JP2002341062A - 表示針付き電子時計 - Google Patents

表示針付き電子時計

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JP2002341062A
JP2002341062A JP2001142138A JP2001142138A JP2002341062A JP 2002341062 A JP2002341062 A JP 2002341062A JP 2001142138 A JP2001142138 A JP 2001142138A JP 2001142138 A JP2001142138 A JP 2001142138A JP 2002341062 A JP2002341062 A JP 2002341062A
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Japan
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battery
hand
stepping motor
wheel
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Application number
JP2001142138A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakajima
健一 中島
Takayuki Satodate
貴之 里舘
Yuichi Shino
裕一 篠
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示針によって多彩な表示を可能にすると共
に、電池交換した際に、特別な操作を行うことなくステ
ッピングモータが回転不能に陥ることを防止できるよう
にすること。 【解決手段】 ステッピングモータ200の所定範囲の
正逆回転は、五番車207、表示中間車A210、表示
車A222を介して表示針103へ又、表示中間車B2
13、表示車B220を介して表示針104へ伝達さ
れ、表示針103、104が所定角度範囲内で往復運動
する。電池231を取り外すと、電池端子234の付勢
力によってレバー部材237が表示中間車B213方向
に摺動し、表示中間車B213が反時計方向に回転す
る。新たな電池を取り付けてレバー部材237を元の位
置に復帰させることにより、電池交換前にステッピング
モータ200が逆転不能位置に停止していた場合でも自
動的に回転可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形が一体形成さ
れた表示針を有する表示針付き電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、キャラクタ等の図形が一体的
に形成された表示針を備えた表示針付き電子時計が利用
されている。従来の表示針付き電子時計は、表示針とし
ての機能を有する針が、針状の秒針あるいは円盤状の秒
針によって構成されており、秒針が前記表示針を兼ねて
いた。また、使用者の操作によってのみ動作する表示針
を備えた従来の電子時計においても、前記表示針が時刻
を表す時刻針を兼ねているか、又は、前記表示針が時刻
針に連動して動作するものであった。したがって、前記
いずれの電子時計においても、1つのステッピングモー
タを兼用することにより時刻針及び表示針を回転駆動し
ているため、表示針を時刻針とは無関係に多彩に動作さ
せることができなかった。よって、キャラクタ等の図形
に多様な動きを与えることができず、多彩な表示ができ
ないという問題があった。また、表示針が時刻針を兼ね
ていたり、時刻針と連動している場合、針のモーメント
による制約から、表示針に一体形成可能な図形等の大き
さが制約され、多彩な表示が可能な表示針を使用するこ
とは困難であった。
【0003】これらの問題を解決して表示針による多彩
な表示を実現する方法として、時刻針とは別に複数の表
示針を設けると共に前記複数の表示針を回転駆動するた
めのステッピングモータを設け、前記ステッピングモー
タを一定量ずつ正逆回転させることにより、前記表示針
を往復運動させるように構成することが考えられる。し
かしながら、単に表示針を往復運動させた場合、衝撃等
によって表示針の針飛びが生じ、表示動作が不安定にな
る恐れがある。この問題を解決する方法としては、表示
針の回転範囲を規制するような機構を設けることが有効
な方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示針
の回転範囲を規制するような機構を設けた場合、前記モ
ータとして、時計用として一般に使用されている時計用
ステッピングモータを使用すると、前記ステッピングモ
ータが特定の領域内で停止した際に、その後の逆転動作
が不能になるという問題がある。即ち、前記ステッピン
グモータは、例えば、特開昭54−127365号に記
載されているように、正転時にはモータ用コイルの1対
の端子に交互に正転駆動パルスを供給することによって
正転させ、逆転時には、先ず正転駆動パルスを供給して
一旦僅かに正転させた後、逆転駆動パルスを供給して逆
転させる。このように、勢いをつけなければ逆転しない
領域が存在するため、逆転させるために、一旦、正転さ
せて勢いをつけ、その後、逆転動作を行うようにしてい
る。この場合、図25に前記ステッピングモータの模式
図を示すように、ロータ磁石1101が或る特定の領域
で停止すると、一旦正転させることができないためロー
タ磁石1101に勢いをつけることができず、その後の
回転が不能になる場合がある。以下、ロータ磁石110
1の回転が不能になる際の動作を詳述する。
【0005】図25において、1101はN極とS極を
有するロータ磁石、1102はステータ、1103はロ
ータ磁石1101に取付けられた凸部、1104は固定
部に取り付けられた凸部である。図示しないコイルに正
転駆動パルスや逆転駆動パルスを供給することにより磁
界を印加して、ロータ磁石1101を正転及び逆転駆動
する。このとき、図25(a)においてX軸方向に磁界
が印加されているとすると、矢印方向に正転して凸部1
103と凸部1104が係合してロータ磁石1101が
図示する位置に停止した場合、一旦、正転させて逆転の
ための勢いをつけることができない。したがって、逆転
させることが不可能になる。また、図25(b)におい
ても、同様に、逆転させることが不可能になる。即ち、
第2象限b及び第4象限dでステッピングモータが停止
した場合には逆転が可能であるが、第1象限a及び第3
象限cには、ステッピングモータを逆転させることがで
きない逆転不能領域が存在する。よって、表示針の回転
範囲を所定範囲に規制するような機械的な機構を単に設
けるのみでは、ステッピングモータが逆転不能な領域で
停止し、表示針を回転駆動させることが不可能になり、
表示針の動作が不安定になる恐れがあるという問題があ
る。
【0006】一方、ステッピングモータを駆動する電源
電圧が低下した場合、必要な駆動パルスの波高値やパル
ス幅が得られずに、ステッピングモータに逆転駆動パル
スを供給したにも拘わらず正転してしまう等、ステッピ
ングモータの動作が不安定になるという現象がある。こ
の場合、電池を交換する必要があるが、ステッピングモ
ータが逆転不能領域で停止した状態で電池を交換して
も、逆転が不能であるため、表示針を正常に回転駆動す
ることが不可能になるという問題がある。この問題を解
決する方法として、実公平7−31194号公報に記載
された扇形表示輪列修正機構を用いる方法がある。しか
しながら、前記扇形表示輪列修正機構においては、外部
