JP2002336779A - 電磁型アクチュエータ - Google Patents

電磁型アクチュエータ

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JP2002336779A
JP2002336779A JP2001146006A JP2001146006A JP2002336779A JP 2002336779 A JP2002336779 A JP 2002336779A JP 2001146006 A JP2001146006 A JP 2001146006A JP 2001146006 A JP2001146006 A JP 2001146006A JP 2002336779 A JP2002336779 A JP 2002336779A
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coil
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克 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した振動及び良好な音が得られる電磁型
アクチュエータを提供する。 【解決手段】 低周波電流が印加される振動用コイル3
と、振動ユニット10と、これらを収納し且つ振動用コ
イル3を支持するケース13と、ケース13を覆うダイ
ヤフラム23と、ダイヤフラム23に振動用コイル3と
同心円状に支持され且つ高周波電流が印加されるボイス
コイル5と、ケース13に対して振動ユニット10を上
下のスプリング15、17とを備え、振動ユニット10
は、振動用コイル3とボイスコイル5との間にギャップ
を設けて配置されたマグネット7と、このマグネット7
が取り付けられたヨーク9とを備え、マグネット7のN
極とS極とが振動ユニット10の振動方向に沿って位置
しており、振動用コイル3への低周波電流の印加により
振動ユニット10が振動し、ボイスコイルへ5の高周波
電流の印加によりダイヤフラム23が振動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やポケッ
トベル(登録商標)等に用いられ、信号着信時の呼び出
しを振動や音によって知らせるための電磁型アクチュエ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁型アクチュエータとして
は、WO99/39843に開示されているものが知ら
れている。この電磁型アクチュエータを図7に示す。図
7に示すように、電磁型アクチュエータ100は、ケー
ス101内において、ヨーク103の溝部内にマグネッ
ト105を配置し、溝部内においてマグネット105と
ギャップを経て位置し且つダイヤフラム107に取り付
けられたコイル109を設けており、ヨーク103は、
筐体101の側面に平行に配置された上下の振動板11
1、113によって支持されている。コイル109に低
周波電流を印加することにより、振動板111、112
の作用によってヨーク103が振動し、コイル109に
高周波電流を印加することにより、ダイヤフラム107
を振動させて高周波音を発生させる。また、ケース10
1から内側径方向に向かって鍔115を配置し、ヨーク
103の振動方向を上下方向に規制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の技術で
は、コイル109がダイヤフラム107に取り付けられ
ているので、低周波電流による駆動時にもダイヤフラム
107が振動してしまうこととなり、充分な振動出力が
得られないという課題がある。一方、充分な振動出力を
得るためにダイヤフラム107の剛性を制御すると、可
聴周波数帯域で固有振動するダイヤフラム107の周波
数帯域が制限されて、良好な音が得られないという課題
がある。
【0004】また、振動方向規制のための鍔115がヨ
ーク103に接触すると、接触摩擦のために、安定な振
動を損なうという課題がある。
【0005】そこで、本発明は、安定した振動及び良好
な音が得られる電磁型アクチュエータを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、低周波電流が印加される振動用コイルと、振動ユニ
ットと、これらを収納し且つ振動用コイルを支持するケ
ースと、ケースを覆うダイヤフラムと、ダイヤフラムに
振動用コイルと同心円状に支持され且つ高周波電流が印
加されるボイスコイルと、ケースに対して振動ユニット
を支持する弾性体とを備え、振動ユニットは、振動用コ
