JP2002339823A - エンジンの燃料供給方法および燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給方法および燃料供給装置

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JP2002339823A
JP2002339823A JP2001145893A JP2001145893A JP2002339823A JP 2002339823 A JP2002339823 A JP 2002339823A JP 2001145893 A JP2001145893 A JP 2001145893A JP 2001145893 A JP2001145893 A JP 2001145893A JP 2002339823 A JP2002339823 A JP 2002339823A
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valve
pressure
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Shinya Yamaguchi
真也 山口
Takashi Nunokawa
剛史 布川
Mitsunori Ishii
光教 石井
Satoshi Tsusaka
智 津坂
Hiromasa Ono
博正 大野
Takesuke Takigawa
武相 瀧川
Masayoshi Tanuma
正義 田沼
Toshinori Kuzuma
俊徳 葛間
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Nikki Co Ltd
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Nikki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/04Feeding by means of driven pumps
    • F02M37/18Feeding by means of driven pumps characterised by provision of main and auxiliary pumps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料系統の残留燃料入れ替え時間を大幅に短
縮しエンジン始動性向上を図る。 【解決手段】 二台の燃料ポンプ7,7を直列・並
列切り替え可能とするとともに圧力調整用リリーフ弁2
1の開弁圧力を高圧・低圧の二段に切り替え可能とし、
エンジン始動に際して燃料ポンプ7,7を並列運転
するとともにリリーフ弁21の開弁圧力を低圧に設定し
て供給管2,燃料ギャラリ3の残留燃料を低圧・大流量
の燃料により経時間で入れ替え、次に燃料ポンプ7
を直列運転するとともにリリーフ弁21の開弁圧力
を高圧に設定して高圧・小流量の燃料を燃料噴射弁4か
ら液相で噴射させるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体燃料の加圧手段
と圧力調整手段とを有し、燃料容器の燃料を燃料噴射弁
より液相で噴射してエンジンに供給するとともに余剰燃
料を燃料容器に戻すようにされている燃料系統の配管な
どに残留している燃料を、エンジン始動の際に燃料容器
内の燃料と入れ替えて気化の心配がない状態としてから
エンジンへの供給を行なう燃料供給方法、およびそのた
めの燃料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料容器の液体燃料を燃料噴射弁より噴
射してエンジンに供給するとともに余剰燃料を燃料容器
に戻すようにされている燃料系統においては、エンジン
を停止したとき配管や燃料ポンプなどに残留している液
体燃料が温度上昇して気化することがあると、再始動時
にベーパロックを発生して始動不能となったり、気体燃
料が噴射されて混合気過薄による失火を招いたりする。
【0003】その対策として、ガソリンを使用する燃料
系統において、エンジンの始動に際して燃料噴射弁およ
び点火系統を作動させることなく燃料ポンプのみを作動