操作部材と連動する修正部材により、ステッピングモー
タが正回転から逆回転に回転変更する方向に、回転用部
材を回動するように構成されている。したがって、電池
交換した際に、電子時計の使用者に対して前記外部操作
部材の操作を義務付けることになるため、電子時計の使
用が煩雑になるという問題があった。
【0007】本発明は、表示針によって多彩な表示を可
能にすると共に、電池交換した際に、特別な操作を行う
ことなくステッピングモータが回転不能に陥ることを防
止できるようにした表示針付き電子時計を提供すること
を課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、時刻を
示す時刻針と、時刻信号に応答して前記時刻針を回転駆
動する時刻針駆動手段と、前記時刻針とは別に設けられ
た表示針と、電池と、前記電池を電源とする前記表示針
駆動用のステッピングモータと、前記ステッピングモー
タを所定量ずつ交互に正転及び逆転制御する制御手段
と、前記ステッピングモータの回転を前記表示針に伝達
する輪列と、前記電池の取り外しに応答して前記輪列に
含まれる車を所定位置に回転させる移動手段とを備えて
成ることを特徴とする表示針付き電子時計が提供され
る。使用者が電池を取り外すと、移動手段はこれに応答
して車を所定位置に回転させる。
【0009】ここで、前記移動手段は、前記電池の取り
外しに応答して駆動位置に移動する第1の規制手段と、
前記輪列に含まれる車に設けられた第2の規制手段とを
備え、前記電池の取り外しによって前記第1の規制手段
が前記駆動位置に移動することにより、前記第1の規制
手段と第2の規制手段が係合して、前記車を前記所定位
置に回転させるように構成してもよい。また、前記第1
の規制手段と第2の規制手段が係合することによって前
記車の回転範囲が規制されるように構成してもよい。ま
た、前記第1の規制手段は、前記電池を付勢する付勢部
材と、前記付勢部材によって付勢されるレバー部材と、
前記レバー部材に設けられた第1の係合部とを備え、前
記第2の規制手段は前記車に形成された第2の係合部を
備えて成り、前記電池を取り外した際の前記付勢部材の
付勢力によって前記レバー部材が移動し、前記第1の係
合部が前記第2の係合部材に係合して前記車を前記所定
位置まで回転させるように構成してもよい。
【0010】また、前記付勢部材は、前記電池の取り外
しに応答して前記車の面方向に移動し、前記レバー部材
を移動させるように構成してもよい。また、前記付勢部
材は、前記電池の取り外しに応答して前記車の面に交差
する方向に移動し、前記レバー部材を移動させるように
構成してもよい。また、前記付勢部材は、ばね性を有
し、電池収容部に収容された状態の前記電池を押圧する
電池端子によって構成してもよい。また、前記電池端子
と前記レバー部材は一体形成するようにしてもよい。ま
た、前記第1の係合部は突部によって形成されると共
に、前記第2の係合部は前記車に形成され前記突部を挿
入可能な孔によって構成してもよい。
【0011】また、前記制御手段は、所定タイミングで
前記ステッピングモータを逆転させることにより、前記
第1の規制手段と第2の規制手段が係合して前記車の回
転が停止する初期位置まで前記車を回転させることによ
って前記表示針を所定の初期位置まで戻した後、前記ス
テッピングモータを所定量ずつ交互に正転及び逆転制御
するように構成してもよい。また、前記表示針は第1、
第2の表示針によって構成され、前記制御手段は前記ス
テッピングモータを所定量ずつ交互に同一速度で正転及
び逆転制御すると共に、前記輪列は前記ステッピングモ
ータの回転を、同一減速比で互いに逆方向の回転とし
て、前記第1、第2の表示針に伝達する第1、第2の輪
列を備えるように構成してもよい。また、前記時刻針と
表示針は同軸に配設されるように構成してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る表示針付き
電子時計の実施の形態について、図面を参照しながら詳
細に説明する。図1は、本発明に係る表示針付き電子時
計の第1の実施の形態の外観を示す正面図で、電子腕時
計の例を示している。図1において、表示針付き電子時
計100は、時刻を表す分針101及び時針102から
成る時刻針を有すると共に、星形図形105が一体的に
形成された第1の表示針103及び三日月形図形106
が一体的に形成された第2の表示針104を備えてい
る。また、竜頭108を備えている。表示針103、1
04は、分針101及び時針102と文字板107との
間に配設され又、表示針103、104は、分針101
及び時針102と同軸に配設されている。後述するよう
に、時刻針101、102を駆動するステッピングモー
タとは異なるステッピングモータを駆動源とし、減速比
がともに秒針相当で表示針103、104に対して相互
に逆方向の回転を伝達する2系統の輪列を用いることに
より、一対の表示針103、104を、各々、同一の速
度で且つ同一の角度範囲Aで、相互に逆方向に往復運動
するように回転駆動する。
【0013】図2は図1に示した表示針付き電子時計1
00の駆動機構を示す背面図、図3乃至図5は表示針付
き電子時計100の駆動機構を示す部分背面図、図6は
図2におけるB−B断面図、図7は図2におけるC−C
断面図であり、各々、同一部分には同一符号を付してい
る。尚、図2、図4及び図7は電池231を電池収容部
233内に収容した状態の図で、図5は電池231を電
池収容部233から取り外した状態の図である。図2乃
至図7において、地板601と支持板602間には、分
針101及び時針102から成る時刻針並びに1対の表
示針103、104を回転駆動するための駆動機構や、
電子回路が収容されており、具体的には次の通りに構成
されている。
【0014】コイル201、ステータ202及びロータ
磁石203によって構成された表示針駆動用のステッピ
ングモータ200は、周知の時計用ステッピングモータ
であり(例えば、前述した公開特許公報参照。)、後述
するように、表示針103、104を所定範囲(図1の
角度範囲A)内で相互に反対方向に往復回転させるよう
に、正転駆動及び逆転駆動が行われる。コイル201及
びステータ202はネジ205、205によって地板6
01に固定されている。ロータ磁石203の歯車204
には、五番車207の歯車208が歯合している。五番
車207のかな209には表示中間車A210の歯車2
12が歯合している。また、表示中間車A210の歯車
212には表示針103を回転駆動するための表示車A
222の歯車223が歯合している。一方、表示中間車
A210のかな211には、反転用の表示中間車B21
3の歯車214が歯合している。表示中間車B213に
は、その中心から偏心した位置に、第2の係合部として
の円弧状の貫通孔215が一体的に設けられている。ま
た、表示中間車B213の歯車214には、表示針10
4を回転駆動するための表示車B220の歯車221が
歯合している。尚、孔215は第2の規制手段を構成し
ている。
【0015】貫通孔215には、第1の係合部としての
突部240が挿入されている。突部240は可動レバー
部材237の一端に一体的に形成されている。レバー部
材237には、その他端に貫通孔238が形成され、そ
の中央部には貫通長孔239が形成されている。孔23
8には、所定位置に取り付けらればね性を有する付勢部
材としての正の電池端子234に一体的に形成された突
部235が挿入されている。また、長孔239には、地
板601と一体的に形成されて所定位置に固定された突
部236、236が挿入されている。電池231は電池
収容部233内に収容され、衝撃等によって脱落しない
ように、複数の庇部232によって脱落防止が図られて
