JP2002340295A - 液化ガス用二重ターミナルヘッダ - Google Patents
液化ガス用二重ターミナルヘッダInfo
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力容器内のポンプ用モータと電源側との接
続を行う時、接続設置時の部品点数の削減や設置時間の
短縮、設置レイアウトの自由度を向上することのできる
液化ガス用二重ターミナルヘッダを提供する。 【解決手段】 第1ターミナルヘッダ12と第2ターミ
ナルヘッダ26との間を可撓性チューブ38で機械的に
接続し、その内部に第1ターミナルヘッダ12と第2タ
ーミナルヘッダ26との電気的接続を行う接続ケーブル
40を収納する。また、可撓性チューブ38の内部は実
質的真空状態として真空断熱構造とする。その結果、第
2ターミナルヘッダ26を第1ターミナルヘッダ12の
向きに対して任意の方向に向けることを可能にする。ま
た、第1ターミナルヘッダ12側の低温状態が第2ター
ミナルヘッダ26側に伝搬しないようにして、結露を防
止する。
続を行う時、接続設置時の部品点数の削減や設置時間の
短縮、設置レイアウトの自由度を向上することのできる
液化ガス用二重ターミナルヘッダを提供する。 【解決手段】 第1ターミナルヘッダ12と第2ターミ
ナルヘッダ26との間を可撓性チューブ38で機械的に
接続し、その内部に第1ターミナルヘッダ12と第2タ
ーミナルヘッダ26との電気的接続を行う接続ケーブル
40を収納する。また、可撓性チューブ38の内部は実
質的真空状態として真空断熱構造とする。その結果、第
2ターミナルヘッダ26を第1ターミナルヘッダ12の
向きに対して任意の方向に向けることを可能にする。ま
た、第1ターミナルヘッダ12側の低温状態が第2ター
ミナルヘッダ26側に伝搬しないようにして、結露を防
止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化ガス用二重タ
ーミナルヘッダ、特に、モータを収納する密閉容器側と
電源側とを接続するために液化ガス用二重ターミナルヘ
ッダを設置する場合に、その設置のための部品点数を削
減し、また、設置自由度を向上すると共に、設置を容易
にすることのできる液化ガス用二重ターミナルヘッダの
改良に関する。
ーミナルヘッダ、特に、モータを収納する密閉容器側と
電源側とを接続するために液化ガス用二重ターミナルヘ
ッダを設置する場合に、その設置のための部品点数を削
減し、また、設置自由度を向上すると共に、設置を容易
にすることのできる液化ガス用二重ターミナルヘッダの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液化天然ガス(LNG)や液化石
油ガス(LPG)等の液化ガスを収容した密閉容器(圧
力容器)から汲み上げる場合、液化ガス用ポンプが使用
される。液化ガス用ポンプは、一般にポンプ本体が圧力
容器内の液中に浸った状態で使用される。そのため、液
化ガス用ポンプは、駆動モータが一体化されたサブマー
ジドモータポンプとして構成されている。このサブマー
ジドモータポンプは、モータ部分が完全に液中に浸かっ
た構造になっている。そのため、モータを駆動するため
には、少なくとも電力線を外部電源装置に接続する必要
がある。圧力容器内の液化ガスは可燃性のため、外部へ
の漏洩は避ける必要がある。そのため前記電力線は圧力
容器と外部を密閉するターミナルヘッダを介して、外部
電源装置に接続される。前記ターミナルヘッダは、圧力
容器の内部側(液化ガス側)と外側(大気側)とを隔離
するための本体プレート(ターミナルプレート)と、こ
の本体プレートを貫通し、絶縁状態の貫通孔を形成する
パイプ状に絶縁部材、及びこの絶縁部材に挿通されモー
タ側の電力線と外部電源装置側の電力線とを接続する端
子(端子棒)とで構成されていて、各構成部材は、銀鑞
付け等の手段により完全に密閉されてる。また、ターミ
ナルヘッダと圧力容器との接続部分は、ガスケット等の
パッキンが介在され、圧力容器全体の密閉状態が維持で
きるようになっている。
油ガス(LPG)等の液化ガスを収容した密閉容器(圧
力容器)から汲み上げる場合、液化ガス用ポンプが使用
される。液化ガス用ポンプは、一般にポンプ本体が圧力
容器内の液中に浸った状態で使用される。そのため、液
化ガス用ポンプは、駆動モータが一体化されたサブマー
ジドモータポンプとして構成されている。このサブマー
ジドモータポンプは、モータ部分が完全に液中に浸かっ
た構造になっている。そのため、モータを駆動するため
には、少なくとも電力線を外部電源装置に接続する必要
がある。圧力容器内の液化ガスは可燃性のため、外部へ
の漏洩は避ける必要がある。そのため前記電力線は圧力
容器と外部を密閉するターミナルヘッダを介して、外部
電源装置に接続される。前記ターミナルヘッダは、圧力
容器の内部側(液化ガス側)と外側(大気側)とを隔離
するための本体プレート(ターミナルプレート)と、こ
の本体プレートを貫通し、絶縁状態の貫通孔を形成する
パイプ状に絶縁部材、及びこの絶縁部材に挿通されモー
タ側の電力線と外部電源装置側の電力線とを接続する端
子(端子棒)とで構成されていて、各構成部材は、銀鑞
付け等の手段により完全に密閉されてる。また、ターミ
ナルヘッダと圧力容器との接続部分は、ガスケット等の
