JP2002334192A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP2002334192A JP2001137234A JP2001137234A JP2002334192A JP 2002334192 A JP2002334192 A JP 2002334192A JP 2001137234 A JP2001137234 A JP 2001137234A JP 2001137234 A JP2001137234 A JP 2001137234A JP 2002334192 A JP2002334192 A JP 2002334192A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目標プロセスの改革に携わる各人の意識改革を
促す。 【解決手段】ネットワーク上のサーバは、工程進捗管理
における各業務の遂行を支援する進捗管理部22、工程
進捗管理における各担当者の現業務状況を目標プロセス
実現の観点から評価する業務遂行評価部23を有してい
る。業務遂行評価部23による評価結果は、各担当者が
業務上利用するクライアント端末に、ネットワークを介
して提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビジネスプロセス
にたずさわる各人の業務状況を、サプライチェーンの全
体目標達成の観点から評価する情報処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビジネスプロセスの改善・改革を支援す
る情報処理システムとして、ERP(Enterprise resour
ces planning)システム、SCP(Supply Chain Plannin
g)システム、SCM(Supply Chain Management)システ
ム、生産管理システム、プロジェクトマネージメントシ
ステム、ナレッジマネージメントシステム、グループウ
ェアシステム、PDM(Product Data Management)シス
テム、協調設計支援システム等が知られている。例え
ば、「SAP革命」(ERP研究会著 1997年1月初版ISBN
4-8207-1248-9)第12ページには、そのような情報処理
システムの1つであるERPシステムに関して、以下の
ような記載がある。
【0003】「ERPでは、企業活動全般にわたる業務
の機能が『ベスト・ビジネス・ラクティス』として提供さ
れる。ベスト・ビジネス・プラクティスとは、世界の優れ
た企業が採用しているプロセスから共通化されたプロセ
スであり、世界に通用するグローバルなビジネス・プロ
セスの標準である。…ERPを導入する企業は、これら
の『ベスト・ビジネス・プラクティス』によって提供され
る『ビジネス・プロセス・モデル』を利用して自社の業務
を行うことができる。このような自社の業務プロセスの
ベスト・ビジネス・プラクティスへの切り替えは、ビジネ
スプロセスリエンジニアリング(BPR)を実現する。こ
の意味でERPは、リエンジニアリングをサポートする
システムである。」なお、本書に言う「ビジネスプロセス
リエンジニアリング」は、ビジネスプロセスの改善・改革
を意味し、「ベスト・ビジネス・プラクティス」は、ERP
によるビジネスプロセス改善・改革の目標とされるビジ
ネスプロセスを意味する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、個々の業務
担当者は、上記従来の情報処理システムの利用によって
現状のビジネスプロセスの改善・改革に取り組む意義
を、十分に把握しきれていないことがある。このような
場合には、個々の業務担当者が、全体の目標にかなった
業績をあげないことが多い。これでは、上記従来の情報
処理システムの機能が十分に活用されない。
【0005】そこで、本発明は、ビジネスプロセスの改
革に携わる各人の意識改革を促すことができる情報処理
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、情報処理システムに、以下の処理を実
行させる。情報処理システムは、業務が実行されるごと
に、その実行履歴を表す履歴情報を保存する。そして、
履歴情報の保存対象である業務が、前回の判定対象期間
の次に設定された判定対象期間内に実行されたか否か
を、保存中の履歴情報に基づき判定し、その判定結果に
応じた情報を出力する。
【0007】なお、以上、本発明の具体的な実施の形態
について説明するが、そこで挙げた構成は、可能な限り
の組合せの自由度を有し、その組合せのいずれもが発明
を構成するものとする。すなわち、以下に説明する実施
形態から一部の構成を適宜に削除した形態も、本発明の
他の実施形態となり得る。また、以下において具体的に
示された構成は、いずれも、機能において同一とされる
上位概念のなかの一下位概念に過ぎないものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0009】まず、工程進捗管理業務を一例に挙げて、
業務プロセスの改革について説明しておく。
【0010】改革前の工程進捗管理業務では、定期的に
開かれるミーティングにおいて、プロジェクトマネージ
ャが、各作業担当者から直接進捗報告を受け、それらの
報告に基づき必要と判断された指示(計画変更等)を各作
業担当者に直接与えていたとする。
【0011】このような業務プロセスの効率化を図るた
め、ネットワークシステムを利用した情報交換を工程進
捗管理業務に導入する。これにより、例えば、各作業担
当者は、自己の進捗状況を、ネットワーク経由で定期的
に担当プロジェクトマネージャーに報告し、各プロジェ
クトのプロジェクトマネージャは、自己のプロジェクト
に参加している各作業担当者からの報告を定期的に確認
し、作業遅延が発生していれば、その対策(計画変更等)
を、各作業担当者にネットワーク経由で指示することに
なる。このような新たな業務プロセス(業務プロセス改
革における目標業務プロセス)が実現されるためには、
各作業担当者および各プロジェクトマネージャーによっ
て、定期的な進捗報告および定期的な進捗確認が、業務
上の義務として遵守される必要がある。
【0012】つぎに、図1により、本実施の形態に係る
情報処理システムの全体構成について説明する。ここで
は、WWW(World Wide Web)を利用して上述の工程進捗
管理業務を改革を図る場合を例に挙げて説明する。
【0013】本実施の形態に係る情報処理システムは、
複数の情報処理装置10A1,...,10An、これらを結
ぶ通信回線(例えば、LAN:local area network、W
AN:wide area network等)30、等を有している。
【0014】ここで、各情報処理装置10A1,...,10
nには、それぞれ、ユーザからのデータ入力を受け付
ける入力装置(例えば、マウス、キーボード等)11A、
各種データを出力する出力装置(例えば、プリンタ、デ
ィスプレイ装置等)11B、等が接続されている。ま
た、各情報処理装置10A1,...,10Anには、それぞ
れ、各種処理を実行するCPU12、主記憶13、CP
U12が実行するプログラムが記憶媒体からインストー
ルされたハードディスク15、ハードディスク15に対
するデータ読込み/書込み処理を実行するハードディス
ク・ドライブ16、入力装置11Aからのデータ転送を
制御するコントローラ17、出力装置111Bへのデー
タ転送を制御するコントローラ18、通信回線30を介
したデータ転送を制御するコントローラ19、CD−R
OMに対するデータ読込み処理を実行するCD−ROM
ディスク・ドライブ(不図示)、等が搭載されている。
【0015】これらの情報処理装置のうち、少なくとも
1つの情報処理装置10A1(以下、WWWサーバ10A
1と呼ぶ)のハードディスク15には、(1)他の情報処理
装置のブラウザからのリクエストを受け付けるとファイ
ルを返信するHTTP(HyperText Transport Protocol
Daemon)デーモン、(2)後述の業務プロセス改革支援処
理が定義された業務改革支援プログラム、(3)HTTP
デーモンにより起動され、業務プロセス改革支援プログ
ラムを起動するCGI(Common Gateway Interface)スク
リプト、(4)データベース更新等のデータベース処理を
実行するデータベース管理プログラム、(5)プログラム
の実行等のために必要な制御プログラム(例えば、オペ
レーションシステム等)、等が格納されている。さら
に、後述の進捗報告画面等を表示させるためのWebド
キュメント(例えば、HTML(HyperText Markup Langu
age)ドキュメント、XMLドキュメント等)、後述の業
務プロセス改革支援処理において用いられる各種データ
ベースも格納されている。
【0016】そして、WWWサーバ10A1は、これら
のハードウエアおよびソフトウエアによって、図2に示
す機能構成部21〜23を実現する。具体的には、他の
情報処理装置10A2,...,10Anとの間のデータ送受
信を実行するデータ送受信部21、後述の管理データベ
