JP2002338000A - 給油システム - Google Patents

給油システム

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JP2002338000A JP2001150308A JP2001150308A JP2002338000A JP 2002338000 A JP2002338000 A JP 2002338000A JP 2001150308 A JP2001150308 A JP 2001150308A JP 2001150308 A JP2001150308 A JP 2001150308A JP 2002338000 A JP2002338000 A JP 2002338000A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セルフ式ガソリンスタンドでセルフ端末装置の
釣銭機の故障により釣銭の払い出しに障害が発生した場
合にも適切に対処することができる給油システムを提供
する。 【解決手段】一つのセルフ端末装置21の釣銭機211
に障害が発生したときには、POSコントローラ1でこ
の障害に関する払い出し番号を採番し、この番号に依拠
して他のセルフ端末装置23によって釣銭の払い出しが
代行されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油システム、より
詳細には、ドライバー(顧客)が自らセルフ式給油機を
操作して自動車に給油するセルフ式ガソリンスタンド等
における給油システムに関する。
【0002】
【従来の技術】わが国でも1998年4月1日から、セ
ルフ式ガソリンスタンドが解禁となった。ドライバー
(顧客)が自らセルフ式給油機を操作して自動車に給油
するためガソリンの販売価格が安価になる等の利点があ
るため、この形式のガソリンスタンドは日本国内では増
加している。現在、日本のセルフ式ガソリンスタンド等
において稼動している給油システムのなかには、顧客が
予めプリペイドカードを購入し、セルフ式給油機側のセ
ルフ端末装置に備えられたカードリーダにそのプリペイ
ドカードを装填した後セルフ式給油機を操作して自動車
に給油すると、セルフ端末装置とPOSコントローラ間
の通信と計量器の出力に基づいて、プリペイドカードの
金額に応じた定量動作が行われて、自動的に給油が完了
するように構成されたものもある。
【0003】米国などではセルフ式ガソリンスタンドが
普及している。米国特許公開公報第20010000614号(US2
001/0000614A1 May3,2001)には、複数の給油機(ディ
スペンサー)を一つのサーバーにネットワークで結び、
遠隔操作によってディスペンサーの状態の監視、帳票作
成、トラブル解消等を行うようにしたシステムも提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、上述のようなプ
リペイドカードに拠らず、現金をセルフ式給油機に併設
されたセルフ端末装置に入金し、給油状況に応じた料金
の精算を行うために顧客の支払いが給油料金を上回った
ときにはその額の釣銭を釣銭機から自動的に払い出すよ
うにしたセルフ式ガソリンスタンドがある。この方式の
ものでは給油量に応じて当初から現金での精算が行われ
るため、予めプリペイドカードを購入しなくてはならな
いという煩雑さがない。
【0005】しかしながら、釣銭機は複雑で微妙な機械
的構成部分を持つものであるため、長期間に亘って所謂
メンテナンスフリーで正確な動作を確保することは非常
に難しい。無人化されたセルフ式ガソリンスタンド等に
おいてこのような釣銭機に障害が発生すると、顧客は釣
銭を受け取ることができなくなってしまう虞れがある。
上記米国特許公開公報第20010000614号には、サーバー
によって種々の煩雑な情報処理を簡単に実行するための
技術は開示されるが、上記のような釣銭機の機械的構成
部分の不具合に起因する障害が発生した場合に対処する
といった課題の認識や解決の方法については開示がな
い。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、セルフ端末装
置の釣銭機の故障により釣銭の払い出しに障害が発生し
た場合にも適切に対処することができる給油システムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、次のような特徴的構成を備えている。
【0008】(1)それぞれ対応するセルフ式給油機で
の給油状況に応じた料金の精算を行うために顧客に釣銭
を自動的に払い出すための釣銭機を備えて構成された複