パッキンが介在され、圧力容器全体の密閉状態が維持で
きるようになっている。
【0003】また、本出願人は、ターミナルヘッダの信
頼度をさらに向上する構造として、図4に示すようにタ
ーミナルヘッダを二重にした二重ターミナルヘッダ10
0を提案している。この二重ターミナルヘッダ100
は、液側である外部導管のフランジ102に接続された
第1ターミナルヘッダ104と、大気側である電源側に
接続された第2ターミナルヘッダ106とが平行配置さ
れ、それらが両フランジ付きの中間部材108に固定さ
れている。この第1ターミナルヘッダ104及び第2タ
ーミナルヘッダ106はほぼ同一構造を呈し、同一の密
閉能力を有している。
頼度をさらに向上する構造として、図4に示すようにタ
ーミナルヘッダを二重にした二重ターミナルヘッダ10
0を提案している。この二重ターミナルヘッダ100
は、液側である外部導管のフランジ102に接続された
第1ターミナルヘッダ104と、大気側である電源側に
接続された第2ターミナルヘッダ106とが平行配置さ
れ、それらが両フランジ付きの中間部材108に固定さ
れている。この第1ターミナルヘッダ104及び第2タ
ーミナルヘッダ106はほぼ同一構造を呈し、同一の密
閉能力を有している。
【0004】従って、仮に、第1ターミナルヘッダ10
4において、絶縁部材111を挿通する端子棒110の
周囲から圧力容器内の物質が漏れた場合でも、その漏れ
た物質は、中間部材108を介して接続された第2ター
ミナルヘッダ106の部分で、堰き止められ大気側に漏
れることはない。同様に、第2ターミナルヘッダ106
の端子棒110の周囲から大気が流入しても中間部材1
08を介して接続された第1ターミナルヘッダ104の
部分で、堰き止められ圧力容器側に大気が侵入し容器内
の物質と混合することを防止することが可能で、安全性
及び信頼性が著しく向上する。なお、第1ターミナルヘ
ッダ104、または第2ターミナルヘッダ106に漏れ
が発生した場合、中間部108に設けられた圧力計11
2の圧力バランスが変化し容易に、異常を検出すること
ができる。
4において、絶縁部材111を挿通する端子棒110の
周囲から圧力容器内の物質が漏れた場合でも、その漏れ
た物質は、中間部材108を介して接続された第2ター
ミナルヘッダ106の部分で、堰き止められ大気側に漏
れることはない。同様に、第2ターミナルヘッダ106
の端子棒110の周囲から大気が流入しても中間部材1
08を介して接続された第1ターミナルヘッダ104の
部分で、堰き止められ圧力容器側に大気が侵入し容器内
の物質と混合することを防止することが可能で、安全性
及び信頼性が著しく向上する。なお、第1ターミナルヘ
ッダ104、または第2ターミナルヘッダ106に漏れ
が発生した場合、中間部108に設けられた圧力計11
2の圧力バランスが変化し容易に、異常を検出すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、電
源装置から引き出される電力ケーブルを機器に接続する
場合、作業性やメンテナンス性を考慮して端子台を経由
させるが、電力伝送系でスパークが発生する可能性のあ
るのは、この端子接続部である。上述したような液化ガ
スを取り扱う場合、スパークに対する対策は万全にして
おくことが必要である。そのため、図5に示すように、
電力ケーブル114の終端に設けられる端子台は、耐圧
・耐爆構造の接続箱116内部に収納され、外部と完全
に隔離する構成が用いられている。この接続箱116は
機能構造上、重く大きくなるため、圧力容器118の一
部として延設された外部導管120のフランジ102に
接続した二重ターミナルヘッダ100と共に、外部導管
120で接続箱116を支持することは困難な場合があ
り、図5に示すように、独立した架台122上に載置す
る必要がある。この場合、二重ターミナルヘッダ100
と接続箱116(電源側)とを接続ケーブル124で接
続する必要がある。その結果、部品点数が増加すると共
に、設置時間が増加してしまうという問題がある。ま
た、架台122を圧力容器118に近接配置して接続ケ
ーブル124を排除することも考えられるが、圧力容器
118と接続箱116の設置レイアウトが著しく制限さ
れてしまい好ましくない。
源装置から引き出される電力ケーブルを機器に接続する
場合、作業性やメンテナンス性を考慮して端子台を経由
させるが、電力伝送系でスパークが発生する可能性のあ
るのは、この端子接続部である。上述したような液化ガ
スを取り扱う場合、スパークに対する対策は万全にして
おくことが必要である。そのため、図5に示すように、
電力ケーブル114の終端に設けられる端子台は、耐圧
・耐爆構造の接続箱116内部に収納され、外部と完全
に隔離する構成が用いられている。この接続箱116は
機能構造上、重く大きくなるため、圧力容器118の一
部として延設された外部導管120のフランジ102に
接続した二重ターミナルヘッダ100と共に、外部導管
120で接続箱116を支持することは困難な場合があ
り、図5に示すように、独立した架台122上に載置す
る必要がある。この場合、二重ターミナルヘッダ100
と接続箱116(電源側)とを接続ケーブル124で接
続する必要がある。その結果、部品点数が増加すると共
に、設置時間が増加してしまうという問題がある。ま
た、架台122を圧力容器118に近接配置して接続ケ
