JP2002340971A - 避雷器劣化診断システム - Google Patents

避雷器劣化診断システム

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JP2002340971A
JP2002340971A JP2001141162A JP2001141162A JP2002340971A JP 2002340971 A JP2002340971 A JP 2002340971A JP 2001141162 A JP2001141162 A JP 2001141162A JP 2001141162 A JP2001141162 A JP 2001141162A JP 2002340971 A JP2002340971 A JP 2002340971A
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JP
Japan
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customer
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Application number
JP2001141162A
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English (en)
Inventor
Hidenori Hachiya
英紀 蜂屋
Kazuyuki Suzuki
和之 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客にとっては避雷器の安全性を一層向上せ
しめ、メーカーにとっては顧客へのサービスの効率を一
層向上すること 【解決手段】 据え付けられた避雷器の電流値を常時測
定する検出手段と、その検出データを送信する手段と、
この検出データを基に遠隔診断が可能な受信手段と、を
備えたことを特徴とする避雷器劣化診断システムを提供
すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、避雷器の劣化診断
システムに係り、特にその劣化状況を遠隔地にて診断し
得るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統では、系統の安全性を確保する
目的から避雷器が用いられている。かかる避雷器には、
通常の電圧では電気絶縁特性を示し一定値以上の電圧に
対しては電気伝導特性を示すバリスタ素子を用いること
で、雷サージ等の急峻な過電圧を抑制し、系統を異常電
圧から保護している。
【0003】かかる避雷器の特性から、顧客層は高電圧
系統から低電圧系統に至るまで多岐にわたっているが、
避雷器の定期的な保守点検作業は、基本的には常駐する
顧客によってなされていた。そして、避雷器の劣化等が
発見された場合には、メーカーの技術者が派遣され、適
宜修理等を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、顧客に
おいては、避雷器の専門家ではないことから保守点検作
業が煩雑であることが多く、また、正確なデータ測定も
困難であった。したがって、顧客としては確実な安全性
を保障することが困難であり、メーカーとしても誤診等
により不必要に技術者が呼び出されることが頻繁にあっ
た。
【0005】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、高精度のデータ
をもとに遠隔地で保守点検することを可能とし、顧客に
とっては避雷器の安全性を一層向上せしめ、メーカーに
とっては顧客へのサービスの効率を一層向上することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、請求項1記載の発明として、据
え付けられた避雷器の電流値を常時測定する検出手段
と、その検出データを送信する手段と、この検出データ
を基に遠隔診断が可能な受信手段と、を備えたことを特
徴とする避雷器劣化診断システムを提供する。
【0007】かかる発明においては、避雷器の異常を遠
隔にて診断することが可能となる。
【0008】また、請求項2の発明では、据え付けられ
た避雷器の電流値を常時測定する検出手段と、その検出
データを記録する記録媒体と、この記録媒体に記録され
た検出データを送信する手段と、この検出データを基に
遠隔診断が可能な受信手段と、を備えたことを特徴とす
る避雷器劣化診断システムを提供する。
【0009】かかる発明においては、スマートメディア
等の小型記録媒体を基に顧客が検出データを送信するこ
とにより避雷器の異常を遠隔にて診断することができ
る。
【0010】また、請求項3の発明では、据え付けられ
た避雷器の電流値を常時測定する検出手段と、その検出
データを送信する手段と、この送信手段からの信号を中
継する中継手段と、この中継手段からの検出データを基
に遠隔診断が可能な受信手段と、を備えたことを特徴と
する避雷器劣化診断システムを提供する。
【0011】かかる発明においては、プロバイダ等の接
続業者を介することにより、避雷器の異常を遠隔にて診
断することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る避雷器の劣化
診断システムの実施の形態について図面を参照して説明
する。ここで、図1は本実施形態における主要な登場者
及びそれらの相互関係を示す概念図である。すなわち、
メーカー1は、顧客2に対して避雷器を販売し据付を行
