JP2002335263A - 情報端末通信システム - Google Patents

情報端末通信システム

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JP2002335263A
JP2002335263A JP2001137658A JP2001137658A JP2002335263A JP 2002335263 A JP2002335263 A JP 2002335263A JP 2001137658 A JP2001137658 A JP 2001137658A JP 2001137658 A JP2001137658 A JP 2001137658A JP 2002335263 A JP2002335263 A JP 2002335263A
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JP2001137658A
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Junichi Ishibashi
純一 石橋
Hisanori Tezuka
久則 手塚
Masatoshi Homitsu
政敏 穂満
Yutaka Adachi
豊 安達
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の狭域ネットワークを容易に接続し、ネ
ットワーク資源を有効利用できる情報端末通信システム
を提供する。 【解決手段】 各狭域ネットワーク内に接続される1つ
の情報端末は、ある狭域ネットワークに接続された情報
端末と、別の狭域ネットワークに接続された別の情報端
末とのアドレスを記憶し、前記情報端末から前記別の情
報端末へ連絡し、前記情報端末から前記別の情報端末へ
データを転送することを特徴とする情報端末通信システ
ムを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク技術
に係わり、特に一時的に小さな複数のネットワークを形
成する情報端末通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平10−149309号公報
では、少ないメモリ容量の携帯端末を用いても、多くの
デジタル画像情報を取得可能であり、後にそれらの画像
情報を簡単にアクセスして手元に転送することができる
デジタル画像情報蓄積システム及び方法が開示されてい
る。これによると、街頭の複数箇所に設置端末部を配置
し、移動中に携帯端末部で取得したデジタル画像情報を
任意の場所で設置端末部に高速転送して一時的に蓄積し
ておく。それらに蓄積保存されたデジタル画像情報の属
性情報を生成し、ネットワークを介して接続したデジタ
ル情報サーバー部に転送して一元管理する。このデジタ
ル情報サーバー部が、ネットワークを介してアクセスし
たオフィスや家庭の当事者のコンピュータに、その当事
者のデジタル画像情報を蓄積している設置端末部を接続
して、そのデジタル画像情報をコンピュータに転送す
る、というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
平10−149309号公報では、様々な情報端末機器
との接続要求について、複数のインターフェイスを使っ
て、多種多様な機器と接続したり、広域にデータ転送し
たい要求が有った場合に、現状の狭域ネットワークとし
て一般の無線LANなどは、PAN内の通信容量に限り
があり、多くの機器を同一PANで通信するとここの通
信速度が遅くなる。また、PAN内接続端末数にも限り
があり、多くの機器を繋ぐには限界がある。既にPAN
を確立した数個の情報端末毎、別のPANと接続する場
合、一度PANを解除し再び通信を確立し直さなければ
ならない不自由さがある。また、様々な通信方式のPA
Nに、必ずしも所有情報端末機器にそれら通信方式の機
能が備わっているとも限らず繋げない場合も多い。さら
に、例えば、情報端末Aにはあるインターフェイスであ
って、別の情報端末Bにはないときに、前記インターフ
ェイスを情報端末Bで使用することができなかった。
【0004】本発明の目的は、複数の狭域ネットワーク
を容易に接続し、ネットワーク資源を有効利用できる情
報端末通信システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による情報端末通
信システムは、複数の情報端末が有線または無線により
接続される複数の狭域ネットワークを接続するシステム