いる。また、電池端子234は、電池と電子回路間の電
気的な接続を確実にするために電池231を所定の付勢
力で付勢すると共に、電池231を取り外した場合に、
レバー部材237を表示中間車B213側に付勢するよ
うに構成されている。ここで、電池端子234、レバー
部材237及び突部240は第1の規制手段を構成して
いる。また、電池端子234、レバー部材237及び突
部240は、孔215とともに、表示中間車B213を
逆転可能な所定位置に回転させる移動手段を構成してい
る。
【0016】ステッピングモータ200が逆方向(図3
の矢印で示す反時計方向)に回転して、表示中間車B2
13が図3矢印方向(反時計方向)に回転すると、図3
に示す位置(初期位置)で表示中間車B213に形成さ
れた孔215の一端部301が突部240に当接して、
表示中間車B213はそれ以上の回転が阻止される。逆
に、ステッピングモータ200が正方向(図3における
時計方向)に回転して表示中間車B213が図3反矢印
方向(時計方向)に回転し、表示中間車B213は、孔
215の他端部302が突部240に当接しない位置ま
で回転する。表示中間車B213の前記回転範囲が、表
示針103、104の回転角度範囲Aに相当する。尚、
ステッピングモータ200の正逆転範囲と孔215の円
弧方向の長さを種々に設定することにより、ステッピン
グモータ200の正逆転範囲で、突部240が孔215
の端部301、302に当接しないように、あるいは、
少なくとも一方の端部に当接するようにも設定すること
が可能でる。
【0017】ここで、表示中間車B213の孔215と
突部240は阻止手段を構成している。また、五番車2
07、表示中間車A210及び表示車A222は、ステ
ッピングモータ200の回転方向(即ち、ロータ磁石2
03の回転方向)と逆方向の回転を第1の表示針103
に伝達する第1の輪列を構成し又、五番車207、表示
中間車A210、表示中間車B213及び表示車B22
0は、ステッピングモータ200の回転方向と同一方向
の回転を第2の表示針104に伝達する第2の輪列を構
成している。また、五番車207のかな209から表示
車A222の歯車223に至る第1の輪列の歯車比と、
五番車207のかな209から表示車B220の歯車2
21に至る第2の輪列の歯車比は同一に形成されてお
り、表示針103と表示針104が同一速度で、相互に
逆方向に回転駆動されるように構成されている。これに
より、表示針103に一体的に形成された星形図形10
5と、表示針104に一体的に形成された三日月形図形
106が同一速度で、相互に反対方向に所定角度範囲内
で往復駆動されるように構成されている。また、ステッ
ピングモータ200、五番車207、表示中間車A21
0、表示中間車B213、表示車B220、表示車A2
22は、第1、第2の表示針103、104を互いに逆
方向に所定範囲で往復回転させる回転手段を構成してい
る。
【0018】一方、電子時計100は、分針101及び
時針102を回転駆動するための時刻針駆動手段を備え
ている。前記時刻針駆動手段は、ステッピングモータ2
00とは別個に設けられ、時間を表すパルス信号である
時間信号に応答して回転する時針駆動用のステッピング
モータ226と、ステッピングモータ226の回転を分
針101及び時針102に伝達する第3の輪列とを備え
ている。ステッピングモータ226は、コイル228、
ステータ227及びロータ磁石229によって構成され
ている。また、前記第3の輪列は、ロータ磁石229の
回転を伝達する三番車223、日の裏車241、分針1
01を回転駆動するための二番車217及び時針102
を回転駆動するための筒車218によって構成されてい
る。ステッピングモータ226の回転は、二番車304
を介して分針101に伝達され又、筒車305を介して
時針102に伝達される。筒車218、表示車A222
および表示車B220は、二番車217と一体的に形成
された軸216に同心円状に配設されている。これによ
り、分針101、時針102及び表示針103、104
は、同軸上に配設されている。したがって、表示針10
3、104を取付けるための専用の空間が不要となるた
め小型化が可能になると共に、文字板107上のデザイ
ンと一体感を持たせることが可能になる。また、発振回
路を構成する水晶振動子225及び駆動回路が内蔵され
た集積回路チップ224から成る電子回路を内蔵してい
る。尚、242は巻真である。
【0019】図21は、本発明に係る表示付き電子時計
の実施の形態に使用する回転制御回路600のブロック
図である。回転制御回路600は、前記第1の輪列、第
2の輪列とともに回転制御手段を構成する。図21にお
いて、回転制御回路600は、水晶振動子等によって構
成された発振回路601、発振回路601の出力信号か
らシステムクロックを生成するシステムクロック発生回
路602、プログラムや後述するモータ駆動用パルスが
記憶され記憶手段を構成する不揮発性の読出専用メモリ
(ROM)603、システムクロック発生回路602か
らのシステムクロックに応答して、ROM603に記憶
されたプログラムによって動作し、各種の演算処理や表
示針駆動用のステッピングモータ200、時刻針駆動用
のステッピングモータ226の駆動制御等を行う制御手
段としての中央処理装置(CPU)604、ステッピン
グモータ200、226に駆動信号を供給するドライバ
回路605、表示針103、104を回転駆動する表示
針駆動用のステッピングモータ200、分針101及び
時針102を回転駆動する時刻針駆動用のステッピング
モータ226を備えている。発振回路601、システム
クロック発生回路602、ROM603、CPU60
4、ドライバ回路605は、集積回路チップ224内に
設けられている。
【0020】ROM603には、CPU604が実行す
るプログラムや各種データを格納する。特に、後述する
修正処理等を実行するためのプログラムや修正処理を行
うタイミング等のデータを格納する。例えば、所定時間
(10分)毎、あるいは、往復動作が所定回数(60
回)になる毎等のタイミングを設定する。CPU604
は、電子時計100全体を制御統括する制御手段として
機能するものであり、システムクロックに同期してプロ
グラムを実行することで、各種機能を実現している。例
えば、所定のタイミングで修正動作を行わせる機能を備
えている。また、ROM603には図22に示す駆動パ
ルスの波形が記憶されており、ステッピングモータ20
0を正逆転駆動する場合、CPU604はROM603
から前記駆動パルスを読み出して、ドライバ回路605
を介して、ステッピングモータ200を正逆転駆動す
る。
【0021】即ち、図22において、ステッピングモー
タ200を正転する場合、図22(a)に示すように、
時間幅P1のパルスを端子OUT1に印加することによ
り正転させ、次に、時間幅P1のパルスをOUT2に印
加することにより正転させ、これを1周期分(例えば、
正転動作10回分)交互に繰り返すことにより、ステッ
ピングモータ200の正転が繰り返される。また、ステ
ッピングモータ200を逆転させる場合には、図22
(b)に示すように、端子OUT1に、先ず時間幅PE
の消磁パルスを供給し、時間PS経過後に時間幅P1の
パルスを供給して一旦正転させ、その後、端子OUT2
に時間幅P2の逆転用パルスを供給し、その後、端子O
UT1に時間幅P3の逆転用パルスを供給する。これに
より、ステッピングモータ200が逆転する。前記動作
を、端子OUT1と端子OUT2に印加する信号を交互
に入れ替えて、1周期分(例えば、逆転動作10回分)
の動作を行う。以後、前記正転動作及び逆転動作を1周
期ずつ交互に行うことにより、ステッピングモータ20