ース20A,20B,20C,20Dが格納されたデータ
ベース格納部20、工程進捗管理業務の遂行を支援する
進捗管理部22、工程進捗管理業務の現業務状況を目標
プロセス実現の観点から評価する業務遂行評価部23を
実現する。ここで、進捗管理処理部22には、作業担当
者の進捗報告処理を支援する進捗報告支援処理部22
A、プロジェクトマネージャーの進捗確認・計画変更を
支援する進捗確認・計画変更支援処理部22Bが含まれ
ている。また、業務遂行評価部23には、各作業担当者
の進捗報告業務等の遂行を監視する業務プロセス監視処
理部23A、業務プロセス監視処理部23Aの監視結果
に応じたアドバイス情報Oを生成する業務プロセス改善
アドバイス処理部23B、が含まれている。なお、進捗
報告支援処理部22Aは、第一処理手段として機能し、
業務プロセス監視処理部23Aは、第二処理手段として
機能し、業務プロセス改善アドバイス処理部23Bは、
後述の参考情報管理データベース20Cとともに情報出
力手段として機能する。その他の情報処理装置10
2,....,10An(以下、WWWクライアント端末10
1,....,10Anと呼ぶ)のハードディスクには、それ
ぞれ、WWWを利用するためのブラウザ、ブラウザ等を
実行するために必要な制御プログラム(例えば、オペレ
ーションシステム等)等の各種プログラムが格納されて
いる。
【0017】つぎに、WWWサーバ10Aのハードディ
スクに格納されている管理データベース(内部状態管理
データベース20A、入出力ログ管理データベース20
B、参考情報管理データベース20C、業務プロセス遵
守指標ログ管理データベース40D)のデータ構造につ
いて説明する。ただし、ここで参照する各図(図3〜図
6)は、各管理データベース20A,20B,20Cのデ
ータ構造を概念的に示したものであり、各管理データベ
ース20A,20B,20Cの実際のデータ構造を示した
ものではない。
【0018】内部状態管理データベース20Aには、図
3に示す3つのテーブル40,41,42が格納されてい
る。そして、プロジェクトデータテーブル40には、プ
ロジェクトごとに、それぞれ、プロジェクト名40A、
プロジェクトマネージャー名40Bが予め登録されてい
る。また、担当者データテーブル41には、作業担当者
ごとに、それぞれ、作業担当者名41A、所属グループ
名41Bが予め登録されている。さらに、工程データテ
ーブル42には、プロジェクトを構成する作業ごとに、
それぞれ、作業項目名42B、プロジェクト名42A、
作業開始予定日42C、作業終了予定日42D、現在ま
での進捗状況を示す進捗情報42E、担当者名42F、
作業遅延発生の有無を表す遅延発生情報42Gが予め登
録されている。
【0019】入出力ログ管理データベース20Bは、第
一履歴情報保存手段として機能する。このデータベース
20Bには、図4に示す入出力ログデータテーブル43
が格納されている。この入出力ログデータテーブル43
には、WWWサーバ10A1へのコマンド入力およびW
WWサーバ10A1からのコマンド出力があるごとに、
そのログ入出力履歴情報が保存される。そして、各ログ
入出力履歴情報には、WWWサーバ10A1へ入力され
たコマンドまたはWWWサーバ10A1から出力された
コマンドのコマンド名43A、コマンド入出力の別を示
す入出力区分情報43B、コマンド入出力に関わったユ
ーザの名前43C、コマンド入出力のあった日付けを示
す日付情報43Dが含まれている。WWWサーバ10A
1から出力されたコマンドが、WWWクライアント端末
に進捗確認・計画変更画面を表示させるためのコマンド
であった場合には、この入出力履歴情報には、そのコマ
ンド出力時における遅延作業発生の有無を表す状態情報
43Eがさらに含まれる。
【0020】参考情報管理データベース20Cには、図
5に示す参考情報テーブル44が格納されている。この
参考情報テーブル44には、WWWクライアント端末1
0A 2,....,10Anのユーザに提供される各参考情報4
0Bと、その参考情報の提供の可否の判断基準(後述の
業務プロセス遵守指標情報のうちの業務実施率と比較さ
れる閾値等)を表す提供条件44Aとが予め登録されて
いる。なお、参考情報には、目標業務プロセスの実現上
有用な情報、例えば、目標業務プロセス実現という観点
からの現業務状況に関する評価(良好等)、トラブル事例
等が含まれている。
【0021】業務プロセス遵守指標ログ管理データベー
ス20Dは、第二履歴情報保存手段として機能する。こ
のデータベース20Dには、図6に示す業務プロセス遵
守指標ログデータテーブル45が格納されている。この
業務プロセス遵守指標ログデータテーブル45には、業
務上の義務がどの程度遂行されたかを示す業務プロセス
遵守指標情報(進捗報告業務プロセス遵守指標情報、進
捗確認業務プロセス遵守指標情報、計画変更業務プロセ
ス遵守指標情報、総合業務プロセス遵守指標情報:これ
らについては後述)をWWWサーバ10A1が算出するご
とに、その履歴情報が格納される。各履歴情報には、業
務上の義務がどの程度遂行されているかの評価対象名4
5A(進捗報告業務、進捗確認業務、計画変更業務、総
合業務)、業務上の義務がどの程度遂行されたかを示す
業務プロセス遵守指標情報(進捗報告業務プロセス遵守
指標情報、進捗確認業務プロセス遵守指標情報、計画変
更業務プロセス遵守指標情報、総合業務プロセス遵守指
標情報)45Cおよびその算出日の日付け情報45Bが
含まれている。
【0022】なお、本実施の形態では、これらの管理デ
ータベース20A,20B,20C,20DをWWWサー
バ10A1の内蔵ハードディスクに格納しているが、必
ずしも、このようにする必要はない。例えば、これらの
管理データベース20A,20B,20C,20Dをネッ
トワーク上のデータベースサーバに格納しておき、WW
Wサーバ10A1が、そのデータベースサーバにデータ
ベース処理をリクエストするようにしてもよい。
【0023】つぎに、図1の情報処理システムにおいて
実行される業務プロセス改革支援処理を、(1)進捗報告
支援処理、(2)業務報告確認・計画変更支援処理、(3)
業務遂行評価処理に分けて説明する。 (1)進捗報告支援処理 前述したように、工程進捗管理業務の目標業務プロセス
を実現するには、各作業担当者が、自己の進捗状況を定
期的(本実施の形態では1週間おきとする)にネットワー
ク経由で報告することが義務付けられる。この、各作業
担当者の進捗報告業務の効率化を図るため、図1の情報
処理システムでは、図7に示した進捗報告支援処理が実
行される。
【0024】自己の進捗状況を報告しようとする作業担
当者が、いずれかのWWWクライアント端末(ここで
は、WWWクライアント端末10A2とする)上でブラウ
ザを起動し、所定のURL(Uniform Resource Locator
s)を入力すると、このURLが示すドキュメント(HT
MLドキュメント、XMLドキュメント等)の送信リク
エストおよび作業担当者の識別情報(ユーザ名等)が、W
WWサーバ10A1へ送信される(S70)。ここでリク
エストするドキュメントは、作業担当者が進捗報告に利
用する進捗報告画面(後述)をWWWクライアント端末1
0A2上に表示させるためのものである。なお、ここで
は、作業担当者にURLを手入力させることとしている
が、所定のURLが示すドキュメントの送信リクエスト
を指示するためのアイコン等をWWWクライアント端末
10A2に設けておいてもよい。
【0025】WWWサーバ10A1では、このリクエス
トをデータ送受信部21が受信すると、まず、進捗報告
支援部22Aが、そのリクエストの発信元の作業担当者
名、現在の日付を示す日付情報、そのリクエストのコマ
ンド名(進捗報告画面表示命令)、WWWサーバ10A1
への入力コマンドであったことを示す入出力区分情報
を、入出力ログ管理データベース20Aの入出力ログデ
ータテーブル43に保存する(S80)。その後、進捗報
告支援部22Aは、内部状態管理データベース20Bの
工程データテーブル42からすべての登録データを取り
出して、それらのデータを、リクエストで指定されたド
キュメントの所定の領域にはめこむ。その後、データ送
受信部21が、そのドキュメントをWWWクライアント
端末10A 2へと返信する。ドキュメント送信終了後、
進捗報告支援部22Aは、ドキュメント返信先の作業担
当者名、現在の日付を示す日付情報、ドキュメント返信
のコマンド名(進捗報告画面出力)、WWWサーバ10A
1からの出力コマンドであったことを示す入出力区分情
報を、入出力ログ管理データベース20Aの入出力ログ
データテーブル43に保存する(S81)。
【0026】WWWクライアント端末10A2上のブラ
ウザは、このとき返信されたドキュメントをフォーマッ
トし、ディスプレイ上に表示させる。これにより、WW
Wクライアント端末10A2のディスプレイ上には、図
8に示すような進捗報告画面が表示される(S71)。
【0027】この進捗報告画面上には、内部状態管理デ
ータベースの工程データテーブルの現在の登録内容90
A(作業項目名、プロジェクト名、作業開始予定日、作
業終了予定日、現在までの進捗状況を示す進捗情報、担
当者名、作業遅延発生の有無を示す遅延発生情報)が表
