JP2002340075A - 移動体の衝撃緩衝装置 - Google Patents

移動体の衝撃緩衝装置

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JP2002340075A
JP2002340075A JP2001149333A JP2001149333A JP2002340075A JP 2002340075 A JP2002340075 A JP 2002340075A JP 2001149333 A JP2001149333 A JP 2001149333A JP 2001149333 A JP2001149333 A JP 2001149333A JP 2002340075 A JP2002340075 A JP 2002340075A
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moving body
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absorbing
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敏夫 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内外に搭載した機器、搭乗員もしくは積
載貨物などの衝撃を緩衝する移動体の衝撃緩衝装置を提
供する。 【解決手段】 移動体に搭載する機器、積載物、もしく
は、乗員等へ波及するのを防止する移動体の衝撃緩衝装
置において、 前記移動体と前記搭載機器1との間に、
リーフバネ3Aa、3Abによって側面側が開放して無
限軌道状に形成した第1緩衝手段を配設するとともに、
前記移動体が受けた衝撃力により前記第1緩衝手段の揺
動量がその揺動域を超えた際に該衝撃力を吸収する第2
緩衝手段7Aを前記第1緩衝手段の無限軌道の内側に配
置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体が受ける衝
撃の搭載機器、積載貨物室もしくは搭乗員室への波及を
防止する移動体の衝撃緩衝装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車輌の走行時に車軸が所定値
以上の衝撃を受けて上下に変動した際に、その衝撃荷重
を吸収する装置は知られている。特開平9−27231
7号公報に記載する技術もその一つである。
【0003】かかる技術は、車輌のサスペンション部分
の懸架ばねをコイルバネで形成し、該コイルバネの内部
に弾性体からなるバンプストッパを配設し、該バンプス
トッパは車室に連結する連結部材に所定間隔離間して配
置され、所定値を超える衝撃力を受けた際に、前記連結
部材と前記バンプストッパは当接し、前記バンプストッ
パによって衝撃を緩衝するものである。
【0004】かかる技術は、走行中の車輌に用いられて
いるために、従来は必然的に許容される衝撃荷重に限界
が存在する。すなわち、車輌が走行中に車輪が大きく上
下した場合、低速で車輪が脱輪したような場合等の衝撃
荷重に限定される。よって、バンプストッパが破損する
ような大きな衝撃荷重については想定されていなかっ
た。
【0005】しかしながら、現状においてはサスペンシ
ョン部分の懸架ばねの緩衝作用が行われないで直接に車
室に大きな衝撃荷重を受ける場合がある。例えば、車輌
が走行中に車輪より大きな穴に車輪が落ちると、直接に
車室に大きな衝撃荷重を受ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような場合には、
サスペンション部分の懸架ばね、前記したバンプストッ
パなどに損傷がなくても、車室内に搭載した機器、搭乗
員もしくは積載貨物などが損傷を受ける。よって、その
ような場合に対応できる緩衝装置の開発が望まれてい
る。
【0007】そして、その際には、衝撃力が大きいので
緩衝装置そものが損傷することが想定される。その場合
には、緩衝装置を簡単な操作で交換できることが望まし
い。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、車室内外に搭載した機器、搭乗員室もしくは積載