ーブル124を排除することも考えられるが、圧力容器
118と接続箱116の設置レイアウトが著しく制限さ
れてしまい好ましくない。
【0006】また、低温の液化ガスを扱う場合、二重タ
ーミナルヘッダ100を介して接続箱116または接続
ケーブル124が冷え、その内外面に結露を生じる場合
がある。結露が接続箱116内で発生すると絶縁破壊、
すなわちスパークの原因になるので、接続箱116まで
低温が伝搬しないように、接続ケーブル124を二重タ
ーミナルヘッダ100と接続箱116との離間距離より
遙かに長く設定する必要があり、やはり設置時間の増
加、設置レイアウトの自由度の低下、部品コストの増加
等の原因になるという問題がある。
ーミナルヘッダ100を介して接続箱116または接続
ケーブル124が冷え、その内外面に結露を生じる場合
がある。結露が接続箱116内で発生すると絶縁破壊、
すなわちスパークの原因になるので、接続箱116まで
低温が伝搬しないように、接続ケーブル124を二重タ
ーミナルヘッダ100と接続箱116との離間距離より
遙かに長く設定する必要があり、やはり設置時間の増
加、設置レイアウトの自由度の低下、部品コストの増加
等の原因になるという問題がある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、密閉容器と電源側との接続のための部品点数の削
減や設置時間の短縮、設置レイアウトの自由度を向上す
ることのできる液化ガス用二重ターミナルヘッダを提供
することを目的とする。
あり、密閉容器と電源側との接続のための部品点数の削
減や設置時間の短縮、設置レイアウトの自由度を向上す
ることのできる液化ガス用二重ターミナルヘッダを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明は、密閉容器に封入された液化ガス
中に沈められ、この液化ガスを汲み上げるポンプのモー
タに接続される容器側導電ケーブルを前記密閉容器の密
封状態を維持したまま密閉容器外部に引き出す第1ター
ミナルヘッダと、電源側から延びる電源側導電ケーブル
が接続される第2ターミナルヘッダと、前記第1ターミ
ナルヘッダと第2ターミナルヘッダとの間を機械的に接
続し、内部に第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘ
ッダとを電気的に接続する接続ケーブルを収納可能で、
かつ内部空間を実質的真空状態に維持可能な可撓性チュ
ーブと、を含み、前記第1ターミナルヘッダと第2ター
ミナルヘッダとを任意の方向に向けることを特徴とす
る。
するために、本発明は、密閉容器に封入された液化ガス
中に沈められ、この液化ガスを汲み上げるポンプのモー
タに接続される容器側導電ケーブルを前記密閉容器の密
封状態を維持したまま密閉容器外部に引き出す第1ター
ミナルヘッダと、電源側から延びる電源側導電ケーブル
が接続される第2ターミナルヘッダと、前記第1ターミ
ナルヘッダと第2ターミナルヘッダとの間を機械的に接
続し、内部に第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘ
ッダとを電気的に接続する接続ケーブルを収納可能で、
かつ内部空間を実質的真空状態に維持可能な可撓性チュ
ーブと、を含み、前記第1ターミナルヘッダと第2ター
ミナルヘッダとを任意の方向に向けることを特徴とす
る。
【0009】この構成によれば、可撓性チューブによ
り、第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダの接
続の向きを任意の方向に向けることができると共に、直
接電源側に接続することができる。従って、電源側との
接続のための部品点数の削減を行うことができると共
に、設置時間の短縮、設置レイアウトの自由度を向上す
ることができる。また、可撓性チューブの内部が実質的
真空状態の真空断熱構造にすることにより、圧力容器が
極低温でも電源側の結露を防止することができる。
り、第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダの接
続の向きを任意の方向に向けることができると共に、直
接電源側に接続することができる。従って、電源側との
接続のための部品点数の削減を行うことができると共
に、設置時間の短縮、設置レイアウトの自由度を向上す
ることができる。また、可撓性チューブの内部が実質的
真空状態の真空断熱構造にすることにより、圧力容器が
極低温でも電源側の結露を防止することができる。
【0010】上記のような目的を達成するために、本発
明は、密閉容器に封入された液化ガス中に沈められ、こ
の液化ガスを汲み上げるポンプのモータに接続される容
器側導電ケーブルを前記密閉容器の密封状態を維持した
まま密閉容器外部に引き出す第1ターミナルヘッダと、
電源側から延びる電源側導電ケーブルが接続される第2
ターミナルヘッダと、前記第1ターミナルヘッダと第2
ターミナルヘッダとの間を機械的に接続し、内部に第1
ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダとを電気的に
接続する接続ケーブルを収納可能で、かつ内部空間に乾
燥不活性ガスを封入維持可能な可撓性チューブと、を含
み、前記第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダ
とを任意の方向に向けることを特徴とする。
明は、密閉容器に封入された液化ガス中に沈められ、こ
の液化ガスを汲み上げるポンプのモータに接続される容
器側導電ケーブルを前記密閉容器の密封状態を維持した
まま密閉容器外部に引き出す第1ターミナルヘッダと、
電源側から延びる電源側導電ケーブルが接続される第2
ターミナルヘッダと、前記第1ターミナルヘッダと第2
ターミナルヘッダとの間を機械的に接続し、内部に第1
ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダとを電気的に
接続する接続ケーブルを収納可能で、かつ内部空間に乾
燥不活性ガスを封入維持可能な可撓性チューブと、を含
み、前記第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダ
とを任意の方向に向けることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、可撓性チューブによ
り、第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダの接
続向きを任意の方向に向けることができると共に、直接
電源側に接続することができる。従って、電源側との接
続のための部品点数の削減を行うことができると共に、
設置時間の短縮、設置レイアウトの自由度を向上するこ
とができる。また、可撓性チューブの内部に乾燥不活性
ガスが封入されているので圧力容器が極低温でも可撓性
チューブ内部の結露を抑制することができる。
り、第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダの接
続向きを任意の方向に向けることができると共に、直接
電源側に接続することができる。従って、電源側との接
続のための部品点数の削減を行うことができると共に、
設置時間の短縮、設置レイアウトの自由度を向上するこ
とができる。また、可撓性チューブの内部に乾燥不活性
ガスが封入されているので圧力容器が極低温でも可撓性
チューブ内部の結露を抑制することができる。
【0012】上記のような目的を達成するために、本発
明は、上記構成において、前記可撓性チューブは、少な
くとも一部が蛇腹形状を呈していることを特徴とする。
明は、上記構成において、前記可撓性チューブは、少な
くとも一部が蛇腹形状を呈していることを特徴とする。
【0013】この構成によれば、前記第1ターミナルヘ
ッダと第2ターミナルヘッダとを任意の方向にさらに容
易に向けることができる。なお、可撓性チューブは、全
体を蛇腹形状にしてもよいし、非蛇腹部分と蛇腹部分と
を適宜組み合わせて構成してもよい。
ッダと第2ターミナルヘッダとを任意の方向にさらに容
易に向けることができる。なお、可撓性チューブは、全
体を蛇腹形状にしてもよいし、非蛇腹部分と蛇腹部分と
を適宜組み合わせて構成してもよい。
【0014】上記のような目的を達成するために、本発
明は、上記構成において、前記可撓性チューブに収納す
る接続ケーブルは、可撓性チューブの全長より長く形成
されていることを特徴とする。
明は、上記構成において、前記可撓性チューブに収納す
る接続ケーブルは、可撓性チューブの全長より長く形成
されていることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、可撓性チューブが任意
に湾曲しても、内部の接続ケーブルに負荷がかかること
が無く、各ターミナルヘッダの接続を安定的に行うこと
ができる。
に湾曲しても、内部の接続ケーブルに負荷がかかること
が無く、各ターミナルヘッダの接続を安定的に行うこと
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)を図面に基づき説明する。
(以下、実施形態という)を図面に基づき説明する。
【0017】図1には、本実施形態の液化ガス用二重タ
ーミナルヘッダ10の構成概念図が示されている。個々
のターミナルヘッダの構造は、図4に示す従来型と略同
一であり、密閉容器(圧力容器)側に接続される第1タ
ーミナルヘッダ12は、本体プレート14にパイプ状の
絶縁部材16用の貫通孔が形成されている。本実施形態
においては、圧力容器に浸漬されるモータは、三相誘導
モータであるため、圧力容器から引き出されるモータ用
の導電ケーブルは3本である(図1の場合、2本のみ図
示している)。絶縁部材16は、例えばセラミックで形
成され、その内部に端子棒18が挿入されている。本体
プレート14と絶縁部材16及び絶縁部材16と端子棒
18の接続部分は、封着用の特殊金属等を用いて鑞付け
を行うことにより、本体プレート14の表裏(絶縁部材
16の貫通方向)で完全な密閉処理が行われている。ま
た、絶縁部材16をガラスで構成する場合もある。この
場合、ガラス自身を高温で溶かし本体プレート14及び
端子棒18に溶着させ、密閉処理を施すこともできる。
なお、第1ターミナルヘッダ12は、図2に示すよう
に、圧力容器20の外部導管22のフランジ22aにボ
ルト等の締結手段により固定される。もちろん、フラン
ジ22と第1ターミナルヘッダ12との間には、図示し
ないガスケット等のパッキンが介在され、完全な密閉状
態を維持できるようになっている。
ーミナルヘッダ10の構成概念図が示されている。個々
