JP2002333937A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002333937A
JP2002333937A JP2001137442A JP2001137442A JP2002333937A JP 2002333937 A JP2002333937 A JP 2002333937A JP 2001137442 A JP2001137442 A JP 2001137442A JP 2001137442 A JP2001137442 A JP 2001137442A JP 2002333937 A JP2002333937 A JP 2002333937A
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jog dial
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unit
rotary
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Takatoshi Nakamura
隆俊 中村
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョグダイヤルの操作を行わないときには、
不必要に操作内容を表示せず、ジョグダイヤルの操作を
開始する際には、ジョグダイヤルの操作を行うことなく
操作内容の表示を行い、情報処理装置の利便性を向上さ
せる。 【解決手段】 接触検知部14によって、利用者がジョ
グダイヤル10の操作部近傍に触れているか否かを検知
し、接触検知部14によって、利用者がジョグダイヤル
10の操作部近傍に触れたことが検知された場合、ジョ
グダイヤル10によって行うことが可能な操作内容であ
るジョグダイヤルウインドウを表示パネル2aに表示さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の情報を処理
する情報処理装置に関し、特に、回転操作によって情報
の入力が行われる回転操作型情報入力装置を有する情報
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯可能な小型タイプのコンピュータ
(いわゆるパームトップコンピュータ)、ノートパソコ
ン、携帯電話等の情報処理装置において、回転操作によ
って各種処理指示を与えるジョグダイヤルが設けられる
場合がある。
【0003】ジョグダイヤルとは、円盤状、ローラー状
等の回転体を有する情報入力装置のことをいい、情報処
理装置の利用者は、この回転体を回転操作等することに
より、この情報処理装置に対する所定の入力指示を与え
る。このジョグダイヤルの操作によって与えられる指示
(操作内容)としては、例えば、画面に表示された表示
項目に対する選択指示、表示内容のスクロール指示、音
量調整指示等を例示することができ、その操作内容は、
情報処理装置において使用されているソフトウェアの種
類、そのソフトウェア使用時における選択等に応じて様
々である。
【0004】ジョグダイヤルの操作によって情報処理装
置への指示を与える場合、その利用者は、そのジョグダ
イヤルを操作することによってどのような指示を与える
ことができるかということを認識していなければならな
い。しかし、上述のように、ジョグダイヤルを操作する
ことによって情報処理装置に与えることができる操作内
容は多種多様であり、その操作内容を事前に全て記憶し
ておくことは、一般に困難である。また、ジョグダイヤ
ルの操作によって与えることができる操作内容を認識し
ないまま、試行錯誤しながらジョグダイヤルの操作を行
うことは、事実上困難である。
【0005】このような問題を解決する手段として、こ
のジョグダイヤルの操作によって情報処理装置に与える
ことができる操作内容を情報処理装置の表示部(液晶パ
ネル等)に表示し、利用者がその操作内容を認識できる
ようにしておく方法がとられる場合がある。このような
操作内容の表示は、この操作内容の表示がその他の表示
内容の表示を妨げないように行われ、具体的には、表示
部の端部分において常時行われたり、ジョグダイヤルの
操作時においてのみ行われることが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この操作内容
を表示部の端部分に常時表示する場合、その端部分に表
示されるその他の表示内容は、その操作内容の表示によ
って常時妨げられることとなる。そのため、この端部分
に必要な事項が表示されている場合、利用者は、この必
要な事項を閲覧できないこととなり、結果的に、情報処
理装置の利便性を低下させてしまうという問題点があ
る。
【0007】また、ジョグダイヤルの操作時においての
み、この操作内容の表示を行う場合、利用者は、少なく
ともそのジョグダイヤルの基本操作を行った後でなけれ
ば、その操作内容を知ることができない。そのため、利
用者は、この操作内容を知るために不必要なジョグダイ
ヤル操作を行わなければならず、結果的に、情報処理装
置の利便性を低下させてしまうという問題点がある。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ジョグダイヤルの操作を行わないときには、
不必要に操作内容を表示せず、ジョグダイヤルの操作を
開始する際には、ジョグダイヤルの操作を行うことなく
操作内容の表示を行い、情報処理装置の利便性を向上さ
せることが可能な情報処理装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、各種の情報を処理する情報処理装置にお
いて、回転操作によって情報の入力が行われる回転操作
型情報入力装置と、利用者が前記回転操作型情報入力装
置の操作部近傍に触れたことを検知する接触検知手段
と、前記接触検知手段によって前記利用者が前記回転操
作型情報入力装置の操作部近傍に触れたことが検知され
た場合、前記回転操作型情報入力装置によって行うこと
が可能な操作内容を出力させる操作内容出力手段とを有
することを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0010】ここで、回転操作型情報入力装置は、回転
操作による情報の入力に用いられ、接触検知手段は、利
用者が回転操作型情報入力装置の操作部近傍に触れたこ
とを検知し、操作内容出力手段は、接触検知手段によっ
て利用者が回転操作型情報入力装置の操作部近傍に触れ
たことが検知された場合、回転操作型情報入力装置によ
って行うことが可能な操作内容を出力させる。
【0011】また、本発明の情報処理装置において、好
ましくは、各種の情報を表示する情報表示装置をさらに
有し、操作内容出力手段は、接触検知手段によって利用
者が回転操作型情報入力装置の操作部近傍に触れたこと
が検知された場合、操作内容を情報表示装置に表示させ
る。
【0012】また、本発明の情報処理装置において、好
ましくは、操作内容出力手段は、情報表示装置における
操作内容の表示後、利用者が回転操作型情報入力装置の
操作部近傍に触れていない状態となった後においても、
操作内容の表示を一定時間継続させる。
【0013】また、本発明の情報処理装置において、好
ましくは、操作内容出力手段は、回転操作型情報入力装
置の操作が行われる前に、操作内容を情報表示装置に表
示させる。
【0014】また、本発明の情報処理装置において、好
ましくは、操作内容出力手段は、回転操作型情報入力装
置と、回転操作型情報入力装置以外の情報入力手段と、
を併用して行うことが可能な操作内容を出力させる。
【0015】また、各種の情報を処理する情報処理装置
において、各種の情報を表示する情報表示装置と、回転
操作によって情報の入力が行われる回転操作型情報入力
装置と、利用者が前記回転操作型情報入力装置の操作部
近傍に触れたことを検知する接触検知手段と、前記接触
検知手段によって前記利用者が前記回転操作型情報入力
装置の操作部近傍に触れたことが検知された場合、前記
回転操作型情報入力装置による操作に適した入力操作画
面を前記情報表示装置に表示させる操作内容出力手段と
を有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0016】ここで、回転操作型情報入力装置は、回転