イルとボイスコイルとの間にギャップを設けて配置され
たマグネットと、このマグネットが取り付けられたヨー
クとを備え、マグネットのN極とS極とが振動ユニット
の振動方向に沿って位置しており、振動用コイルへの低
周波電流の印加により振動ユニットが振動し、ボイスコ
イルへの高周波電流の印加によりダイヤフラムが振動す
ることを特徴とする。
【0007】この請求項1に記載の発明では、N極とS
極とが振動ユニットの振動方向に沿って位置しているマ
グネットは、振動用コイル側及びボイスコイル側に別個
に磁界を形成しており、振動用コイルに低周波電流(例
えば、100〜150Hz)を印加すると、この低周波
電流と振動用コイル側の磁界との作用で、振動ユニット
が振動する(ヨークとマグネットとが一緒に振動する)
ことにより、電磁型アクチュエータから振動が発生す
る。同様に、ボイスコイルに高周波電流(例えば、90
0〜8000Hz)を印加すると、この高周波電流とボ
イスコイル側の磁界との作用で、ダイヤフラムが振動す
ることにより、電磁型アクチュエータから音が発生す
る。
【0008】振動用コイルは、固定のケースに支持され
ており、このケースから弾性体を介して振動ユニットが
支持されているので、安定した振動を得ることができ
る。また、低周波電流を印加する振動用コイルと低周波
振動する振動ユニットとからなる振動系と、高周波電流
を印加するボイスコイルと高周波振動するダイヤフラム
とからなる振動系との両者を備えていることにより、そ
れぞれ独立して設計することができるので、それぞれの
効率を最大値まで高めることができ、充分な振動出力と
良好な音とを得ることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、低周波電流が印
加される振動用コイルと、振動ユニットと、これらを収
納し且つ振動用コイルを支持するケースと、ケースを覆
うダイヤフラムと、ダイヤフラムに振動用コイルと同心
円状に支持され且つ高周波電流が印加されるボイスコイ
ルと、ケースに対して振動ユニットを支持する弾性体と
を備え、振動ユニットは、振動用コイルとボイスコイル
との間にギャップを設けて配置されたマグネットと、こ
のマグネットが取り付けられたヨークとを備え、マグネ
ットのN極とS極とがボイスコイルの径方向に沿って位
置しており、振動用コイルへの低周波電流の印加により
振動ユニットが振動し、ボイスコイルへの高周波電流の
印加によりダイヤフラムが振動することを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、N極とS
極とがボイスコイルの径方向(振動ユニットの振動方向
に直交する方向)に沿って位置する振動ユニットのマグ
ネットは、振動用コイル及びボイスコイルの両方に亘っ
て磁界を形成し、振動用コイルに低周波電流を印加する
と、振動ユニットの振動で電磁型アクチュエータから振
動が発生し、ボイスコイルに高周波電流を印加すると、
ダイヤフラムの振動で電磁型アクチュエータから音が発
生することとなり、請求項1に記載の発明と同様な作用
効果を奏するとともに、N極及びS極の両極をコイルに
沿って対面させているので、N極及びS極の両極とコイ
ルとの対向面積が大きくなるので、振動ユニットが大き
く変位しても、コイルを横切る磁界の強さを一定に保つ
ことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、低周波電流が印
加される振動用コイルと、振動ユニットと、これらを収
納し且つ振動用コイルを支持するケースと、ケースを覆
うダイヤフラムと、ダイヤフラムに振動用コイルと同心
円状に支持され且つ高周波電流が印加されるボイスコイ
ルと、ケースに対して振動ユニットを支持する弾性体と
を備え、振動ユニットは、振動用コイルとボイスコイル
との間にギャップを設けて配置されたマグネットと、こ
のマグネットを支持する支持体とを備え、マグネットの
N極とS極とがボイスコイルの径方向に沿って位置して
おり、振動用コイルへの低周波電流の印加により振動ユ
ニットが振動し、ボイスコイルへの高周波電流の印加に
よりダイヤフラムが振動することを特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明では、N極とS
極とがボイスコイルの径方向(振動ユニットの振動方向
に直交する方向)に沿って位置する振動ユニットのマグ
ネットは、振動用コイル及びボイスコイルの両方に亘っ
て磁界を形成し、振動用コイルに低周波電流を印加する
と、振動ユニットが振動して(支持体とマグネットとが
一緒に振動して)電磁型アクチュエータから振動が発生
し、ボイスコイルに高周波電流を印加すると、ダイヤフ