であって、前記各狭域ネットワーク内に接続される少な
くとも1つの情報端末は、第1の狭域ネットワークに接
続された第1の情報端末と、第2の狭域ネットワークに
接続された第2の情報端末とのアドレスを記憶する記憶
手段と、前記第1の情報端末から前記第2の情報端末へ
連絡する連絡手段と、前記第1の情報端末から第2の情
報端末ヘデータを転送する転送手段とを有することを特
徴とする。
【0006】また、前記狭域ネットワークは、PANで
あることを特徴とする。
【0007】また、前記連絡手段は、第3の狭域ネット
ワークで構成したことを特徴とする。
【0008】また、前記連絡手段は、変換テーブルを参
照する参照手段と、第1の狭域ネットワーク通信手段
と、第2の狭域ネットワーク通信手段とを有し、前記1
つの情報端末が、変換テーブルを参照することで各情報
端末のアドレスを決定し、前記各狭域ネットワーク間を
転送することを特徴とする。
【0009】また、前記第1の情報端末は、情報データ
取り出し手段と、前記第2の狭域ネットワーク内の情報
端末のアドレスを通信用サブアドレス情報として作成
し、前記情報データに付加して転送データにする手段と
を有し、前記第2の情報端末は、前記転送データから前
記サブアドレス情報と前記情報データに分離する手段
と、前記サブアドレス情報から第2の狭域ネットワーク
内の情報端末のアドレスに変換する手段とを有すること
を特徴とする。
【0010】また、前記1つの情報端末は、情報データ
と、送信アドレス情報取り出し手段と、前記第1の狭域
ネットワーク内の情報端末のアドレスと第2の狭域ネッ
トワーク内の情報端末のアドレスとの接続に送信受信を
関連付けした交信アドレス変換テーブル参照手段と、前
記情報データを受信側へ転送通信する手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0011】また、前記記憶手段が記憶する連絡アドレ
スは、転送要求する第1の情報端末から前記1つの情報
端末へ転送したものであることを特徴とする。
【0012】また、前記参照手段に入力される情報は、
転送要求する第1の情報端末から前記1つの情報端末へ
アドレス情報を転送し、連絡アドレステーブルを作成す
ることを特徴とする。
【0013】また、前記狭域ネットワークを3つ以上接
続することを特徴とする。
【0014】また、前記狭域ネットワークを複数の連続
した階層構造にして接続することを特徴とする情報端末
通信システムである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に図面を
用いて説明する。
【0016】図1は、2つの狭域ネットワーク同士を接
続する場合の構成を示している。また、本発明の実施形
態では、狭域ネットワークをPAN(Personal Area Ne
twork)としているが、家庭内LAN等の小さなネット
ワークや少数台の携帯電話等の携帯端末同士を繋いだネ
ットワークを用いてもよい。図1に示すように、複数の
情報端末が接続されている第1のPAN(PAN_A)
と、複数の情報端末が接続されている第2のPAN(P
AN_B)との接続について説明する。まず、前記PA
N_A内の複数の情報端末の内の1つである情報端末A
1と、前記PAN_B内の複数の情報端末の内の1つで
あるB1とを接続する。このとき、前記情報端末情報端
末A1とB1が接続されたことで、前記PAN_AとP
AN_Bとの通信が確保される。
【0017】次に、図2に示すように、上述したように
通信が確立された状態は、前記PAN_A内の情報端末
A1内に前記PAN_Bを取り込んだ形となり、前記P
AN_A内の各情報端末からは、PAN_B全体がまる
で1つの端末であるかのように、通信される。このとき
の通信の形態は、例えば、ある情報端末からB1へ通信
しようとするときは、B1という端末の名前(アドレ
ス)とは別にサブアドレスを割り当てることで、前記情
報端末AB1との通信を行う。具体的には、情報端末A
1内のB1というサブアドレスを割り当てる。
【0018】このようにすることで、前記PAN_Aと
PAN_Bとを容易に接続することができる。
【0019】次に、図3にさらに詳細に2つのPAN同
士の接続について説明する。
【0020】図3に示すように、情報端末A1内には、
PAN_A通信手段と、AB通信手段と、PAN_Aと
PAN_Bの連絡アドレスを記憶する手段と、PAN_
B内の通信用サブアドレス情報を作成し、転送データの
ヘッダ部に付加する作成手段と、前記PAN_Aから受
けたデータに、サブアドレス情報を付加してAB通信を