うとともに、避雷器の状態を検出しこれをメーカー1に
送信する計装手段をも設置する。具体的には、どの避雷
器の検出データなのかを識別するために、フラッシュパ
ス、スマートメディア等の記録媒体に避雷器の形式と試
験番号を書き込んでおく。これによって、顧客2は定期
的に当該記録媒体に記録された検出データをインターネ
ットプロバイダー等の接続業者3を介してメーカー1に
送信する。メーカー1は、受信した検出データを基に専
門的見地から避雷器が異常か否かの診断を行い、その診
断データを再び接続業者3を介して顧客2に送信する。
【0013】かかるシステムにおいては、顧客としては
遠隔のメーカー1による診断を定期的に依頼でき、機器
の信頼性を向上せしめることが可能となることに加え
て、従来自ら行っていた診断等の手間も省くことができ
る。更に、メーカー側から提示される診断データを基に
避雷器の設備更新のタイミング等を適切に把握すること
が可能となる。一方メーカーにとっても遠隔地にて高精
度の診断ができ、誤診等による不必要な出張もなくなり
診断の効率化を図ることが可能となる。
【0014】次に、上述した計装手段の詳細システムの
作用について、図2を用いて説明する。図2は、計装手
段のシステム構成を表す図である。既述したように、避
雷器には通常電圧では絶縁特性を示しサージ等の過電圧
に対してのみ放電特性を示す酸化亜鉛素子4が収納され
ているが、避雷器の異常は、主に通常電圧時に酸化亜鉛
素子4が放電する現象である。この放電電流(以下「漏
れ電流」とする)の電流値及び電流値の変化パターン等
を検出することで、避雷器の異常が診断可能となる。し
たがって、まずは漏れ電流値を常時測定する変流器5を
接地電位との間に設ける。避雷器に異常がない限り、変
流器5が常時測定する漏れ電流値は微量であるため、増
幅用アンプ6にて電気信号を増幅せしめ、この電気信号
をアナログ信号からデジタル信号に変換するべくA/D
変換器7にて変換し、記録装置8にて当該信号を記録す
る。その後、かかる検出手段によって検出されたデータ
は前述した記録媒体9によって記録される。顧客は、定
期的にこの記録媒体9を抜き出し、自己の端末10か
ら、中継手段である接続業者3を介して、遠隔診断可能
な受信手段であるメーカー1の端末に、記録媒体9に記
録された検出データを送信する。
【0015】また、データの送信手段はインターネット
に限定する必要はなく、LAN等送受信機能を担保し得
る手段であればいかなるものであってもよく、不要であ
れば接続業者3を介さずに、直接顧客2とメーカー1と
で通信し合う手段であっても良い。また、データを送受
信する端末は、パソコン等のコンピューター端末はもち
ろん、携帯電話等の小型の通信端末であっても良い。ま
た、検出データは、人手を要する記録媒体9を介さず
に、記録装置8から定期的かつ自動的に顧客端末10に
送信され、ここから自動的に接続業者3あるいはメーカ
ー1の端末に送信されるものであっても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客において据え付けられた避雷器の状態を、メーカー
で遠隔監視し得るシステムを提供することで、顧客にと
っては避雷器の安全性を一層向上せしめることが可能と
なる一方、メーカーにとっては顧客へのサービスの効率
を一層向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における主要な登場者及びそれらの
相互関係を示す概念図。
【図2】本実施形態における計装手段のシステム構成を
表す図。
【符号の説明】
1…メーカー、2…顧客、3…接続業者。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据え付けられた避雷器の電流値を常時測
    定する検出手段と、その検出データを送信する手段と、
    この検出データを基に遠隔診断が可能な受信手段と、を
    備えたことを特徴とする避雷器劣化診断システム。
  2. 【請求項2】 据え付けられた避雷器の電流値を常時測
    定する検出手段と、その検出データを記録する記録媒体
    と、この記録媒体に記録された検出データを送信する手
    段と、この検出データを基に遠隔診断が可能な受信手段
    と、を備えたことを特徴とする避雷器劣化診断システ
    ム。
  3. 【請求項3】 据え付けられた避雷器の電流値を常時測
    定する検出手段と、その検出データを送信する手段と、
    この送信手段からの信号を中継する中継手段と、この中
    継手段からの検出データを基に遠隔診断が可能な受信手
    段と、を備えたことを特徴とする避雷器劣化診断システ
    ム。
JP2001141162A 2001-05-11 2001-05-11 避雷器劣化診断システム Pending JP2002340971A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101174350B1 (ko) 2010-11-15 2012-08-16 한국전기연구원 Rf 통신을 이용한 피뢰기 열화 진단 시스템 및 그 방법
CN102841275A (zh) * 2012-08-20 2012-12-26 安徽电力天长供电有限责任公司 避雷器在线监测系统
KR101314733B1 (ko) * 2007-05-11 2013-10-08 (주)프라임솔루션 지능형 피뢰 관리 시스템

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