数のセルフ端末装置と、これら複数の各セルフ端末装置
との情報の授受、情報処理及びを行うPOSコントロー
ラと、を含んで構成された給油システムであって、上記
複数の各セルフ端末装置は、自己の釣銭機が故障して正
規の釣銭を払い出すことができなくなったときには当該
故障に係るエラー情報を上記POSコントローラに送信
するエラー情報伝送手段と、外部からの指令情報に基づ
いて他のセルフ端末装置の釣銭機の故障によって払い出
すことができなくなった釣銭を当該他のセルフ端末装置
に代わって自己の釣銭機から払い出すための手段とを備
えて構成されたものであり、上記POSコントローラ
は、釣銭機が故障して正規の釣銭を払い出すことができ
なくなったセルフ端末装置から送信された上記エラー情
報が受信されると、釣銭機が正常に機能している他のセ
ルフ端末装置に対して釣銭を払い出すように指令情報を
送信するように構成されたものである給油システム。
【0009】(2)上記セルフ端末装置は、自己を特定
するための端末同定情報と、釣銭の支払いに関係する故
障が発生したことを表す故障発生情報と、釣銭の支払い
に関する不足額を表す不足額情報と、を含む情報を上記
エラー情報として、自己のエラー情報伝送手段から上記
POSコントローラに送信するように構成されたもので
ある上記(1)の給油システム。
【0010】(3)上記POSコントローラは、釣銭機
が故障して正規の釣銭を払い出すことができなくなった
セルフ端末装置から送信された上記エラー情報が受信さ
れると、該エラー情報に基づいて釣銭機の故障によって
払い出すことができなくなった釣銭を自ら代行して払い
出すことが可能なように構成されたものである上記
(1)の給油システム。
【0011】(4)上記POSコントローラは、釣銭機
が故障して正規の釣銭を払い出すことができなくなった
セルフ端末装置から送信された上記エラー情報が受信さ
れると、該エラー情報に基づいて当該故障に係るセルフ
端末装置を特定する情報と、釣銭の支払いに関係する故
障が発生したことを表す故障発生情報と、釣銭の支払い
に関する不足額を表す不足額情報とを表示する表示手段
を備えて構成されたものである上記(1)又は(3)の
給油システム。
【0012】(5)上記POSコントローラは、釣銭機
が故障して正規の釣銭を払い出すことができなくなった
セルフ端末装置から送信された上記エラー情報が受信さ
れると、払い出し番号を採番し該払い出し番号を表す情
報と当該故障に係るセルフ端末装置に代わって釣銭の支
払いを代行する他のセルフ端末装置を表す情報とを含む
エラー対応情報を、当該故障に係るセルフ端末装置に送
信するように構成されたものである上記(1)又は
(4)の給油システム。
【0013】(6)上記POSコントローラは、上記エ
ラー対応情報を当該故障に係るセルフ端末装置に送信す
ると共に、当該故障に係るセルフ端末装置に代わって釣
銭の支払いを行う他のセルフ端末装置に対して釣銭の払
い出しを代行せしめる代行指令情報を送信するように構
成されたものである上記(5)の給油システム。
【0014】(7)上記POSコントローラは、当該故
障に係るセルフ端末装置に代わって釣銭の支払いを代行
せしめる他のセルフ端末装置に対し上記代行指令情報を
送信して後このセルフ端末装置から顧客の入力操作に基
づく払い出し番号を表す情報が受信されたときに、当該
払い出し番号に係る払い出しの有効性が確認されるのを
俟って上記他のセルフ端末装置に対して釣銭の払い出し
を許可する払い出し許可情報を送信するように構成され
たものである上記(6)に記載の給油システム。
【0015】(8)上記セルフ端末装置は、顧客が上記
払い出し番号を入力するための入力操作部を備えたもの
である上記(7)の給油システム。
【0016】(9)上記セルフ端末装置は、自己の釣銭
機が故障して正規の釣銭を払い出すことができなくなっ
たときに自ら発したエラー情報に応答して上記POSコ
ントローラから送信された払い出し番号を表す情報と当
該故障に係るセルフ端末装置に代わって釣銭の支払いを
代行する他のセルフ端末装置を表す情報とを含むエラー
対応情報が受信されると、該エラー対応情報に基づいて
上記払い出し番号と当該故障に係るセルフ端末装置に代
わって釣銭の支払いを代行する他のセルフ端末装置を表
す情報とを顧客に認識せしめるための表記手段を備えて
構成されたものである上記(6)の給油システム。
【0017】(10)上記セルフ端末装置は、自己の上
記表記手段によって上記払い出し番号と当該故障に係る
セルフ端末装置に代わって釣銭の支払いを代行する他の
セルフ端末装置を表す情報とを表示すると共に印字出力
