JP2002336230A - 位相コントラスト画像生成方法および装置並びにプログラム - Google Patents

位相コントラスト画像生成方法および装置並びにプログラム

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JP2002336230A
JP2002336230A JP2001146130A JP2001146130A JP2002336230A JP 2002336230 A JP2002336230 A JP 2002336230A JP 2001146130 A JP2001146130 A JP 2001146130A JP 2001146130 A JP2001146130 A JP 2001146130A JP 2002336230 A JP2002336230 A JP 2002336230A
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wavelength radiation
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JP2001146130A
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Hideyuki Sakaida
英之 境田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/48Diagnostic techniques
    • A61B6/484Diagnostic techniques involving phase contrast X-ray imaging

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相コントラスト撮影方法により得られた複
数の放射線画像について、位相差が2πを越えても正確
な位相差を反映させた位相コントラスト画像を得る。 【解決手段】 検出パネル31を移動させつつ、被写体
21を透過した長波長のX線12Lを検出パネル31に
照射し、複数の撮影位置において被写体のX線画像を表
す画像データSLnを得る。同様に短波長のX線12S
を用いて画像データSSnを得る。各画像データSL
n,SSnに基づいて、長短両波長のX線12L、12
Sにおける被写体21を透過することにより生じる位相
差を位相差算出手段41において算出し、各位相差に基
づいて長波長X線12Lの位相差を補正して真の位相差
を取得し、これに基づいて、位相コントラスト画像を表
す画像データS1を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体に照射され
た放射線を、被写体からの距離が異なる複数位置におい
て検出して複数の放射線画像を得、これら複数の放射線
画像を用いて位相コントラスト画像を生成する位相コン
トラスト画像生成方法および装置並びに位相コントラス
ト画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体に放射線(X線,α
線,β線,γ線,電子線,紫外線等)を照射して、被写
体を透過した放射線を蓄積性蛍光体シートや複数の検出
素子を2次元状に配列させた放射線検出パネル等の検出
器により検出して、被写体の放射線画像を表す画像デー
タを得、この画像データに種々の画像処理を施した後に
再生に供することが行われている。
【0003】ここで、蓄積性蛍光体シートを用いる方法
は、被写体を透過した放射線エネルギーの一部が蓄積さ
れ、その後励起光を照射すると蓄積されたエネルギーに
応じた光量の輝尽発光光を発する蓄積性蛍光体(輝尽性
蛍光体)を利用して、被写体の放射線画像情報をシート
状の蓄積性蛍光体(すなわち蓄積性蛍光体シート)に記
録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で
走査して輝尽発光光を発生させ、発生した輝尽発光光を
光電的に読み取って被写体の放射線画像を表す画像デー
タを得る方法である。また、放射線検出パネルを用いる
方法は、複数の検出素子が2次元状に配設された放射線
検出パネルを利用し、これに照射された放射線量に応じ
た電気信号を各検出素子において生成し、この電気信号
に基づいて被写体の放射線画像を表す画像データを得る
方法である。
【0004】ところで、このようにして得られる放射線
画像は、被写体における透過放射線の強度差を画像とし
て表したものである。例えば、骨部と軟部とを含む被写
体を撮影した場合、骨部を透過した放射線は大きく減衰
するため、検出器に達する放射線量は少なくなるが、軟
部を透過した放射線はそれほど減衰しないため、検出器
に達する放射線量は比較的多くなる。したがって、この
ような被写体の場合、骨部が白く軟部が黒く表現された
コントラスト差が大きい、すなわち情報量の多い放射線
画像が得られる。
【0005】しかしながら、例えば乳癌診断のように、
被写体が主として軟部のみから構成されるものである場
合、組織による放射線減衰量の差がそれほど大きくない
ため、コントラスト差が小さい、すなわち情報量が少な
い放射線画像しか得られない。
【0006】このため、被写体を透過することにより生
じる放射線の位相差を可視化する位相コントラスト撮影
方法が提案されている。この位相コントラスト撮影方法
は、放射線は光と同様に電磁波であって波が進行して伝
搬することから、2つの異なる物質に放射線を照射した
場合、物質中での放射線の伝わり方の相違により、物質
の透過の前後で放射線の波の位相が異なって位相差が生
じる、という事実に基づいて被写体の撮影を行うもので
ある。ここで、被写体が軟部の場合には、放射線の減衰
量の差よりも放射線の位相差の方が大きくなるため、位
相コントラスト撮影方法により撮影を行って放射線の位
相差を位相コントラスト画像として表すことにより、軟
部に含まれる組織の微妙な相違を可視化することかでき
る。なお、位相コントラスト撮影方法については、「Pe
ter Cloetens, et al., "Quantitative aspects of coh
erent hard X-ray imaging: Talbot image and hologra
phic reconstruction", Proc, SPIE, Vol.3154(1977),
72-82(文献1)」および「Peter Cloetens, et al., "
Hard x-ray phase imaging using simple propagation
of a coherent synchrotron radiation beam", J.Phys.