ラムが振動することで電磁型アクチュエータから音が発
生することとなり、請求項2に記載の発明と同様な作用
効果を奏する。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、弾性体は、振動方向
におけるケースと振動ユニットとの間に介在しているこ
とを特徴とする。
【0014】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、ボイスコイルの径方向に弾性体を設けた場
合には、振動ユニットを充分に振動させるために弾性体
を長くする必要があるため、ボイスコイルの径方向にお
いて振動ユニットとケースとの間隙を大きくとる必要が
あり、ケース内のデッドスペースが大きくなって、電磁
アクチュエータが大型になってしまう。これに対し、弾
性体を振動ユニットの振動方向に設けることにより、デ
ッドスペース部分を振動ユニットで占めて質量を大きく
することができるので、振動方向の振動ユニットとケー
スとの間隙を大きくしなくても、振動ユニットを充分に
振動させることができるとともに、ボイスコイルの径方
向の振動ユニットとケースとの間隙を少なくできるの
で、ケース内の省スペース化が図れ、電磁アクチュエー
タを小型にできる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の発明において、振動ユニットを振動
方向にスライド可能に支持するシャフトを設けたことを
特徴とする。
【0016】この請求項5に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、振動ユニットを振動方向にスライド可能に
支持するシャフトを設けることにより、電磁型アクチュ
エータに対する外部からの衝撃、例えば、落下時の衝撃
があっても、振動ユニットの位置がボイスコイルの径方
向にずれるのを防止でき、耐衝撃性が向上する。また、
電磁型アクチュエータがどのような方向に置かれていて
も、振動ユニットを軸方向に滑らかにスライドさせるの
で、更に安定した振動が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明に係る電磁型アクチュエータを示す断面図であり、図
2は、図1の電磁型アクチュエータの分解斜視図であ
り、図3は、電磁型アクチュエータを形態電話内に装着
する例を示す断面図である。図1に示す電磁型アクチュ
エータ1は、携帯電話を通して着信した情報を振動又は
音により、携帯者に知らせるものである。
【0018】電磁型アクチュエータ1は、低周波電流が
印加される振動用コイル3と、マグネット7と磁性体の
ヨーク9とプレート31とで構成される振動ユニット1
0と、振動ユニット10のヨーク9を支持するシャフト
11と、これらを収納するケース13と、ケース13の
円周端面上に周囲を固定された振動板であるダイヤフラ
ム23と、ダイヤフラム23のリング状の突起部23a
上に固定されて高周波電流が印加されるボイスコイル5
と、ケース13に対して振動ユニット10のヨーク9を
支持する上スプリング15及び下スプリング17とを備
えており、振動用コイル3に低周波電流を印加すること
により、振動ユニット10がシャフト11の軸線方向
(図1中上下方向)に振動し、ボイスコイル5に高周波
電流を印加することにより、ダイヤフラム23が振動し
て発音するようになっている。尚、本明細書において
は、上及び下の文言を便宜上使用するが、これは上下方
向を特定するものではない。
【0019】ケース13は、筒状の枠体19と、シャフ
ト11を挿通する挿通孔21aが形成されたカバー21
とを備えている。枠体19の内周側には上スプリング1
5を受ける受け部19aが設けられており、カバー21
には変動する空気内圧を逃がす複数の孔21bが設けら
れている。
【0020】カバー21の上には、下スプリング17
と、ヨーク9と、上スプリング15とがこの順に配置さ
れており、上スプリング15が枠体19の受け部19a
とヨーク9との間に介在し、下スプリング17がカバー
21とヨーク9との間に介在している。尚、上下のスプ
リング15、17のばね係数と振動ユニット10の質量
とからなる振動系の共振周波数は、振動用コイル3に印
加する低周波電流の周波数と一致させている。
【0021】本実施の形態では、上スプリング15の上
部を受け部19aに、上スプリング15の下部をヨーク
9に接着固定し、下スプリング17の上部をヨーク9
に、下スプリング17の下部をカバー21に接着固定し
ており、振動ユニット10をケース13に対して円周方
向に位置決めしている。また、上及び下スプリング1
