JP2002335497A - サブピクチャ表示倍率変換方法及び装置 - Google Patents

サブピクチャ表示倍率変換方法及び装置

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JP2002335497A
JP2002335497A JP2001140278A JP2001140278A JP2002335497A JP 2002335497 A JP2002335497 A JP 2002335497A JP 2001140278 A JP2001140278 A JP 2001140278A JP 2001140278 A JP2001140278 A JP 2001140278A JP 2002335497 A JP2002335497 A JP 2002335497A
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JP2001140278A
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Hiroaki Ito
博明 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブピクチャのデータ形態に適合する状態で
良好な拡大、縮小などの加工処理を行なうことができる
ようにする。 【解決手段】 副映像デコーダ18は、トップフィール
ド用、ボトムフィールド用のランレングス圧縮されたピ
クセルデータをデコードとして、フィールド毎に出力す
る。フレームバッファ20はフィールド毎のデコードデ
ータを合成しフレームデータの形で格納する。副映像加
工処理部21は、システム制御部15の制御に基づき拡
大、縮小などの加工処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルバーサ
タイルディスク(DVD)にDVDビデオ規格に基づいて記録
されたようなサブピクチャを再生し、拡大、縮小などの
加工処理を施す場合に有効なサブピクチャ表示倍率変換
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DVDビデオ規格においては、主映像デー
タとは別に、字幕などの副映像のための映像データいわ
ゆる“サブピクチャ”を独立した形で記録できるように
定められている。
【0003】このサブピクチャデータの構造では、イン
ターレース方式による再生を考慮し、トップフィール
ド、ボトムフィールドが定義されている。また、サブピ
クチャデータは、ビットマップデータとして記録され
る。
【0004】再生装置は、ディスクより上記ビットマッ
プデータを読み取り、デコードを行い、フィールド毎に
出力し、デコードされた主映像に合成することができ
る。
【0005】サブピクチャデータに関する技術は、例え
ば、U.S.P.5,758,007に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、再生装置に
は、次に述べるような要求に応えるために、サブピクチ
ャに対して主映像とは独立した倍率変換を行なう機能が
要求されることがある。
【0007】1.NTSC方式で記録されたタイトルをPAL
方式のディスプレイで、または、PAL方式で記録された
タイトルをNTSC方式のディスプレイで鑑賞したという要
求。
【0008】2.字幕の表示倍率を変更したいという要
求。
【0009】従来、映像データをデータ段階で拡大する
ための技術としては、各種の技術がある。基本的には、
上下の走査線を用いてライン補間を行い拡大を行なう技
術がある。しかしながら、この技術は、DVD再生装置に
おけるサブピクチャを拡大するために適用されてはいな
い。サブピクチャを拡大する処理を行うためには、サブ
ピクチャのソースのデータ形態に着目し、品質を損なわ
ないように処理する必要がある。
【0010】そこで、この発明はサブピクチャのデータ
形態に適合する状態で良好な拡大、縮小などの加工処理
を行なうことができるサブピクチャ表示倍率変換方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、トップフィールド・ボトムフィールド
の繰り返しとして再生される映像情報を一旦フレームメ
モリにフィールド合成して格納し、この合成されたフレ
ームデータに対して拡大などの加工処理を施すようにし
たことを特徴とする。
【0012】またこの発明は、トップフィールド用、ボ
トムフィールド用のランレングス圧縮されたピクセルデ
ータにより構築されたサブピクチャデータをデコードす
る副映像デコーダと、この副映像デコーダからのトップ