D:Appl. Phys.32(1999), A145-A151(文献2)」にそ
の詳細が記載されている。これらの文献によると、被写
体からの距離が異なる複数の撮影位置において2次元検
出器を用いて撮影を行うことにより複数の放射線画像を
表す画像データを得、複数の画像データを用いて予め定
められたアルゴリズムに基づく演算を行うことにより、
位相コントラスト画像を生成することができる。
【0007】ここで、図7に示すように、真空中を進む
放射線が物体100を透過する際の物体100上の位置
(x,y)における位相変化量φ(x,y)は、下記の
式(1)により算出することができる。
【数1】 但し、λ:放射線の波長 n(x,y,z):物体100の屈折率
【0008】したがって、真空中(n=1)を進む放射
線と物体100を透過した放射線との位相差Δφは、下
記の式(2)により算出される。
【数2】
【0009】ここで、物体100の屈折率が位置によら
ず一定であるとすると、n(x,y,z)=nであるた
め、式(2)は下記の式(3)に示すものとなる。
【数3】
【0010】一般に、真空中の屈折率と物体100の屈
折率との差(1−n)は、物体100の原子数Nおよび
放射線の波長λの2乗に比例する。したがって、1−n
=aNλ2とすると(aは原子数や波長に依存しない定
数)、式(3)は下記の式(4)に示すものとなる。
【数4】
【0011】式(4)に示すように、同じ物体に放射線
を照射する場合、より長波長の放射線を使用することに
より、位相差Δφを大きくすることができる。したがっ
て、位相コントラスト撮影方法においては、長波長の放
射線を使用することにより、得られる位相コントラスト
画像において微小な組織の相違を視認しやすくすること
ができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、位相差
Δφが大きくなり、それが2πを越える場合には、位相
コントラスト画像撮影方法により得られる位相差は正確
でなくなる。すなわち、図8に示すように、物体を透過
することにより生じる放射線の位相変化量が2πよりも
小さい0,π/2,π,3π/2である場合には、物体
の透過前後の放射線の波形が異なるものとなるため、上
記位相コントラスト撮影方法により正確な位相差を反映
した位相コントラスト画像を得ることができるが、位相
シフト量が2πおよび4πの場合には、物体の透過前後
で放射線の波形が同一となってしまうため、位相コント
ラスト画像に正確な位相差を反映させることができな
い。したがって、放射線の波長を長波長化しても、物体
の透過により生じる位相差が2kπ(k:0以外の整
数)を越えてしまうと、2kπ分の位相差については検
出することができないため、得られる位相コントラスト
画像において2kπ分の位相差を反映できなくなってし
まう。
【0013】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、位相差が2kπを越えても正確な位相差を反映した
位相コントラスト画像を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による位相コント
ラスト画像生成方法は、被写体に長波長放射線および短
波長放射線を照射し、前記被写体を透過した長波長放射
線および短波長放射線を、前記被写体からの距離が異な
る複数位置において検出して、該各位置における長波長
放射線による複数の長波長放射線画像および短波長放射
線による複数の短波長放射線画像を取得し、前記複数の
長波長放射線画像および前記複数の短波長放射線画像に
基づいて、前記被写体を透過することにより生じる前記
長波長放射線および前記短波長放射線の位相差をそれぞ
れ算出し、前記長波長位相差および前記短波長位相差に
基づいて、前記長波長位相差を補正して補正長波長位相
差を取得し、該補正長波長位相差に基づいて位相コント
ラスト画像を生成することを特徴とするものである。
【0015】ここで、本発明においては被写体に複数の
放射線を照射するが、より波長が長い放射線を長波長放
射線、より波長が短い放射線を短波長放射線とする。
