JP2002335614A - 海底機器 - Google Patents

海底機器

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JP2002335614A
JP2002335614A JP2001139501A JP2001139501A JP2002335614A JP 2002335614 A JP2002335614 A JP 2002335614A JP 2001139501 A JP2001139501 A JP 2001139501A JP 2001139501 A JP2001139501 A JP 2001139501A JP 2002335614 A JP2002335614 A JP 2002335614A
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Makoto Hayakawa
誠 早川
Shuichi Watanabe
修一 渡邊
Taiichi Takeda
泰一 武田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/08Cable junctions
    • H02G15/10Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes
    • H02G15/12Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes for incorporating transformers, loading coils or amplifiers
    • H02G15/14Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes for incorporating transformers, loading coils or amplifiers specially adapted for submarine cables
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • H02G1/06Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for laying cables, e.g. laying apparatus on vehicle
    • H02G1/10Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for laying cables, e.g. laying apparatus on vehicle in or under water

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  • Power Engineering (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海底ケーブル敷設の過程で海底ケーブルと共
に送られる海底中継機器がつかえてしまうトラブルの発
生を回避することを課題とする。 【解決手段】 海底中継機器本体101とブーツ部10
2,103との間に、この部分の空間141の一部を占
めるスペーサ機構140を設ける。スペーサ機構140
は、腕部108aに遊びをもって嵌合しており、且つ、
ブーツ102側から順に並んでいる、円板形状の第1、
第2、及び第3のスペーサ121、122,123より
なる。第1、第2、及び第3のスペーサ121、12
2,123の径D1、D2、D3は、D3>D2>D1
>の関係にある。第1、第2、及び第3のスペーサ12
1、122,123は、腕部108aに対して傾斜さ
れ、空間の開口を狭くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底ケーブルの途
中の箇所に設けてあり、海底ケーブルと共に海底に敷設
される海底機器に関する。
【0002】ここで、「海底機器」とは、海底中継機
器、海底分岐機器、利得等価器等の海底に敷設される機
器をいう。
【0003】通信用の海底ケーブルは、海底に敷設され
て遠く離れた陸と陸と間をつないでいる。敷設された海
底ケーブルの途中の箇所に、海底中継機器、海底分岐機
器、利得等価器等が設けてある。
【0004】説明の便宜上、海底ケーブルを海底に敷設
する設備及び海底ケーブルを海底に敷設する作業につい
て説明する。
【0005】海底ケーブルの敷設作業は、図1に示すよ
うに、リニアケーブルエンジン装置20、シーブ30及
び海底ケーブル埋設機40を備えている海底ケーブル敷
設用の船10に、海底ケーブル及び海底中継機器を積み
込み、敷設船10が敷設ルートに沿って矢印A1方向に
移動させることによって、海底ケーブル50及び海底中
継機器60が敷設船10から矢印A2方向に引き出され
て、海底70に敷設される。
【0006】リニアケーブルエンジン装置20は、図2
(A),(B)に示すように、複数のゴムタイヤ21−