操作による情報の入力に用いられ、接触検知手段は、利
用者が回転操作型情報入力装置の操作部近傍に触れたこ
とを検知し、操作内容出力手段は、接触検知手段によっ
て利用者が回転操作型情報入力装置の操作部近傍に触れ
たことが検知された場合、回転操作型情報入力装置によ
る操作に適した入力操作画面を情報表示装置に表示させ
る。
【0017】また、本発明の情報処理装置において、好
ましくは、操作内容出力手段は、情報表示装置において
回転操作型情報入力装置による操作に適した入力操作画
面が表示された後、利用者が回転操作型情報入力装置の
操作部近傍に触れていない状態となった後においても、
回転操作型情報入力装置による操作に適した入力操作画
面の表示を一定時間継続させる。
【0018】また、本発明の情報処理装置において、好
ましくは、操作内容出力手段は、回転操作型情報入力装
置の操作が行われる前に、回転操作型情報入力装置によ
る操作に適した入力操作画面を情報表示装置に表示させ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1から図3は、本形態における
情報処理装置であるパームトップコンピュータ1の外観
構成を例示した外観図である。ここで、図1は、パーム
トップコンピュータ1の平面図を、図2(a)は、図1
における背面図を、図2(b)は、図1における正面図
を、図3(a)は、図1における左側面図を、図3
(b)は、図1における右側面図を、それぞれ例示して
いる。なお、図3では、説明の都合上、図1に例示する
コネクタ4及びケーブル5の記載を省略してある。
【0020】パームトップコンピュータ1は、例えば、
手のひらに乗る程度の大きさに構成された持ち運びタイ
プのパーソナルコンピュータであり、後述するジョグダ
イヤル等による操作に応じた各種の情報処理を行う。
【0021】図1に例示するように、例えば、パームト
ップコンピュータ1の表面は筐体6で覆われており、そ
の前面側には、各種情報の表示や、図示していない操作
ペンによる入力操作が行われる液晶パネル2、各種操作
を行うためのキー3であるスケジュールボタン3a、ア
ドレス帳ボタン3b、スクロールボタン3c、ToDo
ボタン3d、メモ帳ボタン3e、及び電源ボタン3fが
設けられている。
【0022】液晶パネル2は、例えば、白黒もしくはカ
ラー表示が可能な液晶ディスプレイである。この液晶パ
ネル2には、必要に応じ、バックライトを具備する構成
としてもよい。また、図1に例示するように、液晶パネ
ル2は、例えば、各種情報の表示が行われる表示パネル
2a、及び図示していない操作ペン等による入力操作が
行われるタッチパネル2bを有している。ここで、タッ
チパネル2bは、例えば、操作ペン等の先端が触れたと
きに、少なくともその接触位置と接触軌跡等を検出でき
るタッチセンサを有しており、また、図1に例示するよ
うに、タッチパネル2bには、例えば、操作ペン等によ
って手書き文字等が入力される入力エリア2ba、及び
操作ペン等の先端部を接触させることによって各種処理
の入力指示が行われるアイコン2bb〜2biが配置さ
れる。
【0023】スケジュールボタン3aは、例えば、パー
ムトップコンピュータ1にインストールされたアプリケ
ーションソフトウェアの一つである予定表ソフトウェア
(スケジュール管理を行うソフトウェア)を起動する際
に押下操作されるボタンである。
【0024】アドレス帳ボタン3bは、例えば、パーム
トップコンピュータ1にインストールされたアプリケー
ションソフトウェアの一つであるアドレス帳管理ソフト
ウェア(アドレス管理を行うソフトウェア)を起動する
際に押下操作されるボタンである。
【0025】スクロールボタン3cは、例えば、表示パ
ネル2a上に表示された表示内容をスクロールさせる際
に押下操作されるボタンである。ToDoボタン3d
は、例えば、パームトップコンピュータ1にインストー
ルされたアプリケーションソフトウェアの一つであるT
oDoソフトウェア(やらなければならない項目を表示
するソフトウェア)を起動する際に押下操作されるボタ
ンである。
【0026】メモ帳ボタン3eは、例えば、パームトッ
プコンピュータ1にインストールされたアプリケーショ
ンソフトウェアの一つであるメモ帳ソフトウェア(メモ
入力やメモ出力を行うソフトウェア)を起動する際に押
下操作されるボタンである。
【0027】電源ボタン3fは、例えば、パームトップ
コンピュータ1の電源のオン、オフを切り替える際に押
下操作されるボタンである。また、図1に例示するよう
に、例えば、パームトップコンピュータ1の左側面に
は、ケーブル5が接続されたコネクタ4が電気的に接続
される。このケーブル5の他端側には、図示していない
リモコン、操作ペン等が接続される。
【0028】さらに、図2(a)に例示するように、例
えば、パームトップコンピュータ1の上面側には、外部
メモリ媒体挿入スロット8及び赤外線送受信部7が設け
られる。
【0029】外部メモリ媒体挿入スロット8は、例え
ば、図示していないメモリカード等の記録媒体が挿入さ
れる挿入部である。この記録媒体には、例えば、所定の
コンテンツが記録され、パームトップコンピュータ1
は、この記録媒体から読み取ったコンテンツを、液晶パ
ネル2aや図示していないヘッドフォン等を用いて出力
する。また、赤外線送受信部7は、例えば、赤外線通信
を行うための送受信ポートである。
【0030】また、図2(b)に例示するように、例え
ば、パームトップコンピュータ1の下面側には、外部接
続ターミナル9が設けられる。この外部接続ターミナル
9は、例えば、図示していない専用接続装置(いわゆる
クレイドル装置)や汎用の接続ケーブルが、情報のやり
とりが可能なように接続される接続ポートである。この
外部接続ターミナル9に接続された専用接続装置や汎用
の接続ケーブルの他端側には、例えば、PHS、携帯電
話等の携帯情報端末、パーソナルコンピュータに接続さ
れ、これにより、携帯情報端末を用いたコンテンツ配信
サイトからのコンテンツのダウンロードや、パーソナル
コンピュータが有するハードディスク等からのコンテン
ツのダウンロード等が可能な構成となっている。なお、
この外部接続ターミナル9に、データカード型のPHS
等を直接接続し、コンテンツのダウンロード等を行う構
成としてもよい。
【0031】また、パームトップコンピュータ1が、充
電電池を具備することとした場合、その充電電池へ電力
を供給する充電端子をこの外部接続ターミナル9に設け
る構成としてもよい。なお、外部接続ターミナル9は、
パームトップコンピュータ1の内側に収納された状態で
配置されるか、外部接続ターミナル9の不使用時、その
外部への露出面を図示していないカバーで覆う構成とす
ることが望ましい。外部接続ターミナル9が不用意に外
部と接し、外部接続ターミナル9が機械的に破損し、或
いは内部データが電気的に破損してしまうことを防止す
るためである。
【0032】また、図3(a)に例示するように、例え
ば、パームトップコンピュータ1の左側面側には、回転
操作型情報入力装置であるジョグダイヤル10が設けら
れている。
【0033】ジョグダイヤル10は、例えば、特開平8
−203387号公報に開示されたプッシュスイッチ付
回転操作型電子部品の具体例であり、回転操作及び押し
下げ操作によって情報の入力を行う情報入力装置であ
る。このジョグダイヤル10は、例えば、液晶パネル2
面を手前にした状態で、このパームトップコンピュータ
1を左手によって保持した際、ちょうどその左手の親指
が配置されるあたりに構成され、利用者は、例えば、こ
のように構成されたジョグダイヤル10を左手の親指に
よって操作することにより、パームトップコンピュータ
1に対する各種入力操作を行う。以下に、ジョグダイヤ
ル10の構成を例示する。
【0034】図4から図6は、ジョグダイヤル10の構
成を例示した外観図である。ここで、図4は、図3にお
けるA−A断面図を、図5は、ジョグダイヤル10の斜
視図を、図6は、ジョグダイヤル10の平面図をそれぞ
れ例示している。
【0035】図4に例示するように、ジョグダイヤル1
0は、例えば、回転操作が行われる回転型エンコーダ部
12、回転型エンコーダ部12の押し下げ操作を検知す
るプッシュスイッチ部13、及び回転型エンコーダ部1
2とプッシュスイッチ部13が取り付けられる接点取付
基板11を有しており、回転型エンコーダ部12に対す
る回転操作及び押し下げ操作が可能なように、回転型エ