フィールド用のデータと、ボトムフィールド用のデータ
とを合成しフレームデータの形態で格納するフレームバ
ッファ手段と、このフレームバッファ手段からのフレー
ムデータを用いて拡大、縮小などの加工処理を行なう副
映像加工処理手段とを備える。
【0013】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1は、この発明が適用されたディスク再
生装置の概略構成を示している。DVDビデオディスク1
1はディスクドライブ部12により回転駆動及び制御さ
れる。ディスク11に記録されている信号は、信号再生
部13により光学的に読取られ、電気的な信号に変換さ
れる。信号再生部13では、再生された高周波信号に対
して、DVD規格に対応した復調が行なわれ、次にエラー
訂正が行なわれる。
【0015】再生された情報は、オーディオ(A)、ビ
デオ(V)、サブピクチャ(SP)情報分離部14に入力
され、オーディオパケット、ビデオパケット、サブピク
チャパケット毎に分離される。
【0016】また再生された情報のうち、管理情報は、
システム制御部15に取り込まれる。管理情報は、DVD
規格により定められた情報であり、タイトル情報、属性
情報、プログラムチェーン情報などが存在する。
【0017】オーディオパケットは、オーディオでコー
ダ16に入力されてデコードされ、ビデオパケットはビ
デオデコーダ17に入力されてデコードされる。そして
サブピクチャパケットは、副映像デコーダ18に入力さ
れてデコードされる。
【0018】副映像デコーダ18からは、トップフィー
ルドと、ボトムフィールドのデータが出力される。この
トップフィールドとボトムフィールドのデータは、スイ
ッチ19により選択され、フレームバッファ20に格納
される。このフレームバッファ20の出力は、副映像加
工処理部21に入力されて、拡大、あるいは縮小などの
処理をうける。
【0019】副映像加工処理部21の出力は、ビデオデ
コーダ17からの出力である主映像と合成するために、
合成部22に入力される。操作部23は、再生装置のプ
レイ、ストップ、副映像の拡大、縮小処理などを指示す
るための操作信号を入力するためのものである。操作部
23の出力は、システム制御部15に入力され、その内
容が解析される。システム制御部15は、操作入力の解
析結果に応じて各ブロックの動作開始、停止、データ処
理タイミング、処理内容などを設定する。
【0020】図2(A),(B)は本発明の装置の要部の
基本的動作を説明するために示した図である。
【0021】本発明の装置では、副映像デコーダ18か
ら出力されるトップフィールドとボトムフィールドのデ
ータが図2(A)に示すように、交互にフレームバッフ
ァ20に蓄積された様子を示している。丸の部分がピク
セルデータである。そして、白丸と黒丸の部分で絵柄が
形成されているものとする。
【0022】本発明の装置では、このようにトップフィ
ールドとボトムフィールドのデータを合成した後に、拡
大或は縮小処理を行なう。図2(B)には、拡大処理を
行った場合に、副映像加工処理部21から出力されるピ
クセルのアレンジ状態を示している。この場合は、フレ
ームバッファ20の同じアドレス(水平走査に対応す
る)のデータが2回読み出しされたのと等価である。
【0023】図2(C)は、本発明を採用せずに、つま
り、デコーダ18から出力されるトップフィールドと、
ボトムフィールドのデータを合成せずにそのままそれぞ
れ2回づつ使用した例を示していている。図2(B)と図
2(C)の点線で示すエッジ部を比較すると分るよう
に、図2(B)の絵柄のエッジがスムーズである。
【0024】つまり、本発明のようにトップフィールド
と、ボトムフィールドを先に合成し、次に、拡大処理を
行なった方が絵柄のエッジがスムーズになることが分
る。
【0025】図3は、DVDビデオ規格における記録情報
のフォーマットを示している。
【0026】ビデオファイル(ビデオオブジェクトセッ
ト)は、階層構造であり、1つのファイルは、複数のビ
デオオブジェクト(VOB)で構成され、1つのVOB
は、複数のビデオオブジェクトユニット(VOBU)で
構成され、1つのVOBUは、複数パックから構成され
る。複数のパックとしては、制御パック(DVD-ROMでは
ナビゲーションパック、DVD−RAMではRDIパックと証さ
れる)、ビデオ(V)パック、オーディオ(A)パック、
サブピクチャ(SP)パックが存在する。
【0027】ナビゲーションパックは、ストリーム数、
アングル切換情報などを有する。RDIパックはリアル
タイムデータインフォーメーションパック(RDI_P
CK)と称される。
【0028】このパックには、これが属するVOBUの