させて残留燃料を気泡とともに燃料容器内の比較的低温
の燃料と入れ替え、気化の心配がない温度となったとき
に燃料噴射弁と点火系統の作動を開始させる、という技
術が特開昭57−65850号公報に提示されている。
【0004】一方、ガソリンに代えて液化石油ガス(L
PG)を使用し前述の燃料系統によって液相で噴射して
エンジンに供給することが検討されているが、LPGは
常温、大気圧で気体となり、高温では高圧でないと気化
しやすい性質をもっており、エンジン、従って燃料ポン
プを停止して残留LPGの圧力が低下し、加えて温度が
上昇するときわめて容易に気化して再始動時に気相で噴
射されて始動不良を招く、という心配がきわめて大き
い。
【0005】その対策として、LPGを使用する燃料系
統において、エンジン始動前に燃料ポンプを作動すると
ともに圧力調整手段に設けたバイパスを所定時間開放し
て残留燃料を気泡とともに燃料容器内の燃料と入れ替え
る、という技術が特開平11−36990号公報に提示
されている。
【0006】即ち、前記の特開昭57−65850号公
報および特開平11−36990号公報に記載されてい
るものは図6(A),(B)に概略を示したように、燃
料容器81の燃料を燃料ポンプ82で加圧して供給管8
3により燃料噴射弁84へと送るとともに、前者は圧力
調整器86を設けた戻し管85,後者はリリーフ弁87
を設けた戻し管85によって余剰燃料を燃料容器81に
戻すようにしている。そして、前者は図6(A)に示す
ように燃料噴射弁84の直前に燃温スイッチ88を設置
し、これが検出する温度が設定温度以上のとき燃料ポン
プ82のみを作動させて供給管83,戻し管85の燃料
の入れ替えを行なうものである。また、後者は図6
(B)に示すように開閉弁89を有するバイパス90を
設け、開閉弁89を所定時間開弁させるとともに燃料ポ
ンプ82を作動させて供給管83,戻し管85の燃料の
入れ替えをバイパス90を併用して行なうものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記前者の対策手段は
燃料の入れ替えを圧力調整器86を通過させて行なって
いるので長い時間を要し、殊にLPGを使用することと
した場合に高温であると気泡の完全排出および気化の心
配がない温度までの温度低下に更に長い時間を必要とす
る。また、前記後者の対策手段はバイパス90を利用す
るため入れ替えに要する時間は前者よりも短縮可能であ
るが、プロパン成分が多いLPGの場合は少ないLPG
に比べて同一圧力では低い温度で気化するので時間短縮
を期待することができない。
【0008】また、前記二つの対策手段における燃料の
入れ替えに要する時間は温度に加えて燃料ポンプ82の
能力に大きく依存するものであり、エンジンの最大要求
燃料流量に見合った燃料ポンプでは、殊に温間再始動時
に燃料容器81の低温度の燃料によって少なくとも供給
管83,燃料噴射弁84を燃料が気化する心配のない温
度まで冷却するにはかなり長い時間を必要とする。
【0009】本発明はエンジン始動に際して気化する心
配のない温度となるまで燃料の入れ替えを行なうのに長
い時間を要し、殊にLPGを液相で噴射させる場合や温
間再始動を行なう場合は更に長い時間を要する、という
前記従来の対策手段がもっている課題を解決するために
なされたものであって、LPGを液相で噴射させるもの
としている燃料系統や温間再始動を行なう場合において
も短時間で気化の心配がない温度とすることができるよ
うにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は燃料容器の燃料
を供給管に設けた加圧手段で加圧して燃料噴射弁から液
相で噴射させ、圧力調整手段を設けた戻し管を経て余剰
燃料を燃料容器に戻すようにしている燃料系統がもって
いる前記の課題を次の手段によって解決させることとし
た。
【0011】その一つは、加圧手段として直列・並列切
り替え可能とした二台の燃料ポンプを用いるとともに、
圧力調整手段として開弁圧力を高圧・低圧の二段に切り
替え設定可能としたリリーフ弁を用い、エンジン始動に
際して二台の燃料ポンプを並列運転させるとともにリリ
ーフ弁の開弁圧力を低圧に設定して低圧・大流量の燃料
を所定時間流通させ、次に二台の燃料ポンプを直列運転
