JP2002335240A - 電子抽選方法 - Google Patents

電子抽選方法

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JP2002335240A
JP2002335240A JP2001140847A JP2001140847A JP2002335240A JP 2002335240 A JP2002335240 A JP 2002335240A JP 2001140847 A JP2001140847 A JP 2001140847A JP 2001140847 A JP2001140847 A JP 2001140847A JP 2002335240 A JP2002335240 A JP 2002335240A
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JP
Japan
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lottery
hash
winning
value
hash key
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Pending
Application number
JP2001140847A
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English (en)
Inventor
Miki Tanaka
美樹 田中
Hiromitsu Moriyama
浩光 森山
Shinobu Nagagawa
忍 永川
Tomoyuki Kachi
朋之 加地
Toshihiko Ninomiya
敏彦 二宮
Katsuyuki Okeya
勝幸 桶屋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現在提供されているインターネットなどにおけ
る抽選方法は、応募者は、抽選内容・方法の確認手段が
ないなど、応募者に対して不公平感を与える恐れがある
という課題を持っている。 【解決手段】主催者が電子抽選を行うにあたり抽選方法
に利用するハッシュ関数、抽選の当選数、受付け終了後
に決定する任意値、当選ハッシュキーの加工定義を登録
・公開する抽選概要手段と、応募を受付け、抽選ハッシ
ュキーを生成・公開する応募受け付け手段と、受付け終
了後に決定した任意値と登録された加工定義を用いて当
選ハッシュキーを生成し、それぞれのデータを公開する
任意値/当選ハッシュキー手段等を備えたシステムを構
築した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どを介して応募を行った抽選に対して、応募者は自分が
抽選対象となっていることを確認することができ、応募
者は公開された抽選方法に従って抽選結果を再現するこ
とができ、抽選結果に対して主催者の意図的な操作の介
在が不可能で、抽選の公正さが保証されることを目的と
する電子抽選方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの普及に伴い、イン
ターネットなどを介した様々なサービスが提供されてい
る中で、抽選に関してもサービスの一つとして既に提供
されてきている。しかし、現在提供されているインター
ネットなどにおける抽選方法は、主催者内で抽選を実施
する方法であり、公開抽選ではないため、全応募者を対
象に抽選が行われているか確認手段がない、応募者は抽
選方法を知らないので当落の確認が不可能で主催者から
提示された発表結果を信じるしかない、抽選結果に対し
て主催者の意図的な操作の介在が可能であるなど、応募
者に対して不公平感を与える恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インターネットなどに
おける抽選方法において、公開抽選を行っている電子抽
選方法は見当たらない。
【0004】本発明の目的は、全応募者のリストを公開