【0016】なお、本発明による位相コントラスト画像
生成方法においては、前記長波長放射線画像および前記
短波長放射線画像を、前記複数位置において同時に取得
するようにしてもよい。
【0017】複数の画像データの取得は、被写体を透過
した放射線の進行方向における予め定められた撮影位置
に複数の検出器を配設し、各検出器により放射線を検出
することにより取得してもよく、被写体を透過した放射
線の進行方向に1つの検出器を移動させ、予め定められ
た撮影位置において、被写体を透過した放射線を検出器
に照射することにより取得してもよい。
【0018】長波長放射線および短波長放射線の波長の
差は大きいほど好ましいが、わずかな差であってもよ
い。好ましくは、短波長放射線の波長が長波長放射線の
波長の半分以下である。なお、短波長放射線の波長は被
写体を透過することにより生じる位相差が2π未満とな
るものとする必要がある。
【0019】本発明による位相コントラスト画像生成装
置は、被写体に長波長放射線および短波長放射線を照射
する放射線源と、前記被写体を透過した長波長放射線お
よび短波長放射線を、前記被写体からの距離が異なる複
数位置において検出して、該各位置における長波長放射
線による複数の長波長放射線画像および短波長放射線に
よる複数の短波長放射線画像を取得する検出手段と、前
記複数の長波長放射線画像および前記複数の短波長放射
線画像に基づいて、前記被写体を透過することにより生
じる前記長波長放射線および前記短波長放射線の位相差
をそれぞれ算出する位相差算出手段と、前記長波長位相
差および前記短波長位相差に基づいて、前記長波長位相
差を補正して補正長波長位相差を取得し、該補正長波長
位相差に基づいて位相コントラスト画像を生成する補正
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0020】なお、本発明による位相コントラスト画像
生成装置においては、前記検出手段を、前記長波長放射
線画像および前記短波長放射線画像を、前記複数位置に
おいて同時に取得する手段としてもよい。
【0021】なお、本発明による位相コントラスト画像
生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
として提供してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、長波長放射線および短
波長放射線により、複数の長波長放射線画像および複数
の短波長放射線画像が取得され、これら長波長放射線画
像および短波長放射線画像に基づいて、被写体を透過す
ることにより生じる長波長放射線および短波長放射線の
位相差がそれぞれ算出される。そして、長波長位相差お
よび短波長位相差に基づいて長波長位相差が補正され、
補正された長波長位相差に基づいて位相コントラスト画
像が算出される。ここで、短波長放射線は被写体の透過
の前後で位相差が2π未満となるようにその波長が定め
られているため、短波長位相差を用いることにより、長
波長放射線が被写体を透過することにより生じる位相差
が2kπを越えている場合であっても、正確な位相差を
反映した補正長波長位相差を取得することができる。し
たがって、正確な位相差を反映させた位相コントラスト
画像を生成することができる。
【0023】また、複数位置において長波長放射線画像
および短波長放射線画像を同時に取得することにより、
長波長放射線画像および短波長放射線画像を別個に取得
する場合と比較して、位相コントラスト画像を生成する
までの処理時間を短縮することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態
による位相コントラスト画像生成装置を適用した位相コ
ントラスト撮影装置の構成を示す概略ブロック図であ
る。図1に示すように、この位相コントラスト撮影装置
は、被写体に長波長および短波長のX線を照射するX線
源10と、被写体21を支持する被写体支持部20と、
被写体21を透過した長波長および短波長のX線を検出
して被写体の複数の長波長X線画像を表す画像データS
Ln(n=1〜N)および複数の短波長X線画像を表す