通してB1に転送する手段を備えている。
【0021】また、B1内には、PAN_B通信手段
と、AB通信手段PAN_AとPAN_Bの連絡アドレ
スを記憶する手段と、AB通信経由で受け取ったデータ
からヘッダ情報と元のデータ情報を切り出す手段と、ヘ
ッダ情報からサブアドレス情報を取り出し、PAN_B
のB2の実アドレス情報に変換する手段と、PAN_B
内でB1からデータをB2に転送する手段を備えてい
る。例えば、PAN_Aの中での通信手段としては、赤
外線を用い、AB通信手段としては、5GHzの無線通
信を用い、PAN_Bの中での通信手段は、Bluetooth
を用いるということが考えられる。
【0022】次に、PAN_AのA2からPAN_Bの
B2にデータを転送する場合について説明する。
【0023】まず、PAN_A内では、情報端末A2か
らA1へ「経由型でPAN_BのB2へのデータ転送要
求」を伝える。次に、前記情報端末A1は、A2へ通信
許可を与える。そして、前記情報端末A2からA1ヘデ
ータを転送する。続いて、前記情報端末A1では、その
データにPAN_Bの情報端末B2へ送るためのサブア
ドレス情報を作成し、データのヘッダ部に付加する。そ
して、そのデータを前記情報端末A1からB1へ転送す
る。
【0024】続いて、PAN_B内での処理を説明す
る。
【0025】情報端末B1では、受け取ったデータのヘ
ッダ部からサブアドレス情報を取り出してPAN_Bの
情報端末B2の実アドレス情報に変換する。次に、情報
端末B1では、データのヘッダ部を削除しPAN_B内
の通信用データに変換する。そして、情報端末B1から
B2ヘ転送するデータは、一般にパケット化されている
場合が多く、パケット毎にこの手順を繰り返すことで大
量のデータが転送される。また、データを受け取ったこ
とを知らせる受信通知は、情報端末A1とA2間、A1
とB1間、B1とB2間で、それぞれ行なわれ通信制御
される。また、上記ではPAN_AからPAN_Bを示
したが、通信は双方向が一般的であり、逆へのデータ転
送も各情報端末A1B1の機能が入れ替わり、同様に行
われることとする。
【0026】次に、図4には、2つのPAN同士の通信
の際に、無線を用いた形態を示している。図4に示すよ
うに、PAN_Aでは、情報端末A1、A2、A3が1
つのPANを構成しており、各情報端末同士は、アンテ
ナ9を介して無線で通信を行う。例えば、情報端末A1
では、アンテナ9に接続されたPAN_Aデータ送受信
部10から受信したデータは、アドレス情報とデータを
分離し(11)、データ処理される(12)。また、連
絡アドレスメモリ、及びサブアドレス情報を作成し(1
3)、この情報をデータに付加し(14)、PAN_A
データ送受信部10やAB通信送受信部15から送信さ
れる。このAB通信では、別のPAN(ここでは、PA
N_B)との通信を行う。また、情報端末A2やA3に
もアンテナ9やデータ送受信部、及びデータ処理部が備
わっており、上述したような同様な処理を行う。
【0027】次に、図5は、前記送受信するデータのデ
ータ構造を示している。ここでは、情報端末A2からB
1へのデータ通信の際のデータ構造について説明する。
図5に示すように、データ部にヘッダ部が付加されてお
り、情報端末A2からB1へのデータ通信の際には、前
記ヘッダ部には、データの送信元であるPAN_Aのア
ドレスA2が付加されている。そして、AB通信アドレ
スが付加されており、これにより、PAN_Bに送信さ
れる。続いて、PAN_BのアドレスB1が付加されて
おり、これに基づいて、情報端末B1に配信される。
【0028】次に、図6は、図4で示したAB通信をP
ANを介することにより、3つのPAN同士を接続した
際のデータ通信の構造を示している。ここでは、PAN
_A内の情報端末A2からPAN_C内の情報端末C2
への通信について説明する。
【0029】まず、情報端末A1内では、PAN_Aの
通信手段とAB通信手段、連絡アドレスを記憶する手段
を備えており、PAN_B内の通信用サブアドレス情報
と経由後のPAN_C内の通信用サブアドレス情報を作
成し、転送データのヘッダ部に付加する。そして、PA
N_Aから受けたデータに、サブアドレス情報を付加し
てAB通信を通してB1まで転送する。
【0030】次に、情報端末B1内では、前記AB通信
手段と、PAN_B通信手段と、連絡アドレスを記憶す
る手段を備えており、前記AB通信経由で受け取ったデ
ータからヘッダ情報と元のデータ情報を切り出す。次
に、ヘッダ情報からサブアドレス情報を取り出し、PA
N_BのB2の実アドレス情報に変換し、PAN_C内