に切り替えるとともにリリーフ弁の開弁圧力を高圧に切
り替えて燃料噴射弁から燃料の噴射を開始する、という
ものである。
【0012】もう一つは、加圧手段を二台の燃料ポンプ
とするとともに圧力調整手段をリリーフ弁とし、且つ二
台の燃料ポンプを直列・並列のいずれかの配列とする直
列・並列切り替え手段と、リリーフ弁の開弁圧力を高圧
・低圧のいずれかに規定する設定圧力切り替え手段とを
具えさせ、これら二つの切り替え手段は二台の燃料ポン
プを並列に配列するとともにリリーフ弁の開弁圧力を低
圧に設定し、或いは二台の燃料ポンプを直列に配列する
とともにリリーフ弁の開弁圧力を高圧に設定するように
互いに同時に動作するようにされている、というもので
ある。
【0013】エンジン始動に際して二台の燃料ポンプを
並列運転するとともにリリーフ弁を低圧の開弁圧力に設
定することにより、低圧・大流量の燃料が燃料容器から
供給管、戻し管を流通し、残留燃料を気泡とともに戻し
管から燃料容器に排出するとともに、気化の心配がない
温度となるまで燃料の入れ替えを行なう。このとき、燃
料容器の比較的低温の燃料が従来の二倍の流量で流れる
ことにより、温間再始動を行なう場合やLPGを燃料に
使用する場合においても短時間、一般には従来の二分の
一の時間で気化の心配がない温度とすることができる。
【0014】また、二台の燃料ポンプを直列運転すると
ともにリリーフ弁を高圧の開弁圧力に設定することによ
り、高圧・小流量の燃料が燃料噴射弁に供給されること
となり、温度が上昇しても高圧であるために気化が防止
され、殊にプロパン成分が多いLPGも液相で噴射する
ことができてエンジン要求流量の燃料を正確に供給する
ことができる。
【0015】ここで、本発明に係る前記二つの手段を実
施するにあたって、二台の燃料ポンプの直列・並列切り
替えを、それぞれに燃料ポンプを設けた並列の第一管路
および第二管路とこれらを接続した第三管路ならびに各
管路に設けた開閉弁によって行なうものとし、各開閉弁
に機械力または電磁力によって所定の開閉動作を行なわ
せて第一管路および第二管路の両方からの燃料流通と、
第一管路から第三管路を経由して第二管路のみからの燃
料供給との切り替えを行なうようにするのが、低圧・大
流量および高圧・小流量を実現させるのに好適である。
【0016】また、リリーフ弁の設定圧力切り替えを、
開弁圧力設定用閉弁ばねのばね受の位置を原動機で動作
するカムによって開弁圧力を低圧に設定する位置と高圧
に設定する位置とに変更させるようにするのが、燃料の
入れ替えと燃料噴射弁からの噴射とをそれぞれ適切に行
なわせるのに好適である。
【0017】更に、直列・並列切り替え手段の各開閉弁
を回転弁とし、設定圧力切り替え手段の原動機によって
カムと同時に動作するリンク機構により互いに連動して
所定の開閉動作を行なわせるようにするのが、切り替え
のタイミングを一致させるうえで好適である。
【0018】更にまた設定圧力切り替え手段の原動機、
または直列・並列切り替え手段の各開閉弁を電磁弁とし
て原動機および電磁弁を電子制御ユニットにより作動さ
せるようにすると、電子制御ユニットに入力される温度
情報などに基いて切り替えのタイミングを更に適切なも
のとすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、異なる実施の形態を概略構成図で示し
た図1(A),(B)において、1は液体燃料の燃料容
器、2は供給管、3は燃料ギャラリ、4は燃料噴射弁、
5は戻し管、6は電子制御ユニットである。
【0020】燃料容器1の燃料を加圧して燃料噴射弁4
に供給する加圧手段7は二台の互いに同一性能の燃料ポ
ンプ7,7からなり、これらは従来から用いられて
いるものと同じであって、直列運転および並列運転の切
り替えが可能となっている。即ち、この直列・並列切り
替え手段Mは、燃料容器1から燃料ギャラリ3に至る供
給管2の燃料容器1側の一部を並列の第一管路8およ
び第二管路8によって形成し、第一管路8に第一燃
料ポンプ7、第二管路8に第二燃料ポンプ7をそ
れぞれ設置するとともに、第一管路8のポンプ吐出側
と第二管路8のポンプ吸込側とを第三管路8で接続
し、更に第一管路8の第三管路8分岐個所よりも下
流側に第一開閉弁9(または10)、第二管路8