画像データSSn(n=1〜N)を得る記録部30と、
画像データSLnおよび画像データSSnを用いて位相
コントラスト画像データS1を得る演算部40とを備え
る。
【0025】X線源10は、シンクロトロン放射光を発
する線源11と、シンクロトロン放射光を単色X線(以
下単にX線とする)12に単色化する結晶13と、結晶
13におけるX線12の反射角度を変更する角度変更部
14とを備える。そして、線源11から発せられたシン
クロトロン放射光を結晶13において反射させることに
より単色のX線12が得られる、この際、角度変更部1
4により結晶13の反射角度を変更することにより、結
晶13において反射された後のX線12の波長が異なる
ものとなって、長波長のX線12Lおよび短波長のX線
12Sが得られる。なお、X線12Lの波長をλL、X
線12Sの波長をλSとする。
【0026】被写体支持部20は被写体21を支持する
支持台24を備える。
【0027】記録部30は、2次元状に配列された複数
の検出素子からなる検出パネル31と、被写体21を透
過したX線12L,12Sの進行方向に対して平行な方
向に検出パネル31を移動させる移動手段32と、検出
パネル31の移動経路上において予め設定された複数の
撮影位置において、検出パネル31を構成する複数の検
出素子から電気信号を読み出して各撮影位置における画
像データSLn,SSnを得る読出手段33とを備え
る。
【0028】なお、移動手段32は、検出パネル31を
支持する、雌ネジ部が形成された支持部35と、X線1
2の進行方向と平行な方向に延在するとともに支持部3
5の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部36と、雄ネジ部36
をX線12の進行方向に伸びる回転軸を中心として回転
させるモータ37と、モータ37の駆動および停止を制
御する制御部38とを備える。そして、制御部38によ
りモータ37を駆動することにより雄ネジ部36が回転
され、その回転方向に応じて支持部35すなわち検出パ
ネル31が被写体21に近づく方向および被写体21か
ら離れる方向に移動する。
【0029】演算部40は、画像データSLnおよびS
Snに基づいて、長波長X線12Lが被写体21を透過
することにより生じる位相差を算出するとともに、短波
長X線12Sが被写体21を透過することにより生じる
位相差を算出する位相差算出手段41と、各位相差に基
づいて長波長位相差を補正して、位相コントラスト画像
を表す画像データS1を得る補正手段42とを備える。
【0030】位相差算出手段41は、上記文献1に記載
された方法により、複数の画像データSLn,SSnに
基づいて、長波長および短波長位相差を得る。以下、文
献1に記載された方法について説明する。被写体の透過
率が下記の式(5)により表されるとする。
【数5】 但し、T(x,y):透過率関数 A(x,y):透過率強度関数 ψ(x,y):位相シフト量関数 (x,y):検出パネル31上の位置を表す座標値
【0031】ここで、透過率強度が無視できるような薄
い物体(すなわちA(x,y)が1に近い)である場
合、下記の式(6)に示すように、被写体21と検出パ
ネル31との距離dn(n=1〜N)において撮影され
た画像Idn(x,y)をフーリエ変換することにより得
られた空間周波数成分Idn(fx,fy)用いて、位相
シフト量の空間周波数成分が算出される。ここで、画像
dn(x,y)は、距離dnにおいて取得された画像デ
ータSLn,SSnにより表される画像の位置(x,
y)における画素値を用いればよい。また、式(6)に
おいてはX線12L,12S双方の波長をλとして示し
ている。
【数6】 但し、N:画像データSLn,SSnの数 f:空間周波数 ψL(fx,fy≠0),ψS(fx,fy≠0):周
波数が0でないときの位相シフト量の空間周波数成分 Idn(fx,fy):Idn(x,y)の空間周波数成分
【0032】そして、位相シフト量の空間周波数成分を
逆フーリエ変換することにより、位相シフト量ψL
(x,y),ψS(x,y)を算出することができる。