のターミナルヘッダの構造は、図4に示す従来型と略同
一であり、密閉容器(圧力容器)側に接続される第1タ
ーミナルヘッダ12は、本体プレート14にパイプ状の
絶縁部材16用の貫通孔が形成されている。本実施形態
においては、圧力容器に浸漬されるモータは、三相誘導
モータであるため、圧力容器から引き出されるモータ用
の導電ケーブルは3本である(図1の場合、2本のみ図
示している)。絶縁部材16は、例えばセラミックで形
成され、その内部に端子棒18が挿入されている。本体
プレート14と絶縁部材16及び絶縁部材16と端子棒
18の接続部分は、封着用の特殊金属等を用いて鑞付け
を行うことにより、本体プレート14の表裏(絶縁部材
16の貫通方向)で完全な密閉処理が行われている。ま
た、絶縁部材16をガラスで構成する場合もある。この
場合、ガラス自身を高温で溶かし本体プレート14及び
端子棒18に溶着させ、密閉処理を施すこともできる。
なお、第1ターミナルヘッダ12は、図2に示すよう
に、圧力容器20の外部導管22のフランジ22aにボ
ルト等の締結手段により固定される。もちろん、フラン
ジ22と第1ターミナルヘッダ12との間には、図示し
ないガスケット等のパッキンが介在され、完全な密閉状
態を維持できるようになっている。
【0018】同様に、電源側(不図示)である架台24
aに固定された接続箱24(図2参照)に接続する第2
ターミナルヘッダ26も本体プレート28に絶縁部材3
0が固定され、内部に端子棒32が挿入され、密閉が必
要な各接続部分に前述のような密閉処理が施されてい
る。なお、図1においては、絶縁部材16,30の固定
の安定性を得るためプレート34,36が設けられてい
る。もちろん、プレート34,36は省略することもで
きる。
aに固定された接続箱24(図2参照)に接続する第2
ターミナルヘッダ26も本体プレート28に絶縁部材3
0が固定され、内部に端子棒32が挿入され、密閉が必
要な各接続部分に前述のような密閉処理が施されてい
る。なお、図1においては、絶縁部材16,30の固定
の安定性を得るためプレート34,36が設けられてい
る。もちろん、プレート34,36は省略することもで
きる。
【0019】本実施形態の液化ガス用二重ターミナルヘ
ッダの特徴的事項は、第1ターミナルヘッダ12と第2
ターミナルヘッダ26との接続を長尺の可撓性チューブ
38で機械的に接続することにより、圧力容器と電源側
(接続箱)とを液化ガス用二重ターミナルヘッダのみで
直接接続しているところである。
ッダの特徴的事項は、第1ターミナルヘッダ12と第2
ターミナルヘッダ26との接続を長尺の可撓性チューブ
38で機械的に接続することにより、圧力容器と電源側
(接続箱)とを液化ガス用二重ターミナルヘッダのみで
直接接続しているところである。
【0020】本実施形態において、可撓性チューブ38
は、ステンレス鋼や銅合金等の金属で形成され、パイプ
ベンダ等の工具により任意かつ容易に湾曲可能になって
いる。そして、可撓性チューブ38の内部には、第1タ
ーミナルヘッダ12の端子棒18と、第2ターミナルヘ
ッダ26の端子棒32との電気的接続を行う接続ケーブ
ル40(2本のみ図示)が収納されている。この接続ケ
ーブル40は、可撓性チューブ38の長さより長く形成
され、可撓性チューブ38が任意に湾曲しても内部の接
続ケーブル40が内部で無理に動かされたり、引っ張ら
れたりしないように配慮されて、接続ケーブル40の接
続安定性を確保している。
は、ステンレス鋼や銅合金等の金属で形成され、パイプ
ベンダ等の工具により任意かつ容易に湾曲可能になって
いる。そして、可撓性チューブ38の内部には、第1タ
ーミナルヘッダ12の端子棒18と、第2ターミナルヘ
ッダ26の端子棒32との電気的接続を行う接続ケーブ
ル40(2本のみ図示)が収納されている。この接続ケ
ーブル40は、可撓性チューブ38の長さより長く形成
され、可撓性チューブ38が任意に湾曲しても内部の接
続ケーブル40が内部で無理に動かされたり、引っ張ら
れたりしないように配慮されて、接続ケーブル40の接
続安定性を確保している。
【0021】従って、第1ターミナルヘッダ12に対し
て、第2ターミナルヘッダ26を任意の向きに向けて取
り付けることができる。また、可撓性チューブ38が任
意に湾曲可能なので、図2に示すように、圧力容器20
と電源側である接続箱24との間を任意の経路で接続す
ることができる。例えば、圧力容器20と接続箱24と
の間に他の構造物が存在する場合でも、その構造物を可
撓性チューブ38の可撓機能により容易に迂回すること
が可能になる。
て、第2ターミナルヘッダ26を任意の向きに向けて取
り付けることができる。また、可撓性チューブ38が任
意に湾曲可能なので、図2に示すように、圧力容器20
と電源側である接続箱24との間を任意の経路で接続す
ることができる。例えば、圧力容器20と接続箱24と
の間に他の構造物が存在する場合でも、その構造物を可
撓性チューブ38の可撓機能により容易に迂回すること
が可能になる。
【0022】その結果、圧力容器20と接続箱24との
接続を液化ガス用二重ターミナルヘッダ10のみで行う
ことが可能になり、従来必要とされた接続ケーブル12
4(図5参照)が不要に成り、全体としての部品点数の
削減を行うことができると共に、圧力容器20と接続箱