形式で表示されている。この表を作業担当者にとってよ
り見やすいものするため、表90A内の表示データは、
作業担当者名、プロジェクト名等でソートされているこ
とが望ましい。
【0028】この表90Aを構成しているカラムのう
ち、進捗情報が表示されているカラム90aだけは、作
業担当者によりデータ書替え可能な入力フィールドとな
っている。そして、進捗報告画面上には、これら入力フ
ィールド90a内の修正済みデータの送信を指示するた
めの報告ボタン90Bが表示されている。
【0029】この進捗報告画面上で、作業担当者が、自
己の担当作業項目名に対応付けられている入力フィール
ド90a内の進捗情報を、現在の進捗状況に応じて書き
替えてから、報告ボタン90Bを指示すると、WWWク
ライアント端末10A2上のブラウザは、進捗報告画面
上の入力フィールド90a内の進捗情報を含んだ進捗更
新リクエストをWWWサーバ10A1に送信する(S7
2)。
【0030】WWWサーバ10A1では、WWWクライ
アント端末10A2からの進捗更新リクエストをデータ
送受信部21が受信すると(S82)、進捗報告支援部2
2Aが、まず、そのリクエストの送信元の作業担当者
名、現在の日付を示す日付情報、そのリクエストのコマ
ンド名(進捗報告)、WWWサーバ10A1に対する入力
コマンドであったことを示す入出力区分情報を、入出力
ログ管理データベース20Aの入出力ログデータテーブ
ル43に保存する。
【0031】その後、進捗報告支援部22Aは、その進
捗更新リクエストに含まれている進捗情報、現在の日付
け、内部状態管理データベース20Bの工程データテー
ブル42に現在登録されている作業開始予定日および作
業終了予定日に基づき、作業遅延の発生の有無を判断す
る。具体的には、作業開始予定日を過ぎても、まだ進捗
状況が「0%」であれば、着手遅延有りと判断し、作業終
了予定日を過ぎても、まだ進捗情報が「100%」となっ
ていなければ、作業完了遅延有りと判断する。そして、
その判断結果と、その進捗更新リクエストに含まれてい
る進捗情報とを用いて、内部状態管理データベース20
Bの工程データテーブル42を更新する(S83)。例え
ば、1999年12月17日に、業績担当者m1が、業
務報告画面上で、作業終了予定日が1999年12月1
5日である作業A2の進捗情報「60%」を、現在の進捗
状況に応じた値「70%」に修正した場合には、図9に示
すように、内部状態管理データベース20Bの工程デー
タテーブル42において作業担当者名「m1」および作業
項目名「作業A2」に対応付けられている進捗情報および
遅延発生情報が「70%」および「遅延有り」と更新され
る。
【0032】このような業務報告支援処理によれば、各
作業担当者は、時間の都合がついたときに、情報処理シ
ステムを利用することによって、自己の職場から離れず
に進捗報告を済ませることができる。このため、各作業
担当者は、勤務中の時間をより効率的に使うことができ
る。
【0033】なお、ここでは、進捗報告画面上には、工
程データテーブルのすべての登録データを表形式で表示
させているが、必ずしも、このようにする必要はない。
例えば、ドキュメントの送信リクエストを送った作業担
当者に関連する情報だけが表示されるようにしてもよい
し、すでに終了した作業に関連する情報が表示されない
ようにしてもよい。また、データの表示形式も、必ずし
も表形式である必要はない。例えば、ガントチャート形
式等、作業担当者が目視でより認識しやすい表示形式を
採用してもよい (2)業務報告確認・計画変更支援処理 前述したように、工程進捗管理業務の目標業務プロセス
を実現するには、プロジェクトマネージャーが、自己の
管理化にいる各作業担当者の進捗状況をネットワーク経
由で定期的(本実施の形態では1週間おきとする)に確認
することが義務付けられる。そして、いずれかの作業担
当者の作業に遅延が発生していれば、その対策(計画変
更等)を、各作業担当者にネットワーク経由で指示する
ことも義務付けられる。この、プロジェクトマネージャ
ーの進捗確認業務および計画変更業務の効率化を図るた
め、図1の情報処理システムでは、図10に示した進捗
報告支援処理が実行される。
【0034】自己の管理下にある作業担当者の進捗状況
を確認しようとするプロジェクトマネージャーが、いず
れかのWWWクライアント端末(ここでは、WWWクラ
イアント端末10Anとする)上でブラウザを起動し、所
定のURLを入力すると、このURLが示すドキュメン
ト(HTMLドキュメント、XMLドキュメント等)の送
信リクエストおよびプロジェクトマネージャーの識別情
報(ユーザ名等)が、WWWサーバ10A1へ送信され
る。ここでリクエストするドキュメントは、プロジェク
トマネージャーが進捗確認等に利用する進捗確認・計画
変更画面(後述)をWWWクライアント端末10An上に
表示させるためのものである。なお、ここでは、プロジ
ェクトマネージャーにURLを手入力させることとして
いるが、所定のURLが示すドキュメントの送信リクエ
ストを指示するためのアイコン等をWWWクライアント
端末10Anに設けておいてもよい。
【0035】WWWサーバ10A1では、このリクエス
トをデータ送受信部21が受信すると、まず、進捗確認
・計画変更支援部22Bが、そのリクエストの発信元の
プロジェクトマネージャー名、現在の日付を示す日付情
報、そのリクエストのコマンド名(進捗確認・計画変更
画面表示命令)、WWWサーバ10A1への入力コマンド
であったことを示す入出力区分情報を、入出力ログ管理
データベース20Aの入出力ログデータテーブル43に
保存する(S100)。
【0036】その後、進捗確認・計画変更支援部22B
は、内部状態管理データベース20Bの工程データテー
ブル42からすべての登録データを取り出して、それら
のデータを、リクエストで指定されたドキュメントの所
定の領域にはめこむ。その後、データ送受信部21が、
そのドキュメントをWWWクライアント端末10A2
と返信する。ドキュメント送信終了後、進捗確認・計画
変更支援部22Bは、ドキュメント返信先のプロジェク
トマネージャー名、現在の日付を示す日付情報、ドキュ
メント返信のコマンド名(進捗確認・計画変更画面出
力)、WWWサーバ10A1からの出力コマンドであった
ことを示す入出力区分情報、作業遅延の発生を示す遅延
発生情報が工程データテーブル42から取り出されたか
否かを示す状態情報を、入出力ログ管理データベース2
0Aの入出力ログデータテーブル43に保存する(S1
01)。
【0037】WWWクライアント端末10An上のブラ
ウザは、このとき返信されたドキュメントをフォーマッ
トし、ディスプレイ上に表示させる。これにより、WW
Wクライアント端末10Anのディスプレイ上には、図
11(A)に示すような進捗確認・計画変更画面が表示さ
れる。
【0038】この進捗確認・計画変更画面上には、内部
状態管理データベース20Bの工程データテーブル42
の現在の登録内容(作業項目名、プロジェクト名、作業
開始予定日、作業終了予定日、現在までの進捗状況を示
す進捗情報、担当者名、作業遅延発生の有無を示す遅延
発生情報)が表形式110で表示されている。ただし、
この表110を構成しているカラムのうち、未終了の作
業項目(進捗情報が100%となっていない作業項目)の
作業終了予定日および作業担当者名が表示されているカ
ラム110A,110B、および、未着手の作業項目(進
捗情報が0%のままの作業項目)の作業開始予定日が表
示されているカラム110Cは、プロジェクトマネージ
ャによりデータ書替え可能な入力フィールドとなってい
る。そして、進捗報告画面上には、各入力フィールド1
10A,110B,110C内のデータを変更した場合に
その送信を指示するための計画変更ボタン111A、い
ずれの入力フィールド110A,110B,110C内の
データも変更しなかった場合にその旨の送信を指示する
ための完了ボタン111Bが表示されている。
【0039】この進捗確認・計画変更画面上において、
プロジェクトマネージャーは、自己の管理下にある作業
担当者の進捗進捗を確認し、必要に応じて計画を変更し
なければならない。
【0040】例えば、この進捗確認・計画変更画面上に
表示された遅延発生情報が、プロジェクトのいずれの作
業項目にも遅延が発生していないことを示しており、計
画変更が必要とされない場合には、そのプロジェクトの
担当プロジェクトマネージャーは、いずれの入力フィー
ルド110A,110B,110C内のデータも変更せず
に完了ボタン111Bを選択する必要がある。このとき
の完了ボタン111Bの選択により、WWWクライアン
ト端末10An上のブラウザが、計画変更なしを示す処
理終了リクエストをWWWサーバ10A1に送信する。
【0041】一方、この進捗確認・計画変更画面上に表
示された遅延発生情報が、プロジェクトのいずれかの作
業項目の遅延発生を示していた場合には、そのプロジェ
クトの担当プロジェクトマネージャーは、他の作業項目
の進捗状況、作業担当者の意見等を考慮しつつ、その作
業項目A2の遅延を解消するための対策を立てる必要が
ある。例えば、この進捗確認・計画変更画面上に表示さ