の第三管路8合流個所よりも上流側に第二開閉弁9
(または10)、第三管路8の適所に第三開閉弁9
(または10)をそれぞれ設置した構成である。
【0021】第一開閉弁9(または10)と第二開
閉弁9(または10)とは同時に同じ開閉動作を行
ない、第三開閉弁9(または10)はこれらと同時
であるが反対の開閉動作を行なうように、図1(A)に
示した実施の形態ではリンク機構11を用いた機械力に
より、図1(B)に示した実施の形態では電子制御ユニ
ット6が発する電気信号を用いた電磁力により動作させ
られる。従って、図1(A)の開閉弁9,9,9
は回転弁であり、図1(B)の開閉弁10,10
10は電磁弁である。
【0022】即ち、エンジンを始動させるためイグニッ
ションスイッチをオンとしたとき、電子制御ユニット6
はスタータ、点火系統および燃料噴射弁4を作動させる
ことなく第一燃料ポンプ7,第二燃料ポンプ7の運
転を開始させ、これと同時に第一開閉弁9(または1
)および第二開閉弁9(または10)を開弁さ
せるとともに第三開閉弁9(または10)を閉弁さ
せ、且つ後述する圧力調整手段20であるリリーフ弁2
1の開弁圧力を低圧に設定する。このことにより、第一
管路8と第二管路8とが並列となり、第一燃料ポン
プ7と第二燃料ポンプ7とは並列運転されてそれぞ
れが燃料容器1の燃料を吸込み加圧して吐出し、これら
が合流して燃料ギャラリ3へ送られる。
【0023】この燃料の流れは低圧・大流量、即ち圧力
はリリーフ弁21の開弁設定圧力と等しいが流量は二台
の燃料ポンプ7,7の合計量であり、従って吸込管
2,燃料ギャラリ3更には戻し管5に残留している燃料
やこれが気化して発生した気泡をきわめて短時間で燃料
容器1に放出し、燃料容器1の比較的低温度であって気
泡を含有しない液体燃料と入れ替えることができる。
【0024】設定時間を経過したとき、電子制御ユニッ
ト6は第一燃料ポンプ7,第二燃料ポンプ7の運転
を継続したまま第一開閉弁9(または10)および
第二開閉弁9(または10)を閉弁させるとともに
第三開閉弁9(または10 )を開弁させ、且つリリ
ーフ弁21の開弁圧力を高圧側に設定し、その一方でス
タータ、点火系統および燃料噴射弁4の作動を開始させ
る。燃料容器1の燃料は第一管路8を通って第一燃料
ポンプ7で加圧され、第三管路8を経て第二管路8
に送られて第二燃料ポンプ7で更に加圧されて燃料
ギャラリ3へ送られる。
【0025】この燃料の流れは高圧・小流量、即ち圧力
はリリーフ弁21の開弁設定圧力と等しいが流量は一台
の燃料ポンプの吐出量であり、従ってエンジン運転中に
供給管2や燃料ギャラリ3,燃料噴射弁4の温度が上昇
しても高圧であるために気化しにくく、殊にプロパン成
分が多いLPGも液相で噴射させることができる。
【0026】尚、燃料入れ替えのための設定時間は、基
本的に供給管2および燃料ギャラリ3の残留燃料が燃料
容器1からの燃料と完全に入れ替えられるのに要する時
間とされるが、供給管2および/または燃料ギャラリ3
の温度或いはこれに加えて燃料容器1の燃料温度を検出
し、気化の心配がない温度に低下させるのに要する時間
を電子制御ユニット6で算出させ、設定時間の変更や入
れ替え時間の延長を行なうことができる。
【0027】図4は二台の燃料ポンプ7,7の流量
・吐出圧の総合性能を示す図であって、従来例である前
記特開平11−36990号公報に記載されている一台
の燃料ポンプ、バイパス付きリリーフ弁を具えた燃料系
統における流量・吐出特性曲線をで示した。本実施の
形態における二台の燃料ポンプ7,7を並列運転し
たとき、および直列運転したときの流量・吐出圧特性曲
線はそれぞれA,Bで示されている。本実施の形態にお
いて並列運転時のリリーフ弁21の開弁圧力Pa,従っ
て吐出圧を前記従来例のバイパス開放時における圧力と
同一に設定した場合、従来例の流量Qの二倍の流量Q
となることが判る。また前記従来例のリリーフ弁の開
弁圧力Pでバイパス閉止時における流量と等しい流量
が得られるように直列運転時のリリーフ弁21の開
弁圧力P,従って吐出圧を設定した場合、従来例の吐
出圧Pの二倍の吐出圧Pとなることが判る。
【0028】次に、図5は燃料の入れ替えを行なうとき
の燃料噴射弁4の設置部である燃料ギャラリ3における