24との配置関係に左右されることなく、両者の接続を
容易かつ迅速に行うことが可能になる。つまり、圧力容
器20、接続箱24、液化ガス用二重ターミナルヘッダ
10の設置自由度が著しく向上する。
接続を液化ガス用二重ターミナルヘッダ10のみで行う
ことが可能になり、従来必要とされた接続ケーブル12
4(図5参照)が不要に成り、全体としての部品点数の
削減を行うことができると共に、圧力容器20と接続箱
24との配置関係に左右されることなく、両者の接続を
容易かつ迅速に行うことが可能になる。つまり、圧力容
器20、接続箱24、液化ガス用二重ターミナルヘッダ
10の設置自由度が著しく向上する。
【0023】また、本実施形態において、圧力容器20
に、低温の液化ガスを収納した場合、定常状態でも徐々
に外部導管22を介して第1ターミナルヘッダ12の温
度が低下する。通常このような場合、第1ターミナルヘ
ッダ12に接続される可撓性チューブ38の温度も低下
し、結露を生じ、この状態は、徐々に第2ターミナルヘ
ッダ26にも伝搬し結露状態が増大する。しかし本実施
形態において、可撓性チューブ38の内部は、実質的真
空状態の真空断熱構造になっているので、可撓性チュー
ブ38の内部を低温が伝搬することを抑制することがで
きる。つまり、可撓性チューブ38の内部を真空状態に
することにより冷えにより生じる結露を防止することが
できる。特に、第2ターミナルヘッダ26側まで低温が
伝搬しないので、接続箱24の周囲で結露が発生するこ
とを確実に防止することが可能になり、絶縁性能を良好
に維持することができる。
に、低温の液化ガスを収納した場合、定常状態でも徐々
に外部導管22を介して第1ターミナルヘッダ12の温
度が低下する。通常このような場合、第1ターミナルヘ
ッダ12に接続される可撓性チューブ38の温度も低下
し、結露を生じ、この状態は、徐々に第2ターミナルヘ
ッダ26にも伝搬し結露状態が増大する。しかし本実施
形態において、可撓性チューブ38の内部は、実質的真
空状態の真空断熱構造になっているので、可撓性チュー
ブ38の内部を低温が伝搬することを抑制することがで
きる。つまり、可撓性チューブ38の内部を真空状態に
することにより冷えにより生じる結露を防止することが
できる。特に、第2ターミナルヘッダ26側まで低温が
伝搬しないので、接続箱24の周囲で結露が発生するこ
とを確実に防止することが可能になり、絶縁性能を良好
に維持することができる。
【0024】なお、他の構成として、可撓性チューブ3
8の内部を乾燥不活性ガスで満たすこともできる。不活
性ガスは、例えばN2ガスである。この場合、第2ター
ミナルヘッダ26側の温度低下の抑制を効果的に行うこ
とができないが、乾燥不活性ガスであるため、可撓性チ
ューブ38内部における結露は防止することが可能で、
接続箱24側の絶縁性能の低下を防止することができ
る。
8の内部を乾燥不活性ガスで満たすこともできる。不活
性ガスは、例えばN2ガスである。この場合、第2ター
ミナルヘッダ26側の温度低下の抑制を効果的に行うこ
とができないが、乾燥不活性ガスであるため、可撓性チ
ューブ38内部における結露は防止することが可能で、
接続箱24側の絶縁性能の低下を防止することができ
る。
【0025】なお、図1において、可撓性チューブ38
の一部にチューブ内の圧力状態を検出する検出器42が
設けられている。可撓性チューブ38が実質的真空状態
になっている場合、第1ターミナルヘッダ12または第
2ターミナルヘッダ26に漏れ等の不具合が発生する
と、可撓性チューブ38の内圧が変化し、直ちにその不
具合を検出することができる。同様に、可撓性チューブ
38に乾燥不活性ガスが封入されている場合も、不具合
が発生すると、内部の圧力バランスが崩れて直ちに不具
合を検出することができる。
の一部にチューブ内の圧力状態を検出する検出器42が
設けられている。可撓性チューブ38が実質的真空状態
になっている場合、第1ターミナルヘッダ12または第
2ターミナルヘッダ26に漏れ等の不具合が発生する
と、可撓性チューブ38の内圧が変化し、直ちにその不
具合を検出することができる。同様に、可撓性チューブ
38に乾燥不活性ガスが封入されている場合も、不具合
が発生すると、内部の圧力バランスが崩れて直ちに不具
合を検出することができる。
【0026】図3には、蛇腹状の可撓性チューブ44で
液化ガス用二重ターミナルヘッダ46を構成した例を示
している。なお、図3においては、第1ターミナルヘッ
ダ12側のみ図示している。可撓性チューブ44を、例
えばステンレス鋼や銅合金で蛇腹状に形成することによ
り、より容易に第1ターミナルヘッダ12と第2ターミ
ナルヘッダ26の向きを選択することができると共に、
圧力容器20と接続箱24との接続経路の選択もより容
易に行うことができる。さらに、蛇腹形状であるため可
撓性チューブ44自体が伸縮機能を有するため、可撓性
チューブ44の湾曲操作を含む接続作業が容易になる。
なお、蛇腹状の可撓性チューブ44は伸縮機能を有する
ため、内部に挿通される接続ケーブル40は、可撓性チ
ューブ44の長さよりさらに余裕を持った長さに設定す
る。
液化ガス用二重ターミナルヘッダ46を構成した例を示
している。なお、図3においては、第1ターミナルヘッ
ダ12側のみ図示している。可撓性チューブ44を、例
えばステンレス鋼や銅合金で蛇腹状に形成することによ