れた遅延発生情報が、プロジェクトAの作業項目A2
遅延発生を示していた場合には、プロジェクトAの担当
プロジェクトマネージャーM1は、他の作業項目の進捗
状況、作業担当者の意見等を考慮しつつ、その作業項目
「作業A2」の遅延を解消するための対策を立てる必要が
ある。ここでは、プロジェクトAのプロジェクトマネー
ジャM1が、現在の日付け、作業項目「作業A2」の進捗情
報および作業終了予定日を考慮して、その作業項目「作
業A2」の作業終了予定日を現設定日(1999年12月
15日)から1999年12月27日まで延長するとと
もに、その作業項目A2の作業担当者を、各人の意見を
聞きながら現担当者(m1)から新たな担当者(m3)に変更
する、との決定をしたとする。この場合、プロジェクト
マネージャーM1は、進捗確認・計画変更画面上で、作
業項目「作業A2」の作業終了予定日「1999/12/1
5」および作業担当者名「m1」を、上記決定に応じた作業
終了予定日「1999/12/27」および作業担当者名
「m3」に修正してから、さらに計画変更ボタン111A
を選択する必要がある。このときの計画変更ボタンの選
択により、WWWクライアント端末10An上のブラウ
ザが、進捗確認・計画変更画面上の入力フィールド内の
修正済みデータ(作業終了予定日「1999/12/2
7」、作業担当者名「m3」)を含んだ計画変更リクエスト
をWWWサーバ10A1に送信する。
【0042】WWWサーバ10A1では、データ送受信
部21が処理終了リクエストを受信すれば(S102)、
進捗確認・計画変更支援部22Bが、その処理終了リク
エストの発信元のプロジェクトマネージャー名、現在の
日付を示す日付情報、その処理終了リクエストのコマン
ド名(計画変更なし)、WWWサーバ10A1への入力コ
マンドであったことを示す入出力区分情報を、入出力ロ
グ管理データベース20Aの入出力ログデータテーブル
43に保存する(S104)。
【0043】一方、データ送受信部21が計画変更リク
エストを受信すれば(S102)、進捗確認・計画変更支
援部22Bが、そのリクエストに含まれていた修正済み
データを用いて、内部状態管理データベース20Bの工
程データテーブル42を更新する(S103)。上述の例
では、進捗確認・計画変更支援部22Bは、図11(B)
に示すように、工程データテーブル42の登録データの
うち、作業遅延が発生していた作業項目A2の作業終了
予定日「1999/12/15」および作業担当者名
「m1」を、計画変更リクエストに含まれていた新たな作
業終了予定日「1999/12/27」および新たな作業
担当者名「m3」に更新する。このとき、工程データテー
ブル42の登録データのうち、作業項目A2の遅延発生
情報も、作業遅延無しを示す情報に更新する。その後、
進捗確認・計画変更支援部22Bは、計画変更リクエス
トの発信元のプロジェクトマネージャー名、現在の日付
を示す日付情報、計画変更リクエストのコマンド名(計
画変更)、WWWサーバ10A1への入力コマンドであっ
たことを示す入出力区分情報を、入出力ログ管理データ
ベース20Aの入出力ログデータテーブル43に保存す
る(S104)。
【0044】このような業務確認・計画変更支援処理に
よれば、各プロジェクトマネージャーは、時間の都合が
ついたときに、情報処理システムを利用することによっ
て、自己の職場から離れずに進捗確認および計画変更を
済ませることができる。このため、各プロジェクトマネ
ージャーは、勤務中の時間をより効率的に使うことがで
きる。
【0045】なお、ここでは、進捗確認・計画変更画面
上には、内部状態管理データベース20Bの工程データ
テーブル42の全登録データを表形式で表示させている
が、必ずしも、このようにする必要はない。例えば、す
でに終了した作業項目に関連する情報が表示されないよ
うにしてもよい。また、内部状態管理データベース20
Bのプロジェクトデータテーブル40の登録データを利
用して、ドキュメントの送信リクエストを送ったプロジ
ェクトマネージャーの担当プロジェクトに関連する情報
だけが表示されるようにしてもよい。
【0046】また、ここでは、進捗確認・計画変更画面
上のデータ表示形式として表形式を採用しているが、例
えば、ガントチャート形式等、プロジェクトマネージャ
ーが目視でより認識しやすい表示形式を採用してもよい (3)業務遂行評価処理 前述したように、工程進捗管理業務の目標業務プロセス
を実現するためには、各作業担当者および各プロジェク
トマネージャーによって、定期的な進捗報告および定期
的な進捗確認(必要に応じて計画変更)が、業務上の義務
として確実に遵守されている必要がある。そこで、これ
らの業務上の義務が遂行されているか否かを監視し、そ
の監視結果を各作業担当者および各プロジェクトマネー
ジャーにフィードバックするため、図1の情報処理シス
テムでは、図12、図16、図20、図23に示した業
務遂行評価処理が定期的(ここでは、1週間おき)に実行
される。
【0047】この業務遂行評価処理では、まず、WWW
サーバ10A1が、(i)作業担当者が今週進捗報告を実
施したか否か、(ii)プロジェクトマネージャが今週進捗
確認を実施したか否か、(iii)プロジェクトマネージャ
が作業遅延を放置してはいないか否かを定期的にチェッ
クする。具体的には、以下の処理が定期的に実行され
る。 (i)作業担当者が今週進捗報告を実施したか否かの定期
チェック 図12に、作業担当者が今週進捗報告を実施したか否か
をチェックするための処理のフローチャートを示す。な
お、以下において、今週とは、現在の日付(例えば、こ
こでは、1999年12月19日とする)を基準として
7日前までさかのぼった期間とする。
【0048】業務プロセス監視部23Aは、今週初日
(1999年12月13日)よりも遅い作業終了予定日
と、今週末日(1999年12月19日)よりも早い作業
開始予定日とに対応付けられている作業項目名とプロジ
ェクト名と作業担当者名とを、内部状態管理データベー
ス20Bの工程データテーブル42から取り出す。さら
に、このとき工程データテーブル42から取り出された
作業担当者名に対応付けられている所属グループ名を、
内部状態管理データベース20Bの担当者データテーブ
ル41から取り出す。以上、内部状態管理データベース
20Bから取り出した情報を用いて、図13に示すよう
に、今週進捗報告が実施されたか否かの評価対象となる
作業項目に関する情報130A1,..,130AK(図13
ではK=5)を要素とするリスト(以下、作業項目リスト
と呼ぶ)を作成する(S120)。この作業項目リストの
各要素情報130A1,..,130AKには、それぞれ、作
業項目名131b、プロジェクト名131a、作業担当
者名131c、作業担当者の所属グループ名131d、
進捗情報の実施の有無を示す進捗報告実施情報131e
が含まれている。ただし、この段階では、進捗報告実施
情報131eには空値が設定されている。
【0049】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、進
捗報告を示すコマンド名と、今週中の日付(1999年
12月13日〜1999年12月19日)を示す日時情
報とに対応付けられている作業担当者名を、入出力ログ
管理データベース20Aの入出力ログデータテーブル4
3から取り出す。業務プロセス監視部23Aは、このと
き名前を取り出された作業担当者が、自己の担当作業に
ついて進捗報告を今週実行し、その他の作業担当者が、
自己の担当作業について進捗報告を今週実行しなかった
と判定する。したがって、業務プロセス監視部23A
は、作業項目リストの要素情報130A1,..,130AK
のうち、このとき取り出された作業担当者名を含む各要
素情報の進捗報告実施情報131eに、進捗報告実施有
りを示す情報を格納し、それ以外の要素情報の進捗報告
実施情報131eに、進捗報告実施無しを示す情報を格
納する(S121)。例えば、入出力ログ管理データベー
ス20Aの入出力ログデータテーブル43から作業担当
者名「m1」「m2」が取り出された場合には、図14に示す
ように、作業項目リストの要素情報130A1,..,13
0AKのうち、作業担当者名「m1」「m2」を含む各要素情
報の進捗報告実施情報131eには、進捗報告実施有り
を示す情報が格納され、それ以外の要素情報の進捗報告
実施情報131eには、進捗報告実施無しを示す情報が
格納される。
【0050】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、今
週進捗報告を義務付けられている全作業項目においてど
の程度進捗報告が実施されたかを示す進捗報告業務プロ
セス遵守指標値(全体の進捗報告業務プロセス遵守指標
値)を算出する。ここでは、全体の進捗報告業務プロセ
ス遵守指標値として、(a)今週進捗報告を義務付けられ
ている作業項目総数K、(b)そのうち、進捗報告が実施
された作業項目数k、(c)今週進捗報告を義務付けられ
ている全作業項目における進捗報告業務実施率k/Kを
算出する(S122)。具体的には、(a)作業項目リスト
に含まれている要素情報総数K、(b)作業項目リストに
含まれている要素情報のうち、進捗報告実施有りを示す