5、17をヨーク9の上下に設けていることにより、ヨ
ーク9と枠体19との間隙を小さくできるので、ケース
13内の省スペース化が図れ、電磁アクチュエータ1を
小型にできる。
【0022】ダイヤフラム23は、ポリエチレン等の高
分子化合物の薄膜を円板形状に成形したものであり、枠
体19の上面円周部に接着固定している。また、広い周
波数帯域内で平坦な固有振動特性を得るために、複数の
コーン状の成形が施されており、ボイスコイル5を接着
する部分は、リング状に突起させて突起部23aとして
成形している。この突起部23aは、ヨーク9とマグネ
ット7との間のギャップに向けて突出させており、振動
ユニット10が上下方向に振動したとき、振動コイル5
がダイヤフラム23に衝突することを回避するために設
けている。尚、小型な電磁型アクチュエータ1では、ダ
イヤフラム23の固有基本(最低)周波数は、1kHz
付近の高周波となるので、ボイスコイル5に印加する電
流を高周波電流と呼んでいる。
【0023】ヨーク9には、外周壁部25と、シャフト
11を挿通する挿通孔27aが形成された中央突起部2
7と、中央突起部27と外周壁部25との間に形成され
た溝部29とが設けられている。ヨーク9は、中央突起
部27の挿通孔27aに挿通されるシャフト11によ
り、シャフト11の軸線方向にスライド可能になってい
る。尚、シャフト11の表面は、ポリテトラフルオロエ
チレン加工を施しており、ヨーク9がシャフト11に対
して軸線方向に円滑にスライド可能としている。
【0024】ヨーク9をスライド可能に支持するシャフ
ト11を設けることにより、電磁型アクチュエータ1を
落としたとき等、電磁型アクチュエータ1に対して外部
から衝撃が加えられた場合であっても、ヨーク9の位置
が、中央突起部27又は外周壁部25に向けて(図1中
左右方向に向けて)ずれるのを防止でき、耐衝撃性が向
上するとともに、振動ユニット10の振動方向を軸線方
向に規制する。
【0025】ヨーク9の溝部29には、マグネット7
と、磁性体で構成されたプレート31とがこの順で配置
されている。ヨーク9の溝部29の底面には凹部29a
が形成され、プレート31には、係合溝31aが形成さ
れており、マグネット7は、凹部29aに位置決めされ
るとともに、プレート31の係合溝31aに係合してい
る。このプレート31の円環幅は、マグネット7の円環
幅より大きくしており、マグネット7による磁路A、B
上の磁気ギャップを形成している。
【0026】このプレート31とヨーク9の中央突起部
27との間に、ギャップを設けてボイスコイル5が配置
され、プレート31とヨーク9の外周壁部25との間
に、ギャップを設けて振動用コイル3が配置されてお
り、これら振動用コイル3とボイスコイル5とは同心円
状に設けられている。尚、本実施の形態では、振動用コ
イル3及びボイスコイル5は、携帯電話内に設けられた
複数の端子のうち、2つ或いは4つの端子に接続される
ことにより、電流を印加されるようになっている。
【0027】図3に示すように、電磁型アクチュエータ
1は、携帯電話内部で上下円周端面をそれぞれプラスチ
ック等の材質による円環状の座2を介して、基板4と筐
体6とで挟んで固定する。基板4には通気孔4aを、筐
体6には音響放射孔6aを設けて、圧縮振動する内部空
気の逃げ口を備えるとともに、電磁型アクチュエータ1
の枠体19を携帯電話に固定する。
【0028】本実施の形態では、振動用コイル3及びボ
イスコイル5の間にギャップを設けて配置されたマグネ
ット7のプレート31側にはN極があり、マグネット7
のヨーク9側にはS極があり、マグネット7のN極とS
極とが、シャフト11の軸線方向(振動ユニット10の
振動方向)に位置しており、振動用コイル3側に磁路A
を形成し、ボイスコイル5側に磁路Bを形成している。
尚、ヨーク9とプレート31は低磁気抵抗の磁性体であ
る。
【0029】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。電磁型アクチュエータ1を組み立
てるには、ヨーク9の溝部29の凹部29aにマグネッ
ト7を位置決めし、このマグネット7の上にプレート3
1を取り付けて振動ユニット10を組み立てる。次い
で、ヨーク9の外周壁部25の上面及び下面にそれぞれ
上スプリング15と下スプリング17とを固着(接着)
する。引き続き、振動用コイル3を枠体19に固着する
とともに、振動ユニット10に固着された上スプリング
15を枠体19の受け部19aの上底面に固着する。
【0030】そして、ヨーク9の挿通孔27a及びカバ
ー21の挿通孔21aにシャフト11を挿通させて固着
するとともに、振動ユニット10に固着された下スプリ