1〜21−6、22−1〜22−6がZ1―Z2の上下
に対向して水平方向に並んでおり、中央部には、ケーブ
ルガイド27,28がY1―Y2の左右側から対向して
いる構成である。ゴムタイヤ21−1〜21−6、22
−1〜22−6は、上下方向に移動可能であり、油圧機
構(図示の便宜上、ばね性部材で示す)25,26によ
って互いに接近する方向に付勢されている。ケーブルガ
イド27,28も左右方向に移動可能であり、油圧機構
(図示の便宜上、ばね性部材で示す)23,24によっ
て互いに接近する方向に付勢されている。このリニアケ
ーブルエンジン装置20は、船内に設置してあり、敷設
船10から引き出される海底ケーブル50及び海底中継
機器60を案内し、且つ、敷設船10から引き出される
海底ケーブル50にテンションを付与する。
【0007】シーブ30は、敷設船10の船尾に設けて
あり、敷設船10から引き出される海底ケーブル50及
び海底中継機器60を案内する。
【0008】海底ケーブル埋設機40は、海底ケーブル
を敷設する海底が浅い場合に、沈められて、敷設船10
に牽引されて海底を滑るように移動され、溝を掘り、海
底ケーブル及び海底中継機器を溝内に導き、溝を埋める
機能を有する。海底ケーブル及び海底中継機器を海底に
埋めるのは、魚網等が海底ケーブル及び中継機器にひっ
かからないようにするためである。埋設機40は、図3
に示すように、先頭側にベルマウス41を有し、このベ
ルマウス41から矢印A2方向側の部分に、複数のロー
ラ42−1〜42−n,43−1〜43−nが上下に対
向して水平方向に並んでいる構成である。この複数のロ
ーラ42−1〜42−n,43−1〜43−nは、上下
方向に移動可能であり、油圧機構(図示の便宜上、ばね
性部材で示す)44,45によって互いに接近する方向
に付勢されている。
【0009】海底ケーブルを敷設する作業を行うときに
は、海底ケーブル50及び海底中継機器60は以下のよ
うに動く。海底ケーブル50及び海底中継機器60は、
先ず、敷設船10内を移動し、リニアケーブルエンジン
装置20のゴムタイヤ21、22によって挟まれて案内
され、敷設船10から引き出される海底ケーブル50に
テンションTが付与されるようになる。海底ケーブル5
0はテンションTが付与された状態で、シーブ30に案
内されて敷設船の外部に引き出され、海中に入り、海中
に潜って海底に到って、海底に敷設される。
【0010】浅い海の場合には、敷設船の外部に引き出
された海底ケーブル50は、図3に示すように、ベルマ
ウス41に沿うように案内されて埋設機40内に入り、
複数のローラローラ42−1〜42−n,43−1〜4
3−nによって案内され、埋設機40によって海底に掘
られた溝の内部に導かれる。
【0011】上記のように、敷設船内に並べて積み込ま
れている状態の海底中継機器60が、敷設船内を移動
し、敷設船外に出て、海中に入り、海底に到ってここに
敷設されるまでの間に、海底中継機器60は、複数の箇
所に湾曲した部分を通過すると共に、リニアケーブルエ
ンジン装置20内に入り込み、これを通り抜け、且つ、
シーブ30を乗り越え、最後に、海底ケーブル埋設機4
0内に入り込み、これを通り抜ける。
【0012】海底中継機器60は、敷設性の高いこと、
即ち、海底ケーブルを敷設する作業が中断されること無
く円滑に行われる構造であること、具体的には、敷設作
業の途中でつかえてしまうことが起きない構造であるこ
とが必要である。
【0013】なお、リニアケーブルエンジン装置20は
船上にあるため、送りがつかえても対応が可能であるけ
れども、海底ケーブル埋設機40は海中にあるため、送
りがつかえた場合に対応が困難である。よって、海底ケ
ーブル埋設機40内での海底中継機器60の送りのつか
えが起きないことが特に重要である。
【0014】ここで、ベルマウス41は、埋設機40内
に入る直前の海底ケーブル50及び海底中継機器60を
ベルマウス41の上側のガイド面41bに沿うように案
内する役割を有する。ベルマウス41の形状は、海底ケ
ーブル50及び海底中継機器60がベルマウス41のガ
イド面41bに当って滑りつつ移動する限りは、海底中
継機器60の送りのつかえが起きないように定めてあ
る。また、ベルマウス41の下側の角部には、ローラ4
1aが設けてある。ローラ41aは、ベルマウス41に
入りつつある海底中継機器60を支持して、海底中継機
器60の移動に伴なって回転して、海底中継機器60の
埋設機40内への進入が円滑に行われるようにするため
に設けてある。
【0015】
【従来の技術】図4は従来の海底中継機器80を示す。
海底中継機器80は、電子部品及び光学部品が組み込ま
れている中央の筒状の本体部81と、この本体部81の
両端側の円錐形状のブーツ84,85とを有する。本体
部81は、両側に張り出している筒状のジョイントリン
グ82、83を有する。ブーツ84,85から延びてい
る腕部86の先端がジンバル継ぎ手87によってジョイ
ントリング82、83と接続してあり、且つ、ブーツ8
4,85とジョイントリング82、83との間が、ベロ
ーズ88,89によって覆われている。ブーツ84,8
5は、本体部81に対して任意の方向に自由に屈曲可能
