JP2002335139A - Cdma方式通信システムの基地局受信装置及びその製造方法並びに受信方法 - Google Patents

Cdma方式通信システムの基地局受信装置及びその製造方法並びに受信方法

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JP2002335139A
JP2002335139A JP2001137522A JP2001137522A JP2002335139A JP 2002335139 A JP2002335139 A JP 2002335139A JP 2001137522 A JP2001137522 A JP 2001137522A JP 2001137522 A JP2001137522 A JP 2001137522A JP 2002335139 A JP2002335139 A JP 2002335139A
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Japan
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agc
gain
value
voltage value
amplifier
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JP2001137522A
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English (en)
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Hiroyuki Saito
弘幸 齋藤
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い電力の信号を受信しても熱雑音を考慮し
た正しい受信電力を知ることができるCDMA方式通信
システムの基地局受信装置を提供する。 【解決手段】 アンテナ9と、低ノイズアンプ10と、
受信信号を第1ローカル周波数に変換する第1の周波数
混合器11と帯域通過フィルタ12と、可変利得アンプ
13と、第2ローカル周波数に変換する第2の周波数混
合器14と帯域通過フィルタ15と、受信IF信号をR
SSIとして検出するA/Dコンバータ16と、RSS
IをdB値に置き換えて理想値との差からAGC利得を
算出してAGC電圧値に変換する制御部17と、AGC
電圧値を可変利得アンプへの制御電圧に変換するD/A
コンバータ18とから構成され、AGC電圧値とAGC
利得とを対応させたTagcテーブルは熱雑音受信時を
基準とし、そのときのAGC電圧値をAGC利得0dB
として生産時の無線特性確認工程にて作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式通信
システムの基地局において、熱雑音を加味した受信信号
の電力をAGC(自動利得制御)を利用して検出するC
DMA方式通信システムの基地局受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式通信システムの基地局にお
いては、無線信号をアンテナで受信した後、送受信盤で
受信信号をローカル周波数に変換して受信処理する。そ
の際、受信信号を可変利得アンプで利得調整し、この利
得調整された信号をA/D変換して受信信号強度指示
(RSSI)として検出し、この得られた受信信号強度
指示をログ平均値(dB値)に置き換えて理想値との差
から可変利得アンプの利得調整量(AGC利得)を算出
してAGC電圧値に変換し、この算出されたAGC電圧
値を可変利得アンプへの制御電圧にD/A変換するAG
C制御を行う。
【0003】A/D変換して検出されたRSSIをdB
値に変換する際、電圧値と受信電力を対応させたテーブ
ルを利用して理想受信電力と受信電力との差を知ること
ができる。以下このテーブルをTrifdテーブルと呼
ぶこととする。
【0004】可変利得アンプを制御するAGC電圧値と
可変利得アンプのAGC利得とを対応させたテーブル
は、熱雑音受信時(無入力時)を基準とし、そのときの
可変利得アンプのAGC電圧値をAGC利得0dBとす
るもので、生産時の無線特性確認工程にて作成する。以
下このテーブルをTagcテーブルと呼ぶこととする。
【0005】無線特性確認工程では送受信盤個々におい
て部品のバラツキによる無線特性のずれが発生しないよ
うに、送受信盤ごとに送信系および受信系のテーブルを
作成している。例えば、送信系においては出力電力を段
階的に制御してそれらをサンプル値として特性テーブル