最初のフィールドが再生される開始時間を示す情報、当
該VOBUの記録時を示す情報、製造者情報(MNF
I)などを含む。また、ディスプレイコントロール情報
(DCI)及びコピーコントロール情報(CCI)を含
む。ディスプレイコントロール情報は、アスペクト比情
報、サブタイトルモード情報、フィルムカメラモード情
報を示す。
【0029】Vパックは、ビデオデータがMPEG2の
方式で圧縮されたもので、パックヘッダ、パケットヘッ
ダ、ビデオデータ部で構成される。Aパックは、オーデ
ィオデータが、例えばリニアPCMあるいはMPEG,
あるいはAC3などの方式で処理されたものであり、パ
ックヘッダ、パケットヘッダ、オーディオデータ部で構
成される。
【0030】上記のサブピクチャパックを集合すると、
図4に示すようなサブピクチャユニットが構築される。
このサブピクチャユニットは、サブピクチャユニットヘ
ッダ(SPUH)、ピクセルデータ、サブピクチャ表示制御
シーケンステーブルから構成される。サブピクチャユニ
ットヘッダには、サブピクチャユニットのサイズ、及び
表示制御シーケンステーブルの先頭アドレスなどが記述
されている。ピクセルデータは、さらにトップフィール
ド用と、ボトムフィールド用が別々に存在する。サブピ
クチャ表示制御シーケンステーブルには、表示開始時刻
や表示シーケンスコマンドが含まれており、副映像の画
面上の表示位置、表示カラーなどを決めることができ
る。
【0031】なお上記の説明では、サブピクチャデータ
は、光学式ディスクであるDVDビデオから読取ったもの
として説明した。しかしこれに限らず、サブピクチャデ
ータは、通信手段を介して取り込まれたものであっても
よい。またディスクに限らず半導体などの記憶媒体から
取り込まれたものであっても良いことは勿論である。
【0032】さらに上記説明では、サブピクチャを2倍
に拡大した例を示したが、これに限定されるものではな
い。拡大率は、さらに大きくてもよく、また逆に縮小す
る機能を含んでもよい。また、拡大のアスペクト比を変
更できるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によると、
サブピクチャのデータ形態に適合する状態で良好な拡
大、縮小などの加工処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す構成図。
【図2】この発明の要部の動作を説明するための説明
図。
【図3】DVD規格のコンテンツの階層構造を示す説明
図。
【図4】副映像ユニットのデータ構造の説明図。
【符号の説明】
11…DVDビデオディスク、12…ディスクドライブ
部、13…信号再生部、14…オーディオ(A)、ビデ
オ(V)、サブピクチャ(SP)情報分離部、15…シス
テム制御部、16…オーディオでコーダ、17…ビデオ
デコーダ、18…副映像デコーダ、19…スイッチ、2
0…フレームバッファ、21…副映像加工処理部、22
…合成部、23…操作部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップフィールド・ボトムフィールドの
    繰り返しとして再生される映像情報を一旦フレームメモ
    リにフィールド合成して格納し、この合成されたフレー
    ムデータに対して拡大などの加工処理を施すようにした
    ことを特徴とするサブピクチャ表示倍率変換方法。
  2. 【請求項2】 トップフィールド用、ボトムフィールド
    用のランレングス圧縮されたピクセルデータにより構築
    されたサブピクチャデータをデコードする副映像デコー
    ダと、 この副映像デコーダからのトップフィールド用のデータ
    と、ボトムフィールド用のデータとを合成しフレームデ
    ータの形態で格納するフレームバッファ手段と、 このフレームバッファ手段からのフレームデータを用い
    て拡大、縮小などの加工処理を行なう副映像加工処理手
    段とを具備したことを特徴とするサブピクチャ表示倍率
    変換装置。
  3. 【請求項3】 前記副映像デコーダに入力するサブピク
    チャデータは、光学式記録媒体から情報を読み取り出力
    する手段からのデータであることを特徴とする請求項2
    記載のサブピクチャ表示倍率変換装置。
  4. 【請求項4】 前記副映像デコーダに入力するサブピク
    チャデータは、通信手段を介して取り込まれたデータで
    あることを特徴とする請求項2記載のサブピクチャ表示
    倍率変換装置。
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