である。海底ケーブルを敷設する作業が円滑に行われる
ようにするためである。
【0016】上記の腕部86は、ブーツ84,85が本
体部81に対して任意の方向に自由に屈曲できるように
するためには、必要である。
【0017】海底中継機器80の重量は、約500kgと
重く、一つのブーツだけでも、約50kgと重い。
【0018】図2(A)に示すように、リニアケーブル
エンジン装置20のケーブルガイド27,28は、ゴム
タイヤ21−3と22−3との間より送り出されたブー
ツ84を左右方向に折れ曲がることを防止するために設
けてある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】腕部86とベローズ8
8,89との間は、空間90である。このため、ゴムタ
イヤ21−3と22−3との間より送り出されたブーツ
84がケーブルガイド27,28の間を滑って移動し
て、ベローズ88がケーブルガイド27,28の間に到
ったときに、ケーブルガイド27,28がベローズ88
を潰して空間90内に食い込む。ケーブルガイド27,
28の空間90内への食い込み量が多い場合には、ジョ
イントリング82の端面がケーブルガイド27,28に
ぶつかって、海底中継機器80の送りがリニアケーブル
エンジン装置20の途中で止まってしまうトラブルが起
きてしまう虞れがあった。
【0020】また、埋設機40内でも、図3に示すよう
に、ローラ42,43がベローズ88を撓ませて潰して
空間90内に食い込んで、ジョイントリング82の端面
がローラ42,43にぶつかって、海底中継機器80の
送りが埋設機40の途中で止まってしまうトラブルが起
きてしまう虞れがあった。
【0021】近年の通信量の増加に伴って、海底中継機
器80は、本体部81の外径とブーツ84の外径との差
が大きくなる傾向にあり、上記のトラブルが発生し易い
傾向にある。
【0022】また、海中や海底の状態が悪い場合、或い
は敷設船が埋設機40のコントロールを誤った場合に
は、敷設船外に送り出されて海中に入っている海底ケー
ブルがふらついて、海底中継機器80が、図3中二点鎖
線で示すように、埋設機40内に入る直前の位置でふら
ついて不安定となって、図5に示すように、ベルマウス
41のガイド面41bから浮いて離れてしまう。20
0,201は、ベルマウス41のガイド面41bと海底
中継機器80との間に形成された大きい隙間である。海
底中継機器80が、ふらついて不安定となって、図5に
示すように、ベルマウス41のガイド面41bから浮い
て離れて大きい隙間200,201が形成された状態と
なると、ジョイントリング82の端面が埋設機40のベ
ルマウス41の下側の角部のローラ41aに近づいて、
このローラ41aにぶつかって、ジンバル部がローラ4
1aを挟み込んで、海底中継機器80の送りが埋設機4
0のベルマウス41の箇所で止まってしまうトラブルが
起きてしまう虞れがあった。
【0023】そこで、本発明は、上記課題を解決した海
底機器を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、海底
機器本体と、ブーツ部と、ブーツ部から延びている腕部
の端を支持するジンバル継ぎ手とを有する海底機器にお
いて、海底機器本体とブーツ部との間に、この間の空間
の一部を占めるスペーサ機構を設けた構成としたもので
ある。
【0025】このスペーサ機構は、海底ケーブル敷設の
過程で海底ケーブル敷設装置の一部を受け止めて、これ
が上記の空間内に深く入り込むことを制限する。
【0026】請求項2の発明は、請求項1記載の海底機
器において、スペーサ機構は、海底機器本体の端の外径
と同等又はこの外径より小さい外径を有する、円板形状
を有し且つ中心開口を有する複数のスペーサを有し、各
スペーサが、上記腕に緩く嵌合して並んでいる構成とし
たものである。
【0027】各スペーサが腕に緩く嵌合して並んでいる
ことによって、各スペーサが腕の軸線方向に移動される
と共に、腕に対して容易に傾斜する。このことによっ
て、ブーツ部が海底機器本体に対して折れ曲がることは
少しも制限されないようになる。
【0028】各スペーサが腕に対して傾斜されることに
よって、海底機器本体とブーツ部との間の空間の開口の
幅を狭くし、又は、この空間を二つに分断する。分断さ
れた二つの空間の夫々は、開口の幅が狭くなる。空間の
開口の幅が狭くなることによって、海底ケーブル敷設装
置の一部が空間内に深く入り込むことが制限される。
【0029】各スペーサが腕に対して傾斜されることに
よって、空間内入り込んだ海底ケーブル敷設装置の一部
が空間から抜け出しを容易にするための傾斜面が形成さ
れる。
【0030】また、各スペーサは円板形状であるため、
海底機器のその軸線に関する向きがどのようであって
も、各スペーサが海底ケーブル敷設装置の一部に対して
正常に作用するようになる。
【0031】請求項3の発明は、請求項1記載の海底機
器において、スペーサ機構は、海底機器本体の端の外径
と同等又はこの外径より小さい外径であって、外径が夫
々異なる円板形状を有し且つ中心開口を有する複数のス