を作成し、受信系においては受信信号を段階的に変化し
てそのときの検出値をサンプル値として特性テーブルを
作成する。
【0006】図8は、従来の無線特性確認工程における
受信系の設備の一例を示す。送受信盤1への受信信号を
供給する信号発生器(SG)3と受信アンプ2と送受信
盤1から構成され、受信アンプ2と送受信盤1の間にリ
レー4が挿入されている。
【0007】従来は、Tagcテーブル作成の際には2
段階の工程を踏んでいた。第1の段階ではリレー4を切
り替えて受信アンプ2を通過しない経路を選択して、S
G3の設定レベルを変更しながらAGC電圧を数〜数十
ポイントサンプリングし、補間計算によりSG3の出力
レベルに対するAGC電圧との関係を示したテーブルを
作成する。
【0008】第2の段階では、リレー4を再度切り替え
て入力信号が受信アンプ2を通過する状態にし、SG3
の出力レベルをOFFにして熱雑音受信時のAGC電圧
を求めて、第1の段階で得られたテーブル上において第
2の段階で求めたAGC電圧のAGC利得が0dBにな
るようにオフセットをかけて、Tagcテーブルを作成
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このT
agcテーブルを使用すると受信電力が高くなるにつれ
て、実際の受信電力よりも検出した受信電力の方が小さ
くなったり、あるいは低い受信電力時には熱雑音の影響
を受けた電力が正しく検出できないという問題があっ
た。
【0010】その理由は、第1の段階で受信アンプ2を
使用せずにテーブル作成のためのデータをサンプリング
していたことにより、第2の段階で受信アンプ201を
使用して得られたAGC電圧に、受信アンプ201のN
F(Noise Figure)分が無視されてしまったためである。
【0011】熱雑音は温度により変動し、一般に式1で
表される。 熱雑音=KTB ・・・式1 K:ボルツマン常数 1.38×10-23[J/K] T:絶対温度[K] B:周波数帯域幅[Hz] 式1を利用すると、熱雑音の影響を受けた受信電力は式
2のように近似することができる。
【0012】
【数1】 NFにはノイズレベルを底上げするという作用があり、
実際には式2におけるKTBの値が変化してしまうこと
になるので、高い受信電力時には影響はほとんどないよ
うに見えるが、熱雑音のような低い受信電力はその影響
が現れやすい。従って、受信アンプ2を使用せずに作成
したテーブル上の基準ポイントは、受信アンプ2のNF
分高くシフトしてしまい、Tagcテーブル全体に値の
ずれが発生してしまった。例えばNFが3dBの受信ア
ンプ2を使用したときには、熱雑音−107.5dBm
としていてもNF分を受けて−104.5dBmとな
り、式2でわかるように受信電力−100dBmの信号
が−99.29dBmに見えるはずが、−98.68d
Bmと0.61dBm高くなってしまい、これを基準と
することで高電界においても実際に受信している電力よ
りも低く検出してしまうことになった。
【0013】そこで本発明は、低い電力の信号を受信し
ても熱雑音を考慮した正しい受信電力を知ることができ
るCDMA方式通信システムの基地局受信装置及びその
製造方法並びに受信方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明では、従来Tagcテーブル作成時に2つの
段階が必要であったのを1つにまとめるとともに、SG
3の出力レベルを熱雑音の影響を受けた値に読み替えて
補間計算することにより、Tagcテーブル自体に熱雑
音の影響を盛り込むことができ、かつ常に受信アンプ2
を使用してデータをサンプリングしているので、受信ア
ンプ2のNFの影響も吸収できる。従って、低い電力の
信号を受信したときにも熱雑音の影響を加味した検出が
可能となり、なおかつ高い電力の信号を受信したときに
も実際の受信電力を正しく検出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1を参照すると、本発明はCDMA方式
の無線信号を受信するアンテナ9と、受信信号から雑音
成分をカットする低ノイズアンプ10と、受信信号の周
波数を第1のローカル周波数に変換する第1の周波数混
合器11と帯域通過フィルタ12と、与えられる電圧が
小さいほど利得の小さい可変利得アンプ13と、第1の
ローカル周波数に変換された受信信号を第2のローカル
周波数に変換する第2の周波数混合器14と、帯域通過
フィルタ15と、第2のローカル周波数に変換された受
信IF信号を受信信号強度指示(RSSI)として検出
するA/Dコンバータ16と、得られたRSSIをログ
