JP2002341277A - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
- Publication number
- JP2002341277A JP2002341277A JP2001149744A JP2001149744A JP2002341277A JP 2002341277 A JP2002341277 A JP 2002341277A JP 2001149744 A JP2001149744 A JP 2001149744A JP 2001149744 A JP2001149744 A JP 2001149744A JP 2002341277 A JP2002341277 A JP 2002341277A
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- JP
- Japan
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- imaging lens
- optical
- dustproof cover
- scanning
- optical box
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スキャナーユニット内の防塵対策。
【解決手段】 結像レンズを固定する板バネに防塵カバ
ーを取り付ける保持部を設ける。
ーを取り付ける保持部を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタ等に使用される光走査装置に関するものである。
ンタ等に使用される光走査装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の走査光学装置２００は図３に示す
ように、レーザ光９１を出射するレーザユニット９２、
モータ９３によって回転しレーザ光９１を偏向走査する
ためのポリゴンミラー９４と、偏向されたレーザ光９１
を結像するための結像レンズ９５が設けられている。結
像レンズ９５を通ったレーザ光９１は折り返しミラーＭ
に反射しレーザ出射口９６ａを通過し、画像形成装置内
の不図示の感光ドラムに結像される。先述したこれらの
部材は光学箱９６の中に納められている。光学箱９６の
上には蓋９７がかぶせてあり、光学箱９６内はレーザ出
射口９６ａ以外は密閉されている。現在、画像形成装置
の高品質、高性能の要求が高くそれに伴いポリゴンミラ
ー９４の回転も高速になってきている。例えば３０，０
００ｒｐｍ以上のものもある。このように高速回転する
とポリゴンミラー９４の周囲に負圧が生し、ミラーの角
部頂部に空気の渦が発生しミラー面に衝突する。この
際、空気に含まれている細かな塵埃がミラー面に付着し
ポリゴンミラー９４の汚れとなり反射率の低下を招く。
これにより走査光学装置及び画像形成装置として所望の
光走査が不可能になる。先述したように、光学箱９６の
内は、ほぼ密閉されているが光学箱９６のレーザ光出射
口９６ａより侵入した画像形成装置のトナーや紙粉等、
塵埃の混ざった空気が結像レンズ９５の上を通り、ポリ
ゴンミラー９４の周りまで達してポリゴンミラー９４の
反射面に付着して支障を来たす。これを解決するため
に、図４で示すように結像レンズ９５上に防塵カバー９
８を設けている。これはスポンジ状の部材であり、蓋９
７と結像レンズ９５と光学箱リブ９６１で挟み込むこと
で結像レンズ９５上部の汚れた空気の通過を完全に塞ぐ
ことが出来る。また、結像レンズ９５は接着または弾性
部材である板バネによって光学箱９６に固定されてい
る。
ように、レーザ光９１を出射するレーザユニット９２、
モータ９３によって回転しレーザ光９１を偏向走査する
ためのポリゴンミラー９４と、偏向されたレーザ光９１
を結像するための結像レンズ９５が設けられている。結
像レンズ９５を通ったレーザ光９１は折り返しミラーＭ
に反射しレーザ出射口９６ａを通過し、画像形成装置内
の不図示の感光ドラムに結像される。先述したこれらの
部材は光学箱９６の中に納められている。光学箱９６の
上には蓋９７がかぶせてあり、光学箱９６内はレーザ出
射口９６ａ以外は密閉されている。現在、画像形成装置
の高品質、高性能の要求が高くそれに伴いポリゴンミラ
ー９４の回転も高速になってきている。例えば３０，０
００ｒｐｍ以上のものもある。このように高速回転する
とポリゴンミラー９４の周囲に負圧が生し、ミラーの角
部頂部に空気の渦が発生しミラー面に衝突する。この
際、空気に含まれている細かな塵埃がミラー面に付着し
ポリゴンミラー９４の汚れとなり反射率の低下を招く。
これにより走査光学装置及び画像形成装置として所望の
光走査が不可能になる。先述したように、光学箱９６の
内は、ほぼ密閉されているが光学箱９６のレーザ光出射
口９６ａより侵入した画像形成装置のトナーや紙粉等、
塵埃の混ざった空気が結像レンズ９５の上を通り、ポリ
ゴンミラー９４の周りまで達してポリゴンミラー９４の
反射面に付着して支障を来たす。これを解決するため
に、図４で示すように結像レンズ９５上に防塵カバー９
８を設けている。これはスポンジ状の部材であり、蓋９
７と結像レンズ９５と光学箱リブ９６１で挟み込むこと
で結像レンズ９５上部の汚れた空気の通過を完全に塞ぐ
ことが出来る。また、結像レンズ９５は接着または弾性
部材である板バネによって光学箱９６に固定されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
走査光学系は小型化が進み、結像レンズの長さも短くな
ってきており、そのため図５のように走査線が結像レン
ズ９５の端部を通過している例もある。この場合、結像