進捗報告実施情報131eを含んだ要素情報数k、(c)
これら2つの数値K,kの比率k/Kを算出する。図1
4に示した作業項目リストを例に挙げると、作業項目リ
ストに含まれる要素情報総数は5個、進捗報告実施有り
を示す進捗報告実施情報131eを含む要素情報数は2
個、これら2つの数値の比率は2/5(=40%)とな
る。
【0051】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、今
週進捗報告を義務付けられている各プロジェクトにおい
てどの程度進捗報告が実施されたかを示す進捗報告業務
プロセス遵守指標値(プロジェクト別の進捗報告業務プ
ロセス遵守指標値)を算出する。ここでは、プロジェク
ト別の進捗報告業務プロセス遵守指標値として、(a)今
週進捗報告を義務付けられている各プロジェクトの作業
項目総数K1、(b)そのうち、進捗報告が実施されたプ
ロジェクト別作業項目数k1、(c)今週進捗報告を義務
付けられている各プロジェクトにおける進捗報告業務実
施率k1/K1を算出する。具体的には、プロジェクトご
とに、それぞれ、(a)作業項目リストに含まれている要
素情報総数K1、(b)作業項目リストに含まれている
要素情報のうち、進捗報告実施有りを示す進捗報告実施
情報131eを含む要素情報数k1、(c)これら2つの
数値K1,k1の比率k1/K1を算出する(S123)。図
14に示した作業項目リストを例に挙げると、プロジェ
クトAに関連する要素情報総数K1は3個、そのうち、
進捗報告実施有りを示す進捗報告実施情報131eを含
む要素情報数k1は0個、これら2つの数値K1,k1の比
率k1/K1は0/3(=0%)となる。また、プロジェク
トBに関連する要素情報総数K1は2個、そのうち、進
捗報告実施有りを示す進捗報告実施情報131eを含む
要素情報数k1は2個、これら2つの数値K1,k1の比率
1/K1は2/2(=100%)となる。
【0052】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、今
週業務報告が義務付けられている各グループ(ここで
は、プロジェクトマネージャーグループ以外のすべての
グループ)においてどの程度進捗報告が実施されたかを
示す進捗報告業務プロセス遵守指標値(グループ別の進
捗報告業務プロセス遵守指標値)を算出する。ここで
は、グループ別の進捗報告業務プロセス遵守指標値とし
て、(a)今週業務報告が義務付けられている各グループ
の作業項目総数K2、(b)そのうち、進捗報告が実施さ
れたグループ別作業項目数k2、(c)今週業務報告が義
務付けられている各グループにおける進捗報告業務実施
率k2/K2を算出する。具体的には、各グループごと
に、それぞれ、(a)作業項目リストに含まれている要素
情報総数K2、(b)作業項目リストに含まれている要
素情報のうち、進捗報告実施有りを示す進捗報告実施情
報131eを含む要素情報数k2、(c)これら2つの数
値K2,k2の比率k2/K2を算出する(S124)。図1
4に示した作業項目リストを例に挙げると、作業担当者
が機械設計グループである要素情報総数K2は3個、そ
のうち、進捗報告実施有りを示す進捗報告実施情報13
1eを含む要素情報数k2は2個、これら2つの数値
2,k2の比率k2/K2は2/3(=67%)となる。ま
た、作業担当者が電気設計グループである要素情報総数
2は1個、そのうち、進捗報告実施有りを示す進捗報
告実施情報131eを含む要素情報数k2は0個、これ
ら2つの数値K2,k2の比率k2/K2は0/1(=0%)
となる。さらに、作業担当者がソフト設計グループであ
る要素情報総数K2は1個、そのうち、進捗報告実施有
りを示す進捗報告実施情報131eを含む要素情報数k
2は0個、これら2つの数値K2,k2の比率k2/K2は0
/1(=0%)となる。
【0053】最後に、業務プロセス監視部23Aは、図
15に示すように、以上算出した各進捗報告業務プロセ
ス遵守指標値150Bとその算出区分名(グループ名等)
150Aとを対応付けた進捗報告業務プロセス遵守指標
情報150を生成する。そして、この進捗報告業務プロ
セス遵守指標情報150を、評価対象名「進捗報告業務」
と現在の日付けとに対応付けて、業務プロセス遵守指標
ログ管理データベース20Dの業務プロセス遵守指標ロ
グデータテーブル45に登録する(S125)。 (ii)プロジェクトマネージャが今週進捗確認を実施した
か否かの定期チェック 図16に、プロジェクトマネージャーが今週進捗確認を
実施したか否かをチェックするための処理のフローチャ
ートを示す。なお、以下においても、今週とは、199
9年12月13日から1999年12月19日までを指
すものとする。
【0054】業務プロセス監視部23Aは、今週初日
(1999年12月13日)よりも遅い作業終了予定日
と、今週末日(1999年12月19日)よりも早い作業
開始予定日とに対応付けられているプロジェクト名を、
内部状態管理データベース20Bの工程データテーブル
42から取り出す。このとき工程データテーブル42か
ら少なくとも1回取り出されたプロジェクト名に対応付
けられているプロジェクトマネージャー名を、内部状態
管理データベース20Bのプロジェクトデータテーブル
40から取り出す。以上、内部状態管理データベース2
0Bから取り出した情報(プロジェクト名、プロジェク
トマネージャー名)を用いて、図17に示すように、今
週進捗確認が実施されたか否かの評価対象となるプロジ
ェクトに関する情報170A1,..,170As(図17で
はS=2)を要素とするリスト(以下、第一プロジェクト
リストと呼ぶ)を作成する(S160)。この第一プロジ
ェクトリストの各要素情報170A1,..,170As
は、それぞれ、プロジェクト名171a、プロジェクト
マネージャー名171b、進捗確認実施の有無を示す進
捗確認実施情報171cが含まれている。ただし、この
段階では、進捗確認実施情報171cには空値が設定さ
れている。
【0055】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、進
捗確認を示すコマンド名と、今週中の日付(1999年
12月13日〜1999年12月19日)を示す日時情
報とに対応付けられているプロジェクトマネージャー名
を、入出力ログ管理データベース20Aの入出力ログデ
ータテーブル43から取り出す。業務プロセス監視部2
3Aは、このとき名前を取り出されたプロジェクトマネ
ージャーが、自己の管理下にある作業担当者の進捗確認
を今週実行し、その他のマネージャーが、自己の管理下
にある作業担当者の進捗確認を今週実行しなかったと判
定する。したがって第一プロジェクトリストの要素情報
171A1,..,171Asのうち、このとき取り出された
プロジェクトマネージャー名を含む要素情報の進捗確認
実施情報171cに、進捗確認実施有りを示す情報を格
納し、それ以外の要素情報の進捗報告実施情報171c
に、進捗確認実施無しを示す情報を格納する(S16
1)。例えば、入出力ログ管理データベース20Aの入
出力ログデータテーブル43からプロジェクトマネージ
ャー名「M1」だけが取り出された場合には、図18に示
すように、第一プロジェクトリストの要素情報170A
1,170A2のうち、プロジェクトマネージャー名「M1
を含む要素情報170A1の進捗確認実施情報171c
には、進捗確認実施有りを示す情報が格納され、それ以
外のプロジェクトマネージャー名「M2」を含む要素情報
170A2の進捗確認実施情報171cには、進捗確認
実施無しを示す情報が格納される。
【0056】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、今
週進捗確認が義務付けられている全プロジェクトにおい
てどの程度進捗確認が実施されたかを示す進捗確認業務
プロセス遵守指標値(全体の進捗確認業務プロセス遵守
指標値)を算出する。ここでは、全体の進捗確認業務プ
ロセス遵守指標値として、(a)今週進捗報告が義務付け
られているプロジェクト総数S、(b)そのうち、進捗確
認が実施されたプロジェクト数s、(c)今週進捗報告が
義務付けられている全プロジェクトにおける進捗確認業
務実施率s/Sを算出する(S162)。具体的には、
(a)第一プロジェクトリストに含まれる要素情報総数
S、(b)第一プロジェクトリストに含まれる要素情報の
うち、進捗確認実施有りを示す進捗確認実施情報171
cを含む要素情報数s、(c)これら2つの数値s,Sの
比率s/Sである進捗確認業務実施率を算出する。図1
8に示した第一プロジェクトリストを例に挙げると、第
一プロジェクトリストに含まれる要素情報総数Sは2
個、そのうち、進捗確認実施有りを示す進捗確認実施情
報171cを含む要素情報数sは1個、これら2つの数
値s,Sの比率s/Sは1/2(=50%)となる。
【0057】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、今
週進捗確認が義務付けられている各プロジェクトにおい
て進捗確認が実施されたかを示す進捗確認業務プロセス
遵守指標値(プロジェクト別の進捗確認業務プロセス遵