するように構成されたものである上記(9)の給油シス
テム。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の給油システムの好
適実施形態について詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の給油システムの実施形態を
説明するための概念図である。給油ステーションの事務
室など屋内に設置されたPOSコントローラ1は、屋外
の自動車進入路近傍の各所定箇所にそれぞれ設置された
セルフ式給油機(図示省略)に隣接して或いは組み込ま
れて併設された複数の各セルフ端末装置21,22,2
3とLANの伝送路3で結ばれている。これら各セルフ
端末装置21,22,23はそれぞれ対応するセルフ式
給油機での給油量に応じた料金の精算を行うために顧客
に釣銭を自動的に払い出すための釣銭機211,21
2,213を備えており、以上の総体として本発明の給
油システムが構成されている。
【0020】本例では、POSコントローラ1は、後述
するように、各セルフ端末装置21,22,23とのL
ANの伝送路3を通しての情報の授受、このように授受
された情報乃至その他所要の管理情報等に関する情報処
理を行う。
【0021】各セルフ端末装置21,(22,23)は
各自己の釣銭機211,(212,213)が故障して
正規の釣銭を払い出すことができなくなったときには当
該故障に係るエラー情報をPOSコントローラ1に送信
するエラー情報伝送手段と、例えばPOSコントローラ
1等から送信される外部からの指令情報に基づいて他の
セルフ端末装置(21),22,23の釣銭機(21
1),212,213の故障によって払い出すことがで
きなくなった釣銭を当該他のセルフ端末装置に代わって
自己の釣銭機から払い出すための手段とを備えて構成さ
れている。
【0022】各セルフ端末装置21,22,23のエラ
ー情報伝送手段は、例えば、釣銭機の動作状況を検出す
るために設けられたセンサの出力に基づいて釣銭の支払
いに関する故障が発生したことを表す故障発生情報と、
故障による釣銭の不足額を表す不足額情報とを得、更に
セルフ給油機の何号機のセルフ端末装置であるかという
ような自己を特定するための端末同定情報を附加し、こ
れらを含んでなる情報を上記エラー情報として、公知の
インタフェース回路からPOSコントローラ1に送信す
るように構成されている。
【0023】一方、POSコントローラ1は、釣銭機が
故障して正規の釣銭を払い出すことができなくなったセ
ルフ端末装置から送信された上記エラー情報が受信され
ると、釣銭機が正常に機能している他のセルフ端末装置
に対して釣銭を払い出すように指令情報を送信するよう
に構成されている。
【0024】尚、本実施形態では、POSコントローラ
1は、釣銭機が故障して正規の釣銭を払い出すことがで
きなくなったセルフ端末装置から上述のようなエラー情
報が受信されると、そのエラー情報に基づいて、当該故
障に係るセルフ端末装置はセルフ給油機の何号機のもの
であるかというようなセルフ端末装置を特定する情報
と、釣銭の支払いに関係する故障が発生したことを表す
故障発生情報と、釣銭の支払いに関する不足額を表す不
足額情報、及び後述する払い出し番号を表示する表示手
段11を備えている。
【0025】この表示手段11には、例えば「1号機」
「釣銭払い出しに障害発生」「釣銭の不足額は1,30
0円です」「払い出し番号:12345」等を含み、給
油量や油種、料金総額等の表示がなされ、この表示がな
されたときにはPOSコントローラ1は現金の取り出し
が許容される状態になる。操作員はこの表示に基づい
て、顧客に(1号機の)釣銭機の故障によって払い出す
ことができなくなった釣銭乃至その不足額を手渡すこと
ができる。従って、上述のようなセルフ給油機及びセル
フ端末装置が1基のみ設置された給油ステーションであ
っても、屋外での釣銭の払い出しに支障が生じたとき
に、屋内のPOSコントローラ側で適切に処置すること
が可能である。
【0026】本発明のシステムでは、POSコントロー
ラ1は、釣銭機が故障して正規の釣銭を払い出すことが
できなくなったセルフ端末装置(例えば21)から上述
のようなエラー情報が受信されると、先ず、この釣銭支
払いの障害に関する払い出し番号(例えば12345)
を採番する。次に、各セルフ端末装置との通信に基づい
て釣銭機が正常に機能しており且つその時点で顧客に占
有されていない等当該故障に係るセルフ端末装置に代わ
って釣銭の支払いを行うに適した他のセルフ端末装置
(例えば23)を選定する。そして上記払い出し番号
(12345)を表す情報と釣銭の払い出しを代行せし