ンコーダ部12の一部を筐体6の外部に配置した状態
で、パームトップコンピュータ1に取り付けられる。
【0036】図4から図6に例示するように、回転型エ
ンコーダ部12は、例えば、ダイヤル型の回転体である
つまみ部12a、及びこのつまみ部12aへの押し下げ
操作をプッシュスイッチ部13に機械的に伝える駆動用
突起12bを有する情報入力装置であり、このつまみ部
12aを図5及び図6に示すB方向に押し下げ操作し、
或いはC1、C2方向に回転操作することにより、パー
ムトップコンピュータ1に対する各種指示を与える。ま
た、回転型エンコーダ部12は、例えば、利用者がこの
ジョグダイヤル10の操作部近傍に触れたことを検知す
る接触検知手段である接触検知部を有している(図示せ
ず)。この接触検知部の構成としては、例えば、つまみ
部12aの表面に導電体部を設け、或いは、つまみ部1
2a自体を導電体によって構成し、利用者がこの導電体
部分に触れた際に生じる静電容量の変化を検知するタッ
チセンサ等を例示することができる。なお、本形態で
は、回転型エンコーダ部12に接触検知部を設ける構成
としたが、利用者がジョグダイヤル10の操作部(回転
型エンコーダ部12)近傍に触れたことを検知できる構
成であれば、他の部分にこの接触検知部を設けることと
してもよい。例えば、この接触検知部を、ジョグダイヤ
ル10の配置部分近傍における筐体6表面部分に設け、
利用者がジョグダイヤル10近傍に触れたことを検知で
きる構成としてもよい。
【0037】図4等に例示するように、プッシュスイッ
チ部13は、例えば、回転型エンコーダ部12の押し下
げ操作に伴って押し下げられる操作ボタン13a、及び
この操作ボタン13aが押し下げられたことを示す処理
信号が出力される接続用端子11bを有している。
【0038】接点取付基板11は、例えば、略板状の構
造体である。接点取付基板11の上面側には、回転型エ
ンコーダ部12の押し下げ操作時に回転型エンコーダ部
12を移動可能なように保持するガイドレール11d
a、11db、弾性力によって回転型エンコーダ部12
を加圧するねじりコイルバネ11e、ねじりコイルバネ
11eを保持するピン状突起部11d、及びプッシュス
イッチ部13を保持するスイッチ保持壁11cが構成さ
れる。また、図5に例示するように、例えば、接点取付
基板11の側面には、導体によって構成された外部接続
端子11aが設けられ、この外部接続端子11aから、
回転型エンコーダ部12の回転操作に伴う処理信号、及
び利用者が回転型エンコーダ部12の操作部近傍に触れ
たことを示す接触検知信号が出力される構成となってい
る。
【0039】図4から図6に例示するように、プッシュ
スイッチ部13は、例えば、スイッチ保持壁11cに側
面を保持された状態で、接点取付基板11の上面に配置
される。また、回転型エンコーダ部12は、例えば、そ
の側面をガイドレール11da、11dbに保持させ、
図4から図6に示すB方向への移動が可能な状態で接点
取付基板11の上面に配置される。さらに、図4及び図
6に例示するように、例えば、回転型エンコーダ部12
の一部は、ねじりコイルバネ11eによって保持され、
このコイルバネ11eの弾性力により、回転型エンコー
ダ部12は、その押し下げ操作方向(図4等に示すB方
向)と反対向きに加圧される。
【0040】図7は、パームトップコンピュータ1の電
気的な構成を例示したブロック図である。図7に例示す
るように、パームトップコンピュータ1は、例えば、C
PU(Central processing Unit:中央処理装置)2
1、EL(Electro Luminescence)ドライバ22、タッ
チパネル制御部23、バッファ24、音声再生部25、
フラッシュROM(Read Only Memory)26、EDO
DRAM(Extended Data Out Dynamic Random - Acces
s Memory)27、外部メモリ媒体インターフェイス2
8、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス
29、通信部30、バッテリー31、AC(Alternatin
g Current)アダプタ32、電源回路33、及び、前述
した液晶パネル2、キー3、赤外線送受信部7、外部接
続ターミナル9、ジョグダイヤル10を有している。
【0041】CPU21は、例えば、プロセッサを中心
とした構成となっており、発信器21aから供給される
クロック信号に同期して、フラッシュROM26、或い
はEDO DRAM27に格納されているオペレーティ
ングシステム、アプリケーションプログラム等の各種プ
ログラムを実行する。なお、本形態では、このCPU2
1が、操作内容出力手段として機能する。
【0042】ELドライバ22は、例えば、表示パネル
2の液晶表示の裏側に設けられている電界発光素子を動
作させ、液晶パネル2の表示明度を調整する。タッチパ
ネル制御部23は、例えば、タッチパネル2bが操作さ
れた際、その操作に対応するデータ(例えば、タッチさ
れた座標を示すデータ)をタッチパネル2bから受信
し、受信したデータをシリアルバスを介してCPU21
に供給する。
【0043】音声再生部25は、例えば、スピーカ、音
声データの復号回路等から構成され、予めメモリカード
等に格納されている音声データ、他の電子機器から送ら
れた音声データ等を、バッファ24を介して取得し、取
得したその音声データの復号、再生、音声出力を行う。
【0044】フラッシュROM26は、例えば、EEP
ROM(Electrically Erasable Programmable Read -
Only Memory)の一種であるフラッシュメモリによって
構成され、基本的に、CPU21が使用するプログラ
ム、演算用パラメータのうち、その内容が固定されたデ
ータの格納を行う。
【0045】EDO DRAM27は、例えば、メモリ
セルが有するキャパシタに電荷を蓄えることによって情
報の記憶を行うダイナミックRAM(DRAM:Dynami
c Random Access Memory)の一種であり、基本的に、C
PU21が使用するプログラム、プログラムを実行する
ために必要なデータ、及び演算用パラメータのうち、そ
の内容が常時変化するデータの格納を行う。
【0046】外部メモリ媒体インターフェイス28は、
例えば、この外部メモリ媒体インターフェイス28に装
着されたメモリカード等の外部メモリ媒体からのデータ
の読み込み、及びCPU21から供給されたデータのこ
の外部メモリ媒体への書き込みを行う。
【0047】USBインターフェイス29は、例えば、
他の電子機器からのデータ受信、及びCPU21から取
得したデータの他の電子機器への出力を行う。通信部3
0は、例えば、接続されたクレイドルや通信モジュール
等を介して送受信されるデータの入出力が行われるイン
ターフェイスである。この通信部30は、例えば、所定
の方式のパケットに格納され、インターネット等を介し
て送信されたデータの受信、受信したデータのCPU2
1への出力の他、CPU21から取得し、所定のパケッ
トに格納されたデータを、インターネット等を介し、他
の電子機器に出力する。
【0048】電源回路33は、例えば、装着されている
バッテリー31、或いはACアダプタ32から供給され
る電源の電圧を変換し、必要な電力をCPU21等に供
給する。
【0049】前述のように、液晶パネル2は、例えば、
表示パネル2a及びタッチパネル2bを有しており、L
CDバスを介してCPU21から送信されたデータを受
信し、受信したデータに対応する画像、文字等の出力を
行う。
【0050】前述のように、キー3は、例えば、利用者
によって所定のキー入力が行われるスケジュールボタン
3a、アドレス帳ボタン3b等である。前述のように、
赤外線送信部7は、例えば、赤外線通信を行うための送
受信ポートであり、UART(Universal Asynchronous
Receiver ? Transmitter)を介してCPU21から受
信したデータを赤外線信号として他の電子機器に送信す
るとともに、他の電子機器から送信された赤外線信号を
受信し、その赤外線信号に示されるデータをCPU21
に供給する。
【0051】外部接続ターミナル9は、例えば、他の電
子機器からのデータ受信、及びCPU21から取得した
データの他の電子機器への出力を行う。前述のように、