の通信用サブサブアドレス情報を付加する。そして、P
AN_B内でB1からデータをB2に転送する。
【0031】次に、情報端末B2内では、PAN_B通
信手段と、BC通信手段と、連絡アドレスを記憶する手
段を備えており、PAN_C内の通信用サブサブアドレ
ス情報を作成し、転送データのヘッダ部に付加する。そ
して、PAN_Bから受けたデータに、サブアドレス情
報を付加してBC通信を通してC1まで転送する。
【0032】次に、情報端末C1内では、BC通信手段
と、PAN_C通信手段と、連絡アドレスを記憶する手
段を備えており、BC通信経由で受け取ったデータから
ヘッダ情報と元のデータ情報を切り出し、続いてヘッダ
情報からサブアドレス情報を取り出す。そして、PAN
_CのC2の実アドレス情報に変換する。続いて、PA
N_C内でC1からデータをC2に転送する。
【0033】次に、図7は、3つのPAN同士を接続
し、データ内にサブアドレスを含ませて通信したときの
構成図である。
【0034】情報端末A1内では、PAN_A通信手段
と、ABC通信手段を備えており、PAN_AとPAN
_Bとの連絡アドレスを記憶し、PAN_B内の通信用
サブアドレス情報と経由後のPAN_C内の通信用サブ
サブアドレス情報を作成する。そして、転送データのヘ
ッダ部に付加し、PAN_Aから受けたデータに、サブ
アドレス情報を付加してABC通信を通してB1または
C1に転送する。
【0035】次に、情報端末B1またはC1内では、A
BC通信手段とPAN_B通信手段、またはPAN_C
通信手段を備えており、PAN_AとPAN_Bの連絡
アドレスを記憶し、ABC通信経由で受け取ったデータ
からヘッダ情報と元のデータ情報を切り出す。そして、
ヘッダ情報からサブアドレス情報を取り出し、PAN_
BのB2の実アドレス情報に変換し、PAN_C内の通
信用サブサブアドレス情報を付加する。そして、PAN
_B内で情報端末B1からデータをB2に転送する。
【0036】また、各情報端末を相互に入れ替えた状態
でも本発明の実施形態を行うことができ、どの端末がど
こに配置されても、情報端末を経由してデータを送信す
ることができる。また、ABC通信は、PANとしても
機能する。
【0037】この実施形態では、例えば、情報端末A3
のユーザとC2のユーザとの間には、信頼関係がなく、
情報端末A3のユーザとB2のユーザとの間には、信頼
関係があるとき、情報端末A3のユーザからB2を介し
てC2と通信することができる。また、別の実施形態で
は、情報端末A1からC1への通信が無線であり、距離
が遠くて届かないときには、A1から一端、B1にデー
タを送信して、B1からC1へデータを送信してもらう
ことができる。即ち、PAN_A内とPAN_B内には
プリンタがなく、情報端末C1がプリンタであるとき
に、情報端末A1のユーザがC1のプリンタでプリント
アウトしたいとき等に有用である。
【0038】次に、図8は、2つのPAN同士の接続
に、1つの情報端末を用いる実施形態の構成を示した。
2つのPANであるPAN_AとPAN_Bを接続する
情報端末Cが存在し、前記情報端末C内には、PAN_
A通信手段と、PAN_B通信手段と、交信アドレス変
換テーブル記憶手段を備えており、PAN_Aのアドレ
スAx(例えば、A1やA2)とPAN_Bのアドレス
Bx(例えば、B1やB2)の通信接続に関連付けた交
信アドレス変換テーブル作成する。そして、一方のPA
Nから入力されたデータは、交信アドレス変換テーブル
を用いて、もう片方のPANへ転送される。
【0039】また、PAN_AのA2からPAN_Bの
B2にデータを転送する場合について説明する。
【0040】まず、A2からCへ「経由型でPAN_B
のB2へのデータ転送要求」を伝える。次に、Cでは、
PAN_AのアドレスA2とPAN_BのアドレスB2
の通信接続に関連付けた交信アドレス変換テーブルを作
成する。そして、同時にCからA2へ通信許可を与え
る。続いて、A2からCヘデータが転送される。また、
Cは、A2から転送データが入力されると、交信アドレ
ス変換テーブルを用いてPAN_BのB2ヘデータを転
送する。
【0041】ここで、データはパケット化されている場
合が一般であり、パケット単位でこの手順を繰り返し大
量のデータを転送する。また、上記ではPAN_Aから
PAN_Bを示したが、双方向通信が一般的であり、逆
へのデータ転送もできるように機能が備わり同様に行わ
れるものとする。
【0042】この実施形態では、情報端末Cでアドレス
変換して、相互のPANを接続するもので、例えば、あ