ング17をカバー21に固着しながら、カバー21を枠
体19に固着する。尚、振動用コイル3のリード線は枠
体19の上面に沿って、ボイスコイル5のリード線はダ
イヤフラム23の下面に沿って枠体19の端子部8と接
続する。
【0031】この電磁型アクチュエータ1において、振
動用コイル3に、携帯電話内の回路から、低周波電流
(体感周波数として例えば、100〜150Hzの単一
周波数)が印加されると、この低周波電流と振動用コイ
ル3側の磁路A上のギャップの磁界との作用で、振動ユ
ニット10が、シャフト7の軸線方向に振動する。振動
ユニット10が振動すると、枠体19を固定している携
帯電話が振動して携帯者に着信信号などの情報を伝達す
る。
【0032】尚、本実施の形態では、振動ユニット10
の質量と上下のスプリング15、17からなる振動系の
共振周波数は、供給される低周波電流の周波数と一致さ
せて、電磁エネルギーから運動エネルギーへの伝達を効
率化している。ヨーク9は、振動ユニット10の質量を
増加させる役割を担い、プレート31は磁路A、B上で
磁気ギャップを形成している。
【0033】また、ボイスコイル5に、高周波電流(可
聴周波数として例えば、900〜8000Hzの広帯域
周波数)が印加されると、この高周波電流と磁路B上の
ギャップの磁界との作用で、ダイヤフラム23が高周波
帯域の振動を起こす。このダイヤフラム23は、ポリエ
チレン等の薄膜材質をコーン状に成形した振動板なの
で、ボイスコイル5を介した高周波数帯域の駆動力に対
して、忠実な音響放射を行う。ダイヤフラム23が振動
すると、枠体19を固定している携帯電話の筐体6の音
響放射孔6aを通して、高周波音が携帯者に着信信号等
の情報を伝達する。
【0034】本実施の形態では、枠体19に固着した振
動用コイル3と磁路A上のギャップの磁界の電磁力によ
って振動ユニット10を振動させる。即ち、ダイヤフラ
ム23の振動と無関係(独立)に振動系が形成されてい
るので、ダイヤフラム23自体の複雑な振動の影響を受
けることなく、安定した振動出力を得ることができる。
【0035】ここで、携帯電話がどのような向きに置か
れても、振動ユニット10は、上下方向(軸線方向)の
一方向に移動させねばならず、外的要因によって横方向
の衝撃が加わっても、振動ユニット10を軸線方向に振
動させねばならないが、本実施の形態では、表面にポリ
テトラフルオロエチレン加工を施したシャフト11を振
動ユニット10の中心に挿通させているので、安定した
滑り摩擦で振動方向を軸線方向の一方向に規制すること
ことができる。従って、図7の従来例に示すケース10
1に鍔115を設ける場合のように、鍔115とヨーク
103が接触して、滑らかな振動を阻害する不都合な現
象は生じない。
【0036】また、低周波電流を印加する振動用コイル
3と低周波振動する振動ユニット10とからなる振動系
と、高周波電流を印加するボイスコイル5と高周波振動
するダイヤフラム23とからなる振動系の2つの振動系
を形成しているので、低周波振動用の振動用コイル3
と、高周波帯域音響系用のボイスコイル3とそれぞれ独
立して設計することができ、それぞれの負荷特性に整合
させた電流駆動回路を設計することによって、振動出力
効率と音響放射効率とをそれぞれ最大値まで高めること
ができる。
【0037】また、振動出力効率と音響放射効率とを最
大値まで高める必要がなく、適宜な範囲に収まるように
1個の電流駆動回路と振動用コイル3とボイスコイル5
とを設計すれば、振動用コイル3とボイスコイル5とを
直列又は並列に接続して、2つの入力端子を持つ電磁型
アクチュエータ1を構成することもできる。即ち、携帯
電話内の駆動回路との接続方法において、自由度を高め
ることができる。尚、リング状の枠体19は、その一部
を端子部8として外側に突出させ、携帯電話の電流駆動
回路との接続に供している。
【0038】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明を省略する。
【0039】図4は、第2実施の形態に係る電磁型アク
チュエータを示す断面図である。第2実施の形態では、
図4に示すように、ケース13は、収納体37と、収納
体37に取り付けられる上カバー12とを備えており、
上カバー12の下部には収納体37の外周部上にダイヤ
フラム23を固着している。収納体37の中央部には、
収納溝部39が形成され且つ複数の孔14が設けられて
おり、同様に、上カバー21にも複数の孔16が設けら
れている。
【0040】収納溝部39の底面の略中央には、磁性体
であるシャフト11が取りつけられている。シャフト1
1には、マグネット7が取り付けられた非磁性体の支持