り、より容易に第1ターミナルヘッダ12と第2ターミ
ナルヘッダ26の向きを選択することができると共に、
圧力容器20と接続箱24との接続経路の選択もより容
易に行うことができる。さらに、蛇腹形状であるため可
撓性チューブ44自体が伸縮機能を有するため、可撓性
チューブ44の湾曲操作を含む接続作業が容易になる。
なお、蛇腹状の可撓性チューブ44は伸縮機能を有する
ため、内部に挿通される接続ケーブル40は、可撓性チ
ューブ44の長さよりさらに余裕を持った長さに設定す
る。
【0027】前記可撓性チューブ44の蛇腹部分は、チ
ューブ全体でもよいし、間欠的に蛇腹部分と非蛇腹部分
とを適宜組み合わせて構成してもよい。また、蛇腹部分
と非蛇腹部分の材質は、同一でも異なってもよい。
ューブ全体でもよいし、間欠的に蛇腹部分と非蛇腹部分
とを適宜組み合わせて構成してもよい。また、蛇腹部分
と非蛇腹部分の材質は、同一でも異なってもよい。
【0028】本実施形態において、第1、第2ターミナ
ルヘッダ12,26を可撓性チューブ38,44で接続
し、その内部を実質的真空状態にするか乾燥不活性ガス
で満たす構成であれば、各ターミナルヘッダの構造は適
宜変更可能であり、本実施形態と同様な効果を得ること
ができる。また、本実施形態においては、第1ターミナ
ルヘッダ12を圧力容器20の外部導管22のフランジ
22aに固定し、支持する構成を示したが、第1ターミ
ナルヘッダ12を架台に載せて支持する構成でもよい
し、圧力容器20の一部に直接第1ターミナルヘッダ1
2を固定する構成としてもよい。
ルヘッダ12,26を可撓性チューブ38,44で接続
し、その内部を実質的真空状態にするか乾燥不活性ガス
で満たす構成であれば、各ターミナルヘッダの構造は適
宜変更可能であり、本実施形態と同様な効果を得ること
ができる。また、本実施形態においては、第1ターミナ
ルヘッダ12を圧力容器20の外部導管22のフランジ
22aに固定し、支持する構成を示したが、第1ターミ
ナルヘッダ12を架台に載せて支持する構成でもよい
し、圧力容器20の一部に直接第1ターミナルヘッダ1
2を固定する構成としてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、第1ターミナルヘッダ
と第2ターミナルヘッダとを可撓性チューブにより接続
しているので、第1ターミナルヘッダに対して、第2タ
ーミナルヘッダを任意の方向に向けることができると共
に、接続ケーブル等の補助部品を用いることなく直接電
源側に接続することができる。従って、電源側との接続
のための部品点数を削減することができると共に、設置
時間の短縮、設置レイアウトの自由度を向上することが
できる。また、可撓性チューブの内部が実質的真空状態
の真空断熱構造にすることにより、または、内部に乾燥
不活性ガスで満たすことにより、圧力容器側が低温でも
電源側の結露を防止し、絶縁性能を維持することができ
る。
と第2ターミナルヘッダとを可撓性チューブにより接続
しているので、第1ターミナルヘッダに対して、第2タ
ーミナルヘッダを任意の方向に向けることができると共
に、接続ケーブル等の補助部品を用いることなく直接電
源側に接続することができる。従って、電源側との接続
のための部品点数を削減することができると共に、設置
時間の短縮、設置レイアウトの自由度を向上することが
できる。また、可撓性チューブの内部が実質的真空状態
の真空断熱構造にすることにより、または、内部に乾燥
不活性ガスで満たすことにより、圧力容器側が低温でも
電源側の結露を防止し、絶縁性能を維持することができ
る。
【図1】 本発明の実施形態に係る液化ガス用二重ター
ミナルヘッダの構成概略図である。
ミナルヘッダの構成概略図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る液化ガス用二重ター
ミナルヘッダの接続例を示す説明図である。
ミナルヘッダの接続例を示す説明図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る液化ガス用二重ター
ミナルヘッダの他の構成を説明する構成概略図である。
ミナルヘッダの他の構成を説明する構成概略図である。
【図4】 従来の二重ターミナルヘッダの構成概略図で
ある。
ある。
【図5】 従来の二重ターミナルヘッダの接続例を示す
説明図である。
説明図である。
10 液化ガス用二重ターミナルヘッダ、12 第1タ
ーミナルヘッダ、14,28 本体プレート、16,3
0 絶縁部材、18,32 端子棒、20 圧力容器、
22 外部導管、22a フランジ、24 接続箱、2
6 第2ターミナルヘッダ、34,36 プレート、3
8 可撓性チューブ、40 接続ケーブル、42 検出
器。
ーミナルヘッダ、14,28 本体プレート、16,3
0 絶縁部材、18,32 端子棒、20 圧力容器、
22 外部導管、22a フランジ、24 接続箱、2
6 第2ターミナルヘッダ、34,36 プレート、3
8 可撓性チューブ、40 接続ケーブル、42 検出
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 3/06 H02G 3/06 M 3/38 3/28 G Fターム(参考) 3E072 AA03 CA03 DB01 3E073 AA01 DB03 5G357 DA02 DB01 DC20 DD01 DD05 DG05 5G363 AA03 BA01 BA07 DC10