ジョグダイヤル10は、例えば、回転型エンコーダ部1
2、プッシュスイッチ部13及び接触検知部14を有し
ている。回転型エンコーダ部12は、例えば、その回転
操作に伴う回転方向に応じた信号(図7に示す信号1、
信号2)を出力し、出力された信号をCPU21に供給
する。プッシュスイッチ部13は、例えば、回転型エン
コーダ部12の押し下げ操作に伴って出力された信号を
CPU21に供給する。接触検知部14は、例えば、利
用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れたことを
検知し、その検知信号をCPU21に供給する。
【0052】図7に例示するように、CPU21は、例
えば、キー3、赤外線送受信部7、回転型エンコーダ部
12、プッシュスイッチ部13、接触検知部14、バッ
ファ24、通信部30と、それぞれデータのやりとりが
可能なように接続され、バッファ24は、音声再生部2
5と、通信部30は、外部接続ターミナル9と、それぞ
れ情報のやりとりが可能なように接続される。また、C
PU21は、例えば、LCDバスを介して液晶パネル2
と、シリアルバスを介してタッチパネル制御部23と、
アドレスバス及びデータバス等を介してフラッシュRO
M26、EDODRAM27、外部メモリ媒体インター
フェイス28、USBインターフェイス29と、それぞ
れデータのやりとりが可能なように接続される。また、
液晶パネル2は、例えば、ELドライバ22及びタッチ
パネル制御部23と、外部接続ターミナル9は、例え
ば、USBインターフェイス29及び通信部30とデー
タのやりとりが可能なように接続される。
【0053】次に、パームトップコンピュータ1におい
てジョグダイヤル操作を行う場合にCPU21が行う処
理動作について説明する。図8は、パームトップコンピ
ュータ1においてジョグダイヤル操作が行われる際にC
PU21が行う処理動作を説明するためのフローチャー
トである。以下、このフローチャートに沿ってCPU2
1の処理動作の説明を行っていく。
【0054】ステップS1:本ステップでは、例えば、
利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れている
か否かを判断し、その判断内容に応じた処理の振り分け
を行う。
【0055】利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍
(例えば、回転型エンコーダ部12のつまみ部12a)
に触れているか否かの判断は、例えば、接触検知部14
によって行われ、この利用者がジョグダイヤル10の操
作部近傍に触れていることを示す検知信号は、この接触
検知部14によってCPU21に伝達される。この検知
信号を受け取ったCPU21は、例えば、その伝達され
た検知信号を受け取ることにより、利用者がジョグダイ
ヤル10の操作部近傍に触れている旨の判断を行う。こ
こで、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れ
ている旨の判断が行われた場合、ステップS2に進む、
一方、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れ
ていないとの判断が行われた場合、ステップS5に進
む。
【0056】ステップS2:本ステップでは、例えば、
ジョグダイヤル10によって行うことが可能な操作内容
を表示させる。
【0057】ここで、表示させるジョグダイヤル10の
操作内容は、例えば、CPU21によって実行されてい
るアプリケーションの状況に応じ、CPU21が所定の
プログラムに従って選択する。具体的には、CPU21
は、例えば、CPU21によって実行されているアクテ
ィブなアプリケーションの存在の可否、及びそのアプリ
ケーションの内容に応じて異なった表示内容の選択を行
う。この操作内容を示す画像データは、例えば、フラッ
シュROM26或いはEDO DRAM27等の記憶装
置に、所定のオペレーティングプログラム、アプリケー
ションプログラム等と関連づけられて格納されている。
CPU21は、その選択に応じた操作内容を示す画像デ
ータを、フラッシュROM26或いはEDO DRAM
27等から抽出し、抽出した画像データを、LCDバス
を介して液晶パネル2に送る。
【0058】CPU21からこの操作内容を示す画像デ
ータが送られた液晶パネル2は、例えば、その画像デー
タに示される内容を表示パネル2aに表示する。以下
に、その具体例を示す。
【0059】図9は、利用者がジョグダイヤル10の操
作部近傍に触れておらず、ジョグダイヤル10の操作内
容を示す表示が行われていないパームトップコンピュー
タ1を例示した平面図である。
【0060】図9に例示するように、この状態では、表
示パネル2aには、ジョグダイヤル10の操作内容を示
す表示が行われておらず、この表示によって表示パネル
2aに表示されたその他の表示内容が妨げられることは
ない。
【0061】図10から図12は、利用者がジョグダイ
ヤル10の操作部近傍に触れ、これに応じてCPU21
から出力された指示に応じ、表示パネル2aに、ジョグ
ダイヤル10の操作内容を示す表示であるジョグダイヤ
ルウインドウ41〜43が表示された様子を例示した平
面図である。
【0062】図10に例示するジョグダイヤルウインド
ウ41は、ジョグダイヤル10の回転操作によって、表
示パネル2aに表示された画像のズームイン、ズームア
ウトが行われ、その押し下げ動作によって、ズームサイ
ズが固定(フィット)される処理が行われる場合に表示
されるウインドウである。
【0063】利用者は、このように表示されたジョグダ
イヤルウインドウ41を閲覧しつつ、ジョグダイヤル1
0の回転操作及び押し下げ操作を行う。このように行わ
れた操作内容は、例えば、回転型エンコーダ部12及び
プッシュスイッチ部13からの処理信号としてCPU2
1に伝達され、CPU21は、その処理信号に従い、こ
のジョグダイヤルウインドウ41に関連づけられている
アプリケーションプログラムの実行を行う。具体的に
は、例えば、ジョグダイヤル10の回転操作が右回転
(図5等に例示するC1方向)であった場合、その右回
転を示す信号が回転型エンコーダ部12からCPU21
に伝達され、CPU21は、この右回転を示す信号をも
とに、ジョグダイヤルウインドウ41に関連づけられて
いるアプリケーションプログラムの実行を行う。このア
プリケーションプログラムの実行により、CPU21
は、例えば、LCDバスを介し、表示パネル2aへの表
示内容をズームインしていった場合の画像データを順次
液晶パネル2に送り、液晶パネル2は、送られた画像デ
ータに示される画像を表示パネル2aに表示する。そし
て、ジョグダイヤル10が押し下げ操作された場合、そ
の押し下げ操作を示す信号はプッシュスイッチ部13か
らCPU21に伝達され、CPU21は、この押し下げ
操作を示す信号をもとに、ジョグダイヤルウインドウ4
1に関連づけられているアプリケーションプログラムの
実行を行う。このアプリケーションプログラムの実行に
より、例えば、CPU21は、押し下げ操作を示す信号
を受信した時点でのズーム状態の画像データを、LCD
バスを介して液晶パネル2に送り、液晶パネル2は、送
られた画像データを表示パネル2aに表示する。
【0064】図11に例示するジョグダイヤルウインド
ウ42は、ジョグダイヤル10の回転操作によって、パ
ームトップコンピュータ1によって行う処理の内容が選
択され、その押し下げ動作によって、選択された処理が
決定される処理が行われる場合に表示されるウインドウ
である。図11に例示するように、ジョグダイヤルウイ
ンドウ42は、例えば、選択を行う処理内容(「輝度調
整」、「消音設定」、「音量設定」、「スタートメニュ
ー」、「取扱説明書」、「インターネット」、「art
Label」等)を示す処理項目42b、及び選択し
た処理項目が配置されるカーソル42aを有している。
【0065】上述したジョグダイヤルウインドウ41の
場合と同様、利用者は、このように表示されたジョグダ
イヤルウインドウ42を閲覧しつつ、ジョグダイヤル1
0の回転操作及び押し下げ操作を行う。このように行わ
れた操作内容は、例えば、回転型エンコーダ部12及び
プッシュスイッチ部13からの処理信号としてCPU2
1に伝達され、CPU21は、その処理信号に従い、こ