守指標値)を算出する。ここでは、プロジェクト別の進
捗確認業務プロセス遵守指標値として、各プロジェクト
ごとに、それぞれ、(a)第一プロジェクトリストに含ま
れている要素情報総数S 1(1個)、(b)第一プロジェク
トリストに含まれている要素情報のうち、進捗確認実施
有りを示す進捗確認実施情報171cを含む要素情報数
1(1個または0個)、(c)これら2つ数値s1,S1の比
率s1/S1である進捗確認業務実施率(0%または10
0%)を算出する(S163)。図18に示した第一プロ
ジェクトリストを例に挙げると、プロジェクトAに関し
て、要素情報総数S1は1個、進捗確認実施有りを示す
進捗確認実施情報171cを含む要素情報数s1は1
個、これら2つの数値s1,S1の比率s1/S1は1/1
(100%)となる。また、プロジェクトBに関して、要
素情報総数S1は1個、そのうち、進捗確認実施有りを
示す進捗確認実施情報171cを含む要素情報数s1
0個、これら2つの数値s1,S1の比率s1/S1は0/
1(=0%)となる。
【0058】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、今
週進捗確認が義務付けられているグループ(ここでは、
プロジェクトマネージャーグループのみ)においてどの
程度進捗確認が実施されているかを示す進捗確認業務プ
ロセス遵守指標値(グループ別の進捗確認業務プロセス
遵守指標値)を算出する。ここでは、グループ別の進捗
確認業務プロセス遵守指標値として、(a)今週進捗確認
が義務付けられたプロジェクトマネージャーの総数
3、(b)そのうち、進捗確認を実施したプロジェクト
マネージャーの人数k3、(c)これら2つの数値K3,k3
の比率k3/K3でる進捗確認業務実施率を算出する。具
体的には、(a)第一プロジェクトリストに含まれる全要
素情報数K3、(b)第一プロジェクトリストに含まれる
要素情報のうち、進捗確認実施有りを示す進捗報告実施
情報171cを含む要素情報数k3、(c)これら2つの
数値K3,k3の比率k3/K3を算出する(S164)。図
18に示した第一プロジェクトリストを例に挙げると、
第一プロジェクトリストの要素情報総数K3は2個、進
捗報告実施有りを示す進捗報告実施情報171cを含む
要素情報数k3は1個、これら2つの数値K3,k3の比率
3/K3は1/2(=50%)となる。
【0059】最後に、業務プロセス監視部23Aは、図
19に示すように、以上算出した各進捗確認業務プロセ
ス遵守指標値190Bとその算出区分名(プロジェクト
名等)190Aとを対応付けた進捗確認業務プロセス遵
守指標情報190を生成する。そして、この進捗確認業
務プロセス遵守指標情報190を、評価対象名「進捗確
認業務」および現在の日付けに対応付けて、業務プロセ
ス遵守指標ログ管理データベース20Dの業務プロセス
遵守指標ログデータテーブル45に登録する(S16
4)。 (iii)作業遅延により必要となった計画変更が今週プロ
ジェクトマネージャーにより適切に実施されたか否か、
すなわち、プロジェクトマネージャが今週作業遅延を放
置していなかったか否かの定期チェック 図20に、プロジェクトマネージャーが今週作業遅延を
放置していなかったか否かをチェックするための処理の
フローチャートを示す。なお、以下においても、今週と
は、1999年12月13日から1999年12月19
日までを指すものとする。
【0060】業務プロセス監視部23Aは、今週初日
(1999年12月13日)よりも遅い作業終了予定日
と、今週末日(1999年12月19日)よりも早い作業
開始予定日とに対応付けられているプロジェクト名およ
び遅延発生情報を、内部状態管理データベース20Bの
工程データテーブル42から取り出す。このとき工程デ
ータテーブル42から取り出した情報(プロジェクト
名、遅延発生情報)を用いて、図21に示すように、作
業遅延が放置されていいなかったか否かの評価対象とな
るプロジェクトに関する情報210A1,..,210A
T(図21ではT=2)を要素とするリスト(以下、第二プ
ロジェクトリストと呼ぶ)を作成する(S200)。この
第二プロジェクトリストの各要素情報には、それぞれ、
内部状態管理データベース20Bの工程データテーブル
42から少なくとも1回取り出されたプロジェクト名2
11a、遅延が発生した作業がプロジェクトに含まれて
いたか否かを示す遅延発生情報211bが含まれてい
る。例えば、図11(B)に示した工程データテーブルで
あれば、今週初日よりも遅い作業終了予定日と、今週末
日よりも早い作業開始予定日とに対応付けられているプ
ロジェクト名として、作業A2〜A4に関するプロジェク
ト名「プロジェクトA」、および、作業B1,B2に関する
プロジェクト名「プロジェクトB」が格納されている。そ
のうち、一方のプロジェクト名「プロジェクトA」に対応
付けられている遅延発生情報には、遅延有りを示すもの
は存在せず、他方のプロジェクト名「プロジェクトB」に
対応付けられている遅延発生情報には、遅延有りを示す
ものが1つ存在する。したがって、この場合における第
二プロジェクトリストは、図21に示したように、遅延
作業無しを示す遅延発生情報211bとプロジェクト名
「プロジェクトA」211aとを含む要素情報210
1、遅延作業有りを示す遅延発生情報211bとプロ
ジェクト名「プロジェクトB」211aとを含む要素情報
210A2により構成される。
【0061】このようにして第二プロジェクトリストを
作成すると、その後、業務プロセス監視部23Aは、作
業遅延発生により必要となった計画変更が全体において
どの程度実施されたかを示す計画変更業務プロセス遵守
指標値(全体の計画変更業務プロセス遵守指標値)を算出
する(S201)。ここでは、全体の計画変更業務プロセ
ス遵守指標値として、(a)遅延発生により必要となった
計画変更が実行されるべき全作業項目数T、(b)そのう
ち、必要な計画変更が実施された作業項目数t、(c)全
作業項目における計画変更業務実施率t/Tを算出す
る。具体的には、(a)第二プロジェクトリストに含まれ
る全要素情報数T、(b)第二プロジェクトリストに含ま
れる要素情報のうち、遅延発生無しを示す遅延発生情報
211bを含む要素情報数t、(c)これら2つの数値
t,Tの比率t/Tを算出する。図21に示した第二プ
ロジェクトリストを例に挙げると、第二プロジェクトリ
ストに含まれる要素情報総数Tは2個、遅延発生無しを
示す進遅延発生情報211bを含む要素情報数tは1
個、これら2つの数値t,Tの比率t/Tは1/2(=5
0%)となる。
【0062】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、遅
延発生により必要となった計画変更が各プロジェクトに
おいてどの程度実施されたかを示す計画変更業務プロセ
ス遵守指標値(プロジェクト別の計画変更業務プロセス
遵守指標値)を算出する(S202)。ここでは、プロジ
ェクト別の計画変更業務プロセス遵守指標値として、各
プロジェクトごとに、それぞれ、(a)第二プロジェクト
リストに含まれている要素情報総数T1(1個)、(b)第
二プロジェクトリストに含まれている要素情報のうち、
遅延発生無しを示す遅延発生情報211bを含む要素情
報数t1(1個または0個)、(c)これら2つ数値t1,T1
の比率t1/T1である計画変更業務実施率(0%または
100%)を算出する。図21に示した第二プロジェク
トリストを例に挙げると、プロジェクトAに関して、要
素情報総数T1は1個、遅延発生無しを示す遅延発生情
報211bを含む要素情報数t1は1個、これら2つの
数値t1,T1の比率t1/T1は1/1(=100%)とな
る。また、プロジェクトBに関して、要素情報総数T1
は1個、遅延発生無しを示す遅延発生情報211bを含
む要素情報数t1は0個、これら2つの数値t1,T1の比
率t1/T1は0/1(=0%)となる。
【0063】つぎに、業務プロセス監視部23Aは、必
要な計画変更の実施が義務付けられている各グループ
(ここでは、プロジェクトマネージャーグループのみ)が
どの程度必要な計画変更を実施しているかを示す計画変
更業務プロセス遵守指標値(グループ別の計画変更業務
プロセス遵守指標値)を算出する(S203)。ここで
は、グループ別の計画変更業務プロセス遵守指標値とし
て、(a)必要な計画変更の実施が義務付けられたプロジ
ェクトマネージャーの総数T2、(b)作業遅延により必
要となった計画変更を実施したプロジェクトマネージャ
ーの人数t2、(c)これら2つの数値T2,t2の比率t2
/T2である計画変更業務実施率を算出する。具体的に
は、(a)第二プロジェクトリストに含まれる全要素情報
数T2、(b)第二プロジェクトリストに含まれる要素情
報のうち、遅延発生無しを示す遅延発生情報211bを
含む要素情報数t2、(c)これら2つの数値T2,t2の比
率t2/T2を算出する(S164)。図21に示した第二
プロジェクトリストを例に挙げると、第二プロジェクト
リストの要素情報総数T2は2個、遅延発生無しを示す
遅延発生情報211bを含む要素情報数t2は1個、こ
れら2つの数値T2,t2の比率t2/T2は1/2(=50