平均値(dB値)に置き換えて理想値との差から可変利
得アンプ13の利得調整量(AGC利得)を算出してA
GC電圧値に変換する制御部17と、制御部17におい
て算出されたAGC電圧値を可変利得アンプ13への制
御電圧に変換するD/Aコンバータ18とから構成さ
れ、これらの回路は送受信盤1内部に実装する。
【0017】図2は、A/Dコンバータ16にて検出さ
れたRSSIをdB値に変換するTrifdテーブルを
示し、電圧と受信電力の対応関係を示している。このテ
ーブルを利用して理想受信電力と受信電力の差を知るこ
とができる。
【0018】図3は、可変利得アンプ13を制御するA
GC電圧と可変利得アンプ13のAGC利得とを対応さ
せたTagcテーブルを示す。このテーブルは熱雑音受
信時(無入力時)を基準とし、そのときの可変利得アン
プ13のAGC電圧をAGC利得0dBとするもので、
生産時の無線特性確認工程にて作成する。
【0019】図4は無線特性確認工程における受信系の
設備の一例であり、送受信盤1への受信信号を供給する
信号発生器(SG)3と受信アンプ2と送受信盤1から
構成される。受信アンプ2の利得とNFは送受信盤1が
使用されるシステムの環境下に見合ったものを用意す
る。無線特性確認工程では、受信アンプ2の入力端を基
準とした受信電力の検出ができるように、かつ熱雑音受
信時のAGC電圧をAGC利得0dBとするようにオフ
セットをかけてTagcテーブルを作成する。
【0020】受信信号の受信電力を正確に知るには、熱
雑音の影響を加味しなければならない。そのために、T
rifdテーブルとは別に図3に示す可変利得アンプ1
3の利得量と制御電圧の関係を示すTagcテーブルを
もつことにより実現する。
【0021】図5は式2における熱雑音を−107.5
dBmとしたときの受信電力の様子をグラフ化したもの
であり、横軸が理想的な受信電力、縦軸が熱雑音の影響
を受けた受信電力を示している。図5を見ると低い受信
電力のときに熱雑音の影響を受けて実際の受信電力が変
化しているのがわかる。従って、無線特性確認工程にお
けるTagcテーブル作成時にはSG3に設定したレベ
ルを熱雑音の影響を受けた電力に読み替えて(例えば、
SG3の設定レベルが−108dBmであれば、式2に
て計算して求めた−104.7dBmに置き換える:た
だし、熱雑音を−107.5dBmとする)補間計算を
行い、熱雑音がAGC利得0dBとなるようにオフセッ
トをかけて(熱雑音を−107.5dBmとしたならば
107.5をオフセットとして加える)AGC電圧とA
GC利得を関係づけることで、熱雑音に対するAGC利
得を知ることが可能になり、熱雑音を考慮した受信電力
を知ることができる。
【0022】このように、熱雑音による影響をテーブル
作成時に反映させることで、Tagcテーブルの精度を
あげ、かつTagcテーブル作成用のサンプル値を全て
受信アンプ込みで測定することにより、従来のようにア
ンプのNF分基準がずれてしまうようなことをなくして
いる。また、測定系もリレーを必要とすることがなく測
定する手間も省いている。
【0023】図6は、図1におけるA/Dコンバータ1
6から検出できるRSSIからD/Aコンバータ18を
介して可変利得アンプ13を制御するAGC電圧を算出
するための計算フローであり、一連の流れはソフトウェ
アにて実現する。以下、その処理の流れを説明する。
【0024】本発明によるAGCを利用した受信電力検
出方法は熱雑音受信時(無入力時)のRSSI値を基準
にして、その基準に向かって信号を受信したときのRS
SI値が収束するようにループを組んでおり、熱雑音受
信時のAGC電圧をAGC利得0dBとする。AGCの
動作としては受信電力が高くなるにつれてAGC電圧は
小さくなり、AGC利得としては熱雑音相当のレベルに
押さえ込む方向(符号はマイナス)で大きくなる。
【0025】図6において、第1のTrifd30では
熱雑音入力時のRSSI理想値をdB変換(RXIE)
しており、この値はシステム固有の値でAGCループの
絶対基準となる。第2のTrifd31ではA/Dコン
バータ16で検出された受信信号のRSSI値をdB変
換(RXRE)しており、この値は受信信号の電力量に
より変化する。減算器32では第1のTrifd30と
第2のTrifd31にて求められたRXIEとRXR
Eの差を算出し、乗算器33にて減算器32の計算結果
にAGCループゲイン係数(Gagc)を乗算する。こ
のGagcは図1のD/Aコンバータ18の分解能と可
変利得アンプ13の利得能力に依存し、AGCループに
最適な係数を決定し使用する。Gagcを乗算された計