体33が取り付けられ、支持体33はシャフト11の軸
線方向にスライド可能になっており、マグネット7と支
持体33とで振動ユニット10を構成している。収納溝
部39の底面には、マグネット7を支持体33に向けて
付勢する下スプリング17が配置されている。また、支
持体33の上方に位置して、支持体33を下スプリング
17に向けて押さえる押さえ部材35が、シャフト11
に取り付けられている。
【0041】本実施の形態では、マグネット7とシャフ
ト11との間に、ギャップを設けて振動用コイル3が配
置され、マグネット7と収納溝部39の側壁部39aと
の間に、ギャップを設けてボイスコイル5が配置されて
いる。また、マグネット7のシャフト11側にはN極が
あり、マグネット7の側壁部39a側にはS極があり、
マグネット7のN極とS極とが、図中左右方向、即ち、
ボイスコイル5の径方向(振動ユニット10の振動方向
に直交する方向)に位置しており、振動用コイル3及び
ボイスコイル5にわたって磁路Cを形成している。
【0042】この第2実施の形態では、振動用コイル3
に低周波電流が印加されると、この低周波電流と磁路C
上の内側のギャップ(シャフト11とマグネット7との
間)の磁界との作用で、振動ユニット10が、シャフト
7の軸線方向(図3中上下方向)に振動することによ
り、電磁型アクチュエータ1から振動が発生し、ボイス
コイル5に高周波電流が印加されると、この高周波電流
と磁路C上の外側のギャップ(マグネット7と収納溝部
39の側壁部39aとの間)の磁界との作用で、ダイヤ
フラム23が振動して、電磁型アクチュエータ1から音
が発生する。
【0043】図5は、第3実施の形態に係る電磁型アク
チュエータを示す断面図である。第3実施の形態では、
図5に示すように、ケース13の収納溝部39の底面か
ら、上カバー12に向けて突出する中央突出部41を形
成し、この中央突出部41とマグネット7との間に、ギ
ャップを設けてボイスコイル5を配置し、マグネット7
と収納溝部39の側壁部39aとの間に、ギャップを設
けて振動用コイル3を配置している。
【0044】また、収納溝部39には、ボイスコイル5
の径方向に(収納溝部39の底面と平行に)上支持板4
3が設けられ、この上支持板43とマグネット7との間
には、上スプリング15が介在し、マグネット7と収納
溝部39の底面との間には、下スプリング17が介在し
ている。このマグネット7のN極及びS極の位置は、第
2実施の形態と同様であり、振動用コイル3及びボイス
コイル5にわたって磁路Cを形成している。
【0045】この第3実施の形態では、振動用コイル3
に低周波電流が印加されると、低周波電流と磁路C上の
外側のギャップの磁界との作用で、上及び下スプリング
15、17に挟持されているマグネット7が、中央突出
部41の軸線方向(図4中上下方向)に振動することに
より、電磁型アクチュエータ1から振動が発生し、ボイ
スコイル5に、高周波電流が印加されると、この高周波
電流と磁路C上の内側のギャップとの磁界との作用で、
ダイヤフラム23が振動することにより電磁型アクチュ
エータ1から音が発生する。
【0046】図6は、第4実施の形態に係る電磁型アク
チュエータを示す断面図である。第4実施の形態では、
図6に示すように、ケース13内にヨーク9とマグネッ
ト7とプレート31とで構成される振動ユニット10が
設けられており、ヨーク9には、外周壁部25と、溝部
29とが形成され、この溝部29の底面上には、マグネ
ット7とプレート31とがこの順で配置されている。ケ
ース13の上面円周部には、コイル45を装着したダイ
ヤフラム23が接着されている。
【0047】振動ユニット10は、上スプリング15と
下スプリング17とによって、上下方向で支持されてケ
ース13内に収納されており、シャフト11によりスラ
イド可能に支持されている。シャフト11は、溝部29
の底面に形成された挿通孔29aと、マグネット7に形
成された挿通孔7aと、プレート31に形成された挿通
孔31aとに挿通している。このシャフト11には、振
動ユニット10に間隔をあけて上ストッパ11a及び下
ストッパ11bが設けられており、振動ユニット10の
上下方向の移動を規制している。
【0048】また、マグネット7と外周壁部25との間
には、ギャップを設けて低周波電流又は/及び高周波電
流が印加されるコイル45が配置されており、コイル4
5は、上述の実施の形態における振動用コイル及びボイ
スコイルを兼ねている。本実施の形態では、マグネット
7のダイヤフラム23側にはS極があり、カバー21側
にはN極があり、マグネット7のN極とS極とが、シャ
フト11の軸線方向に位置しており、磁路Dを形成して