ペーサを有し、各スペーサが、上記腕に緩く嵌合して、
外径がブーツ部側から順次大きい順に並んでいる構成と
したものである。
【0032】複数のスペーサが、その外径がブーツ部側
から順次大きい順に並んでいる構成は、各スペーサが腕
に対して傾斜された場合に、同じ外径のスペーサが並ん
でいる構成に比べて、なだらかな傾斜面を形成する。
【0033】請求項4の発明は、請求項2又請求項3記
載の海底機器において、各スペーサは、中心開口の部分
にリブを有する構成としたものである。
【0034】リブが設けてあることによって、隣り合う
スペーサの間に隙間が形成される。この隙間は、隣り合
うスペーサ間での摩擦を少なくして、複数のスペーサが
斜めに傾斜する動作が円滑に行われるようにする。
【0035】請求項5の発明は、請求項2又請求項3記
載の海底機器において、各スペーサは、一対の半割り部
材を組合わせてなる構造としたものである。
【0036】一対の半割り部材を組合わせることによっ
て、各スペーサは容易に組み立てられる。
【0037】
【発明の実施の形態】図6は本発明の一実施例になる海
底中継機器100を示す。海底中継機器100は、中央
の筒状の本体部101と、この本体部101の両端側の
円錐形状のブーツ102、103とを有する。ブーツ1
02、103は、海底ケーブル50の端に固定してあ
り、ブーツ102、103より海底ケーブル50が延び
ている。図6中、Xは海底中継機器100の長手方向、
Zは図6に示す状態におけるけ海底中継機器100の高
さ方向、Yは紙面に垂直の方向である。
【0038】本体部101は、電子部品及び光学部品が
組み込まれているユニット104と、この両側の筒状の
ジョイントリング105、106とを有する。ジョイン
トリング105、106の内部には、ユニット104か
ら引き出されており、螺旋状に巻かれているケーブル1
07が収容されている。ジョイントリング105、10
6は、端側にテーパ状の周面105a、106aを有
し、端側に端面105b、106bを有する。
【0039】図7、図8及び図9に示すように、ブーツ
102の端から延びている円柱形状の腕部108aの先
端がジンバル継ぎ手110によってジョイントリング1
05と接続してある。
【0040】ジンバル継ぎ手110は、ジンバルリング
111と、ピン112と、ジンバル113と、ピン11
4とを有する。
【0041】ジンバルリング111は、ジョイントリン
グ105にピン112によって支持されており、Z軸に
関して約90度の範囲で回動して折れ曲がることが可能
である。ジンバル113は、腕部108aと、腕部10
8aの先端の略球状の球状部108bとよりなる。球状
部108bがジンバルリング111の内部に収まって、
ピン114によって支持されている。ジンバル113
は、ジンバルリング111に対して、Y軸に関して約9
0度の範囲で回動して折れ曲がることが可能である。
【0042】ブーツ102とジョイントリング105と
の間に、ブーツ102の本体部101に対する折れ曲が
り動作を制限しないで、ローラ等が空間126の内部に
落ち込むことを制限するスペーサ機構140が設けてあ
る。
【0043】次に、このスペーサ機構140について説
明する。
【0044】スペーサ機構140は、円柱形状の腕部1
08aに遊びをもって嵌合しており、且つ、ブーツ10
2側から順に並んでいる、円板形状の第1、第2、及び
第3のスペーサ121、122,123によって構成さ
れる。各スペーサ121、122,123の厚さtは、
約10mmと薄い。
【0045】この第1、第2、及び第3のスペーサ12
1、122,123は、ブーツ102とジョイントリン
グ105との間のX方向の開口幅寸法がW1である空間
126を埋めている。第1、第2、及び第3のスペーサ
121、122,123は、互いに独立であり、後述す
るように、同じ方向に傾斜される。第1、第2、及び第
3のスペーサ121、122,123は、ベリリウム銅
合金製である。
【0046】第1、第2、及び第3のスペーサ121、
122,123は中心に開口121a、122a,12
3aを有する。この開口121a、122a,123a
の径D10は、腕部108aの径D11より、寸法Δa
大きい。第1、第2、及び第3のスペーサ121、12
2,123と腕部108aとの間には、隙間124が存
在する。この隙間124は、第1、第2、及び第3のス
ペーサ121、122,123が斜めに傾斜出来るよう
にするために設けてある。
【0047】ここで、第1、第2、及び第3のスペーサ
121、122,123に代えて、厚い円錐台形状の一
つスペーサを設けることも考えられる。しかし、厚い円
錐台形状の一つスペーサにあっては、上記のようにスペ
ーサを3つ独立して設けた構成に比べて、傾斜されにく
い。
【0048】また、第1、第2、及び第3のスペーサ1
21、122,123は、各開口121a、122a,
123aの部分に、X2方向に突き出している環状のリ
ブ121b、122b,123bを有する。環状のリブ
121b、122b,123bが存在することによっ
て、隣り合う第1、第2、及び第3のスペーサ121、