貨物室などへの衝撃を緩衝する移動体の衝撃緩衝装置を
提供することを目的とする。また、本発明の他の目的
は、緩衝装置を簡単な操作で交換できる移動体の衝撃緩
衝装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決させるための手段】本発明は、移動体が受
ける衝撃が、搭載する機器、積載貨物室、もしくは、搭
乗員室等へ波及するのを防止する移動体の衝撃緩衝装置
である。そして、本発明は、前記移動体と前記搭載機器
(もしくは積載貨物室、または搭乗員室)との間に、リ
ーフバネによって側面側が開放して無限軌道状に形成し
た第1緩衝手段を配設するとともに、前記移動体が受け
た衝撃力により前記第1緩衝手段の揺動量がその揺動域
を超えた際に該衝撃力を吸収する第2緩衝手段を前記第
1緩衝手段の無限軌道の内側に配置したことを特徴とす
る。
【0010】かかる発明によると、前記移動体と前記搭
載機器(もしくは積載貨物室、または搭乗員室)との間
に介在する第1緩衝手段を、リーフバネによって側面側
が開放して無限軌道状に形成し、前記移動体が受けた衝
撃力により前記第1緩衝手段の揺動量がその揺動域を超
えた際に該衝撃力を吸収する第2緩衝手段を前記第1緩
衝手段の無限軌道の内側に配置したので、前記移動体が
直接衝撃を受けた際には前記第1緩衝手段が働き衝撃を
緩衝するが、その衝撃が所定値を超えると第2緩衝手段
によって衝撃を緩衝するので、前記搭載機器(もしくは
積載貨物室、または搭乗員室)への衝撃力の波及を防止
することができる。
【0011】また、第1緩衝手段を無限軌道状に構成し
ているので、搭載機器(もしくは積載貨物室、または搭
乗員室)の下面の延設方向に第1緩衝手段を配置できる
ので、コイルバネのように前記搭載機器もしくは、積載
貨物室、または搭乗員室の高さ方向に総合的寸法が大き
くなることがなく、前記搭載機器(もしくは積載貨物
室、または搭乗員室)と床面との間の空所に余分な空所
を設けることがなく第1緩衝手段を配置構成することが
できる。
【0012】また、第2緩衝手段は第1緩衝手段を構成
する無限軌道状の側面側の開放空間から容易に交換可能
であり、よって、第2緩衝手段の耐衝撃力特性をクラッ
シュ可能な限界まで設計範囲に含めることができ、第2
緩衝手段を耐衝撃力に余裕をもって容積を大きく設定す
る必要はなく、また、第2緩衝手段がクラッシュしても
第1緩衝手段と一体で交換する必要はなく、第2緩衝手
段単独で交換すればよいので、交換も組立工程も簡単と
なり、経済的であり、産業上の利用可能性についても顕
著な効果を有する。
【0013】また、前記第1緩衝手段は、複数枚数の前
記リーフバネの端部同士を固定して無限軌道状に形成す
るとともに、上下に位置する前記端部に同芯の開口部を
開設して構成することが望ましい。係る技術手段による
と、複数の第1緩衝手段を前記開口部同士を連通させて
接続構成することによって容易に、異なった衝撃力に対
応することが可能である。
【0014】また、前記第2緩衝手段は、前記開口部と
連通する前記開口部と同芯の貫通孔を開設して構成する
ことが望ましい。かかる技術手段によると、第2緩衝手
段が第1緩衝手段に組み込まれて緩衝装置が完成した状
態において、第1緩衝手段の開口部と前記貫通孔を通っ
てドライバを用いて床にビス止めすることができる。
【0015】また、前記第2緩衝手段は、前記第1緩衝
手段の揺動域を超える衝撃力を受けて破壊する性質を有
するように構成することも本発明の有効な手段である。
かかる第2緩衝手段は、発泡剤を用いて発泡体系形成し
た合成樹脂、ハニカム状に形成した金属部材により構成
することができる。
【0016】係る技術手段によると、耐衝撃力特性をク
ラッシュ可能な限界まで設計範囲に含めることによっ
て、第2緩衝手段を小型に構成することができる。ま
た、第2緩衝手段がクラッシュしても第1緩衝手段と一
体で交換する必要はなく、交換も組立工程も簡単とな
り、経済的である。
【0017】また、前記第2緩衝手段は、前記第1緩衝
手段の揺動域を超える衝撃力を受けて収縮し、所定収縮
量を超えると破壊する性質を有するように構成すること
も本発明の有効な手段である。
【0018】移動体が受けた衝撃力により前記第1緩衝