このように算出された位相シフト量ψL(x,y),ψ
S(x,y)が、長波長および短波長の位相差となる。
【0033】
【0034】なお、ここでは透過率強度が無視できるA
(x,y)が1に近い場合を想定しているが、厚い物体
についても同様のアルゴリズムを用いて位相シフト量を
算出することができるものである。
【0035】ここで、長波長のX線12Lが被写体21
を透過する際に生じる位相シフト量すなわち長波長位相
差ΔφL(=ψL(f≠0))が2πであるとすると、
図2の■に示すようにその波形からは位相は被写体を透
過したものと真空中を通過するものとで同一であると判
断される。一方、短波長のX線12Sが被写体21を透
過する際に生じる位相シフト量すなわち短波長位相差Δ
φS(=ψS(f≠0))については、図2の●に示す
ように被写体を透過したものと真空中を通過するものと
で異なるものとなる。
【0036】補正手段42においては、長波長位相差Δ
φLおよび短波長位相差ΔφSの関係を用いることによ
り、長波長X線12の位相差を補正して真の位相差を得
るようにしたものである。以下この補正について詳細に
説明する。
【0037】上記図2に示すように、上記式(6)を用
いて位相シフト量を求めて位相差を得ることができるの
は、位相差が0〜2πの範囲にある場合のみである。ま
た、上記式(4)から、 ΔφL/λL=ΔφS/λS (7) の関係が成立する。式(7)を変形すると、 ΔφL=(λL/λS)・ΔφS (8) となるが、位相差ΔφSは0〜2πの範囲の値を採るた
め、位相差ΔφLは0〜(λL/λS)・2πの範囲で
求めることができることとなる。補正手段42において
は、上記式(8)の関係を用いた下記の式(9)によ
り、短波長位相差ΔφSからΔφL′を算出する。 ΔφL′=(λL/λS)・ΔφS (9)
【0038】ここで真の位相差Δφ1は下記の式(1
0)により表すことができる。 Δφ1=ΔφL+2mπ(m:整数) (10) 図3に示すように、真の位相差Δφ1が(ΔφL′−π
〜ΔφL′+π)の範囲内にあるものとして、整数mを
求める。すなわち、 ΔφL′−π≦Δφ1=ΔφL+2mπ<ΔφL′+π (11) であるため、式(11)を変形すると、 (ΔφL′-ΔφL)/2π-1/2≦m<(ΔφL′-ΔφL)/2π-1/2 (12) となり、整数mを求めることができる。そして、式(1
2)により算出した整数mおよび式(10)に基づいて
真の位相差Δφ1を算出する。ここで、真の位相差Δφ
1を例えば8ビットの値に割り当てることにより、位相
コントラスト画像を表す画像データS1が得られる。
【0039】次いで、第1の実施形態の動作について説
明する。図4は第1の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。まず、角度変更部14により結晶13を長
波長のX線12Lを反射可能な角度に設定し、線源11
を駆動してシンクロトロン放射光を結晶13において反
射させることにより、X線源10から単色の長波長X線
12Lを出射して、被写体21に長波長X線12Lを照
射する(ステップS1)。これと同時に、制御部38に
よりモータ37を駆動して、検出パネル31を被写体2
1に最も近い初期位置から離れる方向に移動させる(ス
テップS2)。そして、移動に応じて複数の撮影位置に
おいて読出手段33により検出パネル31を構成する複
数の検出素子の電気信号を読み出して、各撮影位置にお
ける画像データSLnを取得する(ステップS3)。
【0040】次いで、角度変更部14により結晶13を
短波長のX線12Sを反射可能な角度に設定し、線源1
1を駆動してシンクロトロン放射光を結晶13において
反射させることにより、X線源10から単色の短波長X
線12sを出射して、被写体21にX線12Sを照射す
る(ステップS4)。これと同時に、制御部38により
モータ37を駆動して、検出パネル31を被写体21に
最も近い初期位置から離れる方向に移動させる(ステッ
プS5)。そして、移動に応じて複数の撮影位置におい
て読出手段33により検出パネル31を構成する複数の
検出素子の電気信号を読み出して、各撮影位置における