して抽選対象を明示する、抽選方法を公開して応募者に
よる抽選結果を確認可能とする、応募の受付終了後に確
定する任意値を抽選方法に利用して抽選結果に対して主
催者の意図的な操作の介在を不可能とする電子抽選方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、主催者が電
子抽選を行うにあたり抽選に利用するハッシュ関数、抽
選における当選数、受け付け終了後に決定する任意値の
内容、当選ハッシュキーの加工定義を登録し、登録内容
を公開する抽選概要手段と、応募者からの応募を受け付
け、抽選ハッシュキーを生成し、生成した抽選ハッシュ
キーを公開する応募受け付け手段と、受け付け終了後に
決定した任意値と登録された加工定義を用いて当選ハッ
シュキーを生成し、それぞれのデータを公開する任意値
/当選ハッシュキー手段と、抽選ハッシュキーに対応す
るハッシュ関数の生成値:抽選ハッシュ値と当選ハッシ
ュキーに対応するハッシュ関数の生成値:当選ハッシュ
値を生成し、当選者の決定を行い、それぞれのデータを
公開するハッシュ値/当選者手段と、登録、生成、決定
したそれぞれのデータを蓄積しておくデータ蓄積手段と
を備えさせるシステムを構築することで達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例での実施の形
態を説明する。図1はこの発明の電子抽選方法の一実施
例で、システムの構成図である。電子抽選サーバ101
は電子抽選方法の稼動機器であり、抽選概要手段10
2、応募受け付け手段103、データ蓄積手段104、
任意値/当選ハッシュキー手段105、ハッシュ値/当
選者手段106で構成される。クライアント107はイ
ンターネットなどを介して電子抽選サーバにアクセス可
能な不特定多数の応募者である。抽選概要手段102は
抽選を行おうとしている主催者が抽選に利用するハッシ
ュ関数、抽選における当選数、受け付け終了後に決定す
る任意値の内容、当選ハッシュキーの加工定義を登録し
て、登録内容を公開し、登録内容のデータをデータ蓄積
手段104に受け渡す。応募受け付け手段103はクラ
イアントからの応募申し込み手段108から受け付けた
応募の申請に対して抽選ハッシュキーを生成し、生成し
た抽選ハッシュキーを公開するとともに応募申し込み手
段108とデータ蓄積手段104に受け渡す。
【0007】データ蓄積手段104は抽選概要手段10
2から受け取った抽選を行う主催者の登録内容と、抽選
受け付け手段103から受け取った抽選ハッシュキーを
データベースに蓄積する。任意値/当選ハッシュキー手
段105は応募の受け付けが終了すると、データ蓄積手
段104から抽選における当選数、受け付け終了後に決
定する任意値の内容、当選ハッシュキーの加工定義を受
け取り、任意値と当選数分の当選ハッシュキーを生成
し、それぞれのデータを公開するとともにデータ蓄積手
段104に受け渡す。
【0008】同様に、データ蓄積手段104は任意値/
当選ハッシュキー手段105から受け取った任意値と当
選数分の当選ハッシュキーをデータベースに蓄積する。
ハッシュ値/当選者手段106はデータ蓄積手段104
から抽選を行おうとしている主催者が抽選に利用するハ
ッシュ関数、任意値、抽選ハッシュキー、当選ハッシュ
キーを受け取り、抽選ハッシュ値と当選ハッシュ値を生
成し、当選者の決定を行い、それぞれのデータを公開す
るとともにデータ蓄積手段104に受け渡す。同様に、
データ蓄積手段104はハッシュ値/当選者手段106
から受け取った抽選ハッシュ値、当選ハッシュ値、当選
者をデータベースに蓄積する。
【0009】各クライアントは、随時、抽選に関する様
々な最新情報をウェブページ上で閲覧することが可能で
あり、抽選内容の透明化が図られる。また、クライアン
トはハッシュ関数の入力値(任意値と抽選ハッシュキ
ー、あるいは任意値と当選ハッシュキー)を電子抽選サ
ーバに送信すると、その応答として電子抽選サーバから
求めたハッシュ値(抽選ハッシュ値、あるいは当選ハッ
シュ値)を入手することができる。
【0010】即ち、抽選に再現性の特性を持つハッシュ