手段の揺動量がその揺動域を超える場合も種々の程度が
あり、例えば、搭載機器の場合は重量が軽い場合もあ
る。よって、全てをクラッシュするように構成する必要
がなく、第2緩衝手段をゲル状もしくは発泡体状に形成
して収縮可能な緩衝手段と、前記したクラッシュ可能な
緩衝手段とを、第1緩衝手段の移動域に重ねて配置する
ことによって構成することができる。
【0019】また、前記した発泡剤を用いて発泡体系形
成した合成樹脂、またはハニカム状に形成した金属部材
であっても弾性限界までは収縮変形可能であり、弾性限
界を超えることによってクラッシュするように構成する
ことも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形
態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発
明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明
例に過ぎない。
【0021】図1は、本発明の一実施の形態にかかる衝
撃緩衝装置の概略斜視図、図2は緩衝装置を構成するリ
ーフバネの他の実施の形態を示す斜視図、図3は緩衝装
置の第2実施の形態を示す斜視図、図4は緩衝装置の第
3実施の形態を示す斜視図、図5は緩衝装置の第4実施
の形態を示す斜視図である。
【0022】図1において、電子機器1の下面4隅には
緩衝装置2Aが配設されている。該緩衝装置2Aを構成
する第1緩衝手段は、A部拡大図に示すように、帯状に
形成されたリーフバネ3Aa、3Abを楕円状に湾曲さ
せ、その端部縁を対面接触させて連結板4、4、4にて
リーフバネ3Aa、3Ab端部を挟んで固着し、該リー
フバネ3Aa,3Abの下方の前記連結板4、4、4と
対応する位置を連結板4、4、6で前記リーフバネ3A
a,3Abを挟んで固着して構成される。
【0023】尚、連結板4の中央には開口部4aが開設
され、該開口部4aに対応するリーフバネ部分にも開口
部が開設されている。そして、下方の連結板6には図5
で示す開口部4aより小径の開口部6aが開設され、該
開口部6aに対応するリーフバネ部分にも開口部6aよ
り大径の開口部4aが開設されている。そして、下方の
連結板4の上には第2緩衝手段7Aが配設され、該第2
緩衝手段7Aの中央には前記開口部4a及び6aと連通
する連通孔7Aaが形成されている。尚、下方の連結板
4の上に配置される第2緩衝手段7Aは、帖着もしく
は、両接合面に発毛片を植設し、該発毛片によって着脱
可能に係合構成することが望ましい。
【0024】また、第2緩衝手段7Aは、連結板4の開
口部4aと連通する前記開口部6aと同芯の貫通孔7A
aを開設している。よって、第2緩衝手段7Aが第1緩
衝手段に組み込まれた状態において、第1緩衝手段の開
口部4aと前記貫通孔7Aaを通ってドライバを用いて
移動体の床10にビス5によって緩衝装置2Aを取り付
けることができる。
【0025】前記第1緩衝手段は、複数のばね鋼によっ
て形成されたリーフバネ3Aa、3Abにて構成してい
るが、図2に示すようにリーフバネ3Aa、3Abより
厚い板厚を有するリーフバネ3Bに形成することによっ
て耐衝撃力を大きくすることができる。
【0026】前記第2緩衝手段7Aは、ゲル状もしくは
発泡体状に形成して収縮可能なゴム系の緩衝手段、発泡
剤を用いて発泡体状に形成した合成樹脂、またはハニカ
ム状に形成した金属部材等で構成することができる。こ
れらの材料は耐衝撃力をどの程度に設定するかによって
選定される。
【0027】搭載機器類の重量が軽い場合は、ゲル状も
しくは発泡体状に形成して収縮可能なゴム系の緩衝手段
であってもよい。重量が上がるにつれて発泡剤を用いて
発泡体状に形成した合成樹脂、またはハニカム状に形成
した金属部材等が用いられる。
【0028】また、第2緩衝手段の耐衝撃力特性をクラ
ッシュ可能な限界まで設計範囲に含めることができる。
その場合は、クラッシュした際には交換することを考慮
にいれて第2緩衝手段を耐衝撃力に余裕をもって容積を
大きく設定しないで、小型化することができる。このよ
うに構成することによって、第2緩衝手段のみを交換す
ることができる。
【0029】また、前記した発泡剤を用いて発泡体状に