122,123の間に隙間125が形成される。この隙
間125によって、第1、第2、及び第3のスペーサ1
21、122,123が密着しないようになり、第1、
第2、及び第3のスペーサ121、122,123間の
摩擦が軽減される。よって、図13に示す第1、第2、
及び第3のスペーサ121、122,123が同じ方向
へ傾斜する動作が円滑に行われ、第1、第2、及び第3
のスペーサ121、122,123は図13に示すよう
に傾斜され、傾斜された第1、第2、及び第3のスペー
サ121、122,123の両側の空間143,144
は略等しい開口幅W11、W12に形成される。また、
隙間125が存在することによって、各第1、第2、及
び第3のスペーサ121、122,123の重量が軽く
なっており、スペーサ機構140の組立て作業がしやす
くなっている。
【0049】第1のスペーサ121は径D1、第2のス
ペーサ122は径D2、第3のスペーサ123は径D3
を有する。ブーツ102の端の径はDbである。ジョイ
ントリング104のテーパ状の端の径はDmである。
【0050】ここで、径は、径Dmが径D3と略同じ又
は径D3より大きく、径D1が径Dbと略同じ又は径D
bより大きく、径D2が径D1より大きく且つ径D3よ
り小さい関係にある。即ち、Dm≧D3>D2>D1≧
Dbの関係にある。
【0051】第1、第2、及び第3のスペーサ121、
122,123の径D1、D2、D3についてみると、
D3>D2>D1>の関係にある。
【0052】また、各スペーサ121、122,123
は、丸みを有する外周面121c、122c,123c
を有する。
【0053】また、スペーサ121は、図9(A)に示
すように、対をなす略半円形の半割り部材130,13
1を腕部108aを囲むように組み合わせ、両側からね
じ132,133を締めて固定することによって、腕部
108aと嵌合して取り付けられる。
【0054】図9(A)及び図10(A),(B)に示
すように、半割り部材130の突き合わされる面130
aには、ピン130b,穴130c、ねじ穴130dが
形成してある。また、半割り部材130には、ねじ13
2が挿入される穴130eが形成してある。別の半割り
部材131の突き合わされる面131aには、ピン13
1b,穴131c、ねじ穴131dが形成してある。ま
た、半割り部材131には、ねじ133が挿入される穴
131eが形成してある。また、各半割り部材130、
131は、中心側に、半円形のリブ部130f、131
fを有する。ピン130b、131bは、上記の面13
0a、130bのうち広い面積の部分であるリブ部13
0f、131fの箇所に設けてあり、ピン130b、1
31bの径dは約8mmと太い。太いピン130b,1
31bが対応する穴131c、130cに嵌合してお
り、スペーサ121は高い機械的強度を有している。
【0055】この半割り部材130,131は、ピン1
30b、131bが夫々穴131c、130cに嵌合す
ることによって、所定の向きでのみ組合わされるように
なっている。図9(B)に示すように、半割り部材13
1を表裏逆の向きで組合わせようとしても、組合わされ
ず、組立ての誤りは起きない。また、ピン130b,1
31bが対応する穴131c、130cに嵌合すること
によって、半割り部材130,131の位置が決まり、
ねじ132、133を締める作業が作業性良く行われ
る。
【0056】また、上記の半割り部材130,131
は、本体は同一部材であり、ピン130を圧入した箇所
が相違するだけである。
【0057】図6中、ブーツ103の本体部101に対
する継ぎ部分の構造は、上記の構造と同じであり、スペ
ーサ機構140Aが設けてある。その説明は省略する。
【0058】次に、上記構成になるスペーサ機構140
の動作について説明する。
【0059】i ブーツ102が本体部101に対して
曲がるとき;図11は、ブーツ102が本体部101に
対してZ2方向に曲がったときの状態を示す。ブーツ1
02が曲がるにつれて、第3のスペーサ123がジョイ
ントリング104に当り、ジョイントリング104によ
って相対的に押されて腕部108aに対して反時計方向
に回動され、第3のスペーサ123が第2、第1のスペ
ーサ122、121を押して、第2、第1のスペーサ1
22、121も腕部108aに対して反時計方向に回動
されて傾斜する。ブーツ102の曲がりは、第1、第
2、及び第3のスペーサ121、122,123によっ
ては少しも制限されない。第1、第2、及び第3のスペ
ーサ121、122,123は、図11に示す状態とな
る。
【0060】図12は、ブーツ102が本体部101に
対してZ1方向に曲がったときの状態を示す。第1、第
2、及び第3のスペーサ121、122,123は、腕
部108aに対して時計方向に回動されて傾斜される。
【0061】ii スペーサ機構140がローラ42―
n,43−nの箇所を通過するとき;図3に示すよう
に、海底中継機器100が埋設機40内に入りX1方向
に送られ、スペーサ機構140が上下のローラ42―
n,43−nに対向すると、第1、第2、及び第3のス