算結果は受信電力の変化に伴うAGC電圧として、前回
のAGC電圧に加算して新たなAGC電圧となる。新た
なAGC電圧はD/Aコンバータ18にて電圧変換され
可変利得アンプ13の利得を調整する。
【0026】従って、図1を用いて説明すると、電力の
大きい信号が受信されるとその瞬間に可変利得アンプ1
3において押さえ切れない受信電力がRSSI値として
A/Dコンバータ16にて検出される。制御部17は前
記の通りに新たなAGC電圧を算出してD/Aコンバー
タ18にデータとして渡し、D/Aコンバータ18は可
変利得アンプ13への制御電圧を可変して利得を調整
し、結果として受信電力を熱雑音相当にまで押さえ込む
ようにすることが可能となる。
【0027】本発明ではTagcテーブルを用いて、制
御部17はRSSIの検出値に応じて求められたAGC
電圧からAGC利得を知ることができる。Tagcテー
ブルは熱雑音受信時のAGC電圧をAGC利得0dBに
しているので、実際の受信電力を知るには式3を用い
る。 受信電力[dbm]=熱雑音[dbm]−AGC利得[db] ・・・式3 例えば、熱雑音を−107.5dBmとしてTagcテ
ーブルを作成したときに、ある信号を受信したときのA
GC利得が−30dBだとすると、実際の受信電力は−
77.5dBmということになる。
【0028】Tagcテーブルは、送受信盤自身が受信
している受信電力を知るために必要なものである。送受
信盤は上位制御系からの受信レベル測定要求を受けて、
Tagcテーブルを参照して受信電力を報告する。
【0029】ここで報告値として2種類のものが用意で
きる。第1に熱雑音の影響を受けていない真の受信電力
であり、第2に熱雑音の影響を受けた干渉レベルであ
る。熱雑音の影響を受けない真の受信電力については、
Tagcテーブルがもともと熱雑音をゼロ基準にした利
得テーブルであるためTagcテーブルの値をそのまま
報告することで実現可能である。
【0030】熱雑音の影響を受けた干渉レベルについて
は、Tagcテーブル作成時の熱雑音をどのレベルに設
定したかによるが、Tagcテーブルの値に熱雑音レベ
ルを加算することで干渉レベルとして報告することがで
きる。例えば、熱雑音レベルを−107.5dBmとし
たのであれば、Tagcテーブル読み値に−107.5
dBmを加えればよい。
【0031】次に、本発明の他の実施の形態について図
面を参照して説明する。
【0032】図7を参照すると、制御部17に図1と同
一の系がもう1系統追加された構成となっている。上側
の系を0系、下側の系を1系とするとソフトウェアにお
いては、0,1系それぞれに対して独立した図6の計算
フローをもち、独立にAGC電圧を算出することができ
る。独立した計算フローを持つことで、0系と1系のA
GC周期を任意に可変することが可能であり、状況に応
じて0系と1系の制御周期を違う値にすることもでき
る。
【0033】受信電力の検出についても、0,1系それ
ぞれ行うことができる。ただし、0,1系のTagcテ
ーブルは共通にすることができず、別々のTagc0テ
ーブルとTagc1テーブルを持つ必要がある。それぞ
れの系に使用している部品のバラツキや系のアイソレー
ションの影響があるので、必ずしも0系と1系の特性が
一致しないためである。
【0034】従って、無線特性確認工程においてはTa
gcテーブルを0系と1系の両方を作成しなければなら
ない。
【0035】本実施の形態では、ソフトウェアによるA
GCによりダイバーシチ受信にも容易に対応できる特徴
を有し、かつ計算フローを2系統持つことで0系と1系
の制御周期も任意に決めることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による第1
の効果は、低い電力の信号を受信しても熱雑音を考慮し
た正しい受信電力を知ることができることである。その
理由は、熱雑音を基準とし、かつ熱雑音を考慮したTa
gcテーブルを持っているためである。
【0037】第2の効果は、第1の効果に加えてシステ
ムの設置環境温度に応じた受信電力の測定ができること
である。その理由は、生産の調整工程時に作成するTa
gcテーブルが熱雑音を基準にしているためである。熱
雑音は環境温度により変化するので、システムの設置環
境下での温度がわかっていれば、生産の調整工程時に熱
雑音の値を適度に調整して式2を用いてTagcテーブ
ルを作成することが可能である。
【0038】第3の効果は、第2の効果に加えてシステ
ムの設備状況に応じた受信電力の測定ができることであ
る。その理由は、システムに応じてTagcテーブルを
作成する際に使用している受信アンプの利得、NFを調