る情報端末がBluetoothの機能とIEEE1394の機
能を備えていたり、または、Bluetoothの機能とワイヤ
レスIEEE1394の機能を備えている場合等に有用
である。
【0043】次に、図9は、図4で示した形態で用いた
AB通信の代わりに図8で用いた技術を用いて2つのP
ANを接続する構成を示している。図9に示すように、
2つのPANの内の1つであるPAN_Aは、情報端末
A1、A2、A3から構成されており、これらの情報端
末は、アンテナ19を介して無線で接続されている。ま
た、PAN_Bも同様に、情報端末B1、B2、B3か
ら構成されており、これらの情報端末は、アンテナ29
を介して無線で接続されている。一方、前記PAN_A
とPAN_Bとを接続する情報端末C(図8参照)は、
PAN_A送受信部20とPAN_B送受信部30によ
って受信した各データをアドレス変換、テーブル作成お
よびテーブルメモリ40によって相互に変換されデータ
処理される。これにより、AB通信機能なしでも、2つ
のPANを接続することができる。
【0044】次に、図10は、情報端末C内に、PAN
_A通信手段と、PAN_B通信手段と、PAN_C通
信手段と、交信アドレス変換テーブルメモリを備えてお
り、PAN_AのアドレスAx(例えば、A1やA2)
とPAN_BのアドレスBx(例えば、B1やB2)と
PAN_CのアドレスCx(例えば、C1やC2)の通
信接続に関連付けた交信アドレス変換テーブル作成す
る。また、一方のPANから入力されたデータは、交信
アドレス変換テーブルを用いて、もう片方のPANへ転
送される。
【0045】この実施形態では、例えば、IrDA(赤
外線通信)、IEEE1394、およびBluetooth等の
3種類の組み合わせで相互に接続する場合等に有用であ
る。また、情報端末Cは、3種類以上のPANの組み合
わせに関しても、アドレス変換を行うことによって対応
できる。
【0046】以上、本発明の実施形態を用いることによ
り、既存の個々の複数PANの通信連絡が取れ、単一P
AN以上の広がりが持てる。例えば、各PAN同士が次
々に通信することにより、インターネット等の広域ネッ
トワークを用いなくても、各PANに接続された情報端
末が情報を共有することができる。また、PANの通信
方式に依存しないでも他の情報端末機器と通信できる。
さらに、限定された通信手段しか持てない情報端末と、
自由に接続でき、情報交換が可能である。また、複数の
PANに通信できる方式を持った1つの端末によって、
機器構成が簡単にできる。さらに、複雑なプロトコル変
換をすることなくして、データの種類に関わらず単純に
転送できるので、どんなデータでも転送可能である。ま
た、PAN間の通信を任意にかつ容易に変更でき、各P
ANへ新規に通信参加ができる。
【0047】
【発明の効果】本発明を用いることにより、既存の個々
の複数PANの通信連絡が取れ、単一PAN以上の広が
りが持てる。また、PANの通信方式に依存しないでも
他の情報端末機器と通信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る2つの狭域ネットワー
ク同士を接続する場合の構成を示す図。
【図2】本発明の実施形態に係るPAN_A内の情報端
末情報端末A1内にPAN_Bを取り込んだ概念図。
【図3】本発明の実施形態に係るPAN_A内の情報端
末情報端末A1内にPAN_Bを取り込んだときのデー
タの流れを示す概念図。
【図4】本発明の実施形態に係る各PANの構成の詳細
を示す図。
【図5】本発明の実施形態に係る送受信するデータのデ
ータ構造を示す図。
【図6】本発明の実施形態に係るAB通信をPANを介
することにより、3つのPAN同士を接続した際のデー
タ通信の構造を示す図。
【図7】本発明の実施形態に係る3つのPAN同士を接
続し、データ内にサブアドレスを含ませて通信したとき
の構成図。
【図8】本発明の実施形態に係る2つのPAN同士の接
続に、1つの情報端末を用いる実施形態の構成を示す
図。
【図9】本発明の実施形態に係る図4で示した形態で用
いたAB通信の代わりに図8で用いた技術を用いて2つ
のPANを接続する構成を示す図。
【図10】本発明の実施形態に係る3つのPAN同士の
接続に、1つの情報端末を用いる実施形態の構成を示す
図。
【符号の説明】
9、19、29…アンテナ、10…Aデータ送受信部、