関数を利用することで、応募者自身による抽選結果の再
現が可能で、抽選結果に対する主催者の意図的な操作の
介在が不可能となり、抽選の公正さを保証することがで
きる。
【0011】図2は抽選概要手段102の詳細である。
抽選概要手段102は概要定義登録手段201と登録内
容公開手段202で構成される。概要定義登録手段20
1は主催者が行おうとしている抽選に対する概要定義に
関する入力要求を出し、主催者が入力した概要定義を受
け取り、受け取った概要定義を登録内容公開手段202
と抽選概要管理手段401に受け渡す。概要定義は抽選
内容を公開するための情報であり、抽選における当選
数、当選者を決定する際に利用するハッシュ関数の定
義、抽選において主催者の意図的な介在を排除するため
に受け付け終了時点で決定する任意値の内容および当選
数分の当選ハッシュキーの加工定義を有する。
【0012】登録内容公開手段202は概要定義登録手
段201から受け取った概要定義をウェブページ上で閲
覧可能な状態に加工して公開する。概要定義の公開によ
り、抽選方法が透明化され、主催者の意図的な操作の介
在を不可能とする。
【0013】図3は応募受け付け手段103の詳細であ
る。応募受け付け手段103は抽選ハッシュキー生成手
段301と抽選ハッシュキー公開手段302で構成され
る。抽選ハッシュキー生成手段301はインターネット
などを介して応募申し込み手段108から応募の申請を
受け付ける。受け付け順にユニークな抽選ハッシュキー
を生成し、生成した抽選ハッシュキーを応募申し込み手
段108、抽選ハッシュキー公開手段302、抽選ハッ
シュ管理手段402に受け渡す。抽選ハッシュキーは
「応募受け付け順の昇順値」や「応募受け付け時刻」を
付与するなど、応募の全受け付けに対してユニークな値
である。抽選ハッシュキー公開手段302は抽選ハッシ
ュキー生成手段301から受け取った抽選ハッシュキー
をウェブページ上で閲覧可能な状態に加工して公開す
る。
【0014】抽選ハッシュキーの公開により、応募者は
自身が確かに抽選対象となっていることを確認すること
ができる。
【0015】図4はデータ蓄積手段104の詳細であ
る。データ蓄積手段104は抽選概要管理手段401、
抽選ハッシュ管理手段402、当選ハッシュ管理手段4
03、当選者管理手段404で構成される。抽選概要管
理手段401は概要定義登録手段201からのデータ登
録要求に対して主催者が入力した抽選に関する概要定義
をデータベースに登録する。応募の受け付けが終了する
と、抽選概要管理手段401は任意値生成手段501か
らのデータ送信要求に対して任意値の内容を送信し、任
意値生成手段501から返されたデータ登録要求に対し
て任意値をデータベースに登録する。
【0016】また、抽選概要管理手段401は当選ハッ
シュキー生成手段502からのデータ送信要求に対して
当選数、当選ハッシュキーの加工定義、任意値を送信す
る。更に、抽選概要管理手段401は抽選ハッシュ値生
成手段601および当選ハッシュ値生成手段602から
のデータ送信要求に対して抽選に利用するハッシュ関数
と任意値を送信する。抽選ハッシュ管理手段402は抽
選ハッシュキー生成手段301からのデータ登録要求に
対して抽選ハッシュキーをデータベースに登録する。
【0017】また、抽選ハッシュ管理手段402は抽選
ハッシュ値生成手段601からのデータ送信要求に対し
て抽選ハッシュキーを送信し、抽選ハッシュ値生成手段
601から返されたデータ登録要求に対して抽選ハッシ
ュ値をデータベースに登録する。当選ハッシュ管理手段
403は当選ハッシュキー生成手段502からのデータ
登録要求に対して当選ハッシュキーをデータベースに登
録する。
【0018】また、当選ハッシュ管理手段403は当選
ハッシュ値生成手段602からのデータ送信要求に対し
て当選ハッシュキーを送信し、当選ハッシュ値生成手段
602から返されたデータ登録要求に対して当選ハッシ
ュ値をデータベースに登録する。当選者管理手段404
は当選者決定手段603からのデータ登録要求に対して
