索、
(c)アーチスト検索の場合を示す。
【図6】検索結果表示画面の一例を示す説明図である。
【図7】スタジオブース画面の一例を示す説明図であ
る。
【図8】参画希望パートの発生通知・審査画面の一例を
示す説明図である。
【図9】音楽編集画面の一例を示す説明図である。
【図10】音楽作品完成画面の一例を示す説明図であ
る。
【図11】配信事象と配当金の通知画面の一例を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 コラボレーションシステム 14 サイバースタジオ 14a スタジオブース 15 サイバーショップ 20 プロデューサー機 30 アーチスト機 40 利用者端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10G 1/00 G10G 1/00 G10H 1/00 G10H 1/00 Z 102 102Z

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の事項(1)〜(10)により特定さ
    れる方法の発明。 (1)情報通信ネットワーク上で稼動するコンピュータ
    システムにより音楽作品を共同制作して出版する方法で
    ある。このコンピュータシステムは、音楽作品の共同制
    作システムとして機能するサイバースタジオと、音楽作
    品の出版システムとして機能するサイバーショップとに
    区分される。 (2)自分が構想した音楽作品を自分の監督により共同
    制作しようとする人がプロデューサーであり、前記サイ
    バースタジオにプロデューサーがアクセスするのに使用
    するコンピュータをプロデューサー機とする。 (3)プロデューサーが構想する音楽作品の共同制作に
    参加しようとする人がアーチストであり、前記サイバー
    スタジオにアーチストがアクセスするのに使用するコン
    ピュータをアーチスト機とする。 (4)前記サイバースタジオにはコンピュータ記憶資源
    とマルチメディア通信資源を用いて各プロデューサー用
    のスタジオブースが開設され、これらのスタジオブース
    に前記プロデューサー機および前記アーチスト機が任意
    にアクセスできる。 (5)前記プロデューサーは、前記プロデューサー機に
    より自分用の前記スタジオブースにアクセスし、共同制
    作したい音楽作品の構想内容を適宜なマルチメディア情
    報により表現して前記スタジオブースに預けて展示して
    もらう。 (6)前記アーチストは、前記アーチスト機により前記
    サイバースタジオ内の各スタジオブースに適宜にアクセ
    スして、ブース展示内容を知得する。 (7)前記アーチストは、前記アーチスト機により前記
    スタジオブースに展示されていた音楽パートデータを取
    得し、その音楽パートデータに調和させるべく別の音楽
    パートデータを制作し、自分が制作した音楽パートデー
    タを前記スタジオブースに預けて展示してもらい、それ
    を参画希望パートとして登録するとともにアーチスト識
    別情報も登録する。 (8)前記プロデューサーは、前記プロデューサー機に
    より自分用の前記スタジオブースにアクセスしてブース
    展示内容を知得し、前記参画希望パートが登録されてい
    たならば、展示されている音楽パートデータを取得して
    採用するか否かを審査し、不採用とした音楽パートデー
    タはブース展示内容から削除してもらう。 (9)前記プロデューサーは、前記プロデューサー機に
    より自分用の前記スタジオブースにアクセスしてブース
    展示内容を知得し、構想した音楽作品が完成したと判断
    したならば、前記サイバーショップにその音楽作品を登
    録して出版してもらう。 (10)前記サイバーショップは、情報通信ネットワー
    クを通じてアクセスしてくる利用者の端末と通信し、登
    録されている音楽作品を利用者端末に提示し、利用者が
    希望する音楽作品を利用者端末に受け渡す。
  2. 【請求項2】 プロデューサーが制作した複数の音楽パ
    ートデータは、その各属性に応じて属性識別子が割り当
    てられ、この属性識別子に応じて分類されて前記スタジ
    オブースに展示されることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記プロデューサー機またはアーチスト
    機において指定された、ジャンル、使用楽器、使用機
    材、プロデューサー又はアーチストが付したコメント、
    およびプロデューサー又はアーチストの属性情報のいず
    れかの要素に対応した前記属性識別子をキーとして、ス
    タジオブースにまたがった音楽パートデータの検索を実
    行し、その検索結果をプロデューサー機またはアーチス
    ト機に通知することを特徴とする請求項1または2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記サイバースタジオが、前記検索結果
    に含まれる音楽パートデータに自動編集を加えて音楽作
    品を完成させ、これをスタジオブースに展示することを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記参画希望パートがアーチストにより
    スタジオブースに登録された参画発生事象が、前記スタ
    ジオブースに対応するプロデューサー機に所定のタイミ
    ングで情報通信ネットワーク上のコミュニケーションツ
    ールを通じて通知されることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 プロデューサー機に通知される前記参画
    発生事象に、この参画希望パートの登録ジャンル、使用
    楽器、使用機材、アーチストが付したコメント、アーチ
    ストの属性情報のいずれかを含ませることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記参画希望パートの、プロデューサー
    による音楽作品の構成への採用審査結果が、前記参画希
    望パートのアーチスト識別情報に応じたアーチスト機
    に、所定のタイミングで情報通信ネットワーク上のコミ
    ュニケーションツールを通じて通知されることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記音楽作品が前記サイバーショップを
    通じて利用者端末に受け渡された配信事象が、適宜タイ
    ミングで情報通信ネットワーク上のコミュニケーション
    ツールを通じてプロデューサー機またはアーチスト機に
    通知されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 プロデューサー機またはアーチスト機に
    通知される前記配信事象に、配信にあたって利用者が支
    払った対価、その対価を所定の配分比率で分配したプロ
    デューサーまたはアーチストの配当、配信数量、配信日
    時、および利用者の属性のいずれかの情報を含ませるこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記音楽作品が映像作品を含むもので
    あり、前記プロデューサーが制作する前記音楽パートデ
    ータには映像パートデータも付帯し、アーチストにより
    制作される参画希望パートにこの映像パートデータにつ
    いてされた映像データも含むことを特徴とする請求項1
    〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記音楽パートデータを制作または編
    集するに必要な音楽編集アプリケーションまたは映像編
    集アプリケーションが、前記スタジオブースにおいて前
    記プロデューサー機またはアーチスト機の使用可能に提
    供されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記サイバースタジオまたはサイバー
    ショップにおける前記プロデューサーまたはアーチスト
    の各自が他者に対して識別子でもって表示されることを
    特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかにおける前
    記方法をコンピュータが実行することにより実現される
    システム。
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