画像データSSnを取得する(ステップS6)。なお、
ここでは長波長X線12Lによる画像データSLnの取
得を先に行っているが、短波長X線12Sによる画像デ
ータSSnの取得を先に行ってもよい。
【0041】このようにして、画像データSLnおよび
画像データSSnが取得されると、演算部40の位相差
算出手段41において、上記式(6)により長波長X線
12Lが被写体21を透過することにより生じる長波長
位相差ΔφLおよび短波長X線12Sが被写体21を透
過することにより生じる短波長位相差ΔφSがそれぞれ
算出される(ステップS6)。そして、補正手段42に
おいて長波長位相差ΔφLが補正されて真の位相差Δφ
1が算出され、これに基づいて位相コントラスト画像を
表す画像データS1が取得され(ステップS7)、処理
を終了する。なお、画像データS1はモニタによる再
生、あるいはプリンタによるプリント出力に供される。
【0042】ここで、長波長X線12Lを用いた場合、
被写体21を透過することにより生じる長波長位相差Δ
φLは比較的大きな値として得られるため、この長波長
位相差ΔφLを用いて位相コントラスト画像を生成する
ことにより、微小な組織の相違を認識しやすくすること
ができる。しかしながら、位相差は0〜2πの範囲の値
しか採ることができないため、2πを越える位相差が生
じた場合には、2π分の位相差を位相コントラスト画像
に繁栄させることはできない。一方、短波長X線12S
を用いた場合、短波長位相差ΔφSは比較的小さな値と
なるため、微小な組織の相違を検出することは困難とな
るが、0〜2πの範囲内において大きな組織の相違を検
出することができる。したがって、本実施形態のよう
に、長波長および短波長のX線12L,12Sを用いて
長波長および短波長の位相差ΔφL,ΔφSを取得し、
これらに基づいて、長波長位相差ΔφLを補正して真の
位相差Δφ1を得、この真の位相差Δφ1に基づいて位
相コントラスト画像を取得することにより、長波長放射
線12Lが被写体21を透過することにより生じる位相
差が2πを越えている場合であっても、正確な位相差を
反映した位相コントラスト画像を取得することができ
る。
【0043】次いで、本発明の第2の実施形態について
説明する。図5は本発明の第2の実施形態による位相コ
ントラスト画像生成装置を適用した位相コントラスト撮
影装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、第2
の実施形態において第1の実施形態と同一の構成につい
ては同一の参照番号を付し、詳細な説明は省略する。第
2の実施形態においては、長波長X線12Lおよび短波
長X線12Sを同時に被写体21に照射し、各撮影位置
において画像データSLnおよび画像データSSnを同
時に取得するようにした点が第1の実施形態と異なる。
このため、第2の実施形態においては、X線源(10′
とする)が、線源11から発せられたシンクロトロン放
射光を反射させて長波長のX線12Lを得るための結晶
13Aおよびシンクロトロン放射光を反射させて短波長
のX線12Sを得るための結晶13Bを備え、記録部
(30′とする)において、間に銅板のようなフィルタ
50を挟んだ2つの検出パネル31A,31Bを支持部
35により支持し、2つの検出パネル31A,31Bに
同時に被写体21を透過した長波長および短波長のX線
12L,12Sを照射するようにし、演算部(40′と
する)の位相差算出手段41の前段に設けられた画像算
出手段43において、各撮影位置における検出パネル3
1A,31Bから得られる画像データSA,SBに基づ
いて、画像データSLn,SSnを得るようにしたもの
である。
【0044】ここで、被写体21を透過した長波長およ
び短波長のX線12L,12Sは、検出パネル31A,
31Bに到達する直前は、X線12Lの波長λLによる
回折縞およびX線12Sの波長λSによる回折縞とが重
なった状態となっている。この際、被写体21に近い側
の検出パネル31Aに照射されるX線12L、12Sの
強度をそれぞれI1,I2とすると、被写体21から離れ
た側の検出パネル31Bに照射されるX線12L、12