0を同一の所定量ずつ正転及び逆転させ、これを繰り返
す。これにより、ステッピングモータ200のロータ磁
石203が、正転方向と逆転方向に交互に、同一量ずつ
回転駆動される。
【0022】例えば、図3に示すように孔215の一端
部301が突部240に当接した初期位置の状態で、ス
テッピングモータ200が所定回数だけ正転(図3の反
矢印方向へ回転)すると、五番車207、表示中間車A
210、表示車A222が各々図5反矢印方向に回転
し、これによって表示針103が図3反矢印方向に、角
度範囲Aだけ回転する。同時に、表示中間車A210に
歯合する表示中間車B213が図3反矢印方向に正転し
て、表示車B220が図3反矢印方向に回転し、表示針
104が図3反矢印方向に角度範囲Aだけ回転する。表
示中間車B213は、孔215の他端部302が突部2
40に当接しない位置まで回転する。これにより正転サ
イクルを終了する。
【0023】次に、ステッピングモータ200が前記所
定回数だけ逆転(図3の矢印方向へ回転)すると、五番
車207、表示中間車A210、表示車A222が図3
矢印方向に回転し、これによって表示針103が図3矢
印方向に角度範囲Aだけ回転する。同時に、表示中間車
A210に歯合する表示中間車B213が矢印方向に逆
転し、表示車B220が図3矢印方向に回転し、表示針
104が図3矢印方向に角度範囲Aだけ回転する。これ
により、逆転サイクルが終了する。逆転サイクルが終了
した時点では、図3に示すように、孔215の一端部3
01が突部240に当接した初期位置の状態に戻る。以
後、上記動作を繰り返し、これにより、表示針103と
一体的に形成された星形図形105と、表示針104と
一体的に形成された三日月形図形106とは、互いに逆
方向に同一の角度範囲A内で、往復運動する。尚、表示
針103、104の回転範囲、即ち図1の回転角度範囲
Aは、ステッピングモータ200が正逆方向に回転する
量(回数)によって定められ、ステッピングモータ20
0の回転量を種々設定することにより、表示針103、
104の回転範囲を規制範囲内で種々に設定することが
でき、したがって、星形図形105及び三日月形図形1
06を種々の範囲で往復回転させることができる。
【0024】次に、表示針103、104が角度範囲A
内で正常に往復運動している状態で、電子時計100に
機械的な衝撃が与えられ、表示針103、104に針飛
びが生じて所定の角度範囲A外に回転しようとした場合
を説明する。図3において、表示針103、104が針
飛びにより図3反矢印方向に回転しようとした場合、こ
れに伴って表示中間車B213が反矢印方向に回転す
る。表示中間車B213は反矢印方向には回転できるた
め、前記衝撃によって表示中間車B213が反矢印方向
に回転するが、孔215の他端部302が突部240に
当接する位置で回転か規制されて停止する。これによ
り、表示針103、104は、正規の角度範囲A外に位
置するようになる。
【0025】孔215の他端部302が突部240に当
接した位置は、ステッピングモータ200が逆転可能な
位置(図25における第2象限b及び第4象限d)に設
定されている。この状態でも、ステッピングモータ20
0による正逆転駆動が行われるため、方向表示針10
3、104は、正規の角度範囲A外に位置した状態で往
復運動をするが、回転制御回路600によって後述する
ような修正処理が行われ、表示針103、104は再び
正規の角度範囲A内で正常な往復運動を行うようにな
る。一方、図3において、表示針103、104が針飛
びにより矢印方向に回転すると、これに伴って表示中間
車B213が矢印方向に回転しようとする。しかしなが
ら、孔215の一端部301が突部240に当接するた
め、表示中間車B213は図3の位置で回転が規制さ
れ、図3に示す初期位置で表示中間車B213は停止す
る。したがって、この場合は、表示針103、104の
針飛びが規制される。この状態でも、回転制御回路60
0によって後述するような修正動作が行われ、表示針1
03、104は正常な往復運動を行うようになる。
【0026】次に、回転制御回路600による表示針1
03、104の修正動作を行う場合の処理について説明
する。図23は自動的に所定のタイミングで修正動作を
行う場合の処理を示し、図24は電子時計100の使用
者が所定の操作を行ったタイミングで修正動作を行う場
合の処理を示している。先ず、自動的に修正動作を行う
場合について説明する。回転制御回路600は、電子時
計100の動作中、常に図23に示した処理を繰り返し
ている。通常、回転制御回路600は、所定のタイミン
グごとに、正転駆動パルスを出力することで、表示針l
03、l04を正転方向に10ステップ進める(図23
のステップS101)。続いて、逆転駆動パルスを出力
することで、表示針103、104を逆転方向に10ス
テップ進める(ステップS102)。
【0027】次に、回転制御回路600は、表示針l0
3、l04の動作範囲の修正処理を行うタイミングであ
るか否かを判定する(ステップS103)。この判定
は、例えば、20分経過した場合には、修正動作(ステ
ップS104、S105〉を行う。この場合、先ず、C
PU604はドライバ回路605を介してステッッピン
グモータ200へ逆転駆動パルスを所定数出力する(ス
テップS104)。このときステッピングモータ200
に供給する逆転駆動パルス数は、表示中間車B213が
どの位置にいても、孔215の一端部301が突部24
0に当接する初期位置まで逆転させることが可能な数と
する。これにより、表示針103、104を前記初期位
置まで戻すことができる。その後、ステッピングモータ
200の極性を合わせ(ステップS105)、以後、前
記処理を繰り返す。前記極性合わせにより、次回、正転
駆動パルスが供給された場合には、ステッピングモータ
200には正転方向に回転力が生じることになる。即
ち、次回以降、図23の処理を実行する際には、ステッ
プS101における第1回目の正転駆動パルスから確実
に表示針103、l04が正規の動作を行うことにな
る。
【0028】次に、電子時計100の使用者が所定の操
作を行ったタイミングで修正処理を行う場合の処理を説
明する。使用者が図示しないプッシュスイッチを押下操
作すると、CPU604は、ステッピングモータ200
に所定数の逆転駆動パルスを供給して逆転駆動する(図
24のステップS201)。前記プッシュスイッチは、
例えば、竜頭108の引出し操作に連動して閉状態とな
るスイッチで構成することができる。また、このときス
テッピングモータ200に供給する逆転駆動パルス数
は、表示中間車B213がどの位置にいても、孔215
の一端部301が突部240に当接する初期位置まで逆
転させることが可能な数とする。
【0029】これにより、前記ステップS104の場合
と同様に、表示中間車B213が速やかに前記初期位置
まで回転し、したがって、表示針103、104は初期
位置まで回転する。続いて、CPU604は、ステッピ
ングモータ200の極性を合わせた後(ステップS20
2)、前記プッシュスイッチに規定されている動作を開
始する(ステップS203、S204)。プッシュスイ
ッチに規定されている動作として、例えば、メロディを
鳴らし(ステップS203)、表示針103、104を
リズミカルに動かす制御を行う(ステップS204)。
以後、前記処理を繰り返す。前記極性合わせにより、次
回、正転駆動パルスを供給した場合には、ステッピング
モータ200には正転方向に回転力が生じることにな
る。即ち、次回以降、図23の処理を実行する際には、
ステップS101における第1回目の正転パルスから確
実に表示針103、l04が正規動作を行うことにな
る。