当選者をデータベースに登録する。
【0019】図5は任意値/当選ハッシュキー手段10
5の詳細である。任意値/当選ハッシュキー手段105
は任意値生成手段501、当選ハッシュキー生成手段5
02、任意値/当選ハッシュキー公開手段503で構成
される。任意値生成手段501は応募の受け付けが終了
すると、抽選概要管理手段401から受け取った任意値
の内容に従い任意値を生成し、生成した任意値を抽選概
要管理手段401と任意値/当選ハッシュキー公開手段
503に受け渡す。
【0020】任意値の内容は「総応募者数」や「最終受
け付け者の受け付け時刻を秒数表示する」など、応募の
受け付けが終了してから確定するものを定義しておく。
当選ハッシュキー生成手段502は抽選概要管理手段4
01から当選数、当選ハッシュキーの加工定義、必要な
らば任意値を受け取り、当選ハッシュキーの加工定義に
従い当選数分の当選ハッシュキーを生成し、生成した当
選ハッシュキーを任意値/当選ハッシュキー公開手段5
03と当選ハッシュ管理手段403に受け渡す。
【0021】当選ハッシュキーの加工定義は「総応募者
数から当選者数間隔で当選者数分」や「任意値から昇順
に当選者数分」など、応募の受け付けが終了してから確
定するものを定義しておく。任意値/当選ハッシュキー
公開手段503は任意値生成手段501から受け取った
任意値と当選ハッシュキー生成手段502から受け取っ
た当選数分の当選ハッシュキーをウェブページ上で閲覧
可能な状態に加工して公開する。任意値と当選ハッシュ
キーの公開により、抽選に対して主催者の意図的な操作
の介在を不可能とする。
【0022】図6はハッシュ値/当選者手段106の詳
細である。ハッシュ値/当選者手段106は抽選ハッシ
ュ値生成手段601、当選ハッシュ値生成手段602、
当選者決定手段603、ハッシュ値/当選者公開手段6
04で構成される。抽選ハッシュ値生成手段601は抽
選概要管理手段401から抽選に利用するハッシュ関数
と任意値、抽選ハッシュ管理手段402から抽選ハッシ
ュキーを受け取り、任意値と抽選ハッシュキーをハッシ
ュ関数の入力として抽選ハッシュ値を生成し、生成した
抽選ハッシュ値を当選者決定手段603、ハッシュ値/
当選者公開手段604、抽選ハッシュ管理手段402に
受け渡す。当選ハッシュ値生成手段602は抽選概要管
理手段401から抽選に利用するハッシュ関数と任意
値、当選ハッシュ管理手段403から当選ハッシュキー
を受け取り、任意値と当選ハッシュキーをハッシュ関数
の入力として当選ハッシュ値を生成し、生成した当選ハ
ッシュ値を当選者決定手段603、ハッシュ値/当選者
公開手段604、当選ハッシュ管理手段403に受け渡
す。当選者決定手段603は抽選ハッシュ値生成手段6
01から受け取った抽選ハッシュ値と当選ハッシュ値生
成手段602から受け取った当選ハッシュ値から当選者
を決定し、決定した当選者をハッシュ値/当選者公開手
段604と当選者管理手段404に受け渡す。当選者の
決定方法は当選ハッシュ値に一致した抽選ハッシュ値を
当選とする。
【0023】一致した抽選ハッシュ値が存在しない場
合、一番近い値を持つ抽選ハッシュ値を当選とする。ハ
ッシュ値/当選者公開手段604は抽選ハッシュ値生成
手段601から受け取った抽選ハッシュ値、当選ハッシ
ュ値生成手段602から受け取った当選ハッシュ値、当
選者決定手段603から受け取った当選者をウェブペー
ジ上で閲覧可能な状態に加工して公開する。
【0024】図7は概要定義登録手段201の詳細フロ
ーである。ステップ701では主催者が行おうとしてい
る抽選に対する概要定義の入力画面をブラウザ上に表示
する。概要定義の入力画面には当選数、ハッシュ関数の
定義、任意値の定義、当選ハッシュキーの加工定義が含
まれる。ハッシュ関数の定義は当選者を決定する際に利
用する一方向性ハッシュ関数を定義し、再現性を保証す
る。即ち、応募者においても公開された抽選方法に従っ
て抽選結果を再現可能とする。
【0025】任意値の定義は受け付け終了時点で決定す
る値のを定義し、ハッシュ関数の入力値の一つとして任