のジョグダイヤルウインドウ42に関連づけられている
アプリケーションプログラムの実行を行う。具体的に
は、例えば、ジョグダイヤル10の回転操作が右回転
(図5等に例示するC1方向)であった場合、その右回
転を示す信号が回転型エンコーダ部12からCPU21
に伝達され、CPU21は、この右回転を示す信号をも
とに、ジョグダイヤルウインドウ42に関連づけられて
いるアプリケーションプログラムの実行を行う。このア
プリケーションプログラムの実行により、CPU21
は、例えば、ジョグダイヤルウインドウ42に表示され
ている処理項目42bのスクロールを行う。ここでのス
クロールは、例えば、処理項目42bの表示を、ジョグ
ダイヤル10の回転操作方向(ジョグダイヤル10の回
転操作が右回転であった場合には図11のD1方向)
に、順次、送り出していくことによって行われる。そし
て、ジョグダイヤル10が押し下げ操作された場合、そ
の押し下げ操作を示す信号はプッシュスイッチ部13か
らCPU21に伝達され、CPU21は、この押し下げ
操作を示す信号をもとに、ジョグダイヤルウインドウ4
2に関連づけられているアプリケーションプログラムの
実行を行う。このアプリケーションプログラムの実行に
より、例えば、CPU21は、押し下げ操作を示す信号
を受信した時点においてカーソル42aに配置されてい
る処理項目42bに該当する処理を行うプログラムの起
動を行う。具体的には、例えば、CPU21が押し下げ
操作を示す信号を受信した時点においてカーソル42a
に配置されている処理項目42bが「スタートメニュ
ー」であった場合、CPU21は、フラッシュROM2
6或いはEDO DRAM27に格納されている「スタ
ートメニュー」を実行するアプリケーションプログラム
を抽出し、その実行を行う。なお、この処理項目の選択
後、選択された処理内容に適したジョグダイヤルウイン
ドウを表示パネル2aに表示させていくこととしてもよ
い。
【0066】図12に例示するジョグダイヤルウインド
ウ43は、ジョグダイヤル10の回転操作によって、表
示パネル2aの表示内容のスクロールが行われ、その押
し下げ動作によって、表示パネル2aに表示されたウイ
ンドウ(ジョグダイヤルウインドウ43とは別のウイン
ドウ)の最大化が行われる場合に表示されるウインドウ
である。
【0067】利用者は、このように表示されたジョグダ
イヤルウインドウ43を閲覧しつつ、ジョグダイヤル1
0の回転操作及び押し下げ操作を行う。このように行わ
れた操作内容は、例えば、回転型エンコーダ部12及び
プッシュスイッチ部13からの処理信号としてCPU2
1に伝達され、CPU21は、その処理信号に従い、こ
のジョグダイヤルウインドウ43に関連づけられている
アプリケーションプログラムの実行を行う。具体的に
は、例えば、ジョグダイヤル10の回転操作が右回転
(図5等に例示するC1方向)であった場合、その右回
転を示す信号が回転型エンコーダ部12からCPU21
に伝達され、CPU21は、この右回転を示す信号をも
とに、ジョグダイヤルウインドウ43に関連づけられて
いるアプリケーションプログラムの実行を行う。このア
プリケーションプログラムの実行により、CPU21
は、例えば、LCDバスを介し、表示パネル2aへの表
示内容を上方向にスクロールしていった場合の画像デー
タを順次液晶パネル2に送り、液晶パネル2は、送られ
た画像データに示される画像を表示パネル2aに表示す
る。そして、ジョグダイヤル10が押し下げ操作された
場合、その押し下げ操作を示す信号はプッシュスイッチ
部13からCPU21に伝達され、CPU21は、この
押し下げ操作を示す信号をもとに、ジョグダイヤルウイ
ンドウ43に関連づけられているアプリケーションプロ
グラムの実行を行う。このアプリケーションプログラム
の実行により、例えば、CPU21は、ウインドウを最
大化した画像を示す画像データを、LCDバスを介して
液晶パネル2に送り、液晶パネル2は、送られた画像デ
ータを表示パネル2aに表示する。
【0068】ステップS3:本ステップでは、例えば、
ジョグダイヤルウインドウが表示されたことを示す表示
フラグを立てる。具体的には、例えば、ジョグダイヤル
ウインドウが表示されたことを示すデータをフラッシュ
ROM26或いはEDO DRAM27に格納する。
【0069】ステップS4:本ステップでは、例えば、
現在時刻t1の更新・記録を行う。具体的には、例え
ば、図示していないクロックから現在時刻を取得し、取
得した現在時刻をt1としてフラッシュROM26或い
はEDO DRAM27に格納する。
【0070】ステップS5:本ステップでは、例えば、
ジョグダイヤルウインドウが表示されたことを示す表示
フラグが立てられているか否かを判断し、その判断結果
に応じた処理の振り分けを行う。具体的には、例えば、
フラッシュROM26或いはEDO DRAM27に、
ジョグダイヤルウインドウが表示されたことを示すデー
タが格納されているか否かを判断し、その判断結果に応
じた処理を行う。ここで、フラッシュROM26或いは
EDO DRAM27に、ジョグダイヤルウインドウが
表示されたことを示すデータが格納されていた場合(表
示フラグが立っていた場合)、ステップS6に進む。一
方、このジョグダイヤルウインドウが表示されたことを
示すデータが格納されていなかった場合(表示フラグが
おりていた場合)、ステップS8に進む。
【0071】ステップS6:本ステップでは、例えば、
ステップS4で更新・記録されたt1から一定時間が経
過しているか否かを判断し、その判断結果に応じた処理
の振り分けを行う。具体的には、例えば、図示していな
いクロックから現在時刻を取得し、さらに、フラッシュ
ROM26或いはEDO DRAM27からステップS
4で更新・記録されたt1のデータを取得する。このよ
うに取得された現在時刻とt1とは比較され、これによ
り、t1から一定時間が経過しているか否かが判断され
る。ここで、t1から一定時間が経過していると判断さ
れた場合、ステップS7に進む。一方、t1から一定時
間が経過していないと判断された場合、ステップS1に
進む。
【0072】ステップS7:本ステップでは、例えば、
表示フラグをおろす。具体的には、例えば、ジョグダイ
ヤルウインドウが表示されたことを示すデータをフラッ
シュROM26或いはEDO DRAM27から消去
し、或いは、ジョグダイヤルウインドウが消去されたこ
とを示すデータをフラッシュROM26或いはEDO
DRAM27に格納する。
【0073】ステップS8:本ステップでは、例えば、
ジョグダイヤル10によって行うことが可能な操作内容
表示(ジョグダイヤルウインドウ)の表示を終了する。
【0074】このように、本形態では、接触検知部14
によって、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に
触れているか否かを検知し、接触検知部14によって、
利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れたこと
が検知された場合、ジョグダイヤル10によって行うこ
とが可能な操作内容であるジョグダイヤルウインドウ4
1〜43を表示パネル2aに表示させることとしたた
め、ジョグダイヤル10の操作を行わないときには、不
必要にジョグダイヤルウインドウ41〜43を表示せ
ず、ジョグダイヤル10の操作を開始する際には、ジョ
グダイヤル10の操作を行うことなく、このジョグダイ
ヤルウインドウ41〜43の表示を行うことができる。
これにより、ジョグダイヤル10による操作を行わない
際に、表示されたジョグダイヤルウインドウ41〜43
によって、表示パネル2aに表示された他の表示内容の
表示が妨げられることを防止するとともに、ジョグダイ
ヤル10の操作内容を知るために不必要なジョグダイヤ
ル操作を行う必要がなくなり、パームトップコンピュー
タ1の利便性を向上させることが可能となる。
【0075】また、ステップS6〜S8に示すように、
本形態では、表示パネル2aへのジョグダイヤルウイン
ドウ41〜43の表示後、利用者がジョグダイヤル10
の操作部近傍に触れていない状態となった後において
も、ジョグダイヤルウインドウ41〜43の表示を一定
時間継続させることとしたため、ジョグダイヤル10の
操作時、利用者がジョグダイヤル10を一瞬離してしま
ったような場合であっても、ジョグダイヤルウインドウ