める他のセルフ端末装置(23)表す情報とを含むエラ
ー対応情報を、当該故障に係るセルフ端末装置(21)
に送信するように構成されている。
【0027】POSコントローラは、更に、上記エラー
対応情報を当該故障に係るセルフ端末装置(21)に送
信すると共に、当該故障に係るセルフ端末装置に代わっ
て釣銭の支払いを行う他のセルフ端末装置(23)に対
して釣銭の払い出しを代行せしめる代行指令情報を送信
するように構成されている。
【0028】一方、各セルフ端末装置21,22,23
は、自己の釣銭機が故障して正規の釣銭を払い出すこと
ができなくなったときに自ら発したエラー情報に応答し
てPOSコントローラ1側から送信された払い出し番号
を表す情報(上述した事例では12345)と当該故障
に係るセルフ端末装置(例えば21)に代わって釣銭の
支払いを代行する他のセルフ端末装置(例えば23)を
表す情報とを含むエラー対応情報が受信されると、この
エラー対応情報に基づいて上述の払い出し番号(123
45)と当該故障に係るセルフ端末装置(21)に代わ
って釣銭の支払いを代行する他のセルフ端末装置(2
3)を表す情報とを顧客に認識せしめるための表記手段
221,222,223を備えて構成される。
【0029】本実施形態では、これら各表記手段22
1,222,223は上記払い出し番号(上述した事例
では12345)と当該故障に係るセルフ端末装置(例
えば1号機である21)に代わって釣銭の支払いを代行
する他のセルフ端末装置(例えば3号機である23)を
表す情報とを表示すると共に印字出力するように構成さ
れている。
【0030】例えば「セルフ端末装置1号機は故障のた
め釣銭の払い出しができません。」「大変恐れ入ります
が、代わってセルフ端末装置3号機から払い出しさせて
いただきます。」「セルフ端末装置3号機から払い出し
番号12345を入力してください。」のような印字が
されたシートが出力される。尚、上述のような表示や印
字出力の他に音声による告知を行うように構成してもよ
い。
【0031】各セルフ端末装置21,22,23は、顧
客が上記払い出し番号を入力するための入力操作部を備
えている。顧客は、あるセルフ給油機で給油を行い、そ
のセルフ給油機に併設されたセルフ端末装置(例えば2
1)から料金を挿入した後で、上述のような印字出力の
シートを受け取った場合には、その印字によって表され
た釣銭の支払いを代行するセルフ端末装置(例えば2
3)の入力操作部から払い出し番号(例えば1234
5)を入力する。
【0032】この入力による払い出し番号はPOSコン
トローラ1でその有効性が確認され、確認されたときに
限ってPOSコントローラ1からその釣銭の支払いを代
行するセルフ端末装置(23)に対して釣銭の払い出し
を許可する払い出し許可情報が送信されるように構成さ
れているのは既述のとおりである。
【0033】釣銭の支払いを代行するセルフ端末装置
(23)はこの払い出し許可情報を受けて所要の釣銭を
払い出す。
【0034】本発明では、このようにして、或るセルフ
給油機に併設されたセルフ端末装置の釣銭機が故障や釣
銭切れを来たして釣銭の払い出しに支障が生じても、他
のセルフ端末装置によって釣銭の払い出しが代行される
ため、顧客が金銭的な損害を蒙る虞れが極めて低減され
得る。
【0035】図2は図1に基づいて説明した実施形態の
給油システムにおいて釣銭払い出しに関する障害が発生
した場合に対処する場合のPOSコントローラの動作を
表すフローチャートである。以下、この図2に基づい
て、上述した本発明の給油システムの機能について概括
すると共に、一部説明を補足する。
【0036】POSコントローラ1は、各セルフ端末装
置21,22,23とLANの伝送路3で結ばれ、適宜
の周期で相互に通信を行ってセルフ端末装置の状態をモ
ニタしている。釣銭の払い出しに関する障害が発生した
ことを伝えるためのエラー情報が受信されると(S
1)、払い出し番号(N)が採番され、且つ、釣銭の払
い出しを代行するセルフ端末装置(A)が選定される
(S2)。この採番は、POSコントローラが自ら自動
的に番号を生成するように構成しても良いし、或いはま
た、給油ステーションの操作員が手動で入力するように
構成しても良い。
【0037】POSコントローラ1は、上記採番による
払い出し番号(N)と、エラー情報に基づいて認識した
障害が発生したセルフ端末装置の番号(F)、並びに、
釣銭の不足金額を自己の表示手段11に表示する(S
3)。
【0038】次いで、上記採番による払い出し番号
(N)と釣銭の払い出しを代行するセルフ端末装置
(A)とを表すエラー対応情報(D1)を、障害が発生