意値を利用することで主催者の意図的な介在を排除す
る。同様に当選ハッシュキーの加工定義においても、受
け付け終了時点で決定するように加工定義を行い、主催
者の意図的な介在を排除する。ステップ702では主催
者が入力した概要定義を受け取る。ステップ703では
概要定義を登録内容公開手段202に受け渡す。ステッ
プ704では概要定義を抽選概要管理手段401に受け
渡す。
【0026】図8は登録内容公開手段202の詳細フロ
ーである。ステップ801では概要定義登録手段201
から概要定義を受け取る。ステップ802では概要定義
をウェブページ上で閲覧可能な状態に加工する。ステッ
プ803ではウェブページ上で閲覧可能な状態に加工し
た概要定義を公開する。概要定義を公開することによ
り、抽選方法を透明化し、主催者の意図的な操作の介在
を不可能とする。
【0027】図9は抽選ハッシュキー生成手段301の
詳細フローである。ステップ901では応募申し込み手
段108からインターネットなどを介して応募の申請を
受け取る。応募の申請には応募者の名前や連絡先など、
必要な個人情報が含まれる。ステップ902では抽選ハ
ッシュキーを生成する。抽選ハッシュキーは応募に対す
る受け付け番号に相当するものであり、「応募受け付け
順の昇順値」や「応募受け付け時刻」を付与するなど全
応募に対して生成した抽選ハッシュキーはユニークな値
でなければならない。ステップ903では抽選ハッシュ
キーを応募申し込み手段108に受け渡す。ステップ9
04では抽選ハッシュキーを抽選ハッシュキー公開手段
302に受け渡す。ステップ905では抽選ハッシュキ
ーを抽選ハッシュ管理手段402に受け渡す。
【0028】図10は抽選ハッシュキー公開手段302
の詳細フローである。ステップ1001では抽選ハッシ
ュキー生成手段301から抽選ハッシュキーを受け取
る。ステップ1002では抽選ハッシュキーをウェブペ
ージ上で閲覧可能な状態に加工する。ステップ1003
ではウェブページ上で閲覧可能な状態に加工した抽選ハ
ッシュキーを公開する。抽選ハッシュキーを公開するこ
とにより、抽選対象を透明化し、応募者は自身が受け取
った抽選ハッシュキーが掲示されていることを確認する
ことができる。
【0029】図11は抽選概要管理手段401の詳細フ
ローである。ステップ1101ではアクセス要求元種別
を受け取る。ステップ1102はアクセス要求元種別の
判定を示し、アクセス要求元の対象が概要定義登録、任
意値生成、当選ハッシュキー生成、抽選ハッシュ値生
成、当選ハッシュ値生成のいずれであるかを判断する。
ステップ1103は概要定義登録である場合の処理を示
し、概要定義登録手段201から概要定義を受け取り、
データベースに登録する。ステップ1104は任意値生
成である場合の処理を示し、任意値生成手段501に任
意値の定義を送信し、その応答として任意値を受け取
り、データベースに登録する。
【0030】ステップ1105は当選ハッシュキー生成
である場合の処理を示し、当選ハッシュキー生成手段5
02に当選数、当選ハッシュキーの加工定義、任意値を
送信する。ステップ1106は抽選ハッシュ値生成であ
る場合の処理を示し、抽選ハッシュ値生成手段601に
ハッシュ関数と任意値を送信する。ステップ1107は
当選ハッシュ値生成である場合の処理を示し、当選ハッ
シュ値生成手段602にハッシュ関数と任意値を送信す
る。
【0031】図12は抽選ハッシュ管理手段402の詳
細フローである。ステップ1201ではアクセス要求元
種別を受け取る。ステップ1202はアクセス要求元種
別の判定を示し、アクセス要求元の対象が抽選ハッシュ
キー生成か抽選ハッシュ値生成かの判断をする。ステッ
プ1203は抽選ハッシュキー生成である場合の処理を
示し、抽選ハッシュキー生成手段301から抽選ハッシ
ュキーを受け取り、データベースに登録する。ステップ
1204は抽選ハッシュ値生成である場合の処理を示
し、抽選ハッシュ値生成手段601に抽選ハッシュキー
を送信し、その応答として抽選ハッシュ値を受け取り、
データベースに登録する。
【0032】図13は当選ハッシュ管理手段403の詳