41〜43の表示が即座に消えてしまうことはない。こ
れにより、ジョグダイヤル10の操作時における利便性
を向上させることができる。
【0076】また、本形態では、利用者がジョグダイヤ
ル10を操作する前に、その操作内容を示すジョグダイ
ヤルウインドウ41〜43を表示パネル2aに表示させ
ることとしたため、ジョグダイヤル10の操作内容を知
るために不必要なジョグダイヤル操作を行い、ジョグダ
イヤル10操作時における利便性を低下させてしまうこ
とを防止することができる。
【0077】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、本形態では、接触検知部1
4によって、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍
に触れたことが検知された場合、ジョグダイヤル10に
よって行うことが可能な操作内容であるジョグダイヤル
ウインドウ41〜43を表示パネル2aに表示させるこ
ととしたが、接触検知部14によって、利用者がジョグ
ダイヤル10の操作部近傍に触れたことが検知された場
合、ジョグダイヤル10によって行うことが可能な操作
内容を、音声再生部25等を用いて音声出力することと
してもよい。
【0078】また、本形態では、接触検知部14によっ
て、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れた
ことが検知された場合、ジョグダイヤル10によって行
うことが可能な操作内容であるジョグダイヤルウインド
ウ41〜43を表示パネル2aに表示させることとした
が、このジョグダイヤル10によって行うことが可能な
操作内容であるジョグダイヤルウインドウ41〜43の
代わりに、ジョグダイヤル10とジョグダイヤル10以
外の情報入力手段(例えば、キー3による入力、操作ペ
ンによるタッチパネル2bへの入力)とを併用して行う
ことが可能な操作内容を出力させることとしてもよい。
【0079】さらに、本形態では、情報処理装置として
パームトップコンピュータ1を例にとって説明を行った
が、ノート型パソコン、携帯電話その他の情報処理装置
に、本発明を適用することとしてもよい。
【0080】次に、本発明における第2の実施の形態に
ついて説明する。本形態は、第1の実施の形態の変形例
であり、接触検知部14によって、利用者がジョグダイ
ヤル10の操作部近傍に触れたことが検知された際に、
表示パネル2aに表示させる内容のみが第1の実施の形
態と相違する。以下では、第1の実施の形態との相違点
を中心に説明を行い、第1の実施の形態と共通する事項
については説明を省略する。
【0081】本形態におけるパームトップコンピュータ
1の構成は第1の実施の形態と同一であるため説明を省
略し、本形態におけるパームトップコンピュータ1にお
いてジョグダイヤル操作を行う場合にCPU21が行う
処理動作について説明する。
【0082】図13は、本形態におけるパームトップコ
ンピュータ1においてジョグダイヤル操作が行われる際
にCPU21が行う処理動作を説明するためのフローチ
ャートである。以下、このフローチャートに沿ってCP
U21の処理動作の説明を行っていく。
【0083】ステップS11:本ステップでは、例え
ば、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れて
いるか否かを判断し、その判断内容に応じた処理の振り
分けを行う。
【0084】利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍
(例えば、回転型エンコーダ部12のつまみ部12a)
に触れているか否かの判断は、例えば、接触検知部14
によって行われ、この利用者がジョグダイヤル10の操
作部近傍に触れていることを示す検知信号は、この接触
検知部14によってCPU21に伝達される。この検知
信号を受け取ったCPU21は、例えば、その伝達され
た検知信号を受け取ることにより、利用者がジョグダイ
ヤル10の操作部近傍に触れている旨の判断を行う。こ
こで、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れ
ている旨の判断が行われた場合、ステップS12に進
む、一方、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に
触れていないとの判断が行われた場合、ステップS15
に進む。
【0085】ステップS12:本ステップでは、例え
ば、ジョグダイヤル10による操作に適した入力操作画
面を表示させる。
【0086】ここで、表示させるジョグダイヤル10に
よる操作に適した入力操作画面は、例えば、CPU21
によって実行されているアプリケーションの状況に応
じ、CPU21が所定のプログラムに従って選択する。
具体的には、CPU21は、例えば、CPU21によっ
て実行されているアクティブなアプリケーションの存在
の可否、及びそのアプリケーションの内容に応じて異な
った表示内容の選択を行う。この操作内容を示す画像デ
ータは、例えば、フラッシュROM26或いはEDO
DRAM27等の記憶装置に、所定のオペレーティング
プログラム、アプリケーションプログラム等と関連づけ
られて格納されている。CPU21は、その選択に応じ
た操作内容を示す画像データを、フラッシュROM26
或いはEDO DRAM27等から抽出し、抽出した画
像データを、LCDバスを介して液晶パネル2に送る。
【0087】CPU21からこの操作内容を示す画像デ
ータが送られた液晶パネル2は、例えば、その画像デー
タに示される内容を表示パネル2aに表示する。以下
に、その具体例を示す。
【0088】図14は、利用者がジョグダイヤル10の
操作部近傍に触れておらず、表示パネル2aに、図示し
ていない操作ペンによる入力操作に適した入力操作画面
が表示されているパームトップコンピュータ1を例示し
た平面図である。
【0089】図14に例示するように、この状態の場
合、表示パネル2aには、例えば、複数のキャラクター
51a〜51lが、横4列、縦3列に整列された状態で
表示され、さらに、選択されたキャラクター51a〜5
1lを示すカーソル52が表示される。利用者は、例え
ば、図示していない操作ペン等を用い、表示パネル2a
に触れ、所望のキャラクター51a〜51lを選択す
る。例えば、選択されたキャラクター51a〜51l部
分には、カーソル52が表示され、これにより、選択さ
れたキャラクター52a〜51lが明示される。その
後、所定のアプリケーションプログラムがCPU21で
実行され、その選択に応じた処理が行われる。
【0090】図15は、利用者がジョグダイヤル10の
操作部近傍に触れ、表示パネル2aに、ジョグダイヤル
10による操作に適した入力操作画面が表示されること
となったパームトップコンピュータ1を例示した平面図
である。
【0091】図15に例示するように、この状態の場
合、表示パネル2aには、例えば、キャラクター61d
〜61jが円弧状に並べられて表示され、さらに、その
中央に位置するキャラクター61g部分には、カーソル
62が表示される。
【0092】利用者は、このように表示パネル2aに表
示されたキャラクター61d〜61jを閲覧しつつ、ジ
ョグダイヤル10の回転操作及び押し下げ操作を行う。
このように行われた操作内容は、例えば、回転型エンコ
ーダ部12及びプッシュスイッチ部13からの処理信号
としてCPU21に伝達され、CPU21は、その処理
信号に従い、表示された入力操作画面に関連づけられて
いるアプリケーションプログラムの実行を行う。具体的
には、例えば、ジョグダイヤル10の回転操作が右回転
(図5等に例示するC1方向)であった場合、その右回
転を示す信号が回転型エンコーダ部12からCPU21
に伝達され、CPU21は、この右回転を示す信号をも
とに、このアプリケーションプログラムを実行する。こ
れにより、CPU21は、例えば、LCDバスを介し、
表示されたキャラクター61d〜61jを、順次、右回
転方向(図15に示すE1方向)に送り出しながら回転
させていくように表示させる画像データを表示パネル2
aに送る。この画像データを受け取った表示パネル2a
は、その画像データに応じ、順次、キャラクター61d
〜61jを図15に示すE1方向に回転移動させながら