Sの強度は、それぞれα11,α22と表すことができ
る。ここで、α1,α2はフィルタ50を構成する物質の
波長λL,λSにおける減弱係数の値から求められる既
知の値である。
【0045】そして、検出パネル31A,31Bにそれ
ぞれ照射されるX線(X線12LとX線12Sとを合わ
せたもの)の強度をそれぞれX1,X2とすると、X1
1+I2、X2=α11+α22である。したがって、
下記の式(13)に示す演算を行うことにより、各波長
λL,λsに対応するX線の強度I1,I2を求めること
ができる。ここで、検出パネル31A,31Bにそれぞ
れ照射されるX線の強度は、検出パネル31A,31B
からそれぞれ得られる画像データSA,SBに対応し、
X線の強度I1,I2は各撮影位置において得られる画
像データSLn,SSnに対応することから、式(1
3)から求められる下記の式(14)により、1回の撮
影で画像データSLn,SSnを得ることができる。な
お、画像算出手段43においては、式(14)の演算を
行うことにより、画像データSLn,SSnが得られ
る。
【数7】
【0046】なお、上記第2の実施形態においては、フ
ィルタ50を挟んで配設された2つの検出パネル31
A,31Bを移動させて複数の画像データSLn,SS
nを取得しているが、図6に示す第3の実施形態のよう
に、フィルタ50を挟んで配設された2枚の蓄積性蛍光
体シート61,62からなる複数組(ここでは3組)の
シートペア60A,60B,60Cを使用し、予め定め
られた撮影位置に複数組のシートペア60A,60B,
60Cをそれぞれ配設して、各撮影位置における撮影を
同時に行うようにしてもよい。
【0047】このようにしてシートペア60A,60
B,60Cを用いた場合には、各シートペア60A,6
0B,60Cを構成する蓄積性蛍光体シート61,62
に励起光を照射して輝尽発光光を発生させ、この輝尽発
光光を光電的に読み取る読取手段70において、第2の
実施形態における画像データSA,SBをそれぞれ取得
し、式(8)の演算を行うことにより、画像データSL
n,SSnが得られる。
【0048】なお、上記第1および第2の実施形態にお
いては、線源11としてシンクロトロン放射光を発する
ものを用いているが、これに限定されるものではない。
また、被写体21に照射するX線12として単色X線を
用いているが、単色X線に限定されるものではない。
【0049】また、上記第1から第3の実施形態におい
ては、被写体21にX線を照射しているが、X線以外の
他の放射線(α線,β線,γ線,電子線,紫外線等)を
用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による位相コントラス
ト画像生成装置を適用した位相コントラスト撮影装置の
構成を示す概略ブロック図
【図2】位相差を説明するための図
【図3】位相差の補正を説明するための図
【図4】第1の実施形態の動作を示すフローチャート
【図5】本発明の第2の実施形態による位置合わせ装置
を適用した位相コントラスト撮影装置の構成を示す概略
ブロック図
【図6】本発明の第3の実施形態による位置合わせ装置
を適用した位相コントラスト撮影装置の構成を示す概略
ブロック図
【図7】位相シフト量の算出を説明するための図
【図8】位相差を説明するための図
【符号の説明】 10,10′ X線源 11 線源 12L,12S X線 13,13A,13B 結晶 20 被写体支持部 21 被写体 30,30′ 記録部 31,31A,31B 検出パネル 32 移動手段 33 読出手段 40,40′ 演算部 41 位相差算出手段 42 補正手段 43 画像算出手段 50 フィルタ 60A,60B,60C シートペア 61,62 蓄積性蛍光体シート 70 読取手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G001 AA01 AA20 BA11 CA01 GA01 GA06 GA19 HA07 HA09 HA13 HA20 KA01 4C093 AA30 CA04 DA06 EA04 EA07 EB17 EC29 FD20 FF50 5B057 AA07 BA03 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CD14 CE11 CH08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体に長波長放射線および短波長放