ペーサ121、122,123はローラ42―n,43
−nによって相対的にX2方向に押され、図13及び図
14中、破線で示すように、X2方向に寄せられ、続い
て、図13に示すように、反時計方向に回動されて角度
θ傾斜されるか、或いは、図14に示すように、時計方
向に回動されて角度θ傾斜される。第1、第2、及び第
3のスペーサ121、122,123は、互いに面方向
にずれつつ、第3のスペーサ123の一部がジョイント
リング104の端面104bに当るまで傾斜される。
【0062】図13に示す状態では、腕部108aより
Z1側には、符号141で示す略V字形状の空間が形成
される。空間141の開口幅W10は、図8の空間12
6の開口幅W1より狭い。空間126よりX2方向側に
は、第3、第2、及び第1のスペーサ123、122,
121の丸みを有する外周面123c、122c,12
1cがX2とZ1との間の方向に連なって成形された斜
めの面142が形成される。面142は、ジョイントリ
ング104のテーパ状の周面104aにつながってい
る。第1、第2、及び第3のスペーサ121、122,
123が互いに面方向にずれていることによって、面1
42はなだらかに傾斜した面となっている。面142の
水平面に対する傾斜角αは約45度と小さい。
【0063】腕部108aよりZ2側は、空間126が
第1、第2、及び第3のスペーサ121、122,12
3によって二つに仕切られた状態となり、符号143で
示す空間と、符号144で示す空間とが形成される。空
間143の開口幅W11及び空間144の開口幅W12
は、共に、空間126の開口幅W1の半分以下である。
【0064】次に、ローラ42―n,43−nの動きに
ついて説明する。
【0065】ローラ42―n,43−nが相対的にX2
方向に移動される状態で説明する。
【0066】ローラ42―nはブーツ102の端に到る
と、実線で示すように、空間141内に入る。続いて、
ローラ42―nは、二点鎖線で示すように、斜めの面1
42を登って、空間141より抜け出し、ジョイントリ
ング104のテーパ状の周面104aに到る。
【0067】ここで、第1には、開口幅W10が開口幅
W1より狭くてローラ42―nの空間141内への入り
込み量は小さいことにより、第2には、面142がなだ
らかな傾斜面であることによって、空間141内に入っ
たローラ42―nの空間141からの抜け出しは円滑に
行われる。
【0068】ローラ43―nは、第1、第2、及び第3
のスペーサ121、122,123を飛び石として、最
初に空間143を乗り越え、続いて空間144を乗り越
えて、ジョイントリング104のテーパ状の周面104
aに到る。
【0069】図14に示す状態では、下側のローラ43
―nが、図13に示す状態でのローラ42―nと同じく
動作し、上側のローラ42―nが、図13に示す状態で
のローラ43―nと同じく動作する。
【0070】よって、海底中継機器100は埋設機40
の内部を途中でつかえることなく円滑に通過する。
【0071】iii スペーサ機構140が不安定な状態
で埋設機40に導かれるとき;海中や海底の状態が悪い
場合、或いは敷設船が埋設機40のコントロールを誤っ
た場合には、図5に示すように、海底中継機器100が
ふらついて不安定な状態で埋設機40に導かれるように
なってしまう。ここで、海底中継機器100がふらつい
た不安定な状態は、ジョイントリング105の端がロー
ラ41aにぶつかって、ジンバル部がローラ41aを挟
み込んでしまう危険性を有する状態である。
【0072】この海底中継機器100がふらついた不安
定な状態は、図15に示す状態であり、ブーツ102の
本体部101に対する曲げの方向は、図12に示す状態
と同じである。
【0073】第1、第2、及び第3のスペーサ121、
122,123は、腕部108aに対して時計方向に回
動されて傾斜されている。
【0074】また、腕部108aよりZ1側は、ブーツ
102の端とジョイントリング104の端面104bと
の間の幅が拡がって図8に示す開口幅W1の約1.5倍
となって、W15となる。しかし、拡がった空間は、第
1、第2、及び第3のスペーサ121、122,123
によって二つに仕切られた状態となり、符号145示す
空間と、符号146で示す空間とが形成される。空間1
45の開口幅W15及び空間146の開口幅W16は、
共に、図8に示す空間126の開口幅W1の約半分であ
る。
【0075】ローラ41aは、第1、第2、及び第3の
スペーサ121、122,123を飛び石として、最初
に空間145を乗り越え、続いて空間146を乗り越え
て、ジョイントリング105のテーパ状の周面105a
に到る。
【0076】よって、海中や海底の状態が悪い場合、或
いは敷設船が埋設機40のコントロールを誤った場合に
おいても、海底中継機器100は埋設機40の入り口で
つかえることなく埋設機40の内部に円滑に導かれる。
【0077】iv スペーサ機構140がケーブルガイド
27,28の箇所を通過するとき;海底中継機器100
が前記のリニアケーブルエンジン装置20内を送られ、
スペーサ機構140がケーブルガイド27,28に対向