表示していく。なお、この際、回転移動前には、ウイン
ドウ外に配置されていたため表示されていなかったその
他のキャラクターも順次表示されていくこととなる。ま
た、例えば、ジョグダイヤル10の回転操作が左回転
(図5等に例示するC2方向)であった場合、その左回
転を示す信号が回転型エンコーダ部12からCPU21
に伝達され、CPU21は、この左回転を示す信号をも
とに、このアプリケーションプログラムを実行する。こ
れにより、CPU21は、例えば、LCDバスを介し、
表示されたキャラクター61d〜61jを、順次、左回
転方向(図15に示すE2方向)に送り出しながら回転
させていくように表示させる画像データを表示パネル2
aに送る。この画像データを受け取った表示パネル2a
は、その画像データに応じ、順次、キャラクター61d
〜61jを図15に示すE2方向に回転移動させながら
表示していく。また、ジョグダイヤル10が押し下げ操
作された場合、その押し下げ操作を示す信号はプッシュ
スイッチ部13からCPU21に伝達され、CPU21
は、この押し下げ操作を示す信号をもとに、このアプリ
ケーションプログラムを実行する。このアプリケーショ
ンプログラムの実行により、例えば、CPU21は、押
し下げ操作を示す信号を受信した時点において表示パネ
ル2aのカーソル62部分に表示させているキャラクタ
ー61d〜61jを利用者によって選択されたキャラク
ターとして決定し、その決定に応じたその後の処理を開
始する。
【0093】ステップS13:本ステップでは、例え
ば、ジョグダイヤル10による操作に適した入力操作画
面が表示されたことを示す表示フラグを立てる。具体的
には、例えば、このジョグダイヤル10による操作に適
した入力操作画面が表示されたことを示すデータをフラ
ッシュROM26或いはEDO DRAM27に格納す
る。
【0094】ステップS14:本ステップでは、例え
ば、現在時刻t1の更新・記録を行う。具体的には、例
えば、図示していないクロックから現在時刻を取得し、
取得した現在時刻をt1としてフラッシュROM26或
いはEDO DRAM27に格納する。
【0095】ステップS15:本ステップでは、例え
ば、ジョグダイヤル10による操作に適した入力操作画
面が表示されたことを示す表示フラグが立てられている
か否かを判断し、その判断結果に応じた処理の振り分け
を行う。具体的には、例えば、フラッシュROM26或
いはEDO DRAM27に、このジョグダイヤル10
による操作に適した入力操作画面が表示されたことを示
すデータが格納されているか否かを判断し、その判断結
果に応じた処理を行う。ここで、フラッシュROM26
或いはEDO DRAM27に、ジョグダイヤル10に
よる操作に適した入力操作画面が表示されたことを示す
データが格納されていた場合(表示フラグが立っていた
場合)、ステップS16に進む。一方、このジョグダイ
ヤル10による操作に適した入力操作画面が表示された
ことを示すデータが格納されていなかった場合(表示フ
ラグがおりていた場合)、ステップS18に進む。
【0096】ステップS16:本ステップでは、例え
ば、ステップS14で更新・記録されたt1から一定時
間が経過しているか否かを判断し、その判断結果に応じ
た処理の振り分けを行う。具体的には、例えば、図示し
ていないクロックから現在時刻を取得し、さらに、フラ
ッシュROM26或いはEDO DRAM27からステ
ップS14で更新・記録されたt1のデータを取得す
る。このように取得された現在時刻とt1とは比較さ
れ、これにより、t1から一定時間が経過しているか否
かが判断される。ここで、t1から一定時間が経過して
いると判断された場合、ステップS17に進む。一方、
t1から一定時間が経過していないと判断された場合、
ステップS11に進む。
【0097】ステップS17:本ステップでは、例え
ば、表示フラグをおろす。具体的には、例えば、ジョグ
ダイヤル10による操作に適した入力操作画面が表示さ
れたことを示すデータをフラッシュROM26或いはE
DO DRAM27から消去し、或いは、ジョグダイヤ
ル10による操作に適した入力操作画面が消去されたこ
とを示すデータをフラッシュROM26或いはEDO
DRAM27に格納する。
【0098】ステップS18:本ステップでは、例え
ば、ジョグダイヤル10による操作に適した入力操作画
面の表示を終了する。
【0099】このように、本形態では、接触検知部14
によって、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に
触れているか否かを検知し、接触検知部14によって、
利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れたこと
が検知された場合、ジョグダイヤル10による操作に適
した入力操作画面を表示パネル2aに表示させることと
したため、ジョグダイヤル10以外の入力手段(例え
ば、操作ペンによる入力等)によって情報を入力する場
合、及びジョグダイヤル10操作によって情報を入力す
る場合、いずれの場合においても最適な状態でパームト
ップコンピュータ1の操作を行うことができ、結果、パ
ームトップコンピュータ1の利便性を向上させることが
可能となる。
【0100】また、ステップS16〜S18に示すよう
に、本形態では、表示パネル2aに対するジョグダイヤ
ル10による操作に適した入力操作画面の表示後、利用
者がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れていない状
態となった後においても、このジョグダイヤル10によ
る操作に適した入力操作画面の表示を一定時間継続させ
ることとしたため、ジョグダイヤル10の操作時、利用
者がジョグダイヤル10を一瞬離してしまったような場
合であっても、ジョグダイヤル10による操作に適した
入力操作画面の表示が即座に消えてしまうことはない。
これにより、ジョグダイヤル10の操作時における利便
性を向上させることができる。
【0101】また、本形態では、利用者がジョグダイヤ
ル10を操作する前に、ジョグダイヤル10による操作
に適した入力操作画面を表示パネル2aに表示させるこ
ととしたため、ジョグダイヤル10による操作に適した
入力操作画面を表示させるために不必要なジョグダイヤ
ル操作を行い、ジョグダイヤル10操作時における利便
性を低下させてしまうことを防止することができる。
【0102】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、本形態では、接触検知部1
4によって、利用者がジョグダイヤル10の操作部近傍
に触れたことが検知された場合、ジョグダイヤル10に
よる操作に適した入力操作画面を表示パネル2aに表示
させることとしたが、接触検知部14によって、利用者
がジョグダイヤル10の操作部近傍に触れたことが検知
された場合、ジョグダイヤル10とジョグダイヤル10
以外の情報入力手段(例えば、キー3による入力、操作
ペンによるタッチパネル2bへの入力)とを併用して行
う場合に適した入力操作画面を表示パネル2aに出力さ
せることとしてもよい。
【0103】また、本形態では、情報処理装置としてパ
ームトップコンピュータ1を例にとって説明を行った
が、ノート型パソコン、携帯電話その他の情報処理装置
に、本発明を適用することとしてもよい。
【0104】さらに、上述の実施の形態では、ジョグダ
イヤルに対し、本発明を適用することとしたが、ジョイ
スティックや所定角度のみしか回転しない操作子等、そ
の他の操作子に対し、本発明を適用することとしてもよ
い。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、接触検
知手段によって、利用者が回転操作型情報入力装置の操
作部近傍に触れているか否かを検知し、接触検知手段に
よって、利用者が回転操作型情報入力装置の操作部近傍
に触れたことが検知された場合、回転操作型情報入力装
置によって行うことが可能な操作内容を表示させること
としたため、回転操作型情報入力装置による操作を行わ
ない際に、表示された操作内容表示によって、他の表示
内容の表示が妨げられることを防止するとともに、回転
操作型情報入力装置の操作内容を知るために不必要な回
転操作型情報入力装置操作を行う必要がなくなる。これ
により、情報処理装置の利便性を向上させることが可能
となる。