15…AB通信送受信部、40…テーブルメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穂満 政敏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安達 豊 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AA08 BA07 5K033 AA04 AA09 CB09 DA05 DA19 DB19 5K067 BB21 BB45 DD13 EE02 EE10 EE22 EE23 EE25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報端末が有線または無線により
    接続される複数の狭域ネットワークを接続するシステム
    であって、 前記各狭域ネットワーク内に接続される少なくとも1つ
    の情報端末は、第1の狭域ネットワークに接続された第
    1の情報端末と、第2の狭域ネットワークに接続された
    第2の情報端末とのアドレスを記憶する記憶手段と、 前記第1の情報端末から前記第2の情報端末へ連絡する
    連絡手段と、 前記第1の情報端末から第2の情報端末ヘデータを転送
    する転送手段とを有することを特徴とする情報端末通信
    システム。
  2. 【請求項2】 前記狭域ネットワークは、PANである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報端末通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記連絡手段は、第3の狭域ネットワー
    クで構成したことを特徴とする請求項1または2に記載
    の情報端末通信システム。
  4. 【請求項4】 前記連絡手段は、変換テーブルを参照す
    る参照手段と、 第1の狭域ネットワーク通信手段と、 第2の狭域ネットワーク通信手段とを有し、 前記1つの情報端末が、変換テーブルを参照することで
    各情報端末のアドレスを決定し、前記各狭域ネットワー
    ク間を転送することを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1つの記載の情報端末通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の情報端末は、情報データ取り
    出し手段と、 前記第2の狭域ネットワーク内の情報端末のアドレスを
    通信用サブアドレス情報として作成し、前記情報データ
    に付加して転送データにする手段とを有し、 前記第2の情報端末は、前記転送データから前記サブア
    ドレス情報と前記情報データに分離する手段と、 前記サブアドレス情報から第2の狭域ネットワーク内の
    情報端末のアドレスに変換する手段とを有することを特
    徴とする請求項1乃至4までのいずれか1つの記載の情
    報端末通信システム。
  6. 【請求項6】 前記1つの情報端末は、情報データと、 送信アドレス情報取り出し手段と、 前記第1の狭域ネットワーク内の情報端末のアドレスと
    第2の狭域ネットワーク内の情報端末のアドレスとの接
    続に送信受信を関連付けした交信アドレス変換テーブル
    参照手段と、 前記情報データを受信側へ転送通信する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5までのいずれか1つの
    記載の情報端末通信システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段が記憶する連絡アドレス
    は、転送要求する第1の情報端末から前記1つの情報端
    末へ転送したものであることを特徴とする請求項1乃至
    6までのいずれか1つの記載の情報端末通信システム。
  8. 【請求項8】 前記参照手段に入力される情報は、転送
    要求する第1の情報端末から前記1つの情報端末へアド
    レス情報を転送し、連絡アドレステーブルを作成するこ
    とを特徴とする請求項1乃至7までのいずれか1つの記
    載の情報端末通信システム。
  9. 【請求項9】 前記狭域ネットワークを3つ以上接続す
    ることを特徴とする請求項1乃至8までのいずれか1つ
    の記載の情報端末通信システム。
  10. 【請求項10】 前記狭域ネットワークを複数の連続し
    た階層構造にして接続することを特徴とする請求項1乃
    至9までのいずれか1つの記載の情報端末通信システ
    ム。
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