細フローである。ステップ1301ではアクセス要求元
種別を受け取る。ステップ1302はアクセス要求元種
別の判定を示し、アクセス要求元の対象が当選ハッシュ
キー生成か当選ハッシュ値生成かの判断をする。ステッ
プ1303は当選ハッシュキー生成である場合の処理を
示し、当選ハッシュキー生成手段502から当選ハッシ
ュキーを受け取り、データベースに登録する。ステップ
1304は当選ハッシュ値生成である場合の処理を示
し、当選ハッシュ値生成手段602に当選ハッシュキー
を送信し、その応答として当選ハッシュ値を受け取り、
データベースに登録する。
【0033】図14は当選者管理手段404の詳細フロ
ーである。ステップ1401ではアクセス要求元種別を
受け取る。ステップ1402はアクセス要求元種別の判
定を示し、アクセス要求元の対象が当選者決定であるか
否かの判断をする。ステップ1403は当選者決定であ
る場合の処理を示し、当選者決定手段603から当選者
を受け取り、データベースに登録する。アクセス要求元
の対象が当選者決定以外である場合は、特に処理はしな
い。
【0034】図15は任意値生成手段501の詳細フロ
ーである。ステップ1501では抽選概要管理手段40
1から任意値の定義を受け取る。ステップ1502では
任意値の定義に従い、任意値を生成する。任意値の定義
は「総応募者数」や「最終受け付け者の受け付け時刻を
秒数表示する」など、応募の受け付け終了時点で確定す
る値が主催者によってあらかじめ登録されている。ステ
ップ1503では任意値を抽選概要管理手段401に受
け渡す。ステップ1504では任意値を任意値/当選ハ
ッシュキー公開手段503に受け渡す。
【0035】図16は当選ハッシュキー生成手段502
の詳細フローである。ステップ1601では抽選概要管
理手段401から当選数、当選ハッシュキーの加工定
義、任意値を受け取る。当選ハッシュキーの加工定義は
「総応募者数から当選者数間隔で当選者数分」や「任意
値から昇順に当選者数分」など、応募の受け付け終了時
点で確定する値が主催者によってあらかじめ登録されて
いる。ステップ1602では当選ハッシュキーの加工定
義に従い、当選数分の当選ハッシュキーを生成する。生
成した当選者数分の全当選ハッシュキーはユニークな値
でなければならない。
【0036】ステップ1603では当選ハッシュキーを
任意値/当選ハッシュキー公開手段503に受け渡す。
ステップ1604では当選ハッシュキーを当選ハッシュ
管理手段403に受け渡す。
【0037】図17は任意値/当選ハッシュキー公開手
段503の詳細フローである。ステップ1701では任
意値生成手段501から任意値を受け取る。ステップ1
702では当選ハッシュキー生成手段502から当選数
分の当選ハッシュキーを受け取る。ステップ1703で
は任意値と当選ハッシュキーをウェブページ上で閲覧可
能な状態に加工する。ステップ1704ではウェブペー
ジ上で閲覧可能な状態に加工した任意値と当選ハッシュ
キーを公開する。任意値と当選ハッシュキーを公開する
ことにより、抽選に対して主催者の意図的な操作の介在
を不可能とする。
【0038】図18は抽選ハッシュ値生成手段601の
詳細フローである。ステップ1801では抽選概要管理
手段401からハッシュ関数と任意値を受け取る。ステ
ップ1802では抽選ハッシュ管理手段402から抽選
ハッシュキーを受け取る。ステップ1803では任意値
と抽選ハッシュキーをハッシュ関数の入力として、抽選
ハッシュ値を生成する。ハッシュ関数は非連続関数であ
り、生成するハッシュ値に対して抽選ハッシュキー間の
順序性は引き継がれない。
【0039】また、ハッシュ関数の持つ再現性の特性か
ら、自身に付与された抽選ハッシュキーと公開されてい
る任意値およびハッシュ関数を用いて、応募者自身が抽
選ハッシュ値を求めることが可能である。ステップ18
04では抽選ハッシュ値を当選者決定手段603に受け
渡す。ステップ1805では抽選ハッシュ値をハッシュ
値/当選者公開手段604に受け渡す。ステップ180
6では抽選ハッシュ値を抽選ハッシュ管理手段402に