すると、図16に示すように、第1、第2、及び第3の
スペーサ121、122,123はケーブルガイド2
7,28によって相対的にX2方向に押され、実線で示
すように、X2方向に寄せられ、続いて、反時計方向に
回動されて破線で示すように傾斜され、スペーサ機構1
40は傾斜面142を形成する。ケーブルガイド27
は、スペーサ機構140が形成した傾斜面142によっ
て相対的に案内されて、空間141を相対的に乗り越え
て、ジョイントリング104のテーパ状の周面104a
に到る。ケーブルガイド28は、傾斜したスペーサ機構
140によってY2方向に押され、スペーサ機構140
の端に支持されつつ相対的に移動して、空間141を相
対的に乗り越えて、ジョイントリング104のテーパ状
の周面104aに到る。
【0078】なお、第1、第2、及び第3のスペーサ1
21、122,123が図15中、実線で示す状態に保
たれる場合でも、ケーブルガイド27,28は第1、第
2、及び第3のスペーサ121、122,123の周囲
の部分によって案内されて、空間141を相対的に乗り
越えて、ジョイントリング104のテーパ状の周面10
4aに到る。
【0079】よって、海底中継機器100はリニアケー
ブルエンジン装置20の内部も途中でつかえることなく
円滑に通過する。
【0080】また、海底中継機器100は円柱状であ
り、縦横は特定されず、敷設の過程でその軸線方向から
みたときの向きは定まらない。しかし、各スペーサ12
1、122,123は円形であるため、海底中継機器1
00がどの向きであっても、各スペーサ121、12
2,123はローラ42、43等に対して正常に機能す
る。
【0081】また、海底中継機器100が図6中、左側
のブーツ103を先頭にして移動される場合もある。こ
の場合には、ブーツ103側のスペーサ機構140Aが
上記のスペーサ機構140と同様に動作する。
【0082】なお、本発明は、上記の海底中継機器に限
らず、情報の分岐を行う海底分岐機器、利得等価器にも
適用可能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、海底機器本体と、ブーツ部と、ブーツ部から延びて
いる腕部の端を支持するジンバル継ぎ手とを有する海底
機器において、海底機器本体とブーツ部との間に、この
間の空間の一部を占めるスペーサ機構を設けた構成とし
たものであるため、このスペーサ機構が、海底ケーブル
敷設の過程で海底ケーブル敷設装置の一部を受け止め
て、これが上記の空間内に深く入り込むことを制限し、
よって、海底ケーブル敷設の過程で海底ケーブルと共に
送られる海底機器がつかえてしまうトラブルの発生を回
避することが出来、よって、海底ケーブル敷設を作業性
良く行うことが出来る。
【0084】また、請求項1の発明は、通信量が増えて
海底機器本体の外径が大きくなることが予想される将来
の海底機器に適用して効果を有する。
【0085】請求項2の発明は、請求項1記載の海底機
器において、スペーサ機構は、海底機器本体の端の外径
と同等又はこの外径より小さい外径を有する、円板形状
を有し且つ中心開口を有する複数のスペーサを有し、各
スペーサが、上記腕に緩く嵌合して並んでいる構成とし
たものであるため、各スペーサが腕に緩く嵌合して並ん
でいることによって、各スペーサが腕の軸線方向に移動
されると共に、腕に対して容易に傾斜することが出来、
このことによって、ブーツ部が海底機器本体に対して折
れ曲がることは少しも制限されないように出来る。ま
た、各スペーサが腕に対して傾斜されることによって、
海底機器本体とブーツ部との間の空間の開口の幅を狭く
し、又は、この空間を二つに分断し、分断された二つの
空間の夫々は、開口の幅が狭くなり、空間の開口の幅が
狭くなることによって、海底ケーブル敷設装置の一部が
空間内に深く入り込むことを制限することが出来る。ま
た、各スペーサが腕に対して傾斜されることによって、
空間内入り込んだ海底ケーブル敷設装置の一部が空間か
ら抜け出しを容易にするための傾斜面が形成され、空間
内に入り込んだ海底ケーブル敷設装置の一部が空間の外
に抜け出る動作を円滑に行うことが出来る。
【0086】また、各スペーサは円板形状であるため、
海底機器のその軸線に関する向きがどのようであって
も、各スペーサが海底ケーブル敷設装置の一部に対して
正常に作用するようにすることが出来る。
【0087】請求項3の発明は、請求項1記載の海底機
器において、スペーサ機構は、海底機器本体の端の外径
と同等又はこの外径より小さい外径であって、外径が夫
々異なる円板形状を有し且つ中心開口を有する複数のス
ペーサを有し、各スペーサが、上記腕に緩く嵌合して、
外径がブーツ部側から順次大きい順に並んでいる構成と
したものであるため、各スペーサが腕に対して傾斜され
た場合に形成される傾斜面が、同じ外径のスペーサを並
んでおり、これが傾斜された場合に形成される傾斜面に
比べてなだらかとなり、よって、空間内に入り込んだ海
底ケーブル敷設装置の一部が空間の外に抜け出る動作を
より円滑に行うことが出来る。
【0088】請求項4の発明は、請求項2又請求項3記