【0106】また、接触検知手段によって、利用者が回
転操作型情報入力装置の操作部近傍に触れているか否か
を検知し、接触検知手段によって、利用者が回転操作型
情報入力装置の操作部近傍に触れたことが検知された場
合、回転操作型情報入力装置による操作に適した入力操
作画面を表示させることとしたため、回転操作型情報入
力装置以外の入力手段によって情報を入力する場合、及
び回転操作型情報入力装置によって情報を入力する場
合、いずれの場合においても最適な状態で情報処理装置
の操作を行うことができ、結果、情報処理装置の利便性
を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パームトップコンピュータの外観構成を例示し
た平面図である。
【図2】(a)は、図1における背面図を、(b)は、
図1における正面図を、それぞれ示している。
【図3】(a)は、図1における左側面図を、(b)
は、図1における右側面図を、それぞれ例示している。
【図4】図3におけるA−A断面図である。
【図5】ジョグダイヤルの構成を例示した斜視図であ
る。
【図6】ジョグダイヤルの構成を例示した平面図であ
る。
【図7】パームトップコンピュータの電気的な構成を例
示したブロック図である。
【図8】パームトップコンピュータにおいてジョグダイ
ヤル操作が行われる際にCPUが行う処理動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】利用者がジョグダイヤルの操作部近傍に触れて
おらず、ジョグダイヤルの操作内容を示す表示が行われ
ていないパームトップコンピュータを例示した平面図で
ある。
【図10】利用者がジョグダイヤルの操作部近傍に触
れ、これに応じてCPUから出力された指示に応じ、表
示パネルに、ジョグダイヤルの操作内容を示す表示であ
るジョグダイヤルウインドウが表示された様子を例示し
た平面図である。
【図11】利用者がジョグダイヤルの操作部近傍に触
れ、これに応じてCPUから出力された指示に応じ、表
示パネルに、ジョグダイヤルの操作内容を示す表示であ
るジョグダイヤルウインドウが表示された様子を例示し
た平面図である。
【図12】利用者がジョグダイヤルの操作部近傍に触
れ、これに応じてCPUから出力された指示に応じ、表
示パネルに、ジョグダイヤルの操作内容を示す表示であ
るジョグダイヤルウインドウが表示された様子を例示し
た平面図である。
【図13】パームトップコンピュータにおいてジョグダ
イヤル操作が行われる際にCPUが行う処理動作を説明
するためのフローチャートである。
【図14】利用者がジョグダイヤルの操作部近傍に触れ
ておらず、表示パネルに、図示していない操作ペンによ
る入力操作に適した入力操作画面が表示されているパー
ムトップコンピュータを例示した平面図である。
【図15】利用者がジョグダイヤルの操作部近傍に触
れ、表示パネルに、ジョグダイヤルによる操作に適した
入力操作画面が表示されることとなったパームトップコ
ンピュータを例示した平面図である。
【符号の説明】
1…パームトップコンピュータ、2…液晶パネル、2a
…表示パネル、10…ジョグダイヤル、14…接触検知
部、21…CPU、41〜43…ジョグダイヤルウイン
ドウ、51a〜51l、61d〜61j…キャラクタ
ー、52、62…カーソル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の情報を処理する情報処理装置にお
    いて、 回転操作によって情報の入力が行われる回転操作型情報
    入力装置と、 利用者が前記回転操作型情報入力装置の操作部近傍に触
    れたことを検知する接触検知手段と、 前記接触検知手段によって前記利用者が前記回転操作型
    情報入力装置の操作部近傍に触れたことが検知された場
    合、前記回転操作型情報入力装置によって行うことが可
    能な操作内容を出力させる操作内容出力手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 各種の情報を表示する情報表示装置をさ
    らに有し、 前記操作内容出力手段は、 前記接触検知手段によって前記利用者が前記回転操作型
    情報入力装置の操作部近傍に触れたことが検知された場
    合、前記操作内容を前記情報表示装置に表示させること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作内容出力手段は、 前記情報表示装置における前記操作内容の表示後、前記
    利用者が前記回転操作型情報入力装置の操作部近傍に触
    れていない状態となった後においても、前記操作内容の
    表示を一定時間継続させることを特徴とする請求項2記
    載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記操作内容出力手段は、 前記回転操作型情報入力装置の操作が行われる前に、前
    記操作内容を前記情報表示装置に表示させることを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記操作内容出力手段は、 前記回転操作型情報入力装置と、前記回転操作型情報入
    力装置以外の情報入力手段と、を併用して行うことが可
    能な操作内容を出力させることを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 各種の情報を処理する情報処理装置にお
    いて、 各種の情報を表示する情報表示装置と、 回転操作によって情報の入力が行われる回転操作型情報
    入力装置と、 利用者が前記回転操作型情報入力装置の操作部近傍に触
    れたことを検知する接触検知手段と、 前記接触検知手段によって前記利用者が前記回転操作型
    情報入力装置の操作部近傍に触れたことが検知された場
    合、前記回転操作型情報入力装置による操作に適した入
    力操作画面を前記情報表示装置に表示させる操作内容出
    力手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記操作内容出力手段は、 前記情報表示装置において前記回転操作型情報入力装置
    による操作に適した前記入力操作画面が表示された後、
    前記利用者が前記回転操作型情報入力装置の操作部近傍
    に触れていない状態となった後においても、前記回転操
    作型情報入力装置による操作に適した前記入力操作画面
    の表示を一定時間継続させることを特徴とする請求項6
    記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記操作内容出力手段は、 前記回転操作型情報入力装置の操作が行われる前に、前
    記回転操作型情報入力装置による操作に適した前記入力
    操作画面を前記情報表示装置に表示させることを特徴と
    する請求項6記載の情報処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1729517A2 (en) 2005-05-23 2006-12-06 Sony Corporation Content display-playback system, content display-playback method, and recording medium and operation control apparatus used therewith
US7404518B2 (en) 2005-05-23 2008-07-29 Sony Corporation Controller, control method, and program
JP2010277319A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Tokai Rika Co Ltd 操作方法提示装置
US8201097B2 (en) 2007-01-05 2012-06-12 Sony Corporation Information processing apparatus, display control method, and program

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