レンズ９５周囲に光学箱リブ９６１を設けることができ
ず、先述した防塵カバー９８の位置決め及び保持が不可
能になってしまう。これを解決するために防塵カバー９
８と結像レンズを両面テープや接着剤で固定する手段も
あるが、リサイクルや分別が困難であるという問題が生
しる。
走査光学系は小型化が進み、結像レンズの長さも短くな
ってきており、そのため図５のように走査線が結像レン
ズ９５の端部を通過している例もある。この場合、結像
レンズ９５周囲に光学箱リブ９６１を設けることができ
ず、先述した防塵カバー９８の位置決め及び保持が不可
能になってしまう。これを解決するために防塵カバー９
８と結像レンズを両面テープや接着剤で固定する手段も
あるが、リサイクルや分別が困難であるという問題が生
しる。
【０００４】本発明の目的は上記従来例の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、光学箱と結像レンズと蓋
との隙間を塞ぐ防塵カバーの保持部を結像レンズの固定
部材である板バネに設け、走査光学装置の性能向上と防
塵カバー、さらに結像レンズの組み付けを簡単に行うこ
とができる走査光学装置を提供することを目的とする。
に鑑みてなされたものであり、光学箱と結像レンズと蓋
との隙間を塞ぐ防塵カバーの保持部を結像レンズの固定
部材である板バネに設け、走査光学装置の性能向上と防
塵カバー、さらに結像レンズの組み付けを簡単に行うこ
とができる走査光学装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の光走査装
置は、レーザユニットからのレーザ光を偏向走査するポ
リゴンミラーと、その走査光の光路上に配置された結像
レンズと、これらの部材を収容する光学箱と、該光学箱
の上部を封止するための蓋と前記結像レンズの上面と前
記蓋との間を塞ぐ防塵カバーを有している走査光学装置
において、該光走査装置には弾性部材を有しており、該
弾性部材は前記防塵カバーを保持する保持部と、結像レ
ンズを押圧する押圧部を有しており、防塵カバーは前記
弾性部材の保持部に軽圧入され固定されていることを特
徴とする。
置は、レーザユニットからのレーザ光を偏向走査するポ
リゴンミラーと、その走査光の光路上に配置された結像
レンズと、これらの部材を収容する光学箱と、該光学箱
の上部を封止するための蓋と前記結像レンズの上面と前
記蓋との間を塞ぐ防塵カバーを有している走査光学装置
において、該光走査装置には弾性部材を有しており、該
弾性部材は前記防塵カバーを保持する保持部と、結像レ
ンズを押圧する押圧部を有しており、防塵カバーは前記
弾性部材の保持部に軽圧入され固定されていることを特
徴とする。
【０００６】作用としては、弾性部材が結像レンズの光
学箱への固定と防塵カバーの保持を兼ねているため光学
箱に防塵カバーを取り付けるスペースが設けられない場
合でも結像レンズ上と蓋との間の隙間をふさぐ事ができ
る。
学箱への固定と防塵カバーの保持を兼ねているため光学
箱に防塵カバーを取り付けるスペースが設けられない場
合でも結像レンズ上と蓋との間の隙間をふさぐ事ができ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図１は第１実施例による走査光学装置を現す
複式図である。
説明する。図１は第１実施例による走査光学装置を現す
複式図である。
【０００８】走査光学装置１００は図１に示すように、
レーザ光１を出射するレーザユニット２、モータ３によ
って回転しレーザ光１を偏向走査するためのポリゴンミ
ラー４と、偏向されたレーザ光１を結像するための結像
レンズ５が設けられている。結像レンズ５を通ったレー
ザ光１は折り返しミラー１０に反射しレーザ出射口６ａ
を通過し、画像形成装置内の不図示の感光ドラムに結像
される。先述したこれらの部材は光学箱６の中に納めら
れている。また、結像レンズ５は接着または弾性部材で
ある板バネ９によって光学箱６に固定されている。この
板バネ９には結像レンズ５を押圧する押圧部９２を底面
とし、コの字型９１になっており、このコの字型部が防
塵カバー保持部９１である。結像レンズ５上には防塵カ
バー８を設けている。
レーザ光１を出射するレーザユニット２、モータ３によ
って回転しレーザ光１を偏向走査するためのポリゴンミ
ラー４と、偏向されたレーザ光１を結像するための結像
レンズ５が設けられている。結像レンズ５を通ったレー
ザ光１は折り返しミラー１０に反射しレーザ出射口６ａ
を通過し、画像形成装置内の不図示の感光ドラムに結像
される。先述したこれらの部材は光学箱６の中に納めら
れている。また、結像レンズ５は接着または弾性部材で
ある板バネ９によって光学箱６に固定されている。この
板バネ９には結像レンズ５を押圧する押圧部９２を底面
とし、コの字型９１になっており、このコの字型部が防
塵カバー保持部９１である。結像レンズ５上には防塵カ
バー８を設けている。
【０００９】結像レンズ５と防塵カバー８を光学箱６に
組み付ける手順を説明する。第１に結像レンズ５を光学
箱６に組み付ける。結像レンズ５の上にはレンズを押さ
えるための板バネ９が取り付けられる。第２にこのコの
字型の保持部９１に防塵カバー８を挟み込み結像レンズ
５上に全面が当接するようにする。防塵カバー８はスポ
ンジ状の部材であり、弾力を有していて柔らかい材質で
ある。結像レンズ５と蓋７との隙間を通る汚れた空気の
侵入を塞き止めることが出来る。防塵カバー８を結像レ
ンズ５に対し押し当てて防塵カバー８をわずかに潰した
方が密着度を高めるためにより良い。
組み付ける手順を説明する。第１に結像レンズ５を光学
箱６に組み付ける。結像レンズ５の上にはレンズを押さ
えるための板バネ９が取り付けられる。第２にこのコの