%)となる。
【0064】最後に、業務プロセス監視部23Aは、図
22に示すように、以上算出した各計画変更業務プロセ
ス遵守指標値221Bとその算出区分名(プロジェクト
名等)221Aとを対応付けた計画変更業務プロセス遵
守指標情報220を生成する。そして、この計画変更業
務プロセス遵守指標情報220を、評価対象名「計画変
更業務」と現在の日付けとに対応付けて、業務プロセス
遵守指標ログ管理データベース20Dの業務プロセス遵
守指標ログデータテーブル45に登録する(S204)。
【0065】以上の3つの定期チェック処理(i)(ii)(i
ii)がそれぞれ終了すると、さらに、WWWサーバ10
1は、さらに、図23に示す処理を実行する。なお、
以下においても、今週とは、1999年12月13日か
ら1999年12月19日までを指すものとする。
【0066】まず、業務プロセス改善アドバイス部23
Bは、3つの定期チェック処理(i)(ii)(iii)の実行に
より業務プロセス監視部23Aが算出した各業務プロセ
ス遵守指標値に基づき、工程進捗管理業務全体、各グル
ープ、各プロジェクトのそれぞれについて、目標業務プ
ロセスの達成度を示す総合業務プロセス遵守指標値を算
出する。ここでは、総合業務プロセス遵守指標値とし
て、(a')各定期チェック処理で算出した評価対象数(各
定期チェック処理において(a)で示した数値)を集計し
た総合評価対象数W、(b')各定期チェック処理で算出
した業務実施数(各定期チェック処理において(b)で示
した数値)を集計した総合業務実施数w、(c')これら2
つの数値W,wの比率w/Wである総合業務実施率を算
出する。具体的には、以下の通りである。
【0067】ここでは、3つの定期チェック処理(i)(i
i)(iii)で算出された各業務プロセス遵守指標値(進捗報
告業務プロセス遵守指標値、進捗確認業務プロセス遵守
指標値、計画変更業務プロセス遵守指標値)に、その対
応業務(進捗報告業務、進捗確認業務、計画変更業務)の
重要度に応じた重みを付けて、総合業務プロセス指標値
を算出する。例えば、目標業務プロセス実現の観点か
ら、進捗報告業務よりも進捗確認業務および計画変更業
務のほうが重要度が高い場合、例えば、進捗報告業務の
重要度を1としたときに、進捗確認業務および計画変更
業務の重要度が3と表されるような場合には、進捗報告
業務プロセス遵守指標値の重みを1、進捗確認業務プロ
セス遵守指標値の重みを3、計画変更業務プロセス遵守
指標値の重みを3と設定する。なお、以下の計算におけ
る重みは、この値(進捗報告業務プロセス遵守指標値の
重み1、進捗確認業務プロセス遵守指標値の重み3、計
画変更業務プロセス遵守指標値の重み3)を用いること
とする。
【0068】そして、工程進捗管理業務全体、各グルー
プおよび各プロジェクトのそれぞれについて、すべての
業務プロセス遵守指標値における評価対象数(各定期チ
ェック処理において(a)で示した数値)と重みとの積を
集計する。これにより、総合評価対象数が得られる。同
様に、工程進捗管理業務全体、各グループおよび各プロ
ジェクトのそれぞれについて、すべての業務プロセス遵
守指標値における業務実施数(各定期チェック処理にお
いて(b)で示した数値)と重みとの積を集計する。これ
により、総合業務実施数が得られる。つぎに、工程進捗
管理業務全体、各グループおよび各プロジェクトのそれ
ぞれについて、このとき算出された2つの数値の比率を
算出する。これにより、例えば、3つの定期チェック処
理の結果、図24(A)に示したような業務プロセス遵守
指標値が得られたとすると、プロジェクトAの総合対象
数および総合業務実施数は、0×1+1×3+1×3=
6、3×1+1×3+1×3=9となり、これらの比率
である総合業務実施率は、6/9(=67%)となる。
【0069】業務プロセス改善アドバイス部23Bは、
図25に示すように、以上算出した総合業務プロセス指
標値251Bとその算出区分名(プロジェクト名等)25
1Aとを対応付けた総合業務プロセス遵守指標情報25
0を生成する。そして、この総合業務プロセス遵守指標
情報250を、評価対象名「総合業務」と現在の日付けと
に対応付けて、業務プロセス遵守指標ログ管理データベ
ース20Dの業務プロセス遵守指標ログデータテーブル
45に登録する(S230)。
【0070】つぎに、業務プロセス改善アドバイス部2
3Bは、前回の業務遂行評価処理で登録した業務プロセ
ス指標情報(進捗報告業務プロセス指標情報、進捗管理
業務プロセス指標情報、計画変更業務プロセス指標情
報、総合業務プロセス指標情報)を、業務プロセス遵守
指標ログ管理データベース20Dの業務プロセス遵守指
標ログデータテーブル45からそれぞれ取り出す。そし
て、今回の業務遂行評価処理で得られた各業務実施率
(進捗報告業務実施率、進捗管理業務実施率、計画変更
業務実施率、総合業務実施率)と、前回の業務遂行評価
処理で得られた各業務プロセス指標情報(進捗報告業務
プロセス指標情報、進捗管理業務プロセス指標情報、計
画変更業務プロセス指標情報、総合業務プロセス指標情
報)に含まれている業務実施率とを比較し、工程進捗管
理業務プロセスの改善の傾向を判定する(S231)。例
えば、今回の業務遂行評価処理で得られた業務実施率が
前回のものよりも大きければ、業務プロセス改善アドバ
イス部23Bは、工程進捗管理業務プロセスにおける進
捗報告業務の効率化が進んだと判断する。その反対に、
今回の業務遂行評価処理で得られた業務実施率の方が前
回のものよりも小さければ、業務プロセス改善アドバイ
ス部23Bは、工程進捗管理業務プロセスにおける進捗
報告業務の効率化が進んでいないと判断する。
【0071】つぎに、業務プロセス改善アドバイス部2
3Bは、参考情報管理データベース20Cの管理情報デ
ータテーブル44を参照し、今回の業務遂行評価処理で
得られた各業務実施率が満たす提供条件に対応付けられ
た参考情報、および、S231における判定結果が満た
す提供条件に対応付けられた参考情報をそれぞれ取り出
す(S32)。
【0072】最後に、業務プロセス改善アドバイス部2
3Bは、今回の業務遂行評価処理で得られた各業務実施
率(進捗報告業務実施率、進捗管理業務実施率、計画変
更業務実施率、総合業務実施率)、各業務(進捗報告業
務、進捗確認業務、計画変更業務、総合業務)の改善傾
向についての判定結果、管理情報データテーブル44か
ら取り出した参考情報を、所定のドキュメントの所定領
域にはめこむ。その後、データ送受信部21が、そのド
キュメントをWWWクライアント端末10A2へと送信
する。
【0073】WWWクライアント端末10A2上のブラ
ウザが、このドキュメントをフォーマットすると、WW
Wクライアント端末10A2のディスプレイ上には、図
26に示すような業務プロセス改善アドバイス情報表示
画面が表示される(S71)。
【0074】この業務プロセス改善アドバイス情報表示
画面上には、工程進捗管理業務全体、各グループ、各プ
ロジェクトのそれぞれについて、各業務(進捗報告業
務、進捗確認業務、計画変更業務、総合業務)における
業務実施率261、各業務の改善傾向262、参考情報
236が表示されている。各業務担当者および各プロジ
ェクトマネージャーは、この業務プロセス改善アドバイ
ス情報表示画面上の情報を参照することによって、現状
の工程進捗管理業務と目標業務プロセスとの乖離の実態
を把握することができる。
【0075】なお、これら3種類の情報261,262,
263は、作業担当者等にとって見やすい表示形式であ
れば、業務プロセス改善アドバイス情報表示画面上にど
のように表示されていてもよい。例えば、業務実施率を
長さで示すバー、業務の改善傾向を傾きで示す矢印等の
画像を表示してもよい。また、各情報261,262,2
63を別々の画面に表示するようにしてもよいし、3種
類の情報261,262,263を適宜な組合せで表示す
るようにしてもよい。
【0076】このように、本実施の形態に係る業務遂行
評価処理によれば、目標業務プロセスの実現のために果
された業務上の義務(ネットワークを利用した進捗報
告、ネットワークを利用した進捗確認、ネットワークを
利用した計画変更)が遵守されているか否か定期的にチ
ェックされ、現状の工程進捗管理業務と目標業務プロセ
スとの乖離の実態を示す情報が、各作業担当者および各
プロジェクトマネージャーに定期的に提供される。この
情報の参照により、各人が、目標業務プロセスの実現と
いう目的意識を持つことができるようになる。このた
め、各人の意識改革が図られ、各人が、目標業務プロセ
スの実現という観点から、自己の業務のやり方を見直す
ようになる。したがって、目標業務プロセスの実現に向
けた業務改革が推進される。
【0077】なお、以上においては、WWWサーバの入
出力ログをとり、このログに基づき、定期チェック(i)
(ii)(iii)を行っているが、かならずしもこのようにす
る必要はない。例えば、内部状態管理データベースの更
新ログをとることとした場合には、このログに基づき、
定期チェック(i)(ii)(iii)を行うようにしてもよい。
【0078】また、以上においては、WWWを利用する
場合を一例に挙げたが、ネットワーク上の情報にアクセ