受け渡す。
【0040】図19は当選ハッシュ値生成手段602の
詳細フローである。ステップ1901では抽選概要管理
手段401からハッシュ関数と任意値を受け取る。ステ
ップ1902では当選ハッシュ管理手段403から当選
ハッシュキーを受け取る。ステップ1903では任意値
と当選ハッシュキーをハッシュ関数の入力として、当選
ハッシュ値を生成する。ハッシュ関数は非連続関数であ
り、生成するハッシュ値に対して当選ハッシュキー間の
順序性は引き継がれない。また、ハッシュ関数の持つ再
現性の特性から、公開されている任意値、当選ハッシュ
キー、ハッシュ関数を用いて、応募者自身が当選ハッシ
ュ値を求めることが可能である。
【0041】ステップ1904では当選ハッシュ値を当
選者決定手段603に受け渡す。ステップ1905では
当選ハッシュ値をハッシュ値/当選者公開手段604に
受け渡す。ステップ1906では当選ハッシュ値を当選
ハッシュ管理手段403に受け渡す。
【0042】図20は当選者決定手段603の詳細フロ
ーである。ステップ2001では抽選ハッシュ値生成手
段601から抽選ハッシュ値を受け取る。ステップ20
02では当選ハッシュ値生成手段602から当選ハッシ
ュ値を受け取る。ステップ2003は当選ハッシュ値と
抽選ハッシュ値の判定を示し、当選ハッシュ値に一致す
る抽選ハッシュ値の有無を判断する。ステップ2004
は当選ハッシュ値に一致する抽選ハッシュ値が有る場合
の処理を示し、一致した抽選ハッシュ値を当選とする。
ステップ2005は当選ハッシュ値に一致する抽選ハッ
シュ値が無い場合の処理を示し、一番近い値の抽選ハッ
シュ値を当選とする。
【0043】ステップ2006では当選者をハッシュ値
/当選者公開手段604に受け渡す。ステップ2007
では当選者を当選者管理手段404に受け渡す。
【0044】図21はハッシュ値/当選者公開手段60
4の詳細フローである。ステップ2101では抽選ハッ
シュ値生成手段601から抽選ハッシュ値を受け取る。
ステップ2102では当選ハッシュ値生成手段602か
ら当選ハッシュ値を受け取る。ステップ2103では当
選者決定手段603から当選者を受け取る。ステップ2
104では抽選ハッシュ値、当選ハッシュ値、当選者を
ウェブページ上で閲覧可能な状態に加工する。
【0045】抽選ハッシュ値と当選ハッシュ値は既に公
開されている抽選ハッシュキーと当選ハッシュキーにそ
れぞれ対応させて加工し、応募者が容易に確認できるよ
うにする。ステップ2105ではウェブページ上で閲覧
可能な状態に加工した抽選ハッシュ値、当選ハッシュ
値、当選者を公開する。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、全応
募者のリストを公開して抽選対象を明示する、抽選方法
を公開して応募者による抽選結果を確認可能とする、応
募の受付終了時に確定する任意値を抽選方法に利用して
抽選結果に対して主催者の意図的な操作の介在を不可能
とする電子抽選方法を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子抽選方法の一実施例で、システ
ムの構成図である。
【図2】抽選概要手段102の詳細である。
【図3】応募受け付け手段103の詳細である。
【図4】データ蓄積手段104の詳細である。
【図5】任意値/当選ハッシュキー手段105の詳細で
ある。
【図6】ハッシュ値/当選者手段106の詳細である。
【図7】概要定義登録手段201の詳細フローである。
【図8】登録内容公開手段202の詳細フローである。
【図9】抽選ハッシュキー生成手段301の詳細フロー
である。
【図10】抽選ハッシュキー公開手段302の詳細フロ
ーである。
【図11】抽選概要管理手段401の詳細フローであ
る。
【図12】抽選ハッシュ管理手段402の詳細フローで
ある。
【図13】当選ハッシュ管理手段403の詳細フローで
ある。
【図14】当選者管理手段404の詳細フローである。
【図15】任意値生成手段501の詳細フローである。
【図16】当選ハッシュキー生成手段502の詳細フロ