形成した合成樹脂、またはハニカム状に形成した金属部
材であっても弾性限界までは収縮変形可能であり、弾性
限界を超えることによってクラッシュするように構成す
ることも可能である。
【0030】図1に示すように、本実施の形態において
は、図示しない移動体と搭載電子機器1との間に介在す
る第1緩衝手段を、リーフバネ3Aa,3Abによって
側面側が開放して無限軌道状に形成し、移動体が受けた
衝撃力により前記第1緩衝手段の揺動量がその揺動域を
超えた際に該衝撃力を吸収する第2緩衝手段7Aを前記
第1緩衝手段の無限軌道の内側に配置したので、移動体
が直接衝撃を受けた際には前記第1緩衝手段が働き衝撃
を緩衝するが、その衝撃が所定値を超えると第2緩衝手
段7Aによって衝撃を緩衝するので、前記搭載機器への
衝撃力の波及が防止される。
【0031】また、第1緩衝手段を無限軌道状に構成し
ているので、搭載電子機器1の下面の延設方向に第1緩
衝手段を配置できるために、コイルバネのように前記搭
載電子機器の高さ方向に総合的寸法が大きくなることが
なく、前記搭載電子機器1と移動体の床面10との間の
空所に余分な空所を設けることがなく第1緩衝手段を配
置構成することができる。
【0032】このように、第2緩衝手段7Aは第1緩衝
手段を構成する無限軌道状の側面側の開放空間から容易
に交換可能であり、第2緩衝手段の耐衝撃力を超える衝
撃荷重によりクラッシュした場合は、第1緩衝手段と一
体で交換する必要はなく、第2緩衝手段の交換ととも
に、組立工程が簡単となり、経済的であり、産業上の利
用可能性についても顕著な効果を有する。
【0033】また、図3に示すように、第2緩衝手段7
Bは、リーフバネ3Aで形成っされた第1緩衝手段の揺
動域を超える衝撃力を受けて破壊する性質を有するよう
に、発泡剤を用いて発泡体状に形成した合成樹脂、ハニ
カム状に形成した金属部材により構成することができ
る。
【0034】このように構成すると、耐衝撃力特性をク
ラッシュ可能な限界まで設計範囲に含めることによっ
て、第2緩衝手段を小型に構成することができる。ま
た、第2緩衝手段がクラッシュしても第1緩衝手段と一
体で交換する必要はなく、組立工程が簡単となり、経済
的である。
【0035】移動体が受けた衝撃力により前記第1緩衝
手段の揺動量がその揺動域を超える場合も種々の程度が
あり、搭載機器は重量が軽い場合もあるので、全てをク
ラッシュするように構成する必要がなく、図4に示すよ
うに、第2緩衝手段をゲル状もしくは発泡体状に形成し
て収縮可能な緩衝手段と、前記したクラッシュ可能な緩
衝手段とを、第1緩衝手段の移動域に重ねて配置するこ
とによって構成することもできる。
【0036】また、図5に示すように、第2緩衝手段を
ゲル状もしくは発泡体状に形成して収縮可能な第2緩衝
手段を有した緩衝装置2Aと、前記したクラッシュ可能
な第2緩衝手段を有した緩衝装置2Bとを、第1緩衝手
段2A,2Bの移動域に重ねて配置することによって構
成したものである。
【0037】この緩衝装置2Aの連結板6には連結板4
の開口部4aより小径の開口部6aが開設され、連結板
6の開口部6aの下側に配設されるナット8にビス5を
ねじ込むことによって緩衝装置2Aと緩衝装置2Bとを
一体として組み込むことができる。同じようにして3段
以上を組み合わせることも可能である。
【0038】第4実施の形態は、前記第1緩衝手段は、
複数枚数の前記リーフバネの端部同士を固定して無限軌
道状に形成するとともに、上下に位置する前記端部に同
芯の開口部を開設して、異なった耐衝撃特性を有する第
2緩衝手段を有する複数の第1緩衝手段を前記開口部同
士を連通させて接続構成することによって容易に、異な
った衝撃力に対応することが可能である。
【0039】尚、本実施の形態は、車輌を例にして説明
したが、車輌のみに限定されるものではなく、自動車、
列車、船舶、レジャー用の移動可能な機能を有するもの
等を含む全ての移動体に適用可能であることは勿論のこ
とである。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明は、
車室内外に搭載した機器、搭乗員もしくは積載貨物など
の衝撃を緩衝する移動体の衝撃緩衝装置を提供すること
ができる。また、クラッシュした衝撃緩衝装置を簡単な