いる。
【0049】この第4実施の形態では、振動ユニット1
0と上下のスプリング15、17とからなる振動系は、
低周波で共振し、ダイヤフラム23の固有振動数は高周
波広帯域で共振振動する。従って、コイル45に低周波
電流が印加されると、低周波電流と磁路D上のギャップ
の磁界との作用によって、振動ユニット10がシャフト
11の軸線方向に振動することにより、電磁型アクチュ
エータ1から振動が発生し、コイル45に、高周波電流
が印加されると、同じ電磁力によってダイヤフラム23
が振動することにより、電磁型アクチュエータ1から音
が発生する。
【0050】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、第1実施の形態において、上下
のスプリング15、17は、それぞれの上下面を受け部
19a、ヨーク9の上下面及びカバー21に接着した
が、上下のスプリング15、17を接着しないで、押し
つけ支持により振動ユニット10を支持する場合には、
押しつけ部の滑りによって、低周波振動系の共振周波数
を低下させることができる。
【0051】また、第1実施の形態において、枠体19
をカバー21の全部又は一部と一体化する構造とすれ
ば、この一体化構造体の支持のもとに、上下のスプリン
グ15、17及びシャフト11を設けることができ、固
定させるべき構造体を堅固にすることができる。
【0052】また、第1実施の形態において、上下方向
に磁極を持つマグネット7とプレート31の磁石部分
を、図4及び図5に示すような径方向にN極とS極とを
持つマグネット7に置き換えても良い。これによって、
磁気ギャップにおけるマグネットとコイル3、5との対
向面積を大きくすることができる。
【0053】また、第1、第2、及び第4実施の形態に
おいて、シャフト11をケース13と一体化して、部品
点数の低減を図っても良い。
【0054】本実施の形態では、電磁型アクチュエータ
1を携帯電話に用いたが、これに限定されず、例えば、
ポケットベル、ページャに用いても同様な作用効果を得
る。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、振動用コイ
ルは、固定のケースに支持されており、このケースから
弾性体を介して振動ユニットが支持されているので、安
定した振動を得ることができる。また、低周波電流を印
加する振動用コイルと低周波振動する振動ユニットとか
らなる振動系と、高周波電流を印加するボイスコイルと
高周波振動するダイヤフラムとからなる振動系との両者
を備えていることにより、それぞれ独立して設計するこ
とができるので、それぞれの効率を最大値まで高めるこ
とができ、充分な振動出力と良好な音とを得ることがで
きる。
【0056】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、電磁力を付与
する磁気ギャップの対向面積が大きくなるので、振動ユ
ニットが大きく変位しても、コイルを横切る磁界の強さ
を一定に保つことができる。
【0057】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明と同様な効果を奏する。
【0058】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、弾性体を振動ユニットの振動方向に設けることによ
り、振動方向の振動ユニットとケースとの間隙を大きく
しなくても、支持体を充分に振動させることができると
ともに、ボイスコイルの径方向の振動ユニットとケース
との間隙を少なくできるので、ケース内の省スペース化
が図れ、電磁アクチュエータを小型にできる。
【0059】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、振動ユニットを振動方向にスライド可能に支持する
シャフトを設けることにより、耐衝撃性が向上するとと
もに、電磁型アクチュエータがどのような方向に置かれ
ていても、振動ユニットを軸方向に滑らかにスライドさ
せるので、更に安定した振動が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁型アクチュエータを示す断面
図である。
【図2】図1の電磁型アクチュエータの分解斜視図であ
る。
【図3】図1の電磁型アクチュエータを携帯電話内に装
着したときの断面図である。
【図4】第2実施の形態に係る電磁型アクチュエータを
示す断面図である。
【図5】第3実施の形態に係る電磁型アクチュエータを
示す断面図である。
【図6】第4実施の形態に係る電磁型アクチュエータを
示す断面図である。