Claims (4)
- 【請求項1】 密閉容器に封入された液化ガス中に沈め
られ、この液化ガスを汲み上げるポンプのモータに接続
される容器側導電ケーブルを前記密閉容器の密封状態を
維持したまま密閉容器外部に引き出す第1ターミナルヘ
ッダと、 電源側から延びる電源側導電ケーブルが接続される第2
ターミナルヘッダと、 前記第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダとの
間を機械的に接続し、内部に第1ターミナルヘッダと第
2ターミナルヘッダとを電気的に接続する接続ケーブル
を収納可能で、かつ内部空間を実質的真空状態に維持可
能な可撓性チューブと、 を含み、 前記第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダとを
任意の方向に向けることを特徴とする液化ガス用二重タ
ーミナルヘッダ。 - 【請求項2】 密閉容器に封入された液化ガス中に沈め
られ、この液化ガスを汲み上げるポンプのモータに接続
される容器側導電ケーブルを前記密閉容器の密封状態を
維持したまま密閉容器外部に引き出す第1ターミナルヘ
ッダと、 電源側から延びる電源側導電ケーブルが接続される第2
ターミナルヘッダと、 前記第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダとの
間を機械的に接続し、内部に第1ターミナルヘッダと第
2ターミナルヘッダとを電気的に接続する接続ケーブル
を収納可能で、かつ内部空間に乾燥不活性ガスを封入維
持可能な可撓性チューブと、 を含み、 前記第1ターミナルヘッダと第2ターミナルヘッダとを
任意の方向に向けることを特徴とする液化ガス用二重タ
ーミナルヘッダ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の液化ガス
用二重ターミナルヘッダにおいて、 前記可撓性チューブは、少なくとも一部が蛇腹形状を呈
していることを特徴とする液化ガス用二重ターミナルヘ
ッダ。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の液化ガス用二重ターミナルヘッダにおいて、 前記可撓性チューブに収納する接続ケーブルは、可撓性
チューブの全長より長く形成されていることを特徴とす
る液化ガス用二重ターミナルヘッダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001151657A JP2002340295A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 液化ガス用二重ターミナルヘッダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001151657A JP2002340295A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 液化ガス用二重ターミナルヘッダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002340295A true JP2002340295A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18996458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001151657A Pending JP2002340295A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 液化ガス用二重ターミナルヘッダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002340295A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007141853A1 (ja) | 2006-06-07 | 2007-12-13 | Furukawa Electric Industrial Cable Co., Ltd. | フィードスルーおよびブッシング |
CN111963778A (zh) * | 2020-09-03 | 2020-11-20 | 北京瑞尔腾普装备科技有限公司 | 防结露法兰 |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001151657A patent/JP2002340295A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007141853A1 (ja) | 2006-06-07 | 2007-12-13 | Furukawa Electric Industrial Cable Co., Ltd. | フィードスルーおよびブッシング |
CN111963778A (zh) * | 2020-09-03 | 2020-11-20 | 北京瑞尔腾普装备科技有限公司 | 防结露法兰 |
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