載の海底機器において、各スペーサは、中心開口の部分
にリブを有する構成としたものであるため、リブが設け
てあることによって、隣り合うスペーサの間に隙間が形
成され、この隙間によって、隣り合うスペーサ間での摩
擦を少なくして、複数のスペーサが斜めに傾斜する動作
が円滑に行われるように出来る。
【0089】請求項5の発明は、請求項2又請求項3記
載の海底機器において、各スペーサは、一対の半割り部
材を組合わせてなる構造としたものであるため、一対の
半割り部材を組合わせることによって、各スペーサを容
易に組み立てて、スペーサ機構を作業性良く行うことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】海底ケーブルの敷設作業を説明する図である。
【図2】リニアケーブルエンジン装置を示す図である。
【図3】海底ケーブル埋設機を示す図である。
【図4】従来の海底中継機器を示す図である。
【図5】海底中継機器の不安定な状態の1例を示す図で
ある。
【図6】本発明の一実施例になる海底中継機器を示す図
である。
【図7】図6中、ブーツを本体部へつないでいる継ぎ手
部分の斜視図である。
【図8】図7に示す継ぎ手部分の正面図である。
【図9】スペーサの構造を示す図である。
【図10】半割り部材を示す図である。
【図11】ブーツが本体部に対してZ2方向に曲がった
ときのスペーサ機構の状態を示す図である。
【図12】ブーツが本体部に対してZ1方向に曲がった
ときのスペーサ機構の状態を示す図である。
【図13】海底中継機器が海底ケーブル埋設機内を通る
ときのスペーサ機構の動作及びローラの動きを示す図で
ある。
【図14】海底中継機器が海底ケーブル埋設機内を通る
ときのスペーサ機構の別の動作及びローラの動きを示す
図である。
【図15】海底中継機器が不安定な状態で海底ケーブル
埋設機に導かれたときの状態を示す図である。
【図16】海底中継機器がリニアケーブルエンジン装置
内を通るときのスペーサ機構の動作及びケーブルガイド
の動きを示す図である。
【符号の説明】
20 リニアケーブルエンジン装置 40 海底ケーブル埋設機 50 海底ケーブル 100 海底中継機器 101 本体部 102、103 ブーツ 104、105 ジョイントリング 108 腕部 110 ジンバル継ぎ手 121 第1のスペーサ 122 第2のスペーサ 123 第3のスペーサ 124、125 隙間 126 空間 130、131 半割り部材 140 スペーサ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 泰一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5G369 AA06 BA02 BB02 DA02 EA01 5G375 AA08 BA27 CA02 CA19 CC02 CD07 CD17 DB42 EA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形状を有しており、信号の処理を行う
    海底機器本体と、海底ケーブルの端を固定しており、海
    底機器本体の両端側に配してある円錐形状のブーツ部
    と、該海底機器本体の端に設けてあり、該ブーツ部から
    延びている腕部の端を支持するジンバル継ぎ手とを有
    し、該海底機器本体の端の外径が該ブーツ部の端の外径
    より大きい構成であり、海底ケーブル敷設装置によって
    海中に敷設される海底機器において、 上記海底機器本体と上記ブーツ部との間に、この間の空
    間の一部を占めるスペーサ機構を設けた構成としたこと
    を特徴とする海底機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の海底機器において、 上記スペーサ機構は、 上記海底機器本体の端の外径と同等又はこの外径より小
    さい外径を有する、円板形状を有し且つ中心開口を有す
    る複数のスペーサを有し、 各スペーサが、上記腕に緩く嵌合して並んでいる構成で
    あることを特徴とする海底機器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の海底機器において、 上記スペーサ機構は、 上記海底機器本体の端の外径と同等又はこの外径より小
    さい外径であって、外径が夫々異なる円板形状を有し且
    つ中心開口を有する複数のスペーサを有し、 各スペーサが、上記腕に緩く嵌合して、外径がブーツ部
    側から順次大きい順に並んでいる構成であることを特徴
    とする海底機器。
  4. 【請求項4】 請求項2又請求項3記載の海底機器にお
    いて、 各スペーサは、中心開口の部分にリブを有する構成であ
    ることを特徴とする海底機器。
  5. 【請求項5】 請求項2又請求項3記載の海底機器にお
    いて、 各スペーサは、一対の半割り部材を組合わせてなる構造
    であることを特徴とする海底機器。
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