ーである。
【図17】任意値/当選ハッシュキー公開手段503の
詳細フローである。
【図18】抽選ハッシュ値生成手段601の詳細フロー
である。
【図19】当選ハッシュ値生成手段602の詳細フロー
である。
【図20】当選者決定手段603の詳細フローである。
【図21】ハッシュ値/当選者公開手段604の詳細フ
ローである。
【符号の説明】
101 電子抽選サーバ 102 抽選概要手段 103 応募受け付け手段 104 データ蓄積手段 105 任意値/当選ハッシュキー手段 106 ハッシュ値/当選者手段 107 クライアント 108 応募申し込み手段 201 概要定義登録手段 202 登録内容公開手段 301 抽選ハッシュキー生成手段 302 抽選ハッシュキー公開手段 401 抽選概要管理手段 402 抽選ハッシュ管理手段 403 当選ハッシュ管理手段 404 当選者管理手段 501 任意値生成手段 502 当選ハッシュキー生成手段 503 任意値/当選ハッシュキー公開手段 601 抽選ハッシュ値生成手段 602 当選ハッシュ値生成手段 603 当選者決定手段 604 ハッシュ値/当選者公開手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永川 忍 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 加地 朋之 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 二宮 敏彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 桶屋 勝幸 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B056 BB00 HH00 5J104 NA12 PA07 PA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットなどを介して応募を行った
    抽選に対して、抽選結果に対して主催者の意図的な操作
    の介在が不可能で、抽選の公正さが保証されることを目
    的とした電子抽選方法であって、主催者が電子抽選を行
    うにあたり抽選に利用するハッシュ関数、抽選における
    当選数、受け付け終了後に決定する任意値の内容、当選
    ハッシュキーの加工定義を登録し、登録内容を公開する
    抽選概要手段と、応募者からの応募を受け付け、抽選ハ
    ッシュキーを生成し、生成した抽選ハッシュキーを公開
    する応募受け付け手段と、受け付け終了後に決定した任
    意値と登録された加工定義を用いて当選ハッシュキーを
    生成し、それぞれのデータを公開する任意値/当選ハッ
    シュキー手段と、抽選ハッシュキーに対応するハッシュ
    関数の生成値:抽選ハッシュ値と当選ハッシュキーに対
    応するハッシュ関数の生成値:当選ハッシュ値を生成
    し、当選者の決定を行い、それぞれのデータを公開する
    ハッシュ値/当選者手段と、登録、生成、決定したそれ
    ぞれのデータを蓄積しておくデータ蓄積手段とを備えた
    ことを特徴とする電子抽選方法。
  2. 【請求項2】上記システムにおいて、抽選概要手段にお
    ける登録内容の公開、応募受け付け手段における抽選ハ
    ッシュキーの公開、任意値/当選ハッシュキー手段にお
    ける任意値と当選ハッシュキーの公開、ハッシュ値/当
    選者手段における抽選ハッシュ値と当選ハッシュ値と当
    選者の公開を行うことにより、応募者は自分が抽選対象
    となっていることを確認することができ、応募者は抽選
    の時系列経移をウェブ上で確認することができ、応募者
    は公開された抽選方法に従って抽選結果を再現すること
    を可能とし、抽選の透過性を備えたことを特徴とする電
    子抽選方法。
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