【0030】次に、電池電圧が低下して、逆転駆動パル
スを供給しているにも拘わらず正転してしまう等の異常
動作が発生した場合について説明する。電池電圧が低下
した場合は、電池を交換する必要があるが、ステッピン
グモータ200が逆転可能な領域(図25における第2
象限b及び第4象限d)に位置するように表示中間車B
213が停止した場合は、単に電池を交換すれば、以後
は正常な動作を行うことができる。しかしながら、電池
電圧の低下や針飛び等によって、電池交換時に、ステッ
ピングモータ200が逆転不能な領域に位置する状態、
即ち、図4に示すように、突部240が端部301に当
接した状態で表示中間車B213が停止していた場合
は、単に電池を交換しても正常な動作を行わせることが
できない。即ち、逆転させる場合には一旦正転させる必
要があるが、図4に示す状態では、端部302が突部2
40に当接しているため一旦正転させることができず、
逆転動作が不能となる。したがって、電池231が電池
収容部233内に収容されている状態で、ステッピング
モータ200が逆転不能な状態にある場合に、単に電池
231を新しい電池に交換してステッピングモータ20
0を逆転させようとしても、ステッピングモータ200
は逆転することができない。このような場合にも正常な
正逆転動作に復帰できるように、レバー部材237等が
設けられている。以下、レバー部材237等によって正
常に動作可能にする場合の動作を説明する。
【0031】図4の状態から電池231を取り外すと、
正の電池端子234の端部が表示中間車B213の面と
同一方向(面方向)に移動して、レバー部材237を押
圧する。正の電池端子234の付勢力によってレバー部
材237が表示中間車B213方向に押圧されて摺動す
る。これにより、電池端子234、レバー部材237及
び突部240は、図5に示す駆動位置に移動する。電池
端子234、レバー部材237及び突部240が前記駆
動位置に移動することにより、突部240と孔215が
係合して、突部240が孔215の他端部302を押圧
し、表示中間車B213を矢印方向に所定量だけ回転さ
せる。また、この状態で新たな電池231を電池収容部
233内に取付けると、電池端子234は図4の位置に
復帰するため、レバー部材237及び突部240が図4
の位置に復帰し、突部240と端部302間に一定の間
隙が形成される。これにより、ステッピングモータ20
0は逆転可能な状態になり、新たな電池を電源として、
正常な正逆転動作を行うことが可能になる。
【0032】以上のように、ステッピングモータ200
が逆転不能位置に停止した状態で電池交換する場合に
も、表示中間車B213を自動的に回転させるため、使
用者は電池交換時に修正操作を行う必要がない。また、
孔215と突部240は、ステッピングモータ200の
回転を所定範囲内に規制するため、表示針103、10
4が角度範囲A内で正常に往復運動している際に、機械
的な衝撃等によって、表示針103、104に針飛びが
生じても、針飛びを所定範囲内に規制することが可能に
なる。また、表示針103、104が角度範囲A内で正
常に往復運動している際に、機械的な衝撃等によって、
表示針103、104に針飛びが生じて所定の規制範囲
外に回転しても、所定のタイミングで表示針103、1
04は正規の角度範囲A内で回転するように制御するこ
とが可能になる。
【0033】図8乃至図11は、本発明に係る表示針付
き電子時計100の第2の実施の形態の駆動機構を示す
図で、図1乃至図7と同一部分には同一符号を付してい
る。図8は表示針付き電子時計100の駆動機構を示す
背面図、図9及び図10は表示針付き電子時計100の
駆動機構を示す部分背面図、図11は図8におけるD−
D断面図であり、各々、同一部分には同一符号を付して
いる。尚、図8及び図9は電池231を電池収容部23
3内に収容した状態の図で、図10は電池231を電池
収容部233から取り外した状態の図である。本第2の
実施の形態と前記第1の実施の形態の主な相違点は、電
池交換時に表示中間車B213を自動的に逆転可能な領
域に回転させるために、第1の実施の形態では正の電池
端子234の付勢力によって可動レバー部材237の突
部240によって表示中間車B213を回転させていた
のに対して、本第2の実施の形態では負の電池端子80
1の付勢力によって可動レバー部材803の突部240
によって表示中間車B213を回転させる点で相違して
いる。それ以外の部分の構成及び動作は前記第1の実施
の形態と同様のため、前記相違点についてのみ説明す
る。
【0034】ばね性を有する付勢部材としての負の電池
端子801は所定位置に取り付けられ、円弧状の孔80
5が形成された腕部802を備えている。腕部802の
孔805には可動レバー部材803と一体的に形成され
た突部804が挿入されている。電池端子801は、電
気的な接触を確実にするために電池231を付勢した状
態で所定位置に取り付けられている。レバー部材803
の端部には第1の係合部としての突部240が一体的に
形成され、第2の係合部としての孔215に挿入されて
いる。ここで、電池端子801、レバー部材803及び
突部240は第1の規制手段を構成し又、孔215は第
2の規制手段を構成している。また、電池端子801、
レバー部材803及び突部240は、孔215とともに
移動手段を構成している。
【0035】図9の状態から、電池231を取り外した
場合、電池端子801の一端部が電池収容部233方向
(表示中間車B213の面に交差する方向)に回転し、
これによって腕部802も電池収容部233方向に回転
する。これによって、レバー部材237の突部804が
腕部802によって表示中間車B213方向に押圧され
て摺動する。これにより、電池端子801、レバー部材
803及び突部240は、図10及び図11の破線で示
す駆動位置に移動し、表示中間車B213は矢印方向に
所定量だけ回転して停止する。また、この状態で新たな
電池を電池収容部233内に取付けると、電池端子80
1は図9の位置に復帰するため、レバー部材803及び
突部240が図9の位置に復帰する。これにより、突部
240と孔215の端部302間に一定の間隙が形成さ
れ、ステッピングモータ200は逆転可能な状態にな
り、新たな電池を電源として、正常な正逆転動作を行う
ことが可能になる。本第2の実施の形態においても、前
記第1の実施の形態と同様の効果を奏するばかりでな
く、負の電池端子801は表示中間車B213の面方向
と交差する方向に回転する構成であるため、省スペース
化が可能である。
【0036】図12乃至図14は、本発明に係る表示針
付き電子時計100の第3の実施の形態の駆動機構を示
す図で、図1乃至図7と同一部分には同一符号を付して
いる。図12及び図13は表示針付き電子時計100の
駆動機構を示す部分背面図、図14は表示針付き電子時
計100の駆動機構の部分断面図であり、各々、同一部
分には同一符号を付している。尚、図12及び図14は
電池231を電池収容部233内に収容した状態の図
で、図13は電池231を電池収容部233から取り外
した状態の図である。本第3の実施の形態と前記第1の
実施の形態の主な相違点は、電池交換時に表示中間車B
213を自動的に回転させることによってステッピング
モータ200を逆転可能にするために、前記第1の実施
の形態では正の電池端子234の付勢力を利用して表示
中間車B213を回転させたのに対して、本第3の実施
の形態では電池端子とは別に設けた付勢部材としてのば
ね部材1201の付勢力によって表示中間車B213を
回転させる点で相違している。それ以外の部分の構成及
び動作は前記第1の実施の形態と同様のため、前記相違
点についてのみ説明する。