整することができるからである。
【0039】第4の効果は、AGCの周期を任意に決定
することができるので、システムの処理能力に応じて処
理負荷を軽減できることである。その理由は、AGCの
ループがソフトウェアにより制御されているためであ
る。図6に示す通りAGC電圧の決定にはRXIEとR
XREの差を求めているので、その計算周期を調整する
ことでAGC周期自体が調整される。従って、AGC周
期を短くも長くもすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1によるAGCの構成を示す
ブロック図である。
【図2】Trifdテーブルを示すグラフである。
【図3】Tagcテーブルを示すグラフである。
【図4】本発明のTagcテーブル作成の設備構成を示
すブロック図である。
【図5】熱雑音の影響を示すグラフである。
【図6】本発明のAGC電圧計算を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の実施形態2によるAGCの構成を示す
ブロック図である。
【図8】従来のTagcテーブル作成の設備構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 送受信盤 2 受信アンプ 3 信号発生器 4 リレー 9 第1のアンテナ 10 第1の低ノイズアンプ 11 第1の周波数混合器 12 第1の帯域通過フィルタ 13 第1の可変利得アンプ 14 第2の周波数混合器 15 第2の帯域通過フィルタ 16 第1のADコンバータ 17 制御部 18 第1のDAコンバータ 19 第2のアンテナ 20 第2の低ノイズアンプ 21 第3の周波数混合器 22 第3の帯域通過フィルタ 23 第2の可変利得アンプ 24 第4の周波数混合器 25 第4の帯域通過フィルタ 26 第2のADコンバータ 28 第2のDAコンバータ 30 RXIEを求めるTrifd 31 RXREを求めるTrifd 32 減算器 33 乗算器 34 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J100 JA01 KA05 LA03 LA09 LA11 QA01 SA02 5K022 EE01 EE31 5K052 AA14 BB02 CC06 DD00 EE32 GG13 GG26 GG48 5K061 AA10 BB12 CC08 CC11 CC52 CD05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナで受信した受信信号をローカル
    周波数に変換して受信処理するCDMA方式通信システ
    ムの基地局において、 受信信号を利得調整する可変利得アンプと、 利得調整された信号を受信信号強度指示(RSSI)と
    して検出するA/Dコンバータと、 得られたRSSIをログ平均値(dB値)に置き換えて
    理想値との差から可変利得アンプの利得調整量(AGC
    利得)を算出してAGC電圧値に変換するAGC制御部
    と、 このAGC制御部で算出されたAGC電圧値を前記可変
    利得アンプへの制御電圧に変換するD/Aコンバータ
    と、 前記可変利得アンプを制御するAGC電圧値と可変利得
    アンプのAGC利得とを、熱雑音受信時のAGC電圧値
    をAGC利得0dBとして対応させたTagcテーブル
    とを備え、 このTagcテーブルは、製造時の無線特性確認工程に
    て信号発生器と受信アンプを接続された状態で、 前記受信アンプの熱雑音受信時のAGC電圧値をAGC
    利得0dBとするようにオフセットし、 前記信号発生器の出力レベルを変化させてサンプリング
    して作成されることを特徴とするCDMA方式通信シス
    テムの基地局受信装置。
  2. 【請求項2】 アンテナで受信した受信信号をローカル
    周波数に変換して受信処理するCDMA方式通信システ
    ムの基地局において、 受信信号を利得調整する可変利得アンプと、 利得調整された信号を受信信号強度指示(RSSI)と
    して検出するA/Dコンバータと、 得られたRSSIをログ平均値(dB値)に置き換えて
    理想値との差から可変利得アンプの利得調整量(AGC
    利得)を算出してAGC電圧値に変換するAGC制御部
    と、 このAGC制御部で算出されたAGC電圧値を前記可変
    利得アンプへの制御電圧に変換するD/Aコンバータと
    を備え、 前記AGC制御部は、 熱雑音入力時のRSSI理想値をdB変換(RXIE)