スすることができれば、かならずしもWWWを利用する
必要はない。もちろん、工程進捗管理業務以外の業務プ
ロセスに適用してもよい。
【0079】
【発明の効果】本発明に係る情報処理システムによれ
ば、業務プロセスの改革に携わる各人の意識改革を促す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る情報処理システム
の全体構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る情報処理装置の機
能構成図である。
【図3】(A)は、プロジェクトデータテーブルのデータ
構造を概念的に示した図であり、(B)は、業務担当者デ
ータテーブルのデータ構造を概念的に示した図であり、
(C)は、工程データテーブルのデータ構造を概念的に示
した図である。
【図4】入出力ログデータテーブルのデータ構造を概念
的に示した図である。
【図5】参考情報テーブルのデータ構造を概念的に示し
た図である。
【図6】業務プロセス遵守指標ログデータテーブルのデ
ータ構造を概念的に示した図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係る情報処理システム
で実行される進捗報告支援処のフローチャートを示した
図である。
【図8】クライアント端末上に表示される進捗報告画面
のレイアウト例を示した図である。
【図9】工程データテーブルのデータ構造を概念的に示
した図である。
【図10】本発明の実施の一形態に係る情報処理システ
ムで実行される進捗確認・計画変更支援処理のフローチ
ャートを示した図である。
【図11】(A)は、クライアント端末上に表示される進
捗報告・計画変更画面のレイアウト例を示した図であ
り、(B)は、進捗報告・計画変更画面の入力データによ
り更新された工程データテーブルのデータ構造を概念的
に示した図である。
【図12】本発明の実施の一形態に係る情報処理システ
ムで実行される業務遂行評価処理のフローチャートを示
した図である。
【図13】進捗報告が実施されたか否かの評価に用いら
れる作業項目リストのデータ構造を概念的に示した図で
ある。
【図14】進捗報告が実施されたか否かの評価に用いら
れる作業項目リストのデータ構造を概念的に示した図で
ある。
【図15】業務プロセス遵守指標ログデータテーブルに
格納される進捗報告業務プロセス遵守指標情報のデータ
構造を概念的に示した図である。
【図16】本発明の実施の一形態に係る情報処理システ
ムで実行される業務遂行評価処理のフローチャートを示
した図である。
【図17】進捗確認が実施されたか否かの評価対象に用
いられる第一プロジェクトリストのデータ構造を概念的
に示した図である。
【図18】進捗確認が実施されたか否かの評価対象に用
いられる第一プロジェクトリストのデータ構造を概念的
に示した図である。
【図19】業務プロセス遵守指標ログデータテーブルに
格納される進捗確認業務プロセス遵守指標情報のデータ
構造を概念的に示した図である。
【図20】本発明の実施の一形態に係る情報処理システ
ムで実行される業務遂行評価処理のフローチャートを示
した図である。
【図21】業務プロセス遵守指標ログデータテーブルに
格納される計画変更業務プロセス遵守指標情報のデータ
構造を概念的に示した図である。
【図22】業務プロセス遵守指標ログデータテーブルに
格納される計画変更業務プロセス遵守指標情報のデータ
構造を概念的に示した図である。
【図23】本発明の実施の一形態に係る情報処理システ
ムで実行される業務遂行評価処理のフローチャートを示
した図である。
【図24】総合業務プロセス遵守指標値を算出するため
に必要なデータを示した図である。
【図25】本発明の実施の一形態に係る業務遂行評価処
理における定期チェック処理で得られた業務プロセス遵
守指標値(進捗報告業務プロセス遵守指標値、進捗確認
業務プロセス遵守指標値、計画変更業務プロセス遵守指
標値)データを示した図である。
【図26】クライアント端末上に表示される業務プロセ
ス改善アドバイス情報表示画面のレイアウト例を示した
図である。
【図27】本発明の実施の一形態に係る情報処理装置の
機能構成図である。
【符号の説明】
10A1,10A2,....,10An…情報処理装置 20…データベース格納部 20A,20B,20C,20D…データベース 21…データ送受信部 22…進捗管理部 21A…進捗報告支援部 21B…進捗確認・計画変更支援部 23…業務遂行評価部 23A…業務プロセス監視部 23B…業務プロセス改善アドバイス部 30…通信回線
フロントページの続き (72)発明者 高村 稔子 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 (72)発明者 高橋 勇喜 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1以上の業務の実行履歴を表す履歴情報を
    保存するための第一履歴情報保存手段と、 前記第一履歴情報保存手段に履歴情報が保存されるべき
    業務が実行されるごとに、当該業務の実行履歴を表す履
    歴情報を、前記第一履歴情報保存手段に保存する第一処
    理手段と、 前記第一処理手段が前記履歴情報を保存すべき業務ごと
    に、当該業務が、前回の判定対象期間の次の判定対象期
    間内に実行されたか否かを、前記第一履歴情報に保存さ
    れている履歴情報に基づき判定する第二処理手段と、 前記第二処理手段の判定結果に応じた、業務別の情報を
    出力する情報出力手段とを備えることを特徴とする情報
    処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理システムであっ
    て、 前記第二処理手段による判定結果の履歴情報を保存する
    ための第二履歴情報保存手段を有し、 前記第二処理手段は、 前記業務が実行されたか否かの判定を行うごとに、当該
    判定結果の履歴情報を前記第二履歴情報保存手段に保存
    し、 前記業務が実行されたか否かが判定されるごとに、前回
    の判定結果を示す履歴情報を前記第二履歴情報保持手段
    から取り出し、当該履歴情報が表す前回の判定結果と今
    回の判定結果とに基づき、当該2つの判定結果の間にお
    ける変化を判定する、 ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の情報処理システム
    であって、 前記第二処理手段は、 前記業務を実施する1以上のユーザを含むグループ、ま
    たは、前記業務が実施される1以上の作業を含むプロジ
    ェクトごとに、当該業務の実施率を、当該業務が実行さ
    れたか否かの判定結果に基づき算出し、 前記情報出力手段は、 前記第二処理手段が算出した実施率を、前記業務別の情
    報として出力する、 ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の情報処理システムであっ
    て、 前記情報出力手段は、 前記第二処理手段が算出した実施率についての評価を表
    す参考情報を出力する、 ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3および4のいずれか1項
    に情報処理システムであって、 前記第一処理手段と前記第二処理手段と前記情報出力手
    段とを備える第一情報処理装置と、 前記第一情報処理装置の情報出力手段が出力した情報を
    ネットワークを介して受け付け、当該受け付けた情報が
    表す画像を表示する第二情報処理装置と、 を有することを特徴とする情報処理システム。
  6. 【請求項6】情報処理装置に実行させるためのプログラ
    ムが格納された記憶媒体であって、 前記プログラムは、前記情報処理装置に、 業務が実行されるごとに、当該業務の実行履歴を表す履
    歴情報を保存する保存処理と、 前記履歴情報を保存すべき業務ごとに、当該業務が、前
    回の判定対象期間の次の判定対象期間内に実行されたか
    否かを、前記第一履歴情報に保存されている履歴情報に
    基づき判定する判定処理と、 前記判定処理を実行するごとに、当該判定処理における
    判定結果に基づく、業務別の情報を出力する出力処理
    と、 を実行させることを特徴とする記憶媒体。
  7. 【請求項7】情報処理装置に実行されるプログラムであ
    って、 前記プログラムは、前記情報処理装置に、 業務が実行されるごとに、当該業務の実行履歴を表す履
    歴情報を保存する保存処理と、 前記履歴情報を保存すべき業務ごとに、当該業務が、前
    回の判定対象期間の次の判定対象期間内に実行されたか
    否かを、前記第一履歴情報に保存されている履歴情報に
    基づき判定する判定処理と、 前記判定処理を実行するごとに、当該判定処理における
    判定結果に基づく、業務別の情報を出力する出力処理
    と、 を実行させることを特徴とするプログラム。
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