字型の保持部９１に防塵カバー８を挟み込み結像レンズ
５上に全面が当接するようにする。防塵カバー８はスポ
ンジ状の部材であり、弾力を有していて柔らかい材質で
ある。結像レンズ５と蓋７との隙間を通る汚れた空気の
侵入を塞き止めることが出来る。防塵カバー８を結像レ
ンズ５に対し押し当てて防塵カバー８をわずかに潰した
方が密着度を高めるためにより良い。
【００１０】本構成のように、光走査装置内のスペース
が少なく、防塵カバーを保持するための光学箱リブが設
けられなくても結像レンズを固定するための弾性部材に
防塵カバーを固定する部分を設ける簡単な構成で、光走
査を行うポリゴンミラーの汚れを抑えることができ、さ
らに、両面テープなど接着部材を使用しないので分離分
割しやすくリサイクル性も良い。
が少なく、防塵カバーを保持するための光学箱リブが設
けられなくても結像レンズを固定するための弾性部材に
防塵カバーを固定する部分を設ける簡単な構成で、光走
査を行うポリゴンミラーの汚れを抑えることができ、さ
らに、両面テープなど接着部材を使用しないので分離分
割しやすくリサイクル性も良い。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
学箱と結像レンズとカバーとの隙間を塞ぐ防塵カバーを
結像レンズの固定部材である板バネに設け、防塵カバー
の組み付けを簡単に行うことができ、さらに接着材等を
使用していないため分離分割しやすい構成である。
学箱と結像レンズとカバーとの隙間を塞ぐ防塵カバーを
結像レンズの固定部材である板バネに設け、防塵カバー
の組み付けを簡単に行うことができ、さらに接着材等を
使用していないため分離分割しやすい構成である。
【図１】 本発明の第１の実施例の詳細図
【図２】 本発明の第１の実施例の詳細図
【図３】 従来の光走査装置
【図４】 従来の光走査装置
【図５】 従来の光走査装置
５ 結像レンズ ８ 防塵カバー ９ 板バネ ９１ 保持部 ９２ 押圧部
Claims (1)
- 【請求項１】 レーザユニットからのレーザ光を偏向走
査するポリゴンミラーと、その走査光の光路上に配置さ
れた結像レンズと、これらの部材を収容する光学箱と、
該光学箱の上部を封止するための上蓋と前記結像レンズ
の上面と前記上蓋との間を塞ぐ防塵カバーを有している
走査光学装置において、 前記光走査装置には弾性部材を有しており、該弾性部材
は前記防塵カバーを保持する保持部と、結像レンズを押
圧する押圧部を有しており、防塵カバーは前記弾性部材
の保持部に軽圧入され固定されていることを特徴とする
光走査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001149744A JP2002341277A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 光走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001149744A JP2002341277A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 光走査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002341277A true JP2002341277A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18994874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001149744A Pending JP2002341277A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 光走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002341277A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018079322A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 |
-
2001
- 2001-05-18 JP JP2001149744A patent/JP2002341277A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018079322A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 |
| CN109313338A (zh) * | 2016-10-24 | 2019-02-05 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 光扫描装置及具有该光扫描装置的图像形成装置 |
| US10942468B2 (en) | 2016-10-24 | 2021-03-09 | Kyocera Document Solutions Inc. | Optical scanning device and image forming apparatus including the same |
| CN109313338B (zh) * | 2016-10-24 | 2021-04-02 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 光扫描装置及具有该光扫描装置的图像形成装置 |
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