    し、システム固有の値としてAGCループの基準となる
    第1のTrifdテーブルと、 前記A/Dコンバータで検出された受信信号のRSSI
    値をdB変換(RXRE)し、その値が受信信号の電力
    量により変化する第2のTrifdテーブルと、 前記第1のTrifdテーブルと第2のTrifdテー
    ブルとを用いて、RXIEとRXREとの差を算出する
    減算手段と、 この減算手段の計算結果に、AGCループゲイン係数を
    乗算する乗算手段と、 このAGCループゲイン係数を乗算した計算結果を、前
    回のAGC電圧値に加算して新たなAGC電圧値とし
    て、前記D/Aコンバータにて電圧変換して可変利得ア
    ンプの利得を調整することを特徴とするCDMA方式通
    信システムの基地局受信装置。
  3. 【請求項3】 アンテナで受信した受信信号をローカル
    周波数に変換して受信処理する受信回路を2系統有する
    CDMA方式通信システムの基地局において、 前記請求項2記載のAGC制御を、それぞれの受信回路
    で独立に行うことを特徴とするCDMA方式通信システ
    ムの基地局受信装置。
  4. 【請求項4】 アンテナで受信した受信信号をローカル
    周波数に変換して受信処理するCDMA方式通信システ
    ムの基地局において、 受信信号を可変利得アンプで利得調整し、この利得調整
    された信号をA/D変換して受信信号強度指示(RSS
    I)として検出し、この得られたRSSIをログ平均値
    (dB値)に置き換えて理想値との差から可変利得アン
    プの利得調整量(AGC利得)を算出してAGC電圧値
    に変換し、この算出されたAGC電圧値を前記可変利得
    アンプへの制御電圧にD/A変換するAGC制御におけ
    る、前記可変利得アンプを制御するAGC電圧値と可変
    利得アンプのAGC利得とを、熱雑音受信時のAGC電
    圧値をAGC利得0dBとして対応させたTagcテー
    ブル作成の際に、 製造時の無線特性確認工程にて信号発生器と受信アンプ
    を接続された状態で、 前記受信アンプの熱雑音受信時のAGC電圧値をAGC
    利得0dBとするようにオフセットし、 前記信号発生器の出力レベルを変化させてサンプリング
    して前記Tagcテーブルが作成されることを特徴とす
    るCDMA方式通信システムの基地局製造方法。
  5. 【請求項5】 アンテナで受信した受信信号をローカル
    周波数に変換して受信処理するCDMA方式通信システ
    ムの基地局において、 受信信号を可変利得アンプで利得調整し、この利得調整
    された信号をA/D変換して受信信号強度指示(RSS
    I)として検出し、この得られたRSSIをログ平均値
    (dB値)に置き換えて理想値との差から可変利得アン
    プの利得調整量(AGC利得)を算出してAGC電圧値
    に変換し、この算出されたAGC電圧値を前記可変利得
    アンプへの制御電圧にD/A変換するAGC制御の際
    に、 熱雑音入力時のRSSI理想値をdB変換(RXIE)
    して、システム固有の値としてAGCループの基準とな
    る第1のTrifdテーブルと、A/D変換して検出さ
    れた受信信号のRSSI値をdB変換(RXRE)し
    て、その値が受信信号の電力量により変化する第2のT
    rifdテーブルとを用いて、RXIEとRXREとの
    差を算出し、 この計算結果に、AGCループゲイン係数を乗算し、 このAGCループゲイン係数を乗算した計算結果を、前
    回のAGC電圧値に加算して新たなAGC電圧値とし
    て、D/A変換して可変利得アンプの利得を調整するこ
    とを特徴とするCDMA方式通信システムの基地局受信
    方法。
  6. 【請求項6】 アンテナで受信した受信信号をローカル
    周波数に変換して受信処理する受信回路を2系統有する
    CDMA方式通信システムの基地局において、 前記請求項5記載のAGC制御を、それぞれの受信回路
    で独立に行うことを特徴とするCDMA方式通信システ
    ムの基地局受信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100352171C (zh) * 2003-11-22 2007-11-28 Lg电子株式会社 提高具有自动增益控制器的接收端的接收速率的装置和方法

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