燃料の圧力、流量、温度の経時変化を従来例である前記
特開平11−36990号公報に記載されているタイム
チャートと比較して示した図であり、圧力および流量は
図4の特性曲線に従っている。図5の曲線Fは従来例、
曲線Eは本実施の形態である。先ず、イグニッションス
イッチをオンとしたとき燃料圧力はリリーフ弁の開弁圧
力Pとなり、燃料ギャラリ3を流れる燃料流量は供給
管2および燃料ギャラリ3の残留燃料が燃料容器1から
の燃料と完全に入れ替わるまでの時間Tが経過したと
き最大流量となる。また、燃料温度は二台の燃料ポンプ
,7の並列運転によって大量且つ比較的低温度の
燃料が送られるため急速度で低下するものであり、入れ
替え時の燃料流量が従来例の二倍であることによって、
燃料が完全に入れ替わるまでに要する従来例の時間T
に比べて本実施の形態の時間Tは二分の一となる。
【0029】本実施の形態では時間Tを経過したとき
二台の燃料ポンプ7,7は直列運転に移行するとと
もにリリーフ弁21の開弁圧力は高圧に設定され、高圧
・小流量の燃料が燃料噴射弁4に送られる。従来例では
これより遅れて時間Tを経過したときバイパスが閉止
され、リリーフ弁の開弁設定圧力に対応する圧力の燃料
が燃料噴射弁に供給される。また、本実施の形態では入
れ替え時の燃料流量が従来例の二倍であることによっ
て、供給管2から燃料ギャラリ3に至る燃料温度は急速
に低下し、きわめて短時間で気化の心配がない温度とし
て噴射を開始することができる。
【0030】次に、図1(A)に示した実施の形態にお
ける三個の開閉弁9,9,9,リンク機構11,
リリーフ弁21およびその設定圧力切り替え手段Nの詳
細を図2,図3を参照して説明する。
【0031】本実施の形態ではこれらは燃料容器1に収
装されており、第一管路8および第二管路8の入口
は共通のフィルタ15に接続されているとともに、二台
の燃料ポンプ7,7はそれぞれシールケース1
,16に包まれている。また、三個の開閉弁
,9,9は円柱形弁体に弁孔を横断してなる回
転弁であって一直線上に配置されている。リンク機構1
1は開閉弁9,9,9の配列と平行なリンク12
と、各開閉弁9,9,9の弁体中心軸に固結して
リンク12に回動可能に結合したレバー13,1
,13と、後述するカム27のカム軸に固結して
リンク12に回転可能に結合したレバー13とからな
り、リンク12はカム27に連動して第一開閉弁9
第二開閉弁9とが開弁または閉弁したとき第三開閉弁
が閉弁または開弁するようにレバー13,1
,13を90度の角往復動させるストロークの往
復動を行なう。
【0032】リリーフ弁21は弁室に収装した弁体22
と、この弁体22を弁座に着座させるように働く圧縮コ
イルばねからなる閉弁ばね23とを有し、閉弁ばね23
を弁体として協働して挟み保持するばね受24は位置可
変とされている。
【0033】ばね受24の位置を変更してリリーフ弁2
1の開弁圧力を低圧・高圧のいずれかに設定する設定圧
力切り替え手段Nは、電子制御ユニット6の指令に基い
て正逆回転する電動機からなる原動機26と、ばね受2
4に常時接触するカム27と、原動機26の回転をカム
27に伝達する歯車伝動機構28とを具えており、歯車
伝動機構28の従動歯車はカム軸に固結されてカム27
に90度の角往復動を行なわせるようになっている。
【0034】図3(A)はカム27の最小半径部分がば
ね受24に接触しており、従って閉弁ばね23は伸長し
てセット荷重が低くなり、開弁圧力が低圧に設定された
状態を示している。このとき、リンク機構11は図2に
示すように第一開閉弁9および第二開閉弁9を開弁
させ第三開閉弁9を開弁させており、二台の燃料ポン
プ7,7は並列運転を行なう。
【0035】図3(B)はカム27の最大半径部分がば
ね受24に接触しており、従って閉弁ばね23は収縮し
てセット荷重が高くなり、開弁圧力が高圧に設定された
状態を示している。このとき、リンク機構11は第一開
閉弁9および第二開閉弁9 を閉弁させ第三開閉弁9
を開弁させており、二台の燃料ポンプ7,7は直
列運転を行なう。
【0036】図1(B)に示した実施の形態における電
磁弁からなる三個の開閉弁10,10,10は燃
料ポンプ7,7と一緒に燃料容器1に収装すること
ができる。一方、リリーフ弁21および設定圧力切り替