したセルフ端末装置の番号(F)に送信する(S4)。
このエラー対応情報(D1)に基づいてセルフ端末装置
(F)は自己の表記手段によって印字シートをプリント
アウトするなどして、顧客に釣銭の払い出しを代行する
セルフ端末装置(A)を知らしめる。更に、セルフ端末
装置(A)にはセルフ端末装置(F)に代わって釣銭の
払い出しを代行せしめる旨の代行指令情報(D2)を送
信する(S5)。
【0039】顧客は、印字シートの表記に基づいて、釣
銭の払い出しを代行するセルフ端末装置(A)のところ
に行き、その入力操作部から払い出し番号(N)を入力
することになる。
【0040】POSコントローラ1はセルフ端末装置
(A)から上記入力された払い出し番号(N)が有効な
ものか否かを確認する。即ち、既に代行機によって釣銭
の払い出しが処理済みになっているものではないか、或
いは、入力時に誤操作がなされたものではないか等の点
検を行う(S6)。
【0041】払い出し番号(N)が有効であると確認さ
れると、POSコントローラ1は釣銭の払い出しを代行
するセルフ端末装置(A)に現実に払い出す動作を許可
する払い出し許可情報(D3)を送信する(S7)。セ
ルフ端末装置(A)はこれを受けて、例えば、現金の排
出機構のインターロックを解除するなどして釣銭の払い
出しを実行することになる。
【0042】釣銭の払い出し動作が完了すると、セルフ
端末装置(A)は釣銭払い出し処理完了情報をPOSコ
ントローラ1に送信するので、POSコントローラ1は
この情報に基づいて釣銭の払い出し動作が完了したこと
が確認されると(S8)、釣銭の未払いが生じている旨
のフラグ乃至データをリセットする等の終了処理を実行
し、以上で給油システムにおいて釣銭払い出しに関する
障害が発生した場合に対処する一連の動作が終了する。
【0043】尚、上記(S6)のステップで払い出し番
号(N)が有効であると確認されないときには、払い出
し許可情報(D3)は送信されず、従って、誤って重複
して釣銭が払い出されてしまう等の虞れがない。また、
このような場合には、顧客に上述の表記手段によって払
い出し番号(N)が無効であることを告知すると共にP
OSコントローラ1の表示手段11によって給油ステー
ションの操作員に対応を促す表示を行うなど所定の無効
処理が実行される(S10)。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の給油システムによれば、セルフ端末装置の釣銭機の故
障により釣銭の払い出しに障害が発生した場合にも適切
に対処がなされるため、顧客が釣銭の払い出しを受けら
れなくなる虞れがないセルフ式の給油システムが提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油システムの実施形態を説明するた
めの概念図である。
【図2】図1の実施形態におけるPOSコントローラの
動作を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 POSコントローラ 3 伝送路 11 表示手段 21,22,23 セルフ端末装置 211,212,213 釣銭機 221,222,223 表記手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ対応するセルフ式給油機での給油
    量に応じた料金の精算を行うために顧客に釣銭を自動的
    に払い出すための釣銭機を備えて構成された複数のセル
    フ端末装置と、これら複数の各セルフ端末装置との情報
    の授受、及び所要の情報処理を行うPOSコントローラ
    と、を含んで構成された給油システムであって、 上記複数の各セルフ端末装置は、自己の釣銭機が故障し
    て正規の釣銭を払い出すことができなくなったときには
    当該故障に係るエラー情報を上記POSコントローラに
    送信するエラー情報伝送手段と、外部からの指令情報に
    基づいて他のセルフ端末装置の釣銭機の故障によって払
    い出すことができなくなった釣銭を当該他のセルフ端末
    装置に代わって自己の釣銭機から払い出すための手段と
    を備えて構成されたものであり、 上記POSコントローラは、釣銭機が故障して正規の釣
    銭を払い出すことができなくなったセルフ端末装置から
    送信された上記エラー情報が受信されると、釣銭機が正
    常に機能している他のセルフ端末装置に対して釣銭を払
    い出すように指令情報を発信するように構成されたもの
    であることを特徴とする給油システム。
  2. 【請求項2】上記セルフ端末装置は、自己を特定するた