操作で交換できる移動体の衝撃緩衝装置を提供すること
ができる。等の顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる衝撃緩衝装置
の概略斜視図でる。
【図2】 緩衝装置を構成するリーフバネの他の実施の
形態を示す斜視図である。
【図3】 緩衝装置の第2実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図4】 緩衝装置の第3実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図5】 緩衝装置の第4実施の形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電子機器(搭載機器) 2 緩衝装置(2A,2B,2C) 3 リーフバネ 4 連結板 10 移動体の床

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体が受ける衝撃が搭載する機器へ波
    及するのを防止する移動体の衝撃緩衝装置において、 前記移動体と前記搭載機器との間に、リーフバネによっ
    て側面側が開放して無限軌道状に形成した第1緩衝手段
    を配設するとともに、 前記移動体が受けた衝撃力により前記第1緩衝手段の揺
    動量がその揺動域を超えた際に該衝撃力を吸収する第2
    緩衝手段を前記第1緩衝手段の無限軌道の内側に配置し
    たことを特徴とする移動体の衝撃緩衝装置。
  2. 【請求項2】 前記第1緩衝手段は、複数枚数の前記リ
    ーフバネの端部同士を固定して無限軌道状に形成すると
    ともに、上下に位置する前記端部に同芯の開口部を開設
    したことを特徴とする請求項1に記載の移動体の衝撃緩
    衝装置。
  3. 【請求項3】 前記第2緩衝手段は、前記開口部と連通
    する前記開口部と同芯の貫通孔を開設したことを特徴と
    する請求項2に記載の移動体の衝撃緩衝装置。
  4. 【請求項4】 前記第2緩衝手段は、前記第1緩衝手段
    の揺動域を超える衝撃力を受けて破壊する性質を有する
    ことを特徴とする請求項1または3に記載の移動体の衝
    撃緩衝装置。
  5. 【請求項5】 前記第2緩衝手段は、前記第1緩衝手段
    の揺動域を超える衝撃力を受けて収縮し、所定収縮量を
    超えると破壊する性質を有することを特徴とする請求項
    1または3に記載の移動体の衝撃緩衝装置。
  6. 【請求項6】 移動体が受ける衝撃が搭乗員室もしくは
    積載貨物室へ波及するのを防止する移動体の衝撃緩衝装
    置において、 前記移動体と前記搭乗員室もしくは積載貨物室との間
    に、リーフバネによって側面側が開放して無限軌道状に
    形成した第1緩衝手段を配設するとともに、 前記移動体が受けた衝撃力により前記第1緩衝手段の揺
    動量がその揺動域を超えた際に該衝撃力を吸収する第2
    緩衝手段を前記第1緩衝手段の無限軌道の内側に配置し
    たことを特徴とする移動体の衝撃緩衝装置。
  7. 【請求項7】 前記第1緩衝手段は、複数枚数の前記リ
    ーフバネの端部同士を固定して無限軌道状に形成すると
    ともに、上下に位置する前記端部に同芯の開口部を開設
    したことを特徴とする請求項6に記載の移動体の衝撃緩
    衝装置。
  8. 【請求項8】 前記第2緩衝手段は、前記開口部と連通
    する前記開口部と同芯の貫通孔を開設したことを特徴と
    する請求項7に記載の移動体の衝撃緩衝装置。
  9. 【請求項9】 前記第2緩衝手段は、前記第1緩衝手段
    の揺動域を超える衝撃力を受けて破壊する性質を有する
    ことを特徴とする請求項6または8に記載の移動体の衝
    撃緩衝装置。
  10. 【請求項10】 前記第2緩衝手段は、前記第1緩衝手
    段の揺動域を超える衝撃力を受けて収縮し、所定収縮量
    を超えると破壊する性質を有することを特徴とする請求
    項6または8に記載の移動体の衝撃緩衝装置。
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