【0037】ばね部材1201は、その一端が所定位置
に取り付けられ、他端が可動レバー部材1202の一端
部に形成されたL字状部1203に当接するように配設
されている。可動レバー部材1202の他端部には第1
の係合部としての突部240が一体的に設けられてお
り、突部240は表示中間車B213に形成された第2
の係合部としての円弧状の孔215に挿入されている。
ここで、ばね部材1201、レバー部材1202及び突
部240は第1の規制手段を構成し又、孔215は第2
の規制手段を構成している。また、ばね部材1201、
レバー部材1202及び突部240は、孔215ととも
に移動手段を構成している。図12及び図14に示す状
態では、レバー部材1202はばね部材1201の付勢
力によって表示中間車B213方向に押圧されている
が、L字状部1203が電池231の側部に当接して、
レバー部材1202は表示中間車B213方向に摺動で
きないように構成されている。
【0038】図12の状態から電池231を取り外す
と、ばね部材1201の端部が表示中間車B213の面
方向に回転し、ばね部材1201の付勢力によってレバ
ー部材1202が表示中間車B213方向に押圧されて
摺動する。これにより、ばね部材1201、レバー部材
1202及び突部240は、図13に示す駆動位置に移
動し、表示中間車B213は矢印方向に所定量だけ回転
して停止する。また、この状態で新たな電池を電池収容
部233内に取付けると、ばね部材1201は図12に
示す位置に復帰するため、レバー部材1202及び突部
240は図12の位置に復帰する。これにより、突部2
40と端部302間に一定の間隙が形成され、ステッピ
ングモータ200は逆転可能な状態になり、新たな電池
を電源として、正常な正逆転動作を行うことが可能にな
る。本第3の実施の形態においても、前記第1の実施の
形態と同様の効果を奏するばかりでなく、電池端子とは
別部材で形成されたばね部材1201によってレバー部
材1202を移動させるように構成しているため、ばね
部材1201の付勢力を、表示中間車B213を所定量
だけ回転させるために適切な値に設定することが可能に
なる。
【0039】図15乃至図17は、本発明に係る表示針
付き電子時計100の第4の実施の形態の駆動機構を示
す図で、図1乃至図7と同一部分には同一符号を付して
いる。図15及び図16は表示針付き電子時計100の
駆動機構を示す部分背面図、図17は表示針付き電子時
計100の駆動機構の部分断面図であり、各々、同一部
分には同一符号を付している。尚、図15及び図17は
電池231を電池収容部233内に収容した状態の図
で、図16は電池231を電池収容部233から取り外
した状態の図である。本第4の実施の形態と前記第1の
実施の形態の主な相違点は、電池交換時に表示中間車B
213を自動的に回転させることによってステッピング
モータ200を逆転可能にするために、前記第1の実施
の形態では正の電池端子234とは別部材のレバー部材
237を利用して表示中間車B213を回転させていた
のに対して、本第4の実施の形態では付勢部材としての
正の電池端子1501に一体形成したレバー部材150
2によって表示中間車B213を回転させる点で相違し
ている。それ以外の部分の構成及び動作は前記第1の実
施の形態と同様のため、前記相違点についてのみ説明す
る。
【0040】正の電池端子1501にはレバー部材15
02が一体に形成されている。レバー部材1502の端
部には第1の係合部としての突部240が一体形成され
ており、突部240は表示中間車B213に形成された
第2の係合部としての円弧状の孔215に挿入されてい
る。ここで、正の電池端子1501、レバー部材150
2及び突部240は第1の規制手段を構成し又、孔21
5は第2の規制手段を構成している。また、正の電池端
子1501、レバー部材1502及び突部240は、孔
215とともに移動手段を構成している。
【0041】図15の状態から電池231を取り外す
と、電池端子1501の端部が表示中間車B213の面
方向に回転し、電池端子1501と一体となったレバー
部材1502が表示中間車B213方向に摺動する。こ
れにより、電池端子1501、レバー部材1502及び
突部240は、図16に示す駆動位置に移動し、表示中
間車B213を矢印方向に所定量だけ回転させて停止す
る。また、この状態で新たな電池を電池収容部233内
に取付けると、電池端子1501は図15に示す位置に
復帰する。これにより、突部240と端部302間に一
定の間隙が形成され、ステッピングモータ200は逆転
可能な状態になり、新たな電池を電源として、正常な正
逆転動作を行うことが可能になる。本第4の実施の形態
においても、前記第1の実施の形態と同様の効果を奏す
るばかりでなく、電池端子1501と一体に形成したレ
バー部材1502によって表示中間車B213を所定量
だけ回転させるようにしているため、部品点数を削減す
ることが可能になるという効果を奏する。
【0042】図18は、本発明に係る表示針付き電子時
計の第5の実施の形態の外観を示す正面図であり、図1
と同一部分には同一符号を付している。図18に示す例
は、複数の表示針のいずれもが時刻針と同軸には配設さ
れおらず、且つ、各表示針同士も同軸に配設されていな
い例である。図18において、表示針付き電子時計10
0は、分針101及び時針102によって構成される時
刻針を有すると共に、三日月形図形1903が一体的に
形成された第1の表示針1902及び星形図形1906
が一体的に形成された第2の表示針1095を備えてい
る。表示針1902、表示針1905は、時刻針10
1、102と同軸には配設されておらず、各々、異なる
軸1901、1904を中心として角度範囲A内を往復
運動するように構成されている。これにより、多彩な表
示が可能になる。
【0043】図19は、本発明に係る表示針付き電子時
計の第6の実施の形態の外観を示す正面図であり、図1
と同一部分には同一符号を付している。図19に示す例
は、時刻針と同軸に配設された表示針と、時刻針と同軸
には配設されていない表示針とを有する例である。図1
9において、表示針付き電子時計100は、分針101
及び時針102によって構成される時刻針を有すると共
に、三日月形図形2002が一体的に形成された第1の
表示針2001及び星形図形2005が一体的に形成さ
れた第2の表示針2004を備えている。表示針200
1は時刻針101、102と同軸に配設されているが、
表示針2004は時刻針101、102と同軸には配設
されておらず、軸2003を中心として回転するように
構成されている。表示針2001、表示針2004は、
各々、角度範囲A内を往復運動するように構成されてい
る。これにより、多彩な表示が可能になる。
【0044】図20は、本発明に係る表示針付き電子時
計の第7の実施の形態の外観を示す正面図であり、図1
と同一部分には同一符号を付している。図20に示す例
は、複数の表示針のいずれもが時刻針と同軸には配設さ
れておらず、且つ、各表示針同士は同軸に配設されてい
る例である。図20において、表示針付き電子時計10
0は、分針101及び時針102によって構成される時
刻針を有すると共に、三日月形図形2103が一体的に
形成された第1の表示針2102及び星形図形2105
が一体的に形成された第2の表示針2104を備えてい
る。表示針2102、2104は時刻針101、102
とは同軸に配設されていないが、表示針2102、21
04同士は軸2101に同軸に配設され、軸2101を
中心として、各々、角度範囲A内を往復運動するように
構成されている。これにより、多彩な表示が可能にな
る。
【0045】以上述べたように、本発明の実施の形態に