え手段Nも図3(A)に示したものと同様に燃料容器1
に収装することができるが、開閉弁10,10,1
と設定圧力切り替え手段Nとは機械的に連動させて
いないので、本実施の形態では燃料容器1の外部であっ
て燃料ギャラリ3に近い個所に設置した。
【0037】尚、図1(B)に示した実施の形態におけ
るリリーフ弁21は図2,図3に示したものと同一であ
り、設定圧力切り替え手段Nはカム軸にレバー13
有していないほかは図2,図3に示したものと同一であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、二台の燃料ポンプを直列
・並列切り替え可能とし、圧力調整用のリリーフ弁の開
弁圧力を高圧・低圧の二段に切り替え可能とした本発明
によると、定圧・大流量の燃料によって燃料の入れ替え
をきわめて短時間で行ない、温間再始動時にも気化の心
配がない温度に急速に低下させて始動することができ
る。また燃料噴射を高圧・小流量の燃料によって行なう
ことにより、エンジン運転中に温度が上昇しても気化さ
せにくく、殊にプロパン成分が多いLPGであっても液
相で噴射してエンジン要求流量の燃料を正確に供給する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は本発明の異なる実施の形態を
示す概略構成図。
【図2】図1(A)に示した実施の形態の一部切截した
部分図。
【図3】(A),(B)は図1(A)に示した実施の形
態の動作を説明する縦断面部分図。
【図4】本発明の実施の形態における燃料ポンプの性能
曲線図。
【図5】本発明の実施の形態における燃料のタイムチャ
ート。
【図6】(A),(B)は異なる従来例の概略構成図。
【符号の説明】
1 燃料容器, 2 供給管, 4 燃料噴射弁, 5
戻し管, 6 電子制御ユニット, 7 加圧手段,
,7 燃料ポンプ, 8 第一管路, 8
第二管路, 8 第三管路, 9,9,9
10,10,10 開閉弁, 11 リンク機
構, 20 圧力調整手段, 21 リリーフ弁, 2
7 カム, M 直列・並列切り替え手段, N 設定
圧力切り替え手段,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/06 345 F02D 41/06 345 F02M 21/02 F02M 21/02 L X 301 301L 37/08 37/08 A 69/00 340 69/00 340R (72)発明者 石井 光教 神奈川県厚木市上依知3029番地 株式会社 日本気化器製作所内 (72)発明者 津坂 智 神奈川県厚木市上依知3029番地 株式会社 日本気化器製作所内 (72)発明者 大野 博正 神奈川県厚木市上依知3029番地 株式会社 日本気化器製作所内 (72)発明者 瀧川 武相 神奈川県厚木市上依知3029番地 株式会社 日本気化器製作所内 (72)発明者 田沼 正義 神奈川県厚木市上依知3029番地 株式会社 日本気化器製作所内 (72)発明者 葛間 俊徳 神奈川県厚木市上依知3029番地 株式会社 日本気化器製作所内 Fターム(参考) 3G301 HA01 HA22 JA30 KA01 LB06 LB07 LC01 MA28 PB01A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料容器の燃料を加圧手段で加圧し且つ
    圧力調整手段で所定圧力に調整して燃料噴射弁から液相
    で噴射させ、余剰燃料は前記燃料容器に戻すようにされ
    ている燃料系統における前記加圧手段として直列・並列
    切り替え可能とした二台の燃料ポンプを用いるととも
    に、前記圧力調整手段として開弁圧力を高圧・低圧の二
    段に切り替え設定可能なリリーフ弁を用い、 エンジン始動に際して前記二台の燃料ポンプを並列運転
    させるとともに前記リリーフ弁の開弁圧力を低圧に設定
    して低圧・大流量の燃料を所定時間流通させ、次に前記
    二台の燃料ポンプを直列運転に切り替えるとともに前記
    リリーフ弁の開弁圧力を高圧に切り替えて前記燃料噴射
    弁から燃料の噴射を開始する、 ことを特徴とするエンジンの燃料供給方法。
  2. 【請求項2】 燃料容器の燃料を供給管に設けた加圧手