【図7】従来に係る電磁型アクチュエータを示す断面図
である。
【符号の説明】
1 電磁型アクチュエータ 3 振動用コイル 5 ボイスコイル 7 マグネット 9 ヨーク 10 振動ユニット 11 シャフト 13 ケース 15 上スプリング(弾性体) 17 下スプリング(弾性体) 23 ダイヤフラム 33 支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 9/10 H04R 9/10 (72)発明者 藤井 誠 神奈川県大和市下鶴間3854番地の1 テク ノプラザ大和 株式会社シコー技研内 Fターム(参考) 5D012 BA03 BB02 CA09 DA03 GA04 5D017 AA11 5D107 AA07 AA14 BB08 CC08 CC10 DD12 FF09 5H633 BB02 GG03 GG06 GG09 GG13 HH02 HH07 JA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低周波電流が印加される振動用コイル
    と、振動ユニットと、これらを収納し且つ振動用コイル
    を支持するケースと、ケースを覆うダイヤフラムと、ダ
    イヤフラムに振動用コイルと同心円状に支持され且つ高
    周波電流が印加されるボイスコイルと、ケースに対して
    振動ユニットを支持する弾性体とを備え、振動ユニット
    は、振動用コイルとボイスコイルとの間にギャップを設
    けて配置されたマグネットと、このマグネットが取り付
    けられたヨークとを備え、 マグネットのN極とS極とが振動ユニットの振動方向に
    沿って位置しており、振動用コイルへの低周波電流の印
    加により振動ユニットが振動し、ボイスコイルへの高周
    波電流の印加によりダイヤフラムが振動することを特徴
    とする電磁型アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 低周波電流が印加される振動用コイル
    と、振動ユニットと、これらを収納し且つ振動用コイル
    を支持するケースと、ケースを覆うダイヤフラムと、ダ
    イヤフラムに振動用コイルと同心円状に支持され且つ高
    周波電流が印加されるボイスコイルと、ケースに対して
    振動ユニットを支持する弾性体とを備え、振動ユニット
    は、振動用コイルとボイスコイルとの間にギャップを設
    けて配置されたマグネットと、このマグネットが取り付
    けられたヨークとを備え、 マグネットのN極とS極とがボイスコイルの径方向に沿
    って位置しており、振動用コイルへの低周波電流の印加
    により振動ユニットが振動し、ボイスコイルへの高周波
    電流の印加によりダイヤフラムが振動することを特徴と
    する電磁型アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 低周波電流が印加される振動用コイル
    と、振動ユニットと、これらを収納し且つ振動用コイル
    を支持するケースと、ケースを覆うダイヤフラムと、ダ
    イヤフラムに振動用コイルと同心円状に支持され且つ高
    周波電流が印加されるボイスコイルと、ケースに対して
    振動ユニットを支持する弾性体とを備え、振動ユニット
    は、振動用コイルとボイスコイルとの間にギャップを設
    けて配置されたマグネットと、このマグネットを支持す
    る支持体とを備え、 マグネットのN極とS極とがボイスコイルの径方向に沿
    って位置しており、振動用コイルへの低周波電流の印加
    により振動ユニットが振動し、ボイスコイルへの高周波
    電流の印加によりダイヤフラムが振動することを特徴と
    する電磁型アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 弾性体は、振動方向におけるケースと振
    動ユニットとの間に介在していることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の電磁型アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 振動ユニットを振動方向にスライド可能
    に支持するシャフトを設けたことを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載の電磁型アクチュエータ。
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