係る表示針付き電子時計100は、特に、時刻を示す時
刻針101、102と、時刻信号に応答して時刻針10
1、102を回転駆動する時刻針駆動手段と、時刻針1
01、102とは別に設けられた表示針103、10
4、1902、1905、2001、2004、210
2、2104と、電池231と、電池231を電源とす
る表示針駆動用のステッピングモータ200と、ステッ
ピングモータ200を所定量ずつ交互に正転及び逆転制
御する制御手段604と、ステッピングモータ200の
回転を表示針103、104、1902、1905、2
001、2004、2102、2104に伝達する輪列
と、電池231の取り外しに応答して前記輪列に含まれ
る車を所定位置に回転させる移動手段とを備えて成るこ
とを特徴としている。
【0046】したがって、電子時計の使用者は、電池交
換した際に特別な操作を行わなくても、ステッピングモ
ータ200が回転不能に陥ることを防止することができ
る。また、表示針103、104、1902、190
5、2001、2004、2102、2104によって
多彩な表示が可能になる。また、衝撃等によって表示針
103、104、1703、1902、1905、20
01、2004、2102、2104に針飛びが生じた
場合にも、ステッピングモータが回転不能領域で停止し
てしまうような不安定な動作を防止することが可能にな
る。また、前記第1の規制手段と第2の規制手段によっ
て表示中間車B213の回転範囲を規制することによ
り、衝撃等によって表示針103、104、1902、
1905、2001、2004、2102、2104に
針飛びが生じた場合にも、針飛びを規制することが可能
になる。
【0047】また、単一方向への回転のみでは表現でき
ないような、例えば、2本の表示針103、104、1
902、1905、2001、2004、2102、2
104に各々、キャラクタの両手または両足を一体的に
形成する等、所定範囲内で多彩な動きを表現することが
可能になる。また、表示針103、104、1902、
1905、2001、2004、2102、2104
は、時刻針101、102とは無関係に動作させること
が可能になるため、運針に支障をきたさない範囲で、可
能な限り大きなモーメントの図形一体型表示針103、
104、1703、1902、1905、2001、2
004、2102、2104を使用でき、デザイン上の
自由度が大きくなり、より多彩な表示を行うことが可能
になる。
【0048】また、所定タイミングでステッピングモー
タ200を逆転させることにより、第1の規制手段と第
2の規制手段が係合して表示中間車B213の回転が停
止する初期位置まで表示中間車B213を回転させるこ
とによって表示針103、104、1902、190
5、2001、2004、2102、2104を所定の
初期位置まで戻した後、ステッピングモータ200を所
定量ずつ交互に正転及び逆転制御することにより、針飛
びが生じた場合でも、正常動作に復帰させることが可能
になる。また、ステッピングモータ200を駆動する電
源電圧が低下して動作が不安定になった場合でも、電池
交換時に容易に表示針103、104、1902、19
05、2001、2004、2102、2104を初期
位置まで戻すことが可能になり、表示針103、10
4、1902、1905、2001、2004、210
2、2104を速やかに正規の表示動作に復帰させるこ
とが可能になる。
【0049】尚、前記実施の形態においては、表示中間
車B213側に孔215を形成すると共にレバー部材2
37、803、1202、1502側に突部240を形
成するようにしたが、表示中間車B213側に突部を形
成すると共にレバー部材237、803、1202、1
502側に孔を設けるようにしてもよく、又、表示中間
車B213側及びレバー部材237、803、120
2、1502側の双方に突部を形成するようにしてもよ
い。また、前記実施の形態においては、複数の表示針1
03、104、1902、1905、2001、200
4、2102、2104を同一速度で回転するようにし
たが、相互に異なる速度で回転させるようにしてもよ
い。
【0050】また、前記実施の形態においては、複数の
表示針103、104、1902、1905、200
1、2004、2102、2104の回転範囲を同一に
したが、異なるようにしてもよい。また、前記実施の形
態においては、1本又は2本の表示針を用いた例を示し
たが、3本以上の表示針を用いるようにしてもよい。ま
た、前記実施の形態においては、時刻針は分針101及
び時針102によって構成したが、これに秒針を加える
ようにしてもよい。
【0051】また、孔215は表示中間車B213に設
けたが、五番車207等の他の車に設けるようにしても
よい。また、前記実施の形態では、表示針付き電子腕時
計の例で説明したが、壁掛け型電子時計、卓上型電子時
計等の各種電子時計に適用できる。また、表示針10
3、104、1902、1905、2001、200
4、2102、2104に取付ける図形をキャラクタ等
の各種図形にしたりあるいは文字にする、又は、複数の
表示針103、104、1902、1905、200
1、2004、2102、2104の取付け角度を変え
る、あるいは、表示針103、104、1902、19
05、2001、2004、2102、2104の回転
角度範囲を変える等、種々の態様にすることにより、多
彩な表現を行うようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、電池交換した際に、特
別な操作を行うことなくステッピングモータが回転不能
に陥ることを防止することが可能になる。また、表示針
によって多彩な表示が可能になると共に、ステッピング
モータが回転不能領域で停止してしまうような不安定な
動作を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る表示針付き電子時計の第1の実
施の形態の外観を示す正面図である。
【図2】 本発明に係る表示針付き電子時計の第1の実
施の形態に使用する駆動機構の背面図である。
【図3】 本発明に係る表示針付き電子時計の第1の実
施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図4】 本発明に係る表示針付き電子時計の第1の実
施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図5】 本発明に係る表示針付き電子時計の第1の実
施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図6】 図2におけるB−B断面図である。
【図7】 図2におけるC−C断面図である。
【図8】 本発明に係る表示針付き電子時計の第2の実
施の形態に使用する駆動機構の背面図である。
【図9】 本発明に係る表示針付き電子時計の第2の実
施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図10】 本発明に係る表示針付き電子時計の第2の
実施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図11】 図2におけるD−D断面図である。
【図12】 本発明に係る表示針付き電子時計の第3の
実施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図13】 本発明に係る表示針付き電子時計の第3の
実施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図14】 本発明に係る表示針付き電子時計の第3の
実施の形態に使用する駆動機構の断面図である。