    めの端末同定情報と、釣銭の支払いに関係する故障が発
    生したことを表す故障発生情報と、釣銭の支払いに関す
    る不足額を表す不足額情報と、を含む情報を上記エラー
    情報として、自己のエラー情報伝送手段から上記POS
    コントローラに送信するように構成されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の給油システム。
  3. 【請求項3】上記POSコントローラは、釣銭機が故障
    して正規の釣銭を払い出すことができなくなったセルフ
    端末装置から送信された上記エラー情報が受信される
    と、該エラー情報に基づいて釣銭機の故障によって払い
    出すことができなくなった釣銭を自ら代行して払い出す
    ことが可能なように構成されたものであることを特徴と
    する請求項1に記載の給油システム。
  4. 【請求項4】上記POSコントローラは、釣銭機が故障
    して正規の釣銭を払い出すことができなくなったセルフ
    端末装置から送信された上記エラー情報が受信される
    と、該エラー情報に基づいて当該故障に係るセルフ端末
    装置を特定する情報と、釣銭の支払いに関係する故障が
    発生したことを表す故障発生情報と、釣銭の支払いに関
    する不足額を表す不足額情報とを表示する表示手段を備
    えて構成されたものであることを特徴とする請求項1又
    は3に記載の給油システム。
  5. 【請求項5】上記POSコントローラは、釣銭機が故障
    して正規の釣銭を払い出すことができなくなったセルフ
    端末装置から送信された上記エラー情報が受信される
    と、払い出し番号を採番し該払い出し番号を表す情報と
    当該故障に係るセルフ端末装置に代わって釣銭の支払い
    を代行する他のセルフ端末装置を表す情報とを含むエラ
    ー対応情報を、当該故障に係るセルフ端末装置に送信す
    るように構成されたものであることを特徴とする請求項
    1又は4に記載の給油システム。
  6. 【請求項6】上記POSコントローラは、上記エラー対
    応情報を当該故障に係るセルフ端末装置に送信すると共
    に、当該故障に係るセルフ端末装置に代わって釣銭の支
    払いを行う他のセルフ端末装置に対して釣銭の払い出し
    を代行せしめる代行指令情報を発信するように構成され
    たものであることを特徴とする請求項5に記載の給油シ
    ステム。
  7. 【請求項7】上記POSコントローラは、当該故障に係
    るセルフ端末装置に代わって釣銭の支払いを代行せしめ
    る他のセルフ端末装置に対し上記代行指令情報を送信し
    て後このセルフ端末装置から顧客の入力操作に基づく払
    い出し番号を表す情報が受信されたときに、当該払い出
    し番号に係る払い出しの有効性が確認されるのを俟って
    上記他のセルフ端末装置に対して釣銭の払い出しを許可
    する払い出し許可情報を送信するように構成されたもの
    であることを特徴とする請求項6に記載の給油システ
    ム。
  8. 【請求項8】上記セルフ端末装置は、顧客が上記払い出
    し番号を入力するための入力操作部を備えたものである
    ことを特徴とする請求項7に記載の給油システム。
  9. 【請求項9】上記セルフ端末装置は、自己の釣銭機が故
    障して正規の釣銭を払い出すことができなくなったとき
    に自ら発したエラー情報に応答して上記POSコントロ
    ーラから送信された払い出し番号を表す情報と当該故障
    に係るセルフ端末装置に代わって釣銭の支払いを代行す
    る他のセルフ端末装置を表す情報とを含むエラー対応情
    報が受信されると、該エラー対応情報に基づいて上記払
    い出し番号と当該故障に係るセルフ端末装置に代わって
    釣銭の支払いを代行する他のセルフ端末装置を表す情報
    とを顧客に認識せしめるための表記手段を備えて構成さ
    れたものであることを特徴とする請求項6に記載の給油
    システム。
  10. 【請求項10】上記セルフ端末装置は、自己の上記表記
    手段によって上記払い出し番号と当該故障に係るセルフ
    端末装置に代わって釣銭の支払いを代行する他のセルフ
    端末装置を表す情報とを表示すると共に印字出力するよ
    うに構成されたものであることを特徴とする請求項9に
    記載の給油システム。
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