    射線を照射し、 前記被写体を透過した長波長放射線および短波長放射線
    を、前記被写体からの距離が異なる複数位置において検
    出して、該各位置における長波長放射線による複数の長
    波長放射線画像および短波長放射線による複数の短波長
    放射線画像を取得し、 前記複数の長波長放射線画像および前記複数の短波長放
    射線画像に基づいて、前記被写体を透過することにより
    生じる前記長波長放射線および前記短波長放射線の位相
    差をそれぞれ算出し、 前記長波長位相差および前記短波長位相差に基づいて、
    前記長波長位相差を補正して補正長波長位相差を取得
    し、該補正長波長位相差に基づいて位相コントラスト画
    像を生成することを特徴とする位相コントラスト画像生
    成方法。
  2. 【請求項2】 前記長波長放射線画像および前記短波
    長放射線画像を、前記複数位置において同時に取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の位相コントラスト画像
    生成方法。
  3. 【請求項3】 被写体に長波長放射線および短波長放
    射線を照射する放射線源と、 前記被写体を透過した長波長放射線および短波長放射線
    を、前記被写体からの距離が異なる複数位置において検
    出して、該各位置における長波長放射線による複数の長
    波長放射線画像および短波長放射線による複数の短波長
    放射線画像を取得する検出手段と、 前記複数の長波長放射線画像および前記複数の短波長放
    射線画像に基づいて、前記被写体を透過することにより
    生じる前記長波長放射線および前記短波長放射線の位相
    差をそれぞれ算出する位相差算出手段と、 前記長波長位相差および前記短波長位相差に基づいて、
    前記長波長位相差を補正して補正長波長位相差を取得
    し、該補正長波長位相差に基づいて位相コントラスト画
    像を生成する補正手段とを備えたことを特徴とする位相
    コントラスト画像生成装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記長波長放射線画
    像および前記短波長放射線画像を、前記複数位置におい
    て同時に取得する手段であることを特徴とする請求項3
    記載の位相コントラスト画像生成装置。
  5. 【請求項5】 被写体に長波長放射線および短波長放
    射線を照射する手順と、 前記被写体を透過した長波長放射線および短波長放射線
    を、前記被写体からの距離が異なる複数位置において検
    出して、該各位置における長波長放射線による複数の長
    波長放射線画像および短波長放射線による複数の短波長
    放射線画像を取得する手順と、 前記複数の長波長放射線画像および前記複数の短波長放
    射線画像に基づいて、前記被写体を透過することにより
    生じる前記長波長放射線および前記短波長放射線の位相
    差をそれぞれ算出する手順と、 前記長波長位相差および前記短波長位相差に基づいて、
    前記長波長位相差を補正して補正長波長位相差を取得
    し、該補正長波長位相差に基づいて位相コントラスト画
    像を生成する手順とをコンピュータに実行させるための
    プログラム。
  6. 【請求項6】 前記長波長放射線画像および前記短波
    長放射線画像を取得する手順は、前記長波長放射線画像
    および前記短波長放射線画像を、前記複数位置において
    同時に取得する手順であることを特徴とする請求項5記
    載のプログラム。
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