    段で加圧して燃料噴射弁から液相で噴射させ、圧力調整
    手段を設けた戻し管を経て余剰燃料を前記燃料容器に戻
    すようにされている燃料系統における前記加圧手段が二
    台の燃料ポンプであるとともに、前記圧力調整手段がリ
    リーフ弁であり、且つ前記二台の燃料ポンプを直列・並
    列のいずれかの配列とする直列・並列切り替え手段と、
    前記リリーフ弁の開弁圧力を高圧・低圧のいずれかに規
    定する設定圧力切り替え手段とを具えており、 前記二つの切り替え手段は前記二台の燃料ポンプを並列
    に配列するとともに前記リリーフ弁の開弁圧力を低圧に
    設定し、或いは前記二台の燃料ポンプを直列に配列する
    とともに前記リリーフ弁の開弁圧力を高圧に設定するよ
    うに互いに同時に動作するようにされている、 ことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記直列・並列切り替え手段が前記供給
    管に並列形成され前記燃料ポンプをそれぞれに設置した
    第一管路および第二管路と、前記第一管路のポンプ吐出
    側と前記第二管路のポンプ吸込側とを接続した第三管路
    と、前記第一管路のポンプ吐出側に設置した第一開閉弁
    と、前記第二管路のポンプ吸込側に設置した第二開閉弁
    と、前記第三管路に設置した第三開閉弁とを具えてお
    り、前記第一、第二開閉弁を開弁し前記第三開閉弁を閉
    弁することによって並列運動を行ない、前記第一、第二
    開閉弁を閉弁し前記第三開閉弁を開弁することによって
    直列運転を行なうものである請求項2に記載したエンジ
    ンの燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記第一開閉弁、第二開閉弁および第三
    開閉弁が回転弁であり、リンク機構により互いに連動し
    て所定の開閉動作をするものとされている請求項3に記
    載したエンジンの燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記第一開閉弁、第二開閉弁および第三
    開閉弁が電磁弁であり、電子制御ユニットにより所定の
    開閉動作をするものとされている請求項3に記載したエ
    ンジンの燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 前記設定圧力切り替え手段が開弁圧力を
    設定する閉弁ばねを保持する位置可変とされたばね受
    と、前記ばね受の位置を変更するカムと、前記カムを動
    作させる原動機とを具えており、前記カムは前記閉弁ば
    ねのセット荷重を低くして開弁圧力を低圧に設定する位
    置と、前記閉弁ばねのセット荷重を高くして開弁圧力を
    高圧に設定する位置とに前記ばね受の位置を変更するよ
    うに前記原動機によって動作するものである請求項2に
    記載したエンジンの燃料供給装置。
  7. 【請求項7】 前記原動機が電子制御ユニットにより所
    定の運転・停止を行なって前記ばね受の位置を変更する
    ものとされている請求項6に記載したエンジンの燃料供
    給装置。
  8. 【請求項8】 前記直列・並列切り替え手段が請求項3
    に記載したものであるとともに、前記設定圧力切り替え
    手段が請求項6に記載したものであり、前記直列・並列
    切り替え手段の第一開閉弁、第二開閉弁、第三開閉弁が
    回転弁であって前記設定圧力切り替え手段の前記原動機
    によって前記カムと同時に動作させられるリンク機構に
    より互いに連動して所定の開閉動作をするものとされて
    いる請求項2に記載したエンジンの燃料供給装置。
  9. 【請求項9】 前記原動機が電子制御ユニットにより所
    定の運転・停止を行なって前記ばね受の位置を変更する
    とともに前記各開閉弁に所定の開閉動作を行なわせるも
    のとされている請求項8に記載したエンジンの燃料供給
    装置。
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