【図15】 本発明に係る表示針付き電子時計の第4の
実施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図16】 本発明に係る表示針付き電子時計の第4の
実施の形態に使用する駆動機構の部分背面図である。
【図17】 本発明に係る表示針付き電子時計の第4の
実施の形態に使用する駆動機構の断面図である。
【図18】 本発明に係る表示針付き電子時計の第5の
実施の形態の外観を示す正面図である。
【図19】 本発明に係る表示針付き電子時計の第6の
実施の形態の外観を示す正面図である。
【図20】 本発明に係る表示針付き電子時計の第7の
実施の形態の外観を示す正面図である。
【図21】 本発明に係る表示付き電子時計の実施の形
態に使用する回転制御回路のブロック図である。
【図22】 図21に示す回転制御回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図23】 本発明に係る表示針付き電子時計の実施の
形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図24】 本発明に係る表示針付き電子時計の実施の
形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図25】 ステッピングモータの動作を説明するため
の模式図である。
【符号の説明】
100・・・電子時計 101・・・時刻針を構成する分針 102・・・時刻針を構成する時針 103、104、1902、1905、2001、20
04、2102、2104・・・表示針 200、226・・・ステッピングモータ 203、229・・・ロータ磁石 204・・・歯車 207・・・五番車 210・・・表示中間車A 213・・・表示中間車B 215・・・孔 217・・・二番車 218・・・筒車 220・・・表示車B 222・・・表示車A 230・・・三番車 234、801、1501・・・電池端子 237、803、1202、1502・・・レバー部材 240・・・突部 241・・・日の裏車 600・・・回転制御手段を構成する回転制御回路 604・・・制御手段を構成するCPU 1201・・・ばね部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠 裕一 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 2F001 AA00 AE03 AF00 AG01 AG02 AG05 AG16 AH05 2F082 AA02 BB00 CC06 DD02 DD04 EE02 EE05 EE06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を示す時刻針と、時刻信号に応答し
    て前記時刻針を回転駆動する時刻針駆動手段と、前記時
    刻針とは別に設けられた表示針と、電池と、前記電池を
    電源とする前記表示針駆動用のステッピングモータと、
    前記ステッピングモータを所定量ずつ交互に正転及び逆
    転制御する制御手段と、前記ステッピングモータの回転
    を前記表示針に伝達する輪列と、前記電池の取り外しに
    応答して前記輪列に含まれる車を所定位置に回転させる
    移動手段とを備えて成ることを特徴とする表示針付き電
    子時計。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記電池の取り外しに
    応答して駆動位置に移動する第1の規制手段と、前記輪
    列に含まれる車に設けられた第2の規制手段とを備え、 前記電池の取り外しによって前記第1の規制手段が前記
    駆動位置に移動することにより、前記第1の規制手段と
    第2の規制手段が係合して、前記車を前記所定位置に回
    転させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の表
    示針付き電子時計。
  3. 【請求項3】 前記第1の規制手段と第2の規制手段が
    係合することによって前記車の回転範囲が規制されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の表示針付き電子時計。
  4. 【請求項4】 前記第1の規制手段は、前記電池を付勢
    する付勢部材と、前記付勢部材によって付勢されるレバ
    ー部材と、前記レバー部材に設けられた第1の係合部と
    を備え、 前記第2の規制手段は前記車に形成された第2の係合部
    を備えて成り、 前記電池を取り外した際の前記付勢部材の付勢力によっ
    て前記レバー部材が移動し、前記第1の係合部が前記第
    2の係合部材に係合して前記車を前記所定位置まで回転
    させることを特徴とする請求項2又は3記載の表示針付
    き電子時計。
  5. 【請求項5】 前記付勢部材は、前記電池の取り外しに
    応答して前記車の面方向に移動し、前記レバー部材を移
    動させることを特徴とする請求項4記載の表示針付き電
    子時計。
  6. 【請求項6】 前記付勢部材は、前記電池の取り外しに
    応答して前記車の面に交差する方向に移動し、前記レバ
    ー部材を移動させることを特徴とする請求項4記載の表
    示針付き電子時計。
  7. 【請求項7】 前記付勢部材は、ばね性を有し、電池収
    容部に収容された状態の前記電池を押圧する電池端子で
    あることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一に記
    載の表示針付き電子時計。
  8. 【請求項8】 前記電池端子と前記レバー部材は一体形
    成されていることを特徴とする請求項7記載の表示針付
    き電子時計。
  9. 【請求項9】 前記第1の係合部は突部によって形成さ
    れると共に、前記第2の係合部は前記車に形成され前記
    突部を挿入可能な孔によって構成されていることを特徴
    とする請求項4乃至8のいずれか一に記載の表示針付き
    電子時計。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、所定タイミングで前
    記ステッピングモータを逆転させることにより、前記第
    1の規制手段と第2の規制手段が係合して前記車の回転
    が停止する初期位置まで前記車を回転させることによっ
    て前記表示針を所定の初期位置まで戻した後、前記ステ
    ッピングモータを所定量ずつ交互に正転及び逆転制御す
    ることを特徴とする請求項2乃至9のいずれか一に記載
    の表示針付き電子時計。
  11. 【請求項11】 前記表示針は第1、第2の表示針によ
    って構成され、前記制御手段は前記ステッピングモータ
    を所定量ずつ交互に同一速度で正転及び逆転制御すると
    共に、前記輪列は前記ステッピングモータの回転を、同
    一減速比で互いに逆方向の回転として、前記第1、第2
    の表示針に伝達する第1、第2の輪列を備えていること
    を特徴とする請求項1乃至10のいずれか一に記載の表
    示針付き電子時計。
  12. 【請求項12】 前記時刻針と表示針は同軸に配設され
    ていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一
    に記載の表示針付き電子時計。
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